JP2001225603A - キャップ付きタイヤホイール - Google Patents

キャップ付きタイヤホイール

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JP2001225603A
JP2001225603A JP2000037115A JP2000037115A JP2001225603A JP 2001225603 A JP2001225603 A JP 2001225603A JP 2000037115 A JP2000037115 A JP 2000037115A JP 2000037115 A JP2000037115 A JP 2000037115A JP 2001225603 A JP2001225603 A JP 2001225603A
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Japan
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cap
locking
fixing means
cover
rim
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JP2000037115A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Miyano
哲也 宮野
Tetsuyoshi Ichioka
徹美 市岡
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】ホイール本体1とキャップ2との間の固定
手段Mを設ける場合、リム部4から外れたディスク部3
のカバー部7、特に、ディスク部3のボルト締結部6と
リム部4との間でキャップ2側へ膨らんで頂部8aを有
するサポート部8でこの頂部8aからリム部4側に至る
片側部8cと、キャップ2とにそれぞれ係止部(係止孔
16、係止突起24)を設けた。また、リム部4から外
れたディスク部3のボルト締結部6のうちボルト穴6b
以外の部分と、キャップ2とにそれぞれ係止部(係止ピ
ン、係止孔)を設けた。 【効果】固定手段Mの係止部の形状が制限されにくくな
り、採用し得る固定手段Mの設計パターンについての汎
用性が増加し、各種固定手段Mを容易に採用することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャップ付きタ
イヤホイールにおいて、ホイール本体に対しキャップを
着脱可能に固定する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13で概略的(一部省略)に示す従来
のタイヤホイールは、ホイール本体1と、このホイール
本体1に対し固定手段Mで着脱可能に支持されるキャッ
プ2とを備えている。このホイール本体1は、図示しな
い車両のハブに取り付けられるディスク部3と、図示し
ないタイヤが装着されるリム部4とを有している。この
ディスク部3とリム部4とは互いに別体に成形されて組
み付けられている。このディスク部3はハブ穴5とボル
ト締結部6とカバー部7とを有している。このリム部4
はアウトサイドリング部11とインサイドリング部12
とを有している。このアウトサイドリング部11の耳部
11aは、外側へ膨らむカバー部7の外周へ突出してい
る。
【0003】このカバー部7に面する耳部11aにはホ
イール本体1側の固定手段Mとして係止凹部51が周方
向へ延設されている。一方、この耳部11aに対応する
キャップ2の内側にはキャップ2側の固定手段Mとして
複数の係止突起52がキャップ2の周方向へ並設され、
この各係止突起52間には補強ワイヤ53が掛け渡され
ている。この各係止突起52をこの係止凹部51に対し
弾性を利用して係止すると、キャップ2をホイール本体
1に支持することができる。また、この各係止突起52
をこの係止凹部51に対し弾性を利用して離脱させる
と、キャップ2をホイール本体1から取り外すことがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、ホイ
ール本体1とキャップ2との間の固定手段Mにおいて
は、リム部4でアウトサイドリング部11の耳部11a
に係止凹部51が形成されている。しかし、このリム部
4についてはタイヤを確実に装着し得る形状にする必要
があるため、このリム部4の基本的形状は自ずと決まっ
てしまう。従って、ホイール本体1側の固定手段Mの形
状はもちろんのこと、それに合わせる必要のあるキャッ
プ2側の固定手段Mの形状も制限され、採用し得る固定
手段Mの設計パターンについての汎用性に乏しくなる。
【0005】本発明は、キャップ付きタイヤホイールに
おいてホイール本体とキャップとの間の固定手段を改良
し、各種固定手段を容易に採用し得ることを目的にして
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記実施形態の図面(図
1〜3に示す第一実施形態、図4〜6に示す第二実施形
態、図7〜9に示す第三実施形態、図10〜12に示す
第四実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。
【0007】請求項1の発明にかかるキャップ付きタイ
