JP2005178625A - 車両用ホイールカバーおよび製造方法 - Google Patents

車両用ホイールカバーおよび製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005178625A
JP2005178625A JP2003423479A JP2003423479A JP2005178625A JP 2005178625 A JP2005178625 A JP 2005178625A JP 2003423479 A JP2003423479 A JP 2003423479A JP 2003423479 A JP2003423479 A JP 2003423479A JP 2005178625 A JP2005178625 A JP 2005178625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
wheel cover
disk
retainer
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003423479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4442217B2 (ja
Inventor
Takao Nakamura
孝男 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hashimoto Forming Industry Co Ltd filed Critical Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority to JP2003423479A priority Critical patent/JP4442217B2/ja
Priority to US11/013,712 priority patent/US7147289B2/en
Priority to KR1020040107670A priority patent/KR20050062417A/ko
Priority to CNB2004101032970A priority patent/CN100398341C/zh
Priority to DE602004016106T priority patent/DE602004016106D1/de
Priority to CA002490767A priority patent/CA2490767A1/en
Priority to ES04257961T priority patent/ES2312933T3/es
Priority to EP04257961A priority patent/EP1543996B1/en
Publication of JP2005178625A publication Critical patent/JP2005178625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4442217B2 publication Critical patent/JP4442217B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B7/00Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
    • B60B7/06Fastening arrangements therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B7/00Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
    • B60B7/06Fastening arrangements therefor
    • B60B7/08Fastening arrangements therefor having gripping elements consisting of formations integral with the cover

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Abstract

【課題】 スライド型を用いないで安価に製造でき、軽量化できるとともに、ロードホイールとの保持力に優れ、しかもロードホイールとの隙間を目立たなくでき、装飾性に優れた車両用ホイールカバーおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 ホイールカバー10は、ホイールカバー本体11の外周部に沿ってロードホイール1のディスク開口部6間の非開口部8に対向する位置に、複数の風穴15が形成され、その端縁部16からホイールディスク2側に係合部材12が突出し、係合部材12の先端部から風穴15側にクランク状にディスク係止部18が突出して、第1のおよび第2の係止突起31、32がホイールディスク2のディスク開口部6の開口端部7に係合するように取り付けられ、リテーナ係止凹部35にリテーナ25を係合させてディスク係止部18を押して保持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車等の車両用のロードホイールのホイールディスクを覆うように取り付けられる車両用ホイールカバーおよびその製造方法に関するものである。
