JP2005092484A - ファイル記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適切なタイミングでデフラグ処理を実行する、ファイル記録装置を提供する。
【解決手段】 情報記録再生装置において、ユーザが予め指定した時刻になったとき(S12でYES判断時)、録画等についての予約データが無く(S13でYES判断時)、デフラグ処理を行なわなければならない状態であり(S14でYES判断時)、システム制御回路のみに電力を供給されているスタンバイ状態であれば(S15でYES判断時)、ハードディスク装置のデフラグ処理が行なわれる(S16)。なお、S13以降の処理は、情報記録再生装置において、ハードディスク装置が使用されないと考えられる時刻となったことを条件として、実行されても良い。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ファイル記録装置に関し、特に、ファイルを記録するための複数のブロックを備えた記録手段に対して、物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理が実行される、ファイル記録装置に関する。
ディスク等の記録媒体に対して書込みと削除を繰り返し行なうと、記録媒体内でのファイルの配置が不連続になり、空きスペースが細分化されてしまう。細分化が進むと、連続した空き領域が少なくなるため、どの空きスペースにも入りきらないファイルが増えてくる。このため、ファイルを分割して複数の空き領域に分けて保存する必要があった。
なお、従来から、このような空きスペースの細分化は、記録手段に対して、当該記録手段内のファイルを先頭から再配置すること、つまり、デフラグ(「デフラグメンテーション」(defragmentation)の短縮語。)が行なわれることによって解消される。
このデフラグについては、従来より、種々の技術が開示されている。
たとえば、特許文献1には、ホストシステムから要求されたシーケンシャルデータの再生と並行して自動でデフラグが実行される技術が開示されている。
特開2002−268924公報
なお、ファイル記録装置において、デフラグが行なわれている最中には、記録手段に対する記録動作が不可能とされる。したがって、デフラグは、記録手段における記録領域を整理するという観点では有効な処理であるが、記録手段を記録動作が不可能な状態にするという観点ではユーザに対して不利益を与えかねない処理となってしまう。
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、適切なタイミングでデフラグ処理を実行する、ファイル記録装置を提供することである。
本発明のある局面に従ったファイル記録装置は、ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、ユーザから入力される情報を受付ける入力手段と、前記記録手段が使用されているか否かを所定時間ごとに判断する使用判断手段と、前記使用判断手段の判断結果を用いて、前記記録手段が使用されない時刻を決定する時刻決定手段と、前記入力手段に入力された時刻となったこと、または、前記記録手段が使用されていない時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含み、前記使用判断手段は、所定時間ごとに前記記録手段が使用されているかを判断し、前記時刻決定手段は、前記使用判断手段による所定の日数分の判断結果を参照することにより、前記記録手段が使用されない時刻を決定し、前記制御手段は、前記入力手段に対して、前記記録手段の使用を予約する情報が入力され、当該予約する情報が有効である場合には、前記デフラグ処理の実行を禁止することを特徴とする。
本発明の他の局面に従ったファイル記録装置は、ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、ユーザから入力される情報を受付ける入力手段と、前記入力手段に入力された時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに他の局面に従ったファイル記録装置は、ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、前記記録手段が使用されない時刻を決定する時刻決定手段と、前記記録手段が使用されていない時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明に従ったファイル記録装置は、前記使用判断手段は、所定時間ごとに前記記録手段が使用されているかを判断し、前記時刻決定手段は、前記使用判断手段による判断結果を参照することにより、前記記録手段が使用されない時刻を決定することが好ましい。