ヤホイールは、第一実施形態、第二実施形態及び第三実
施形態に対応し、下記のように構成されている。このタ
イヤホイールは、ホイール本体(1)と、このホイール
本体(1)の外側に対し着脱可能に支持されるキャップ
(2)とを備えている。このホイール本体(1)は、車
両のハブに取り付けられるディスク部(3)と、タイヤ
が装着されるリム部(4)とを有している。このディス
ク部(3)とリム部(4)とは、別体に成形されて互い
に組み付けられるか又は一体に成形される。前記ディス
ク部(3)は、ハブ穴(5)の内周縁部(5a)に隣接
して環状に設けたボルト締結部(6)と、このボルト締
結部(6)と前記リム部(4)との間に設けたカバー部
(7)とを有している。
【0008】前記リム部(4)から外れた前記ディスク
部(3)のカバー部(7)と、このカバー部(7)に面
するキャップ(2)とには、互いに係脱可能な係止部
(16,24)(14,26)(28,30)(32,
33)を有する固定手段(M)を設けている。
【0009】請求項2の発明にかかるキャップ付きタイ
ヤホイールは、第四実施形態に対応し、下記のように構
成されている。このタイヤホイールは、ホイール本体
(1)と、このホイール本体(1)の外側に対し着脱可
能に支持されるキャップ(2)とを備えている。このホ
イール本体(1)は、車両のハブに取り付けられるディ
スク部(3)と、タイヤが装着されるリム部(4)とを
有している。このディスク部(3)とリム部(4)と
は、別体に成形されて互いに組み付けられるか又は一体
に成形される。前記ディスク部(3)は、ハブ穴(5)
の内周縁部(5a)に隣接して環状に設けたボルト締結
部(6)と、このボルト締結部(6)と前記リム部
(4)との間に設けたカバー部(7)とを有している。
【0010】前記ディスク部(3)のボルト締結部
(6)のうちボルト穴(6b)以外の部分と、このボル
ト締結部(6)に面するキャップ(2)とには、互いに
係脱可能な係止部(37,49)を有する固定手段
(M)を設けている。
【0011】請求項3の発明は、第一実施形態、第二実
施形態及び第三実施形態に対応し、請求項1の発明に下
記の構成を追加している。前記ディスク部(3)のカバ
ー部(7)には、前記ディスク部(3)のボルト締結部
(6)と前記リム部(4)との間でキャップ(2)側へ
膨らんで頂部(8a)を有するサポート部(8)を設け
ている。このサポート部(8)は、前記ボルト締結部
(6)からこの頂部(8a)に至る片側部(8b)と、
この頂部(8a)から前記リム部(4)側に至る片側部
(8c)とを有している。前記ディスク部(3)側の固
定手段(M)は、前記リム部(4)と頂部(8a)との
間の片側部(8c)に設けられている。
【0012】請求項4の発明は、第一実施形態に対応
し、請求項1または請求項3の発明に下記の構成を追加
している。前記固定手段(M)において、ディスク部
(3)のカバー部(7)側にある係止部は、そのカバー
部(7)に設けた膨出部(15)に対し形成した係止孔
(16)である。同じく固定手段(M)において、キャ
ップ(2)側にある係止部は、そのキャップ(2)に形
成した複数の風窓(17)のうち互いに隣接する両風窓
(17)間の架橋部(18)に設けた係止突起(24)
であって、この係止突起(24)が前記カバー部(7)
側の係止孔(16)に対し係脱可能に係入される。
【0013】請求項5の発明は、第二実施形態に対応
し、請求項1または請求項3の発明に下記の構成を追加
している。前記固定手段(M)において、ディスク部
(3)のカバー部(7)側にある係止部は、そのカバー
部(7)に形成した複数の飾り穴(13)のうち互いに
隣接する両飾り穴(13)間の架橋部(14)である。
同じく固定手段(M)において、キャップ(2)側にあ
る係止部は、そのキャップ(2)に形成した複数の風窓
(17)のうち互いに隣接する両風窓(17)間の架橋
部(18)に設けた係止突起(26)であって、この係
止突起(26)が前記カバー部(7)側の架橋部(1
4)に対し係脱可能に係止される。
【0014】請求項6の発明は、第三実施形態に対応
し、請求項1または請求項3の発明に下記の構成を追加
している。前記固定手段(M)において、ディスク部
(3)のカバー部(7)側にある係止部は、そのカバー
部(7)に形成した飾り穴(13)にあってその内周縁
部に形成した係止突部(28)である。同じく固定手段
(M)において、キャップ(2)側にある係止部は、前
記カバー部(7)側の係止突部(28)に対し係脱可能
に係止される係止突起(30)である。
【0015】請求項7の発明は、第四実施形態に対応
し、請求項2の発明に下記の構成を追加している。前記
固定手段(M)において、ディスク部(3)のボルト締
結部(6)側にある係止部は、そのボルト締結部(6)
に形成した取付孔(36)に対し挿着した係止ピン(3
7)である。同じく固定手段(M)において、キャップ
(2)側にある係止部は、そのキャップ(2)に設けた
膨出部(41)に対し形成した係止孔(49)であり、
この係止孔(49)に対し前記ボルト締結部(6)側の
係止ピン(37)が係脱可能に係止される。
【0016】
【発明の実施の形態】〔第一実施形態〕まず、本発明の
第一実施形態にかかるキャップ付きタイヤホイールを図
1〜3を参照して説明する。
