JP4757357B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ディスク装置に関する。
従来、例えば携帯型のパーソナルコンピュータ(以下、ノートパソコンと称す)に適用されるディスク装置として、ケース体内に収納可能に設けられるトレイに記録媒体を載置し、記録媒体の挿排を実施する構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、ディスクトレイの前端面にアースプレートが取り付けられている。そして、アースプレートの開放端部をシャーシケースの開口部に当接させることで、放電路を形成している。これにより、操作ボタンに指先が接触したときの人体の静電気を放電路へ流し、電気部品などの破損を防止する構成が採られている。
しかしながら、上述したような特許文献1のような構成では、ベゼルをトレイに取り付けるときに開放端部に手が触れてしまい、開放端部がトレイの排出方向側に変形して破損してしまうおそれがある。このため、取り扱いに注意が必要となり、容易に取り扱うことができないという問題点が一例として挙げられる。
本発明は、電子部品の破損を防止可能かつ容易に取り扱うことが可能なディスク装置を提供することを1つの目的とする。
本発明のディスク装置は、ディスク状記録媒体が載置されるトレイと、一面が開口された略箱状に形成され、前記開口から前記トレイを挿排自在に収納可能なケース体と、を具備したディスク装置であって、前記トレイには、少なくとも一部が前記トレイの排出方向側の端部に配置された電子部品と、導電性の材料で形成され、前記電子部品の近傍において前記電子部品に接触しない状態で設けられたアース部材と、が設けられ、前記アース部材は、前記電子部品の近傍に配置された電子部品近接部と、この電子部品近接部の一縁から前記排出方向と略直交する方向に延びるアース延出部と、を備え、前記トレイには、前記アース延出部よりも前記排出方向側に配置され、前記アース延出部の前記排出方向側への変形を規制する変形規制部が設けられ、前記ケース体には、導電性の材料で形成され、前記トレイが前記ケース体に収納された際に前記アース延出部に接触するケース側アース接触部が設けられていることを特徴とする。
以下、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ディスク装置のトレイ排出状態におけるトレイの構成およびケース体の内部の構成の概略を示す平面図である。図2は、トレイ排出状態におけるディスク装置を示す正面図である。図3は、トレイ排出状態におけるディスク装置を示す下面側からの部分断面図である。図4は、トレイ収納状態におけるディスク装置を示す下面側からの部分断面図である。
図1は、ディスク装置のトレイ排出状態におけるトレイの構成およびケース体の内部の構成の概略を示す平面図である。図2は、トレイ排出状態におけるディスク装置を示す正面図である。図3は、トレイ排出状態におけるディスク装置を示す下面側からの部分断面図である。図4は、トレイ収納状態におけるディスク装置を示す下面側からの部分断面図である。
[ディスク装置の構成]
〔全体の構成〕
まず、ディスク装置1の全体の構成について説明する。
図1に示すように、ディスク装置1は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータ(以下、ノートパソコンと称す)などの電気機器に装着されるいわゆるスリムディスク装置(或いはスリムディスクドライブ)と称されるものである。このディスク装置1は、着脱可能に装着されるディスク状記録媒体、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)あるいはBD(Blu-ray Disc:ブルーレイディスク)またはHD−DVD(High Definition DVD)などを処理する。
そして、ディスク装置1は、ケース体10を備えている。
〔全体の構成〕
まず、ディスク装置1の全体の構成について説明する。
図1に示すように、ディスク装置1は、例えば携帯型のパーソナルコンピュータ(以下、ノートパソコンと称す)などの電気機器に装着されるいわゆるスリムディスク装置(或いはスリムディスクドライブ)と称されるものである。このディスク装置1は、着脱可能に装着されるディスク状記録媒体、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)あるいはBD(Blu-ray Disc:ブルーレイディスク)またはHD−DVD(High Definition DVD)などを処理する。
そして、ディスク装置1は、ケース体10を備えている。
ケース体10は、底部側の下ケース11と天面側の上ケース12(図2参照)とにより構成され、内部に空間を有する略四角箱状に形成されている。
このケース体10は、下ケース11および上ケース12の前面側の端部で構成された開口部101を有している。そして、ケース体10には、開口部101を介してトレイ20が進退自在に設けられている。また、ケース体10の内部には、トレイ20の進退方向に沿って配設されるレール部13と、トレイ20の進退移動を規制する図示しないロック機構とが設けられている。