また、本発明に従ったファイル記録装置は、前記制御手段は、前記入力手段に対して、前記記録手段の使用を予約する情報が入力され、当該予約する情報が有効である場合には、前記デフラグ処理の実行を禁止することが好ましい。
本発明によると、記録手段に対するデフラグ処理が、ユーザによって入力した時刻に、自動的に開始される。これにより、デフラグ処理によって、記録手段が記録動作の不可能な状態となっても、ユーザは、予めそのことを認識しているため、不利益を与えられたと感じることがない。つまり、ファイル記録装置において、ユーザが不利益を感じることのない適切なタイミングで、デフラグ処理が実行される。
また、本発明によると、記録手段に対するデフラグ処理が、ユーザが記録手段を使用しないと決定された時刻に、自動的に開始される。これにより、デフラグ処理によって記録手段が記録動作を不可能とされる時刻は、ユーザが記録手段を使用しないと考えられる時刻であるため、そのような時間にデフラグ処理が実行されてもユーザが不利益を与えられたと感じることがない。つまり、ファイル記録装置において、ユーザが不利益を感じることのない適切なタイミングで、デフラグが実行される。
また、本発明によると、ユーザが記録手段を使用しない時刻は、使用判断手段が、所定時間ごとに、ユーザが記録手段を使用しているか否かを判断した結果が用いられて決定される。したがって、より正確に、ユーザが記録手段を使用しない時間が決定される。
また、本発明によると、記録手段の使用を予約する情報が有効である場合には、デフラグ処理が禁止される。したがって、デフラグ処理により、予約されていた記録手段の使用が阻害される事態が確実に回避される。
以下に、本発明の一実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明のファイル記録装置の一例である情報記録再生装置100の構成を示す図である。
図1において、チューナ11は、システム制御回路10からディジタル放送のチャンネル指定信号が供給された場合には、この指定されたチャンネルのディジタル放送波を受信する。この際、チューナ11は、受信したディジタル放送波を復調することによりMPEG(Moving Picture Experts Group)信号を得て、これをMPEG信号M1としてハードディスク装置12およびセレクタ13の各々に供給する。また、チューナ11は、システム制御回路10からアナログテレビジョン放送(NTSC(National Television Standards Committee)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式、またはSECAM(SEquential Couleur A Memoire)方式)のチャンネル指定信号が供給された場合には、この指定されたチャンネルのアナログテレビジョン放送波を受信する。この際、チューナ11は、受信したアナログテレビジョン放送波を復調して得たテレビジョン信号をMPEGエンコーダ14に供給する。MPEGエンコーダ14は、かかるテレビジョン信号に対してMPEG符号化処理を施して得た信号をMPEG信号M2としてハードディスク装置12に供給する。
また、情報記録再生装置100は、計時機能を有するタイマ25を備えている。システム制御回路10は、タイマ25に接続され、当該タイマ25の計時する時刻を参照することができる。
また、情報記録再生装置100は、外部の交流電源300から電力の供給を受けて動作する。具体的には、情報記録再生装置100は、電圧変換器110を備え、交流電源300から供給される電圧が電圧変換器110において情報記録再生装置100内の各要素(ハードディスク装置12等)に適合する電圧に変換された後当該各要素に供給されることにより、動作する。なお、情報記録再生装置100内の各要素への電力の供給態様については、後述する。
図2に、ハードディスク120の記憶領域の内容を模式的に示す。ハードディスク120は、リングバッファであるタイムシフト領域120Aと、情報(番組データに対応するファイル等)を長期記録するための録画領域120Bとを含む。なお、ハードディスク120におけるタイムシフト領域120Aと録画領域120Bの領域の大きさは、たとえば、ユーザにより操作装置22を介して入力された情報に基づいて決定される。また、ハードディスク120において、タイムシフト領域120Aの位置および録画領域120Bの位置は、システム制御回路10内の図示せぬメモリに各領域のアドレスが記録されることにより、管理されている。