【0017】<キャップ付きタイヤホイールの概要>図
1で概略的(一部省略)に示すように、このタイヤホイ
ールは、アルミニウム等の軽合金により成形され、ホイ
ール本体1と、このホイール本体1に対し着脱可能に支
持されるキャップ2とを備えている。
【0018】このホイール本体1は、図示しない車両の
ハブに取り付けられるディスク部3と、図示しないタイ
ヤが装着されるリム部4とを有している。このディスク
部3とリム部4とは互いに別体に成形され、ディスク部
3の最外周部にリム部4が一体的に組み付けられてい
る。
【0019】このディスク部3は、円形状のハブ穴5の
内周縁部5aに隣接して円環帯状に形成されたボルト締
結部6と、このボルト締結部6と前記リム部4との間に
形成されたカバー部7とを有している。このボルト締結
部6には、複数のナット座6aがハブ穴5の内周縁部5
aに沿って等間隔で並設されているとともに、この各ナ
ット座6aでボルト穴6bが形成されている。このカバ
ー部7は、このボルト締結部6の外周縁から一体に連続
して外側に膨らむサポート部8と、このサポート部8の
最外周縁から一体に連続して内側に屈曲された円環帯状
の接続部9とを有している。
【0020】前記リム部4は、この接続部9の外周に固
着された円環帯状の台部10と、この台部10から一体
に連続して外側に突出するアウトサイドリング部11
と、この台部10から一体に連続して内側に突出するイ
ンサイドリング部12とを有している。このアウトサイ
ドリング部11とインサイドリング部12とにはそれぞ
れ耳部11a,12aが形成され、このアウトサイドリ
ング部11の耳部11aが前記カバー部7のサポート部
8の外周を囲むように円環状に延設されている。
【0021】前記ディスク部3のカバー部7において、
外側へ山状に膨らむサポート部8は、前記ディスク部3
のボルト締結部6から前記リム部4側へ向かうほど外側
へ傾斜して頂部8aに至る片側部8bと、この頂部8a
から前記リム部4側へ向かうほど内側へ傾斜して前記リ
ム部4側の接続部9に至る片側部8cとを有している。
【0022】前記リム部4から外れた前記ディスク部3
のカバー部7と、前記リム部4のアウトサイドリング部
11の内周空間でこのカバー部7の外側に面するキャッ
プ2の内側とには、それぞれ、下記で詳述する固定手段
Mが設けられている。
【0023】<前記固定手段Mの詳細> * 前記ディスク部3側の固定手段M 図2,3でも概略的(一部省略)に示すように、カバー
部7のうち、前記リム部4側の接続部9と頂部8aとの
間の片側部8cには、複数の飾り穴13とこの各飾り穴
13間の架橋部14とが前記リム部4に沿って周方向へ
並設されている。この各飾り穴13のうち互いに隣接す
る複数組の両飾り穴13間の架橋部14には、膨出部1
5が外側(前記キャップ2側)へ突出するように形成さ
れている。この膨出部15内は空洞部15aになってい
る。この膨出部15には円形状の係止孔16(係止部)
が膨出部15の内外へ貫通するように形成されている。
【0024】* 前記キャップ2側の固定手段M 図2,3でも概略的(一部省略)に示すように、このキ
ャップ2には複数の風窓17とこの各風窓17間の架橋
部18とがキャップ2の周方向へ並設されている。この
各風窓17の内周縁部にはフランジ部19が内側へ突出
するように形成されている。
【0025】この各風窓17のうち互いに隣接する複数
組の両風窓17間の架橋部18において、この両風窓1
7のフランジ部19は係止壁部20で互いにつながれて
いる。この係止壁部20は、断面L形状をなし、前記デ
ィスク部3側の膨出部15に面する係止板部21を有し
ている。この係止板部21には円形状の支持孔21aが
形成されている。この係止板部21に対し別体に成形さ
れた係止ピン22は、コ字形状の支持部23と、この支
持部23から突設された係止突起24(係止部)とを有
している。この支持部23内には支持突部23aが形成
されている。この係止ピン22の支持部23がこの係止
壁部20の係止板部21に挿嵌されてこの支持部23の
支持突部23aがこの係止板部21の支持孔21aに対
し着脱可能に支持された状態で、この係止ピン22の係
止突起24が係止板部21から前記膨出部15側へ向け
て突出する。この係止突起24の先端部の外周には、弾
性を持つ複数の係止片部24aが周方向へ並設されてい
る。
【0026】* 前記両固定手段Mの係脱 前記キャップ2側の係止ピン22を前記ディスク部3側
の膨出部15に当てがい、この係止ピン22の係止突起
24をこの膨出部15の係止孔16に挿入すると、この
係止突起24の各係止片部24aが弾性に抗して撓んだ
後に弾性により復帰してこの係止孔16に係止される。
従って、キャップ2がホイール本体1に対しそのディス
ク部3を覆うように支持される。その支持状態では、キ
ャップ2の最外周縁部が前記アウトサイドリング部11
の耳部11aの最外周縁部に対し若干の隙間をあけて接
近している。ちなみに、この両固定手段Mは、キャップ
2の外側から風窓17を通してほとんど見ることができ
ない。
【0027】一方、前記係止孔16から前記係止突起2
4を各係止片部24aの弾性を利用して離脱させると、
キャップ2をホイール本体1から取り外すことができ
る。 <第一実施形態の特徴>第一実施形態は下記(イ)〜