車両用のロードホイールの側面には、ロードホイールの保護および装飾のためにホイールカバーが取り付けられる。図1(a)は車両用のロードホイールの正面図、(b)はそのA−A断面図である。ロードホイール1は、車両の車軸に取り付けられるホイールディスク2と、その周辺部にタイヤが装着されるように形成されたホイールリム3とから構成される。ホイールディスク2には、中央部に車軸装着孔4、その周辺部に車軸への取り付けのためのボルト孔5、およびさらにその周辺部には円周方向に放熱のためのディスク開口部6を有する。車両用ホイールカバーはロードホイール1側面のホイールディスク2を覆うようにホイールリム3に取り付けられる。
図8(a)は特許文献1に示された従来のホイールカバーの取付状態を示す断面図、(b)はその製造用の射出成形型を示す断面図である。ホイールカバー10は、硬質樹脂製のホイールカバー本体11の裏面側からホイールリム3に係合するように一体的に突出する係合部材12を有し、その先端部にホイールリム3の内面に係合する爪状のリム係止部13が形成されている。このホイールカバー10は、係合部材12をたわませてリム係止部13をホイールリム3の内面に係止させ、係合部材12を弾性的に係合させることによって、ホイール側面を覆うように着脱可能状態で取り付けられる。そしてホイールカバー10が走行中の振動などによってリムから脱落しないように、リム係止部13の内周円側からリング状のリテーナ14の弾性力によってホイールリム3側に付勢され、リム係止部13がホイールリム3内側に押し付けられることによって、係止状態を維持するようになっている。
しかしながらこのような従来のホイールカバー10においては、ロードホイール1との保持力を得るために、係合部材12に爪状のリム係止部13を形成する必要があるが、このようなホイールカバー10を射出成形で製造する場合、爪状のリム係止部13がアンダーカットとなるため、図8(b)に示すように射出成形型40は、固定型41と矢印x方向に移動する可動型42だけでは成形できず、この他に矢印y方向に移動するスライド型43が必要になり、成形装置が大型で複雑なる。またホイールカバー10は異音防止のためにロードホイール1との間に間隔を保って取り付けられるが、スライド型43を用いることにより目視されやすい位置に隙間sが形成され、外観を害しやすい。また通常のホイールカバーにあってはリム係止部13はホイールカバー本体の径の大きさにより全周で6〜12個程度必要とされ、付勢するリング状のリテーナ14を係止するために、リム係止部13は大型で複雑な形状にする必要があり、リム係止部13形成のために爪の数だけ、すなわち6〜12個のスライド型43が必要となるため、ホイールカバー10は製造コストが高く、重量の重いものになるなどの問題点があった。
図8(c)は特許文献2に示された従来のホイールカバーの裏面側の斜視図、(d)はその取付状態を示す断面図である。ホイールカバー10は、硬質樹脂製のホイールカバー本体11の外周部に近い位置に、外周部に沿って複数の風穴15が形成され、その端縁部16から裏面側にほぼ直角方向に筒状のフランジ17が突出し、その一部から係合部材12が伸び、その先端部に爪状のディスク係止部18が風穴15間の架橋部19側(風穴15と反対側)に折り返し状に突出して、ロードホイール1のホイールディスク2のディスク開口部6の開口端部7に係合するように形成されている。このホイールカバー10は、ロードホイール1のホイールディスク2のディスク開口部6に風穴15がほぼ一致するようにホイールカバー本体11をホイールディスク2に対向させ、係合部材12をたわませてディスク係止部18をロードホイール1のホイールディスク2のディスク開口部6に挿入し、ディスク係止部18をディスク開口部6の開口端部7に係止させて、係合部材12を弾性的に係合させることによって、ホイールディスク2を覆うように着脱可能状態で取り付けられる。
しかしこのようなホイールカバー10では、係合部材12の先端部に形成される爪状のディスク係止部18が架橋部19側に折り返し状に突出しているため、射出成形で製造する場合のアンダーカットとなるので、スライド型43が必要になり、成形装置が大型で複雑なる点は変わらず、成形コストも高くなる。また合成樹脂製のディスク係止部18のみの係合のため、熱による変形に対応することができず、走行中にホイールカバー10が脱落する可能性がある。
また特許文献3には、ホイールディスク2がスポーク状に形成されたロードホイール1に取り付けるホイールカバーとして、ホイールカバー本体11の裏面側に係止部材を設け、ホイールのスポーク部に係合させるものが示されている。しかし基本的には図8(c)、(d)とほぼ同様の取付構造であり、係止爪を形成するためにスライド型が必要となる等の特許文献2と同様の問題点がある。また、金属製のロードホイールに対し、ホイールカバーが金属製フックにより係合されるので、長期間の装着または着脱のくり返しによりロードホイール側の表面処理層が剥れ、錆が発生するといった可能性もある。
特開2002−59702号公報 特開2001−225603号公報 特開2000−6602号公報
本願発明の課題は、スライド型を用いないで安価に製造でき、軽量化できるとともに、ロードホイールとの保持力に優れ、しかもロードホイールとの隙間を目立たなくでき、装飾性に優れた車両用ホイールカバーおよびその製造方法を提供することである。
本発明は次の車両用ホイールカバーおよびその製造方法である。
(1) ホイールディスクにディスク開口部を有するロードホイールに脱着可能に取り付けられるホイールカバーであって、
ホイールディスクのディスク開口部間に対向する位置に円周方向に沿って複数の風穴を有するホイールカバー本体と、
前記風穴の端縁部からホイールディスク側に突出する係合部材と、
ホイールディスクのディスク開口部の開口端部に係合するように、係合部材の先端部から風穴側に突出するディスク係止部と
を含む車両用ホイールカバー。
(2) 係合部材は、風穴側に傾斜して突出している上記(1)記載のホイールカバー。
