JP2005176931A - 祭壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】 住宅環境や社会情勢の変化に対応して故人を偲ぶことができ礼拝や法要も行うことができる祭壇を提供することである。
【解決手段】 遺品を収納するための遺品収納ケース17を底部板12に搭載し、底部板12の背面側の隅部に立設された脚部13に上部板14を設ける。上部板14は、底部板12に対面して底部板12の上部に所定の間隔を保って設けられ、遺品または仏具を収納するための物品収納ケース18を搭載する。底部板12と上部板14との間の脚部13に取り付けられた化粧板15は額16が取り付けられる。これにより、遺品収納ケースに収納された遺品を見ることができ、何時でも故人を偲ぶことができる。また、遺品収納ケースに収納しきれない遺品を物品収納ケースに収納することができ、また、礼拝や法要を行う際に使用する仏具を収納することもできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、故人の遺品を身近に置き故人を偲ぶことができると共に礼拝や法要を住宅環境に合わせて行うことができる祭壇に関する。
一般に、故人に対する日々の礼拝や法要は故人の遺品や写真を拝むことによって行われている。今日までの我国の一般的な慣習では、長男等の家督を継ぐ人が親をはじめご先祖の位牌を受け継いで守ることが行われている。例えば、家を出た次男以下の者は新たに新家を起こすことになるので、両親を偲んで日々礼拝をしたくても礼拝の対象物が身近にないことになる。また、女性のように他家に嫁いだ者や婿養子に出た者は、故人が親兄弟等の親近者であり、その故人を偲んで日々礼拝をしたくても対象物が身近にないことになる。
そこで、仏壇を持たない人でも故人の遺品や遺骨を身近におくことができ、故人に対する日々の礼拝や法要を自宅で行うことができるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、墓地不足による墓地や霊園等の高騰により墓地が入手できにくい状況にあることから、遺骨を遺品収納台や墓誌台内部収納室に分骨し、仏壇そのものを墓の代わりにできるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−54462号公報(図1) 特開平9−28550号公報(図2)
ところが、近年においては、核家族化が益々進むと共に少子化傾向であり、また、長男が都市部に就職して、我国古来からの長男が家や仏壇を守り継続していくことが難しくなっている。また、都市部では住宅事情からも大きな仏壇を用意し伝統的な法要を行うことができる状況ではなくなってきている。
そこで、現代では団地やマンションに適合させたコンパクトな仏壇が用意され、また、位牌もプレート式のものが出始め、宗旨や宗派にとらわれないモダンな位牌プレートやメモリアルプレート等のプレートを選択できるようにしたものが開発されている。故人に対する礼拝や法要は、形式や慣習にとらわれず故人を偲ぶ心が大切であって、住宅環境や社会情勢の変化があっても、その心は大切にしなければならない。
本発明の目的は、住宅環境や社会情勢の変化に対応して故人を偲ぶことができ礼拝や法要も行うことができる祭壇を提供することである。
請求項1の発明に係わる祭壇は、遺品を収納するための遺品収納ケースを搭載する底部板と、前記底部板の背面側の隅部に立設された脚部と、前記底部板に対面して前記底部板の上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースを搭載するための上部板と、前記底部板と前記上部板との間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる祭壇は、遺品を収納するための遺品収納ケースと、前記遺品収納ケースの背面側の隅部に立設された脚部と、前記遺品収納ケースの上面に対面して前記遺品収納ケースの上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースを搭載するための上部板と、前記遺品収納ケースと前記上部板との間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明に係わる祭壇は、遺品を収納するための遺品収納ケースと、前記遺品収納ケースの背面側の隅部に立設された脚部と、前記遺品収納ケースの上面に対面して前記遺品収納ケースの上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースと、前記遺品収納ケースと前記物品収納ケースとの間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係わる祭壇は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の発明において、前記底部板、前記上部板、前記遺品収納ケースまたは前記物品収納ケースに前後に出し入れ可能な引き出しを設けたことを特徴とする。
