JPH08279273A - データを記録再生する装置および方法 - Google Patents

データを記録再生する装置および方法

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JPH08279273A
JPH08279273A JP8017997A JP1799796A JPH08279273A JP H08279273 A JPH08279273 A JP H08279273A JP 8017997 A JP8017997 A JP 8017997A JP 1799796 A JP1799796 A JP 1799796A JP H08279273 A JPH08279273 A JP H08279273A
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Taiji Yoneda
泰司 米田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「時間差再生」機能と「時間差早送り再生」
機能とを有するデータ記録再生装置および方法を提供す
ること。 【解決手段】 データを記録再生する装置は、入力デー
タを受信する受信部10と、入力データを記録媒体に記
録する記録部22と、記録媒体に記録された入力データ
の位置を示す情報を管理する管理部31と、入力データ
を記録媒体に記録している間に、管理部31によって管
理された情報に基づいて、記録媒体に記録されたデータ
を再生する再生部40と、入力データと再生部40によ
って再生されたデータのうち少なくとも一方を選択的に
出力する選択出力部50とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、「時間差再生」機
能および「時間差早送り再生」機能を提供する映像およ
び音声を記録再生する装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送やCATV等の普及によ
り放送チャンネルが大幅に増加し、見たい番組が重なる
ことが頻繁に起きるようになっている。また、家庭にお
いてビデオは完全に普及しており、さらに便利な利用方
法が求められている。
【0003】図16は、映像および音声を記録再生する
従来の装置の例として、テレビとビデオカセットレコー
ダ(VCR)とを接続した構成を示している。
【0004】以下、図16に示される各構成要素を説明
する。
【0005】放送受信部1と放送受信部2とは、放送を
受信する。典型的には、放送受信部1は、テレビに内蔵
されたチューナであり、放送受信部2は、VCRに内蔵
されたチューナである。
【0006】映像/音声記録部3は、放送受信部2から
出力される映像および音声を記録用信号に変換し、その
記録用信号を磁気テープに記録する。磁気テープは、磁
気テープ駆動部4によって駆動される。
【0007】映像/音声再生部5は、磁気テープに記録
された記録用信号を変換することにより、映像および音
声を再生する。映像/音声再生部5によって再生された
映像および音声は、選択出力部6に供給される。
【0008】選択出力部6は、放送受信部1の出力と映
像/音声再生部5の出力のうち一方を選択的に出力す
る。選択出力部6における選択は、ユーザによって手動
で決定される。
【0009】映像表示部7は、選択出力部6によって選
択された映像を表示する。音声出力部8は、選択出力部
6によって選択された音声を出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成を有する従来の装置では、現在記録中の番組を再
生するためには、いったん記録を停止し、磁気テープを
巻き戻し、その後再生を開始することが要求される。従
って、以下のような問題点があった。
【0011】(1)放送中の番組の記録を継続しながら
その番組を最初から再生することができない。
【0012】(2)放送中のある番組の視聴を中断せざ
るを得ない場合において、その番組の記録を継続しなが
らその番組の視聴を中断したところからその番組を再生
することができない。
【0013】(3)放送中のある番組の視聴を中断せざ
るを得ない場合において、その番組の記録を継続しなが
らその番組の視聴を中断したところからその番組を早送
り再生することができない。
【0014】また、従来の装置では、複数の番組を磁気
テープに同時に記録することはできない。従って、複数
の番組を同時に記録するためには、その複数の番組と同
数の記録再生装置を用意する必要があった。
【0015】本発明の目的は、上記(1)および(2)
の問題点を解決する「時間差再生」機能と、上記(3)
の問題点を解決する「時間差早送り再生」機能とを有す
る記録再生装置およびその方法を提供することである。
【0016】また、本発明の他の目的は、複数のチャン
ネルを同時に記録しかつ再生することが可能な記録再生
装置およびその方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、データ
を記録再生する装置であって、入力データを受信する受
信手段と、該入力データを記録媒体に記録する記録手段
と、該記録媒体に記録された該入力データの位置を示す
情報を管理する管理手段と、該入力データを該記録媒体
に記録している間に、該管理手段によって管理され情報
に基づいて、該記録媒体に記録されたデータを再生する
再生手段と、該入力データと該再生手段によって再生さ
れたデータのうち少なくとも一方を選択的に出力する選
択出力手段とを備えており、これにより上記目的が達成
される。
【0018】前記装置は、前記入力データを圧縮する圧
縮手段と、前記再生手段によって再生されたデータを伸
張する伸張手段とをさらに備えていてもよい。
【0019】前記選択出力手段は、前記入力データと前
記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する手
段を備えており、前記装置は、前記選択出力手段の出力
を所定の態様で表示する表示手段であって、該所定の態
様は、該優先順位に応じて変更される表示手段をさらに
備えていてもよい。
【0020】本発明の他の装置は、複数のチャンネルの
データを記録再生する装置であって、N個のチャンネル
の入力データを受信する受信手段と、N個のチャンネル
のうちM個のチャンネルを選択する第1選択手段と、該
第1選択手段によって選択されたM個のチャンネルの入
力データを記録媒体に記録する記録手段と、該記録媒体
に記録された該M個のチャンネルの入力データの位置を
示す情報を管理する管理手段と、該記録媒体に記録され
た複数のチャンネルのうちP個のチャンネルを選択する
第2選択手段と、該M個のチャンネルの入力データを該
記録媒体に記録している間に、該管理手段によって管理
された情報に基づいて、該記録媒体に記録された複数の
チャンネルのうち該第2選択手段によって選択されたP
個のチャンネルのデータを再生する再生手段と、該N個
のチャンネルの入力データと該再生手段によって再生さ
れたP個のチャンネルのデータのうち少なくとも1つを
選択的に出力する選択出力手段とを備えており、N、
M、Pは正の整数であり、N≧Mであり、これにより上
記目的が達成される。
【0021】前記装置は、前記入力データを圧縮する圧
縮手段と、前記再生手段によって再生されたデータを伸
張する伸張手段とをさらに備えていてもよい。
【0022】前記選択出力手段は、前記入力データと前
記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する手
段を備えており、前記装置は、前記選択出力手段の出力
を所定の態様で表示する表示手段であって、該所定の態
様は、該優先順位に応じて変更される表示手段をさらに
備えていてもよい。
【0023】本発明の他の装置は、データを記録再生す
る装置であって、入力データを受信する受信手段と、タ
イムコードを発生させ、該タイムコードを該入力データ
に付与するタイムコード発生手段と、該タイムコード付
きの入力データを所定の比率で間引く間引き手段と、該
間引き手段によって間引かれた該タイムコード付きの入
力データを記録媒体に記録する記録手段と、該記録媒体
に記録された該タイムコード付きの入力データの位置を
示す情報を管理する管理手段と、該タイムコード付きの
入力データを該記録媒体に記録している間に、該管理手
段によって管理された情報に基づいて、該記録媒体に記
録されたタイムコード付きデータを再生する再生手段
と、該入力データのタイムコードと該再生手段によって
再生されたデータのタイムコードとを比較する比較手段
と、該比較手段による比較結果に応じて、該入力データ
と該再生手段によって再生されたデータのうち少なくと
も一方を選択的に出力する選択出力手段とを備えてお
り、これにより上記目的が達成される。
【0024】前記装置は、前記間引き手段によって間引
かれたタイムコード付きの入力データを圧縮する圧縮手
段と、前記再生手段によって再生されたタイムコード付
きのデータを伸張する伸張手段とをさらに備えていても
よい。
【0025】前記選択出力手段は、前記タイムコード付
き入力データと前記再生されたタイムコード付きデータ
のそれぞれに優先順位を付与する手段を備えており、前
記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様で表示
する表示手段であって、該所定の態様は、該優先順位に
応じて変更される表示手段をさらに備えていてもよい。
本発明の他の装置は、データを記録再生する装置であ
って、入力データを受信する受信手段と、タイムコード
を発生させ、該タイムコードを該入力データに付与する
タイムコード発生手段と、該タイムコード付きの入力デ
ータを記録媒体に記録する記録手段と、該記録媒体に記
録された該タイムコード付きの入力データの位置を示す
情報を管理する管理手段と、該タイムコード付きの入力
データを該記録媒体に記録している間に、該管理手段に
よって管理された情報に基づいて、該記録媒体に記録さ
れたタイムコード付きのデータを再生する再生手段と、
該再生手段によって再生された該タイムコード付きデー
タを所定の比率で間引く間引き手段と、該入力データの
タイムコードと該間引き手段によって間引かれたデータ
のタイムコードとを比較する比較手段と、該比較手段に
よる比較結果に応じて、該入力データと該間引き手段に
よって間引かれたデータのうち少なくとも一方を選択的
に出力する選択出力手段とを備えており、これにより上
記目的が達成される。
【0026】前記装置は、前記タイムコード付きの入力
データを圧縮する圧縮手段と、前記再生手段によって再
生されたタイムコード付きのデータを伸張する伸張手段
とをさらに備えていてもよい。
【0027】前記選択出力手段は、前記タイムコード付
き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデータ
のそれぞれに優先順位を付与する手段を備えており、前
記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様で表示
する表示手段であって、該所定の態様は、該優先順位に
応じて変更される表示手段をさらに備えていてもよい。
本発明の他の装置は、データを記録再生する装置であっ
て、入力データを受信する受信手段と、タイムコードを
発生させ、該タイムコードを該入力データに付与するタ