(3) ディスク係止部を風穴側に付勢するリテーナを含む上記(1)または(2)記載のホイールカバー。
(4) 風穴間の架橋部を挟んで隣接する一対の係合部材がリテーナにより拡開されるように付勢される上記(3)記載のホイールカバー。
(5) ディスク係止部は、ディスク開口部の開口端部の裏面側と係合する第1の係止突起、および開口端部の外表面側と係合する第2の係止突起が、相互に対向しない位置に形成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のホイールカバー。
(6) 係合部材は、リテーナを係止するリテーナ係止部を有する上記(3)ないし(5)のいずれかに記載のホイールカバー。
(7) リテーナ係止部は、ホイールカバーがロードホイールに取り付けられた状態で、ディスク開口部の開口端部の端面と対向する位置となるディスク係止部の係止面の裏面に形成されている上記(6)記載のホイールカバー。
(8) ホイールカバー本体がリテーナを保持するリテーナ保持部を有する上記(3)ないし(7)のいずれかに記載のホイールカバー。
(9) 上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のホイールカバーを射出成形により製造する方法であって、ホイールカバー本体の周縁部およびディスク係止部の先端部にパーティング面を有する射出成形型の固定型および可動型間に形成される成形空間に樹脂を射出して、ホイールカバーを射出成形する車両用ホイールカバーの製造方法。
(10) 射出成形型は、固定型および可動型の傾斜した片面間に傾斜した係合部材用の成形空間を有する上記(9)記載の方法。
(11) 固定型および可動型の傾斜した片面の一部を突出させて当接させることにより、リテーナ係止用の凹部を形成する上記(10)記載の方法。
本発明における車両用ホイールカバーは、自動車等の車両用のロードホイールのホイールディスクを覆うように取り付けられるホイールカバーである。本発明において取り付けの対象となるロードホイールは、車両の車軸に取り付けられるホイールディスクと、その周辺部にタイヤが装着されるように形成されたホイールリムとから構成され、ホイールディスクにディスク開口部を有するものである。ホイールディスクとホイールリムは別体のものが組み付けられたものでも一体に成形されたものでもよい。ディスク開口部は一般的には円形または楕円形のものが多いが、その形状は限定されず、例えばスポーク間に形成されるものでもよい。ディスク開口部は、中央部に設けられた車軸装着孔の周辺部に円周方向に沿って形成されたものが一般的であるが、他の配列のものでもよい。
本発明の車両用ホイールカバーは、ホイールディスクにディスク開口部を有するロードホイールに脱着可能に取り付けられるホイールカバーであり、ディスク開口部間に対向する位置に円周方向に沿って複数の風穴を有するホイールカバー本体の風穴の端縁部からホイールディスク側に係合部材が突出し、係合部材の先端部から風穴側にディスク係止部が突出して、ホイールディスクのディスク開口部の開口端部に係合するように構成されている。このようなホイールカバーは、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート/アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体ポリマーアロイ(PC/ABS)等の剛性、曲げ弾性を有する硬質樹脂により一体成形されたものが好ましい。
ホイールカバー本体は、ロードホイール側面のホイールディスクを覆うように円形に形成されたものが好ましいが、他の形状でもよく、またホイールリムも覆うように形成されたものでもよい。係合部材は、風穴側に傾斜して突出していると、ばね弾性が大きくなり、またリテーナ係止用の凹部の形成が容易になるので好ましいが、直角方向、その他の方向でもよい。ディスク係止部は、ホイールディスクのディスク開口部の開口端部に係合する構造のものであり、係合部材の先端部から折り返し状でなく、風穴間の架橋部と反対側の風穴側に突出するように形成される。ディスク係止部は、ディスク開口部の開口端部の裏面側と係合する第1の係止突起、および開口端部の外表面側と係合する第2の係止突起が、相互に対向しない位置に形成されているものが好ましい。
ホイールカバーは、ディスク係止部を風穴側に付勢するリテーナを含むものが、ホイールカバーの保持性を高めるため好ましい。リテーナは、ばね性を有するステンレス鋼等の線材が好ましいが、他の材質、形状でもよい。リテーナは、風穴間の架橋部を挟んで隣接する一対の係合部材がリテーナにより拡開されるように付勢される構造のものが好ましい。この場合係合部材は、リテーナを係止するリテーナ係止部を有するものが用いられ、リテーナ係止部は、第1の係止突起と第2の係止突起間の裏面に凹状に形成されているものが好ましい。またホイールカバー本体は、リテーナを保持する保持部を有するものが好ましい。
上記のホイールカバーは、ホイールカバー本体の周縁部およびディスク係止部の先端部にパーティング面を有する射出成形型の固定型および可動型間に形成される成形空間に溶融樹脂を射出して、射出成形により製造される。射出成形型は、固定型および可動型の傾斜した型面間に傾斜した係合部材用の成形空間を形成することにより、傾斜した係合部材を射出成形することができる。この場合、固定型および可動型の傾斜した型面の一部を突出させて他方の型面に当接させることにより、リテーナ係止用の凹部を形成することができる。
