JPH09282797A - 記録方法及び記録再生装置 - Google Patents

記録方法及び記録再生装置

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JPH09282797A
JPH09282797A JP8091287A JP9128796A JPH09282797A JP H09282797 A JPH09282797 A JP H09282797A JP 8091287 A JP8091287 A JP 8091287A JP 9128796 A JP9128796 A JP 9128796A JP H09282797 A JPH09282797 A JP H09282797A
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broadcast signal
recorded
signal
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JP8091287A
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Jun Hirai
純 平井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ量の削減を軽減し、長時間の記録が行
われるようにする。 【解決手段】 チューナ1a〜1fで受信された映像及
び音声信号が検波回路2a〜3f、A/D変換器4a〜
5fを通じて圧縮回路6a〜7fで圧縮される。この圧
縮された信号が記録スイッチ8a〜9f、バッファメモ
リ10a〜11fを通じてマルチプレクサ12で合成さ
れ、記録手段13で記録される。一方、受信された信号
の内容を識別する識別データ(UID)が識別回路(デ
コーダ)14a〜14fで検出され、これらの識別デー
タが記憶回路(メモリ)16に記憶される。そしてこの
メモリ16に記憶された記録手段13に記録済みの信号
の識別データと、デコーダ14a〜14fからの新たな
識別データとが比較回路15で比較され、これらが一致
するときに例えば記録スイッチ8a〜9fをオフにし
て、対応するチューナ1a〜1fで受信された信号の記
録が禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば民生機器で
の放送信号の記録再生に使用して好適な記録方法及び記
録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば民生機器での放送信号の記録再生
では、従来はVTRが一般的に用いられているものであ
る。しかしながらこのようなVTRを用いて放送信号の
記録再生を行う場合には、まず記録しようとする番組の
選択、その番組の放送されるチャンネル及び放送時間帯
の調査、放送されるチャンネル及び放送時間帯のVTR
への設定等、極めて多岐にわたる作業を使用者が行わな
ければならない。
【0003】ところがこのような作業をして記録を行っ
ても、記録された番組が期待のものでなかったり、また
番組の終了後に所望の番組が放送されたことを知るよう
な事態は間々生じるものである。さらにこのような記録
を再生する場合においても、記録された媒体(テープ)
の捜索や、番組の頭出しなどの使用者には煩雑な作業が
必要となるものである。
【0004】このような問題に対処するため、本願出願
人は先に、例えば1日24時間に放送される全ての番組
を記録し、所望のときに所望の番組を再生できるように
した装置を提案(特願平7−346270号)した。す
なわちこの装置によれば、全ての番組が記録されるの
で、使用者は複雑な記録の準備等の作業を行う必要がな
く、また再生もチャンネルと時間帯の指定のみで自動的
に行うことができる。
【0005】ところでこのような記録再生を行う場合
に、記録手段には特に迅速なアクセス性能が要求される
ため、ハードディスク装置(HDD)や大規模半導体メ
モリ等が採用される。その場合に、ハードディスク装置
や半導体メモリでは記憶容量に限界があり、このため記
録再生を行う際には、画像圧縮や間欠記録などの、記憶
データ量を削減するための処理が不可欠となるものであ
る。
【0006】しかしながらこのようなデータ量の削減
は、大幅に行うと再生される信号の品質が損なわれるも
のであり、従ってこのようなデータ量の削減は可能なか
ぎり軽減されるようにする必要がある。また、一定以上
