JP2005174390A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 分割記録されていることを容易に認識可能とする。
【解決手段】 第一の記録媒体に対して画像データを記録する第一の記録手段と、第二の記録媒体に対して前記画像データを記録する第二の記録手段と、一連のコンテンツを示す前記画像データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録画像データであることを示す識別情報を生成して前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段とを制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図7

Description

本発明は記録装置に関し、異なる複数の記録媒体に対して情報信号を記録する装置に関する。
従来、VHS方式等の磁気デープを記録媒体とした家庭用ビデオデッキが普及してきた。また近年では、パソコンの普及に伴い、ハードディスク(以下HDD)等の記録デバイスの大容量化、低価格化も進んでいる。更にこの様なビデオ機器のデジタル化も進み、特にビデオカメラではDV方式が主流になりつつある。
このような背景の中、家庭用ビデオデッキにもデジタル化の波が押し寄せ、書き換え可能DVDメディア等の光ディスクやHDDを記録媒体とし、MPEG2方式で画像データを符号化して記録再生する製品が出てきている。これは従来の磁気テープを記録媒体としたビデオカセットに比べ、ランダムアクセス性を生かしたコンテンツ管理または再生、長時間録画、録画しながら既に録画されたコンテンツの再生を行う録画再生同時実行など多くのメリットがある。
また、着脱可能な光ディスクと大容量HDDを備えたハイブリッドレコーダーも多くの機種が製品化され、普及してきている。このような製品では、光ディスクかHDDのどちらに録画するかをユーザーが選択することができる。また一方から他方へコピーや移動することが可能である。
また、録画媒体として光ディスクを選択して予約録画を実行する時に、光ディスク装着されていないか、または残量不足である場合に、頭から自動的にHDDに録画する機能や、光ディスクに録画中、残量が所定量以下となると自動的にHDDに録画を開始する機能を持つものもある。この場合、光ディスクとHDDにひとつのコンテンツがまたがって記録される。
このような技術が、特許文献1に記載されている。
特開2002−74839
しかしながら、特許文献1の発明では、一つのコンテンツを光ディスクとHDDに跨って記録した場合、跨って記録されたコンテンツ(以下リレーコンテンツという)のうち光ディスクに記録された方のデータのみを別の機器で再生した場合、そこで終わりなのか続きがあるのかがわからなくなってしまう。
また、同様に、レコーダ内にこの光ディスクが装着されていない場合、リレーコンテンツのうちのHDDに記録された方のデータのみを再生するとき、このコンテンツの前半部分のデータが別に記録されているのか否かを認識することができず、リレーコンテンツであった場合にもその旨をユーザーに通知する手段がない。
本発明はこの様な問題を解決し、複数の記録媒体に対して一つのコンテンツを分割して記録した場合であっても、分割記録されていることを容易に認識可能とすることを目的とする。
前述の問題を解決するため、本発明においては、第一の記録媒体に対して情報データを記録する第一の記録手段と、第二の記録媒体に対して前記情報データを記録する第二の記録手段と、一連のコンテンツを示す前記情報データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録情報データであることを示す識別情報を生成して前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段とを制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、分割記録されたコンテンツが他の記録媒体に記録されているか否かを知ることが可能となる。分割されている場合、さらに後どのくらいあるのかも知ることが可能となる。また再生開始前に分割されたコンテンツであるか否かを知ることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明を適用した記録再生装置100の構成を示す図である。
110は制御部であり、記録再生装置100の各部を制御する。制御部110はマイクロコンピュータ及びそのプログラムを格納する不揮発性メモリ(ROM)、作業領域となる揮発性メモリ(RAM)、他のハードウエアとデータの受け渡しや制御用レジスタをアクセスするための外部バス、時間を計測するタイマを少なくとも有している。
103はバスである。バス103には、制御部110の外部バスの他、後に説明する各ブロックが接続されており、制御部110の制御に従ってデータの受け渡しを行う伝送路である。101はチューナー部である。チューナー101はアンテナやケーブルを介して受信する放送波から、制御部110の制御に従いチャンネルを選択(選局)する。選択されたチャンネルのビデオ信号を出力する。102はエンコーダであり、制御部110の制御に従い、記録時にはチューナー101から出力されるビデオ信号を受け、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等のデジタルビデオデータに逐次変換する。
またデジタルビデオデータは、バス103のアドレス空間のうち、制御部110によって指定されたアドレスを先頭に出力していく。106はメモリであり、各ブロックが作業用に使用可能となっている。104はATA(ATAPI)クインターフェース部(以降ATAPI_I/F部とする)であり、105はハードディスク(以降HDDとする)、116はディスクI/Fである。ATAPI_I/F部104は、バス103に接続される制御部110やメモリ106とのインターフェースと、HDD105や光ディスク120とのインターフェースを有し、制御部110等からHDD105や光ディスクの制御レジスタにアクセスするための変換を行う。
