JP2005174863A - 端子台、および端子台の組立方法 - Google Patents

端子台、および端子台の組立方法 Download PDF

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秀和 森田
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Abstract

【課題】 一体成型端子台本体により、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることのできる端子台を提供すること。
【解決手段】 上部が開口された複数の端子室を設け、この端子室間に連通するスリットを設けた絶縁材料によって一体成型した端子台本体と,板材の両端にネジ穴をこのネジ穴間に長孔を長方形状に形成した端子受け板と,ネジ穴を形成した皿部とこの皿部の一端部から下方に伸びる足部とによって構成した端子押さえ板と,端子押さえ板の足部に嵌着し皿部を上方に付勢する付勢手段と,端子押さえ板の皿部のネジ穴に螺合する固定手段とによって構成する。
【選択図】 図 1

Description

本発明は、制御機器電気製品の配線に使用する端子台に係り、特に、セッティングを容易に行うことができる端子台、および端子台の組立方法に関する。
従来から実施されている端子台には、一般に、ジャンプアップ方式とプッシュロック方式のものがある。ジャンプアップ方式は、配線時仮止めができない、プッシュロック方式は、端子ネジを外すときに端子ネジを押し上げる操作を必要とするといった問題がそれぞれある。
従来の端子台として、バネにより端子座金を常時上方に付勢するジャンプアップ方式の端子台において、端子座金が上昇位置にある時に丸形圧着端子を装着してドライバー等で端子座金を押圧して仮止めできる構造が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また、電気線同士を取り付け及び取り外し可能に接続する従来の端子台として、バネにより端子座金を常時上方に付勢するジャンプアップ方式の端子台において、電気導通板によって導通した一対の端子を、絶縁材である合成樹脂材で成型された端子保持枠に保持したものを端子単体として、複数個の端子単体を取付用レールに固定保持した構成のものが提案されている(例えば特許文献2参照)。
実公平4−25809号公報 特公平7−60706号公報
この特許文献1は、図3に示すように、端子ネジ5の右側に示すように端子ネジ5がバネ11の付勢により上昇位置にあり、端子ネジ5の下端と端子板2間の空間Aに丸形圧着端子16を差込み、図左側に示すようにドライバー17で下方へ若干押した上でB方向に倒すことによりバネ11の復元力方向Cの作用により端子座金6が移動し端子座金6の端部が係止部14のダンプ18に係止し、端子ネジ5の軸小部23が丸形圧着端子16の孔19と端子板2のネジ孔20に入込み、丸形圧着端子16が図2の左側のように仮止めされ、更に端子ネジ5を真っ直ぐな状態に戻しねじ込むと図1の左側のように配線が完了するようになっている。
このように、特許文献1に示される端子台は、端子固定板アップ構造(ジャンプアップ方式)の端子台で、この種のタイプの端子台は、セパレートタイプのもので、ピン数が多くなればなるほど作業時間がかかるという問題を有している。また、特許文献1に示される端子台は、組み付け作業に多大な時間を要するという問題を有している。また、特許文献1に示される端子台は、部品点数が多く、構造が複雑になるという問題を有している。
また、特許文献2は、図1,2に示すように、合成樹脂材により一体成型されている端子保持枠10が、左・右の2室に分かれて形成されれ、その上面側に、左・右一対の操作用開口12,12が形成されており、この端子保持枠10の下面には、取付用レール4に取着するための係合部32が形成されて端子単体2が構成されている。また、この端子保持枠10の左・右の2室を仕切る隔壁には、隙間が形成されており、その隙間を貫通して電気導通板16が左・右の2室に跨るように配設されている。そして、このように構成される端子単体2は、端子保持枠10の下面の係合部32を取付用レール4に取着し、これによって端子台を構成している。
このように、特許文献2に示される端子台は、端子台を構成するのにレールを必要とし、中継ボックスに直接取り付けることができないし、端子台の大きさに応じて予めレールの長さを設定しなければならないという問題を有している。