イムコード発生手段と、該タイムコード付きの入力デー
タを第1の比率で間引く第1間引き手段と、該第1間引
き手段によって間引かれたタイムコード付きの入力デー
タを記録媒体に記録する記録手段と、該記録媒体に記録
された該タイムコード付きの入力データの位置を示す情
報を管理する管理手段と、該タイムコード付きの入力デ
ータを該記録媒体に記録している間に、該管理手段によ
って管理された情報に基づいて、該記録媒体に記録され
たタイムコード付きのデータを再生する再生手段と、該
再生手段によって再生された該タイムコード付きデータ
を第2の比率で間引く第2間引き手段と、該入力データ
のタイムコードと該第2間引き手段によって間引かれた
データのタイムコードとを比較する比較手段と、該比較
手段による比較結果に応じて、該入力データと該第2間
引き手段によって間引かれたデータのうち少なくとも一
方を選択的に出力する選択出力手段とを備えており、こ
れにより上記目的が達成される。
【0028】前記装置は、前記第1間引き手段によって
間引かれたタイムコード付きの入力データを圧縮する圧
縮手段と、前記再生手段によって再生されたタイムコー
ド付きのデータを伸張する伸張手段とをさらに備えてい
てもよい。
【0029】前記選択出力手段は、前記タイムコード付
き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデータ
のそれぞれに優先順位を付与する手段を備えており、前
記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様で表示
する表示手段であって、該所定の態様は、該優先順位に
応じて変更される表示手段をさらに備えていてもよい。
【0030】本発明の方法は、データを記録再生する方
法であって、(a)入力データを受信するステップと、
(b)該入力データを記録媒体に記録するステップと、
(c)該記録媒体に記録された該入力データの位置を示
す情報を管理するステップと、(d)該入力データを該
記録媒体に記録している間に、ステップ(c)において
管理された情報に基づいて、該記録媒体に記録されたデ
ータを再生するステップと、(e)該入力データとステ
ップ(d)において再生されたデータのうち少なくとも
一方を選択的に出力するステップとを包含しており、こ
れにより上記目的が達成される。
【0031】前記方法は、前記入力データを圧縮するス
テップと、前記再生されたデータを伸張するステップと
をさらに包含していてもよい。
【0032】前記ステップ(e)は、前記入力データと
前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する
ステップを包含しており、前記方法は、前記ステップ
(e)における選択的な出力を所定の態様で表示するス
テップであって、該所定の態様は、該優先順位に応じて
変更されるステップをさらに包含していてもよい。
【0033】本発明の他の方法は、複数のチャンネルの
データを記録再生する方法であって、(a)N個のチャ
ンネルの入力データを受信するステップと、(b)N個
のチャンネルのうちM個のチャンネルを選択するステッ
プと、(c)ステップ(b)において選択されたM個の
チャンネルの入力データを記録媒体に記録するステップ
と、(d)該記録媒体に記録された該M個のチャンネル
の入力データの位置を示す情報を管理するステップと、
(e)該記録媒体に記録された複数のチャンネルのうち
P個のチャンネルを選択するステップと、(f)該M個
のチャンネルの入力データを該記録媒体に記録している
間に、ステップ(d)において管理された情報に基づい
て、該記録媒体に記録された複数のチャンネルのうちス
テップ(e)において選択されたP個のチャンネルのデ
ータを再生するステップと、(g)該N個のチャンネル
の入力データと該再生されたP個のチャンネルのデータ
のうち少なくとも1つを選択的に出力するステップとを
包含しており、N、M、Pは正の整数であり、N≧Mで
あり、これにより上記目的が達成される。
【0034】前記方法は、前記入力データを圧縮するス
テップと、前記再生されたデータを伸張するステップと
をさらに包含していてもよい。
【0035】前記ステップ(g)は、前記入力データと
前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する
ステップを包含しており、前記方法は、前記ステップ
(g)における選択的な出力を所定の態様で表示するス
テップであって、該所定の態様は、該優先順位に応じて
変更されるステップをさらに包含していてもよい。
【0036】本発明の他の方法は、データを記録再生す
る方法であって、(a)入力データを受信するステップ
と、(b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを
該入力データに付与するステップと、(c)該タイムコ
ード付きの入力データを所定の比率で間引くステップ
と、(d)ステップ(c)において間引かれた該タイム
コード付きの入力データを記録媒体に記録するステップ
と、(e)該記録媒体に記録された該タイムコード付き
の入力データの位置を示す情報を管理するステップと、
(f)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
記録している間に、ステップ(e)において管理された
情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
付きデータを再生するステップと、(g)該入力データ
のタイムコードとステップ(f)において再生されたデ
ータのタイムコードとを比較するステップと、(h)ス
テップ(g)における比較結果に応じて、該入力データ
と該再生されたデータのうち少なくとも一方を選択的に
出力するステップとを包含しており、これにより上記目
的が達成される。
【0037】前記方法は、前記ステップ(c)において
間引かれたタイムコード付きの入力データを圧縮するス
テップと、前記ステップ(f)において再生されたタイ
ムコード付きのデータを伸張するステップとをさらに包
含していてもよい。
【0038】前記ステップ(h)は、前記タイムコード
付き入力データと前記再生されたタイムコード付きデー
タのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含して
おり、前記方法は、前記ステップ(h)における選択的
な出力を所定の態様で表示するステップであって、該所
定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステップを
さらに包含していてもよい。
【0039】本発明の他の方法は、データを記録再生す
る方法であって、(a)入力データを受信するステップ
と、(b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを
該入力データに付与するステップと、(c)該タイムコ
ード付きの入力データを記録媒体に記録するステップ
と、(d)該記録媒体に記録された該タイムコード付き
の入力データの位置を示す情報を管理するステップと、
(e)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
記録している間に、ステップ(d)において管理された
情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
付きのデータを再生するステップと、(f)ステップ
(e)において再生された該タイムコード付きデータを
所定の比率で間引くステップと、(g)該入力データの
タイムコードとステップ(f)において間引かれたデー
タのタイムコードとを比較するステップと、(h)ステ
ップ(g)における比較結果に応じて、該入力データと
ステップ(f)において間引かれたデータのうち少なく
とも一方を選択的に出力するステップとを包含してお
り、これにより上記目的が達成される。
【0040】前記方法は、前記タイムコード付きの入力
データを圧縮するステップと、前記ステップ(e)にお
いて再生されたタイムコード付きのデータを伸張するス
テップとをさらに包含していてもよい。
【0041】前記ステップ(h)は、前記タイムコード
付き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデー
タのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含して
おり、前記方法は、前記ステップ(h)における選択的
な出力を所定の態様で表示するステップであって、該所
定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステップを
さらに包含していてもよい。
【0042】本発明の他の方法は、データを記録再生す
る方法であって、(a)入力データを受信するステップ
と、(b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを
該入力データに付与するステップと、(c)該タイムコ
ード付きの入力データを第1の比率で間引くステップ
と、(d)ステップ(c)において間引かれたタイムコ
ード付きの入力データを記録媒体に記録するステップ
と、(e)該記録媒体に記録された該タイムコード付き
の入力データの位置を示す情報を管理するステップと、
(f)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
記録している間に、ステップ(e)において管理された
情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
付きのデータを再生するステップと、(g)ステップ
(f)において再生された該タイムコード付きデータを
第2の比率で間引くステップと、(h)該入力データの
タイムコードとステップ(g)において間引かれたデー
タのタイムコードとを比較するステップと、(i)ステ
ップ(h)における比較結果に応じて、該入力データと
ステップ(g)において間引かれたデータのうち少なく
とも一方を選択的に出力するステップとを包含してお
り、これにより上記目的が達成される。
【0043】前記方法は、前記ステップ(c)において
間引かれたタイムコード付きの入力データを圧縮するス
テップと、前記ステップ(f)において再生されたタイ
ムコード付きのデータを伸張するステップとをさらに包
含していてもよい。
【0044】前記ステップ(i)は、前記タイムコード
付き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデー
タのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含して
おり、前記方法は、前記ステップ(i)における選択的
な出力を所定の態様で表示するステップであって、該所
定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステップを
さらに包含していてもよい。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0046】(実施の形態1)図1は、本発明による実
施の形態1の映像および音声を記録再生する装置100
の構成を示す。装置100は、「時間差再生」機能を有
