JP2005050432A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005050432A
JP2005050432A JP2003281620A JP2003281620A JP2005050432A JP 2005050432 A JP2005050432 A JP 2005050432A JP 2003281620 A JP2003281620 A JP 2003281620A JP 2003281620 A JP2003281620 A JP 2003281620A JP 2005050432 A JP2005050432 A JP 2005050432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
optical disk
housing
rail
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003281620A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsumoto
和雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003281620A priority Critical patent/JP2005050432A/ja
Publication of JP2005050432A publication Critical patent/JP2005050432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、電子機器などに装着されても光ディスクの装着性が良い光ディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、筐体と、筐体に出没自在に設けられ回転駆動手段,光ピックを搭載したトレイと、筐体から所定量突出した際にトレイを筐体に対して係止する係止手段を設けた光ディスク装置である。その光ディスク装置と、入力部を有する本体部と、表示手段を搭載した表示部とを備え、表示部の上端部に光ディスク装置が装着されると共に、通常の使用により光ディスク装置のトレイが重力に抗して引き出されるように構成されたことを特徴とする電子機器であり、側方にトレイが突出することを防止できるので、側方における省スペース化を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に搭載される光ディスク装置に関するものである。
図3は従来の光ディスク装置を示す斜視図で、図3において、21は筐体で、筐体21は上部筐体部と下部筐体部21aを組み合わせて構成されている(図3には説明の便宜上上部筐体部は省略している)。なお、上部筐体部と下部筐体部21aとは螺旋などを用いて、互いに固着されている。22は筐体に出没自在に設けられたトレイ、23はトレイ22に設けられたスピンドルモータ、24は光ピックで、光ピック24は少なくとも図示していない光源や各光学部材を搭載し、光ディスクに光を照射することで、光ディスクに情報を書き込むか或いは情報を読み出す動作の少なくとも一方を行う。25はトレイ22の前端面に設けられたベゼルで、ベゼル25はトレイ22が筐体21内に収納された時に、トレイ22の出没口を塞ぐように構成されている。26,27はそれぞれトレイ22及び筐体1の双方に摺動自在に取り付けられたレールで、トレイ22の両側部にこのレール26,27は設けられており、このレール26,27にて図3で示す矢印P方向に筐体21からトレイ22が出没自在に取り付けられている。28は筐体21の奥部に固定して設けられた回路基板で、回路基板28は信号処理系のICや電源回路などが搭載されている。29はトレイ22に設けられた図示していない回路基板と回路基板28とを電気的に接続するフレキシブルなプリント基板で、プリント基板29は略U字型に形成され、30は外部コネクタで、外部コネクタ30はコンピュータ等の電子機器に設けられた電源/信号ラインと接続される。そして、この外部コネクタ30を介して光ディスク装置内に電力を供給したり、或いは外部からの電気信号を光ディスク装置内に導いたり、あるいは光ディスク装置で生成された電気信号を電子機器などに送出する。
トレイ22の前端面に設けられたベゼル25にはイジェクトボタン31が設けられており、このイジェクトスイッチ31を押すことで、筐体21に設けられた係合部(図示せず)とトレイ22に設けられた係合部(図示せず)との係合を解除する。
32はトレイ22に可動自在に保持されたプッシュ板金で、プッシュ板金32は図3で示す矢印R方向に図示していないスプリングなどの弾性手段によって付勢されている。
トレイ22を筐体22に手動で挿入していくと、プッシュ板金32の先端部32aが筐体22の奥部21cに当接する。更にトレイ22を筐体21に挿入していくと、プッシュ板金32をトレイ22側に押し込む。更にこのプッシュ板金32に設けられた弾性手段の弾性力に抗して所定量トレイ22が筐体21に挿入されると、前述の係合部同士が係合し、トレイ22は筐体21内部に収納されると共に、トレイ22は筐体21内部に保持され多少の外力ではトレイ22は筐体21から飛び出さない。