本発明の目的は、一体成型端子台本体により、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることのできる端子台を提供することにある。
本発明の他の目的は、現場合わせでも容易に組み立てることのできる端子台の組立方法を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明に係る端子台は、上部が開口された少なくとも左・右一対の端子室を有し、該端子室間には連通するスリットが形成され、該端子室の底部には穴と丸穴が形成され、絶縁材料により一体成型されている端子台本体と,
板材で構成され、該板材には長手方向両端にネジ穴を形成し、該2つのネジ穴間に長孔を形成してなり、前記端子台本体のスリットに嵌合する端子受け板と,
前記端子台本体の端子室に嵌合する皿部と、該皿部の一端部から下方に伸びる足部とからなり、前記皿部には、その略中央に固定手段を装着する穴を形成し、前記足部は、前記端子台本体の穴に嵌合するように構成する端子押さえ板と,
前記端子押さえ板の足部に嵌着し、前記皿部を上方に付勢し前記皿部と前記端子台本体の端子室底部の間に空間を保持する付勢手段と,
前記端子押さえ板の皿部の穴に装着する固定手段と,
によって構成したものである。
本願請求項2に記載の発明に係る端子台は、前記端子押さえ板の皿部の外周に凹部を設け、前記端子台本体の端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に棒状に延在するガイド部材を設け、前記凹部を前記ガイド部材に嵌合することにより前記端子押さえ板の皿部を前記端子台本体の端子室の深さ方向に案内するように構成したものである。
本願請求項3に記載の発明に係る端子台は、前記端子押さえ板の足部の先端に前記端子受け板の長孔に係合する係止部を設け、前記端子台本体の端子室に装着した前記端子押さえ板が前記端子受け板を装着した後に前記端子台本体の端子室から離脱しないように構成したものである。
本願請求項4に記載の発明に係る端子台は、前記端子台本体の端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に延在する溝部を設け、前記端子押さえ板の足部をガイドするように構成したものである。
本願請求項5に記載の発明に係る端子台は、前記端子受け板の長孔を長方形状に形成して、該長孔の周縁に凹部を設け、該端子受け板を前記端子台本体のスリットに嵌合した際に前記端子押さえ板の足部の先端の係止部が貫挿するように構成したものである。
本願請求項6に記載の発明に係る端子台は、前記端子台本体の左右一対の端子室を、複数個設けて構成したものである。
本願請求項7に記載の発明に係る端子台の組立方法は、上部が開口し、すくなくとも左・右一対の端子室を有し、該端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に棒状に延在するガイド部材が設けられ、該端子室間に連通するスリットが設けられ、該端子室のそれぞれの壁面に端子室の深さ方向に案内するガイド部材と端子室の深さ方向に延在する溝部とを設け、該端子室の底部には長方形状の穴と丸穴が形成された絶縁材料により一体成型されている端子台本体の前記スリットに,
板材で構成され、該板材には長手方向両端にネジ穴を形成し、該2つのネジ穴間に長孔を形成し、該長孔の周縁に凹部を設けてなる端子受け板を、前記端子室の底部の穴と前記長孔の周縁に形成される凹部とが一致する位置まで挿入し,
略中央に端子固定ビスを螺合するネジ穴を形成すると共に外周に前記端子室のガイド部材に係合する凹部を形成した皿部と、前記端子室の前記端子受け板の長孔に係合する係止部が設けられ、前記皿部を上方に付勢する付勢手段を取り付け巻き付け該皿部の一端部から下方に伸びる足部とからなる端子押さえ板を前記端子室に嵌着し、前記足部先端を前記端子受け板の凹部を貫通し前記端子室の底部の穴に貫入し,
前記端子受け板を、前記端子台本体のスリットにさらに押し込み、所定の位置に装着するようにしたものである。
本願請求項8に記載の発明に係る端子台の組立方法を、前記端子押さえ板の皿部の穴に、前記端子室に嵌着前又は嵌着後に、端子固定ビスを装着するように構成したものである。
本願請求項1に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項2に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項3に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項4に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項5に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項6に記載の発明によれば、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる。
本願請求項7に記載の発明によれば、現場合わせでも容易に組み立てることができる。
本願請求項7に記載の発明によれば、現場合わせでも容易に組み立てることができる。
本発明は、上部が開口された複数の端子室を設け、この端子室間に連通するスリットを設けた合成樹脂材によって一体成型した端子台本体と,長方形状の板材の両端にネジ穴をこのネジ穴間に長方形状の長孔形成した端子受け板と,ネジ穴を形成した皿部とこの皿部の一端部から下方に伸びる足部とによって構成した端子押さえ板と,端子押さえ板の足部に嵌着し皿部を上方に付勢するコイルスプリングと,端子押さえ板の皿部のネジ穴に螺合する端子固定ビスとによって構成することにより、レールなしで直接中継ボックスに取り付けることができる端子台を実現することができる。
図1〜図6には、本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第1の実施例が示されている。図1は端子台の斜視図、図2は図1に図示端子台の平面図、図3は図2に図示端子台の正面図、図4は図2に図示端子台の側面図、図5は図1に図示端子受け板の平面図、図6は図5に図示端子受け板の側面図である。
図1〜図4において、端子台1は、端子台本体2と、端子受け板3と、端子押さえ板4と、コイルスプリング5と、端子固定ビス40とによって構成されている。
端子台本体2は、合成樹脂材により一体成型されており、上部が開口され、矩形上に形成された左・右一対の端子室6、7を有している。この端子室6と端子室7とは、同様な構成になっているので、ここでは、便宜上、端子室6の構成について説明する。端子室6は、四方の壁面の一面が開放されている。また、この端子室6の開放面に対向する壁面6Aには、端子室6と端子室7との間を連通するスリット8が形成されている。
また、端子室6の底面6Bには、溝9が形成されており、この溝9は、端子受け板3のねじ穴を形成する突起を通すためのものである。この溝9の両端部が端子受け板3を案内するガイドの役目を果たしている。また、この端子室6の底面6Bには、長方形状の穴10と、丸穴11とが形成されており、この端子室6の壁面6Cには、端子室6の深さ方向に棒状に延在するガイド部材12が設けられている。また、端子室6の壁面6Aには、端子室6の深さ方向に延在する溝部13が設けられている。
図中、14、15は、端子台本体2を取り付ける取付部材で、14A、15Aは、取付部材14、15に設けられた端子台本体2をねじで取り付ける貫通孔である。
端子受け板3は、図1、図5、図6に示す如く、長方形状の板材20で構成されている。この板材20には、長手方向両端にネジ穴21、22が設けられており、この2つのネジ穴21、22の間には、長方形状の長孔23が設けられている。この長孔23の周縁には、長孔23の長手方向略中央には、端子室6用の凹部24が、長孔23の周縁の長孔23の長手方向端部には、端子室7用の凹部25がそれぞれ設けられている。この端子受け板3は、端子台本体2の溝9の両端部に沿ってスライドさせ、端子室6と端子室7との間を連通するスリット8に挿入し、端子室6と端子室7に跨って配置される。
端子押さえ板4は、図1に示す如く、端子台本体2の端子室6に嵌合する皿部30と、この皿部30の一端部から下方に伸びる足部31とによって構成されている。
皿部30には、その略中央に端子固定ビス40を装着する穴32が設けられている。また、皿部30には、外周に凹部33が設けられており、この凹部33は、端子室6の壁面6Cに形成される端子室6の深さ方向に棒状に延在するガイド部材12に係合するためのもので、この皿部30の凹部33と、端子室6のガイド部材12とによって端子押さえ板4の皿部30を端子台本体2の端子室6の深さ方向に案内するようになっている。
