JP2005178516A - 空気吹出調整用レジスタ - Google Patents

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勝章 奥野
Masaji Tsukada
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Abstract

【課題】レジスタ本体のポップアップ状態或いは収納状態に拘わらず、上面吹出口或いは前面吹出口からの空気吹出し流量を調整することができる空気吹出調整用レジスタを提供する。
【解決手段】レジスタ本体1内にダンパ14が上面吹出口11及び前面吹出口12からの空気吹出し流量を調整可能にダンパ軸13を介して回動可能に配設される。操作ダイヤル6がダンパ軸13に連係されてダンパ14を回動操作可能に配設される。ダンパ軸13にはレバー9がクラッチ機構を介して連結されると共に、レバー9の端部が収納部3の側壁部3aに設けたガイド溝3bに係合する。レジスタ本体1がポップアップ状態から収納位置に回動するとき、ダンパ14は上面吹出口11を開放し且つ前面吹出口12を閉じるように回動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の車内等の換気や空調の空気吹出口に使用される空気吹出調整用レジスタに関し、特に必要に応じて空気吹出口がパネル(インストルメントパネル等)内から突き出す構造のポップアップ式の空気吹出調整用レジスタに関する。
従来、この種のポップアップ式の空気吹出調整用レジスタとして、空気吹出し口を有するレジスタフレームが、インストルメントパネルに設けた開口部から突出可能に、支持軸とブラケットを介して、インストルメントパネルの内側に取り付けられ、そのレジスタフレームを、リンクを介して手動操作により、或いはモータにより支持軸を軸に回動させ、必要に応じて前面吹出口をインストルメントパネルから上方に突出すようにしたレジスタが、下記特許文献1等で知られている。
実開昭61−113115号公報
この従来のポップアップ式の空気吹出調整用レジスタは、レジスタフレームに上面吹出口と前面吹出口が設けられると共に、内部にポップアップ動作に従動して回動するダンパが配設され、レジスタフレームをポップアップ動作つまり上方に突き出し動作させたとき、ダンパが前面吹出口を閉じて上面吹出口を開くように回動し、レジスタフレームを下方の収納位置に引き戻し動作させたとき、ダンパが前面吹出口を閉じて上面吹出口を開くように構成されていた。
しかしながら、この従来の空気吹出調整用レジスタは、レジスタフレームを収納状態としてその前面吹出口を閉じて上面吹出口を開いた状態で、ダンパが前面吹出口の閉鎖位置に固定されるため、開口した上面吹出口からの空気吹出し流量を調整することができず、同様に、レジスタフレームをポップアップ状態としてその上面吹出口を閉鎖し前面吹出口を開いた状態では、ダンパが上面吹出口の閉鎖位置に固定されるため、開口した前面吹出口からの空気吹出し流量を調整できないという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、レジスタ本体のポップアップ状態或いは収納状態に拘わらず、上面吹出口或いは前面吹出口からの空気吹出し流量を調整することができる空気吹出調整用レジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の空気吹出調整用レジスタは、上面吹出口と前面吹出口を有したレジスタ本体が支持軸を介して収納部内に配設され、前面吹出口を突き出すようにポップアップ動作するポップアップ式の空気吹出調整用レジスタにおいて、レジスタ本体内にダンパが上面吹出口及び前面吹出口からの空気吹出し流量を調整可能にダンパ軸を介して回動可能に配設され、操作ダイヤルがダンパ軸に連係されてダンパを回動操作可能に配設され、ダンパ軸にはレバーがクラッチ機構を介して連結されると共に、レバーの端部が収納部の壁部に設けたガイド溝に係合し、レジスタ本体がポップアップ状態から収納位置に回動するとき、ダンパが該上面吹出口を開放し且つ前面吹出口を閉じるように回動し、レジスタ本体が収納状態からポップアップ位置に回動するとき、ダンパが上面吹出口を閉鎖し且つ前面吹出口を開くように回動することを特徴とする。