(ハ)の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有す
る。
【0028】(イ) ホイール本体1においてリム部4
から外れたディスク部3のカバー部7には、固定手段M
の係止部として係止孔16を設けた。また、このカバー
部7に面するキャップ2においては、この係止孔16に
対し係脱可能な係止突起24を固定手段Mの係止部とし
て設けた。従って、タイヤを確実に装着し得る形状にす
る必要があるために基本的形状が自ずと決まってしまう
ホイール本体のリム部に固定手段の係止部を設けた従来
技術と比較して、ホイール本体1及びキャップ2におい
て固定手段Mの係止部の形状が制限されにくくなり、採
用し得る固定手段Mの設計パターンについての汎用性が
増加し、各種固定手段Mを容易に採用することができ
る。
【0029】(ロ) 一般に、ディスク部3のカバー部
7には、強度を向上させるために、ディスク部3のボル
ト締結部6とリム部4との間でキャップ2側へ膨らんで
頂部8aを有するサポート部8を設けている。このサポ
ート部8については、ボルト締結部6からこの頂部8a
に至る片側部8bと、この頂部8aからリム部4側に至
る片側部8cとに区分することができる。
【0030】前記サポート部8の両片側部8b,8cの
うち、ボルト締結部6に近い片側部8bは、ボルト締結
部6から遠い片側部8cと比較して、大きな曲げ応力な
どが生じ易い。そのため、この片側部8bの形状を所望
の固定手段Mに合わせて大きく変更することは困難であ
る。そこで、カバー部7のうちサポート部8の片側部8
cに固定手段Mの係止部を設けた。従って、ホイール本
体1としての強度を確実に維持したまま、各種固定手段
Mをより一層容易に採用することができる。
【0031】(ハ) 採用し得る固定手段Mの設計パタ
ーンとして下記*の具体的構成を提案したので、ホイー
ル本体1としての強度を確実に維持したまま、既存の形
状も有効に利用して、所望の固定手段Mをより一層容易
に実現することができる。
【0032】* ディスク部3のカバー部7側にある係
止部については、そのカバー部7に膨出部15を設け、
その膨出部15に対し係止孔16を形成した。 * キャップ2側にある係止部については、そのキャッ
プ2に形成した複数の風窓17のうち互いに隣接する両
風窓17間の架橋部18を利用し、その架橋部18に係
止突起24を形成した。
【0033】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかるキャップ付きタイヤホイールを図4〜6を
参照して説明する。
【0034】図4で概略的(一部省略)に示すキャップ
付きタイヤホイールは、下記*で詳述する固定手段M以
外、前述した第一実施形態と基本的に同様である。 * 前記ディスク部3側の固定手段M 図5,6でも概略的(一部省略)に示すように、カバー
部7のうち、前記リム部4側の接続部9と頂部8aとの
間の片側部8cには、複数の飾り穴13とこの各飾り穴
13間の架橋部14とが前記リム部4に沿って並設され
ている。この各飾り穴13のうち互いに隣接する複数組
の両飾り穴13間の架橋部14(係止部)において周方
向の両側で、両飾り穴13の内周縁部を係止縁部25と
している。
【0035】* 前記キャップ2側の固定手段M 図5,6でも概略的(一部省略)に示すように、このキ
ャップ2には複数の風窓17とこの各風窓17間の架橋
部18とが周方向へ並設されている。この各風窓17の
内周縁部にはフランジ部19が内側へ突出するように形
成されている。
【0036】この各風窓17のうち互いに隣接する複数
組の両風窓17間の架橋部18においてこの両風窓17
のフランジ部19には、係止突起26(係止部)が係止
間隙27をあけるように周方向で互いに隣接して形成さ
れている。この両係止突起26は、互いに接近離間する
周方向の弾性を持ち、係止間隙27で相対向する鉤部2
6aを有している。
【0037】* 前記両固定手段Mの係脱 前記キャップ2側の両係止突起26を前記ディスク部3
側の架橋部14に当てがい、この両係止突起26を弾性
に抗して互いに広げて係止間隙27にこの架橋部14を
挿入すると、この両係止突起26が弾性により復帰して
両係止突起26の鉤部26aが架橋部14の両係止縁部
25に係止される。従って、キャップ2がホイール本体
1に対しそのディスク部3を覆うように支持される。そ
の支持状態では、キャップ2の最外周縁部が前記アウト
サイドリング部11の耳部11aの最外周縁部に対し若
干の間隙をあけて接近している。ちなみに、この両固定
手段Mは、キャップ2の外側から風窓17を通してほと
んど見ることができない。
【0038】一方、前記架橋部14から前記両係止突起
26を弾性を利用して離脱させると、キャップ2をホイ
ール本体1から取り外すことができる。 <第二実施形態の特徴>第二実施形態は、前記第一実施
形態と比較して、係止部を下記(ニ)のように変更した
以外、第一実施形態の特徴(イ)(ロ)と同様な特徴を
有するとともに、下記(ニ)の特徴(後記する他の技術
的思想以外)も有する。
【0039】(ニ) 採用し得る固定手段Mの設計パタ
ーンとして下記*の具体的構成を提案したので、ホイー
ル本体1としての強度を確実に維持したまま、既存の形
状も有効に利用して、所望の固定手段Mをより一層容易
に実現することができる。