する。ここで、「時間差再生」機能とは、放送中の番組
の記録を継続しながらその番組の最初から再生する機能
であると定義する。
【0047】例えば、ある番組の後半の記録を継続しつ
つ、その番組の前半をもう1度見たい場合に、「時間差
再生」機能は有用である。ユーザはその番組の後半の記
録の終了を待つことなくその番組の前半を最初から再生
することができるからである。
【0048】また、午後9時から午後11時まである番
組を留守番録画していた場合において、その留守番録画
中(例えば、午後9時30分)にユーザが帰宅し、午後
11時より前にユーザが留守番録画された番組の再生を
開始したい場合に、「時間差再生」機能は有用である。
ユーザは留守番録画の終了を待つことなくその番組を最
初から再生することができるからである。
【0049】また、放送中のある番組の視聴を中断せざ
るを得ない場合において、後にその番組の視聴を中断し
たところからその番組の視聴を再開したい場合にも、
「時間差再生」機能は有用である。ユーザはその番組の
記録の終了を待つことなくその番組の視聴を中断したと
ころからその番組を再生することができるからである。
【0050】以下、図1を参照して、装置100の各構
成要素を説明する。
【0051】放送受信部10は、映像および音声の放送
を受信する。放送受信部10は、通常、複数のチャンネ
ルの放送を受信できるように構成されている。放送受信
部10は、入力部14からのチャンネル選択信号に応じ
て、複数のチャンネルのうちの1つのチャンネルを選択
し、選択されたチャンネルに対応する映像および音声を
映像/音声記録部22と選択出力部50とに出力する。
チャンネル選択信号は、ライン101を介して入力部1
4から放送受信部10に入力される。
【0052】映像/音声記録部22は、放送受信部10
からの映像および音声を記憶部30のどこに記録するか
を記憶領域管理部31に問い合わせ、その問い合わせの
応答として、その映像および音声を記録する位置を示す
情報を得る。映像/音声記録部22は、記憶部30にお
いてその情報によって示される位置にその映像および音
声を記録する。このような位置情報は、記憶領域管理部
31によって決定され、後述するように、映像/音声再
生部40によって時間差再生が行われる際に参照され
る。この位置情報は、例えば、記録媒体上のアドレスで
あってよい。
【0053】映像/音声記録部22には、ライン102
を介して記録開始信号と記録終了信号と時間差再生終了
信号とが入力部14から入力される。映像/音声記録部
22は、記録開始信号に応答して記録動作を開始し、記
録終了信号または時間差再生終了信号に応答して記録動
作を終了する。
【0054】記憶部30は、映像および音声を記憶部3
0に記録する動作と並行して、記憶部30に記録された
映像および音声を再生する動作を実行する機能を有す
る。例えば、記憶部30は、互いに独立に駆動可能な記
録用ヘッドと再生用ヘッドとを有する光ディスク駆動装
置およびそのような複数のヘッドを有するハードディス
ク駆動装置であり得る。
【0055】図2は、記憶部30の具体的な構成例を示
す。記憶部30は、記録媒体110にデータを記録する
記録用ヘッド112と、記録媒体110に記録されたデ
ータを再生する再生用ヘッド114と、記録用ヘッド1
12を制御する記録用コントローラ116と、再生用ヘ
ッド114を制御する再生用コントローラ118とを有
している。
【0056】記録用コントローラ116は、映像/音声
記録部22から記録媒体110に書き込むべきデータと
そのデータを書き込むべき位置を示す情報(例えば、記
録媒体110上のアドレス)とを受け取る。記録用コン
トローラ116は、位置情報に基づいて記録用ヘッド1
12の位置を制御し、記録用ヘッド112を介してその
データを記録媒体110に書き込む。
【0057】再生用コントローラ118は、映像/音声
再生部40から記録媒体110から読み出すデータの位
置を示す情報(例えば、記録媒体110上のアドレス)
を受け取る。再生用コントローラ118は、位置情報に
基づいて再生用ヘッド114の位置を制御し、再生用ヘ
ッド114を介してその位置情報に対応するデータを記
録媒体110から読み出す。
【0058】このように、記録用コントローラ116と
再生用コントローラ118とは互いに独立に制御され
る。その結果、記録用ヘッド112と再生用ヘッド11
4とは互いに独立に制御される。これにより、映像およ
び音声を記録媒体110に記録する動作と並行して、記
録媒体110に記録された映像および音声を再生する動
作を実行することが可能となる。
【0059】図3は、記憶部30の他の具体的な構成例
を示す。記録部30は、調停部122と、ランダムアク
セスメモリ120とを有している。
【0060】調停部122は、映像/音声記録部22か
ら書き込み命令を受け取り、映像/音声再生部40から
読み出し命令を受け取る。調停部122は、書き込み命
令と読み出し命令とを調停することにより、ランダムア
クセスメモリ120に書き込み命令と読み出し命令とを
シーケンシャルに出力する。その結果、ランダムアクセ
スメモリ120に対して同時にアクセスすることが回避
される。ランダムアクセスメモリ120に対する書き込
み命令と読み出し命令のサイクルを十分に小さくするこ
とにより、ランダムアクセスメモリ120にデータを書
き込む動作とランダムアクセスメモリ120からデータ
を読み出す動作とが実質的に並行動作するとみなすこと
ができる。従って、このような構成によっても、映像お
よび音声を記憶部30に記録する動作と並行して、記憶
部30に記録された映像および音声を再生する動作を実
行することが可能となる。
【0061】図1を再び参照して、映像/音声再生部4
0は、記憶部30からの映像および音声を再生する。映
像/音声再生部40には、ライン103を介して再生開
始信号と再生終了信号と時間差再生開始信号と時間差再
生終了信号とが入力部14から入力される。
【0062】映像/音声再生部40は、再生開始信号と
再生終了信号とに応答して、通常の再生動作を開始し、
終了する。映像/音声再生部40は、時間差再生開始信
号に応答して、記録領域管理部31によって管理されて
いる映像および音声の位置情報を受け取り、その位置情
報に基づいて、映像および音声の再生を開始する。映像
/音声再生部40は、時間差再生終了信号に応答して再
生動作を終了する。
【0063】記憶領域管理部31は、記憶部30に記憶
された映像および音声の記憶領域を管理し、新たに記憶
される映像および音声の記録領域を決定する。具体的に
は、記憶領域管理部31は、映像および音声が記録され
た記憶部30における位置を示す情報(例えば、記録媒
体上のアドレス)を記憶するための領域Rを有してい
る。
【0064】記録開始信号が映像/音声記録部22に入
力されると、映像/音声記録部22は記録動作を開始す
る。映像/音声記録部22は、放送受信部10からの映
像および音声を記憶部30のどこに記録するかを記憶領
域管理部31に問い合わせ、その問い合わせの応答とし
て、その映像および音声を記録する位置を示す情報を得
る。記憶領域管理部31は、その映像および音声を記録
する位置を決定し、その位置を示す情報を領域Rに格納
する。
【0065】その記録動作の終了後、記録開始信号が、
再度、映像/音声記録部22に入力された場合には、新
たな位置情報が記憶領域管理部31内の領域Rに上書き
される。このように、記憶領域管理部31は、最新の位
置情報のみを保持する。
【0066】時間差再生開始信号が映像/音声再生部4
0に入力されると、映像/音声再生部40は、記憶領域
管理部31内の領域Rを参照して位置情報を読み出し、
その位置情報によって示される位置から映像および音声
の再生を開始する。
【0067】選択出力部50は、放送受信部10から出
力される映像および音声と映像/音声再生部40とから
出力される映像および音声のうち少なくとも一方を選択
的に出力する。選択出力部50は、放送受信部10の出
力と映像/音声再生部40の出力のうち一方のみを選択
的に出力してもよいし、放送受信部10の出力と映像/
音声再生部40の出力のそれぞれに優先順位をつけてそ
の両方を出力してもよい。
【0068】優先順位は、映像表示部60における映像
表示の態様あるいは音声出力部70における音声出力の
態様を決定するために使用される。例えば、選択出力部
50が放送受信部10の出力に優先順位「1」を付与
し、映像/音声再生部40の出力に優先順位「2」を付
与したと仮定する。この場合、映像表示部60は、例え
ば、放送受信部10から出力された映像をメイン画面に
表示し、映像/音声再生部40から出力された映像をサ
ブ画面に表示する。同様にして、映像表示部60は、優
先順位に従った任意の表示態様を採用し得る。音声出力
部70は、例えば、放送受信部10から出力された音声
を大音量で出力し、映像/音声再生部40から出力され
た音声を小音量で出力する。同様にして、音声出力部7
0は、優先順位に従った任意の出力態様を採用し得る。
【0069】選択出力部50における選択は、入力部1
4からライン104を介して入力される映像/音声選択
信号に応答してなされる。映像/音声選択信号は、ユー
ザが手動で放送受信部10からの出力と映像/音声再生
部40からの出力とを切り換えるために使用される。ま
た、選択出力部50における選択は、入力部14からラ
イン104を介して入力される時間差再生開始信号およ
び時間差再生終了信号に応答してなされる。
【0070】次に、図4(a)〜(d)を参照して、
「時間差再生」機能に関連する装置100の動作を説明
する。
【0071】図4(a)〜(d)は、放送受信部10の
出力(入力データ)と、記憶部30への入力(記録デー
タ)と、記憶部30の出力(再生データ)と、選択出力
部50の出力(出力データ)との間の時間的な関係を示
す。
【0072】図4(a)〜(d)において、番号づけら
れた矩形は、それぞれ、記録再生の1単位を示す。例え
ば、これらは、1フレームであってもよいし、1フィー
ルドであってもよい。また、これらは、アナログデータ
であるとデジタルデータであるとを問わない。
【0073】時刻T1において、記録開始信号が入力部
14から入力されると、その記録開始信号は、ライン1
02を介して映像/音声記録部22に供給される。その
結果、映像/音声記録部22は、記録動作を開始する。
これにより、入力データ(データ1、2、3、
4...)が記憶部30に順次記録される(図4(a)
および図4(b))。
【0074】時刻T2において、時間差再生開始信号が
入力部14から入力されると、その時間差再生開始信号
は、ライン103を介して映像/音声再生部40に供給
され、ライン104を介して選択出力部50に供給され
る。その結果、映像/音声再生部40は、記録データの
先頭から再生動作を開始する。これにより、時刻T2か
ら、記録データ(データ1,2,3,4...)が再生
データとして順次再生される(図4(c))。また、選
択出力部50は、少なくとも再生データが選択的に出力
されるように、それの出力を自動的に変更する。その結
果、少なくとも再生データが出力データとして選択出力
部50から出力される(図4(d))。
【0075】時刻T3において、時間差再生終了信号が
入力部14から入力されると、その時間差再生終了信号
は、ライン102を介して映像/音声記録部22に供給
され、ライン103を介して映像/音声再生部40に供
