JP2005181705A - 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法 - Google Patents

電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005181705A
JP2005181705A JP2003422699A JP2003422699A JP2005181705A JP 2005181705 A JP2005181705 A JP 2005181705A JP 2003422699 A JP2003422699 A JP 2003422699A JP 2003422699 A JP2003422699 A JP 2003422699A JP 2005181705 A JP2005181705 A JP 2005181705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal group
inspection
group
terminals
inspection terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003422699A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Tanaka
重和 田中
Chisako Suganuma
千砂子 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2003422699A priority Critical patent/JP2005181705A/ja
Publication of JP2005181705A publication Critical patent/JP2005181705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
プローブ端子を形成する手間及びコストを軽減することができる電気光学装置、その電気光学装置に用いられる電気光学装置用基板、その電気光学装置に用いられる検査装置、その電気光学装置が搭載された電子機器、その電気光学装置の検査方法及びその電気光学装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】
出力端子群8、9のそれぞれと電気的に接続され所定のピッチに配列された検査端子群17、18を有し、出力端子群8に電気的に接続された例えば検査端子17aと出力端子群9に電気的に接続された例えば検査端子18aとの距離がそのピッチの整数倍の長さになるように、基板2上に設けられた検査端子群17、18を具備するので、プローブ端子のピッチを例えば検査端子群17のピッチdに合わせるだけで、検査の際に各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば携帯電話、携帯情報端末等に用いられる電気光学装置、その電気光学装置に用いられる電気光学装置用基板、その電気光学装置の検査に用いられる検査装置、その電気光学装置が搭載された電子機器、その電気光学装置の検査方法及びその電気光学装置の製造方法に関する。
携帯電話や携帯情報端末等に搭載される、例えば液晶装置等の電気光学装置を製造する過程では、基板に形成された配線同士のショート検査が行われる。例えば駆動用ドライバと接続される配線のショート検査の場合、検査の対象となる配線にそれぞれ検査端子を接続させておき、検査装置のプローブ端子群をこの検査端子群に接触させてショート検査を行う。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−253980号公報
しかしながら、このような検査端子群は基板の空きスペースに応じて形成されるだけなので、2個以上の駆動用ドライバを有する電気光学装置では、それぞれの駆動用ドライバに形成される検査端子群同士の間隔が異なる場合もある。このため、一つ一つの検査装置について、検査端子群の間隔に合うようにプローブ端子を配列して形成する必要があり、莫大な手間とコストを要するという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、プローブ端子を形成する手間及びコストを軽減することができる電気光学装置、その電気光学装置に用いられる電気光学装置用基板、その電気光学装置に用いられる検査装置、その電気光学装置が搭載された電子機器、その電気光学装置の検査方法及びその電気光学装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電気光学装置用基板は、第1の接続端子群と、第2の接続端子群と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする。
ここで「離間する」とは、第1の検査端子群と第2の検査端子群とが互いに離間していることをいう。また、「電気光学装置用基板」とは、例えばEL装置の基板や第1及び第2の検査端子群や電気的配線等が配置されたガラス基板等をいう。
本発明では、第1の接続端子群と、第2の接続端子群と、所定の間隔で端子が配列されてなり、この第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、第2の接続用端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、第1の検査端子群は、第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、この離間した間隔は、第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であるので、例えば第1及び第2の検査端子の端子同士の間隔が異なる場合であっても、電気光学装置の検査を行う際に用いるプローブ端子のピッチを第1の検査端子群のピッチに合わせるようにすれば、プローブ端子が第1及び第2の検査端子群に接触し、検査の際に各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1及び第2の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第2の検査端子群は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の1倍の間隔で端子が配列されてなることを特徴とする。これにより、第1及び第2の検査端子の端子同士の間隔が同じ場合でも、電気光学装置の検査を行う際に用いるプローブ端子のピッチを第1の検査端子群のピッチに合わせるようにすれば、検査の際に各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1及び第2の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。
