JP2005178487A - 車両用給油口装置 - Google Patents
車両用給油口装置Info
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Abstract
【課題】 給油作業時に、給油ノズルが連結部材に干渉する点を解決することで、給油作業の作業性の向上を図ることを可能にする。
【解決手段】 燃料タンク31から延出する給油パイプ32と、この給油パイプ32の先端に取付けた給油口金具33と、この給油口金具33の給油口41に装着する給油口キャップ35と、この給油口キャップ35を車体11側に繋ぐ連結部材36と、これらの連結部材36、給油口キャップ35及び給油口41を一括して覆うべく車体11側に開閉自在に設けた給油口リッド38と、を備えた車両用給油口装置において、車体11側に連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39を設け、この巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成した。
【選択図】 図5
【解決手段】 燃料タンク31から延出する給油パイプ32と、この給油パイプ32の先端に取付けた給油口金具33と、この給油口金具33の給油口41に装着する給油口キャップ35と、この給油口キャップ35を車体11側に繋ぐ連結部材36と、これらの連結部材36、給油口キャップ35及び給油口41を一括して覆うべく車体11側に開閉自在に設けた給油口リッド38と、を備えた車両用給油口装置において、車体11側に連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39を設け、この巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成した。
【選択図】 図5
Description
本発明は、給油口金具の給油口に給油口キャップを取付け、この給油口キャップを給油口リッドで覆う車両用給油口装置の改良に関するものである。
車両用給油口装置として、給油口金具の給油口に装着する給油口キャップを取付け、この給油口キャップを車体側に連結部材で繋ぎ止めたものが実用に供されている。
実用の車両用給油口装置は、給油口金具の給油口に給油口キャップを取付け、この給油口キャップを覆うように車体側に開閉自在に給油口リッドを取付けるようにすれば実用上十分であった。
実用の車両用給油口装置は、給油口金具の給油口に給油口キャップを取付け、この給油口キャップを覆うように車体側に開閉自在に給油口リッドを取付けるようにすれば実用上十分であった。
このような車両用給油口装置として、給油口金具の給油口に給油口キャップを取付け、この給油口キャップを車体側に連結部材で繋ぎ止め、これらの給油口金具、給油口キャップ及び連結部材を給油口リッドで覆うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−233653号公報(第4頁、図1)
図8(a),(b)は従来の基本構成を説明する図である。
(a)において、車両用給油口装置200は、(b)に示す給油口金具202の給油口203に装着する給油口キャップ204と、この給油口キャップ204を車体201側に繋ぐ連結部材205と、これらの連結部材205、給油口キャップ204及び給油口金具202を一括して覆うべく車体201側に開閉自在に設けた給油口リッド206と、から構成し、給油口キャップ204に溝207を形成し、この溝207に連結部材205を巻付けることができるようにしたものである。
(a)において、車両用給油口装置200は、(b)に示す給油口金具202の給油口203に装着する給油口キャップ204と、この給油口キャップ204を車体201側に繋ぐ連結部材205と、これらの連結部材205、給油口キャップ204及び給油口金具202を一括して覆うべく車体201側に開閉自在に設けた給油口リッド206と、から構成し、給油口キャップ204に溝207を形成し、この溝207に連結部材205を巻付けることができるようにしたものである。
(b)において、給油作業時の車両用給油口装置200の状態を示す。
車両用給油口装置200では、給油作業時に、給油口203から外した給油口キャップ204を下方に垂れ下げる、若しくは給油口リッド206に保持することが考えられるが、給油口キャップ204を下方に垂れ下げる場合には車体201にガソリン若しくは軽油が付着したり、車体201にすり傷が発生することがあるので、一般的には、給油口リッド206に設ける保持部208に保持する。