情報記録再生装置100においてタイムシフト再生が行なわれる際、ハードディスク装置12の記録再生ヘッド121は、システム制御回路10から供給された記録指令信号に応じて、上記MPEG信号M1またはM2を、ハードディスク120のタイムシフト領域120A内に記録する。
この際、システム制御回路10は、カウント動作を開始させるべきカウント開始指令をライトポジションカウンタ(図1では「WPカウンタ」と記載)15に供給し、その現カウント値を、タイムシフト領域120A内での記録位置を指定すべきライトポジションWPとしてハードディスク装置12に供給する。さらに、システム制御回路10は、記録すべきMPEG信号M1又はM2のビットレートに応じた記録速度を指定する記録速度信号SWを、上記ライトポジションカウンタ15に供給する。これにより、ライトポジションカウンタ15は、上記記録速度信号SWに応じた速度でカウントアップ動作する。
つまり、タイムシフト再生が行なわれる際、記録再生ヘッド121は、チューナ11で受信された放送番組を担う上記MPEG信号M1又はM2を、タイムシフト領域120A内における上記ライトポジションWPにて示される位置に記録する。この際、ライトポジションWPは上記記録速度信号SWに応じた速度で変化するので、記録再生ヘッド121は、この記録速度信号SWにて示される記録速度で上記MPEG信号M1又はM2をタイムシフト領域120Aに記録していくことになる。
また、タイムシフト再生が行なわれる際、記録再生ヘッド121は、システム制御回路10から供給された再生指令信号に応じて、タイムシフト領域120A内に記録されている記録信号を読出し、これを再生MPEG信号RMとしてセレクタ13に供給する。この際、システム制御回路10は、カウント動作を開始させるべきカウント開始指令をリードポジションカウンタ(図1では「RPカウンタ」と記載)16に供給し、その現カウント値を、タイムシフト領域120A内での読取位置を指定すべきリードポジションRPとしてハードディスク装置12に供給する。
さらに、システム制御回路10は、上記タイムシフト領域120Aから再生された再生MPEG信号RMのビットレートに応じた再生速度を指定すべき再生速度信号SRを生成し、これをリードポジションカウンタ16に供給する。これにより、リードポジションカウンタ16は、上記再生速度信号SRに応じた速度でカウントアップ動作を行なう。
つまり、記録再生ヘッド121は、タイムシフト領域120A内における上記リードポジションRPにて示される位置から記録情報の読取りを行なって再生MPEG信号RMを得る。この際、リードポジションRPは、上記再生速度信号SRに応じた速度で変化するので、記録再生ヘッド121は、この再生速度信号SRにて示される再生速度で、順次、タイムシフト領域120Aから記録信号の読取りを行なうことになる。
セレクタ13は、上記ハードディスク装置12から供給された再生MPEG信号RM、およびチューナ11から供給されたMPEG信号M1の内から、システム制御回路10から供給された選択信号に応じた方を択一的に選択し、これをMPEGデコーダ17に供給する。MPEGデコーダ17は、セレクタ13から供給されたMPEG信号に対してMPEG復号処理を施すことにより、映像信号を得てこれを映像信号DAVとしてセレクタ18に供給する。
OSD(On Screen Display)画像生成回路19は、システム制御回路10から供給された各種メッセージ表示指令に応じた画像を表示させるべきメッセージ画像信号DC を生成し、これをセレクタ18に供給する。セレクタ18は、上記映像信号DAVおよびメッセージ画像信号DC の中から、システム制御回路10から供給された選択信号に応じた方を択一的に選択し、これをディスプレイ装置200に供給する。
ディスプレイ装置200は、情報記録再生装置100から供給された上記映像信号DAV、またはメッセージ画像信号DC に基づく画像表示を行なう。
操作装置22は、ユーザからの、放送チャンネル指定操作、録画済み番組指定操作、録画指令操作、再生指令操作、録画停止操作、および、再生停止操作等を受付け、その操作に応じた各種操作信号をシステム制御回路10に供給する。尚、操作装置22は、情報記録再生装置100の筐体とは分離しているリモートコントローラであっても良い。
操作装置22を用いたユーザによる各種操作に応じて、システム制御回路10は、情報記録再生装置100に、テレビモニタ、録画、タイムシフト再生を実施させることができる。