【0040】* ディスク部3のカバー部7側にある係
止部については、そのカバー部7に形成した複数の飾り
穴13のうち互いに隣接する両飾り穴13間の架橋部1
4を利用した。
【0041】* キャップ2側にある係止部について
は、そのキャップ2に形成した複数の風窓17のうち互
いに隣接する両風窓17間の架橋部18を利用し、その
架橋部18に係止突起26を形成した。
【0042】〔第三実施形態〕次に、本発明の第三実施
形態にかかるキャップ付きタイヤホイールを図7〜9を
参照して説明する。
【0043】図7で概略的(一部省略)に示すキャップ
付きタイヤホイールは、下記*で詳述する固定手段M以
外、前述した第一実施形態と基本的に同様である。 * 前記ディスク部3側の固定手段M 図8,9でも概略的(一部省略)に示すように、カバー
部7のうち、前記リム部4側の接続部9と頂部8aとの
間の片側部8cには、複数の飾り穴13とこの各飾り穴
13間の架橋部14とが前記リム部4に沿って並設され
ている。この各飾り穴13のうち複数の飾り穴13にお
いて、半径方向の両側の内周縁部のうち前記ハブ穴5か
ら遠い一側の内周縁部には、係止突部28(係止部)と
係脱凹部29とが周方向で互いに隣接して形成されてい
る。
【0044】* 前記キャップ2側の固定手段M 図8,9でも概略的(一部省略)に示すように、このキ
ャップ2には複数の係止突起30(係止部)が周方向へ
並設されている。この各係止突起30の先端部には鉤部
30aが周方向へ延設されている。
【0045】* 前記両固定手段Mの係脱 前記キャップ2側の係止突起30を前記ディスク部3側
の飾り穴13に当てがい、この係止突起30を飾り穴1
3の係脱凹部29に挿入した後、キャップ2を飾り穴1
3の係止突部28側へ向けて若干周方向へ回すと、この
係止突起30の鉤部30aがこの係止突部28に対し圧
接状態で係止される。従って、キャップ2がホイール本
体1に対しそのディスク部3を覆うように支持される。
その支持状態では、キャップ2の最外周縁部が前記アウ
トサイドリング部11の耳部11aの最外周縁部に対し
若干の間隙をあけて接近している。
【0046】一方、キャップ2を飾り穴13の係止突部
28側から係脱凹部29側へ向けて若干周方向へ回す
と、この係止突部28から前記係止突起30が離脱し、
キャップ2をホイール本体1から取り外すことができ
る。
【0047】<第三実施形態の特徴>第三実施形態は、
前記第一実施形態と比較して、係止部を下記(ホ)のよ
うに変更した以外、第一実施形態の特徴(イ)(ロ)と
同様な特徴を有するとともに、下記(ホ)の特徴(後記
する他の技術的思想以外)も有する。
【0048】(ホ) 採用し得る固定手段Mの設計パタ
ーンとして下記*の具体的構成を提案したので、ホイー
ル本体1としての強度を確実に維持したまま、既存の形
状も有効に利用して、所望の固定手段Mをより一層容易
に実現することができる。
【0049】* ディスク部3のカバー部7側にある係
止部については、そのカバー部7に形成した飾り穴13
を利用し、その飾り穴13の内周縁部に係止突部28を
形成した。
【0050】* キャップ2側にある係止部は、係止突
起30である。 〔第四実施形態〕次に、本発明の第四実施形態にかかる
キャップ付きタイヤホイールを図10〜12を参照して
説明する。
【0051】図10で概略的(一部省略)に示すキャッ
プ付きタイヤホイールは、下記*で詳述する固定手段M
以外、前述した第一実施形態と基本的に同様である。 * 前記ディスク部3側の固定手段M 図11,12でも概略的(一部省略)に示すように、前
記ディスク部3のボルト締結部6のうち各ボルト穴6b
以外の部分において、複数の取付孔36が各ボルト穴6
b間で周方向へ並設されている。係止ピン37(係止
部)は、頭部38と、この頭部38から連続する嵌着部
39と、この嵌着部39から連続する係止軸部40とか
らなる。この係止軸部40においては、先端側ほど細く
形成された略円錐形状の案内部40aと前記嵌着部39
との間で、係止凹部40bが形成されている。この係止
ピン37を前記取付孔36に対し外側へ向けて挿着する
と、この係止ピン37の頭部38がボルト締結部6の内
側に係止されるとともに、この係止ピン37の嵌着部3
9が取付孔36の内周面に圧着され、この係止ピン37
の係止軸部40がボルト締結部6の外側から突出する。
【0052】* 前記キャップ2側の固定手段M 図11,12でも概略的(一部省略)に示すように、前
記ボルト締結部6に面するキャップ2の内側には複数の
膨出部41がキャップ2の周方向へ並設されている。こ
の各膨出部41は、円筒状の大径部42(膨出支持部)
と、この大径部42の先端部に対し段差状をなす円筒状
の小径部43(膨出支持部)と、後記クリップ45とか
らなる。この大径部42と小径部43との間の段差部分
においてキャップ2の周方向の両側には引掛孔44が形
成されている。
【0053】前記クリップ45は、プラスチックにより
前記大径部42及び小径部43に対し別体で成形され、
内壁部46aと外壁部46bとで二重に成形された係止
筒部46と、この係止筒部46の外壁部46bの両側か
ら延びる両引掛脚部47とを有している。この係止筒部
46において内壁部46aの先端面には、弾性を持つ複
数の係止片部48が中心線48aの周囲で周方向へ並設