上記の製造方法では、固定型および可動型を有する射出成形型を用い、スライド型を用いないで容易に射出成形により、安価に上記のホイールカバーを製造することができる。固定型および可動型の傾斜した型面間に傾斜した係合部材用の成形空間を形成することにより、傾斜した係合部材を射出成形により容易に形成することができる。また固定型および可動型の傾斜した型面の一部を突出させて当接させることにより、固定型および可動型だけでリテーナ係止用の凹部を容易に形成することができる。
上記により製造されたホイールカバーは、ロードホイールのホイールディスクのディスク開口部間に対向する位置に風穴がほぼ一致するように、ホイールカバー本体をホイールディスクに対向させ、係合部材をたわませてディスク係止部をロードホイールのホイールディスクのディスク開口部に挿入し、ディスク係止部をディスク開口部の開口端部に係止させて、係合部材を弾性的に係合させることによって、ホイールディスクを覆うように着脱可能状態で取り付けられる。
取付作業は、係合部材をたわませてディスク係止部をディスク開口部の開口端部に係止させるだけでよいので、容易にかつ短時間に取付を行うことができる。取付状態では、ディスク係止部がディスク開口部の開口端部に係止して、係合部材が弾性的に係合した状態で取り付けられるため、取付状態は安定し、ロードホイールとの保持力に優れる。ホイールカバー本体はホイールリムの周辺部を覆うように形成できるので、ホイールカバー本体とホイールリム間に隙間を形成しても、隙間を目立たなくでき、装飾性に優れた取付状態とすることができる。
リテーナを含む場合は、リテーナをリテーナ保持部に保持し、リテーナ係止部に係止させてディスク係止部を風穴側に付勢する。リテーナは従来のような大型のものを用いなくてもよいので、係合部材を薄肉にすることができ、ホイールカバーを軽量化できる。リテーナでディスク係止部を付勢することにより、ディスク係止部の係止面をディスク開口部の開口端部側に押圧して係止力を大きくしてホイールカバーの保持力を高めることができる。リテーナが、風穴間の架橋部を挟んで隣接する一対の係合部材がリテーナにより拡開されるように付勢させるものであると、押圧効率が高くなり、軽量化と保持力の向上に寄与することができる。
本発明の車両用ホイールカバーは、ディスク開口部間に対向する位置に円周方向に沿って複数の風穴を有するホイールカバー本体の風穴の開口端からホイールディスク側に係合部材が突出し、係合部材の先端部から風穴側にディスク係止部が突出して、ホイールディスクのディスク開口部の開口端部に係合するようにされているため、スライド型を用いないで安価に製造でき、軽量化できるとともに、ロードホイールとの保持力に優れ、しかもロードホイールとの隙間を目立たなくでき、装飾性に優れた車両用ホイールカバーが得られる。
本発明の車両用ホイールカバーの製造方法は、ホイールカバー本体の周縁部およびディスク係止部の先端部にパーティング面を有する射出成形型の固定型および可動型間に形成される成形空間に樹脂を射出して、射出成形によりホイールカバーを製造ため、簡単な構造の成形型を用い、簡単な操作により、高い歩留まりで効率よく、低コストで上記のようなホイールカバーを製造することができる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1〜7は実施例1を示し、図1(a)は取付対象とした車両用のロードホイールの正面図、図1(b)はそのA−A断面図、図1(c)はホイールカバーの正面図、図2(a)は図1(c)のB−B断面図、図2(b)は図1(c)のC−C断面図、図3(a)は図1(c)および図2(b)のD−D断面図、図3(b)は図2(b)のE−E断面図、図3(c)は図2(b)のF−F断面図、図4(a)、(b)はそれぞれ裏面の斜視図、図5(a)は係合部材の斜視図、図5(b)は一部の裏面図、図5(c)はそのG−G断面図である。
ロードホイール1は前述のように、車両の車軸に取り付けられるホイールディスク2と、その周辺部にタイヤが装着されるように形成されたホイールリム3とから構成される。ホイールディスク2には、中央部に車軸装着孔4、その周辺部に車軸への取り付けのためのボルト孔5、およびさらにその周辺部には円周方向に放熱のためのディスク開口部6を有する。ホイールカバー10はロードホイール1側面のホイールディスク2およびホイールリム3を覆うように、脱着可能に取り付けられるようにされている。
ホイールカバー10は、ホイールカバー本体11の外周部に沿ってロードホイール1のディスク開口部6間の非開口部8に対向する位置に、複数の風穴15が形成されている。風穴15の端縁部16から裏面側の風穴15の中心側に傾斜するコーン状のフランジ17が突出し、その開口端22の一部からホイールディスク2側に係合部材12が突出し、係合部材12の先端部から風穴15側にクランク状にディスク係止部18が突出して、ホイールディスク2のディスク開口部6の開口端部7に係合するように構成されている。このようなホイールカバー10は、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート/アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体ポリマーアロイ(PC/ABS)等の剛性、曲げ弾性を有する硬質樹脂の一体成形品が用いられる。
図8(c)、(d)の特許文献2に示された従来のホイールカバーとの相違点は、特許文献2のホイールカバー10では、風穴15とディスク開口部6の位置が一致し、ディスク係止部18が風穴15間の架橋部19側(風穴15と反対側)に折り返し状に突出してディスク開口部6に係合し、架橋部19、フランジ17、係合部材12および非開口部8により閉鎖空間が形成されるのに対し、本実施例のホイールカバー10では、風穴15はディスク開口部6間の非開口部8に対向する位置にあり、ディスク係止部18が風穴15側にクランク状に折れ曲がってディスク開口部6に係合し、架橋部19、フランジ17、係合部材12および非開口部8により波状(ジグザグ状)の断面が形成される点で相違している。