116はディスクI/Fであり、ヘッド、モータを含むメカデッキ、それらを制御する制御回路、及びATAPI_I/F104と接続可能なインターフェースを有し、光ディスクDにデータ等を読み書きする。ATAPI I/F部104には、バス103上の先頭アドレスとデータ量、及びHDD105(または光ディスク120)の先頭セクタを指定することにより、読み出しまたは書き込みデータを自動転送する所謂ダイレクトメモリアクセス(DMA)機能が備わっている。ディスクDは不図示のイジェクト機構により、記録再生装置100に対し、装着、排出される。
一方、HDD105はこの様なイジェクト機構などにより一般ユーザーが容易に取り外すことができない構成となっている。
108はデコーダであり、制御部110に指定されたバス103上のアドレスからデジタルビデオデータを逐次読み出し映像信号、及び音声信号に変換して出力する。107は音声出力端子、109は映像出力端子である。映像出力端子109、音声出力端子107はデコーダ部108によって変換されたNTSC方式等の映像信号、音声信号をそれぞれ外部に出力するための端子であり、テレビジョン受像機等に接続される。113はオンスクリーンディスプレイ(OSD)部であり、各種設定メニューやタイトル、時間などの情報をビデオ出力に重畳する。
111は表示パネルであり、本体前面等に配置され、最低限の情報を表示するために備わっている。112は操作スイッチ群であり、電源の投入、HDDと光ディスクの選択、録画・再生の選択、画質等を決定する録画モードなどをユーザーが行うための入力部である。114はリモコン受光部であり、赤外リモコンユニットRからの信号を受光し、パルスとして制御部110に伝達し、制御部110はデータに変換して制御コマンドとして認識する。赤外リモコンRは、操作スイッチ群112と同様ユーザーの入力手段であり、以下の説明で操作スイッチ群112を操作する記述は基本的に赤外リモコンでも良い。
115はリアルタイムクロックであり、カレンダー及び時刻情報を制御部110に伝達するためのものである。また初期値とカウント開始命令はユーザーが操作スイッチ112によって入力し、制御部110を介して与えられる。例えば録画予約機能はこのリアルタイムクロック115によって生成される時間情報を利用する。また録画コンテンツに付与されるタイムスタンプ情報も同様である。
制御部110は所定のファイルシステムを扱うソフトウエアを搭載しており、このファイルシステムに従ってHDD105、光ディスクDへのデータの読み書きが行われる。また一回の録画開始から終了までを基本的に一つのコンテンツとして管理する。コンテンツリストを表示するような場合にも、このコンテンツ単位が基本となる。
次に記録動作を説明する。なおここでは記録媒体としてHDD105が選択されているものとする。
まず、電源が投入されると制御部110はHDD105から前述のファイルシステムに則って記録可能(空き)領域の検索を行う。この時記録可能容量を算出し、記録可能容量と記録モードから記録可能時間を算出する。以降記録中は記録可能容量の減少を監視し、定期的に記録可能時間を更新していく。一方ユーザーは操作スイッチ群112を使って所望のチャンネルを選局する操作を制御部110に伝える。制御部110は常にスイッチの状態を検出し、ユーザーの操作を監視している。ここでは選局操作を検出し、チューナー部101に対しチャンネルを変更する制御を行う。以下ユーザーの操作は断りのない限り操作スイッチ群112を介して制御部110に操作を伝えるものとする。
次にユーザーが記録開始要求を発生させると、選局された放送番組の記録を開始すべく、制御部110が各ブロックを制御する。まずエンコーダ102にはエンコード処理を開始させ、デジタルビデオデータをメモリ106の所定アドレスを先頭に蓄積するよう制御する。所定量のデータを蓄積する毎にエンコーダ102は制御部110に割り込み等の手段により通知する。制御部はこの通知を受け、次に蓄積すべき先頭アドレスをエンコーダ102に通知する。さらに制御部110はエンコーダ102によってメモリ106に蓄積されたデジタルビデオデータをHDD105に書き込むようATAPI_I/F部104にコマンドを発行する。
この時HDD105に書き込む領域はファイルシステムに則って検索された記録可能(空き)領域である。このエンコード処理からHDD105への書き込みまでの一連の処理が、記録停止要求が発生するまで繰り返される。また、コンテンツの記録時間、記録日時、チャンネル、タイトルまたは特殊再生に必要となる情報などの管理情報をファイルのヘッダ(またはフッタ)として付加するか、またはコンテンツ管理ファイルを生成するなどしてHDD105に記録する。
次に再生動作について説明する。やはりユーザーによる操作スイッチ群112の操作によって再生させたいコンテンツを選択する。コンテンツリスト、またはコンテンツに関連付けされた代表画像(サムネイル)を表示し(以降コンテンツ選択画面とする)、ポインタを所望のコンテンツまで移動させ、決定することにより再生を開始するシーケンスが一般的である。またはダイレクトに再生キー(または再生命令を発行するために割り付けられたキー)を押すことにより、例えば先頭のコンテンツ、前回再生時の続き、最後に記録したコンテンツなどを再生しても良い。
制御部110は、このように決定したコンテンツのデジタルビデオデータをHDD105から読み出す。具体的には、記録時とは逆にHDD105から読み出しメモリ106に蓄積するようI/F部104にコマンドを発行する。この時、記録時と同様にHDD105の読み出し先頭セクタ、メモリ106の書き込み先頭アドレス、データ量は制御部110が指定する。次に制御部110はデコーダ部8に対し、メモリ106に蓄積されたデジタルビデオデータをデコード処理するようコマンドを発行する。コンテンツが終了するか停止、または一時停止等のユーザー操作が加えられるまで、デコーダ部108にデコード処理するデジタルビデオデータが途切れることのないよう一連の処理が繰り返し実行される。