テレビモニタは、動作放送中の番組をリアルタイムで視聴するための動作である。この場合、ユーザは、上記操作装置22を用いて所望の放送チャンネルを指定すべき放送チャンネル指定操作を行なう。かかる操作に応じて、システム制御回路10は、この所望放送チャンネルの番組を受信させるべきチャンネル指定信号をチューナ11に供給する。これと同時に、システム制御回路10は、上記チューナ11から出力されたMPEG信号M1を択一的にMPEGデコーダ17に導出すべき選択信号をセレクタ13に供給する。さらに、システム制御回路10は、MPEGデコーダ17から出力された音声信号DAVを択一的にディスプレイ装置200に導出すべき選択信号をセレクタ18に供給する。
このような制御がなされることにより、チューナ11によって受信および復調して得られたMPEG信号M1は、セレクタ13を介してMPEGデコーダ17に供給される。そして、MPEGデコーダ17にて復号された音声信号DAVが、セレクタ18を介してディスプレイ装置200に供給されることになる。これにより、ディスプレイ装置200は、チューナ11にて受信された所望チャンネルのディジタル放送番組をリアルタイムで画像表示することになる。
録画動作は、上述したようにチューナ11にて受信された番組を録画するための動作である。この場合、ユーザは、上記操作装置22を用いて録画指令操作を行なう。このような録画指令操作に応じて、システム制御回路10は、記録指令信号をハードディスク装置12に供給すると共に、ライトポジションカウンタ15の現在のカウント値を取込み、これをライトポジションWPとしてハードディスク装置12に供給する。さらに、システム制御回路10は、チューナ11にて受信して得られた上記MPEG信号M1またはM2のビットレートに応じた記録速度信号SWを求め、これを内蔵レジスタ(図示略)に記憶させると共に、ライトポジションカウンタ15に供給する。これにより、ハードディスク装置12は、上記MPEG信号M1またはM2を、上記ライトポジションWPにて示されるタイムシフト領域120A内の位置から、上記記録速度信号SWに応じた速度で順次記録していく。
タイムシフト再生動作とは、上記したような録画動作と同時に、録画済みの番組の再生を行なう、いわゆるタイムシフト再生を実施するための動作である。この場合、ユーザは、上記操作装置22を用いて再生指令操作および録画済み番組指定操作を行なう。
ここで、タイムシフト再生動作におけるタイムシフト領域120AでのリードポイジションRP,ライトポイジションWPを、図3に模式的に示す。
タイムシフト領域120Aは、複数のセクタからなる。図3には、タイムシフト領域120Aの一部として、8個のセクタが示されている。また、図3では、タイムシフト領域120AにおけるリードポイジションRPおよびライトポイジションWPが時間の経過とともに移動する方向が、矢印Xとして示されている。そして、図3では、タイムシフト再生動作において、リードポイジションRPはセクタ1201内に位置し、ライトポイジションWPはセクタ1204内に位置している。
そして、情報記録再生装置100では、このような状態で、ユーザより、タイムシフト再生動作から録画動作に変更された場合、システム制御回路10は、リードポイジションRPを含むセクタ1201からライトポイジションWPを含むセクタ1204まで、つまり、セクタ1201〜1204の4つのセクタを、タイムシフト領域120A内にありながら、録画領域として機能させる処理を行なう。具体的には、システム制御回路10は、セクタ1201〜1204の4つのセクタに相当するアドレスについての、当該システム制御回路10内の図示せぬメモリにおける属性を、タイムシフト領域から録画領域へと変更させる。なお、セクタとは、情報記録再生装置100において、システム制御回路10が属性の付与等の取扱いが可能な最小な単位の一例である。
ここで、このような属性の変更により、タイムシフト領域120Aの中で実際にタイムシフト領域として機能する領域の大きさが、ユーザがタイムシフト領域として指定した領域の大きさを下回る。このため、システム制御回路10は、録画領域120Bの中で、セクタ1201〜1204の4つのセクタの領域と同じ大きさの領域についての、システム制御回路10内の図示せぬメモリにおける属性を、録画領域からタイムシフト領域へと変更させる。
つまり、上記のような場合、システム制御回路10は、図4に示すように、タイムシフト領域120Aの中のセクタ1201〜1204の4つのセクタの属性を録画領域へと変更させるとともに、録画領域120Bの中の領域1210の属性をタイムシフト領域へと変更させる。なお、領域1210の大きさは、セクタ1201〜1204を足し合わせた大きさと同じである。