ホイールカバー本体11は、ロードホイール1側面のホイールディスク2およびホイールリム3を覆うように円形に形成されており、特にホイールリム3の外周部を円周方向の外側から覆うつば部21が周辺部に形成され、隙間sが目立たないようにされている。フランジ17は風穴15の端縁部16の全周から先端が細くなるように形成され、その開口端22の一部の対向位置から2個の係合部材12が突出し、開口端22の他の一部から位置規制リブ23がホイールディスク2のディスク開口部6の外側に当接するように伸びている。ホイールカバー本体11の架橋部19裏面の係合部材12間に対応する位置に、リテーナ25を挟持する2個のリテーナ保持リブ24が突出している。
係合部材12は、ホイールディスク2に係合時のばね弾性を大きくし、またリテーナ係止凹部35の形成を容易にするために、フランジ17の傾斜に沿って風穴15側に傾斜して突出した形状になっている。係合部材12の先端部に形成されるディスク係止部18は、架橋部19と反対側の風穴15側に突出してディスク開口部6の開口端部7に係合する構造とされている。ディスク係止部18は詳細には、係合部材12の突端部30側にディスク開口部6の開口端部7の裏面側と係合する第1の係止突起31、および第1の係止突起31よりも基部側に開口端部7の外表面側と係合する第2の係止突起32が、相互に対向しない位置に形成され、両者間に開口端部7の端面を係止する径止面33が溝状に形成されている。係止面33は開口端部7と同一の曲面となっていると、係合力が大きくなり好ましい。
係合部材12の第2の係止突起32間中央部の背面には、風穴15側に車軸方向外側に開口する通孔34がディスク開口部6側にも開口して、リテーナ係止凹部35が形成されている。リテーナ係止凹部35の開口部の両側には2個のリテーナ保持リブ24と平行にリテーナ規制リブ36が形成されている。37は第2の係止突起32に対応する位置で第1の係止突起31を分割する第1の分割溝、38は第1の係止突起31に対応する位置で第2の係止突起32を分割する第2の分割溝であり、これらにより第1の係止突起31および第2の係止突起32が相互に対向しない位置に形成されている。
リテーナ25はホイールカバー10の保持性を高めるために、ディスク係止部18を風穴15側に付勢するもので、金属製の線材を切断し、屈曲部が平らになったV字形状に曲げたものであり、切断面における錆の発生を防止するため、ステンレス鋼製のものか、防錆効果のあるメッキ処理(亜鉛、アルミ合金溶融メッキ、亜鉛・アルミ・マグネシウム合金溶融メッキ等)を施したものを用いることが好ましい。このリテーナ25は、ホイールカバー本体11の架橋部19に形成された保持リブ24に中央部を保持し、係合部材12の第1の係止突起31と第2の係止突起32間の係止面33裏面に凹状に形成されたリテーナ係止凹部35に両端部を係止することにより、風穴15間の架橋部19を挟んで隣接する一対の係合部材12を拡開するように付勢する構造となっている。
上記のホイールカバー10は、ロードホイール1のホイールディスク2のディスク開口部6間の非開口部8に対向する位置に風穴15がほぼ一致するように、ホイールカバー本体11をホイールディスク2に対向させ、係合部材12をたわませてディスク係止部18をホイールディスク2のディスク開口部6に挿入し、ディスク係止部18をディスク開口部6の開口端部7に係止させて、係合部材12を弾性的に係合させ、これによりホイールディスク2を覆うように着脱可能状態で取り付ける。
このとき位置規制リブ23がホイールディスク2のディスク開口部6の外側に当接して取り付け位置を規制し、係合部材12の第1の係止突起31、第2の係止突起32間の係止面33にディスク開口部6の開口端部7が係合して、ホイールカバー10が取り付けられる。位置規制リブ23と第1の係止突起31で係合部材12が係止される場合は第2の係止突起32はなくてもよいが、第1の係止突起31と第2の係止突起32で開口端部7を挟むように係合させると、がたつきがなくなり、保持性は高い。
リテーナ25もなくても保持は可能であるが、リテーナ25で付勢するほうが保持性は高い。リテーナ25を含む場合は、リテーナ25の中央部をリテーナ保持リブ24に保持し、両端部をリテーナ係止凹部35に係止させてディスク係止部18を風穴15側に付勢する。リテーナ25はホイールカバー10の取り付け前に図4(a)の矢印a方向に挿入してホイールカバー10に装着しておき、係合部材12をたわませるとき同時にリテーナ25も圧縮してホイールカバー10をロードホイール1に取り付けることができる。
リテーナ係止凹部35はホイールカバーがロードホイールに取り付けられた状態で、ディスク開口部の開口端部の端面と対向する位置となるディスク係止部の係止面の裏面に形成したので、ホイールカバー10が高温になって、係合部材12のホイールディスク2側が軟化しても変形することがない。またリテーナ25の先端部をリテーナ係止凹部35に差込み、ディスク係止部18をホイールディスク2側に押し当てるように拡開しているので、リテーナ25がホイール8と直接接することがなく、異音が発生したり、塗装が剥がれて、錆が発生することがない。リテーナ保持リブ24でリテーナ25を保持することにより、リテーナ25が位置ずれを起こしたり、外れたりすることがない。またリテーナ25をリテーナ規制リブ36間にはさむように保持することにより、リテーナ25が倒れたり外れたりするのを防止することができる。