ここで、請求項2のように、上記操作ダイヤルは複数の歯車を介してダンパ軸に連係する構成とすることができる。
また、請求項3のように、上記レジスタ本体の支持軸は複数の歯車を介してアクチュエータに連係し、アクチュエータの駆動により支持軸が回動してレジスタ本体がポップアップ動作を行うように構成することができる。
また、請求項4のように、上記レバーのクラッチ機構は、レバーの回動軸部がばね部材によってダンパ軸の端部近傍に摺動可能に押し付けられ、ダンパ軸の回動端を越えたレバーの回動に対し回動軸部の摺動面に滑りが生じるように構成することができる。
上記構成の空気吹出調整用レジスタは、アクチュエータの駆動により歯車及び支持軸を介してレジスタ本体が回動し、収納部内の収納状態からポップアップ位置まで回動し或いはポップアップ状態から収納位置まで回動するように動作する。このとき、レジスタ本体内の通風路に位置するダンパは、レジスタ本体が収納位置からポップアップ状態まで回動する際、レバーとガイド溝の作用により、ダンパの位置が何れの角度位置にあるときでも、ダンパを上方に回動して上面吹出口を閉鎖し、前面吹出口を開放するように吹出口の切り換えを行うことができる。また、レジスタ本体がポップアップ状態から収納状態に回動するとき、ダンパの角度位置に拘わらず、ダンパを下方に回動して前面吹出口を閉鎖し、上面吹出口を開放するよう吹出口の切り換えを行うことができる。
このように、レジスタ本体内のダンパの角度位置に拘わらず、ポップアップ動作或いは収納動作を行った際には、ダンパを前面吹出し用に或いは上面吹出し用に確実に切り換えることができる。
さらに、レジスタ本体内のダンパは、操作ダイヤルの操作によりダンパ軸を軸に回動し、レジスタ本体内の通風路を絞り或いは開放して、上面吹出口或いは前面吹出口の空気吹出し流量を、レジスタ本体が収納或いはポップアップの何れの状態に拘わらず、調整することができる。
また、ダンパは、レジスタ本体が回動する際、レバー、ガイド溝の作用により回動するが、その回動端に達した後は、レバーの回動軸部のクラッチ機構の作用により、レバーが滑ってその位置で停止するため、ダンパの位置が何れの角度位置にあるときでも、確実に上面吹出口を閉鎖して前面吹出口を開放し、或いは前面吹出口を閉鎖して上面吹出口を開放するように、ダンパを切り換えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はポップアップ式の空気吹出調整用レジスタの収納時の斜視図を示し、図2、図3はその断面図を示している。また、図4はそのポップアップ時の斜視図を示し、図5、図6はその断面図を示している。1はその上面に上面吹出口11を設けその前面に前面吹出口12を設けたレジスタ本体であり、空調用の送風ダクト4の先端部に接続され、インストルメントパネル等のパネル2の内側に形成された収納部3内に、ポップアップ可能に配設されている。
さらに、レジスタ本体1は、その後部に水平に配設された支持軸15を介して収納部3内で回動可能に軸支され、収納部3上のパネル2の上面に設けた開口部からポップアップつまり突き出し可能に配設され、ポップアップ状態では、レジスタ本体1の前面に設けた前面吹出口12が前方に開口する。収納部3はパネル2の下側に形成された側壁部3aにより周囲を包囲され、その内部は空調用の送風ダクト4の先端に接続される。
すなわち、レジスタ本体1は、図2、図3、図5、図6の断面図に示すように、上側のカバー部1aと、カバー部1aの前部に延設されたベゼル部1bと、ベゼル部1bの側部を覆う側壁部1cとを有して構成され、カバー部1aに上面吹出口11が形成され、ベゼル部1bに前面吹出口12が形成され、その前面吹出口12内には前吹出口リテーナ5が配設される。そして、前吹出口リテーナ5内の前部に前可動ルーバ21が取り付けられ、その内側後方に後可動ルーバ22が、送風方向を調整可能に取り付けられる。
前可動ルーバ21は、複数の横フィン21aを一定の間隔で回動可能に配置し、それらをリンクで相互に連結して構成される。各横フィン21aの両側には回動軸が突設され、その回動軸は横軸受部に回動可能に嵌合される。更に、各横フィン21aの一方の回動軸の先端に、偏位軸を持つリンク部材が連結され、各偏位軸はリンクバーにより相互に連結され、リンク機構が構成される。