足部31は、皿部30の一端部から下方に棒状に伸びるように構成され、この足部31は、端子台本体2の長方形状の穴10に嵌合するようになっている。そして、皿部30を下方に押圧した際に足部31は、端子台本体2の長方形状の穴10内に出入するようになっている。この足部31には、その先端に、足部31の先端を曲げた端子受け板3の長孔23に係合する係止部34が設けられている。この係止部34は、端子受け板3の長方形状の板材20に形成された長孔23の周縁に設けられた凹部24に嵌合し、係止部34が足部31を長孔23に沿って移動することによって端子受け板3の長方形状の板材20のた長孔23の周縁に係合し、端子台本体2の端子室6に装着した端子押さえ板3が端子受け板4を装着した後に端子台本体2の端子室6から離脱しないようにするためのものである。
この足部31は、端子室6の壁面6Aに設けられている端子室6の深さ方向に延在する溝部13に収納され、端子室6の壁面6Aに設けられている溝部13が足部31をガイドする役目を果たしている。
コイルスプリング5は、端子押さえ板4の足部31に嵌着されており、皿部30を上方に付勢し、皿部30と端子台本体2の端子室6の底面6Bの間に空間を保持する作用を有している。このコイルスプリング5の上端部は皿部30の下面に当接し、コイルスプリング5の下端部は端子受け板3の長方形状の板材20に形成された長孔23の周縁に当接しており、コイルスプリング5は、皿部30を端子受け板3から離反する方向(上方)に付勢している。
端子固定ビス40は、端子押さえ板4の皿部30の穴32に挿入し、皿部30を下方に押し下げ、端子受け板3の穴22に螺合し、端子押さえ板4の皿部30と端子受け板3との間に電線の導体を固定するためのものある。
このように構成される端子台1は、次のようにして組み立てる。すなわち、まず、端子台本体2の端子室6、7間に連通するスリット8に端子受け板3を嵌入し、長方形状の長孔23の周縁に形成される凹部24が端子室6の底面6Dの長方形状の穴10に一致する位置まで挿入する。しかる後、足部31にコイルスプリング5を巻き付けた状態で、足部31を端子受け板3を端子受け板3の長方形状の長孔23を貫通し、端子室6の底面6Dの長方形状の穴10に嵌入する。そして、足部31の先端の係止部34が端子受け板3の下部に突出したことを確認した後、端子受け板3を図1の矢印に示す如く足部31が移動するように端子受け板3を端子台本体2のスリット8にさらに押し込み、所定の位置に装着する。
この際、端子押さえ板4の皿部30の穴に装着する端子固定ビス40は、端子室6に端子受け板3を嵌着する前又は嵌着した後に行う。
図7〜図10には、本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第2の実施例が示されている。図10は端子台の斜視図、図8は端子台の平面図、図9は図8に図示端子台の正面図、図10は図8に図示端子台の側面図である
図7〜図10において、本実施例が図1〜図6に図示の実施例と異なるのは、図1〜図6に図示の実施例の端子台が合成樹脂材により一体成型されている端子台本体2の端子室を6、7を左・右一対、2室設けているのに対し、本実施例の端子台は合成樹脂材により一体成型されている端子台本体2の左・右一対の端子室を連接して4つ端子室を設けている点が異なる。他の構成は、図1〜図6に図示の実施例において説明した構成と同じである。
すなわち、端子台101は、端子台本体102と、端子受け板3(図1に図示の端子受け板3と同じ構成)と、端子押さえ板4(図1に図示の端子押さえ板4と同じ構成で)と、コイルスプリング5(図1に図示のコイルスプリング5と同じ構成)と、端子固定ビス40(図1に図示の端子固定ビス40と同じ構成)とによって構成されている。
端子台本体102は、合成樹脂材により一体成型されており、上部が開口され、矩形上に形成された左・右一対の室を連接した4つの端子室106、107、108、109を有している。この端子室106と端子室107と端子室108と端子室109とは、同様な構成になっているので、ここでは。便宜上、端子室106の構成について説明する。端子室106は、四方の壁面の一面が開放されている。また、この端子室106の開放面に対向する壁面106Aには、端子室106と端子室107との間を連通するスリット110が形成されている。