リテーナ25は一対の係合部材12を拡開するように付勢するだけでよいから、従来のリング状のリテーナ14のような大型のものを用いなくてもよく、このため係合部材12を薄肉にすることができ、ホイールカバー10を軽量化できる。リテーナ25でディスク係止部18を付勢することにより、ディスク係止部18をディスク開口部6の開口端部7側に押圧して係止力を大きくでき、これによりホイールカバー10の保持力を高めることができる。この実施例ではリテーナ25が、風穴15間の架橋部19を挟んで隣接する一対の係合部材12を拡開するように付勢するものであるため、1個のリテーナ25による押圧効率が高く、軽量化と保持力の向上に寄与することができる。またリテーナ25は、リテーナ係止凹部に係止させる構造であるため、その形状を簡略化できる。
上記のホイールカバー10の取付作業は、係合部材12をたわませてディスク係止部18をディスク開口部6の開口端部7に係止させるだけでよいので、容易にかつ短時間に取付を行うことができる。取付状態では、ディスク係止部18がディスク開口部6の開口端部7に係止して、係合部材12が弾性的に係合した状態で取り付けられるため、取付状態は安定し、ロードホイール1との保持力に優れる。ホイールカバー本体11はホイールリム3周辺部を覆うように、つば部21を形成できるので、ホイールカバー本体11とホイールリム3間に隙間sを形成しても、隙間sを目立たなくでき、装飾性に優れた取付状態とすることができる。
以上のとおり上記の車両用ホイールカバー10は、ディスク開口部6間に対向する位置に円周方向に沿って複数の風穴15を有するホイールカバー本体11の風穴15の開口端22からホイールディスク3側に係合部材12が突出し、係合部材12の先端部から風穴15側に複数のディスク係止部18が突出して、ホイールディスク3のディスク開口部6の開口端部7に係合するようにされているため、スライド型43を用いないで安価に製造でき、軽量化できるとともに、ロードホイール1との保持力に優れ、しかもロードホイール1との隙間を目立たなくでき、装飾性に優れた車両用ホイールカバー10が得られる。
図6(a)は上記のホイールカバーを製造するための射出成形型の周辺部の断面図、図6(b)は射出成形型の図5(b)のG−G面に対応する断面図である。
上記のホイールカバー10は、図6(a)、(b)に示すようなホイールカバー本体11の周縁部およびディスク係止部18の先端部にパーティング面45を有する射出成形型40を用いて、可動型42を矢印x方向に型締めまたは型開きし、固定型41および可動型42間に形成される成形空間(キャビティ)46に樹脂を射出して、射出成形により製造することができる。図6(b)に示すように、射出成形型40の固定型41および可動型42の傾斜した型面間に傾斜した係合部材用の成形空間46を形成することにより、傾斜した係合部材12を射出成形することができる。この場合、固定型41および可動型42の一方の傾斜した型面の一部を突出させて他方の型面に当接させることにより、通孔34およびリテーナ係止凹部35を形成することができる。固定型41および可動型42は第1の分割溝37および第2の分割溝38を形成する型面が矢印x方向に形成されており、可動型42を矢印x方向に型締めまたは型開きにより、これらが形成される。
上記の製造方法では、図8(b)のようなスライド型43を用いることなく、固定型41および可動型42のみを有する射出成形型40を用いて、容易に射出成形により、安価に上記のホイールカバー10を製造することができる。固定型41および可動型42の傾斜した型面間に傾斜した係合部材12用の成形空間46を形成することにより、傾斜した係合部材12を射出成形により容易に形成することができる。このときの係合部材12の傾斜角は可動型42の進行方向に対して5〜60°とするのが好ましく、固定型41および可動型42の傾斜した型面の一部を突出させて当接させることにより、固定型41および可動型42だけで通孔34を形成して容易にリテーナ係止凹部35を形成することができる。傾斜角が大きくなると、装着状態の係合部材12が目視されやすいので、角度は小さいほうが好ましいが、角度を小さくすると通孔34を形成するために係合部材12を長くする必要があり、逆に係合部材1係止片が目視されやすくなるので、10〜30°が特に好ましい。
上記の車両用ホイールカバー10の製造方法は、ホイールカバー本体11の周縁部およびディスク係止部18の先端部にパーティング面45を有する射出成形型40の固定型41および可動型42間に形成される成形空間46に樹脂を射出して、射出成形によりホイールカバー10を製造ため、簡単な構造の成形型40を用い、簡単な操作により、高い歩留まりで効率よく、低コストで上記のようなホイールカバー10を製造することができる。
図7(a)は実施例2のホイールカバーの裏面側の一部の斜視図、図7(b)は一部の背面図である。実施例2では、リテーナ保持リブ24は係合部材12間に対応する位置から半径方向中心側に移動した位置に設けられている。リテーナ25の装着方法は実施例1のものとほぼ同様である。
図7(c)は実施例3のホイールカバーを示す図2(a)のD−D相当断面図である。実施例3では、リテーナ25はリング状(楕円を含む)に形成されており、これをたわませて周辺部をリテーナ係止凹部35に係止させるように構成されている。
自動車等の車両用のロードホイールのホイールディスクを覆うように取り付けられる車両用ホイールカバーおよびその製造方法に利用される。