コンテンツ選択画面の一例を図2で説明する。201は表示画面であり、映像出力端子109から出力され、テレビジョン受像機等に表示されるものである。203〜208はコンテンツの代表画像である。211は選択枠であり、選択されているコンテンツをユーザーに知らしめるために表示している。ユーザーの操作により準じ移動していき、所望のコンテンツまで選択枠205を移動させ、再生を開始させるものである。なお図2には図示していなが、コンテンツの記録日、タイトル、記録モード等の情報を合わせて表示しても良い。
ここまで説明してきた記録、再生動作は光ディスクDに対する記録再生時でも同様である。またHDD105と光ディスクD間でデータのコピー、移動なども制御部110の制御によって可能である。
次に、本発明の特徴となる記録動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
ユーザーが記録キーを押したときなど記録動作に入ると、記録媒体として選択されているのが光ディスクDであるか、またはHDD105なのかを判定する(S401)。ここでディスクDではなくHDD105が選択されていた場合、HDD105への記録処理を前述の通り記録停止命令が発生するまで実行する(S405)。
一方、ディスクDが選択されていた場合、HDD105への記録と同様に、光ディスクDへの記録を開始する(S402)。そして、ディスクDへの記録を行いながら、光ディスクDの記録可能時間が所定の閾値以上であるか否かを判定し(S403)、記録残量がある場合にはユーザー操作によって記録停止命令が発生したか否か判定する(S404)。記録停止要求が発生したときには本フローチャートによる制御を終了する。
また、ディスクDの記録残量が所定の閾値よりも少なくなると、HDD105に対するデータの記録を開始する(S405b)。この処理内容はステップS405とほぼ同様であるが、ここでは、HDD105に対する記録を開始してから所定時間後に光ディスクDへの記録を停止する。また、ステップS405bにおけるHDD105へのデータの記録は、やはりユーザーによる記録停止命令が発生したときに終了する。
S405bの処理により、光ディスクDに対する記録停止直前のデータをHDD105にも共通して記録し、ディスクDに対する記録を停止した後はHDD105に対して引き続きデータを記録する。以降この動作をリレー記録という。リレー記録時に、ディスクDからHDD105への切り替え部分近傍の所定区間は両メディアに記録されている。この区間をのりしろ領域とする。
この様にリレー記録の後に記録停止の指示があると、光ディスクDの残量とHDD105リレー記録されたデータ量を比較する(S408)。ここで比較するHDD105にリレー記録されたデータ量は、HDD105へ今回新たに記録したコンテンツからのりしろ部を除いたデータ量のことである。
ここでディスクDの残量の方がHDD105にリレー記録されたデータ量よりも大きい場合、HDD105にリレー記録されたデータを光ディスクDに移動する。即ち、S406でディスク残量の方が大きいということは、HDD105にリレー記録したものの、結果的には光ディスクDに記録を続けていても最後まで記録することが可能であったということを示しており、ここではHDD105にリレー記録されていたデータを光ディスクDに移動し一つのファイルとして結合する。
但し、ここでは、のりしろ部分は削除した上で結合する。結合とは、もともと光ディスクDに記録してきたファイルに書き足すことであり、二つに分割されたストリームを時系列順に一つのファイルにすることである。またこれによって生じるディスクDの管理ファイルの更新も同時に行う。
一方、S406でHDD105にリレー記録されたデータ量がディスクDの残量よりも大きい場合、この様に光ディスクDとHDD105に跨って記録されたコンテンツを管理するためのリレー記録管理情報を生成し、HDD105とディスクDに記録する(S407)。なお、このリレー記録管理情報は、前述のコンテンツ管理ファイルに記載しても良い。制御部110は、複数ある光ディスクから特定のコンテンツ、つまり前記リレー記録管理情報に関連するコンテンツが記録されているディスクを特定できなければならない。そこで光ディスクに記録するコンテンツ管理情報、またはコンテンツファイルなどに、リレー記録されたコンテンツであり、どのリレー管理情報と関連するものであるか識別する符号を付与し、記録する。
ここで、リレー記録管理情報について図3を用いて説明する。
図3は、HDD105に記録するリレー記録管理情報の一例である。301はHDDコンテンツ管理データであり、HDDコンテンツID、記録日時、開始位置、記録時間、容量等の項目は、HDDに記録された部分に関するものである。また、リレーIDはリレー記録されたコンテンツがあるときのみ付与され、リレー記録でないときには例えば“0”となる。制御部110は、このリレー記録管理情報をHDD105に記録したコンテンツファイル毎に生成して、記録する。
302は光ディスクDに記録されたリレー記録コンテンツに関する識別データである(以下リレー記録ディスク部情報とする)。DISC_IDは光ディスクごとにユニークとなるよう付与した情報であり、コンテンツID、記録日時、記録時間、空き容量等は全て光ディスクに関する情報である。リレー記録ディスク部情報302はリレーIDによって関連付けられている。制御部110は、このリレー記録ディスク部情報302をHDD105に記録されたリレー記録コンテンツファイル毎に生成し、HDD105の所定のエリアに記録すると共に、同様の情報を光ディスクDに記録されたリレー記録コンテンツファイル毎に記録する。
この様に、HDD105に記録したリレー記録管理情報と光ディスクDに記録したリレー記録ディスク部情報302とを比較することで、光ディスクDとHDD105に記録されたリレー記録コンテンツを対応付けることができる。
なお、DISC_IDは、光ディスクDを初めて本体に挿入したとき、またはフォーマットしたときなどにシステムが記載する情報である。規格上全てのディスクに個別のIDが書き込まれているものである場合、または無線IDタグのような識別手段を有している場合にはそれを用いても良い。
次に、光ディスクに記録した最後のコンテンツには、リレー記録された残りのデータが別に記録されていることを知らせるメッセージ情報を生成し、ディスクDに記録する。例えば、図5のような映像を所定時間再生するためのビデオデータを記録する。このデータは、エンコーダ102による圧縮方式と同一方式で圧縮処理されたビデオデータである。また予め圧縮されており、制御部内のプログラムとしてROM化しておくか、またはHDD105に製造時に記録しておく。
ここまで説明してきた図4のフローチャートの制御を行うことにより、リレー記録が可能であると共に、光ディスクDに記録されたデータだけを別の機器で再生した場合にも、リレー記録されたコンテンツが存在することがわかる。
次に、図4のフローチャートによって記録されるコンテンツの状態を、図6を用いて説明する。
図6の横軸はビデオデータの容量を表している。DsからDeが光ディスクDに記録可能な最大のビデオデータのデータ量である。D1からDeがステップS403においてリレー記録を行うか否かを判別するための残量閾値に相当し、D2からDeが図5のビデオデータを記録するのに要する容量である。Hsから右方向はHDD105への記録データの様子を表している。A、B、C、Dは図4のそれぞれの流れを表し、それぞれの右側に図示されているイメージがビデオデータ量及び配置の一例となる。601〜609はそれぞれ記録されるビデオデータの様子を示している。これ以降、ビデオデータ601のように記載する。610はリレー記録管理情報である。
図6のAでは、記録媒体としてHDD105を選択しているので光ディスクDにデータは記録されない。Bでは、光ディスクDの容量が十分残っている間に記録を止めたので、リレー記録は行わない。
Cはリレー記録が発生した場合であり、ビデオデータ603がD1に差し掛かったとき、ステップS403からステップS405bに遷移し、HDD105への記録が開始され、ビデオデータ606及び同608が記録される。また、ビデオデータ603がD2に到達した時点で光ディスクDへの記録を停止する。また、ビデオデータ603のD1からD2の区間のデータと、ビデオデータ606は同時に記録されたデータであり、ビデオストリームとしては同一のものである。(前述ののりしろ部。)また、ビデオデータ605は前述の様に記録終了後に記録される。ビデオデータ605は図5で説明したビデオデータである。なおビデオデータ606、608は説明のため二つに分けてあるが、実際には一つのコンテンツ(ファイル)としてHDD105に記録される。
Dは、一度HDD105に対してリレー記録されるが、光ディスクDの残量よりHDD105にリレー記録されたデータ609の方が少ない、つまり、
(D2−De)≧ビデオデータ609
であるので、このHDD105に一旦リレー記録されたビデオデータ609aをディスクDに移動し、ビデオデータ609として記録する。前述の様に、ビデオデータ604と609は一つのコンテンツとして記録される。結果的にはBのパターンと容量が異なるだけとなる。なお、移動後はHDD105からビデオデータ607、609aを削除する。
次に、再生時の処理に関して説明する。
本実施例では、光ディスクDあるいはHDD105のどちらか一方を選択し、選択された方のメディアに記録されているコンテンツの一つを選択して再生する場合について説明する。
まず、ユーザーの操作により光ディスクDが選択された場合の再生動作について図7のフローチャートを用いて説明する。ディスクDに記録されたコンテンツのうちの一つが選択されて再生が指示されると、前述のリレー記録管理情報に基づいて、再生指示されたコンテンツがリレー記録されたコンテンツであるか否かを判別する(S701)。
再生指示されたコンテンツがリレー記録されたコンテンツであった場合、更に、この再生指示されたコンテンツに対応するコンテンツがHDD105に記録されているか否かを、HDD105に記録されているリレー記録ディスク部情報302のリレーIDとディスクDから再生したリレー記録管理情報のリレーIDを比較することにより判定する(S702)。
判定の結果、HDD105に対応するリレー記録コンテンツが記録されていた場合、まず、光ディスクDから選択されたコンテンツの再生を実行する(S703)。そして、光ディスクDに記録されたコンテンツが終了部分近傍になったか否かを判別する(S704)。具体的には、図6のCの場合において、ビデオデータ603をD1まで再生したか否かを判別し、D1まで再生した時点で、リレー記録ディスク部情報302に基づいてHDD105に記録されたリレー記録コンテンツの再生を開始する(S705)。
そして、デコーダ108とOSD113を制御して、図6のビデオデータ603におけるD1からD2のデータを再生している期間内に、映像出力端子109から出力される映像信号と、音声出力端子107から出力される音声信号を、HDD105からの再生データから得られたものに切り替え、光ディスクDの再生を停止する。このとき、当然、図6のデータ605として記録されている、図5に示したメッセージ画面は再生しない。
その後、HDD105に記録された、リレー記録コンテンツの残りの部分を再生する。
また、S701でリレー記録コンテンツでない場合、或は、S702の判定の結果、HDD105に対応するリレー記録コンテンツが記録されていない場合、リレー記録ではないか、または自己記録コンテンツではないため通常再生して本制御を終了する。
ここで、再生指示されたコンテンツが他の装置で記録されたリレー記録コンテンツである場合、つまり、ステップS702から遷移してきた場合には、光ディスクDのコンテンツ再生終了時に図5のメッセージ画面が再生される。従って、ユーザーは他の装置にコンテンツの続きがあることを容易に理解できる。
また、以上説明したリレー記録機能を搭載していない装置で、ディスクDに記録されたリレー記録コンテンツを再生した場合にも、やはり図5のメッセージ画面が表示されるので、ユーザーは続きがあることを容易に認識できる。
次に、HDD105が選択された場合の再生動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
HDD105に記録されたコンテンツのうちの一つが選択されて再生が指示されると、前述のリレー記録管理情報に基づいて、再生指示されたコンテンツがリレー記録されたコンテンツであるか否かを判別する(S801)。
再生指示されたコンテンツがリレー記録されたコンテンツであった場合、更に、この再生指示されたコンテンツに対応するコンテンツが光ディスクDに記録されているか否かを、HDD105に記録されているリレー記録ディスク部情報302のリレーIDとディスクDから再生したリレー記録管理情報のリレーIDを比較することにより判定する(S802)。
判定の結果、HDD105に対応するリレー記録コンテンツが記録されていた場合、図3のリレー記録管理情報に基づいて光ディスクDに記録された対応するリレー記録コンテンツを検出し、光ディスクDからこのリレー記録コンテンツの再生を実行する(S803)。そして、光ディスクDに記録されたコンテンツが終了部分近傍になったか否かを判別する(S804)。具体的には、図6のCの場合において、ビデオデータ603をD1まで再生したか否かを判別し、D1まで再生した時点で、HDD105に記録されたリレー記録コンテンツの再生を開始する(S805)。
そして、デコーダ108とOSD113を制御して、図6のビデオデータ603におけるD1からD2のデータを再生している期間内に、映像出力端子109から出力される映像信号と、音声出力端子107から出力される音声信号を、HDD105からの再生データから得られたものに切り替え、光ディスクDの再生を停止する。このとき、当然、図6のデータ605として記録されている、図5に示したメッセージ画面は再生しない。
その後、HDD105に記録された、リレー記録コンテンツの残りの部分を再生する。
このように、リレー記録を行った装置でリレー記録コンテンツを再生する場合(自己記録再生)には、光ディスクD或はHDD105のいずれが選択されている場合であっても、対応するリレー記録コンテンツが光ディスクDとHDD105に記録されている場合、ユーザーは再生を指示するだけで、光ディスクDからHDDにリレー記録されたデータを連続して鑑賞することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、着脱可能な光ディスクに記録中、容量不足によりハードディスクなどの内蔵された大容量記録媒体にバックアップ記録(リレー記録)したとき、光ディスクに記録したリレー記録コンテンツの最後にリレー記録である旨を示すメッセージ画面の情報を付加して記録しているので、この光ディスクに記録されたリレー記録コンテンツを別の装置で再生した場合にも、コンテンツの続きが記録装置に記録されていることを知ることが可能となる。
また、本実施例では、リレー記録を行った場合に、光ディスクとHDDに対し、リレー記録コンテンツを互いに対応付けるための識別情報を記録し、再生時にはこの識別情報に従って光ディスクとHDDに記録されたリレー記録コンテンツを自動的に連続して再生するので、ユーザーは、光ディスクに記録された所望のコンテンツを選択して再生するだけで、容易にHDDに記録されているコンテンツをも視聴可能となる。
なお、本実施例ではリレー記録が発生した場合、光ディスクのリレー記録コンテンツを再生した後に図5のメッセージ画面が表示されるよう記録することとしたがこれに限定するものではなく、管理情報として記録しても良い。但しこの場合は各機器間で互換が保たれるよう予め情報の意味を定義しておく必要がある。
また、メッセージ画面の映像データに代えて、リレー記録コンテンツである旨を通知するための音声データを符号化して光ディスクに記録しておき、光ディスクのリレー記録コンテンツを再生した後にこのメッセージ音声データを再生する構成でもよい。
次に、第二の実施形態について説明する。
図9は第二の実施形態のブロック図である。図1と番号が同じブロックは同様なため説明を省略する。902はエンコーダ部であり、制御部110の制御に従い、チューナー101からの映像データを受け、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式等のデジタルビデオデータに逐次変換する。また、後に説明するデコーダ908からの音声信号と、OSD部913からの映像信号を入力するインターフェースを備え、やはりMPEGデータに変換することが可能である。908はデコーダであり、制御部110に指定されたバス103上のアドレスからMPEGデータを逐次読み出し、復号して出力する。913はオンスクリーンディスプレイ(OSD)部であり、チューナー101からのデジタル映像データにビットマップデータを重畳する。なおデコーダ908、OSD部913はエンコーダ902への出力も可能なよう工夫されている。
図9の構成では、制御部110によって指定されたビットマップ画面をOSD913より生成し、それをエンコーダ部902に出力することでMPEGデータに符号化してHDD105や光ディスクDに記録することが可能である。
第一の実施例では、光ディスクDに記録するリレー記録のメッセージ情報画面は固定であったが、本実施例では、適宜変化するメッセージ情報を作ることが可能となる。
そこで本実施例では図5のリレー記録情報を図10のように変更する。
1001は制御部110の制御によってOSD部913により生成される画面である。またこれをエンコーダ902によって圧縮符号化し、リレー記録コンテンツの再生時に、最後に再生されるよう光ディスクDに記録する。1002は情報メッセージであり、図5と異なるのは可変する文字列、つまり“1時間“という文字列が加わっていることである。この1時間とは、HDD105にリレー記録された記録時間である。つまり、本実施例では、HDD105に対するリレー記録が終了した時点で、HDD105に記録されたリレー記録コンテンツの再生時間を検出して、この再生時間の情報に基づいてメッセージ画面を生成している。
また、“管理者“の部分は、予め装置に登録しておいて文字列、例えば所有者の名前、ニックネーム、連絡先などに置き換えても良い。また背景にはHDDに記録された領域の画像や音声を使用しても良い。
以上説明したように、第二の実施例によれば、リレー記録された光ディスクを他の装置で再生した場合、ユーザーはより正確に残りの部分の情報を得ることが可能となる。