給され、ライン104を介して選択出力部50に供給さ
れる。その結果、映像/音声記録部22は、記録動作を
終了する。映像/音声再生部40は、再生動作を終了す
る。選択出力部50は、少なくとも時間差再生開始信号
が入力される直前の出力が選択的に出力されるように、
それの出力を自動的に変更する。
【0076】このように、時刻T2から時刻T3に至る
まで、記憶部30に映像および音声を記録する動作と並
行して、記憶部30に記憶された映像および音声を再生
する動作が実行される。
【0077】図4に示される動作の例では、データ9〜
12は、記憶部30に記録されている。しかし、データ
9〜12は、映像/音声再生部40によって再生されな
い。従って、図5に示すように、時刻T4において、記
録終了信号を入力部14から入力することにより、時刻
T4において映像/音声記録部22が記録動作を終了す
るようにしても、図4に示す動作と同一の動作が得られ
る。
【0078】このように、時刻T4において記録終了信
号を入力することにより、冗長なデータを記憶部30に
記録することを防止することができる。例えば、記録し
たい番組の長さが予めわかっている場合には、このよう
な記録終了信号をタイミングよく入力することが可能で
ある。
【0079】なお、記録開始信号と記録終了信号とは、
ユーザが手動で入力するようにしてもよいし、公知の留
守番録画機能を利用して、予めセットされた時刻に記録
開始信号と記録終了信号とが自動的に入力されるように
してもよい。
【0080】上述した実施の形態1では、従来から存在
する再生開始信号と再生終了信号とは別に、時間差再生
開始信号と時間差再生終了信号とが設けられている。こ
のような信号の生成を最も容易に実現する方法は、ユー
ザが再生開始命令および再生終了命令を入力部14に入
力した場合に、入力部14が再生開始信号および再生終
了信号を生成し、ユーザが時間差再生開始命令および時
間差再生終了命令を入力部14に入力した場合に、入力
部14が時間差再生開始信号および時間差再生終了信号
を生成する方法である。しかし、ユーザが、再生開始命
令と時間差再生開始命令とを区別し、再生終了命令と時
間差再生終了信号とを区別してそれらの命令を入力部1
4に入力することは、ユーザにとって煩雑であるかもし
れない。
【0081】装置100が記録動作状態であるか否かを
判定する状態判定部15(不図示)を装置100に追加
することにより、再生開始命令と時間差再生開始命令と
の区別と、再生終了命令と時間差再生終了命令との区別
とを不要にすることができる。
【0082】状態判定部15は、装置100が記録動作
状態であるか否かを判定する。このような判定は、例え
ば、入力部14から映像/音声記録部22に入力される
記録開始信号および記録終了信号を監視することによ
り、達成される。ユーザから再生開始命令が入力部14
に入力されると、入力部14は、装置100が記録動作
状態であるか否かの判定を状態判定部15に問い合わせ
る。状態判定部15は、その問い合わせに応答して判定
結果を入力部14に返す。その判定結果が「装置100
は記録動作状態ではない」旨である場合には、入力部1
4は、再生開始信号を生成する。その再生開始信号は、
映像/音声再生部40に供給される。その判定結果が
「装置100は記録動作状態である」旨である場合に
は、入力部14は、時間差再生開始信号を生成する。そ
の時間差再生開始信号は、映像/音声再生部40と選択
出力部50とに供給される。
【0083】また、状態判定部15は、再生開始信号と
時間差再生開始信号のうちいずれが最も最近に生成され
たかを判定する。このような判定は、例えば、入力部1
4によって生成される再生開始信号および時間差再生開
始信号を監視することにより、達成される。ユーザから
再生終了命令が入力部14に入力されると、入力部14
は、再生開始信号と時間差再生開始信号のうちいずれが
最も最近に生成されたかの判定を状態判定部15に問い
合わせる。状態判定部15は、その問い合わせに応答し
て判定結果を入力部14に返す。その判定結果が「再生
開始信号である」旨である場合には、入力部14は、再
生終了信号を生成する。その再生終了信号は、映像/音
声再生部40に供給される。その判定結果が「時間差再
生開始信号である」旨である場合には、入力部14は、
時間差再生終了信号を生成する。その時間差再生終了信
号は、映像/音声記録部22と映像/音声再生部40と
選択出力部50とに供給される。
【0084】このようにして、時間差再生開始命令と時
間差再生終了命令を使用することなく、図4および図5
に示す動作と同一の動作を得ることができる。なお、状
態判定部15は、入力部14に内蔵されていてもよい。
【0085】(実施の形態2)図6は、本発明による実
施の形態2の映像および音声を記録再生する装置200
の構成を示す。装置200の構成は、映像/音声圧縮部
21と映像/音声伸張部41とが追加されている点を除
いて、図1に示される装置100の構成と同一である。
従って、同一の構成要素には同一の参照番号を付し、そ
の説明を省略する。
【0086】映像/音声圧縮部21は、放送受信部10
から出力される映像および音声を所定の方法で圧縮す
る。映像/音声伸張部41は、映像/音声再生部40か
ら出力される映像および音声を所定の方法で伸張する。
圧縮方法および伸張方法としては、任意の方法を採用す
ることができる。例えば、MPEG1、MPEG2とい
う規格に基づく圧縮方法および伸張方法を採用してもよ
い。
【0087】実施の形態2によれば、実施の形態1と同
様の効果に加えて、放送受信部10の出力を圧縮するこ
とにより、記憶部30に記録するデータ量を削減するこ
とができる。これにより、実施の形態1に比較して、デ
ータ転送速度または記憶容量の小さい低価格の記憶デバ
イスを記憶部30として使用することが可能となる。ま
た、実施の形態2において、実施の形態1と同一の記憶
部30を使用する場合には、記憶部30の記録時間を大
幅に増大させることが可能となる。
【0088】(実施の形態3)図7は、本発明による実
施の形態3の映像および音声を記録再生する装置300
の構成を示す。装置300は、マルチチャンネルに対応
した「時間差再生」機能を有する。ここで、マルチチャ
ンネルに対応した「時間差再生」機能とは、放送中の複
数のチャンネルの番組の記録を継続しながらそれら番組
のうち複数のチャンネルの番組を最初から再生する機能
であると定義する。
【0089】以下、図7を参照して、装置300の各構
成要素を説明する。
【0090】Nチャンネル放送受信部12は、放送中の
N個のチャンネルの映像および音声を受信する。ここ
で、Nは正の整数である。
【0091】Mチャンネル選択部13は、入力部16か
らのチャンネル選択信号に応じて、N個のチャンネルの
うちM個のチャンネルを選択し、選択されたM個のチャ
ンネルに対応する映像および音声をMチャンネル映像/
音声記録部23に出力する。チャンネル選択信号は、ラ
イン301を介して入力部16からMチャンネル選択部
13に入力される。ここで、Mは正の整数であり、N≧
Mである。
【0092】Mチャンネル映像/音声記録部23は、M
チャンネル選択部13からのM個のチャンネルの映像お
よび音声を記憶部32のどこに記録するかを記憶領域管
理部33に問い合わせ、その問い合わせの応答として、
その映像および音声を記録する位置を示す情報を得る。
Mチャンネル映像/音声記録部23は、記憶部32にお
いてその情報によって示される位置にその映像および音
声を記録する。このような位置情報は、記憶領域管理部
33によって決定され、後述するように、Pチャンネル
映像/音声再生部42によって時間差再生が行われる際
に参照される。この位置情報は、例えば、記録媒体上の
アドレスであってよい。
【0093】Mチャンネル映像/音声記録部23には、
ライン302を介して記録開始信号と記録終了信号と時
間差再生終了信号とが入力部16から入力される。Mチ
ャンネル映像/音声記録部23は、記録開始信号に応答
して記録動作を開始し、記録終了信号または時間差再生
終了信号に応答して記録動作を終了する。
【0094】記憶部32は、映像および音声を記憶部3
2に記録する動作と並行して、記憶部32に記録された
映像および音声を再生する動作を実行する機能を有す
る。例えば、記憶部32は、互いに独立に駆動可能なM
個の記録用ヘッドとP個の再生用ヘッドとを有する光デ
ィスク駆動装置およびそのような複数のヘッドを有する
ハードディスク駆動装置であり得る。あるいは、記憶部
32は、ランダムアクセス可能な半導体メモリであって
もよい。記憶部32は、図2および図3を参照して説明
した記憶部30と同様にして構成され得る。
【0095】Pチャンネル映像/音声再生部42は、入
力部16からのチャンネル選択信号に応じて、記憶部3
2に記録されている複数のチャンネルのうちP個のチャ
ンネルを選択し、選択されたP個のチャンネルに対応す
る映像および音声を再生する。そのP個のチャンネル
は、現在記録中のM個のチャンネルの他、以前に記憶部
30に記録されたチャンネルから選択されてもよい。チ
ャンネル選択信号は、ライン303を介して入力部16
からPチャンネル映像/音声再生部42に入力される。
ここで、Pは正の整数である。
【0096】Pチャンネル映像/音声再生部42には、
ライン303を介して再生開始信号と再生終了信号と時
間差再生開始信号と時間差再生終了信号とが入力部16
から入力される。
【0097】Pチャンネル映像/音声再生部42は、再
生開始信号と再生終了信号とに応答して、P個のチャン
ネルの再生動作を開始し、終了する。Pチャンネル映像
/音声再生部42は、時間差再生開始信号に応答して、
記憶領域管理部33によって管理されている映像および
音声の位置情報を受け取り、その位置情報に基づいて、
P個のチャンネルの映像および音声の再生を開始する。
Pチャンネル映像/音声再生部42は、時間差再生終了
信号に応答してPチャンネルの再生動作を終了する。
【0098】記憶領域管理部33は、記憶部32に記憶
された複数のチャンネルの映像および音声の記憶領域を
管理し、新たに記憶される映像および音声の記録領域を
決定する。具体的には、記憶領域管理部33は、複数の
チャンネルの映像および音声が記録された記憶部32に
おける位置を示す情報(例えば、記録媒体上のアドレ
ス)を記憶するための領域R1〜RM+Kを有している。
【0099】記録開始信号がMチャンネル映像/音声記
録部23に入力されると、Mチャンネル映像/音声記録
部23はM個のチャンネルの記録動作を開始する。Mチ
ャンネル映像/音声記録部23は、Mチャンネル選択部
13からのM個のチャンネルの映像および音声を記憶部
32のどこに記録するかを記憶領域管理部33に問い合
わせ、その問い合わせの応答として、その映像および音
声を記録する位置を示す情報を得る。記憶領域管理部3
3は、その映像および音声を記録する位置を決定し、そ
の位置を示す情報を領域R1〜RM+Kに格納する。
【0100】その記録動作の終了後、記録開始信号が、
再度、Mチャンネル映像/音声記録部23に入力された
場合には、新たな位置情報が記憶領域管理部33内の領
域R1〜RM+Kに上書きされる。このように、記憶領域管
理部33は、最新の位置情報のみを保持する。
【0101】時間差再生信号がPチャンネル映像/音声
再生部42に入力されると、Pチャンネル映像/音声再
生部42は、記憶領域管理部33内の領域R1〜RM+K