(a)は取付対象とした車両用のロードホイールの正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はホイールカバーの正面図である。 (a)は図1(c)のB−B断面図、(b)は図1(c)のC−C断面図である。 (a)は図1(c)および図2(b)のD−D断面図、(b)は図2(b)のE−E断面図、(c)は図2(b)のF−F断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ裏面の斜視図である。 (a)は係合部材の斜視図、(b)は一部の裏面図、(c)はそのG−G断面図である。 (a)は射出成形型の周辺部の断面図、(b)は射出成形型の図5(b)そのG−G面に対応する断面図である。 (a)は実施例2のホイールカバーの裏面側の一部の斜視図、(b)は一部の背面図、(c)は実施例3のホイールカバーを示す図2(a)のD−D相当断面図である。 (a)は特許文献1に示された従来のホイールカバーの取付状態を示す断面図、(b)はその製造用の射出成形型を示す断面図であり、(c)は特許文献2に示された従来のホイールカバーの裏面側の斜視図、(d)はその取付状態を示す断面図である。
符号の説明
1 ロードホイール
2 ホイールディスク
3 ホイールリム
4 車軸装着孔
5 ボルト孔
6 ディスク開口部
7 開口端部
8 非開口部
10 ホイールカバー
11 ホイールカバー本体
12 係合部材
13 リム係止部
14 リテーナ
15 風穴
16 端縁部
17 フランジ
18 ディスク係止部
19 架橋部
21 つば部
22 開口端
23 位置規制リブ
24 リテーナ保持リブ
25 リテーナ
30 突端部
31 第1の係止突起
32 第2の係止突起
33 係止面
34 通孔
35 リテーナ係止凹部
36 リテーナ規制リブ
37 第1の分割溝
38 第2の分割溝
40 射出成形型
41 固定型
42 可動型
43 スライド型
45 パーティング面
46 成形空間

Claims (11)

  1. ホイールディスクにディスク開口部を有するロードホイールに脱着可能に取り付けられるホイールカバーであって、
    ホイールディスクのディスク開口部間に対向する位置に円周方向に沿って複数の風穴を有するホイールカバー本体と、
    前記風穴の端縁部からホイールディスク側に突出する係合部材と、
    ホイールディスクのディスク開口部の開口端部に係合するように、係合部材の先端部から風穴側に突出するディスク係止部と
    を含む車両用ホイールカバー。
  2. 係合部材は、風穴側に傾斜して突出している請求項1記載のホイールカバー。
  3. ディスク係止部を風穴側に付勢するリテーナを含む請求項1または2記載のホイールカバー。
  4. 風穴間の架橋部を挟んで隣接する一対の係合部材がリテーナにより拡開されるように付勢される請求項3記載のホイールカバー。
  5. ディスク係止部は、ディスク開口部の開口端部の裏面側と係合する第1の係止突起、および開口端部の外表面側と係合する第2の係止突起が、相互に対向しない位置に形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載のホイールカバー。
  6. 係合部材は、リテーナを係止するリテーナ係止部を有する請求項3ないし5のいずれかに記載のホイールカバー。
  7. リテーナ係止部は、ホイールカバーがロードホイールに取り付けられた状態で、ディスク開口部の開口端部の端面と対向する位置となるディスク係止部の係止面の裏面に形成されている請求項6記載のホイールカバー。
  8. ホイールカバー本体がリテーナを保持するリテーナ保持部を有する請求項3ないし7のいずれかに記載のホイールカバー。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のホイールカバーを射出成形により製造する方法であって、ホイールカバー本体の周縁部およびディスク係止部の先端部にパーティング面を有する射出成形型の固定型および可動型間に形成される成形空間に樹脂を射出して、ホイールカバーを射出成形する車両用ホイールカバーの製造方法。
  10. 射出成形型は、固定型および可動型の傾斜した片面間に傾斜した係合部材用の成形空間を有する請求項9記載の方法。
  11. 固定型および可動型の傾斜した片面の一部を突出させて当接させることにより、リテーナ係止用の凹部を形成する請求項10記載の方法。
JP2003423479A 2003-12-19 2003-12-19 車両用ホイールカバーおよび製造方法 Expired - Fee Related JP4442217B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423479A JP4442217B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 車両用ホイールカバーおよび製造方法
KR1020040107670A KR20050062417A (ko) 2003-12-19 2004-12-17 차량용 휠커버 및 그 제조방법
CNB2004101032970A CN100398341C (zh) 2003-12-19 2004-12-17 用于汽车的轮盖及制造该轮盖的方法
US11/013,712 US7147289B2 (en) 2003-12-19 2004-12-17 Wheel cover for automotive vehicles
DE602004016106T DE602004016106D1 (de) 2003-12-19 2004-12-20 Rad-Zierblende für Kraftfahrzeuge
CA002490767A CA2490767A1 (en) 2003-12-19 2004-12-20 Wheel cover for automotive vehicles
ES04257961T ES2312933T3 (es) 2003-12-19 2004-12-20 Tapa de rueda para vehiculo automovil.