請求項5の発明に係わる祭壇は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項の発明において、前記化粧板は、前記化粧板に額を取り付けるための額取付部を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明に係わる祭壇は、請求項4の発明において、前記引き出しの前面部にプレートを取り付けるためのプレート設置部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、遺品収納ケースに収納された遺品を見ることができ、何時でも故人を偲ぶことができる。また、遺品収納ケースに収納しきれない遺品を物品収納ケースに収納することができ、また、礼拝や法要を行う際に使用する仏具を収納することもできる。
また、化粧板に遺影等の額を飾ることができ、遺品収納ケースの上面にコンパクト位牌や仏具さらにはお供え物を設置することができるので、礼拝や法要も容易に行うことができる。従って、団地やマンション等の限られたスペース内で他の家具との調和を保ちつつ、故人の居場所を確保し、遺族と共に生活を共有していくことができる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係わる祭壇の構成図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は側面図である。祭壇11は、設置場所である床や畳に接する底部板12を底部に有し、その底部板12の背面側の隅部には一対の脚部13が立設されている。また、脚部13には底部板12に対面して底部板12の上部に所定の間隔を保って上部板14が設けられている。そして、底部板12と上部板14との間には化粧板15が設けられており、この化粧板15には額を取り付けるための額取付部16が取り付けられている。底部板12には遺品を収納するための遺品収納ケースが搭載され、上部板14には遺品または仏具を収納するための物品収納ケースが搭載される。
図2は、底部板12に遺品収納ケース17を搭載し、上部板14に物品収納ケース18を搭載し、さらに化粧板15に額19を取り付けた場合の祭壇の構成図であり、図2(a)は斜視図、図2(b)は側面図である。底部板12には遺品収納ケース17が搭載されている。この遺品収納ケース17は、例えば本出願人の先の出願である特願2003−314894号の遺品収納ケース17が搭載される。すなわち、遺品収納ケース17の前面部には、位牌プレートを装着するための位牌プレート設置部20が設けられ、図2(a)では位牌プレート設置部20として、位牌プレートを掛けるための掛け具20a及び位牌プレートを搭載するための置き具20bから構成されているものを示している。また、遺品収納ケース17の上面部には、例えばコンパクト仏壇を搭載するための仏壇設置部21が設けられており、図2では、仏壇設置部21として、置き式のコンパクト仏壇を搭載し左右方向を係止するための左右係止具21a及び前方向を係止するための前方係止具21bが設けられた場合を示している。
一方、上部板14には物品収納ケース18が搭載されている。物品収納ケース18は遺品または仏具を収納するためのケースであり、図2では位牌プレート設置部20として位牌プレートを搭載するための置き具20bが設けられたものを示している。
また、化粧板15に額19が取り付けられており、額19は額取付部16により化粧板15に取り付けられる。なお、額取付部16は化粧板15に独立の部材として取り付けても良いし、化粧板15に一体的に形成しても良い。例えば、化粧板15をメッシュ状に形成した場合には、メッシュによって形成される網目部分に額19の取付部材を挿入して額19を取り付けるようにしても良い。この額には故人の遺影、故人に関する思い出の写真、さらには各種の絵画や写真等を飾ることになる。
図3は、遺品収納ケース17の斜視図である。遺品収納ケース17は箱体に形成され、底面板22に故人の遺品が配列される。底面板22の左右両辺には左右側面板23a、23bが垂直に立設して取り付けられ、背面側には背面板24が垂直に立設して取り付けられている。また、底面板22に対面して上面板25が着脱自在に取り付けられ、背面板24に対面して前面板26が着脱自在に取り付けられている。これら底面板22、左右側面板23a、23b、背面板24、上面板25、前面板26にて収納ケース本体を形成し、少なくとも上面板25及び前面板26は透明部材で形成されている。
前面板26には、位牌プレートを装着するための位牌プレート設置部20が設けられている。図3では、位牌プレート設置部20として、位牌プレートを掛けるための掛け具20a及び位牌プレートを搭載するための置き具20bの双方を設けた場合を示している。また、背面板24の近傍の上面板25には、コンパクト仏壇を搭載するための仏壇設置部21が設けられており、図3では、仏壇設置部21として、置き式のコンパクト仏壇を搭載し左右方向を係止するための左右係止具20a及び前方向を係止するための前方係止具20bを設けた場合を示している。
