JP2005174532A - 光ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作する為にベゼルに触れると、ベゼル裏に設けられた電子部品から制御回路に静電気が入り、電子部品を誤動作させたり破壊する場合がある。
【解決手段】筐体内に出没自在に設けられたトレイと、トレイに設けられ媒体を回転駆動させると共に光を媒体に照射することで媒体に情報の記録もしくは情報の再生のすくなくとも一方を行うピックアップモジュールと、トレイの一方側に設けられ導電材料で構成されるトレイカバーと、トレイの前端部に設けられ導電材料で構成されるとともにトレイカバーと常に導通する前面アース部と、トレイの前端部に前記前面アース部を覆って取り付けられるベゼルを備えて構成されることとした。
【選択図】図4
【解決手段】筐体内に出没自在に設けられたトレイと、トレイに設けられ媒体を回転駆動させると共に光を媒体に照射することで媒体に情報の記録もしくは情報の再生のすくなくとも一方を行うピックアップモジュールと、トレイの一方側に設けられ導電材料で構成されるトレイカバーと、トレイの前端部に設けられ導電材料で構成されるとともにトレイカバーと常に導通する前面アース部と、トレイの前端部に前記前面アース部を覆って取り付けられるベゼルを備えて構成されることとした。
【選択図】図4
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に搭載される光ディスク装置に関するものである。
図6は従来の光ディスク装置を示す斜視図である。
図6において、1は筐体で、筐体1は上部筐体部1aと下部筐体部1bを組み合わせて構成されており、しかも筐体1は一端開口の袋形状となっている。2は筐体1に出没自在に設けられたトレイで、トレイ2にはピックアップモジュール3が設けられており、ピックアップモジュール3には少なくとも光ディスクを回転させるスピンドルモータ3a、光ディスクに光を照射することでデータの記録か再生の少なくとも一方を行う光ピックアップ3b及び制御回路を構成する回路基板(図示せず)が設けられている。5はトレイの前端に設けられた導電板である。
導電板5はむき出しになっているが、通常はこの導電板5を覆うように図示していないベゼルが設けられており、図6においては、この導電板5が観測できるようにベゼルは取り外されている。また、この導電板5には、同様に図示していない導電性のある弾性体(図示せず)が接触しており、しかも前記弾性体は、トレイ2の前面のしかも上部筐体部1a側に配置されており、トレイ2を収納した時にこの弾性体と上部筐体部1aが接触するように構成されていた。
通常人体は静電気を帯電している場合が多く、時には数万ボルトに達することもある。高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作する為にベゼルに触れると、ベゼルを通してベゼル裏に設けられた電子部品から制御回路に静電気が入り、制御回路を構成する電子部品を誤動作させたり破壊する場合がある。ベゼルに絶縁性のある材料を用いていても、この絶縁を破壊してベゼル裏に設けられた電子部品から静電気が入ることがある。
しかしこのような構成にすることによって、トレイ2の前面を高電圧の静電気を帯電したユーザーが触れても、静電気は導電板5から前記弾性体を介して筐体1に流れ、筐体1から結果的にアースに落ちることになり、制御回路に静電気が入ることを防止することができる。
先行例としては、(特許文献1),(特許文献2)がある。
特開2003−218574号公報
特許第2861842号公報
しかしながらこのような従来の構成においては、ユーザーが帯電している静電気に対応するには、導電板5と上部筐体部1aに設けられた導電性のある弾性体が接触抵抗が十分に低い様確実に接触することが必要であるが、使用による繰り返しのトレイ2の出し入れなどにより弾性体の弾性が劣化したり接触部分が汚れたり酸化する等の理由により、接触抵抗が増加し、静電気のアースが不十分になる場合があった。また、このような課題に対応する為には弾性体の材質や形状が重要で、構造の複雑化やコストアップの要因となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ユーザーが帯電している静電気を簡単な構成で確実に接地できる光ディスク装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決する為に本発明は、導電部材からなり開口を有する筐体と、前記筐体内に収納され前記開口より出没自在に設けられたトレイと、前記トレイに設けられ媒体を回転駆動させると共に光を媒体に照射することで媒体に情報の記録もしくは情報の再生のすくなくとも一方を行うピックアップモジュールと、前記トレイの一方側に設けられ導電材料で構成されるトレイカバーと、少なくとも前記トレイが前記筐体内に収納された状態において前記トレイカバーと前記筐体とを導通させる導通手段と、前記トレイの前端部に設けられ導電材料で構成されるとともに前記トレイカバーと常に導通する前面アース部と、前記トレイの前端部に前記前面アース部を覆って取り付けられるベゼルを備えて構成されることとした。
本発明は、高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作する為にベゼルに触れ、静電気がベゼルの絶縁を破壊しても、ベゼル裏に設けられた前面アース部によって接地される為、ベゼル裏に設けられた電子部品から制御回路に静電気が入り、制御回路を構成する電子部品を誤動作させたり破壊することを回避することができる。
請求項1記載の発明は、開口を有する筐体と、前記筐体内に収納され前記開口より出没自在に設けられたトレイと、前記トレイに設けられ媒体を回転駆動させると共に光を媒体に照射することで媒体に情報の記録もしくは情報の再生のすくなくとも一方を行うピックアップモジュールと、前記トレイの一方側に設けられ導電材料で構成されるトレイカバーと、前記トレイの前端部に設けられ導電材料で構成されるとともに前記トレイカバーと常に導通する前面アース部と、前記トレイの前端部に前記前面アース部を覆って取り付けられるベゼルを備えて構成されることを特徴とする光ディスク装置によって、高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作する為にベゼルに触れ、静電気がベゼルの絶縁を破壊しても、前面アース部からトレイカバー、導通手段及び筐体を経由して本光ディスク装置を装着した電子機器のアースに落ちる為、光ディスク装置の制御回路に静電気が入り制御回路を構成する電子部品を誤動作させたり破壊することを回避することができる。
請求項2記載の発明は、前面アース部はトレイカバーと一体にて構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、前面アース部とトレイカバーの接続が確実になるとともに構成も簡単なものとなる為、静電気に対して信頼性の高い光ディスク装置を簡単な構成で提供できる。
請求項3記載の発明は、ベゼルの間には、前記トレイの前端部に設けられた電子部品または配線と、ベゼルの間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、静電気が入りやすいトレイの前端部に設けられた電子部品または配線とベゼルの間に前面アース部を設けることによって、静電気に対して信頼性の高い光ディスク装置を提供することができる。
請求項4記載の発明は、前面アース部は、トレイの出没方向ベゼル側からみて、前記トレイの前端部に設けられた電子部品または前記電子部品の周辺を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、静電気が入りやすいトレイの前端部に設けられた電子部品から静電気が入りにくくすることができる。また、電子部
品が発光ダイオードの場合、発光を遮ることなく発光ダイオードからの静電気の進入を防ぐことができる。
品が発光ダイオードの場合、発光を遮ることなく発光ダイオードからの静電気の進入を防ぐことができる。
請求項5記載の発明は、少なくともトレイが筐体内に収納された状態においてトレイカバーと前記筐体とを導通させる導通手段を備え、前記導通手段は、少なくとも前記筐体に前記トレイを収納した状態において前記筐体を付勢しつつ前記筐体と導通する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、前面アース部の接地をより確実にし、より静電気に対して信頼性の高い光ディスク装置を提供することができる。
請求項6記載の発明は、前面アース部はトレイカバーと一体の第1のアース部と、トレイカバーとは別体の第2のアース部を備え、前記第1のアース部と前記第2のアース部とを接続したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、必要とする部分の接地を確実にし、さらにより静電気に対して信頼性の高い光ディスク装置を提供することができる。
請求項7記載の発明は、前面アース部はトレイカバーと一体の第1のアース部と、トレイカバーとは別体の第2のアース部を備え、前記第2のアース部は、トレイカバーに接続したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、必要とする部分の接地を確実にし、さらにより静電気に対して信頼性の高い光ディスク装置を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明における光ディスク装置の実施の形態について説明する。
以下、本発明における光ディスク装置の実施の形態について説明する。
図1,図2はそれぞれ本発明の一実施の形態における光ディスク装置の表斜視図及び裏斜視図である。図1,図2はともにトレイを筐体から引き出した状態を示している。図3は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の裏斜視図であり、説明の為筐体の一部を除去した図である。図4は本発明の一実施の形態における光ディスク装置のベゼルを除去した表斜視図、図5は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の要部拡大断面図である。
図1において、1は一端部開口の袋状の筐体で、筐体1は上部筐体部1aと下部筐体部1bを組み合わせて構成されている。上部筐体部1aと下部筐体部1bとは好ましくは図示していない係止手段とネジ止め部などを用いて、互いに強固に固定されている。筐体1の構成材料としては鉄,鉄合金,アルミ,アルミ合金,マグネシウム合金などの金属材料の様な導電材料が好適に用いられる。また、樹脂材料で各筐体部を構成し、その上に電着などの手法を用いて導電性の高い金属膜を形成したものを用いても良い。更に、上部筐体部1a及び下部筐体部1bそれぞれ同種の材料で構成しても良いし、異種の材料で構成しても良い。また、上部筐体部1a及び下部筐体部1bそれぞれの主平面部の平均肉厚は0.3mm〜1.6mmの間であり、この平均肉厚の比較的薄い場合には上部筐体1a及び下部筐体部1bは金属材料で構成され、例えば、金属板をプレス加工などによって形成される。また、平均肉厚の比較的厚い場合には上部筐体部及び下部筐体部1aはダイカスト(アルミ,マグネシウム合金など)で構成される。
筐体1には制御回路を構成した筐体側回路基板1dが設けられており、コネクタ1eにて外部の電子機器と接続可能となっている。
2は筐体に出没自在に設けられたトレイで、トレイ2は樹脂性のフレームで構成され、後述する各部が取り付けられている。3はトレイ2に設けられたピックアップモジュール
であり、スピンドルモータ3a、光ピックアップ3b、制御回路を構成するトレイ側回路基板3dを含んで構成される。トレイ側回路基板3dはフレキシブル基板16によって、筐体側回路基板1dと結線されている。
であり、スピンドルモータ3a、光ピックアップ3b、制御回路を構成するトレイ側回路基板3dを含んで構成される。トレイ側回路基板3dはフレキシブル基板16によって、筐体側回路基板1dと結線されている。
スピンドルモータ3aは光ディスクの取り付け部3cが設けられており、取り付けた光ディスクを回転駆動させる。光ピックアップ3bは、図示していない光源や各光学部材を少なくとも搭載し、光ディスクに光を照射することで、光ディスクに情報を書き込むか或いは情報を読み出す動作の少なくとも一方を行うとともに、スピンドルモータ3aに近づいたり離れたりする様に図示していない移動手段によって移動する。2gはディスク装着面で、ディスク装着時に光ディスクに対向する面である。4はトレイ2の前端面に設けられたベゼルで、ベゼル4はトレイ2が筐体1内に収納された時に、トレイ2の出没口1cを塞ぐように構成されており、樹脂材料やマグネシウムなどの金属合金で構成されている。
7はトレイ2の両端のレール部8に摺動自在に取り付けられた金属製のレールで、レール7は筐体1の内部に設けられたレールガイド9にも摺動自在に設けられており、このレール7を設けることでトレイ2は筐体1に脱落することなく出し入れ自在に取り付けられている。トレイ2を筐体1内に入れてしまうとトレイ2のロック機構11に設けられた係止部(図示せず)と筐体1側に設けられた係止部(図示せず)が係止し、トレイ2が筐体1内に固定される。この固定状態は、本光ディスク装置を取り付けた電子機器からの信号によってロック機構11が解除されることにより解除される他、イジェクトボタン12を押すことによっても解除される。
10はピックアップモジュール3及びスピンドルモータ3a等の部材の裏面を覆うとともにトレイ2に設けられたトレイカバーで、トレイカバー10は板状に構成され、アルミや鉄などの導電性材料で構成され、しかも係止手段やネジ止めなどでトレイ2に取り付けられている。
図3は、説明の為筐体1の下部筐体部1のA部を除去して描いている。トレイ2の裏面にはレバー支持部15が固定されており、またレバー15aがレバー支持部15によってトレイ2の引き出し方向に所定範囲摺動自在に固定されている。レバー支持部15もレバー15aも金属など導電体で構成されている。さらにレバー15aとレバー支持部15の間には、バネなどの付勢手段15bが設けられている。レバー15aは、付勢手段15bによって、外部から負荷がかかっていない状態では摺動範囲の最も筐体1の背面1f側に押し出された位置にある。またさらにレバー15aは、トレイ2が筐体1から引き出されている状態など外部から負荷がかかっていない状態では、トレイ2の背面1f側の端部2fから背面1f側に突出している。レバー15aの先端は折り曲げられており、筐体1の背面1fと対向する当接部15cを形成している。
トレイ2を筐体1に収納させると当接部15cは背面1fと当接し、レバー15aはトレイ2側に押し込まれる。したがってトレイ2を筐体1内に入れてしまい、トレイ2のロック機構11によって固定された状態では、レバー15aは当接部15cによって背面1fを付勢している。
一方、レバー支持部15の一部はトレイカバー10の一部と接触部を有し電気的に導通している。また、レバー15aはレバー支持部15と摺動しており、少なくとも当接部15cと背面1cが当接した状態では、レバー15aとレバー支持部15は導通している。したがって、少なくとも当接部15cと背面1fが当接した状態では、トレイカバー10と筐体1は導通している。
次に本実施の形態における特徴部分について説明する。
図4において、トレイ2のベゼル4側の側面2aには貫通孔2bが設けられており、ピックアップモジュール3の側面3eが露出し、側面2aと側面3eは略同一面上にある。これによって、ピックアップモジュール3を構成する空間を確保しつつトレイ引き出し方向のトレイ2の長さを極力小さくしている。13はイジェクトスイッチでベゼル4装着時はイジェクトボタン12を押すことによって、ほぼその裏側にあるイジェクトスイッチ13が押されてONになり、電気信号が制御回路に伝わり、制御回路の指令によりロック機構11が解除される。14は発光素子で、発光することにより光ディスク装置の動作状態を表示する。発光素子14は発光ダイオードや小型の電球等が望ましい。イジェクトスイッチ13及び発光素子14は、これらの配線を行うフレキシブル基板17上に構成されており、フレキシブル基板17はトレイ2のベゼル4側の側面2aに設けられた突起2c、2dによって係止または位置決めされている。
10aは導電板であり、トレイカバー10の一部を曲げ加工することにより一体に構成されている。また、導電板10aはトレイ2引き出し方向ベゼル4側である矢印B側から見て、フレキシブル基板17の一部を覆うように設けられている。ベゼル4装着時に、導電板10a、ベゼル4並びにフレキシブル基板17やフレキシブル基板17上に構成される部品が互いに衝突しないように、側面2aには凹部2eが設けられている。そして凹部2e内にフレキシブル基板17のイジェクトスイッチ13や発光素子14を構成する部分が配置されている。導電板10aには貫通孔10bが設けられていて、矢印B側から見て貫通孔10bから発光素子14が見えるよう構成されている。
次に図5を用いて導電板10a周辺の構造について説明する。図5は導電板10aの貫通孔10bを通りディスク装着面2gに垂直な面による断面を示している。導電板10aとフレキシブル基板17とは、接触によりフレキシブル基板17に傷がつくことを避ける為に両者の間に間隔が設けられている。また、トレイカバー10の導電板10aに繋がる部分とフレキシブル基板17の縁部の接触を避けたい場合は、両者の間に絶縁シート18を設けても良い。フレキシブル基板17が設けられている側面2aの凹部2eには、導電板10aに略平行して平板状の突起2hが設けられている。突起2hは、導電板10aの位置決めや、導電板10aの先端とフレキシブル基板17との接触防止、フレキシブル基板17の浮き上がり防止として機能している。
次に、以上のような構成による本発明の一実施の形態における作用について述べる。
高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作する為にベゼル4に触れると、導電板10aが無い場合は、ベゼル4の材質が導電性の材質である場合はもちろんのこと、樹脂材料など絶縁体であっても絶縁を破壊して、静電気がフレキシブル基板17の銅箔部分やフレキシブル基板17上の発光素子14から制御回路に入ってしまう場合がある。そのような場合においても、ベゼル4とフレキシブル基板17の間に導電板10aがあることにより、静電気はトレイカバー10に流れる。トレイカバー10はトレイ側回路基板3dのアースに繋がっており、このアースはフレキシブル基板16の配線のアース部分を通じて筐体側回路基板1dのアースに通じ、コネクタ1eへの結線を介して、接続している電子機器のアースに繋がっている。よって、静電気がトレイ側回路基板3d等の電子部品を破壊することなく接地される。さらにトレイ2が筐体1に収納された状態など当接部15cと背面1fが当接した状態では、トレイカバー10はより確実に接地される。すなわちトレイカバー10は当接部15cと背面1fにて筐体1と導通し、静電気は筐体1へ流れ筐体から本光ディスク装置を搭載した電子機器のアースに落ちる。