されてこの中心線48aで相対向し、この中心線48a
で各係止片部48間に係止孔49(係止部)が形成され
ている。このクリップ45を前記小径部43に押し込む
と、この小径部43がこのクリップ45の内外両壁部4
6a,46b間に挿入されるとともに、このクリップ4
5の両引掛脚部47が前記両引掛孔44に係入され、ク
リップ45が小径部43に取着される。
【0054】なお、前記膨出部41において大径部42
内には大径部42と小径部43との間の境界部分で小径
部43内を隠す飾りナット50が取着されている。 * 前記両固定手段Mの係脱 前記キャップ2側のクリップ45を前記ディスク部3側
の係止ピン37に当てがって押し込むと、この係止ピン
37の係止軸部40が案内部40aで案内されながらこ
のクリップ45の各係止片部48の弾性に抗して係止孔
49に挿入され、この各係止片部48がこの係止軸部4
0の係止凹部40bに係止される。従って、キャップ2
がホイール本体1に対しそのディスク部3を覆うように
支持される。その支持状態では、キャップ2の最外周縁
部が前記アウトサイドリング部11の耳部11aの最外
周縁部に対し若干の間隙をあけて接近している。
【0055】一方、前記係止ピン37から前記クリップ
45を各係止片部48の弾性を利用して離脱させると、
キャップ2をホイール本体1から取り外すことができ
る。 <第四実施形態の特徴>第四実施形態は、第一実施形態
の特徴(イ)に対応する下記(ヘ)と、第一実施形態の
特徴(ハ)に対応する下記(ト)の特徴を有するととも
に、下記(チ)の特徴(後記する他の技術的思想以外)
も有する。
【0056】(ヘ) ホイール本体1においてリム部4
から外れたディスク部3のボルト締結部6のうちボルト
穴6b以外の部分には、固定手段Mの係止部として係止
ピン37を設けた。また、このボルト締結部6に面する
キャップ2においては、この係止ピン37に対し係脱可
能な係止孔49を固定手段Mの係止部として設けた。従
って、タイヤを確実に装着し得る形状にする必要がある
ために基本的形状が自ずと決まってしまうホイール本体
のリム部に固定手段の係止部を設けた従来技術と比較し
て、ホイール本体1及びキャップ2において固定手段M
の係止部の形状が制限されにくくなり、採用し得る固定
手段Mの設計パターンについての汎用性が増加し、各種
固定手段Mを容易に採用することができる。
【0057】(ト) 採用し得る固定手段Mの設計パタ
ーンとして下記*の具体的構成を提案したので、ホイー
ル本体1としての強度を確実に維持したまま、既存の形
状も有効に利用して、所望の固定手段Mをより一層容易
に実現することができる。
【0058】* ディスク部3のボルト締結部6側にあ
る係止部は、そのボルト締結部6に形成した取付孔36
に対し挿着した係止ピン37である。 * キャップ2側にある係止部は、そのキャップ2に設
けた膨出部41に対し形成した係止孔49である。
【0059】(チ) ホイール本体1においてディスク
部3のボルト締結部6のうちボルト穴6bは、車両のハ
ブにホイール本体1を取り付ける場合にハブ側のボルト
が挿通され、そのボルトにナットが螺合される部分であ
って、強度も必要とする。そのため、このボルト穴6b
の形状を所望の固定手段Mに合わせて大きく変更するこ
とは困難である。そこで、このボルト締結部6のうちボ
ルト穴6b以外の部分に固定手段Mの係止部を設けた。
従って、ホイール本体1としての強度を確実に維持した
まま、各種固定手段Mをより一層容易に採用することが
できる。
【0060】〔別例〕前記各実施形態のホイール本体1
については、車両のハブに取り付けられるディスク部3
と、タイヤが装着されるリム部4とを一体に成形しても
よい。
【0061】〔他の技術的思想〕前記各実施形態から把
握できる技術的思想(請求項以外)を記載する。 * 採用し得る固定手段Mの設計パターンとして下記
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)の具体的構成を
提案したので、ホイール本体1としての強度を確実に維
持したまま、既存の形状も有効に利用して、所望の固定
手段Mをより一層容易に実現することができる。
【0062】(イ) 第一実施形態に対応する構成 請求項4において、キャップ2側の係止突起24は、互
いに隣接する両風窓17間の架橋部18で、この両風窓
17の内周縁部に形成したフランジ部19間をつなぐ係
止壁部20に対し着脱可能に支持されている。
【0063】(ロ) 上記(イ)において、キャップ2
側の係止突起24は、弾性を持つ係止片部24aを有
し、その弾性により、この係止片部24aがカバー部7
側の係止孔16に対し係脱される。
【0064】(ハ) 第二実施形態に対応する構成 請求項5において、キャップ2側の係止突起26は、互
いに隣接する両風窓17の内周縁部に形成したフランジ
部19にそれぞれ形成され、この両係止突起26は、互
いに接近離間する方向の弾性を持ち、その弾性により、
カバー部7側の架橋部14の両係止縁部25に対し係脱
可能に係止される。
【0065】(ニ) 第三実施形態に対応する構成 請求項6において、カバー部7の飾り穴13の内周縁部
には係止突部28に隣接して係脱凹部29を設け、キャ
ップ2側の係止突起30がこの係脱凹部29を通してこ
の係止突部28に対し係脱可能に係止される。