このケース体10は、下ケース11および上ケース12の前面側の端部で構成された開口部101を有している。そして、ケース体10には、開口部101を介してトレイ20が進退自在に設けられている。また、ケース体10の内部には、トレイ20の進退方向に沿って配設されるレール部13と、トレイ20の進退移動を規制する図示しないロック機構とが設けられている。
トレイ20は、例えば合成樹脂などにて略板状に形成され、ケース体10の開口部101から進出自在に設けられている。ここで、以下において、トレイ20がケース体10に収容された状態をトレイ収容状態と、ケース体10から排出された状態をトレイ排出状態と適宜称して説明する。
このトレイ20の上面側には、ディスク状記録媒体としての図示しない光ディスクの径寸法より若干大きく形成され、光ディスクが載置される円弧状凹部201が設けられている。さらに、トレイ20には、光ディスクを保持するターンテーブル301と、光ディスクを処理する情報処理部302とを有するディスク処理部30が設けられている。
また、トレイ20の下面側には、トレイ20とにてディスク処理部30を挟み込む処理部カバー31が設けられている。
さらに、トレイ20の前面部202には、トレイ収納状態のときにケース体10の開口部101を閉塞するベゼル32が取り付けられている。
このトレイ20の上面側には、ディスク状記録媒体としての図示しない光ディスクの径寸法より若干大きく形成され、光ディスクが載置される円弧状凹部201が設けられている。さらに、トレイ20には、光ディスクを保持するターンテーブル301と、光ディスクを処理する情報処理部302とを有するディスク処理部30が設けられている。
また、トレイ20の下面側には、トレイ20とにてディスク処理部30を挟み込む処理部カバー31が設けられている。
さらに、トレイ20の前面部202には、トレイ収納状態のときにケース体10の開口部101を閉塞するベゼル32が取り付けられている。
〔要部の構成〕
次に、ディスク装置1の要部の構成について説明する。
図1および図2に示すように、下ケース11は、導電性の材料である金属などで形成されている。この下ケース11は、前後に長い略長方形板状の底面部111を有している。この底面部111の左側縁、後側縁、右側縁には、上方に延びる左面部112、後面部113、右面部114がそれぞれ設けられている。また、右面部114の上縁には、右側に延びるウイング部115が設けられている。また、ウイング部115の右側縁には、上方に延びるウイング側面部116が設けられている。そして、上ケース12は、左面部112とウイング側面部116とを架け渡す状態で設けられる。
また、図2および図3に示すように、右面部114の前面側かつ上側の部分には、左側に延びる舌片状のケース側アース接触部117が設けられている。このケース側アース接触部117は、右面部114の一部を左側に切り起こすことで、開口部101の開口面(以下、ケース体開口面と称す)よりも後面部113側(トレイ20の挿入方向側)に設けられている。
次に、ディスク装置1の要部の構成について説明する。
図1および図2に示すように、下ケース11は、導電性の材料である金属などで形成されている。この下ケース11は、前後に長い略長方形板状の底面部111を有している。この底面部111の左側縁、後側縁、右側縁には、上方に延びる左面部112、後面部113、右面部114がそれぞれ設けられている。また、右面部114の上縁には、右側に延びるウイング部115が設けられている。また、ウイング部115の右側縁には、上方に延びるウイング側面部116が設けられている。そして、上ケース12は、左面部112とウイング側面部116とを架け渡す状態で設けられる。
また、図2および図3に示すように、右面部114の前面側かつ上側の部分には、左側に延びる舌片状のケース側アース接触部117が設けられている。このケース側アース接触部117は、右面部114の一部を左側に切り起こすことで、開口部101の開口面(以下、ケース体開口面と称す)よりも後面部113側(トレイ20の挿入方向側)に設けられている。
処理部カバー31は、導電性の材料である金属などで板状に形成されている。この処理部カバー31の前縁における左側には、上方に延びる舌片状のカバー側アース接触部311が設けられている。
トレイ20の前面部202は、略長方形状の前面基部203と、この前面基部203の右側縁から略長方形状に突出する右側突出部204と、を備えている。
右側突出部204の前面基部203側かつ前面側の端部には、下方に延びる舌片状の変形規制部としての前側突出部205が設けられている。この前側突出部205は、ケース側アース接触部117の前面側かつ上側に設けられている。また、前側突出部205の後面側には、前側突出部205と略平行な後側突出部206が設けられている。この後側突出部206は、図4に示すように、トレイ収納状態のときにケース側アース接触部117よりも後面側に位置するように設けられている。