うちP個の領域を参照して位置情報を読み出し、その位
置情報によって示される位置からP個のチャンネルの映
像および音声の再生を開始する。
【0102】選択出力部51は、Nチャンネル放送受信
部12から出力されるN個のチャンネルの映像および音
声とPチャンネル映像/音声再生部42とから出力され
るP個のチャンネルの映像および音声のうちQ個のチャ
ンネルの映像と1個のチャンネルの音声を少なくとも選
択的に出力する。ここで、Qは正の整数であり、N+P
≧Qである。選択出力部51は、Nチャンネル放送受信
部12の出力とPチャンネル映像/音声再生部42の出
力のうちQ個のチャンネルの映像と1個のチャンネルの
音声のみを選択的に出力してもよいし、Nチャンネル放
送受信部12の出力とPチャンネル映像/音声再生部4
2の出力のそれぞれに優先順位をつけてその両方を出力
してもよい。優先順位は、映像表示部61における映像
表示の態様あるいは音声出力部71における音声出力の
態様を決定するために使用される。例えば、選択出力部
51がNチャンネル放送受信部12の出力に優先順位
「P1〜PN」を付与し、Pチャンネル映像/音声再生部
42の出力に優先順位「PN+1〜PN+P」を付与したと仮
定する。この場合、映像表示部61は、例えば、優先順
位「Pi」を有する映像を優先順位「Pi」に比例した面
積を有する画面に表示する。同様にして、映像表示部6
1は、優先順位に従った任意の表示態様を採用し得る。
音声出力部71は、例えば、優先順位「Pi」を有する
音声を優先順位「Pi」に比例した音量で出力する。こ
こで、i=1,2,3,...,N+Pである。同様に
して、音声出力部71は、優先順位に従った任意の出力
態様を採用し得る。ただし、音声出力部71は、選択さ
れた1つの音声以外の音量をゼロとすることが好まし
い。複数の音声の混同を防止するためである。
【0103】選択出力部51における選択は、入力部1
6からライン304を介して入力される映像/音声選択
信号に応答してなされる。映像/音声選択信号は、ユー
ザが手動でNチャンネル放送受信部12からの出力とP
チャンネル映像/音声再生部42からの出力とを切り換
えるために使用される。また、選択出力部51における
選択は、入力部16からライン304を介して入力され
る時間差再生開始信号および時間差再生終了信号に応答
してなされる。
【0104】(実施の形態4)図8は、本発明による実
施の形態4の映像および音声を記録再生する装置400
の構成を示す。装置400の構成は、Mチャンネル映像
/音声圧縮部24とPチャンネル映像/音声伸張部44
とが追加されている点を除いて、図7に示される装置3
00の構成と同一である。従って、同一の構成要素には
同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
【0105】Mチャンネル映像/音声圧縮部24は、M
チャンネル選択部13から出力されるM個のチャンネル
の映像および音声を所定の方法で圧縮する。Pチャンネ
ル映像/音声伸張部44は、Pチャンネル映像/音声再
生部42から出力されるP個のチャンネルの映像および
音声を所定の方法で伸張する。圧縮方法および伸張方法
としては、任意の方法を採用することができる。例え
ば、MPEG1、MPEG2という規格に基づく圧縮方
法および伸張方法を採用してもよい。
【0106】実施の形態4によれば、実施の形態3と同
様の効果に加えて、Mチャンネル選択部13の出力を圧
縮することにより、記憶部32に記録するデータ量を削
減することができる。これにより、実施の形態3に比較
して、データ転送速度または記憶容量の小さい低価格の
記憶デバイスを記憶部32として使用することが可能と
なる。また、実施の形態4において、実施の形態3と同
一の記憶部32を使用する場合には、記憶部32の記録
時間を大幅に増大させることが可能となる。
【0107】(実施の形態5)図9は、本発明による実
施の形態5の映像および音声を記録再生する装置500
の構成を示す。装置500は、「時間差早送り再生」機
能を有する。ここで、「時間差早送り再生」機能とは、
放送中のある番組の視聴を中断する時点からその番組の
記録を開始し、後にその番組の視聴を中断した時点から
記録された映像および音声を早送り再生し、早送り再生
された映像および音声が放送中の映像および音声に追い
ついた時点で早送り再生を自動的に停止し、放送中のそ
の番組に自動的に切り替える機能という。例えば、放送
中のある番組の視聴を中断せざるを得ない場合におい
て、後にその番組の視聴を中断したところからその番組
の視聴を再開したい場合に、「時間差早送り再生」機能
は有用である。
【0108】装置500の構成は、タイムコード発生部
11とコマ落とし部20とタイムコード比較部52とが
追加されている点を除いて、図1に示される装置100
の構成と同一である。従って、同一の構成要素には同一
の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0109】タイムコード発生部11は、タイムコード
を発生させ、そのタイムコードを放送受信部10から出
力される映像および音声の1単位に付加する。映像およ
び音声がデジタルデータである場合には、そのデジタル
データにタイムコードを示す複数のビットを追加するこ
とにより、タイムコードの付加が達成される。映像およ
び音声がアナログデータである場合には、例えば、フレ
ーム間の垂直帰線期間中にタイムコードを示すアナログ
信号を挿入することにより、タイムコードの付加が達成
される。ここで、タイムコードとは、時刻を識別するた
めの情報をいう。また、映像および音声の1単位とは、
記録再生のための1単位をいう。記録再生のための1単
位は、例えば、1フレームであってもよいし、1フィー
ルドであってもよい。なお、本実施の形態では、「映像
および音声」というときは、特に断らない限り、タイム
コードが付加された映像および音声を意味するものとす
る。
【0110】コマ落とし部20は、タイムコードが付加
された映像および音声から所定の比率で映像および音声
を間引く。その所定の比率は、ライン105を介して入
力部14からコマ落とし部20に入力される。例えば、
その所定の比率が50%である場合には、コマ落とし部
20は、放送受信部10から出力される映像および音声
の2単位のうち1単位を間引く。このような間引きの単
位は、1フレームであってもよいし、1フィールドであ
ってもよい。このようにして、コマ落とし部20によっ
て間引かれた映像および音声が映像/音声記録部22に
供給される。その結果、映像/音声記録部22は、間引
かれた映像および音声を記憶部30に記録する。
【0111】映像/音声再生部40は、記憶部30に記
録された映像および音声を再生する。上述したように、
記憶部30に記録された映像および音声は、コマ落とし
部20によって間引かれたものである。映像/音声再生
部40は、間引かれた音声が正常な音声として人間が認
識できるように、間引かれた音声に信号処理を施す。そ
の信号処理は、例えば、無音区間を短縮したり、再生さ
れた音声を滑らかにつなぎあわせたりする処理であり、
いずれも周知の処理である。
【0112】タイムコード比較部52は、放送受信部1
0から出力される映像および音声のタイムコードTC1
と映像/音声再生部40から出力される映像および音声
のタイムコードTC2とを比較する。タイムコードTC
2によって示される時刻がタイムコードTC1によって
示される時刻に一致するか、もしくは、タイムコードT
C1によって示される時刻より後になった場合には、タ
イムコード比較部52は、映像/音声再生部40の再生
動作を停止させ、映像/音声記録部22の記録動作を停
止させ、選択出力部50における選択を変更する。
【0113】選択出力部50は、放送受信部10から出
力される映像および音声と映像/音声再生部40から出
力される映像および音声のうち少なくとも一方を選択的
に出力する。選択出力部50における選択は、タイムコ
ード比較部52から入力される映像/音声選択信号に応
答してなされる。映像/音声選択信号は、早送り再生さ
れた映像および音声が放送中の映像および音声に追いつ
いた場合に、映像/音声再生部40から出力される映像
および音声を放送受信部10から出力される映像および
音声に切り替えるために使用される。また、選択出力部
50における選択は、入力部14からライン104を介
して入力される時間差早送り再生開始信号に応答してな
される。
【0114】次に、図10(a)〜(d)を参照して、
「時間差早送り再生」機能に関連する装置500の動作
を説明する。
【0115】図10(a)〜(d)は、放送受信部10
の出力(入力データ)と、記憶部30への入力(記録デ
ータ)と、記憶部30の出力(再生データ)と、選択出
力部50の出力(出力データ)との間の時間的な関係を
示す。
【0116】図10(a)〜(d)において、番号づけ
られた矩形は、それぞれ、記録再生の1単位を示す。例
えば、これらは、1フレームであってもよいし、1フィ
ールドであってもよい。また、これらは、アナログデー
タであるとデジタルデータであるとを問わない。その番
号づけられた矩形の上に、その矩形によって表されるデ
ータに付加されたタイムコードが示されている。
【0117】時刻T1において、記録開始信号が入力部
14から入力されると、その記録開始信号は、ライン1
02を介して映像/音声記録部22に供給される。その
結果、映像/音声記録部22は、記録動作を開始する。
映像/音声記録部22には、コマ落とし部20によって
間引きされた入力データ(データ5、7、9、1
1...)が供給される。従って、コマ落とし部20に
よって間引きされた入力データが記憶部30に順次記録
される(図10(a)および図10(b))。
【0118】時刻T2において、時間差早送り再生開始
信号が入力部14から入力されると、その時間差早送り
再生開始信号は、ライン103を介して映像/音声再生
部40に供給され、ライン104を介して選択出力部5
0に供給される。その結果、映像/音声再生部40は、
記録データの先頭から再生動作を開始する。これによ
り、時刻T2から、記録データ(データ5,7,9,1
1...)が再生データとして順次再生される(図10
(c))。この再生動作と並行して、映像/音声記録部
22は記録動作を継続する。また、選択出力部50は、
時間差早送り再生開始信号に応答して、再生データを優
先的に表示するように、入力データに対応する優先順位
と再生データに対応する優先順位とを自動的に変更す
る。その結果、再生データが出力データとして優先的に
選択出力部50から出力される(図10(d))。
【0119】期間P1においては、放送受信部10から
出力される映像および音声のタイムコードTC1によっ
て示される時刻より映像/音声再生部40から出力され
る映像および音声のタイムコードTC2によって示され
る時刻の方が前である。その結果、映像/音声記録部2
2は、記録動作を継続し、映像/音声再生部40は、再
生動作を継続する。
【0120】時刻T3において、早送り再生された映像
および音声が放送中の映像および音声に追いつく。図1
0(b)および(c)に示す例では、時刻T3におい
て、タイムコードTC1によって示される時刻(01
3)がタイムコードTC2によって示される時刻(01
3)に一致する。この場合、タイムコード比較部52
は、記録終了信号を映像/音声記録部22に送り、再生
終了信号を映像/音声再生部40に送り、映像/音声選