本発明の別の観点に係る電気光学装置は、電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、前記第1の基板に実装され、前記第1及び第2の接続端子群とそれぞれ電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第1及び第2の電子部品と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする。
本発明では、所定の間隔で端子が配列されてなり、第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、この第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、第1の検査端子群は、第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、この離間した間隔は、第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であるので、例えば電気光学装置の検査を行う際に用いるプローブ端子のピッチを第1の検査端子群のピッチに合わせるだけで、検査の際に各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1及び第2の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1の基板上で前記第1及び第2の接続端子群の間に設けられ、前記第1の電極群と電気的に接続された第3の接続端子群と、前記第1の基板に実装され、前記第3の接続端子群と電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第3の電子部品と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第3の接続端子群に電気的に接続されてなる第3の検査端子群とを備え、前記第3の検査端子群は、前記第1及び前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、前記第1及び前記第2の検査端子群の間に離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする。これにより、例えば電気光学装置の検査を行う際に用いるプローブ端子のピッチを第1の検査端子群のピッチに合わせるだけで、検査の際に各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1、第2及び第3の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。また、第1及び第2の電極群、第1、第2及び第3の接続端子群についてショート検査をまとめて行うことができるので、検査工程を短縮することができる。
本発明の別の観点に係る電気光学装置は、電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、前記第1の基板と接続され、表面に前記第1及び第2の電極群に夫々電気的に接続された第3及び第4の電極群が設けられた第3の基板と、前記第3の基板上に設けられ、前記第4の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、前記第3の基板上に設けられ、前記第4の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、前記第3の基板に実装され、前記第1及び第2の接続端子群とそれぞれ電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第1及び第2の電子部品と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする。
本発明では、例えばCOF(Chip On Film)等、フレキシブル基板が接続される電気光学装置の検査の際にも各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1及び第2の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記第3の基板で前記第1及び第2の接続端子群の間に設けられ、前記第3の電極群と電気的に接続された第3の接続端子群と、前記第3の基板に実装され、前記第3の接続端子群と電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第3の電子部品と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第3の接続端子群に電気的に接続されてなる第3の検査端子群とを備え、前記第3の検査端子群は、前記第1及び前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする。
本発明の別の観点に係る検査装置は、上記の電気光学装置用基板又は上記の電気光学装置の前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群を具備することを特徴とする。
本発明では、プローブ端子群のピッチが上記の電気光学装置の第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されているので、検査の際に各電気光学装置で共通のプローブ端子を用いることができる。これにより、一つ一つの検査装置について、第1及び第2の検査端子群の間隔に合わせてプローブ端子を配列する手間及びコストを軽減させることができる。
本発明の一の形態によれば、前記プローブ端子群は、前記第1及び第2の検査端子群に対応する位置に配列され、前記対応する位置ごとに、それぞれ前記検査端子群の端子数よりも多くの端子数が設けられていることを特徴とする。これにより、プローブ端子群と第1及び第2の検査端子群との位置合わせの際にプローブ端子群がずれても、第1及び第2の検査端子群と接触することができる。