車両用給油口装置200では、給油作業時に、給油口203から外した給油口キャップ204を下方に垂れ下げる、若しくは給油口リッド206に保持することが考えられるが、給油口キャップ204を下方に垂れ下げる場合には車体201にガソリン若しくは軽油が付着したり、車体201にすり傷が発生することがあるので、一般的には、給油口リッド206に設ける保持部208に保持する。
すなわち、給油口キャップ204を給油口リッド206に保持する場合には、連結部材205が弛み給油作業時に給油ノズル209が連結部材205に干渉し、給油作業の妨げになるという問題があった。
さらに、給油口キャップ204を開閉するときに、給油口キャップ204の溝207から連結部材205を引出す若しくは溝207に納める作業は繁雑を極めるという欠点があった。
さらに、給油口キャップ204を開閉するときに、給油口キャップ204の溝207から連結部材205を引出す若しくは溝207に納める作業は繁雑を極めるという欠点があった。
すなわち、給油作業時に、給油ノズルが連結部材に干渉を防止することができるとともに、給油口キャップの開閉性を向上させることができる車両用給油口装置が望まれる。
本発明は、給油作業時に、給油ノズルが連結部材に干渉する点を解決し、給油作業の作業性の向上を図ることのできる車両用給油口装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、燃料タンクから延出する給油パイプと、この給油パイプの先端に取付けた給油口金具と、この給油口金具の給油口に装着する給油口キャップと、この給油口キャップを車体側に繋ぐ連結部材と、これらの連結部材、給油口キャップ及び給油口を一括して覆うべく車体側に開閉自在に設けた給油口リッドと、を備えた車両用給油口装置において、車体側に連結部材を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置を設け、この巻取り装置から引出せる連結部材の長さを自在に構成したことを特徴とする。
車体側に連結部材を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置を設け、この巻取り装置から引出せる連結部材の長さを自在に構成することで、連結部材の長さを常に最短の状態に維持する。
請求項2に係る発明は、巻取り装置を、給油口リッドのヒンジ側に設けたことを特徴とする。
例えば、給油口リッドに給油口キャップを保持することは一般的に行うことであり、巻取り装置を、給油口リッドのヒンジ側に設けることで、給油作業時に連結部材を開いた給油口リッドに沿わす。
例えば、給油口リッドに給油口キャップを保持することは一般的に行うことであり、巻取り装置を、給油口リッドのヒンジ側に設けることで、給油作業時に連結部材を開いた給油口リッドに沿わす。
請求項1に係る発明では、車体側に連結部材を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置を設け、この巻取り装置から引出せる連結部材の長さを自在に構成したので、連結部材の長さを常に最短の状態に維持することができる。
この結果、給油ノズルが連結部材に干渉することを防止でき、給油作業の作業性の向上を図ることができるという利点がある。また、巻取り装置から引出せる連結部材の長さを自在に構成したので、給油口キャップを車体側に繋ぐ連結部材が給油口キャップの開閉の邪魔にならないようにすることができ、給油口キャップの開閉性を向上させるができるという利点がある。
例えば、給油口リッドに給油口キャップを保持することは一般的に行うことであり、請求項2に係る発明では、巻取り装置を、給油口リッドのヒンジ側に設けたので、給油作業時に連結部材を開いた給油口リッドに沿わすことができる。この結果、さらなる給油作業の作業性の向上を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車両用給油口装置を採用した車両の斜視図であり、図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は後輪、14はボンネット、15はルーフ、16はフロントピラー、17はリヤウインドウ、18は前ドア、19は後ドア、22はフロントバンパ、23はリヤバンパ、24はトランクリッド、31は燃料タンク、32は燃料タンク31から延出した給油パイプ、35は給油口キャップ、38は給油口リッドである。