前面基部203の右側突出部204側には、図2に示すように、電子部品21が露出する状態で設けられている。つまり、電子部品21は、トレイ20の排出方向側(以下、トレイ排出方向と称す)の端部に配置されている。この電子部品21は、回路基板22と、この回路基板22に設けられたスイッチ部23およびLED24と、を備えている。スイッチ部23は、ベゼル32の図示しないボタン部により押圧される。このスイッチ部23が押圧されると、図示しないトレイ排出機構の駆動によりトレイ20が排出される。LED24は、ディスク装置1の駆動状態に応じて点灯する。
右側突出部204の前面基部203側かつ前面側の端部には、下方に延びる舌片状の変形規制部としての前側突出部205が設けられている。この前側突出部205は、ケース側アース接触部117の前面側かつ上側に設けられている。また、前側突出部205の後面側には、前側突出部205と略平行な後側突出部206が設けられている。この後側突出部206は、図4に示すように、トレイ収納状態のときにケース側アース接触部117よりも後面側に位置するように設けられている。
前面基部203の右側突出部204側には、図2に示すように、電子部品21が露出する状態で設けられている。つまり、電子部品21は、トレイ20の排出方向側(以下、トレイ排出方向と称す)の端部に配置されている。この電子部品21は、回路基板22と、この回路基板22に設けられたスイッチ部23およびLED24と、を備えている。スイッチ部23は、ベゼル32の図示しないボタン部により押圧される。このスイッチ部23が押圧されると、図示しないトレイ排出機構の駆動によりトレイ20が排出される。LED24は、ディスク装置1の駆動状態に応じて点灯する。
また、前面基部203には、導電性の材料である金属などで略板状に形成されたアース部材26が設けられている。このアース部材26は、電子部品21の近傍において電子部品21に接触しない状態で設けられている。そして、アース部材26は、電子部品21を略被覆する状態で(電子部品21の近傍に)設けられた左右に長い略長方形板状の電子部品近接部としての基板カバー部261を有している。この基板カバー部261には、スイッチ部23およびLED24を露出させる露出孔262が設けられている。
さらに、基板カバー部261の左側縁には、前面基部203に固定される左固定部263が設けられている。また、基板カバー部261の右端部の上縁および下縁には、前面基部203に固定されるアース固定部としての右固定部264がそれぞれ設けられている。
さらに、基板カバー部261の左側縁には、前面基部203に固定される左固定部263が設けられている。また、基板カバー部261の右端部の上縁および下縁には、前面基部203に固定されるアース固定部としての右固定部264がそれぞれ設けられている。
さらに、基板カバー部261の左右略中央の下縁、右固定部264よりも左側の下縁には、連結部265を介してアース側カバー接触部266が設けられている。このアース側カバー接触部266は、左側に延びる舌片状に形成され、延出先端側が処理部カバー31のカバー側アース接触部311と常時接触する状態で設けられている。そして、アース側カバー接触部266とカバー側アース接触部311との接触により、図3に示すトレイ排出状態および図4に示すトレイ収納状態のときに第1の放電路が形成されている。
この第1の放電路は、ベゼル32のボタン部に利用者の指先が近づいたときに、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介して処理部カバー31に流すことで、静電気が電子部品21に流れることを防止する。これにより、トレイ排出状態およびトレイ収納状態における電子部品21の破損が防止される。
この第1の放電路は、ベゼル32のボタン部に利用者の指先が近づいたときに、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介して処理部カバー31に流すことで、静電気が電子部品21に流れることを防止する。これにより、トレイ排出状態およびトレイ収納状態における電子部品21の破損が防止される。
また、基板カバー部261の右側縁には、右側(トレイ排出方向と略直交する方向)に延びる舌片状のアース延出部267が設けられている。このアース延出部267は、前後に撓み可能な構成を有しており、撓むときの先端部268の移動軌跡上に前側突出部205と、ケース側アース接触部117と、後側突出部206とが位置するように設けられている。そして、アース延出部267は、延出方向に並ぶ2個の屈曲部分でそれぞれ後面側に屈曲され、図3に示すようにトレイ排出状態のときに、先端部268が後側突出部206と接触する状態で設けられている。つまり、前側突出部205は、アース延出部267よりも前面側(トレイ排出方向側)に設けられている。
また、アース延出部267は、図4に示すトレイ収納状態のときに、ケース体10のケース側アース接触部117と接触して、第2の放電路を形成する。第2の放電路が形成されるとき、先端部268とケース側アース接触部117との接触により、アース延出部267は、トレイ排出方向側に付勢されて撓み、この撓みの反力により先端部268をケース側アース接触部117に押し付けている。このため、ディスク装置1が多少振動したとしても、先端部268とケース側アース接触部117とが離れることがなく、第2の放電路が確保される。