の品質を保って信号の記録再生を行うためには、同じ記
憶容量のハードディスク装置や半導体メモリでは、記録
時間が短縮されてしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、記録手段としてハードディスク装置や半導体メ
モリでは記憶容量に限界があり、記録再生を行う際に画
像圧縮や間欠記録などの記憶データ量を削減する処理を
行うと再生される信号の品質が損なわれる。また、品質
を保って信号の記録再生を行うと記録時間が短縮されて
しまうことになるというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、受信された放送信号の内容を識別し、同じ内容の放
送信号が受信された場合には記録手段への記録を行わな
いようにするものであって、これによれば、記憶容量に
限界のある記録手段を用いて記録を行う場合に、画質の
劣化につながるデータ量の削減を可能なかぎり軽減し、
可能なかぎり長時間の記録が行われるようにすることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、複数の放送信
号を受信し、受信されたそれぞれの放送信号を圧縮して
単一の記録手段に記録するようにした記録方法及び記録
再生装置において、受信された放送信号の内容を識別
し、受信された放送信号の一の放送信号の識別結果が記
録手段に記録済みのときには、一の放送信号を除いて記
録手段への記録を行うものである。
【0010】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明を適用した記録再生装置の一例の構成
を示す記録系のブロック図である。
【0011】すなわち図1は、例えば6チャンネルの放
送信号を記録再生する装置の例を示す。この図1におい
て、6チャンネル分のチューナ1a〜1fが設けられ、
これらのチューナ1a〜1fからの受信信号がそれぞれ
映像検波回路2a〜2fと、音声検波回路3a〜3fに
供給される。そしてこれらの検波された映像信号と音声
信号が、それぞれA/D変換器4a〜4f及び5a〜5
fに供給される。
【0012】さらにデジタル化された映像信号と音声信
号はそれぞれ圧縮回路6a〜6f及び7a〜7fに供給
されて、例えば任意の圧縮技術を用いた画像圧縮や、画
像の動きに応じて間欠に画像を取り出す等の圧縮処理が
行われる。そしてこれらの圧縮された映像信号と音声信
号は、それぞれ記録スイッチ8a〜8f及び9a〜9f
を通じてバッファメモリ10a〜10f及び11a〜1
1fに供給される。
【0013】これらのバッファメモリ10a〜10f及
び11a〜11fからの信号がマルチプレクサ12に供
給され、合成された信号がハードディスク装置(HD
D)や大規模半導体メモリ等の記録手段13に供給され
る。これによって、例えば6チャンネルの放送信号が記
録手段13に記録されることになる。なお、記録は例え
ば記憶容量の範囲を循環して常時行われるようになされ
る。
【0014】一方、上述の映像検波回路2a〜2fから
の信号がそれぞれ受信された放送信号の内容を識別する
識別回路(デコーダ)14a〜14fに供給される。こ
こで放送信号の内容の識別は、例えば映像信号の垂直ブ
ランキング期間内に設けられる識別データ(UID)を
デコードして行うことができる。なおこのようなUID
は、例えば視聴率調査などの目的で実施が検討されてい
るものである。
【0015】あるいは、放送信号の内容の識別手段とし
ては、この他に、例えばCATVやデジタル衛星放送に
おける番組ガイドチャンネル等に識別データ(UID)
を挿入して伝送したり、他の公衆通信路を用いたコンピ
ュータネットワーク等を通じて識別データ(UID)を
伝送することも考えられる。さらに、記録された番組の
映像信号または音声信号を比較して識別を行うこともで
きる。
【0016】さらに上述のデコーダ14a〜14fで識
別された、例えば識別データ(UID)が比較回路15
に供給される。それと共に、例えば識別データ(UI
D)が記憶回路(メモリ)16に供給される。そしてこ
の識別データ(UID)と、放送の日時、チャンネル番
号、及び後述する上書き消去の可否等のデータがリスト
として記憶回路(メモリ)16に記憶される。
【0017】さらにこの記憶回路(メモリ)16に記憶
された識別データ(UID)と、上述のデコーダ14a
〜14fで識別された、新たな識別データ(UID)が
比較回路15で比較される。そしてデコーダ14a〜1
4fからの識別データが記憶回路16に記憶された識別
データと一致するときには、例えば上述の記録スイッチ
8a〜8f及び9a〜9fをオフにする制御が行われ
る。
【0018】また、比較回路15からの信号が制御回路
17に供給され、上述のマルチプレクサ12及び記録手
段13においてバッファメモリ10a〜10f及び11
a〜11fからの信号を記録するための制御が行われ
る。すなわち、例えば識別データの比較によって一部の
記録がオフ制御されている場合には、残りの信号のみを
記録するようにマルチプレクサ12及び記録手段13の
制御が行われる。
【0019】さらに上述のデコーダ14a〜14fで識
別された識別データ(UID)や受信チャンネル番号
と、制御回路17で設定される記録手段13上の記録ア
ドレス、及び放送された日時等のデータが、シーケンス
制御信号の発生回路18に供給される。そしてこの発生
回路18で形成されたシーケンス制御信号が、マルチプ
レクサ12に供給されて、記録信号の所定の部分(トラ
ック)に挿入される。
【0020】このようにして、図1において、チューナ
1a〜1fで受信された放送信号が圧縮処理されて記録
手段13に記録される。そしてさらに、このようにして
記録手段13に記録された信号の再生は、例えば図2に
示すようにして行われる。すなわち図2は、本発明を適
用した記録再生装置の一例の構成を示す再生系のブロッ
ク図である。
【0021】この図2において、任意の操作手段(図示
せず)から、例えば放送の行われた日時やチャンネル番
号等が指定されると、まず上述のハードディスク装置
(HDD)や大規模半導体メモリ等の記録手段13に記
録された信号が再生される。そしてこの再生信号はバッ
ファメモリ20を通じてデマルチプレクサ21に供給さ
れて、上述の映像信号及び音声信号と、シーケンス制御
信号が分離される。
【0022】この分離されたシーケンス制御信号が読み
出し回路22に供給される。この読み出し回路22で
は、上述の指定された放送の日時及びチャンネル番号等
から、上述の識別データ(UID)や記録手段13上の
記録アドレスが読み出される。そしてこの読み出された
記録アドレスが上述の制御回路17に供給され、記憶回
路(メモリ)16との共同によって記録手段13が再生
される。
【0023】すなわち所望の番組の放送の日時及びチャ
ンネル番号が指定されると、例えば対応する日時のシー
ケンス制御信号が検索され、所望の番組の識別データ
(UID)が読み出される。そして記憶回路(メモリ)
16から同じ識別データ(UID)の記録の日時及びチ
ャンネル番号が取り出され、この記録信号がシーケンス
制御信号に従って記録手段13から再生される。
【0024】これによって記録手段13から所望の信号
再生される。さらにこの再生信号はバッファメモリ20
を通じてデマルチプレクサ21に供給されて、所望の映
像信号及び音声信号が分離される。そしてこれらの分離
された映像信号及び音声信号がそれぞれ圧縮を復元する
デコーダ23、24に供給され、上述の記録時の画像圧
縮、間欠の画像の取り出し等に応じた伸張、補間等のデ
コードが行われる。
【0025】さらにデコードされた映像信号は、例えば
NTSC方式のエンコーダ25に供給される。そして例
えばNTSC方式に従ってエンコードされた映像信号
が、D/A変換器26でアナログ信号に変換されて再生
映像信号の出力端子27に取り出される。また、デコー
ドされた音声信号は、D/A変換器28でアナログ信号
に変換されて再生音声信号の出力端子29に取り出され
る。
【0026】このようにして、図2において、記録手段
13に記録された信号が、圧縮処理を復元されて出力端
子27、29に取り出される。すなわち図1、図2の全
体を通じて、チューナ1a〜1fで受信された放送信号
が圧縮処理されて記録手段13に記録され、記録された
信号が圧縮処理を復元されて出力端子27、29に取り
出される。
【0027】そしてこの記録の際に、受信された放送信
号の内容を識別し、同じ内容の放送信号が受信された場
合には記録手段への記録を行わないようにすることによ
って、記憶容量に限界のある記録手段を用いて記録を行
う場合に、画質の劣化につながるデータ量の削減を可能
なかぎり軽減し、可能なかぎり長時間の記録が行われる
ようにすることができる。
【0028】また再生の際には、放送の日時やチャンネ
ル番号等の指定に従って例えばシーケンス制御信号が読
み出され、この中の識別データ(UID)に従って記録
手段に記録された信号が圧縮処理を復元されて取り出さ