また、端子室106の底面106Bには、溝111が形成されており、この溝111は、端子受け板3のねじ穴を形成する突起を通すためのものである。この溝111の両端部が端子受け板3を案内するガイドの役目を果たしている。また、この端子室106の底面106Bには、長方形状の穴112と、丸穴113とが形成されており、この端子室106の壁面106Cには、端子室106の深さ方向に棒状に延在するガイド部材114が設けられている。また、端子室106の壁面106Aには、端子室106の深さ方向に延在する溝部115が設けられている。
図中、116、117、118は、端子台本体2を取り付ける取付部材で、116A、117A、118Aは、取付部材116、117、118に設けられた端子台本体102をねじで取り付ける貫通孔である。
端子室106と端子室107との間に連通するスリット110に挿入し、端子室106と端子室107に跨って配置される端子受け板3は、図5、図6に示す端子受け板3同様、長方形状の板材20で構成されている。この板材20には、長手方向両端にネジ穴21、22が設けられており、この2つのネジ穴21、22の間には、長方形状の長孔23が設けられている。この長孔23の周縁には、長孔23の長手方向略中央には、端子室106用の凹部24が、長孔23の周縁の長孔23の長手方向端部には、端子室107用の凹部25がそれぞれ設けられている。
端子押さえ板4は、図1に示す端子押さえ板4同様、端子台本体102の端子室106に嵌合する皿部30と、この皿部30の一端部から下方に伸びる足部31とによって構成されている。
皿部30には、その略中央に端子固定ビス40を装着する穴32が設けられている。また、皿部30には、外周に凹部33が設けられており、この凹部33は、端子室6の壁面6Cに形成される端子室106の深さ方向に棒状に延在するガイド部材114に係合するためのもので、この皿部30の凹部33と、端子室106のガイド部材114とによって端子押さえ板104の皿部30を端子台本体102の端子室106の深さ方向に案内するようになっている。
足部31は、皿部30の一端部から下方に棒状に伸びるように構成され、この足部31は、端子台本体102の長方形状の穴112に嵌合するようになっている。そして、皿部30を下方に押圧した際に足部31は、端子台本体102の長方形状の穴112内に出入するようになっている。この足部31には、その先端に、足部31の先端を曲げた端子受け板3の長孔23に係合する係止部34が設けられている。この係止部34は、端子受け板3の長方形状の板材20に形成された長孔23の周縁に設けられた凹部24に嵌合し、係止部34が足部31を長孔23に沿って移動することによって端子受け板3の長方形状の板材20の長孔23の周縁に係合し、端子台本体102の端子室106に装着した端子押さえ板3が端子受け板4を装着した後に端子台本体102の端子室106から離脱しないようにするためのものである。
この足部31は、端子室106の壁面106Aに設けられている端子室106の深さ方向に延在する溝部115に収納され、端子室106の壁面106Aに設けられている溝部115が足部31をガイドする役目を果たしている。
コイルスプリング5は、端子押さえ板4の足部31に嵌着されており、皿部30を上方に付勢し、皿部30と端子台本体102の端子室106の底面106Bの間に空間を保持する作用を有している。このコイルスプリング5の上端部は皿部30の下面に当接し、コイルスプリング105の下端部は端子受け板3の長方形状の板材20に形成された長孔23の周縁に当接しており、コイルスプリング105は、皿部30を端子受け板3から離反する方向(上方)に付勢している。
端子固定ビス40は、端子押さえ板4の皿部30の穴32に挿入し、皿部30を下方に押し下げ、端子受け板3の穴22に螺合し、端子押さえ板4の皿部30と端子受け板3との間に電線の導体を固定するためのものある。
このように構成される端子台101は、次のようにして組み立てる。すなわち、まず、端子台本体102の端子室106、107間と端子室108、109間に連通するスリット110に端子受け板3を嵌入し、長方形状の長孔23の周縁に形成される凹部24が端子室106の底面106Dの長方形状の穴112に一致する位置まで挿入する。しかる後、足部31にコイルスプリング5を巻き付けた状態で、足部31を端子受け板103を端子受け板103の長方形状の長孔23を貫通し、端子室106の底面106Dの長方形状の穴10に嵌入する。そして、足部31の先端の係止部34が端子受け板103の下部に突出したことを確認した後、端子受け板103を足部31が移動するように端子受け板103を端子台本体102のスリット110にさらに押し込み、所定の位置に装着する。