本発明の別の観点に係る電子機器は、上記の電気光学装置用基板を用いた電気光学装置又は上記の電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
本発明の別の観点に係る検査方法は、電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍である電気光学パネルの前記第1及び第2の検査端子群と、前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群との位置合わせをする工程と、前記プローブ端子群を前記第1及び第2の検査端子群に接触させる工程と、前記プローブ端子群に所定の電圧を印加することにより、少なくとも前記第2の電極群の電気的良否を検出する工程とを具備することを特徴とする。
ここで、電気光学パネルとは、電子部品が実装されない状態の電気光学パネルをいうものとする。
本発明によれば、第1及び第2の検査端子群と、第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群との位置合わせをする工程と、プローブ端子群を第1及び第2の検査端子群に接触させる工程と、プローブ端子群に所定の電圧を印加することにより、少なくとも第2の電極群の電気的良否を検出する工程とを具備するので、それぞれの電気光学パネルについて、等ピッチに配列された第1及び第2の検査端子群に対して共通のプローブ端子群を用いて検査を行うことができる。これにより、一つ一つの電気光学パネルに合わせてプローブ端子群を配列する手間を省くことができ、検査工程を短縮することができる。
本発明の別の観点に係る電気光学装置の製造方法は、第1及び第2の基板間に電気光学材料を狭持する電気光学装置の製造方法であって、前記第1及び第2の基板上に夫々第1及び第2の電極群を形成する工程と、前記第1の基板上に前記第2の電極群の一群に電気的に接続される第1の接続端子群及び前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続される第2の接続端子群を形成する工程と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群を形成する工程と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍の間隔で前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、かつ、離間して配列され、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍の間隔で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群を形成する工程と、前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群を前記第1及び第2の検査端子群に接触させて電気的検査を行う工程と、前記第1及び第2の接続端子群と夫々電気的に接続するバンプ接続端子群を実装面に有する第1及び第2の電子部品を前記第1の基板上に実装する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群をこの検査端子群に接触させて電気的検査を行う工程を具備しているが、この電気的検査を行う工程で第1及び第2の検査端子群に対して共通のプローブ端子群を用いて検査を行うことができるので、一つ一つの電気光学パネルに合わせてプローブ端子群を配列する手間を省くことができ、検査工程を短縮することができる。これにより、製造工程自体を短縮することができる。
以上のように、本発明によれば、プローブ端子を形成する手間及びコストを軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る液晶装置1の構成を示す斜視図である。
液晶装置1は、シール材4を介して対向するように貼り合わされた第1の基板としての基板2及び第2の基板としての基板3と、両基板及びシール材4の間隙に封止された液晶(図示省略)とを有する。必要に応じてバックライト等の照明装置やその他の付帯機器が付設される(図示省略)。ここで、液晶装置1としては、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス型、パッシブマトリクス型、TFD(Thin Film Diord:薄膜ダイオード)アクティブマトリクス型の液晶装置などのいずれであってもよく、更に本発明は液晶装置に限らず他の電気光学装置、例えば無機あるいは有機のエレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置などにも適用可能である。
以下、液晶装置1としてTFDアクティブマトリクス型を例にあげて説明する。
基板2及び基板3は、例えばガラスや合成樹脂といった透光性を有する材料からなる板状部材である。基板2の内側(液晶側)表面にはX方向に電極群の一群としての信号電極5が形成され、図示しない画素電極が画素ごとに形成されている。一方、基板3の内側表面には、Y方向に電極群の別の一群として走査電極6が形成されている。走査電極6は、例えば図1に示すように上半分が左側に、下半分が右側に引き廻されて形成される。信号電極5及び走査電極6は、例えばITO(Indium Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)などの透明導電材料によって形成される。また、各画素ごとに、信号電極5及び画素電極に電気的に接続された薄膜ダイオードDが設けられる。
また、基板2は、基板3の外周縁から張り出した領域(以下、「張り出し部」と表記する)2aを有する。張り出し部2aの面上には、第3の接続端子群としての出力端子群7、第1の接続端子群としての出力端子群8、第2の接続端子群としての出力端子群9、入力端子群10、11、12等が形成され、第3の電子部品としての液晶駆動用のXドライバ13、第1の電子部品としてのYドライバ14、及び第2の電子部品としてのYドライバ15が実装されている。信号電極5はそれぞれ出力端子群7に延在して電気的に接続され、走査電極6はそれぞれ延在して出力端子群8、9に電気的に接続される。
図2は、液晶装置1の張り出し部2aを拡大した平面図である。説明の便宜上、XドライバIC13及びYドライバIC14、15は、破線で示してある。