この第2の放電路は、ベゼル32のボタン部に利用者の指先が近づいた場合、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10の下ケース11に流すことで、静電気が電子部品21に流れることを防止する。これにより、トレイ収納状態における電子部品21の破損が防止される。
この第2の放電路は、ベゼル32のボタン部に利用者の指先が近づいた場合、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10の下ケース11に流すことで、静電気が電子部品21に流れることを防止する。これにより、トレイ収納状態における電子部品21の破損が防止される。
[ディスク装置の作用]
次に、ディスク装置1の作用として、アース延出部267がトレイ排出方向側に押されたときの作用について説明する。
図5は、アース延出部がトレイ排出方向側に押されたときの状態を示す下面側からの部分断面図である。
例えばベゼル32を取り付けるためにディスク装置1を保持した際に指先がアース延出部267に接触して、図5に示すように、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形した場合、先端部268は、移動軌跡上にあるトレイ20の前側突出部205と接触する。この先端部268と前側突出部205との接触により、アース延出部267の過剰な変形が規制される。
次に、ディスク装置1の作用として、アース延出部267がトレイ排出方向側に押されたときの作用について説明する。
図5は、アース延出部がトレイ排出方向側に押されたときの状態を示す下面側からの部分断面図である。
例えばベゼル32を取り付けるためにディスク装置1を保持した際に指先がアース延出部267に接触して、図5に示すように、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形した場合、先端部268は、移動軌跡上にあるトレイ20の前側突出部205と接触する。この先端部268と前側突出部205との接触により、アース延出部267の過剰な変形が規制される。
[ディスク装置の効果]
上述したように、上記実施形態では、以下のような効果を奏することができる。
上述したように、上記実施形態では、以下のような効果を奏することができる。
(1)ディスク装置1のトレイ20に、電子部品21を略被覆する基板カバー部261およびこの基板カバー部261から右側に延びるアース延出部267を有するアース部材26と、アース延出部267よりもトレイ排出方向側に配置された前側突出部205と、を設けている。さらに、ケース体10に、トレイ収納状態のときにアース延出部267に接触するケース側アース接触部117を設けている。
このため、トレイ収納状態のときにアース延出部267とケース側アース接触部117とを接触させて、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10に流すことで、静電気が電子部品21に流れて電子部品21が破損することを防止できる。さらに、指先がアース延出部267に接触してトレイ排出方向側に変形した場合でも、アース延出部267と前側突出部205とを接触させることでアース延出部267の過剰な変形を規制することができる。したがって、アース延出部267の破損を心配することなく、ディスク装置1を容易に取り扱うことができる。
このため、トレイ収納状態のときにアース延出部267とケース側アース接触部117とを接触させて、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10に流すことで、静電気が電子部品21に流れて電子部品21が破損することを防止できる。さらに、指先がアース延出部267に接触してトレイ排出方向側に変形した場合でも、アース延出部267と前側突出部205とを接触させることでアース延出部267の過剰な変形を規制することができる。したがって、アース延出部267の破損を心配することなく、ディスク装置1を容易に取り扱うことができる。
(2)ケース側アース接触部117をケース体開口面よりも後面部113側に設けている。
ここで、ケース側アース接触部117をケース体開口面と同一面上、あるいは、ケース体開口面よりも外側に設けた場合、トレイ20がケース体10に収納されてアース延出部267とケース側アース接触部117とが接触したときに、先端部268がケース体開口面よりも外側に位置することになる。このため、前側突出部205をこの接触部分よりもさらに外側に設ける必要があり、ディスク装置1の前後方向のサイズが大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態では、ケース側アース接触部117をケース体開口面よりも後面部113側に設けているため、前側突出部205をケース体開口面と略同一面上に設けることができ、ディスク装置1の前後方向のサイズの増加を抑えることができる。