択信号を選択出力部50に送る。その結果、映像/音声
記録部22は、記録終了信号に応答して記録動作を終了
する。映像/音声再生部40は、再生終了信号に応答し
て再生動作を終了する。選択出力部50は、映像/音声
選択信号に応答して、入力データを優先的に表示するよ
うに、入力データに対応する優先順位と再生データに対
応する優先順位とを自動的に変更する。その結果、入力
データが出力データとして優先的に選択出力部50から
出力される(図10(d))。
【0121】このように、時刻T2から時刻T3に至る
まで、記憶部30に映像および音声を記録する動作と並
行して、記憶部30に記憶された映像および音声を再生
する動作が実行される。
【0122】(実施の形態6)図11は、本発明による
実施の形態6の映像および音声を記録再生する装置60
0の構成を示す。装置600の構成は、映像/音声圧縮
部21と映像/音声伸張部41とが追加されている点を
除いて、図9に示される装置500の構成と同一であ
る。従って、同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0123】映像/音声圧縮部21は、コマ落とし部2
0によって間引かれた映像および音声を所定の方法で圧
縮する。映像/音声伸張部41は、映像/音声再生部4
0から出力される映像および音声を所定の方法で伸張す
る。圧縮方法および伸張方法としては、任意の方法を採
用することができる。例えば、MPEG1、MPEG2
という規格に基づく圧縮方法および伸張方法を採用して
もよい。
【0124】実施の形態6によれば、実施の形態5と同
様の効果に加えて、コマ落とし部20の出力を圧縮する
ことにより、記憶部30に記録するデータ量を削減する
ことができる。これにより、実施の形態5に比較して、
データ転送速度または記憶容量の小さい低価格の記憶デ
バイスを記憶部30として使用することが可能となる。
また、実施の形態6において、実施の形態5と同一の記
憶部30を使用する場合には、記憶部30の記録時間を
大幅に増大させることが可能となる。
【0125】(実施の形態7)図12は、本発明による
実施の形態7の映像および音声を記録再生する装置70
0の構成を示す。装置700の構成は、映像/音声記録
部22の前のコマ落とし部20が削除され、映像/音声
再生部40の後にコマ落とし部45が追加されている点
を除いて、図9に示される装置500の構成と同一であ
る。従って、同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0126】装置700によれば、記録動作において間
引き処理は行われない。その結果、記憶部30には、間
引きされることなく放送受信部10の出力が記録され
る。再生動作において、コマ落とし部45は、映像/音
声再生部40によって再生された映像および音声から所
定の比率で映像および音声を間引く。その所定の比率
は、ライン106を介して入力部14からコマ落とし部
45に入力される。例えば、その所定の比率が50%で
ある場合には、コマ落とし部45は、映像/音声再生部
40から出力される映像および音声の2単位のうち1単
位を間引く。このような間引きの単位は、1フレームで
あってもよいし、1フィールドであってもよい。このよ
うにして、コマ落とし部45によって間引かれた映像お
よび音声がタイムコード比較部52に供給される。
【0127】実施の形態7によれば、実施の形態5と同
様の効果に加えて、映像および音声の間引き処理を再生
時に行うことにより、再生時に再生速度を自由に設定
し、もしくは、変更することができる。このことは、ユ
ーザのニーズに沿った再生を容易にする。
【0128】(実施の形態8)図13は、本発明による
実施の形態8の映像および音声を記録再生する装置80
0の構成を示す。装置800の構成は、映像/音声圧縮
部21が追加され、コマ落とし部45が映像/音声伸張
部41とコマ落とし部46との組に置換されている点を
除いて、図12に示される装置700の構成と同一であ
る。従って、同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。
【0129】映像/音声圧縮部21は、放送受信部10
から出力される映像および音声を所定の方法で圧縮す
る。映像/音声伸張部41は、映像/音声再生部40か
ら出力される映像および音声を所定の方法で伸張する。
コマ落とし部46は、映像/音声伸張部41と協調し間
引き処理を行う。例えば、圧縮方法としてMPEG1、
MPEG2のようにフレーム間/フィールド間符号化を
行う圧縮方法が採用される場合には、コマ落とし部46
の機能と映像/音声伸張部41の機能は、Iフレームの
みを伸張して出力することにより達成される。Iフレー
ムのみを伸張して出力することにより、伸張とコマ落と
し(間引き)とを同時に行うことができるからである。
これにより、効率的なコマ落とし(間引き)が可能とな
る。
【0130】実施の形態8によれば、実施の形態7と同
様の効果に加えて、放送受信部10の出力を圧縮するこ
とにより、記憶部30に記録するデータ量を削減するこ
とができる。これにより、実施の形態7に比較して、デ
ータ転送速度または記憶容量の小さい低価格の記憶デバ
イスを記憶部30として使用することが可能となる。ま
た、実施の形態8において、実施の形態7と同一の記憶
部30を使用する場合には、記憶部30の記録時間を大
幅に増大させることが可能となる。
【0131】(実施の形態9)図14は、本発明による
実施の形態9の映像および音声を記録再生する装置90
0の構成を示す。装置900の構成は、映像/音声記録
部22の前にコマ落とし部20が追加されている点を除
いて、図12に示される装置700の構成と同一であ
る。従って、同一の構成要素には同一の参照番号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0132】装置900によれば、記録動作においても
再生動作においても、間引き処理が行われる。
【0133】コマ落とし部20は、記録動作において、
放送受信部10から出力された映像および音声から所定
の比率で映像を間引く。その所定の比率は、ライン10
5を介して入力部14からコマ落とし部45に入力され
る。記憶部30には、コマ落とし部20によって間引き
された映像および音声が記録される。
【0134】コマ落とし部45は、再生動作において、
映像/音声再生部40によって再生された映像および音
声から所定の比率で映像および音声を間引く。その所定
の比率は、ライン106を介して入力部14からコマ落
とし部45に入力される。タイムコード比較部52に
は、コマ落とし部45によって間引かれた映像および音
声が供給される。コマ落とし部20における間引き比率
とコマ落とし部45における間引き比率とは独立に調整
され得る。
【0135】実施の形態9によれば、実施の形態7と同
様の効果に加えて、間引きされた映像および音声を記憶
部30に記録することにより、記憶部30に記録するデ
ータ量を削減することができる。これにより、実施の形
態7に比較して、データ転送速度または記憶容量の小さ
い低価格の記憶デバイスを記憶部30として使用するこ
とが可能となる。また、実施の形態9において、実施の
形態7と同一の記憶部30を使用する場合には、記憶部
30の記録時間を大幅に増大させることが可能となる。
【0136】(実施の形態10)図15は、本発明によ
る実施の形態10の映像および音声を記録再生する装置
1000の構成を示す。装置1000の構成は、映像/
音声圧縮部21が追加され、コマ落とし部45が映像/
音声伸張部41とコマ落とし部46との組に置換されて
いる点を除いて、図14に示される装置900の構成と
同一である。従って、同一の構成要素には同一の参照番
号を付し、その説明を省略する。
【0137】映像/音声圧縮部21は、放送受信部10
から出力される映像および音声を所定の方法で圧縮す
る。映像/音声伸張部41は、映像/音声再生部40か
ら出力される映像および音声を所定の方法で伸張する。
コマ落とし部46は、映像/音声伸張部41と協調し間
引き処理を行う。例えば、圧縮方法としてMPEG1、
MPEG2のようにフレーム間/フィールド間符号化を
行う圧縮方法が採用される場合には、コマ落とし部46
の機能と映像/音声伸張部41の機能は、Iフレームの
みを伸張して出力することにより達成される。Iフレー
ムのみを伸張して出力することにより、伸張とコマ落と
し(間引き)とを同時に行うことができるからである。
これにより、効率的なコマ落とし(間引き)が可能とな
る。
【0138】実施の形態10によれば、実施の形態9と
同様の効果に加えて、放送受信部10の出力を圧縮する
ことにより、記憶部30に記録するデータ量を削減する
ことができる。これにより、実施の形態9に比較して、
データ転送速度または記憶容量の小さい低価格の記憶デ
バイスを記憶部30として使用することが可能となる。
また、実施の形態10において、実施の形態9と同一の
記憶部30を使用する場合には、記憶部30の記録時間
を大幅に増大させることが可能となる。
【0139】上述した実施の形態1〜10において、す
べての構成要素は、物理的なデバイスによって実現され
得る。しかし、それらの構成要素の機能をCPUによっ
て制御可能なソフトウェアによって実現することも可能
である。特に、当業者であれば、放送受信部10と記憶
部30以外の構成要素の機能はソフトウェアによって容
易に実現できることを理解するだろう。
【0140】
【発明の効果】本発明によれば、放送中の番組の記録を
継続しながらその番組の最初から再生する「時間差再
生」機能を実現することができる。これにより、放送中
のある番組の視聴を中断せざるを得ない場合において、
後にその番組の視聴を中断したところからその番組の視
聴を再開することが可能となる。このような「時間差再
生」機能をマルチチャンネルに対応して実現することも
可能である。
【0141】また、本発明によれば、「時間差早送り再
生」機能を実現することができる。これにより、放送中
のある番組の視聴を中断せざるを得ない場合において、
後にその番組の視聴を中断したところからその番組の視
聴を再開することが可能となる。記録時にデータの間引
きを行うことにより、記憶部30に記録するデータ量を
削減することができる。再生時にデータの間引きを行う
ことにより、再生時に再生速度を自由に設定し、もしく
は、変更することができる。このことは、ユーザのニー
ズに沿った再生を容易にする。
【0142】また、記録時にデータを圧縮し、再生時に
データを伸張することにより、記憶部30に記録するデ
ータ量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1の映像および音声を
記録再生する装置100の構成を示す図である。
【図2】装置100における記憶部30の具体的な構成
例を示す図である。
【図3】装置100における記憶部30の他の具体的な
構成例を示す図である。
【図4】(a)〜(d)は、「時間差再生」機能に関連
する装置100の動作を示すタイムチャートである。
【図5】(a)〜(d)は、「時間差再生」機能に関連
する装置100の他の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図6】本発明による実施の形態2の映像および音声を
記録再生する装置200の構成を示す図である。