次に、第三の実施形態について説明する。
本実施形態では、光ディスクD、あるいはHDD105に記録された各コンテンツのサムネイル一覧から再生したいコンテンツをユーザーが選択する際に、そこで本実施例では図11のようなアイコンを表示する。
1120は、サムネイル一覧表示画面において、制御部110がリレー記録されたコンテンツであると判断したときに、対応するコンテンツのサムネイルの近傍に表示するアイコンである。1101は本実施例におけるコンテンツ選択画面の一例である。代表画像205及び208上に表示しているアイコン1120は、このコンテンツがリレー記録コンテンツであることを視覚的に示している。また、このアイコン1120はHDD105、光ディスクDのいずれが選択されている場合でも表示する。
即ち、HDD105が選択された状態でサムネイル一覧画面の表示指示があると、HDD105に記録されている各コンテンツの代表画像を図10の如く一覧表示すると共に、リレー記録管理情報に基づき、リレー記録コンテンツの代表画像の近傍にアイコン1120を表示する。一方、光ディスクDが選択された状態でサムネイル一連画面の表示指示があると、同様に、光ディスクDに記録されている各コンテンツの代表画像を図10の如く一覧表示すると共に、リレー記録管理情報に基づき、リレー記録コンテンツの代表画像の近傍にアイコン1120を表示する。
この様にアイコン1120を表示することにより、例えば、HDD105が選択されているときには、光ディスクがないとこのコンテンツの先頭部分がHDD105に記録されていないことがわかり、光ディスクが選択されている場合には、自己記録再生でないとリレー記録コンテンツを終わりまで観ることができないなどが再生前に知ることができる。また、光ディスクで自己記録再生でない場合はアイコン1120の色や形を変えても良い。
以上説明したように、本実施例によれば、本機能を有する装置である場合には、コンテンツ選択時にリレー記録かどうかをユーザーは知ることができ、予めディスクを準備するようなことができる。
また、HDDに記録されているリレー記録コンテンツに対応する、前半部分のデータが光ディスクに記録されていない場合、制御部110は、指定されたコンテンツがリレー記録されたコンテンツであり、前半部分のデータは他の光ディスクに記録されている旨のメッセージ画面を生成して出力するようOSD部を制御するようにしてもよい。
またそのとき、光ディスクが記録したメディアでない場合、メディアを交換するよう通知しても良い。
また、記録予約のように予め記録に要する容量が算出可能な場合にはリレー記録は実行せず、光ディスクの容量不足の場合にはHDDに記録しても良い。
また、前述の実施例では、光ディスクに対して映像、音声データを記録再生する装置について説明したが、光ディスク以外にも、半導体メモリを内蔵したメモリカードや、他の着脱可能な携帯用記憶装置に対して同様に映像、音声データなどを記録再生する装置に対しても本発明を同様に適用することが可能であり、同様の効果をもつ。
また、ここで説明したようなハードウエア、ソフトウエア、画面の構成、デザインを限定するものではなく、同様な機能が実現できれば良い。例えば、チューナーを内蔵したパソコン上で動作し、上記のような機能を実現するソフトウエアであっても良い。
実施例における記録再生装置の構成を示すブロック図である。 コンテンツ選択画面の表示例である。 コンテンツ管理情報の構造を説明する図である。 リレー記録時の処理を説明するフローチャートである。 リレー記録時に光ディスクに記録するメッセージ情報画面である。 光ディスクとHDDに記録されたコンテンツの状態を示す図である。 再生時の処理を示すフローチャートである。 再生時の処理を示すフローチャートである。 実施例における録画再生装置の構成を示すブロック図である。 リレー記録時に光ディスクに記録するメッセージ情報画面である。 再生時おけるコンテンツ選択画面の表示例である。

Claims (26)

  1. 第一の記録媒体に対して情報データを記録する第一の記録手段と、
    第二の記録媒体に対して前記情報データを記録する第二の記録手段と、
    一連のコンテンツを示す前記情報データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録情報データであることを示す識別情報を生成して前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段とを制御する制御手段とを備える記録装置。
  2. 前記第一の記録媒体から前記情報データを再生する第一の再生手段と、前記第二の記録媒体から前記情報データを再生する第二の再生手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録された識別情報に基づき、前記分割記録情報データを、前記第一の記録媒体から再生した後引き続いて前記第二の記録媒体から再生するよう前記第一の再生手段と第二の再生手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記第一の記録媒体から前記情報データを再生する第一の再生手段と、前記第二の記録媒体から前記情報データを再生する第二の再生手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録された識別情報に基づいて、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第二の記録媒体に記録されているか否かを検出し、この検出結果に応じて前記第一の再生手段と第二の再生手段の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第二の記録媒体に記録されている場合、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録された識別情報に基づき、前記分割記録情報データを、前記第一の記録媒体から再生した後引き続いて前記第二の記録媒体から再生するよう前記第一の再生手段と第二の再生手段を制御することを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記第一の記録媒体と第二の記録媒体とから再生された情報データを表示装置に出力する出力手段を備え、