次に、イジェクトボタン31を押下することで上記係合部間の係合が外れると、プッシュ板金32は奥部21cを押してトレイ22を筐体21から所定量以上突出させ、その後手動にてトレイ22を引き出してスピンドルモータに光ディスクなどを取り付ける。
図3において、筐体21のA−A断面及びトレイ22のB−B断面を図4に示す。図4に示すように、レール26,27は筐体21及びトレイ22に摺動自在に取り付けられている。
以上の様な構成によって、トレイ22をモータなどの駆動手段を用いずに筐体21から挿抜自在に設けられるので、薄型化や小型化を行うことができる。
上記光ディスク装置を電子機器に応用した場合を説明する。
図5において、33はコンピュータなどの電子機器で、電子機器33にはキーボードの入力部を有する本体部34と液晶ディスプレーなどの表示部35が設けられており、表示部35の側部には光ディスク装置36のトレイ22が出没自在に設けられている。この様な形態の場合には、トレイ22を矢印H方向に引き出しても、トレイ22に加わる重力は矢印G方向であるので、トレイ22を引き出した後にもトレイは筐体21内に入り込むことなく、容易に光ディスクなどの媒体を装着することができる。
先行例としては、(特許文献1)がある。
特開平11−39842号公報
図5に示すような電子機器33においては、十分に対応できていたが、仕様やデザイン或いは機能上、図6に示すように表示部35の上部に光ディスク装置36を取り付ける可能性がある。
しかしながら、前記従来の構成では、トレイ22を矢印H方向に引き上げると、矢印G方向に重力が加わることで、トレイ22が自重で筐体21内に戻り、光ディスクを装着する際に、一方の手でトレイ22を引き出した状態に保持しておき、他方の手で光ディスクを装着しなければならず非常に装着性が悪かった。確かに、プッシュ板金32を設けていることで、トレイ22は手を離しても、わずかに筐体21から突出し、その結果表示部33の上部からわずかに突出する形態とはなるが、とても光ディスクを装着できるほどには突出しない。
また、(特許文献1)の様に、モータなどの駆動手段を設けて、トレイをメカ的に光ディスクを装着可能に突出させることはできるものの、近年の電子機器の薄型化や軽量小型によって、表示部33等も薄型化を求められており、(特許文献1)の様な厚みのある光ディスク装置を表示部33に取り付けることは困難である。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、電子機器などに装着されても光ディスクの装着性が良い光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明は、筐体と、筐体に出没自在に設けられ回転駆動手段,光ピックを搭載したトレイと、筐体から所定量突出した際にトレイを筐体に対して係止する係止手段を設けた。
本発明は、上記構成によって、トレイを筐体から一時的に保持させることができるので、光ディスクの装着性が良くなる。
請求項1記載の発明は、筐体と、前記筐体に出没自在に設けられ回転駆動手段,光ピックを搭載したトレイと、前記筐体から所定量突出した際に前記トレイを前記筐体に対して係止する係止手段を設けたことを特徴とする光ディスク装置であり、トレイを筐体から一時的に保持させることができるので、光ディスクの装着性が良くなる。
請求項2記載の発明は、筐体からのトレイの突出量は光ディスクをトレイに装着可能な状態となるまでとしたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、光ディスクの装着が更に容易になる。
請求項3記載の発明は、係止手段の係止力は、トレイの自重よりも大きくしたことを特徴とする光ディスク装置であり、トレイを重力に抗して引き出しても筐体内にトレイが自重によって筐体内に戻ることはない。
請求項4記載の発明は、筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置され、前記レールの両端部に設けられた係止孔及び前記筐体と前記トレイに設けられ前記係止孔に係止する突起部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、簡単な構成で係止手段を構成できる。
請求項5記載の発明は、レールに設けられた係止孔の間に長孔を設け、前記長孔には、トレイと筐体が相対的に移動している際には、突起部は前記長孔に挿入されていることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置であり、レールの突起部と筐体,トレイとの摩耗を抑えることができるので、摩耗屑などの発生を防止し、スムーズなトレイの引き出しを行うことができる。
請求項6記載の発明は、筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置され、前記レールの両端部に設けられた突起部及び前記筐体と前記トレイに設けられ前記突起部が挿入される係止孔もしくは凹部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、簡単な構成で係止手段を構成できる。