XドライバIC13及びYドライバIC14、15は、バンプ電極群(13a〜15a、13b〜15b)を有する。このバンプ電極群は、例えばACF(異方性導電膜:Anisotropic Conductive Film)等を介して出力端子群7、8、9及び入力端子群10、11、12と電気的に接続される。第3の検査端子群としての検査端子群16、第1の検査端子群としての検査端子群17及び第2の検査端子群としての検査端子群18は、それぞれ出力端子群7、8、9に電気的に接続されるように例えば短冊状に形成される。検査端子群16、17、18のそれぞれの検査端子は、例えば基板2の上に下地層としてタンタルによる層を形成し、その上に検査端子の本体としてクロムによる層を積層し、更にその上をITOによる層で被覆する構造となっている。タンタルの層を形成することによりクロムの層をより安定して形成できると共に、ITOの層で覆うことにより検査用のプローブ端子の接触が良好となり、クロムの層に傷がつくことを防ぐことができる。勿論検査端子群16、17、18はこの構成に限られるものではない。検査端子群17及び検査端子群18のそれぞれの検査端子は隣接する検査端子とのピッチがdとなるように配列される。dは例えば20μm〜70μmである。検査端子群17及び18は、検査端子群17の1端子である例えば検査端子17aと検査端子群18の1端子である例えば検査端子18aとの間隔がピッチdの整数倍となるように配置される(N×d:Nは整数)。したがって、検査端子群17、18は、それぞれの検査端子が同一ピッチd上に並ぶように配列される。
図3は、検査装置19の概略図である。
検査装置19は、上記の液晶装置1の例えば出力端子群7、8、9や、信号電極5、走査電極6等の配線間に電気的短絡(ショート)が生じているかどうかを検査するものであり、本体20と、プローブ端子群21とを有する。本体20には、検査用の駆動信号を供給する回路基板(図示せず)や、例えば走査電極6等の配線間に電気的短絡がある場合に点灯するランプ(図示せず)等が設けられる。プローブ端子群21は、例えばニッケル合金等の導電性材料によりピン状に形成され、一端が回路基板に電気的に接続される。プローブ端子群21は、検査端子群17、18と等ピッチdとなるように配列され、検査端子群17及び18と接触する部分に集中して設けられる(21a、21b)。また、プローブ端子群は、検査端子群16及び18の本数よりもそれぞれ多くなるように設けられる。
図4は、検査装置19を用いたショート検査の工程を含む液晶装置1の製造工程を示すフローチャートである。
液晶装置1の製造工程は、電気光学パネルを形成する工程(ステップ401)と、検査端子群17及びプローブ端子群21を位置合わせする工程(ステップ402)と、プローブ端子群21を検査端子群17に接触する工程(ステップ403)と、ショートの有無を判断する工程(ステップ404)と、電気光学パネルに駆動用ドライバを実装する工程(ステップ405)とを有する。
ステップ401では、基板2上に信号電極5、出力端子群7、8、9、入力端子群10、11、12及び検査端子群17、18、19を形成し、基板3上に走査電極6を形成した後、基板2上にスペーサを散布し、シール材4を介して基板2及び3を貼り合わせて電気光学パネルを形成する。ここで電気光学パネルとは、XドライバIC13やYドライバIC14、15等を実装していない状態の電気光学パネルをいうものとする。
ステップ402からステップ404までは、検査工程である。プローブ端子群21aと検査端子群17、プローブ端子群21bと検査端子群18との位置が対応するように位置合わせをする。そして、図5に示すように、プローブ端子群21a、21bをそれぞれ検査端子群17、18に接触させる。この状態で、プローブ端子群21a、21bに所定の電圧を印加し、上述したランプが点灯するかどうかを検出する。例えば検査端子群17、18に電気的に接続された走査電極6、出力端子群8、9等の電極間にショートが発生していれば、上述したランプが点灯する。尚、検査端子群16に電気的に接続された信号電極5、出力端子群7等の電極間のショート検査も同様に行われる。
ステップ404では、例えば図示しないACF等を介してXドライバIC13及びYドライバIC14、15を張り出し部2aの所定の位置に熱圧着する。
従来では、液晶装置1の製造段階において、出力端子群7、8、9、入力端子群10、11、12及び検査端子群16、17、18は、張り出し部2aの空きスペースに応じて形成されるので、図6に示すように、出力端子群7、8、9、検査端子群16、17、18のY方向の位置が液晶装置1によって異なる場合がある。そうなると、出力端子群7、8、9及び検査端子群16、17、18の間隔が液晶装置1によって異なるため、特に検査端子群17、18の間隔に合わせて検査用プローブを一つ一つ作製しなければならない。
本実施形態によれば、出力端子群8、9のそれぞれと電気的に接続され所定のピッチに配列された検査端子群17、18を有し、出力端子群8に電気的に接続された例えば検査端子17aと出力端子群9に電気的に接続された例えば検査端子18aとの距離がそのピッチの整数倍の長さになるように、基板2上に設けられた検査端子群17、18を具備するので、プローブ端子のピッチを例えば検査端子群17のピッチdに合わせるだけで、検査の際に各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。これにより、プローブ端子群21を作製する手間及びコストを軽減させることができる。
なお、本実施形態では、検査端子群17及び検査端子群18の検査端子がそれぞれ等ピッチで配列されると説明してきたが、例えば検査端子群17、18の近傍に引き廻される配線の占める領域がそれぞれの検査端子群17、18近傍で異なるような場合には、当該配線の引き廻しを容易にするため、検査端子群17のピッチと検査端子群18のピッチとが異なるようにしてもよい。また、本実施形態では、YドライバIC14、15には同一のドライバを用いているが、例えば液晶装置1に多種多様な表示機能を持たせたい場合等に、例えば互いに機能等が異なるYドライバIC14、15を用いることができる。この場合、Yドライバ14、15に形成されるバンプ電極群14a、15aのピッチがそれぞれ異なり、出力端子群8、9のピッチもそれぞれ異なることがあるが、これにともなって検査端子群17のピッチと検査端子群18のピッチとが異なるようにしてもよい。