車両用給油口装置30は、給油作業の作業性の向上を図ることのできるとともに、給油口キャップ35の開閉性を向上させるができる装置である。以下、車両用給油口装置30の詳細を説明する。
図1は本発明に係る車両用給油口装置を採用した車両の斜視図であり、図中、10は車両、11は車体、12は前輪、13は後輪、14はボンネット、15はルーフ、16はフロントピラー、17はリヤウインドウ、18は前ドア、19は後ドア、22はフロントバンパ、23はリヤバンパ、24はトランクリッド、31は燃料タンク、32は燃料タンク31から延出した給油パイプ、35は給油口キャップ、38は給油口リッドである。
車両用給油口装置30は、給油作業の作業性の向上を図ることのできるとともに、給油口キャップ35の開閉性を向上させるができる装置である。以下、車両用給油口装置30の詳細を説明する。
図2は本発明に係る車両用給油口装置の斜視図であり、車両用給油口装置30は、給油パイプ32の先端に取付けた給油口金具33と、この給油口金具33の給油口41に装着する給油口キャップ35と、この給油口キャップ35を車体11(図1参照)側に繋ぎ止めるひも状の連結部材36と、給油口金具33を突出させるとともに給油口金具33の廻りを覆うために車体11側に設けた給油口ケース(凹部)37と、この給油口ケース37の内部側方にて車体側に設けることで、連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39と、給油口ケース(凹部)37に開閉自在に取付けることで、連結部材36、給油口キャップ35及び給油口金具33を一括して覆う給油口リッド38と、からなる。
図3は本発明に係る車両用給油口装置の主要構成部品の分解斜視図である。
給油口金具33は、給油ノズルを差し入れる給油口41と、給油パイプ32(図2参照)を接続する接続部43とを備える。また、44は給油口41に形成した雌ねじ部、45は給油口金具33の鍔部を示す。
給油口金具33は、給油ノズルを差し入れる給油口41と、給油パイプ32(図2参照)を接続する接続部43とを備える。また、44は給油口41に形成した雌ねじ部、45は給油口金具33の鍔部を示す。
給油口キャップ35は、給油口41から取外す若しくは取付けるためのキャップ本体46と、このキャップ本体46に連結部材36を介して組み込む(圧入する)筒体47と、からなる。これらのキャップ本体46及び筒体47は、連結部材36を回転自在に支持する部材である。
なお、48はキャップ本体46に形成することで人手を掛ける手掛り部、49は筒体47の雌ねじ部44にねじ込むために雄ねじ部である。
連結部材36は、給油口キャップ35に回転自在に取付けるリング部51と、このリング部51から延出したワイヤ(ひも)52と、からなる。
連結部材36は、給油口キャップ35に回転自在に取付けるリング部51と、このリング部51から延出したワイヤ(ひも)52と、からなる。
リング部51は、ワイヤ52の先端に連結する連結部53と、給油口リッド38に掛ける略球形の突部54と、を備えた部材であり、可とう性を有する樹脂にて折り曲げ自在に形成するとともに、給油口キャップ35に回転自在に取付けるための部材である。
ワイヤ(ひも)52は、一端に連結部53に結合するフック部55を備え、他端に巻取り装置39に止める止め部56を備える。フック部55は、連結部53から所定の力では離脱しないように、変形を加えて固定するようにしたもでもよく、若しくは、弾性を持たせて結合するようにしたものであってもよい。
給油口ケース(凹部)37は、給油口金具33の鍔部45を支持する底部57と、給油口ケース37の一方(側方)に形成することで給油口リッド38のヒンジ62,62の動きを許容するヒンジ貫通孔58,58と、これらのヒンジ貫通孔58,58の間に設けることでワイヤ52を通すとともにワイヤ52の動きを許容するカラー59と、からなる。
給油口リッド38は、給油口ケース(凹部)37を覆うリッド本体61と、一端をリッド本体61から略U字形に延出するとともに他端を車体11(図1参照)側に回転自在に支持するヒンジ62,62と、車体11側にロックするためのロック部63と、給油口リッド38の開閉時に指を掛けるための指掛け部64と、給油口キャップ35を給油口リッド38に掛けるために、連結部材36(リング部51)の突部54を掛ける引っ掛け部65と、からなる。
巻取り装置39は、図1に示す車体11側(給油口ケース37の内部側方)に取付ける巻取りケース71と、この巻取りケース71にボルト72を介して回転自在に取付けることで、ワイヤ52を引出す若しくは巻取るプーリ73と、これらのプーリ73及びボルト72の間に介在させることでワイヤ52(プーリ73)を巻取り側に付勢するぜんまい74と、ボルト72にねじ込むナット75と、からなる。76は、巻取りケース71とボルト72との間に介在させたワッシャ、72aは、ぜんまい74の一端77を支持(固定)するためのD型部である。