【図7】本発明による実施の形態3の映像および音声を
記録再生する装置300の構成を示す図である。
【図8】本発明による実施の形態4の映像および音声を
記録再生する装置400の構成を示す図である。
【図9】本発明による実施の形態5の映像および音声を
記録再生する装置500の構成を示す図である。
【図10】(a)〜(d)は、「時間差早送り再生」機
能に関連する装置500の他の動作を示すタイムチャー
トである。
【図11】本発明による実施の形態6の映像および音声
を記録再生する装置600の構成を示す図である。
【図12】本発明による実施の形態7の映像および音声
を記録再生する装置700の構成を示す図である。
【図13】本発明による実施の形態8の映像および音声
を記録再生する装置800の構成を示す図である。
【図14】本発明による実施の形態9の映像および音声
を記録再生する装置900の構成を示す図である。
【図15】本発明による実施の形態10の映像および音
声を記録再生する装置1000の構成を示す図である。
【図16】映像および音声を記録再生する従来の装置の
構成を示す図である。
【符号の説明】
10 放送受信部 11 タイムコード発生部 12 Nチャンネル放送受信部 13 Mチャンネル選択部 14、16 入力部 20 コマ落とし部 21 映像/音声圧縮部 22 映像/音声記録部 23 Mチャンネル映像/音声記録部 24 Mチャンネル映像/音声圧縮部 30、32 記憶部 31、33 記憶領域管理部 40 映像/音声再生部 41 映像/音声伸張部 42 Pチャンネル映像/音声再生部 44 Pチャンネル映像/音声伸張部 45、46 コマ落とし部 50、51 選択出力部 52 タイムコード比較部 60、61 映像表示部 70、71 音声出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/937 H04N 5/93 C G11B 27/00 D

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録再生する装置であって、 入力データを受信する受信手段と、 該入力データを記録媒体に記録する記録手段と、 該記録媒体に記録された該入力データの位置を示す情報
    を管理する管理手段と、 該入力データを該記録媒体に記録している間に、該管理
    手段によって管理された情報に基づいて、該記録媒体に
    記録されたデータを再生する再生手段と、 該入力データと該再生手段によって再生されたデータの
    うち少なくとも一方を選択的に出力する選択出力手段と
    を備えた装置。
  2. 【請求項2】 前記入力データを圧縮する圧縮手段と、
    前記再生手段によって再生されたデータを伸張する伸張
    手段とをさらに備えている、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記選択出力手段は、前記入力データと
    前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する
    手段を備えており、前記装置は、前記選択出力手段の出
    力を所定の態様で表示する表示手段であって、該所定の
    態様は、該優先順位に応じて変更される表示手段をさら
    に備えている、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 複数のチャンネルのデータを記録再生す
    る装置であって、 N個のチャンネルの入力データを受信する受信手段と、 N個のチャンネルのうちM個のチャンネルを選択する第
    1選択手段と、 該第1選択手段によって選択されたM個のチャンネルの
    入力データを記録媒体に記録する記録手段と、 該記録媒体に記録された該M個のチャンネルの入力デー
    タの位置を示す情報を管理する管理手段と、 該記録媒体に記録された複数のチャンネルのうちP個の
    チャンネルを選択する第2選択手段と、 該M個のチャンネルの入力データを該記録媒体に記録し
    ている間に、該管理手段によって管理された情報に基づ
    いて、該記録媒体に記録された複数のチャンネルのうち
    該第2選択手段によって選択されたP個のチャンネルの
    データを再生する再生手段と、 該N個のチャンネルの入力データと該再生手段によって
    再生されたP個のチャンネルのデータのうち少なくとも
    1つを選択的に出力する選択出力手段とを備えており、
    N、M、Pは正の整数であり、N≧Mである装置。
  5. 【請求項5】 前記入力データを圧縮する圧縮手段と、
    前記再生手段によって再生されたデータを伸張する伸張
    手段とをさらに備えている、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記選択出力手段は、前記入力データと
    前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与する
    手段を備えており、前記装置は、前記選択出力手段の出
    力を所定の態様で表示する表示手段であって、該所定の
    態様は、該優先順位に応じて変更される表示手段をさら
    に備えている、請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 データを記録再生する装置であって、 入力データを受信する受信手段と、 タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入力デー
    タに付与するタイムコード発生手段と、 該タイムコード付きの入力データを所定の比率で間引く
    間引き手段と、 該間引き手段によって間引かれた該タイムコード付きの
    入力データを記録媒体に記録する記録手段と、 該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入力デー
    タの位置を示す情報を管理する管理手段と、 該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に記録し
    ている間に、該管理手段によって管理された情報に基づ
    いて、該記録媒体に記録されたタイムコード付きデータ
    を再生する再生手段と、 該入力データのタイムコードと該再生手段によって再生
    されたデータのタイムコードとを比較する比較手段と、 該比較手段による比較結果に応じて、該入力データと該
    再生手段によって再生されたデータのうち少なくとも一
    方を選択的に出力する選択出力手段とを備えた装置。
  8. 【請求項8】 前記間引き手段によって間引かれたタイ
    ムコード付きの入力データを圧縮する圧縮手段と、前記
    再生手段によって再生されたタイムコード付きのデータ
    を伸張する伸張手段とをさらに備えている、請求項7に
    記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記選択出力手段は、前記タイムコード
    付き入力データと前記再生されたタイムコード付きデー
    タのそれぞれに優先順位を付与する手段を備えており、
    前記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様で表
    示する表示手段であって、該所定の態様は、該優先順位
    に応じて変更される表示手段をさらに備えている、請求
    項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 データを記録再生する装置であって、 入力データを受信する受信手段と、 タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入力デー
    タに付与するタイムコード発生手段と、 該タイムコード付きの入力データを記録媒体に記録する
    記録手段と、 該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入力デー
    タの位置を示す情報を管理する管理手段と、 該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に記録し
    ている間に、該管理手段によって管理された情報に基づ
    いて、該記録媒体に記録されたタイムコード付きのデー
    タを再生する再生手段と、 該再生手段によって再生された該タイムコード付きデー
    タを所定の比率で間引く間引き手段と、 該入力データのタイムコードと該間引き手段によって間
    引かれたデータのタイムコードとを比較する比較手段
    と、 該比較手段による比較結果に応じて、該入力データと該
    間引き手段によって間引かれたデータのうち少なくとも
    一方を選択的に出力する選択出力手段とを備えた装置。
  11. 【請求項11】 前記タイムコード付きの入力データを
    圧縮する圧縮手段と、前記再生手段によって再生された
    タイムコード付きのデータを伸張する伸張手段とをさら
    に備えている、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記選択出力手段は、前記タイムコー
    ド付き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデ
    ータのそれぞれに優先順位を付与する手段を備えてお
    り、前記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様
    で表示する表示手段であって、該所定の態様は、該優先
    順位に応じて変更される表示手段をさらに備えている、
    請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 データを記録再生する装置であって、 入力データを受信する受信手段と、 タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入力デー
    タに付与するタイムコード発生手段と、 該タイムコード付きの入力データを第1の比率で間引く
    第1間引き手段と、 該第1間引き手段によって間引かれたタイムコード付き
    の入力データを記録媒体に記録する記録手段と、 該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入力デー
    タの位置を示す情報を管理する管理手段と、 該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に記録し
    ている間に、該管理手段によって管理された情報に基づ
    いて、該記録媒体に記録されたタイムコード付きのデー
    タを再生する再生手段と、 該再生手段によって再生された該タイムコード付きデー
    タを第2の比率で間引く第2間引き手段と、 該入力データのタイムコードと該第2間引き手段によっ
    て間引かれたデータのタイムコードとを比較する比較手
    段と、 該比較手段による比較結果に応じて、該入力データと該
    第2間引き手段によって間引かれたデータのうち少なく
    とも一方を選択的に出力する選択出力手段とを備えた装