なお、録画領域120Bにおいて複数回属性変更がなされる場合、録画領域120Bの中で属性変更の対象となる領域は、前回属性変更の対象となった領域に隣接した領域であることが好ましい。具体的には、図5を参照して、録画領域120Bにおいて、まず、領域1211がタイムシフト領域へと属性を変更されている場合、次に属性の変更の対象となるのは、領域1211に隣接している領域1212であることが好ましい。さらに、領域1211,1212の属性がタイムシフト領域へと変更されている場合には、次に属性の変更の対象とされるのは、領域1213であることが好ましい。
また、図5において、矢印Yは、録画領域120Bにおける時間経過に伴ったWPの移動方向である。そして、録画領域120Bでは、図5に示すように、タイムシフト領域へと属性を変更されるのは、なるべく後の方で録画される(情報の書込みの対象とされる)領域であることが好ましい。
図6は、情報記録再生装置100における電源回路図である。
電圧変換器110は、システム制御回路10に接続され、また、トランジスタ101を介してハードディスク装置12に接続され、トランジスタ102を介してMPEGエンコーダ14およびMPEGデコーダ17に接続され、トランジスタ103を介してチューナ11に接続されている。これにより、システム制御回路10は、トランジスタ101〜103のON/OFF状態を制御することにより、ハードディスク装置12、MPEGエンコーダ14、MPEGデコーダ17、チューナ11への電力供給のON/OFF状態を制御することができる。そして、情報記録再生装置100において、ハードディスク装置12、MPEGエンコーダ14、MPEGデコーダ17、および、チューナ11への電力の供給がOFFされ、システム制御回路10にのみ電力が供給されている状態を、スタンバイ状態という。
図7は、情報記録再生装置100においてシステム制御回路10が実行する処理のフローチャートである。
図7を参照して、システム制御回路10は、電力を供給されると、まず、ステップS11(以下、「ステップ」を省略する)で、ユーザからの入力に応じた処理を実行する。具体的には、操作装置22を介してユーザから入力された内容に応じて、情報記録再生装置100内の各要素を動作させる。
次に、S12で、システム制御回路10は、タイマ25を参照することにより、ユーザがデフラグ処理を実行するために予め指定した時刻となったか否かを判断する。そして、そのような時刻であると判断すると、S13に処理を進め、まだそのような時刻ではないと判断すると、S11に処理を戻す。なお、デフラグ処理とは、ハードディスク120内において、連続した未録画領域を確保するための処理であるが、本実施の形態では、さらに、タイムシフト領域120Aと録画領域120Bのそれぞれにおいて、連続した未録画領域を確保するための処理とされる。
S13では、システム制御回路10は、情報記録再生装置100において、録画を予約するデータが無いかどうかを判断する。なお、予約するデータが無いとは、予約をするためのデータの中で有効なものが存在しないということを意味する。つまり、有効とは、予約するデータに基づいて録画動作を実行する予定になっていることを意味し、録画用の時刻等が情報記録再生装置100において記憶されてはいるが、現在は、当該録画用の時刻に録画を実行するような状態にはない場合を除くことを意味する。そして、録画を予約するデータが無いと判断されればS14に処理が進められ、あると判断されればS17に処理が進められる。
S14では、システム制御回路10は、情報記録再生装置100がデフラグ処理を行なわなければならない状態であるか否かを判断する。このような判断は、具体的には、たとえば、タイムシフト領域120Aおよび録画領域120Bにおける録画状況を調べ、それぞれにおける空きスペースが細分化された度合いが所定の度合いとなっているか否かを判断することにより行なわれ、細分化された度合いが所定の度合い以上である場合にデフラグ処理を行なわなければならない状態であると判断される。なお、所定の度合いとなっているか否かの判断とは、たとえば、互いに物理的に連続しない、所定の大きさ以下の空きスペースが、所定個数以上発生しているか否かを判断することにより、行なわれる。そして、デフラグ処理を行なわなければならない状態であると判断されると、処理はS15に進められ、行なわなければならない状態ではないと判断されると、処理はS17に進められる。
S15では、システム制御回路10は、情報記録再生装置100が上記したスタンバイ状態であるか否かを判断し、スタンバイ状態であると判断されるとS16へ、そのような状態ではないと判断されるとS17へ、それぞれ処理が進められる。