    前記制御手段は、前記第一の記録媒体に対する分割記録情報データの記録停止直前の所定期間分の情報データを前記第二の記録媒体に対して重複して記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段を制御し、この重複して記録された情報データを利用して前記出力手段より出力する情報データを前記第一の再生手段により再生された分割記録情報データから第二の再生手段により再生された分割記録情報データに切り替えることを特徴とする請求項2または4記載の記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第二の記録媒体に記録されていない場合、前記第一の記録媒体に記録された分割記録情報データを再生した後に再生を停止するよう前記第一の再生手段を制御することを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  7. 前記情報データは映像データを含み、前記制御手段は更に、前記第一の記録媒体に記録した情報データが前記分割記録情報データであることを通知するための通知映像データを生成し、前記第一の記録媒体に記録するよう前記第一の記録手段を制御すると共に、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第二の記録媒体に記録されていない場合、前記第一の記録媒体に記録された分割記録情報データに引き続いて前記通知映像データを再生した後、再生を停止するよう前記第一の再生手段を制御することを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  8. 入力された映像データを符号化してその情報量を圧縮する符号化手段を備え、前記第一の記録手段は前記符号化手段により符号化された映像データを前記第一の記録媒体に記録すると共に、前記符号化手段により符号化された前記通知映像データを前記第一の記録媒体に記録することを特徴とする請求項7記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、前記第二の記録媒体に対する前記分割記録情報データの記録を停止した後、前記第二の記録媒体に記録した前記分割記録情報データの記録時間に基づいて前記通知映像データを生成することを特徴とする請求項7または8記載の記録装置。
  10. 前記情報データは音声データを含み、前記制御手段は更に、前記第一の記録媒体に記録した情報データが前記分割記録情報データであることを通知するための通知音声データを生成し、前記第一の記録媒体に記録するよう前記記録手段を制御すると共に、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第二の記録媒体に記録されていない場合、前記第一の記録媒体に記録された分割記録情報データに引き続いて前記通知音声データを再生した後、再生を停止するよう前記第一の再生手段を制御することを特徴とする請求項6記載の記録装置。
  11. 前記第一の記録媒体から前記情報データを再生する第一の再生手段と、前記第二の記録媒体から前記情報データを再生する第二の再生手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録された識別情報に基づいて、前記第二の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第一の記録媒体に記録されているか否かを検出し、この検出結果に応じて前記第一の再生手段と第二の再生手段の動作を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  12. 前記制御手段は、前記第二の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが前記第一の記録媒体に記録されている場合、前記第二の記録媒体に記録された前記分割記録情報データの再生開始の指示に応じて、前記識別情報に基づき、前記分割記録情報データを、前記第一の記録媒体から再生した後引き続いて前記第二の記録媒体から再生するよう前記第一の再生手段と第二の再生手段を制御することを特徴とする請求項11記載の記録装置。
  13. 前記第一の記録媒体は排出機構により前記記録装置の外部に排出可能であり、前記第二の記録媒体は前記記録装置に内蔵され、前記排出機構により装置外部には排出不能であることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  14. 前記第一の記録媒体は光ディスク媒体を含み、前記第二の記録媒体はハードディスク媒体を含むことを特徴とする請求項13記載の記録装置。
  15. 前記制御手段は前記第一の記録媒体に対する前記一連のコンテンツの情報データの記録中に前記第一の記録媒体の記録残量を検出し、前記記録残量が所定量に達したことに応じて、前記第二の記録媒体に対する前記一連のコンテンツの情報データの記録を開始すると共に前記第一の記録媒体に対する情報データの記録を停止するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  16. 前記情報データは映像データを含み、
    前記第一の記録媒体と第二の記録媒体のうちの一方を任意に選択する選択手段と、
    前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記識別情報に基づいて前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうちの前記分割記録コンテンツの代表画像の近傍に所定の映像情報を表示する第一の代表画像表示モードと、前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記識別情報に基づいて前記第二の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうちの前記分割記録コンテンツの代表画像の近傍に所定の映像情報を表示する第二の代表画像表示モードとを切り替えるモード設定手段とを備える請求項1記載の記録装置。