後可動ルーバ22は、複数の縦フィン22aを一定の間隔で回動可能に配置し、それらをリンクバーで相互に連結して構成される。各縦フィン22aの上部と下部には回動軸が突設され、それらの回動軸は縦軸受部に回動可能に嵌合される。更に、各縦フィン22aの下部には連結軸が突設され、それらの連結軸はリンクバーにより相互に連結される。
前可動ルーバ21の横フィン21aの一枚には、操作ノブ23が左右横方向に摺動可能に装着され、操作ノブ23の後部に設けた歯部が、後可動ルーバ22の縦フィン22aに設けた歯車部に噛合する。これにより、操作ノブ23を上下に操作すると、前可動ルーバ21が上下にその向きを変え、操作ノブ23を左右に操作すると、後可動ルーバ22がその向きを左右に変えて、風向を上下左右に変えることができる。
一方、レジスタ本体1の上部のカバー部1aには上面吹出口11が形成され、その上面吹出口11には斜め前方に向けて固定フィン11aが設けられている。さらに、その下側にはダンパ14が上面吹出口11と前面吹出口12を選択的に開閉可能で、且つそれらの吹出口11,12からの空気吹出し流量を調整可能に配設されている。ダンパ14は、図2、図5、図7、図8の断面図に示すように、レジスタ本体1内で、その上部を水平なダンパ軸13を介して軸支され、上下に所定の角度範囲で回動可能である。そのダンパ軸13は、図7に示すように、レジスタ本体1の側壁部1cに嵌合支持され、ダンパ軸13の先端には、第二歯車17が軸着される。
第二歯車17は操作ダイヤル6の軸6aに軸着された第一歯車16に噛合し、操作ダイヤル6はレジスタ本体1の内側の側部に、その上部を上方に露出し、所定の角度範囲で手動により回動操作可能に軸支されている。さらに、そのダンパ軸13の先端には、レジスタ本体1の突き出しと収納動作に応じて、ダンパ14を回動させるためのレバー9が連結されている。
図7の拡大断面図に示すように、レバー9の上端部に回動軸部9bが設けられ、その回動軸部9bをコイルばね9dを介して第二歯車17の軸部に押し付けるように、軸ピン9cが回動軸部9bと第二歯車17の軸心位置に嵌着され、コイルばね9dの押圧による摩擦抵抗によりレバー9と第二歯車17は共に回動する。これにより、レバー9とダンパ軸13との連結部にクラッチ機構が形成され、ダンパ軸13の所定角度範囲の回動ではレバー9とダンパ軸13とが連結して一体に回動し、ダンパ軸13の回動端に達すると、その連結部に滑りが生じ、ダンパ軸13が停止してレバー9のみが回動する。
すなわち、レバー9がその回動軸部9bを支点に回動すると、所定角度範囲では連結状態にある第二歯車17が回転し、そこに連結されたダンパ軸13を含むダンパ14が回動するが、レバー9が回動してもダンパ14が回動端に達してそれ以上の回動ができない場合、レバー9と第二歯車17の摩擦摺動面が滑り、レバー9のみが回動する。
また、図6、図7に示すように、レバー9の下端には、ピン9aが突設され、そのピン9aが、収納部3の側壁部3aの内側に設けられたガイド溝3bに係合している。このガイド溝3bは、図6に示すように下方に傾斜して配置され、レジスタ本体1を図2のように収納位置に回動させたとき、ダンパ14を略真下に向ける位置に回動させて前面吹出口12を閉鎖し、レジスタ本体1を図5のようにポップアップ位置に回動させたとき、ダンパ14を略水平位置に回動させて、上面吹出口11を閉鎖するように動作する。
レジスタ本体1を回動可能に支持する支持軸15と同軸上のレジスタ本体1のボス部に従動歯車8が取り付けられ、その従動歯車8に噛合して駆動歯車7が配設され、駆動歯車7は収納部3に軸支された軸7aに軸着される。そして、ポップアップ用のアクチュエータ(例えばサーボモータ)19が収納部3の外側に取り付けられ、アクチュエータ19の回転軸がその駆動歯車7の軸7aに連結される(図3)。
アクチュエータ19の操作スイッチ18は図示しないインストルメントパネルの一部等に配設され、その操作スイッチ18を操作すると、アクチュエータ19が回転して、駆動歯車7、従動歯車8、支持軸15が回転駆動され、レジスタ本体1が支持軸15を軸に所定の収納位置から突出位置の範囲内で回動する。