図4は、図3に示した遺品収納ケース17の前面板26を半開にした場合の斜視図である。前面板26は側面板23a、23bのスライド機構部により上下方向にスライド可能となっており、遺品収納ケース17に遺品を収納する際には前面板26を外し、さらに上面板25を外した状態で底面板22に遺品を配列する。その後に上面板25及び前面板26を装着する。そして、位牌プレート設置部20に位牌プレートを装着し、仏壇設置部21に置き式のコンパクト仏壇を搭載して設置する。少なくとも上面板25及び前面板26は透明部材で形成されていることから、仏壇に正対したとき底面板22に配列された遺品は透き通って外部から見えるので、故人を偲ぶことができる。また、上面板25には仏具やお供え等を搭載することができる。
前面板26は側面板23a、23bのスライド機構部により上下方向にスライド可能となっているので、前面板26を上下方向に開き、遺品収納ケース17に遺品を収納した後に懐かしの遺品を取り出したり、また再度収納したりすることができる。また、遺品の配列替え等を行う際にも、前面板26を上下方向に開くことにより行うことができる。すなわち、上面板25も着脱可能となっているが、通常の使用状態では上面板25にはコンパクト仏壇やお供え等が搭載されるので、その状態を保持したまま遺品の出し入れを行うために、前面板26を上下方向に開くことができるようにしている。
図5は、遺品収納ケース17に装着される位牌プレート27の一例を示す斜視図である。図5では掛け式の位牌プレート27を示している。位牌プレート27はプレート部28と鎖部29とからなり、位牌プレート27には、例えば故人の氏名あるいは戒名や生没年が記載され、鎖部29を位牌プレート設置部20である掛け具20aに掛けて遺品収納ケース17に装着する。このように、位牌プレート27は宗旨や宗派にとらわれないモダンな位牌プレートとしている。なお、置き式の位牌プレートの場合には鎖部29は必ずしも必要ではなく、位牌プレート設置部20である置き具20bに搭載して遺品収納ケース17に装着することになる。このように、位牌プレート27は掛け式や置き式の2通りから選択できるので、従来の位牌も設置することができる。位牌プレート27としては、故人の遺骨を骨粉にしてセラミック等に混ぜて焼結したもの等を用いることができる。
図6は、遺品収納ケース17に適用されるコンパクト仏壇30の一例を示す斜視図であり、図6(a)は置き式のコンパクト仏壇30aの斜視図、図6(b)は掛け式のコンパクト仏壇30bの斜視図である。図3(a)に示すように、置き式のコンパクト仏壇30aは、故人の写真を飾る写真立て部31と、生花を生けた花瓶等を搭載するための平板部32と、写真立て部31及び平板部32を保持する台座部33とから構成される。この置き式のコンパクト仏壇30aを遺品収納ケース17に適用するにあたっては、台座部33を仏壇設置部21である左右係止具20a及び前方係止具20bで囲われた上面板25の領域に搭載して置き式コンパクト仏壇30aを設置する。
一方、掛け式のコンパクト仏壇30bは、置き式のコンパクト仏壇30aと同様に、故人の写真を飾る写真立て部31と、生花を生けた花瓶等を搭載するための平板部32と、写真立て部31及び平板部32を保持する台座部33とから構成されるが、写真立て部31、平板部32、台座部33の背面は、同一平面となるように構成され、これより壁面または祭壇11の化粧板15に沿って掛けられる。すなわち、この掛け式のコンパクト仏壇30bを遺品収納ケース17に適用するにあたっては、遺品収納ケースの背面板24の上部の壁面または祭壇11の化粧板15に、図示省略の壁掛け具により掛けることになる。従って、掛け式のコンパクト仏壇30bを使用する場合には、仏壇設置部21は必要なくなる。
図7は物品収納ケース18の斜視図である。物品収納ケース18も遺品収納ケースと同様に構成され、遺品を収納する場合には少なくとも上面板25及び前面板26は透明部材で形成する。また、仏具や人に見られたくな遺品等を収納する場合には、背面板24、上面板25、前面板26及び側面板23は非透明部材で形成する。物品収納ケース18の前面板26には、必要に応じて位牌プレート設置部20を設ける。図7では、位牌プレート設置部20として、位牌プレート27を搭載するための置き具20bが設けられたものを示している。
第1の実施の形態によれば、底部板12には遺品を収納するための遺品収納ケース17が搭載されるので、遺品収納ケース17に収納された遺品を見ることができ、何時でも故人を偲ぶことができる。また、上部板14には遺品または仏具を収納するための物品収納ケースが搭載されるので、遺品収納ケース17に収納しきれない遺品を物品収納ケース18に収納することができ、また、礼拝や法要を行う際に使用する仏具を収納することもできる。
また、上部板14と底部板12との間には化粧板15が設けられているので、化粧板15に遺影等の額19を飾ることができ、遺品収納ケース17の上面にコンパクト位牌や仏具さらにはお供え物を設置することができるので、礼拝や法要も容易に行うことができる。従って、団地やマンション等の限られたスペース内で他の家具との調和を保ちつつ、故人の居場所を確保し、遺族と共に生活を共有していくことができる。