  17. 前記第一の記録媒体から映像データを再生する第一の再生手段と、
    前記第二の記録媒体から映像データを再生する第二の再生手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第一の代表画像再生モードにおいて表示されている複数のコンテンツの代表画像のうち、選択された代表画像に対応したコンテンツの映像データを前記第一の記録媒体から再生するよう前記第一の再生手段を制御すると共に、前記第二の代表画像再生モードにおいて表示されている複数のコンテンツの代表画像のうち、選択された代表画像に対応したコンテンツの映像データを前記第二の記録媒体から再生するよう前記第二の再生手段を制御することを特徴とする請求項16記載の記録装置。
  18. 前記識別情報は、前記分割記録情報データであることを示す分割記録IDと、前記第一の記録媒体に記録されている前記分割記録情報データに対応する分割記録情報データが記録されている前記第二の記録媒体のメディアIDとを含むことを特徴とする請求項1から17記載の記録装置。
  19. 前記制御手段は、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録する情報データ毎に前記識別情報を生成して記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段とを制御することを特徴とする請求項19記載の記録装置。
  20. 第一の記録媒体に対して映像データを記録する第一の記録手段と、
    第二の記録媒体に対して前記映像データを記録する第二の記録手段と、
    一連のコンテンツを示す前記映像データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体に記録した映像データが前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録映像データであることを通知するための通知映像データを生成し、前記第一の記録媒体に記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段を制御する制御手段とを備える記録装置。
  21. 入力された映像データを符号化してその情報量を圧縮する符号化手段を備え、前記第一の記録手段は前記符号化手段により符号化された映像データを前記第一の記録媒体に記録すると共に、前記符号化手段により符号化された前記通知映像データを前記第一の記録媒体に記録することを特徴とする請求項16記載の記録装置。
  22. 前記第一の記録手段は、前記第一の記録媒体に記録された分割記録映像データに引き続いて前記通知映像データが再生されるように前記通知映像データを前記第一の記録媒体に記録することを特徴とする請求項16記載の記録装置。
  23. 第一の記録媒体に対して映像データを記録する第一の記録手段と、
    第二の記録媒体に対して前記映像データを記録する第二の記録手段と、
    一連のコンテンツを示す前記映像データを前記第一の記録媒体と前記第二の記録媒体とに対して分割して記録するよう前記第一の記録手段と第二の記録手段とを制御する制御手段と、
    前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうち前記前記第一の記録媒体と第二の記録媒体とに分割して記録された分割記録コンテンツの代表画像の近傍に所定のアイコンを表示する第一の代表画像表示モードと、前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記第二の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうち前記分割記録コンテンツの代表画像の近傍に前記所定のアイコンを表示する第二の代表画像表示モードとを切り替えるモード設定手段とを備える記録装置。
  24. 第一の記録媒体と第二の記録媒体とに対して情報データを記録する方法であって、
    一連のコンテンツを示す前記情報データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録情報データであることを示す識別情報を生成して前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。
  25. 第一の記録媒体と第二の記録媒体とに対して映像データを記録する方法であって、
    一連のコンテンツを示す前記映像データを前記第一の記録媒体に記録した後引き続いて前記第二の記録媒体に対して記録すると共に、前記第一の記録媒体に記録した映像データが前記第一の記録媒体と第二の記録媒体に分割されて記録された分割記録映像データであることを通知するための通知映像データを生成し、前記第一の記録媒体に記録することを特徴とする記録方法。
  26. 第一の記録媒体と第二の記録媒体とに対して映像データを記録する方法であって、
    一連のコンテンツを示す前記映像データを前記第一の記録媒体と前記第二の記録媒体とに対して分割して記録し、
    前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうち前記前記第一の記録媒体と第二の記録媒体とに分割して記録された分割記録コンテンツの代表画像の近傍に所定のアイコンを表示する第一の代表画像表示モードと、前記第一の記録媒体に記録されている複数のコンテンツの映像データの代表画像を同一画面上に表示すると共に前記第二の記録媒体に記録されている複数のコンテンツのうち前記分割記録コンテンツの代表画像の近傍に前記所定のアイコンを表示する第二の代表画像表示モードとを有することを特徴とする記録方法。
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