巻取りケース71は、プーリ73及びぜんまい74を納めるケース本体81と、このケース本体81から折り曲げ且つ延ばすことで車体11(図1参照)側に取付けるためのフランジ部82,82と、ケース本体81に開けたボルト支持孔83,83(奥の83は不図示)と、からなる。
プーリ73は、ボルト72を貫通させる軸部85と、ワイヤ52を巻付ける円筒部86と、ワイヤ52を案内するガイド壁87,88と、ワイヤ52の他端を掛けるためにガイド壁87から円筒部86にかけて設けた切り欠き89と、ぜんまい74を収納する収納部91と、この収納部91に形成することで、ぜんまい74の他端78を支持する支持部92と、を備える。
すなわち、ぜんまい74は、一端77をボルト72に係止し、他端78をプーリ73に係止するものである。
すなわち、ぜんまい74は、一端77をボルト72に係止し、他端78をプーリ73に係止するものである。
図4は本発明に係る車両用給油口装置の給油口から給油口キャップを取外した状態を示す斜視図である。
例えば、給油作業時に、給油ノズルが連結部材36に干渉することを防止できれば、給油作業の作業性の向上を図ることのできるので好都合であり、給油口キャップ35を車体11(図1参照)側に繋ぐ連結部材36が給油口キャップ35の開閉の邪魔にならないようにすることができれば、給油口キャップ35の開閉性を向上させるができるので好ましいことである。
例えば、給油作業時に、給油ノズルが連結部材36に干渉することを防止できれば、給油作業の作業性の向上を図ることのできるので好都合であり、給油口キャップ35を車体11(図1参照)側に繋ぐ連結部材36が給油口キャップ35の開閉の邪魔にならないようにすることができれば、給油口キャップ35の開閉性を向上させるができるので好ましいことである。
そこで、車両用給油口装置30は、車体11(図1参照)側に連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39を設け、この巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成した。
すなわち、車体11(図1参照)側に連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39を設け、この巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成することで、連結部材の長さを常に最短の状態に維持することができる。
この結果、給油ノズルが連結部材36に干渉することを防止でき、給油作業の作業性の向上を図ることができる。また、巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成したので、給油口キャップ35を車体11(図1参照)側に繋ぐ連結部材36が給油口キャップ35の開閉の邪魔にならないようにすることができ、給油口キャップ35の開閉性を向上させるができる。
車両用給油口装置30は、巻取り装置39を、給油口リッド38のヒンジ36,36側に設けたものである。
給油口リッド38に給油口キャップ35を保持することは一般的に行うことであり、巻取り装置39を、給油口リッド38のヒンジ62,62側に設けることで、給油作業時に連結部材36を開いた給油口リッド38に沿わす。この結果、さらなる給油作業の作業性の向上を図ることができる。
給油口リッド38に給油口キャップ35を保持することは一般的に行うことであり、巻取り装置39を、給油口リッド38のヒンジ62,62側に設けることで、給油作業時に連結部材36を開いた給油口リッド38に沿わす。この結果、さらなる給油作業の作業性の向上を図ることができる。
図5は本発明に係る車両用給油口装置の平面断面図であり、すなわち、車両用給油口装置30は、燃料タンク31(図1参照)から延出する給油パイプ32と、この給油パイプ32の先端に取付けた給油口金具33と、この給油口金具33の給油口41に装着する給油口キャップ35と、この給油口キャップ35を車体11(図1参照)側に繋ぐ連結部材36と、これらの連結部材36、給油口キャップ35及び給油口41を一括して覆うべく車体11側に開閉自在に設けた給油口リッド38と、を備えた車両用給油口装置において、車体11側に連結部材36を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置39を設け、この巻取り装置39から引出せる連結部材36の長さを自在に構成したものである。