この際、端子押さえ板4の皿部30の穴に装着する端子固定ビス40は、端子室106に端子受け板3を嵌着する前又は嵌着した後に行う。
また、端子室108においても端子室106と同様に、端子受け板3と、端子押さえ板4と、コイルスプリング5と、端子固定ビス40を装着する。
図11〜図13には、本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第3の実施例が示されている。図11は端子台の平面図、図12は図11に図示端子台の正面図、図13は図11に図示端子台の側面図である
図11〜図13において、本実施例が図1〜図6に図示の実施例と異なるのは、図1〜図6に図示の実施例の端子台が合成樹脂材により一体成型されている端子台本体2の端子室を6、7を左・右一対、2室設けているのに対し、本実施例の端子台は合成樹脂材により一体成型されている端子台本体2の左・右一対の端子室を連接して6つ端子室を設けている点が異なる。他の構成は、図1〜図6に図示の実施例、図7〜図9に図示の実施例において説明した構成と同じである。
すなわち、端子台201は、端子台本体202と、端子受け板3(図1に図示の端子受け板3と同じ構成)と、端子押さえ板4(図1に図示の端子押さえ板4と同じ構成で)と、コイルスプリング5(図1に図示のコイルスプリング5と同じ構成)と、端子固定ビス40(図1に図示の端子固定ビス40と同じ構成)とによって構成されている。
端子台本体202は、合成樹脂材により一体成型されており、上部が開口され、矩形上に形成された左・右一対の室を連接した6つの端子室203、204、205、206、207、208を有している。この端子室203と端子室204と端子室205と端子室206と端子室207と端子室208とは、同様な構成になっているので、ここでは。便宜上、端子室203の構成について説明する。端子室203は、四方の壁面の一面が開放されている。また、この端子室203の開放面に対向する壁面203Aには、端子室203と端子室204との間を連通するスリット209が形成されている。
また、端子室203の底面203Bには、溝210が形成されており、この溝210は、端子受け板3のねじ穴を形成する突起を通すためのものである。この溝210の両端部が端子受け板3を案内するガイドの役目を果たしている。また、この端子室203の底面203Bには、長方形状の穴211と、丸穴212とが形成されており、この端子室203の壁面203Cには、端子室203の深さ方向に棒状に延在するガイド部材213が設けられている。また、端子室203の壁面203Aには、端子室203の深さ方向に延在する溝部214が設けられている。
図中、215、216、217は、端子台本体2を取り付ける取付部材で、215A、216A、217Aは、取付部材215、216、217に設けられた端子台本体202をねじで取り付ける貫通孔である。
本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第1実施例を示す全体斜視図である。 図1に図示端子台の平面図である。 図2に図示端子台の正面図である。 図2に図示端子台の側面図である。 図1に図示端子受け板の平面図である。 図5に図示端子受け板の側面図である 本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第2実施例を示す端子台の斜視図である。 図7に図示の端子台の平面図である。 図7に図示端子台の正面図である。 図7に図示端子台の側面図である。 本発明に係る端子台、および端子台の組立方法の第3実施例を示す平面図である。 図11に図示端子台の正面図である。 図11に図示端子台の側面図である。
符号の説明
1…………………………………端子台
2…………………………………端子台本体紙
3…………………………………端子受け板
4…………………………………端子押さえ板
5…………………………………コイルスプリング
40………………………………端子固定ビス
6、7、8、9…………………端子室
6A、6C、6D………………壁面
6B………………………………底面
12………………………………ガイド部材
13………………………………溝部