請求項7記載の発明は、筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置されるとともに、前記筐体にレールガイドが固定され、前記レールの両端部に設けられた突起部及び前記レールガイドと前記トレイに設けられ前記突起部が挿入される係止孔もしくは凹部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、筐体に孔などを設けなくても良いので、困難な加工を行う何時用が無く、しかも防塵作用も有する。
請求項8記載の発明は、筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置されるとともに、前記筐体にレールガイドが固定され、前記レールの両端部に設けられた係止孔及び前記レールガイドと前記トレイに設けられ前記係止孔に係止する突起部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置であり、筐体へ施す加工を減らすことができ、生産性などを向上させることができる。
請求項9記載の発明は、レールガイドを樹脂材料で構成したことを特徴とする請求項7,8いずれか1記載の光ディスク装置であり、レールと筐体とのこすれによる屑の発生を防止できる。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9いずれか1記載の光ディスク装置と、入力部を有する本体部と、表示手段を搭載した表示部とを備え、前記表示部の上端部に前記光ディスク装置が装着されると共に、通常の使用により前記光ディスク装置のトレイが重力に抗して引き出されるように構成されたことを特徴とする電子機器であり、側方にトレイが突出することを防止できるので、側方における省スペース化を行うことができる。
以下、本発明における光ディスク装置の実施例について説明する。
図1はそれぞれ本発明の一実施例における光ディスク装置を示す斜視図で、図1において、21は一端部開口の袋状の筐体で、筐体21は上部筐体部と下部筐体部21aを組み合わせて構成されている(なお、内部機構を観測可能にするために上部筐体は図1では省略している)。上部筐体部と下部筐体部21aとは好ましくは螺旋などを用いて、互いに強固に固定されている。筐体21の構成材料としては鉄,鉄合金,アルミ,アルミ合金,マグネシウム合金などの金属材料や樹脂材料などによって構成される。また、上部筐体部及び下部筐体部21aそれぞれ同種の材料で構成しても良いし、異種の材料で構成しても良い。また、上部筐体部及び下部筐体部21aそれぞれの主平面部の平均肉厚は0.3mm〜1.6mmの間であり、この平均肉厚の比較的薄い場合には上部筐体部及び下部筐体部21aは金属材料で構成され、例えば、金属板をプレス加工などによって形成される。また、平均肉厚の比較的厚い場合には上部筐体部及び下部筐体部21aは樹脂材料やダイカスト(アルミ,マグネシウム合金など)で構成される。筐体21を樹脂材料で構成した場合には、光ディスク装置の軽量化を実現できる。
22は筐体に出没自在に設けられたトレイで、トレイ22は樹脂性のフレームで構成され、後述する各部が取り付けられている。23はトレイ22に設けられたスピンドルモータ、24は光ピックで、光ピック24は少なくとも図示していない光源や各光学部材を搭載し、光ディスクに光を照射することで、光ディスクに情報を書き込むか或いは情報を読み出す動作の少なくとも一方を行う。25はトレイ22の前端面に設けられたベゼルで、ベゼル25はトレイ22が筐体21内に収納された時に、トレイ22の出没口を塞ぐように構成されており、樹脂材料や金属材料で構成されている。37,38はそれぞれトレイ22及び筐体21の双方に摺動自在に取り付けられた断面略コ字型のレールで、トレイ22の両側部にこのレール37,38は設けられており、このレール37,38にて図1で示す矢印P方向に筐体21からトレイ22が出没自在に取り付けられている。28は筐体21の奥部に固定して設けられた回路基板で、回路基板28は信号処理系のICや電源回路などが搭載されている。29はトレイ22に設けられた図示していない回路基板と回路基板28とを電気的に接続するフレキシブルなプリント基板で、プリント基板29は略U字型に形成され、30は外部コネクタで、外部コネクタ30はコンピュータ等の電子機器に設けられた電源/信号ラインと接続される。そして、この外部コネクタ30を介して光ディスク装置内に電力を供給したり、或いは外部からの電気信号を光ディスク装置内に導いたり、あるいは光ディスク装置で生成された電気信号を電子機器などに送出する。
トレイ22の前端面に設けられたベゼル25にはイジェクトボタン31が設けられており、このイジェクトスイッチ31を押すことで、筐体21に設けられた係合部(図示せず)とトレイ22に設けられた係合部(図示せず)との係合を解除する。
32はトレイ22に可動自在に保持されたプッシュ板金で、プッシュ板金32は図3で示す矢印R方向に図示していないスプリングなどの弾性手段によって付勢されている。
以下、本発明の特徴部分について説明する。