EP04257961A EP1543996B1 (en) 2003-12-19 2004-12-20 Wheel cover for automotive vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003423479A JP4442217B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 車両用ホイールカバーおよび製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005178625A true JP2005178625A (ja) 2005-07-07
JP4442217B2 JP4442217B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=34510711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003423479A Expired - Fee Related JP4442217B2 (ja) 2003-12-19 2003-12-19 車両用ホイールカバーおよび製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7147289B2 (ja)
EP (1) EP1543996B1 (ja)
JP (1) JP4442217B2 (ja)
KR (1) KR20050062417A (ja)
CN (1) CN100398341C (ja)
CA (1) CA2490767A1 (ja)
DE (1) DE602004016106D1 (ja)
ES (1) ES2312933T3 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023411A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用ホイール
WO2017104555A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 ニチアス株式会社 ウォータージャケットスペーサの製造方法及びウォータージャケットスペーサ
KR101949029B1 (ko) * 2017-08-08 2019-05-09 주식회사 포스코 자동차용 휠

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7314255B2 (en) * 2004-09-30 2008-01-01 Kuan Hsings Enterprise Corp. Structure of wheel rim cover
TWM289116U (en) * 2005-11-01 2006-04-01 Kuang Hsings Entpr Corp Wheel rim cover structure
US7510248B2 (en) * 2007-05-24 2009-03-31 Yen Ching Wang Wheel rim cover mounting structure
FR2962366B1 (fr) 2010-07-12 2014-11-28 Tente Roulettes Polymeres Bruandet Roulette avec flasque
US20130278043A1 (en) * 2012-04-19 2013-10-24 Yen-Ching Wang Automobile Wheel Rim Cover
JP6363551B2 (ja) * 2015-04-01 2018-07-25 トヨタ自動車株式会社 キャップ
DE102016216067A1 (de) * 2016-08-26 2018-03-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Rad eines Fahrzeuges
US10005316B2 (en) * 2016-10-12 2018-06-26 Superior Crown Material Co., Ltd. Wheel disk structure
DE102018119327B4 (de) * 2018-08-08 2023-10-12 Demmel Ag Dekor-Zierblende an einer Kfz-Felge
FR3093673B1 (fr) * 2019-03-11 2022-04-15 Psa Automobiles Sa Enjoliveur pour jantes de roue de véhicules automobiles
US11787230B2 (en) * 2020-12-30 2023-10-17 Elizabeth Ann Tataru Vehicle wheel cover retention system

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE24995E (en) * 1961-06-06 Air circulating wheel structure
US2175044A (en) * 1935-04-18 1939-10-03 Firestone Tire & Rubber Co Vehicle wheel
US2212039A (en) * 1936-03-13 1940-08-20 Lyon George Albert Ornamental wheel disk construction
US2717179A (en) * 1952-06-04 1955-09-06 Eaton Mfg Co Covers for vehicle wheels
US2885038A (en) * 1954-01-14 1959-05-05 Lyon George Albert Air circulating wheel structure
DE7613382U1 (de) * 1976-04-26 1976-08-26 Kronprinz Ag Fahrzeugrad mit einer einteiligen Radzierblende
DE2952000A1 (de) * 1979-12-21 1981-07-02 Mannesmann AG, 4000 Düsseldorf Radkappe fuer fahrzeugraeder
FR2481197A1 (fr) * 1980-04-29 1981-10-30 Peugeot Aciers Et Outillage Enjoliveur de roue de vehicule
CN2191113Y (zh) * 1993-09-10 1995-03-08 徐东扶 专门用于金属类轮盖的卡掣装置
JP3821954B2 (ja) 1998-06-23 2006-09-13 株式会社東海理化電機製作所 ホイールカバー
JP2001225603A (ja) 2000-02-15 2001-08-21 Toyoda Gosei Co Ltd キャップ付きタイヤホイール
JP3796525B2 (ja) 2000-08-16 2006-07-12 株式会社アルティア橋本 ホイールカバーの取付け爪部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009023411A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用ホイール
WO2017104555A1 (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 ニチアス株式会社 ウォータージャケットスペーサの製造方法及びウォータージャケットスペーサ
KR101949029B1 (ko) * 2017-08-08 2019-05-09 주식회사 포스코 자동차용 휠

Also Published As

Publication number Publication date
US7147289B2 (en) 2006-12-12
EP1543996A3 (en) 2007-03-07
ES2312933T3 (es) 2009-03-01
CN100398341C (zh) 2008-07-02
JP4442217B2 (ja) 2010-03-31
EP1543996B1 (en) 2008-08-27
CN1640693A (zh) 2005-07-20
US20050134107A1 (en) 2005-06-23
EP1543996A2 (en) 2005-06-22
KR20050062417A (ko) 2005-06-23
DE602004016106D1 (de) 2008-10-09
CA2490767A1 (en) 2005-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4442217B2 (ja) 車両用ホイールカバーおよび製造方法
US5803552A (en) Aluminum wheel
US4842339A (en) Vehicle wheel cover and assembly
JPH0647321B2 (ja) 車輌用車輪の構造
US20100072806A1 (en) Wheel Ornament Retention System
JP6761041B2 (ja) ホイール組立体
JP6571367B2 (ja) ホールプラグ
US7300116B2 (en) Center lock wheel cover
JP2001270302A (ja) ホイールカバー
JP2003025801A (ja) ホイールカバー
US7393062B1 (en) Vehicle wheel cover retention system and method for producing same
JP3810426B2 (ja) アルミホイール
JP2004511382A (ja) 装飾的なカバーを備えたリム
JP6917259B2 (ja) ホイールキャップ
JP4062248B2 (ja) 車両用ホイールキャップ
JP2005067298A (ja) 車両用ホイールキャップの取付構造
JP4123142B2 (ja) ホイールカバー
JP2003054205A (ja) ホイールカバー
JP2001225603A (ja) キャップ付きタイヤホイール
JP3684788B2 (ja) ホイールキャップの取付け構造
JP4102000B2 (ja) ホイールカバー
JP3796525B2 (ja) ホイールカバーの取付け爪部材
US2898151A (en) Wheel cover
JP2003211902A (ja) 車輪用アクセサリーリング
KR200348896Y1 (ko) 자동차용 휠 허브 캡

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20051028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061218

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20071227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees