JP3205410U - 卓上型厨子 - Google Patents

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弘 塚越
弘 塚越
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株式会社康華
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Abstract

【課題】お墓等への納骨ができなくても、自宅の棚の一部など極めて限られたスペースに置いて、故人を供養することができる卓上型厨子を提供する。【解決手段】厨子1は、祠堂の形態をなし、台座10と、前面に観音開きの扉23を備えた、観音像等の仏像を立設するための収納室20と、寄棟造の屋根30と、仏像とを備える。台座10の内部に、遺骨収納部12を設けるとともに、その上部に開口部25を形成する。開口部25を塞ぐとともに所定位置に保持される平板28を着脱可能に設ける。収納室20の背面の内側には、所定位置に保持される戒名等表示板29を着脱可能に設ける。大きさを、高さ20cm以下、幅及び奥行15cm以下となす。【選択図】図5

Description

本考案は、観音像等を納める仏具としての厨子に関する。
一般に、火葬場で荼毘に付された故人の遺骨は、四十九日などを区切りとして墓地、納骨堂等へと納骨される。
しかし、現代社会においては、諸事情により墓地等を利用できなかったり、また故人の遺骨を自宅に置いておきたいという要望もある。
上記のような事情を考慮したものとして、特許文献1には、「内部に納骨室を形成し、この納骨室の正面側を開放して両サイドに折戸式の扉を取り付けて成る納骨壇と、前記納骨室内に正面側から組み付け自在に形成されていると共に必要に応じて納骨室から引き出し、納骨壇の上に二段重ねにして使用できる祭壇と、から成る納骨仏壇。」が記載されている。
上記の納骨仏壇は、祭壇と納骨壇を状況に応じて使い分けることにより小型化を図り、骨壷又は骨箱を自宅において手軽にお参りすることができるというものであるが、一般に骨壷は決して小さいものではないため、結果的に小型化にも限度があり、現代の住宅事情等に鑑みると簡易に利用できるものとは言えない。
登録実用新案第3199964号公報
本考案は、前記背景技術等を考慮してなされたもので、お墓等への納骨ができなくても、自宅の棚の一部など極めて限られたスペースに置いて、故人を供養することができる卓上型厨子を提供することを課題とする。
本考案は、祠堂の形態をなす厨子であって、
台座と、
該台座の上に位置するとともに、前面に観音開きの扉を備えた、観音像等の仏像を立設するための収納室と、
該収納室の上に設けられた寄棟造の屋根と、
前記収納室に立設される観音像等の仏像とを備え、
前記台座の内部に、遺骨の一部を納めることが可能な遺骨収納部を設けるとともに、その上部に開口部を形成し、
該開口部を塞ぐとともに所定位置に保持される平板を着脱可能に設け、該平板を前記観音像等の仏像を立設するための台部となし、
前記収納室の背面の内側には、所定位置に保持される戒名等表示板を着脱可能に設け、
かつ、大きさを、高さ20cm以下、幅及び奥行15cm以下となした、
卓上型厨子である。
本考案によれば、お墓等への納骨ができなくても、自宅の棚の一部など極めて限られたスペースに置いて、故人を供養することができる。
また、厨子は祠堂の形態をなすため、荘重感があり体裁が良く、違和感なく身近に故人の供養をすることができる。
さらに、遺骨収納部、開口部、平板及び戒名表示板の各要素は、祠堂の形態をなす厨子本体の基本的形態を基に、その形態を損なうことなくわずかな変更を加えるのみで製作でき、その製造も簡便であり、しかも、観音像等の仏像も備えているため、別途仏具等を購入、設置する手間も省け、有益である。
厨子1の扉を閉じた状態の斜視図である。 厨子1の扉を開いた状態の斜視図である。 (a)は厨子1の扉を閉じた状態の正面図、(b)は厨子1の扉を開いた状態の正面図である。 (a)は厨子1の扉を閉じた状態の左側面図、(b)は厨子1の扉を閉じた状態の背面図である。 厨子1の側断面図である。
祠堂の形態を厨子本体の基本的形態とするとともに、その形態を損なうことのないよう内部構造に変更を加え、卓上型の厨子を構成した。
厨子1は、建築物としての祠堂の形態をなしており、台座10、収納室20、屋根30を有する。材質は通常、木が用いられるが、限定されるものではない。
台座10は、平坦な底面の平板10aを有し、該平板10aが棚等への載置面となる。平板10aの上にはつなぎ部10bを介して平板10cが積層されている。つなぎ部10bの水平断面はロ字状である。また、平板10cのほぼ中央には円形の開口部11が設けられている(図5参照)。これにより、台座10の内部に、遺骨の一部を納めることが可能な遺骨収納部(収納空間)12が形成されている。
台座10の上には、観音像等の仏像を立設するための空間(部屋)となる収納室20が設けられている。収納室20は、台座10と屋根30の間にあって、両側面21,21、背面22と、前面に観音開きの扉23,23を備え、扉23,23を閉じることにより、ほぼ直方体状に画成された空間を形成する。扉23,23は、前面から側面へと跨る、断面L字状に屈曲した形状としてあり、側面側の上下両端部が屋根30と台座10にヒンジピンなどで回動自在に支持されている。このため、扉23,23を開くと、収納室20の側面21,21の前面側も開放するので、収納室20に光が入りやすく、収納室20が明るくなり、収納室20に立設される観音像等の仏像が引き立つ。図3(b)に示すように、扉23,23の内面には任意の図柄等を施すことができる。
符号24は台座10上に積層固定された補助板、符号26,26は収納室20の前面側両サイドに立設された柱、符号27は天井部、符号27aは飾り部である。
図5に示すとおり、補助板24の中央には、前記した台座10の平板10cに設けられた開口部11と一致するように、透孔状の開口部25が設けられており、該開口部25から、遺骨の一部を遺骨収納部12へと納めるようになっている。
補助板24の上には、補助板24に設けられた開口部25を塞ぐように矩形状の平板28が載置されている。該平板28は、収納室20の両側面21,21、背面22及び柱26,26にほぼ接する大きさに形成され、通常、両面テープ等を用いて着脱自在に所定位置に保持されるようになっている。これにより、平板28は、収納室20において観音像等の仏像を立設するための台部となっている。
収納室20の背面の内側には、この部分に嵌められる大きさの縦長矩形状の戒名等表示板29が通常、両面テープ等を用いて着脱可能に設けられ、所定位置に保持される(図5参照)。
収納室20の上には、寄棟造の屋根30が設けられている。
厨子1の大きさは、例えば、高さ14cm、幅及び奥行(最大幅及び最大奥行)10cmであり、高さ20cm以下、幅及び奥行15cm以下とする。
収納室20に立設される観音像等の仏像40は、観音菩薩等の仏像であり、白磁その他のセラミックからなるものが好ましく用いられる。その大きさは、収納室20の大きさを考慮して決定されるが、例えば、高さ65mm程度のものを使用することができる。
(使用方法)
例えば、荼毘に付した遺骨の一部を袋に入れ、その袋を開口部25から遺骨収納部12に納める。次いで、平板28を所定位置に取り付けるとともに、収納室20の背面の内側に、予め戒名等を表示した戒名等表示板29を所定位置に保持させる。
そして、仏像40を、平板28の上に両面テープ等で固定し、立設する(図3(b)参照)。仏像40は、好ましくは、火葬の際に故人の遺体とともに荼毘に付し、燃えずにお骨とともに残った、故人のみたまが込められていると感じられやすい仏像40を使用する。これにより完成し、自宅の棚など適宜位置に載置し、故人の供養を行うことができる。分骨して近親者等が使用する場合にも有益である。
1 厨子
10 台座
11 開口部
12 遺骨収納部
20 収納室
23 扉
24 補助板
25 開口部
28 平板
29 戒名等表示板
30 屋根
40 仏像

Claims (1)

  1. 祠堂の形態をなす厨子であって、
    台座と、
    該台座の上に位置するとともに、前面に観音開きの扉を備えた、観音像等の仏像を立設するための収納室と、
    該収納室の上に設けられた寄棟造の屋根と、
    前記収納室に立設される観音像等の仏像とを備え、
    前記台座の内部に、遺骨の一部を納めることが可能な遺骨収納部を設けるとともに、その上部に開口部を形成し、
    該開口部を塞ぐとともに所定位置に保持される平板を着脱可能に設け、該平板を前記観音像等の仏像を立設するための台部となし、
    前記収納室の背面の内側には、所定位置に保持される戒名等表示板を着脱可能に設け、
    かつ、大きさを、高さ20cm以下、幅及び奥行15cm以下となした、
    卓上型厨子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218703A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 ベルストン株式会社 納骨壇

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