30………………………………皿部
31………………………………足部
33………………………………凹部
34………………………………係止部

Claims (8)

  1. 上部が開口された少なくとも左・右一対の端子室を有し、該端子室間には連通するスリットが形成され、該端子室の底部には穴と丸穴が形成され、絶縁材料により一体成型されている端子台本体と,
    板材で構成され、該板材には長手方向両端にネジ穴を形成し、該2つのネジ穴間に長孔を形成してなり、前記端子台本体のスリットに嵌合する端子受け板と,
    前記端子台本体の端子室に嵌合する皿部と、該皿部の一端部から下方に伸びる足部とからなり、前記皿部には、その略中央に固定手段を装着する穴を形成し、前記足部は、前記端子台本体の穴に嵌合するように構成する端子押さえ板と,
    前記端子押さえ板の足部に嵌着し、前記皿部を上方に付勢し前記皿部と前記端子台本体の端子室底部の間に空間を保持する付勢手段と,
    前記端子押さえ板の皿部の穴に装着する固定手段と,
    によって構成することを特徴とする端子台。
  2. 前記端子押さえ板の皿部の外周に凹部を設け、前記端子台本体の端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に棒状に延在するガイド部材を設け、前記凹部を前記ガイド部材に嵌合することにより前記端子押さえ板の皿部を前記端子台本体の端子室の深さ方向に案内するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の端子台。
  3. 前記端子押さえ板の足部の先端に前記端子受け板の長孔に係合する係止部を設け、前記端子台本体の端子室に装着した前記端子押さえ板が前記端子受け板を装着した後に前記端子台本体の端子室から離脱しないようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の端子台。
  4. 前記端子台本体の端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に延在する溝部を設け、前記端子押さえ板の足部をガイドするようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の端子台。
  5. 前記端子受け板の長孔を長方形状に形成して、該長孔の周縁に凹部を設け、該端子受け板を前記端子台本体のスリットに嵌合した際に前記端子押さえ板の足部の先端の係止部が貫挿するようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の端子台。
  6. 前記端子台本体の左右一対の端子室は、複数個であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の端子台。
  7. 上部が開口し、すくなくとも左・右一対の端子室を有し、該端子室のそれぞれに端子室の深さ方向に棒状に延在するガイド部材が設けられ、該端子室間に連通するスリットが設けられ、該端子室のそれぞれの壁面に端子室の深さ方向に案内するガイド部材と端子室の深さ方向に延在する溝部とを設け、該端子室の底部には穴と丸穴が形成された絶縁材料により一体成型されている端子台本体の前記スリットに,
    板材で構成され、該板材には長手方向両端にネジ穴を形成し、該2つのネジ穴間に長孔を形成し、該長孔の周縁に凹部を設けてなる端子受け板を、前記端子室の底部の穴と前記長孔の周縁に形成される凹部とが一致する位置まで挿入し,
    略中央に端子固定ビスを装着する穴を形成すると共に外周に前記端子室のガイド部材に係合する凹部を形成した皿部と、前記皿部を上方に付勢する付勢手段を取り付け該皿部の一端部から下方に伸びる足部とからなる端子押さえ板を前記端子室に嵌着し、前記足部先端を前記端子受け板の凹部を貫通し前記端子室の底部の穴に貫入し,
    前記端子受け板を、前記端子台本体のスリットにさらに押し込み、所定の位置に装着することを特徴とする端子台の組立方法。
  8. 前記端子押さえ板の皿部の穴には、前記端子室に嵌着前又は嵌着後に、端子固定ビスを装着するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の端子台の組立方法。
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