また、レジスタ本体1が図3の収納状態から図6のポップアップ状態に回動するとき、レバー9とガイド溝3bの作用により、ダンパ軸13は図5の時計方向に回動し、ダンパ14は図5のように上面吹出口11を閉鎖する位置まで回動する。同様に、レジスタ本体1が図6の状態から図3の収納状態に回動するとき、レバー9とガイド溝3bの作用により、ダンパ軸13は図2の反時計方向に回動し、ダンパ14は図2のように前面吹出口12を閉鎖する位置まで回動する。
この際、操作ダイヤル6の操作によってダンパ14が何れの回動位置にある場合であっても、ダンパ軸13が回動端に達した際には、レバー9の回動軸部9bがダンパ軸13に対し滑って摺動し、問題なく吹出口を閉鎖状態とすることができる。つまり、ダンパ14は操作ダイヤル6の操作により任意の角度に回動させて吹出し空気流量を任意に調整することができ、レジスタ本体1の収納時或いはポップアップ時には、ダンパ14の静止位置に拘わらず、ダンパ14を吹出口の閉鎖位置まで回動させることができる。
上記構成の空気吹出調整用レジスタは、自動車の車内のインストルメントパネル等に設けられた開口部の内側で、通風ダクト4の先端部に装着された収納部3に収納及びポップアップ可能に装着される。
図2、図3に示すように、レジスタ本体1がパネル2内の収納部3に収納された状態にあるとき、操作スイッチ18を操作すると、ポップアップ用のアクチュエータ19が駆動し、駆動歯車7と従動歯車8を回動させ、レジスタ本体1が支持軸15を軸にして上側に回動し、図5、図6に示すように、その前面吹出口12をパネル2の開口部から突き出したポップアップ状態となる。
このとき、レジスタ本体1が上方に回動する際、レバー9の動作により第二歯車17が図3の時計方向に回動し、ダンパ軸13が同方向に回動して、図5に示すように、ダンパ14はレジスタ本体1の上面吹出口11の真下まで回動しその吹出口11を閉鎖する。また、ダンパ14は、上面吹出口11を閉鎖する前に何れの位置にあっても、ダンパ軸13がその閉鎖側への回動端に達すると、レバー9の回動軸部9bとダンパ軸13との摩擦面に滑りが生じ、操作スイッチ18をポップアップ側に操作した際には、ダンパ14が常に上面吹出口11の真下まで回動し、それを閉鎖する。
したがって、このポップアップ状態では、図5に示すように、上面吹出口11が閉鎖され、前面吹出口12が開放状態となり、前面吹出口12から前面に向けて送風が行われる。前面吹出し状態で、送風方向を調整する場合は、前可動ルーバ21に配設された操作ノブ23を操作して、前可動ルーバ21を上下に回動させ、或いは後可動ルーバ22を左右に回動させて、空気の吹出し方向を調整することができる。さらに、空気の吹出し流量を調整する場合は、操作ダイヤル6を操作して、流量を調整する。図5、図6に示すように、前面吹出口12からの吹出し空気流量を絞る場合は、操作ダイヤル6を時計方向に回し、第一歯車16、第二歯車17を介してダンパ軸13及びダンパ14を反時計方向に回動させ、吹出し空気流量を下げることができる。
このように、レジスタ本体1がポップアップ状態に操作されたとき、ダンパ14は上面吹出口11を閉鎖し、前面吹出口12を開放した状態となるが、操作ダイヤル6を操作することにより、そのダンパ14を任意の角度に調整して、空気の吹出し流量を調整することができる。
一方、図5、図6に示すように、レジスタ本体1がポップアップ状態にあるとき、操作スイッチ18を操作すると、アクチュエータ19がポップダウン側に駆動し、駆動歯車7と従動歯車8を回動させ、レジスタ本体1が支持軸15を軸にして下側に回動し、図2、図3に示すように、その前面吹出口12が収納部3内に入り、レジスタ本体1は収納状態となる。
このとき、レジスタ本体1が下方に回動する際、レバー9の動作により第二歯車17が図3の反時計方向に回動し、ダンパ軸13が同方向に回動して、図2に示すように、ダンパ14はレジスタ本体1の前面吹出口12の真後まで回動しその吹出口12を閉鎖する。また、ダンパ14は、前面吹出口12を閉鎖する前に何れの位置にあっても、ダンパ軸13がその閉鎖側への回動端に達すると、レバー9の回動軸部9bとダンパ軸13との摩擦面に滑りが生じ、操作スイッチ18をポップダウン側に操作した際、ダンパ14は常に前面吹出口12の真後まで回動して停止し、それを閉鎖する。