S16では、システム制御回路10は、タイムシフト領域120Aおよび録画領域120Bについて、デフラグ処理を行なう。本実施の形態におけるデフラグ処理では、従来のデフラグ処理に加えて、元々タイムシフト領域120Aだったが録画領域120Bに変更された領域をタイムシフト領域120Aに戻したり、元々録画領域120Bだったがタイムシフト領域120Aに変更された領域を録画領域120Bに戻したりする処理も行なわれる。そして、S16におけるデフラグ処理が完了すると、S14に処理が戻される。
一方、S17では、デフラグ処理が行なわれている場合には強制的に終了された後、S11に処理が戻される。
以上説明した本実施の形態では、情報記録再生装置100において、ユーザが指定した時刻に、予約データ等が無ければ、デフラグ処理が行なわれる。なお、情報記録再生装置100において、ユーザがデフラグ処理による不利益を与えられることが無い時刻を当該情報記録再生装置100側で決定し、当該時刻に、自動的にデフラグ処理が行われるようにされても良い。
このような変形例について、システム制御回路10が実行する処理を、当該処理のフローチャートである図8を参照して、以下に説明する。
システム制御回路10は、電力を供給されると、まず、S21で、ユーザからの入力に応じた処理を実行する。具体的には、操作装置22を介してユーザから入力された内容に応じて、情報記録再生装置100内の各要素を動作させる。
次に、システム制御回路10は、S22で、前回S23の処理を行なってから所定の時間が経過したか否かを判断する。そして、経過したと判断すると、S23に処理を進め、まだ経過して否と判断すると、S21に処理を戻す。
S23では、システム制御回路10は、ハードディスク装置12についてのON/OFFチェック処理を行なう。ON/OFFチェック処理とは、トランジスタ101のON/OFFをチェックすることにより、ハードディスク装置12への通電がONされているか否かをチェックする処理である。チェックした結果は、システム制御回路10内の図示せぬメモリに蓄積される。なお、当該ON/OFFチェック処理は、S22でも言及した所定の時間ごとに実施される。ここでいう所定の時間ごと、とは、たとえば30分ごと、とすることができる。そして、システム制御回路10では、1日ごとの、ハードディスク装置12のON/OFF状態が、記録されている。この記録の一例を、図9に示す。
図9に示された例では、1日を構成する時間が30分ごとに区切られ、T0〜T47とされている。そして、T0〜T47のそれぞれのON/OFFのチェック結果が、グラフ状で記録されている。つまり、1日につき、48回分のチェックの結果が記録されている。なお、図9に示されている例では、T0〜T47について、連続されてONまたはOFFであるとされた時間については連続してONまたはOFFされていたものとして記録されているが、記録態様はこれに限られない。棒グラフや表形式で、T0〜T47のそれぞれのチェック結果のみが記録されてもよい。
次に、S24で、システム制御回路10は、タイマ25を参照することにより、ユーザがハードディスク装置12を使用しないと考えられる時刻となったか否かを判断する。ユーザがハードディスク装置12を使用しないと考えられる時刻とは、システム制御回路10が、図9に示したような、ハードディスク装置12のON/OFFのチェック結果に基づいて決定するものであり、具体的には、一定期間(たとえば、1週間)のチェック結果を参照することにより、1週間すべてOFFにされていた時刻、または、OFFにされていた日が最も多かった時刻とされる。そして、そのような時刻となったと判断されると、処理はS25に進められ、まだそのような時刻になっていないと判断されると、処理はS21に戻される。
S25では、システム制御回路10は、情報記録再生装置100において、録画を予約するデータが無いかどうかを判断する。そして、録画を予約するデータが無いと判断されればS26に処理が進められ、あると判断されればS29に処理が進められる。
S26では、システム制御回路10は、情報記録再生装置100がデフラグ処理を行なわなければならない状態であるか否かを判断する。そして、デフラグ処理を行なわなければならない状態であると判断されると、処理はS27に進められ、行なわなければならない状態ではないと判断されると、処理はS29に進められる。
S27では、システム制御回路10は、情報記録再生装置10が上記したスタンバイ状態であるか否かが判断し、スタンバイ状態であると判断されるとS28へ、そのような状態ではないと判断されるとS29へ、それぞれ処理が進められる。
S28では、システム制御回路10は、タイムシフト領域120Aおよび録画領域120Bについて、デフラグ処理を行なう。S28におけるデフラグ処理が完了すると、S26に処理が戻される。
一方、S29では、デフラグ処理が行なわれている場合には強制的に終了された後、S21に処理が戻される。