図1及び図2に示すように、レール37,38にはそれぞれ長孔37a,38aが設けられており、長孔37a,38aを挟むように略円形の係止孔37b,37c,38b,38cが設けられている。なお、図2は、図1のA−Aの断面及びB−Bの断面を示している係止孔37b,37c,38b,38cは、レール37,38の両端部分に設けられている。なお、本実施例では、係止孔37b,37c,38b,38cを略円形状としたが、方形状,三角形状,楕円形状など各種形状となるように形成しても良い。また、例えば係止孔37b,37cは同形状としたが、異なる形状としても良い。また、トレイ22
の両側部には、それぞれ係止孔37b,38bに嵌り込む突起部41,42がそれぞれ設けられている。この突起部41,42はトレイ22に一体形成されているが、この突起部41,42は別部材をトレイ22の両側部に接着や埋め込んだりして構成しても良い。なお、好ましくは突起部41,42の外形形状は、嵌め込まれる係止孔37b,38bと略同じ形状とすることが好ましい。さらに、突起部41,42はトレイ22の引き出し方向と垂直な方向において、略同一位置に設けることが好ましい。
同様に、また、筐体21の両内側部には、それぞれ係止孔37c,38cに嵌り込む突起部39,40がそれぞれ設けられている。この突起部39,40は筐体21に一体形成されているが、この突起部41,42は別部材を筐体21の両内側部に接着や埋め込んだりして構成しても良いし、押し出し加工や絞り加工によって突起部39,40を筐体21に一体に形成しても良い。なお、好ましくは突起部39,40の外形形状は、嵌め込まれる係止孔37c,38cと略同じ形状とすることが好ましい。さらに、突起部39,40はトレイ22の引き出し方向と垂直な方向において、略同一位置に設けることが好ましい。
以下、その動作について説明する。
トレイ22を筐体22に手動で挿入していくと、プッシュ板金32の先端部32aが筐体22の奥部21cに当接する。更にトレイ22を筐体21に挿入していくと、プッシュ板金32は弾性手段の弾性に抗してトレイ22側に押し込まれる。更にこのプッシュ板金32に取り付けられた弾性手段の弾性力に抗してほぼ完全にトレイ22が筐体21内に収納されるまでトレイ22が筐体21に挿入されると、前述の係合部同士が係合し、トレイ22は筐体21内部に収納されると共に、トレイ22は筐体21内部に保持され多少の外力ではトレイ22は筐体21から飛び出さない。
次に、イジェクトボタン31を押下することで上記係合部間の係合が外れると、プッシュ板金32は弾性手段の復元力によって奥部21cを押してトレイ22を筐体21から所定量以上突出させ、その後手動にてトレイ22を引き出す。このトレイ22を引き出す際に長孔37a,38aに突起部39,40,41,42が挿入された状態でレール37,38が移動する。そして、所定量トレイ22が引き出されると、突起部39は長孔37aを外れて、長孔37aと係止孔37cの間の部分に当接しながら係止孔37cに嵌り込む。同様に、突起部40は係止孔38cに、突起部41は係止孔37bに、突起部42は係止孔38bにそれぞれ嵌り込む。すると、係止孔37c,38c,37b,38bの大きさは、突起部39,40,41,42の大きさと同じか多少大きさが上下しているので、レール37,38の一方の端部はトレイ22に係止され、レール37,38の他方の端部は筐体22に形成される。すると、引き出されたトレイ22は筐体21に対して、軽くロックされた状態となって、光ディスク(好ましくはベアの光ディスク)をスピンドルモータ23に装着しやすくなる状態で、トレイ22は筐体21に対して保持される。
また、以上の構成によって、非常に薄い光ディスク装置を得ることができるので、薄型化を進める電子機器に搭載が容易であり、ローディング手段などを用いたタイプの光ディスク装置の様に厚みが厚くならない。
本実施例の様な光ディスク装置を図6に示すような電子機器に搭載した場合、特に有効か効果を発揮できる。すなわち、従来の技術では、図6の様な構成は、トレイ22の自重によってトレイ22は手で保持しておかなければ、光ディスクを挿入可能な状態には、保持できないが、図1,図2等に示す実施例の場合には、図6に示すようにトレイ22を引き出して光ディスクが脱着しやすい状態にすると、上記各突起部や各係止孔などで構成される係止手段によって、トレイ22は重力Gに抗して引き出されたとしても、トレイ22
が光ディスク装着可能な状態で保持されるので、従来の様に、トレイ22を片手で保持しておく必要はなく、光ディスクの装着性が悪くなることを防止できる。
なお、この仮係止手段の軽視する係止力は、少なくともトレイ22の自重で筐体21内に入り込まない程度以上とすることが好ましい。係止力は、各突起部の大きさ,各突起部の高さ,各突起部と各係止孔の大きさ関係,各突起部の構成材料等を変えることで容易に調整可能である。
光ディスクを装着した後は、トレイ22を掴んで筐体21の方に力を加えることで、突起部39,40,41,42は係止孔37c,38c,37b,38bから外れ、長孔37a,38aに入り込み、スムーズに筐体21内に収納され、前述の家庭を経て、トレイ22は筐体21内に収納される。