ここで、ケース側アース接触部117をケース体開口面と同一面上、あるいは、ケース体開口面よりも外側に設けた場合、トレイ20がケース体10に収納されてアース延出部267とケース側アース接触部117とが接触したときに、先端部268がケース体開口面よりも外側に位置することになる。このため、前側突出部205をこの接触部分よりもさらに外側に設ける必要があり、ディスク装置1の前後方向のサイズが大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態では、ケース側アース接触部117をケース体開口面よりも後面部113側に設けているため、前側突出部205をケース体開口面と略同一面上に設けることができ、ディスク装置1の前後方向のサイズの増加を抑えることができる。
(3)ケース側アース接触部117を右面部114の一部を切り起こすことで形成している。
このため、ケース側アース接触部117を下ケース11に取り付けるなどの作業をする必要がなく、ディスク装置1の製造性を向上できる。さらには、ディスク装置1の部品点数を削減できる。
このため、ケース側アース接触部117を下ケース11に取り付けるなどの作業をする必要がなく、ディスク装置1の製造性を向上できる。さらには、ディスク装置1の部品点数を削減できる。
(4)アース部材26をトレイ20の前面基部203に固定するための構成として、基板カバー部261の右端部側かつアース延出部267の基端近傍に右固定部264を設けている。さらに、右固定部264の左側、つまり右固定部264に対してアース延出部267と反対側に、カバー側アース接触部311を介して処理部カバー31に接触するアース側カバー接触部266を設けている。
ここで、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と同じ側に設けた場合、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形したときにアース側カバー接触部266が処理部カバー31から離れてしまい第1の放電路を確保できなくなるおそれがある。このため、第1の放電路を確実に確保するために、アース側カバー接触部266と処理部カバー31とを固定する処理をする必要があり、製造工程が増えてしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と反対側に設けているため、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形したとしても、アース側カバー接触部266が処理部カバー31から離れることがない。したがって、アース側カバー接触部266と処理部カバー31とを固定することなく第1の放電路を確保でき、製造工程が増えることを防止できる。
ここで、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と同じ側に設けた場合、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形したときにアース側カバー接触部266が処理部カバー31から離れてしまい第1の放電路を確保できなくなるおそれがある。このため、第1の放電路を確実に確保するために、アース側カバー接触部266と処理部カバー31とを固定する処理をする必要があり、製造工程が増えてしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と反対側に設けているため、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形したとしても、アース側カバー接触部266が処理部カバー31から離れることがない。したがって、アース側カバー接触部266と処理部カバー31とを固定することなく第1の放電路を確保でき、製造工程が増えることを防止できる。
[実施形態の変形]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、ケース側アース接触部117をケース体開口面と同一面上あるいはケース体開口面よりも外側に設けるとともに、前側突出部205を上記実施形態の位置よりも外側に設けてもよい。ここで、ケース側アース接触部117をケース体開口面と略同一面上に設ける構成としては、右面部114を切り起こさずに、右面部114の端部をケース側アース接触部117として機能させる構成が例示できる。
また、下ケース11の底面部111の一部を切り起こすことでケース側アース接触部117を設けてもよい。
さらに、ケース側アース接触部117と下ケース11とを別部品として、螺合、係合、嵌合、圧着、接着などで固定する構成としてもよい。このような別部品とする構成において、ケース側アース接触部117を導電性を有する材料で形成し、下ケース11を導電性を有さない材料で形成してもよい。
そして、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と同じ側に設けてもよい。
また、下ケース11の底面部111の一部を切り起こすことでケース側アース接触部117を設けてもよい。
さらに、ケース側アース接触部117と下ケース11とを別部品として、螺合、係合、嵌合、圧着、接着などで固定する構成としてもよい。このような別部品とする構成において、ケース側アース接触部117を導電性を有する材料で形成し、下ケース11を導電性を有さない材料で形成してもよい。
そして、アース側カバー接触部266を右固定部264に対してアース延出部267と同じ側に設けてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施形態の効果〕