したがって、このポップダウンつまり収納状態では、図2に示すように、前面吹出口12が閉鎖され、上面吹出口11が開放状態となり、上面吹出口11から上方に向けて送風が行われる。上面吹出し状態で、空気の吹出し流量を調整する場合は、操作ダイヤル6を操作して、流量を調整することができる。図2、図3に示すように、上面吹出口11からの吹出し空気流量を絞る場合は、操作ダイヤル6を反時計方向に回し、第一歯車16、第二歯車17を介してダンパ軸13及びダンパ14を時計方向に回動させて、吹出し空気流量を下げることができる。
このように、レジスタ本体1が収納状態に操作されたとき、ダンパ14は前面吹出口12を閉鎖し、上面吹出口11を開放した状態となるが、操作ダイヤル6を操作することにより、そのダンパ14を任意の角度に調整して、空気の吹出し流量を調整することができる。
なお、上記実施形態では、レジスタ本体1が駆動歯車7と従動歯車8を介してアクチュエータ19により回動される構造を採用したが、レバー、リンク部材を介してレジスタ本体を回動する構造とすることもできる。また、上記ではダンパ14のダンパ軸13は歯車を介して操作ダイヤルに連係させる構造としたが、レバー、リンク部材を介してダンパ軸を操作ダイヤルにより回動する構造とすることもできる。
以上説明したように、本発明の空気吹出調整用レジスタによれば、レジスタ本体が収納状態或いはポップアップ状態の何れの状態にある場合でも、操作ダイヤルの操作によりダンパを回動させて、上面吹出口或いは前面吹出口からの空気吹出し流量を調整することができる。また、ダンパの位置が何れの角度位置にあるときでも、レジスタ本体が収納状態からポップアップ状態に動くとき、ダンパを上方に回動して上面吹出口を閉鎖して前面吹出口を開放し、レジスタ本体がポップアップ状態から収納状態に動くときには、ダンパを下方に回動して前面吹出口を閉鎖し上面吹出口を開放するように、ダンパを確実に切り換えることができる。
本発明の一実施形態を示す空気吹出調整用レジスタの収納状態の斜視図である。 図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 空気吹出調整用レジスタのポップアップ状態の斜視図である。 図4のV-V断面図である。 図4のVI-VI断面図である。 図6のVII-VII拡大断面図である。 図6のVIII-VIII拡大断面図である。
符号の説明
1−レジスタ本体
2−パネル
3−収納部
3a−側壁部
3b−ガイド溝
5−前吹出口リテーナ
6−操作ダイヤル
7−駆動歯車
8−従動歯車
9−レバー
11−上面吹出口
12−前面吹出口
13−ダンパ軸
14−ダンパ
15−支持軸
16−第一歯車
17−第二歯車
18−操作スイッチ
19−アクチュエータ

Claims (4)

  1. 上面吹出口と前面吹出口を有したレジスタ本体が支持軸を介して収納部内に配設され、該前面吹出口を突き出すようにポップアップ動作するポップアップ式の空気吹出調整用レジスタにおいて、
    該レジスタ本体内にダンパが前記上面吹出口及び前面吹出口からの空気吹出し流量を調整可能にダンパ軸を介して回動可能に配設され、操作ダイヤルが該ダンパ軸に連係されて該ダンパを回動操作可能に配設され、該ダンパ軸にはレバーがクラッチ機構を介して連結されると共に、該レバーの端部が該収納部の壁部に設けたガイド溝に係合し、該レジスタ本体がポップアップ状態から収納位置に回動するとき、該ダンパが該上面吹出口を開放し且つ該前面吹出口を閉じるように回動し、該レジスタ本体が収納状態からポップアップ位置に回動するとき、該ダンパが該上面吹出口を閉鎖し且つ該前面吹出口を開くように回動することを特徴とする空気吹出調整用レジスタ。
  2. 前記操作ダイヤルは複数の歯車を介して前記ダンパ軸に連係されていることを特徴とする請求項1記載の空気吹出調整用レジスタ。
  3. 前記レジスタ本体の支持軸は複数の歯車を介してアクチュエータに連係され、該アクチュエータの駆動により該支持軸が回動してレジスタ本体がポップアップ動作を行うことを特徴とする請求項1記載の空気吹出調整用レジスタ。
  4. 前記レバーのクラッチ機構は、前記レバーの回動軸部がばね部材によって前記ダンパ軸の端部近傍に摺動可能に押し付けられ、該ダンパ軸の回動端を越えた該レバーの回動に対し該回動軸部の摺動面に滑りが生じるように構成されている請求項1記載の空気吹出調整用レジスタ。
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