図8は本発明の第2の実施の形態に係わる祭壇11の構成図であり、図8(a)は斜視図、図8(b)は側面図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、底部板12に代えて遺品を収納するための遺品収納ケース17を直接的に設けたものである。図1に示した第1の実施の形態と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
遺品収納ケース17自体は図3に示したものと同じであり、前面板26に位牌プレートを装着するための位牌プレート設置部20を備え、上面板25に仏壇設置部21を備えている。そして、遺品収納ケース17の背面板24の隅部に脚部13を立設して直接的に遺品収納ケース17を取り付けている。上部板14は、遺品収納ケース17の上面板25に対面して遺品収納ケース17の上部に所定の間隔を保って設けられている。上部板14は脚部13により支持され、上部板14には遺品または仏具を収納するための物品収納ケース18が搭載される。また、遺品収納ケース17と上部板14との間には脚部13により支持される化粧板15が設けられ、化粧板15には額を取り付けるための額取付部16が取り付けられている。
第2の実施の形態によれば、遺品収納ケース17を祭壇11に一体的に取り付けているので、第1の実施の形態の効果に加え底部板が不要となる。
図9は本発明の第3の実施の形態に係わる祭壇11の構成図であり、図9(a)は斜視図、図9(b)は側面図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、底部板12に代えて遺品を収納するための遺品収納ケース17を直接的に設け、また、上部板14に代えて遺品または仏具を収納するための物品収納ケース18を設けたものである。図1に示した第1の実施の形態と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
遺品収納ケース17自体は図3に示したものと同じであり、前面板26に位牌プレートを装着するための位牌プレート設置部20を備え、上面板25に仏壇設置部21を備えている。また、物品収納ケース18自体は図7に示したものと同じであり、前面板26に位牌プレート設置部20を備えている。そして、遺品収納ケース17の背面板24の隅部に脚部13を立設して直接的に遺品収納ケース17を取り付けている。物品収納ケース18は、遺品収納ケース17の上面板25に対面して遺品収納ケース17の上部に所定の間隔を保って設けられている。物品収納ケース18は脚部13により直接的に支持され、物品収納ケース18には遺品または仏具を収納する。また、遺品収納ケース17と物品収納ケース18との間には脚部13により支持される化粧板15が設けられ、化粧板15には額を取り付けるための額取付部16が取り付けられている。
第3の実施の形態によれば、遺品収納ケース17及び物品収納ケース18を祭壇11に一体的に取り付けているので、第1の実施の形態の効果に加え底部板や上部板が不要となる。
図10は本発明の第4の実施の形態に係わる祭壇11の斜視図である。この第4の実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態に対し、底部板12及び上部板14の双方に引き出し34を設けたものである。図1と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図10に示すように、底部板12及び上部板14の下部に前後に出し入れ可能な引き出し34a、34bが設けられている。底部板12の下部に設けられた引き出し34aには位牌プレート設置部20として置き具20bが設けられている。この引き出し34a、34bには、例えば仏具や礼拝に必要なその他のものが収納される。そして、礼拝をする際に使用する仏具や礼拝に必要なものを引き出し34a、34bから取り出し、底部板12に搭載された遺品収納ケースの上面板に搭載する。そして、礼拝が済んだ後は、それらのものは引き出し34a、34bに片付けられる。
以上の説明では、底部板12及び上部板14の双方に引き出し34a、34bを設けた場合について説明したが、いずれか一方に設けるようにしても良い。また、底部板12に設けられた引き出し34aに位牌プレート設置部20を設けたものを示したが、上部板14に設けられた引き出し34bに位牌プレート設置部20を設けるようにしてもよい。すなわち、引き出し34a、34bの双方またはいずれか一方に位牌プレート設置部20を設けるようにしてもよい。また、引き出し34a、34bには位牌プレート設置部20を設けなくても良い。
第10の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果に加え、引き出し34を設けるので、常時は使用しない礼拝をする際に使用する仏具や礼拝に必要なものを収納しておくことができる。また、遺品のうち他人に見られたくないものや、ごく限られた人だけに見せるものを収納しておくことができる。
図11は本発明の第5の実施の形態に係わる祭壇11の斜視図である。この第5の実施の形態は、図9に示した第3の実施の形態に対し、遺品収納ケース17及び物品収納ケース18の双方に引き出し34を設けたものである。図9と同一要素には同一符号を付し重複する説明は省略する。