上述したように、上記実施形態では、ディスク装置1のトレイ20に、電子部品21を略被覆する基板カバー部261およびアース延出部267を有するアース部材26と、アース延出部267よりもトレイ排出方向側に配置された前側突出部205と、を設けている。さらに、ケース体10に、トレイ収納状態のときにアース延出部267に接触するケース側アース接触部117を設けている。
このため、トレイ収納状態のときにアース延出部267とケース側アース接触部117とを接触させて、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10に流すことで、静電気が電子部品21に流れて電子部品21が破損することを防止できる。さらに、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形した場合でも、アース延出部267と前側突出部205とを接触させることでアース延出部267の過剰な変形を規制することができる。したがって、アース延出部267の破損を心配することなく、ディスク装置1を容易に取り扱うことができる。
上述したように、上記実施形態では、ディスク装置1のトレイ20に、電子部品21を略被覆する基板カバー部261およびアース延出部267を有するアース部材26と、アース延出部267よりもトレイ排出方向側に配置された前側突出部205と、を設けている。さらに、ケース体10に、トレイ収納状態のときにアース延出部267に接触するケース側アース接触部117を設けている。
このため、トレイ収納状態のときにアース延出部267とケース側アース接触部117とを接触させて、利用者に帯電している静電気をアース部材26を介してケース体10に流すことで、静電気が電子部品21に流れて電子部品21が破損することを防止できる。さらに、アース延出部267がトレイ排出方向側に変形した場合でも、アース延出部267と前側突出部205とを接触させることでアース延出部267の過剰な変形を規制することができる。したがって、アース延出部267の破損を心配することなく、ディスク装置1を容易に取り扱うことができる。
本発明は、ディスク装置として利用できる。
1…ディスク装置
10…ケース体
20…トレイ
21…電子部品
26…アース部材
30…ディスク処理部
31…処理部カバー
117…ケース側アース接触部
205…変形規制部としての前側突出部
261…電子部品近接部としての基板カバー部
264…アース固定部としての右固定部
266…アース側カバー接触部
267…アース延出部
10…ケース体
20…トレイ
21…電子部品
26…アース部材
30…ディスク処理部
31…処理部カバー
117…ケース側アース接触部
205…変形規制部としての前側突出部
261…電子部品近接部としての基板カバー部
264…アース固定部としての右固定部
266…アース側カバー接触部
267…アース延出部
Claims (4)
- ディスク状記録媒体が載置されるトレイと、
一面が開口された略箱状に形成され、前記開口から前記トレイを挿排自在に収納可能なケース体と、を具備したディスク装置であって、
前記トレイには、少なくとも一部が前記トレイの排出方向側の端部に配置された電子部品と、導電性の材料で形成され、前記電子部品の近傍において前記電子部品に接触しない状態で設けられたアース部材と、が設けられ、
前記アース部材は、前記電子部品の近傍に配置された電子部品近接部と、この電子部品近接部の一縁から前記排出方向と略直交する方向に延びるアース延出部と、を備え、
前記トレイには、前記アース延出部よりも前記排出方向側に配置され、前記アース延出部の前記排出方向側への変形を規制する変形規制部が設けられ、
前記ケース体には、導電性の材料で形成され、前記トレイが前記ケース体に収納された際に前記アース延出部に接触するケース側アース接触部が設けられている
ことを特徴とするディスク装置。 - 請求項1に記載のディスク装置において、
前記ケース側アース接触部は、前記ケース体の開口面よりも前記トレイの挿入方向側に設けられている
ことを特徴とするディスク装置。 - 請求項2に記載のディスク装置において、
前記ケース体は、導電性の材料で前記略箱状に形成され、
前記ケース側アース接触部は、前記ケース体の開口端の一部が前記排出方向と交差する方向に切り起こされることで、前記開口面よりも前記挿入方向側に設けられている
ことを特徴とするディスク装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク装置において、
前記トレイには、前記ディスク状記録媒体を処理するディスク処理部と、導電性の材料で形成され、前記トレイとにより前記ディスク処理部を挟み込む処理部カバーと、が設けられ、
前記アース部材の電子部品近接部には、前記トレイに固定されるアース固定部と、前記処理部カバーに接触するアース側カバー接触部と、が設けられ、
前記アース側カバー接触部は、前記アース固定部に対して前記アース延出部と反対側に設けられている
ことを特徴とするディスク装置。
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