なお、本実施例では、係止孔はレール37,38の端部にそれぞれ一つずつ設けたが、複数設けても良いし、その時には、突起部も複数設けても良い。すなわち、例えば、係止孔37cの外側に更に別の係止孔を設け、筐体21の内側部に2つ連続して突起部を設けても良い。また、突起部39,40,41,42とレール37,38の摩擦が小さいなどの理由によって、上記各突起部と各レールの摩擦があまり重要でない場合には、長孔37a,38aは省略することもできる。しかしながら、通常摩耗によって、突起部或いはレールの摩耗屑が発生する可能性があるので、好ましくは、長孔37a,38aを設けることが好ましい。
更に、本実施例では、レール37,38の双方に係止孔を設けたが、一方のレールにのみ設け、しかも一方のレールに対向する部分に突起部を設けても良い。
更に他の実施例として、図7に示すように、レール37,38に突起部37d,38d,37e,38eを設けて、筐体21にその突起部37d,38d,37e,38eが嵌りあう、係止孔43,44(筐体21)及び係止凹部45,46(トレイ22)を設ける構成としても良い。
また、上記実施例においては、レール37,38は主に金属材料で構成され、しかも筐体21も主に金属材料で構成されるので、レール37,38と筐体21との摩擦によって、金属屑などが発生する可能性があるので、図8,図9に示すように、筐体21の両内側部に突出片21bをそれぞれ連続的或いは部分的に、しかも筐体21と一体或いは別体に設け、この突出片21bと筐体21の底部との間に、プラスチックなどの樹脂材料(好ましくは低摩耗材料)で構成されたレールガイド50,51をはめあわせる格好で取り付ける。この様な構成によって、レール37,38と筐体21は直接接触・摺動する確率が低くなるので、屑の発生などを防止でき、屑による不具合を解消することができる。
この実施例の様に、図8に示すように、レールガイド50,51を設けた場合には、筐体21に突起部を設けるのではなく、レールガイド50,51に突起部50a,51aを設ける構成としたので、比較的樹脂材料で構成されたレールガイド50,51は加工性が良いので、突起部50a,51aを形成しやすくなり、生産性などを向上させることができ、しかも筐体21に加工を施さなくても良いので、この点からも生産性などを向上させることができる。更に、図9に示すように、レール37,38に突起部37d,38dを設けた場合には、その突起部37d、38dが嵌り込む孔や凹部を筐体21に設けるのではなく、レールガイド50,51に孔や凹部を設ける構成となる。この構成の場合には特に、筐体21自体に凹部や孔を設けないので、筐体21の強度低下を防止し、しかも困難な加工を施さなくても良く、しかも外部からの塵などの進入を防止できる。
本発明の光ディスク装置は、トレイを筐体から一時的に保持させることができるので、光ディスクの装着性が良くなる効果を有し、パーソナルコンピュータ,ノートブック型コンピュータなどの電子機器に適応できる。
本発明の一実施例における光ディスク装置を示す斜視図 本発明の一実施例における光ディスク装置を示す断面図 従来の光ディスク装置を示す斜視図 従来の光ディスク装置を示す断面図 光ディスク装置を電子機器に搭載した状態を示す図 光ディスク装置を電子機器に搭載した状態を示す図 本発明の他の実施例における光ディスク装置を示す断面図 本発明の他の実施例における光ディスク装置を示す断面図 本発明の他の実施例における光ディスク装置を示す断面図
符号の説明
21 筐体
22 トレイ
23 スピンドルモータ
24 光ピック
33 電子機器
34 本体部
35 表示部
36 光ディスク装置
37,38 レール
37a,38a 長孔
37c,38c,37b,38b,43,44,45,46 係止孔
37d,38d,37e,38e,39,40,41,42 突起部
50,51 レールガイド

Claims (10)

  1. 筐体と、前記筐体に出没自在に設けられ回転駆動手段,光ピックを搭載したトレイと、前記筐体から所定量突出した際に前記トレイを前記筐体に対して係止する係止手段を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 筐体からのトレイの突出量は光ディスクをトレイに装着可能な状態となるまでとしたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 係止手段の係止力は、トレイの自重よりも大きくしたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置され、前記レールの両端部に設けられた係止孔及び前記筐体と前記トレイに設けられ前記係止孔に係止する突起部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  5. レールに設けられた係止孔の間に長孔を設け、前記長孔には、トレイと筐体が相対的に移動している際には、突起部は前記長孔に挿入されていることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置され、前記レールの両端部に設けられた突起部及び前記筐体と前記トレイに設けられ前記突起部が挿入される係止孔もしくは凹部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置されるとともに、前記筐体にレールガイドが固定され、前記レールの両端部に設けられた突起部及び前記レールガイドと前記トレイに設けられ前記突起部が挿入される係止孔もしくは凹部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  8. 