【0066】(ホ) 第四実施形態に対応する構成 請求項7において、キャップ2側の係止孔49は、膨出
部41のクリップ45に形成され、このクリップ45の
係止孔49は弾性を持つ係止片部48を有し、その弾性
により、この係止孔49に対しボルト締結部6側の係止
ピン37が係脱可能に係止される。
【0067】(ヘ) 請求項1から請求項7のうちいず
れかの請求項、または上記(イ)または上記(ロ)また
は上記(ハ)または上記(ニ)または上記(ホ)におい
て、ディスク部3は、リム部4に対し別体に成形され、
カバー部7から連続する接続部9で一体的に固着されて
いる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明にかかるキャップ付きタ
イヤホイールによれば、ホイール本体(1)とキャップ
(2)との間の固定手段(M)を設ける場合、リム部
(4)から外れたディスク部(3)のカバー部(7)
と、キャップ(2)とにそれぞれ係止部(16,24)
(14,26)(28,30)(32,33)を設けた
ので、固定手段(M)の係止部の形状が制限されにくく
なり、採用し得る固定手段(M)の設計パターンについ
ての汎用性が増加し、各種固定手段(M)を容易に採用
することができる。
【0069】請求項2の発明にかかるキャップ付きタイ
ヤホイールによれば、ホイール本体(1)とキャップ
(2)との間の固定手段(M)を設ける場合、リム部
(4)から外れたディスク部(3)のボルト締結部
(6)のうちボルト穴(6b)以外の部分と、キャップ
(2)とにそれぞれ係止部(37,49)を設けたの
で、固定手段(M)の係止部の形状が制限されにくくな
り、採用し得る固定手段(M)の設計パターンについて
の汎用性が増加し、各種固定手段(M)を容易に採用す
ることができる。
【0070】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加え、ディスク部(3)のカバー部(7)のう
ち、特に、ディスク部(3)のボルト締結部(6)とリ
ム部(4)との間でキャップ(2)側へ膨らんで頂部
(8a)を有するサポート部(8)で、この頂部(8
a)からリム部(4)側に至る片側部(8c)に、係止
部(16)(14)(28)(32)を設けたので、ホ
イール本体(1)としての強度を確実に維持したまま、
各種固定手段(M)をより一層容易に採用することがで
きる。
【0071】請求項4から請求項6のうちいずれかの請
求項の発明によれば、請求項1または請求項3の発明の
効果に加え、ホイール本体(1)としての強度を確実に
維持したまま、既存の形状も有効に利用して、所望の固
定手段(M)をより一層容易に実現することができる。
【0072】請求項7の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加え、ホイール本体(1)としての強度を確実
に維持したまま、既存の形状も有効に利用して、所望の
固定手段(M)をより一層容易に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態にかかるタイヤホイールにおい
てホイール本体とキャップとを互いに分解して概略的に
示す全体断面図である。
【図2】 (a)は図1に示すホイール本体とキャップ
とを互いに組み付けて概略的に示す全体断面図であり、
(b)は(a)の部分拡大断面図である。
【図3】 (a)は図1のホイール本体を示す部分斜視
図であり、(b)は図1のキャップを示す部分斜視図で
ある。
【図4】 第二実施形態にかかるタイヤホイールにおい
てホイール本体とキャップとを互いに分解して概略的に
示す全体断面図である。
【図5】 (a)は図4に示すホイール本体とキャップ
とを互いに組み付けて概略的に示す全体断面図であり、
(b)及び(c)は(a)の部分拡大断面図である。
【図6】 (a)は図4のホイール本体を示す部分斜視
図であり、(b)は図4のキャップを示す部分斜視図で
ある。
【図7】 第三実施形態にかかるタイヤホイールにおい
てホイール本体とキャップとを互いに分解して概略的に
示す全体断面図である。
【図8】 (a)は図7に示すホイール本体とキャップ
とを互いに組み付けて概略的に示す全体断面図であり、
(b)は(a)の部分拡大断面図である。
【図9】 (a)は図7のホイール本体を示す部分斜視
図であり、(b)は図7のキャップを示す部分斜視図で
ある。
【図10】 第四実施形態にかかるタイヤホイールにお
いてホイール本体とキャップとを互いに分解して概略的
に示す全体断面図である。
【図11】 (a)は図10に示すホイール本体とキャ
ップとを互いに組み付けて概略的に示す全体断面図であ
り、(b)は(a)の部分拡大断面図である。
【図12】 (a)は図10のホイール本体を示す部分
斜視図であり、(b)は図10のキャップを示す部分斜
視図である。
【図13】 (a)は従来のタイヤホイールにおいてホ
イール本体とキャップとを互いに分解して概略的に示す
断面図であり、(b)は(a)に示すホイール本体とキ
ャップとを互いに組み付けた部分拡大断面図である。
【符号の説明】 1…ホイール本体、2…キャップ、3…ディスク部、4
…リム部、5…ハブ穴、6…ボルト締結部、6b…ボル
ト穴、7…カバー部、8…サポート部、8a…頂部、8