なお、68は車体11(図1参照)側に設けたヒンジ62の支点、69は給油口リッド38のロック部63をロックするロックユニットを示す。
以上に述べた車両用給油口装置30の作用を次に説明する。
図6(a)〜(c)は本発明に係る車両用給油口装置の給油口キャップ装着状態の作用説明図である。
(a)において、給油口金具33の給油口41に給油口キャップ35を取付け、給油口リッド38で連結部材36、給油口キャップ35及び給油口金具33を一括して覆った状態を示す。
図6(a)〜(c)は本発明に係る車両用給油口装置の給油口キャップ装着状態の作用説明図である。
(a)において、給油口金具33の給油口41に給油口キャップ35を取付け、給油口リッド38で連結部材36、給油口キャップ35及び給油口金具33を一括して覆った状態を示す。
(b)において、支点68を中心に給油口リッド38を矢印a1の如く開き、給油口金具33から給油口キャップ35を取外し可能状態にし、給油口キャップ35を矢印a2の如く回転させる。このときに、連結部材36は、リング部51を給油口キャップ35に回転自在に取付けたので、連結部材36は静止した状態を保つことができる。
(c)において、給油口金具33から矢印a3の如く外すことで、巻取り装置39から連結部材36矢印a4の如くを必要長さだけ引出すことができる。また、ぜんまい74(図3参照)で連結部材36(若しくはプーリ73)を巻取り側に付勢したので、連結部材36が弛むことはない。
図7(a),(b)は本発明に係る車両用給油口装置の給油口キャップ取外し状態の作用説明図である。
(a)において、さらに、巻取り装置39から連結部材36矢印a5の如くを必要長さだけ引出し、給油口リッド38の引っ掛け部65にリング部51の突部54を矢印a6の如く掛ける。この状態でも連結部材36は巻取り装置39に引込まれるので、連結部材36に弛みを生ずることはない。
(a)において、さらに、巻取り装置39から連結部材36矢印a5の如くを必要長さだけ引出し、給油口リッド38の引っ掛け部65にリング部51の突部54を矢印a6の如く掛ける。この状態でも連結部材36は巻取り装置39に引込まれるので、連結部材36に弛みを生ずることはない。
(b)において、給油口キャップ35を給油口リッド38の引っ掛け部65に保持した状態で、給油口41に給油ノズル79を矢印a7の如く差込み、給油を行うことができる。
さらに、連結部材36に給油ノズル79を引っ掛けた場合にも、無理なく連結部材36が巻取り装置39から引出されるので、連結部材36等に過大な力を加えることはない。
さらに、連結部材36に給油ノズル79を引っ掛けた場合にも、無理なく連結部材36が巻取り装置39から引出されるので、連結部材36等に過大な力を加えることはない。
尚、本発明に係る車両用給油口装置は、図3に示すように、連結部材36の構成部材にワイヤ52を用いたが、これに限るものではなく、ワイヤは、ロープ、ケーブル、ひもであってもよい。
また、本発明に係る車両用給油口装置は、図5に示すように、ぜんまい74の一端77をボルト72に係止したが、これに限るものではなく、ぜんまい74の一端を巻取りケース側に係止したものであってもよい。
本発明に係る車両用給油口装置は、乗用車若しくはミニバンなどの給油口に採用するのに好適である。
10…車両、11…車体、30…車両用給油口装置、31…燃料タンク、32…給油パイプ、33…給油口金具、35…給油口キャップ、36…連結部材、38…給油口リッド、39…巻取り装置、41…給油口。
Claims (2)
- 燃料タンクから延出する給油パイプと、この給油パイプの先端に取付けた給油口金具と、この給油口金具の給油口に装着する給油口キャップと、この給油口キャップを車体側に繋ぐ連結部材と、これらの連結部材、給油口キャップ及び給油口を一括して覆うべく車体側に開閉自在に設けた給油口リッドと、を備えた車両用給油口装置において、
前記車体側に前記連結部材を引出し若しくは巻取り可能にした巻取り装置を設け、この巻取り装置から引出せる前記連結部材の長さを自在に構成したことを特徴とする車両用給油口装置。 - 前記巻取り装置を、前記給油口リッドのヒンジ側に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用給油口装置。
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