検査端子群17のピッチと検査端子群18のピッチとを異ならせる場合、検査端子群17及び18のピッチは、一方の検査端子群のピッチが他方の検査端子群のピッチの整数倍(例えば2倍、3倍)となるようにする。これにより、プローブ端子群21のピッチを、検査端子群17、18のうち狭い方のピッチと同一にすれば、プローブ端子群21が検査端子群17、18に漏れなく接触することができるので、検査の際には各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。また、検査端子群17、18のピッチをそれぞれ異ならせることで、例えば、配線引き廻しの自由度を向上させて容易に配線を形成することができ、異なるYドライバIC14、15を用いることで、液晶装置1の表示機能の自由度を向上することができる。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る液晶装置及び検査装置を示す図である。
本実施形態においては、出力端子群8、9(走査電極6側)の検査端子群17、18に加えて、第3の接続端子群としての出力端子群7(信号電極5側)の検査端子群16についても検査端子群17、18のピッチと同一ピッチ(例えばd)となるように配列され、検査端子群16aと検査端子17aとの距離及び検査端子群16aと検査端子18aとの距離がピッチdの整数倍の長さになるように配列された構成となっている(N1×d、N2×d:N1、N2は整数)。したがって、検査端子群16、17、18は、それぞれの検査端子が同一ピッチd上に並ぶように配列される。
また、検査装置19について、プローブ端子群21は、検査端子群17及び18と接触する部分に加えて、検査端子群16と接触する部分にも集中して設けられている(21c)。プローブ端子群21a、21b、21cは、検査端子群16、17、18のピッチdと同一のピッチdとなるように配列されており、検査端子群16、17、18の本数よりもそれぞれ多くなるように設けられている。
本実施形態の構成によれば、出力端子群7の検査端子群16についても検査端子群17、18のピッチと同一ピッチdとなるように配列され、検査端子群16aと検査端子17aとの距離及び検査端子群16aと検査端子18aとの距離がピッチdの整数倍の長さになるように配列された構成となっているので、プローブ端子群21のピッチを検査端子群16、17、18のピッチdに合わせるだけで、検査の際に各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。これにより、プローブ端子群21を作製する手間及びコストを軽減させることができる。また、信号電極5と電気的に接続される配線のショート検査と走査電極6と電気的に接続される配線のショート検査とを一度に行うことができるので、検査工程の短縮が可能となる。
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3の実施形態に係る液晶装置を示す図である。本実施形態では、基板2及び基板3のそれぞれに張り出し部2a及び3aが設けられ、信号電極5に電気的に接続される出力端子群7が張り出し部2aに形成され、走査電極6に電気的に接続される出力端子群8、9が張り出し部3bに形成されている。
また、検査端子群17及び検査端子群18のそれぞれの検査端子は隣接する検査端子とのピッチがdとなるように配列され(dは例えば40μm〜100μm)、検査端子群17及び18は、検査端子群17の1端子である例えば検査端子17aと検査端子群18の1端子である例えば検査端子18aとの間隔Dがピッチdの整数倍となるように配置される(N×d:Nは整数)。したがって、検査端子群17、18は、それぞれの検査端子が同一ピッチd上に並ぶように配列される。
本実施形態のような構成であっても、等ピッチに配列された検査端子群17、18を有し、出力端子群8と電気的に接続された例えば検査端子17aと出力端子群9と電気的に接続された例えば検査端子18aとの距離がそのピッチの整数倍の長さになるように、基板2上に設けられた検査端子群17、18を具備するので、プローブ端子群21のピッチを検査端子群17、18のピッチdに合わせるだけで、検査の際に各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。これにより、プローブ端子群21を作製する手間及びコストを軽減させることができる。
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4の実施形態に係る液晶装置を示す図である。本実施形態では、基板2にフレキシブル基板F1が電気的に接続されており(COF(Chip On Film))、基板2側の信号電極5及び走査電極6とフレキシブル基板F1側の出力端子群7、8、9とが第3及び第4の電極群としての配線を介して電気的に接続されている。検査端子群16、17、18は、出力端子群7、8、9と電気的に接続されている。
このように、COF型の液晶装置1のショート検査の際にも、等ピッチd(dは例えば38μm〜80μm)に配列された検査端子群17、18を有し、出力端子群8と電気的に接続された例えば検査端子17aと出力端子群9と電気的に接続された例えば検査端子18aとの距離がそのピッチの整数倍の長さになるように(N×d:Nは整数)、フレキシブル基板F1上に設けられた検査端子群17、18を具備するので、プローブ端子群21のピッチを検査端子群17、18のピッチdに合わせるだけで、検査の際に各液晶装置1で共通のプローブ端子群21を用いることができる。これにより、プローブ端子群21を作製する手間及びコストを軽減させることができる。
(電子機器)
図10は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話を示す。この携帯電話600は、操作部601と、表示部602とを有する。操作部601の前面には複数の操作ボタンが配列され、送話部の内部にマイクが内蔵されている。また、表示部602の受話部の内部にはスピーカが配置されている。
上記の表示部602においては、ケース体の内部に上述の液晶装置1が実装されている。ケース体内に設置された液晶装置1は、表示窓60Aを通して表示面を視認することができるように構成されている。
なお、本発明に係る液晶装置を適用可能な他の電子機器としては、液晶テレビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置,ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