導電板10aは、側面2aを図4の矢印B側から見てフレキシブル基板17が露出して
いる部分全面を少なくとも覆う形状であることが効果的であるが、本実施の形態では、発光素子14のみを覆い、かつ発光を遮らないよう導電板10aに貫通孔10bを設けている。イジェクトスイッチ13に使用可能なスイッチの中には周囲をシールドし、アース可能なものがある。このタイプのスイッチをイジェクトスイッチ13に使用し、シールドをフレキシブル基板17のアースに接続すれば、既に述べたように接続する電子機器のアースまで繋がっている為、静電気がイジェクトスイッチ13の接点部分から制御回路にはいることを防止できる場合もある。しかしこの場合においても、一般的に発光素子14はシールドされていない為、少なくとも発光素子は導電板10aにて覆うことが望ましい。フレキシブル基板17に他の電子部分が設けられている場合であっても、その電子部品に制御回路に繋がる部分をシールドする構造がなされていない場合は、少なくとも導電板10aにて覆うことが望ましい。
いる部分全面を少なくとも覆う形状であることが効果的であるが、本実施の形態では、発光素子14のみを覆い、かつ発光を遮らないよう導電板10aに貫通孔10bを設けている。イジェクトスイッチ13に使用可能なスイッチの中には周囲をシールドし、アース可能なものがある。このタイプのスイッチをイジェクトスイッチ13に使用し、シールドをフレキシブル基板17のアースに接続すれば、既に述べたように接続する電子機器のアースまで繋がっている為、静電気がイジェクトスイッチ13の接点部分から制御回路にはいることを防止できる場合もある。しかしこの場合においても、一般的に発光素子14はシールドされていない為、少なくとも発光素子は導電板10aにて覆うことが望ましい。フレキシブル基板17に他の電子部分が設けられている場合であっても、その電子部品に制御回路に繋がる部分をシールドする構造がなされていない場合は、少なくとも導電板10aにて覆うことが望ましい。
なお、本実施の形態においては、導電板10aはトレイカバー10に一体に構成されているが、トレイカバー10との導通が確保されるならば、導電板10aを別体としトレイカバー10と接合するものであっても良い。この場合、接合方法としては半田や銀ロウなどの導電性接着剤を用いて接合しても良い。また、ネジやリベットなどの接合部材を用いて接合するものであっても良い。また、この場合の導電板10aの材質は、トレイカバー10の材質と同一であっても良いが、別の材質であっても良い。この場合、導電板10aの材質は導電布(金属繊維と絶縁繊維を編んだもの),導電性テープ,金属シート等であっても良い。
また、導電板10aだけでは、静電気の防止効果が不足する場合には、導電板10aとは別の第2の導電板を設けてもよい。図7は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置のベゼルを除去した表斜視図である。図7に示すように、導電板21をイジェクトスイッチ13の周りのフレキシブル基板17を覆うように設け、導電板21と導電板10aが接触するように配置している。
図8は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の要部拡大分解図である。導電板21は、イジェクトスイッチ13の周りのフレキシブル基板17を覆って配置し、導電板21に設けた突起21aで導電板10aと接触させ導通させている。また、導電板21は、導電板10aと接続させた構成のほか、トレイカバー10と接続させる構成としてもよい。
本発明の光ディスク装置は、高電圧の静電気を帯電したユーザーが光ディスク装置を操作しても、制御回路に静電気が入り、制御回路を構成する電子部品を誤動作させたり破壊することを回避することができる効果を有し、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に適応できる。
1 筐体
1a 上部筐体部
1b 下部筐体部
1c 出没口
1d 筐体側回路基板
1e コネクタ
1f 背面
2 トレイ
2a 側面
2b 貫通孔
2c 突起
2d 突起
2e 凹部
2f 端部
2g ディスク装着面
2h 突起
3 ピックアップモジュール