    置。
  14. 【請求項14】 前記第1間引き手段によって間引かれ
    たタイムコード付きの入力データを圧縮する圧縮手段
    と、前記再生手段によって再生されたタイムコード付き
    のデータを伸張する伸張手段とをさらに備えている、請
    求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記選択出力手段は、前記タイムコー
    ド付き入力データと前記間引かれたタイムコード付きデ
    ータのそれぞれに優先順位を付与する手段を備えてお
    り、前記装置は、前記選択出力手段の出力を所定の態様
    で表示する表示手段であって、該所定の態様は、該優先
    順位に応じて変更される表示手段をさらに備えている、
    請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 データを記録再生する方法であって、 (a)入力データを受信するステップと、 (b)該入力データを記録媒体に記録するステップと、 (c)該記録媒体に記録された該入力データの位置を示
    す情報を管理するステップと、 (d)該入力データを該記録媒体に記録している間に、
    ステップ(c)において管理された情報に基づいて、該
    記録媒体に記録されたデータを再生するステップと、 (e)該入力データとステップ(d)において再生され
    たデータのうち少なくとも一方を選択的に出力するステ
    ップと、 を包含する方法。
  17. 【請求項17】 前記入力データを圧縮するステップ
    と、前記再生されたデータを伸張するステップとをさら
    に包含している、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップ(e)は、前記入力デー
    タと前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与
    するステップを包含しており、前記方法は、前記ステッ
    プ(e)における選択的な出力を所定の態様で表示する
    ステップであって、該所定の態様は、該優先順位に応じ
    て変更されるステップをさらに包含している、請求項1
    6に記載の方法。
  19. 【請求項19】 複数のチャンネルのデータを記録再生
    する方法であって、 (a)N個のチャンネルの入力データを受信するステッ
    プと、 (b)N個のチャンネルのうちM個のチャンネルを選択
    するステップと、 (c)ステップ(b)において選択されたM個のチャン
    ネルの入力データを記録媒体に記録するステップと、 (d)該記録媒体に記録された該M個のチャンネルの入
    力データの位置を示す情報を管理するステップと、 (e)該記録媒体に記録された複数のチャンネルのうち
    P個のチャンネルを選択するステップと、 (f)該M個のチャンネルの入力データを該記録媒体に
    記録している間に、ステップ(d)において管理された
    情報に基づいて、該記録媒体に記録された複数のチャン
    ネルのうちステップ(e)において選択されたP個のチ
    ャンネルのデータを再生するステップと、 (g)該N個のチャンネルの入力データと該再生された
    P個のチャンネルのデータのうち少なくとも1つを選択
    的に出力するステップとを包含しており、N、M、Pは
    正の整数であり、N≧Mである方法。
  20. 【請求項20】 前記入力データを圧縮するステップ
    と、前記再生されたデータを伸張するステップとをさら
    に包含している、請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ステップ(g)は、前記入力デー
    タと前記再生されたデータのそれぞれに優先順位を付与
    するステップを包含しており、前記方法は、前記ステッ
    プ(g)における選択的な出力を所定の態様で表示する
    ステップであって、該所定の態様は、該優先順位に応じ
    て変更されるステップをさらに包含している、請求項1
    9に記載の方法。
  22. 【請求項22】 データを記録再生する方法であって、 (a)入力データを受信するステップと、 (b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入
    力データに付与するステップと、 (c)該タイムコード付きの入力データを所定の比率で
    間引くステップと、 (d)ステップ(c)において間引かれた該タイムコー
    ド付きの入力データを記録媒体に記録するステップと、 (e)該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入
    力データの位置を示す情報を管理するステップと、 (f)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
    記録している間に、ステップ(e)において管理された
    情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
    付きデータを再生するステップと、 (g)該入力データのタイムコードとステップ(f)に
    おいて再生されたデータのタイムコードとを比較するス
    テップと、 (h)ステップ(g)における比較結果に応じて、該入
    力データと該再生されたデータのうち少なくとも一方を
    選択的に出力するステップとを包含する方法。
  23. 【請求項23】 前記ステップ(c)において間引かれ
    たタイムコード付きの入力データを圧縮するステップ
    と、前記ステップ(f)において再生されたタイムコー
    ド付きのデータを伸張するステップとをさらに包含して
    いる、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ステップ(h)は、前記タイムコ
    ード付き入力データと前記再生されたタイムコード付き
    データのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含
    しており、前記方法は、前記ステップ(h)における選
    択的な出力を所定の態様で表示するステップであって、
    該所定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステッ
    プをさらに包含している、請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 データを記録再生する方法であって、 (a)入力データを受信するステップと、 (b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入
    力データに付与するステップと、 (c)該タイムコード付きの入力データを記録媒体に記
    録するステップと、 (d)該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入
    力データの位置を示す情報を管理するステップと、 (e)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
    記録している間に、ステップ(d)において管理された
    情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
    付きのデータを再生するステップと、 (f)ステップ(e)において再生された該タイムコー
    ド付きデータを所定の比率で間引くステップと、 (g)該入力データのタイムコードとステップ(f)に
    おいて間引かれたデータのタイムコードとを比較するス
    テップと、 (h)ステップ(g)における比較結果に応じて、該入
    力データとステップ(f)において間引かれたデータの
    うち少なくとも一方を選択的に出力するステップとを包
    含する方法。
  26. 【請求項26】 前記タイムコード付きの入力データを
    圧縮するステップと、前記ステップ(e)において再生
    されたタイムコード付きのデータを伸張するステップと
    をさらに包含している、請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記ステップ(h)は、前記タイムコ
    ード付き入力データと前記間引かれたタイムコード付き
    データのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含
    しており、前記方法は、前記ステップ(h)における選
    択的な出力を所定の態様で表示するステップであって、
    該所定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステッ
    プをさらに包含している、請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 データを記録再生する方法であって、 (a)入力データを受信するステップと、 (b)タイムコードを発生させ、該タイムコードを該入
    力データに付与するステップと、 (c)該タイムコード付きの入力データを第1の比率で
    間引くステップと、 (d)ステップ(c)において間引かれたタイムコード
    付きの入力データを記録媒体に記録するステップと、 (e)該記録媒体に記録された該タイムコード付きの入
    力データの位置を示す情報を管理するステップと、 (f)該タイムコード付きの入力データを該記録媒体に
    記録している間に、ステップ(e)において管理された
    情報に基づいて、該記録媒体に記録されたタイムコード
    付きのデータを再生するステップと、 (g)ステップ(f)において再生された該タイムコー
    ド付きデータを第2の比率で間引くステップと、 (h)該入力データのタイムコードとステップ(g)に
    おいて間引かれたデータのタイムコードとを比較するス
    テップと、 (i)ステップ(h)における比較結果に応じて、該入
    力データとステップ(g)において間引かれたデータの
    うち少なくとも一方を選択的に出力するステップとを包
    含する方法。
  29. 【請求項29】 前記ステップ(c)において間引かれ
    たタイムコード付きの入力データを圧縮するステップ
    と、前記ステップ(f)において再生されたタイムコー
    ド付きのデータを伸張するステップとをさらに包含して
    いる、請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記ステップ(i)は、前記タイムコ
    ード付き入力データと前記間引かれたタイムコード付き
    データのそれぞれに優先順位を付与するステップを包含
    しており、前記方法は、前記ステップ(i)における選
    択的な出力を所定の態様で表示するステップであって、
    該所定の態様は、該優先順位に応じて変更されるステッ
    プをさらに包含している、請求項28に記載の方法。
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