本発明は、以上説明した実施形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、図11に示すように、検査用のプローブ端子としては上述のようにピン状になっているものに限られるものではなく、例えば図11に示すようにフレキシブル基板F2上に検査端子群17、18のピッチと同一のピッチに配線30を形成し、その上にプローブ端子であるプローブ端子バンプ群31が形成されているようにしてもよい。一つの配線及びプローブ端子バンプとその隣の配線及びプローブ端子バンプとの間には例えばポリイミド等からなる絶縁層32が形成された構造となっている。これを検査端子群17、18の上に図11に示すようにプローブ端子バンプ群31を接触させることによっても、電気的検査は可能である。例えば検査端子群17、18が精細に形成される場合、プローブ端子バンプ群31も精細に形成する必要があるが、特にフレキシブル基板F2上にプローブ端子バンプ群31を形成することで、容易にかつ低コストで製造できる。
本発明に係る液晶装置の実施形態の全体構成を示す概略斜視図である。 本実施形態に係る液晶装置の張り出し部を示す概略平面図である。 本実施形態に係る検査装置の構成を示す概略平面図である。 検査の工程を示すフローチャートである。 プローブ端子を検査端子に接触させた様子を示す概略側面図である。 プローブ端子を検査端子に接触させた様子を示す概略側面図である。 本発明の別の実施形態に係る液晶装置及び検査装置の概略側面図である。 本発明の別の実施形態に係る液晶装置及び検査装置の概略平面図である。 本発明の別の実施形態に係る検査装置の概略平面図である。 本発明に係る電子機器の全体構成を示す概略斜視図である。 本発明の別の実施形態に係る液晶装置の概略断面図である。
符号の説明
1…液晶装置 2…基板 2a…領域 3…基板 7、8、9…出力端子群 10、11、12…入力端子群 16、17、18…検査端子群 19…検査装置 21…プローブ端子群 21a、21b…プローブ端子群 31…プローブ端子バンプ群 600…携帯電話

Claims (11)

  1. 第1の接続端子群と、
    第2の接続端子群と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、
    前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群と
    を備え、
    前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、
    前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする電気光学装置用基板。
  2. 前記第2の検査端子群は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の1倍の間隔で端子が配列されてなることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置用基板。
  3. 電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、
    前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、
    前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、
    前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、
    前記第1の基板に実装され、前記第1及び第2の接続端子群とそれぞれ電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第1及び第2の電子部品と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、
    前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群と
    を備え、
    前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、
    前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする電気光学装置。
  4. 前記第1の基板上で前記第1及び第2の接続端子群の間に設けられ、前記第1の電極群と電気的に接続された第3の接続端子群と、
    前記第1の基板に実装され、前記第3の接続端子群と電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第3の電子部品と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第3の接続端子群に電気的に接続されてなる第3の検査端子群と
    を備え、
    前記第3の検査端子群は、前記第1及び前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、前記第1及び前記第2の検査端子群の間に離間して配列されてなり、
    前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、
    前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、
    前記第1の基板と接続され、表面に前記第1及び第2の電極群に夫々電気的に接続された第3及び第4の電極群が設けられた第3の基板と、
    前記第3の基板上に設けられ、前記第4の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、
    前記第3の基板上に設けられ、前記第4の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、
    前記第3の基板に実装され、前記第1及び第2の接続端子群とそれぞれ電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第1及び第2の電子部品と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、