図11に示すように、遺品収納ケース17及び物品収納ケース18の下部に前後に出し入れ可能な引き出し34a、34bが設けられている。この引き出し34a、34bには、例えば仏具や礼拝に必要なその他のものが収納される。そして、礼拝をする際に使用する仏具や礼拝に必要なものを引き出し34a、34bから取り出し、遺品収納ケース17の上面板に搭載する。そして、礼拝が済んだ後は、それらのものは引き出し34a、34bに片付けられる。
以上の説明では、遺品収納ケース17及び物品収納ケース18の双方に引き出し34a、34bを設けた場合について説明したが、いずれか一方に設けるようにしても良い。また、引き出し34a、34bには位牌プレート設置部20を設けないものを示したが、位牌プレート設置部20を設けるようにしてもよい。
第11の実施の形態によれば、第3の実施の形態の効果に加え、引き出し34を設けるので、常時は使用しない礼拝をする際に使用する仏具や礼拝に必要なものを収納しておくことができる。また、遺品のうち他人に見られたくないものや、ごく限られた人だけに見せるものを収納しておくことができる。また、図8に示す第2の実施の形態の上部板14または遺品収納ケース17に引き出し34を設けるようにしてもよいことは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係わる祭壇の構成図。 本発明の第1の実施の形態における祭壇に遺品収納ケース及び物品収納ケースを搭載し化粧板に額を取り付けた場合の祭壇の構成図。 本発明の第1の実施の形態における遺品収納ケースの斜視図。 図3に示した遺品収納ケースの前面板を半開にした場合の斜視図。 本発明の第1の実施の形態における遺品収納ケースに装着される位牌プレートの一例を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態における遺品収納ケースに適用されるコンパクト仏壇の一例を示す斜視図。 本発明の第1の実施の形態における物品収納ケースの斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係わる祭壇の構成図。 本発明の第3の実施の形態に係わる祭壇の構成図。 本発明の第4の実施の形態に係わる祭壇の斜視図。 本発明の第5の実施の形態に係わる祭壇の斜視図。
符号の説明
11…祭壇、12…底部板、13…脚部、14…上部板、15…化粧板、16…額取付部、17…遺品収納ケース、18…物品収納ケース、19…額、20…位牌プレート設置部、20a…掛け具、20b…置き具、21…仏壇設置部、22…底面板、23…側面板、24…背面板、25…上面板、26…前面板、27…位牌プレート、28…プレート部、29…鎖部、30…コンパクト仏壇、31…写真立て部、32…平板部、33…台座部、34…引き出し

Claims (6)

  1. 遺品を収納するための遺品収納ケースを搭載する底部板と、前記底部板の背面側の隅部に立設された脚部と、前記底部板に対面して前記底部板の上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースを搭載するための上部板と、前記底部板と前記上部板との間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする祭壇。
  2. 遺品を収納するための遺品収納ケースと、前記遺品収納ケースの背面側の隅部に立設された脚部と、前記遺品収納ケースの上面に対面して前記遺品収納ケースの上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースを搭載するための上部板と、前記遺品収納ケースと前記上部板との間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする祭壇。
  3. 遺品を収納するための遺品収納ケースと、前記遺品収納ケースの背面側の隅部に立設された脚部と、前記遺品収納ケースの上面に対面して前記遺品収納ケースの上部に所定の間隔を保って前記脚部により支持され遺品または仏具を収納するための物品収納ケースと、前記遺品収納ケースと前記物品収納ケースとの間に設けられ前記脚部により支持される化粧板とを備えたことを特徴とする祭壇。
  4. 前記底部板、前記上部板、前記遺品収納ケースまたは前記物品収納ケースに前後に出し入れ可能な引き出しを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の祭壇。
  5. 前記化粧板は、前記化粧板に額を取り付けるための額取付部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の祭壇。
  6. 前記引き出しの前面部にプレートを取り付けるためのプレート設置部を備えたことを特徴とする請求項4記載の祭壇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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