3a スピンドルモータ
3b 光ピックアップ
3c 光ディスク取り付け部
3d トレイ側回路基板
3e 側面
4 ベゼル
5 導電板
7 レール
8 レール部
9 レールガイド
10 トレイカバー
10a 導電板
10b 貫通孔
11 ロック機構
12 イジェクトボタン
13 イジェクトスイッチ
14 発光素子
15 レバー支持部
15a レバー
15b 付勢手段
15c 当接部
16 フレキシブル基板
17 フレキシブル基板
18 絶縁シート
21 導電板
1a 上部筐体部
1b 下部筐体部
1c 出没口
1d 筐体側回路基板
1e コネクタ
1f 背面
2 トレイ
2a 側面
2b 貫通孔
2c 突起
2d 突起
2e 凹部
2f 端部
2g ディスク装着面
2h 突起
3 ピックアップモジュール
3a スピンドルモータ
3b 光ピックアップ
3c 光ディスク取り付け部
3d トレイ側回路基板
3e 側面
4 ベゼル
5 導電板
7 レール
8 レール部
9 レールガイド
10 トレイカバー
10a 導電板
10b 貫通孔
11 ロック機構
12 イジェクトボタン
13 イジェクトスイッチ
14 発光素子
15 レバー支持部
15a レバー
15b 付勢手段
15c 当接部
16 フレキシブル基板
17 フレキシブル基板
18 絶縁シート
21 導電板
Claims (7)
- 開口を有する筐体と、前記筐体内に収納され前記開口より出没自在に設けられたトレイと、
前記トレイに設けられ媒体を回転駆動させると共に光を媒体に照射することで媒体に情報の記録もしくは情報の再生のすくなくとも一方を行うピックアップモジュールと、
前記トレイの一方側に設けられ導電材料で構成されるトレイカバーと、
前記トレイの前端部に設けられ導電材料で構成されるとともに前記トレイカバーと導通する前面アース部と
を備えて構成されることを特徴とする光ディスク装置。 - 前面アース部はトレイカバーと一体にて構成されることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前面アース部は、前記トレイの前端部に設けられた電子部品または配線と、前記トレイの前端部に設けられたベゼルの間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前面アース部は、トレイの出没方向ベゼル側からみて、前記トレイの前端部に設けられた電子部品または前記電子部品の周辺を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 少なくともトレイが筐体内に収納された状態においてトレイカバーと前記筐体とを導通させる導通手段を備え、前記導通手段は、少なくとも前記筐体に前記トレイを収納した状態において前記筐体を付勢しつつ前記筐体と導通する付勢手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 前面アース部はトレイカバーと一体の第1のアース部と、
トレイカバーとは別体の第2のアース部を備え、
前記第1のアース部と前記第2のアース部とを接続したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。 - 前面アース部はトレイカバーと一体の第1のアース部と、
トレイカバーとは別体の第2のアース部を備え、
前記第2のアース部は、トレイカバーに接続したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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---|---|---|---|
JP2004334141A JP2005174532A (ja) | 2003-11-21 | 2004-11-18 | 光ディスク装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008152844A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
-
2004
- 2004-11-18 JP JP2004334141A patent/JP2005174532A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008152844A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Teac Corp | 光ディスク装置 |
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