    前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群と
    を備え、
    前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、
    前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする電気光学装置。
  6. 前記第3の基板で前記第1及び第2の接続端子群の間に設けられ、前記第3の電極群と電気的に接続された第3の接続端子群と、
    前記第3の基板に実装され、前記第3の接続端子群と電気的に接続されるバンプ端子群が実装面に設けられた第3の電子部品と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第3の接続端子群に電気的に接続されてなる第3の検査端子群と
    を備え、
    前記第3の検査端子群は、前記第1及び前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、
    前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍であることを特徴とする請求項5に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1若しくは請求項2に記載の電気光学装置用基板又は請求項3乃至請求項6のうちいずれか一項に記載の電気光学装置の前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群を具備することを特徴とする検査装置。
  8. 前記プローブ端子群は、
    前記第1及び第2の検査端子群に対応する位置に配列され、
    前記対応する位置ごとに、それぞれ前記検査端子群の端子数よりも多くの端子数が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
  9. 請求項1若しくは請求項2に記載の電気光学装置用基板を用いた電気光学装置又は請求項3乃至請求項6のうちいずれか一項に記載の電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
  10. 電気光学材料を狭持する第1及び第2の基板と、前記第1及び第2の基板上に夫々設けられた第1及び第2の電極群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の一群に電気的に接続された第1の接続端子群と、前記第1の基板上に設けられ、前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続された第2の接続端子群と、所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群と、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群とを備え、前記第1の検査端子群は、前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、且つ、離間して配列されてなり、前記離間した間隔は、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍である電気光学パネルの前記第1及び第2の検査端子群と、前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群との位置合わせをする工程と、
    前記プローブ端子群を前記第1及び第2の検査端子群に接触させる工程と、
    前記プローブ端子群に所定の電圧を印加することにより、少なくとも前記第2の電極群の電気的良否を検出する工程と
    を具備することを特徴とする検査方法。
  11. 第1及び第2の基板間に電気光学材料を狭持する電気光学装置の製造方法であって、
    前記第1及び第2の基板上に夫々第1及び第2の電極群を形成する工程と、
    前記第1の基板上に前記第2の電極群の一群に電気的に接続される第1の接続端子群及び前記第2の電極群の別の一群に電気的に接続される第2の接続端子群を形成する工程と、
    所定の間隔で端子が配列されてなり、前記第1の接続端子群に電気的に接続されてなる第1の検査端子群を形成する工程と、
    前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍の間隔で前記第2の検査端子群の配列方向の延長線上で、かつ、離間して配列され、前記第1の検査端子群の端子同士の間隔の整数倍の間隔で端子が配列されてなり、前記第2の接続端子群に電気的に接続されてなる第2の検査端子群を形成する工程と、
    前記第1の検査端子群のピッチと同一のピッチで配列されたプローブ端子群を前記第1及び第2の検査端子群に接触させて電気的検査を行う工程と、
    前記第1及び第2の接続端子群と夫々電気的に接続するバンプ接続端子群を実装面に有する第1及び第2の電子部品を前記第1の基板上に実装する工程と
    を具備することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
JP2003422699A 2003-12-19 2003-12-19 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法 Pending JP2005181705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422699A JP2005181705A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003422699A JP2005181705A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005181705A true JP2005181705A (ja) 2005-07-07

Family

ID=34783491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003422699A Pending JP2005181705A (ja) 2003-12-19 2003-12-19 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005181705A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079541A (ja) * 2005-08-18 2007-03-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその検査方法、並びに電子機器