筐体とトレイを出没自在とするように、前記筐体及びトレイとの間にレールが配置されるとともに、前記筐体にレールガイドが固定され、前記レールの両端部に設けられた係止孔及び前記レールガイドと前記トレイに設けられ前記係止孔に係止する突起部によって係止手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  9. レールガイドを樹脂材料で構成したことを特徴とする請求項7,8いずれか1記載の光ディスク装置。
  10. 請求項1〜9いずれか1記載の光ディスク装置と、入力部を有する本体部と、表示手段を搭載した表示部とを備え、前記表示部の上端部に前記光ディスク装置が装着されると共に、通常の使用により前記光ディスク装置のトレイが重力に抗して引き出されるように構成されたことを特徴とする電子機器。
JP2003281620A 2003-07-29 2003-07-29 光ディスク装置 Pending JP2005050432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281620A JP2005050432A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003281620A JP2005050432A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005050432A true JP2005050432A (ja) 2005-02-24

Family

ID=34267067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003281620A Pending JP2005050432A (ja) 2003-07-29 2003-07-29 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005050432A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328441B2 (en) * 2005-03-21 2008-02-05 Lite-On It Corporation Optical disc drive

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328441B2 (en) * 2005-03-21 2008-02-05 Lite-On It Corporation Optical disc drive

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4858892B2 (ja) 機器のパネル開閉装置
TWI413116B (zh) 固裝卸除模組
JP2009110566A (ja) 電子機器、光ディスク装置
US7185346B2 (en) Low-profile disk unit
JP2005050432A (ja) 光ディスク装置
US20110194236A1 (en) Detachable clip mechanism and related computer system
TW200533016A (en) Card connector that can prevent both leaping-out and ejection failure of a card
JP5481948B2 (ja) ハードディスク装置
US7580252B2 (en) Disk drive assembly with mounting bracket
JP2008140471A (ja) トレイイジェクト機構、メディアドライブ装置
US20110279927A1 (en) Locked warning apparatus used for handle of hard disk drive bracket
JP2009080802A (ja) 情報処理装置
JP2008152844A (ja) 光ディスク装置
JP2007250488A (ja) メモリーカード用コネクタ装置
JP2005190593A (ja) 情報処理装置
JP2009194098A (ja) モジュールの筐体構造
JP2007066485A (ja) 光ディスク装置
JP2005174532A (ja) 光ディスク装置
CN114126271A (zh) 保护壳
JP2005259281A (ja) 光ディスク装置
US8375403B2 (en) Optical disc device
JP4095564B2 (ja) ディスク装置および映像信号出力装置
US8493721B2 (en) Fixing mechanism and computer therewith
JP2006085800A (ja) 光ディスク装置
JP2008180769A (ja) 表示パネルの防塵装置