以上説明した本実施の形態では、ユーザが予め指定した時刻、または、ユーザがあまりハードディスク装置12を使用しないと考えられる時刻になると、予約データが無い等の判断が行なわれた後、デフラグ処理が実行される。
なお、ユーザ自身が、このようなデフラグ処理を必要無いとして、所定の入力を行なった場合には、デフラグ処理を行なわないようにすることもできる。具体的には、当該所定の入力を行なった場合には、図7に示されたS13以降の処理、または、図8に示されたS25以降の処理を実行しないように、することもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のデータ記憶再生装置の一例である情報記録再生装置の構成を示す図である。 図1のハードディスクの記憶領域の内容を模式的に示す図である。 図1の情報記録再生装置のタイムシフト再生動作におけるタイムシフト領域でのRP,WPを、模式的に示す図である。 図1の情報記録再生装置のタイムシフト領域の中の4つのセクタおよび録画領域の中の一部の領域の、属性の変更を説明するための図である。 図1の情報記録再生装置の録画領域において属性の変更が行なわれる際の好ましい態様を説明するための図である。 図1の情報記録再生装置の電源回路図である。 図1の情報記録再生装置においてシステム制御回路が実行する処理のフローチャートである。 図7に示した処理の変形例の処理のフローチャートである。 図8のON/OFFチェック処理の内容を説明するための図である。
符号の説明
10 システム制御回路、11 チューナ、12 ハードディスク装置、13,18 セレクタ、14 MPEGエンコーダ、15 ライトポジションカウンタ、16 リードポジションカウンタ、17 MPEGデコーダ、19 OSD画像生成回路、22 操作装置、25 タイマ、100 情報記録再生装置、101〜103 トランジスタ、110 電圧変換器、120 ハードディスク、120A タイムシフト領域、120B 録画領域、200 ディスプレイ装置、300 交流電源。

Claims (5)

  1. ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、
    ユーザから入力される情報を受付ける入力手段と、
    前記記録手段が使用されているか否かを所定時間ごとに判断する使用判断手段と、
    前記使用判断手段の判断結果を用いて、前記記録手段が使用されない時刻を決定する時刻決定手段と、
    前記入力手段に入力された時刻となったこと、または、前記記録手段が使用されていない時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含み、
    前記使用判断手段は、所定時間ごとに前記記録手段が使用されているかを判断し、
    前記時刻決定手段は、前記使用判断手段による所定の日数分の判断結果を参照することにより、前記記録手段が使用されない時刻を決定し、
    前記制御手段は、前記入力手段に対して、前記記録手段の使用を予約する情報が入力され、当該予約する情報が有効である場合には、前記デフラグ処理の実行を禁止する、ファイル記録装置。
  2. ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、
    ユーザから入力される情報を受付ける入力手段と、
    前記入力手段に入力された時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含む、ファイル記憶装置。
  3. ファイルを記録するために、複数のブロックに分割された記録手段と、
    前記記録手段が使用されない時刻を決定する時刻決定手段と、
    前記記録手段が使用されていない時刻となったことを条件として、前記記録手段内において記録済の前記ブロックと未記録の前記ブロックとを再配置させることにより、前記記録手段において物理的に連続する未使用の前記ブロックを増加させるデフラグ処理を実行する制御手段とを含む、ファイル記憶装置。
  4. 前記使用判断手段は、所定時間ごとに前記記録手段が使用されているかを判断し、
    前記時刻決定手段は、前記使用判断手段による判断結果を参照することにより、前記記録手段が使用されない時刻を決定する、請求項3に記載のファイル記録装置。
  5. 前記制御手段は、前記入力手段に対して、前記記録手段の使用を予約する情報が入力され、当該予約する情報が有効である場合には、前記デフラグ処理の実行を禁止する、請求項2〜請求項4のいずれかに記載のファイル記録装置。
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