JP2013059916A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10197891A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Toshiba Electron Eng Corp 液晶表示素子
JP2001075501A (ja) * 1999-07-02 2001-03-23 Seiko Instruments Inc 表示装置、及び、表示装置の検査方法
JP2002122877A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2003066870A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Seiko Epson Corp 電気光学パネル及びその検査方法並びに電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10197891A (ja) * 1997-01-10 1998-07-31 Toshiba Electron Eng Corp 液晶表示素子
JP2001075501A (ja) * 1999-07-02 2001-03-23 Seiko Instruments Inc 表示装置、及び、表示装置の検査方法
JP2002122877A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2003066870A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Seiko Epson Corp 電気光学パネル及びその検査方法並びに電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079541A (ja) * 2005-08-18 2007-03-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及びその検査方法、並びに電子機器
JP2013059916A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Toshiba Tec Corp インクジェットヘッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100819286B1 (ko) 전기 광학 장치 및 전자기기
US7663726B2 (en) Liquid crystal apparatus and electronic apparatus
US8081285B2 (en) Mounting structure mounting substrate, electro-optical device, and electronic apparatus
EP2275861B1 (en) Active matrix substrate, display device, method for inspecting active matrix substrate, and method for inspecting display device
US7742141B2 (en) Flat-panel display devices including markings and manufacturing method therefor
JP4600449B2 (ja) 液晶装置、電子機器
KR20010020794A (ko) 표시장치용 어레이기판
JP2008145686A (ja) 液晶装置、電子機器
CN100414420C (zh) 电光装置及其检查方法以及电子设备
JP2006171386A (ja) 電気光学装置および電子機器
US7532266B2 (en) Active matrix substrate
JP3119357B2 (ja) 液晶表示装置
US7760315B2 (en) Electrooptical device, mounting assembly, method for producing electrooptical device, and electronic apparatus
JP2005292284A (ja) 実装構造体、電気光学装置、および電子機器
KR20070120385A (ko) 어레이 기판, 이를 이용한 액정표시장치 및 어레이 기판의제조방법
JP2005181705A (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置、検査装置、電子機器、検査方法及び電気光学装置の製造方法
JP2007086110A (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP4682516B2 (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置及び電子機器
KR100855484B1 (ko) 액정표시장치의 검사시스템
JP4506169B2 (ja) 電気光学装置用基板、電気光学装置用基板の検査方法、電気光学装置、電気光学装置の検査方法及び電子機器
JP4608881B2 (ja) 電気光学措置用基板、電気光学装置及び電子機器
US20240087492A1 (en) Display substrate, test method for the same and display device
JP5164669B2 (ja) 電気光学パネル、電気光学装置およびこれを搭載した電子機器
JP4779399B2 (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法、実装構造体及び電子機器
JPH11327456A (ja) 平面表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060727

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406