b,8c…片側部、13…飾り穴、14…架橋部(係止
部)、15…膨出部、16…係止孔(係止部)、17…
風窓、18…架橋部、24…係止突起(係止部)、26
…係止突起(係止部)、28…係止突部(係止部)、3
0…係止突起(係止部)、36…取付孔、37…係止ピ
ン(係止部)、41…膨出部、49…係止孔(係止
部)、M…固定手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のハブに取り付けられるディスク部
    と、タイヤが装着されるリム部とを有し、それらを別体
    に成形して互いに組み付けるか又は一体に成形したホイ
    ール本体と、このホイール本体の外側に対し着脱可能に
    支持されるキャップとを備えたキャップ付きタイヤホイ
    ールにおいて、 前記ディスク部は、ハブ穴の内周縁部に隣接して環状に
    設けたボルト締結部と、このボルト締結部と前記リム部
    との間に設けたカバー部とを有し、 前記リム部から外れた前記ディスク部のカバー部と、こ
    のカバー部に面するキャップとには、互いに係脱可能な
    係止部を有する固定手段を設けたことを特徴とするキャ
    ップ付きタイヤホイール。
  2. 【請求項2】 車両のハブに取り付けられるディスク部
    と、タイヤが装着されるリム部とを有し、それらを別体
    に成形して互いに組み付けるか又は一体に成形したホイ
    ール本体と、このホイール本体の外側に対し着脱可能に
    支持されるキャップとを備えたキャップ付きタイヤホイ
    ールにおいて、 前記ディスク部は、ハブ穴の内周縁部に隣接して環状に
    設けたボルト締結部と、このボルト締結部と前記リム部
    との間に設けたカバー部とを有し、 前記ディスク部のボルト締結部のうちボルト穴以外の部
    分と、このボルト締結部に面するキャップとには、互い
    に係脱可能な係止部を有する固定手段を設けたことを特
    徴とするキャップ付きタイヤホイール。
  3. 【請求項3】 前記ディスク部のカバー部には、前記デ
    ィスク部のボルト締結部と前記リム部との間でキャップ
    側へ膨らんで頂部を有するサポート部を設け、このサポ
    ート部は、前記ボルト締結部からこの頂部に至る片側部
    と、この頂部から前記リム部側に至る片側部とを有し、 前記ディスク部側の固定手段は、前記リム部と頂部との
    間の片側部に設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載のキャップ付きタイヤホイール。
  4. 【請求項4】 前記固定手段において、 ディスク部のカバー部側にある係止部は、そのカバー部
    に設けた膨出部に対し形成した係止孔であり、 キャップ側にある係止部は、そのキャップに形成した複
    数の風窓のうち互いに隣接する両風窓間の架橋部に設け
    た係止突起であって、この係止突起が前記カバー部側の
    係止孔に対し係脱可能に係入されることを特徴とする請
    求項1または請求項3に記載のキャップ付きタイヤホイ
    ール。
  5. 【請求項5】 前記固定手段において、 ディスク部のカバー部側にある係止部は、そのカバー部
    に形成した複数の飾り穴のうち互いに隣接する両飾り穴
    間の架橋部であり、 キャップ側にある係止部は、そのキャップに形成した複
    数の風窓のうち互いに隣接する両風窓間の架橋部に設け
    た係止突起であって、この係止突起が前記カバー部側の
    架橋部に対し係脱可能に係止されることを特徴とする請
    求項1または請求項3に記載のキャップ付きタイヤホイ
    ール。
  6. 【請求項6】 前記固定手段において、 ディスク部のカバー部側にある係止部は、そのカバー部
    に形成した飾り穴にあってその内周縁部に形成した係止
    突部であり、 キャップ側にある係止部は、前記カバー部側の係止突部
    に対し係脱可能に係止される係止突起であることを特徴
    とする請求項1または請求項3に記載のキャップ付きタ
    イヤホイール。
  7. 【請求項7】 前記固定手段において、 ディスク部のボルト締結部側にある係止部は、そのボル
    ト締結部に形成した取付孔に対し挿着した係止ピンであ
    り、 キャップ側にある係止部は、そのキャップに設けた膨出
    部に対し形成した係止孔であり、この係止孔に対し前記
    ボルト締結部側の係止ピンが係脱可能に係止されること
    を特徴とする請求項2に記載のキャップ付きタイヤホイ
    ール。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1543996A2 (en) 2003-12-19 2005-06-22 Altia Hashimoto Co., Ltd. Wheel cover for automotive vehicles
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CN114179566A (zh) * 2021-11-11 2022-03-15 安徽速博汽车配件有限公司 用于保护车辆轮毂的装饰盖

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