れることによって、使用者は所望の番組の放送の日時や
チャンネル番号等を指定するだけで、その番組の再生を
行うことができる。
【0029】さらに、図3は上述の記録及び再生時の動
作をフローチャートで示したものである。この図3のA
において記録がスタートされると、まずステップ〔A
1〕で受信された放送信号の識別データ(UID)がデ
コードされる。次に、ステップ〔A2〕で上述のシーケ
ンス制御信号が形成されて記録される。さらにステップ
〔A3〕で識別データが記録済の識別データと比較照合
される。
【0030】ここで記録済の識別データが有るときは、
このまま動作は終了される。一方、ステップ〔A3〕で
記録済のデータが無いときは、ステップ〔A4〕で受信
された放送信号の映像信号と音声信号がハードディスク
装置(HDD)や大規模半導体メモリ等の記録手段13
に記録される。さらにステップ〔A5〕で識別データ
(UID)を記憶回路(メモリ)16に記憶して動作は
終了される。
【0031】なお、このフローチャートは1チャンネル
分のみを示したものであって、例えば上述の6チャンネ
ルの記録を行う場合には、このフローチャートがチャン
ネルの数だけ並行に実行されるものである。ただしその
場合に、記憶回路(メモリ)16に記憶される識別デー
タ(UID)のリストは、各フローチャートを縦断して
設けられ、それぞれのフローチャートから比較照合され
るものである。
【0032】さらに図3のBは再生時の動作を示す。こ
の図において再生がスタートされると、まずステップ
〔B1〕で所望の放送の日時及びチャンネルが設定され
る。次にステップ〔B2〕でシーケンス制御信号が再生
され、ステップ〔B3〕で識別データ(UID)が参照
される。そしてステップ〔B4〕で読み出された記録ア
ドレスが記録手段13で検索され、ステップ〔B5〕で
再生が開始される。
【0033】さらにステップ〔B6〕で動作の停止(ス
トップ)が指示されたか否か判断され、指示されたとき
(Yes)は、このまま動作は終了される。また、ステ
ップ〔B6〕で停止が指示されていないとき(No)
は、ステップ〔B7〕で番組の終端まで再生が行われて
ステップ〔B1〕に戻される。このようにして、上述の
記録及び再生の動作が行われる。
【0034】従ってこの装置において、受信された放送
信号の内容を識別し、同じ内容の放送信号が受信された
場合には記録手段への記録を行わないようにすることに
よって、記憶容量に限界のある記録手段を用いて記録を
行う場合に、画質の劣化につながるデータ量の削減を可
能なかぎり軽減し、可能なかぎり長時間の記録が行われ
るようにすることができるものである。
【0035】また再生の際には、放送の日時やチャンネ
ル番号等の指定に従って例えばシーケンス制御信号が読
み出され、この中の識別データ(UID)に従って記録
手段に記録された信号が圧縮処理を復元されて取り出さ
れることによって、使用者は所望の番組の放送の日時や
チャンネル番号等を指定するだけで、その番組の再生を
行うことができるものである。
【0036】なお上述の装置において、圧縮処理は模式
的に図4に示すように行われる。すなわち図4のAにお
いて、例えば1秒間に30フレームの記録が行われる記
録手段においては、図示のように1/5秒間に6フレー
ムが記録される。これは、例えば上述の6チャンネルの
放送信号(a、b、c、d、e、f)を、それぞれ6:
1の間欠で記録することができるものである。
【0037】これに対して、例えば識別データ(UI
D)の一致によって1チャンネルの記録が除かれた場合
には、図4のBに示すように、5:1の間欠で記録が行
われ、記録されるフレームの頻度が増して画質の劣化が
軽減される。同様にして、2、3、4、5チャンネルの
記録が除かれた場合には、それぞれ図4のC、D、E、
Fに示すように記録が行われて画質の劣化は一層軽減さ
れることになる。
【0038】従ってこの図4の説明から明らかなよう
に、例えば記録されるチャンネル数に応じて間欠記録さ
れるフレームの頻度を増すことによって、画質の劣化を
軽減することができる。あるいは、この図4において記
録されるチャンネル数に応じて各チャンネルの伝送容量
が増加しているので、例えば画像圧縮の圧縮率を下げて
画質の劣化が軽減されるようにすることもできる。
【0039】さらに図4の説明において、圧縮処理の度
合いを一定にした場合には記録時間を長くすることがで
きる。すなわちその場合に、1チャンネルが除かれた図
4のBでは記録時間が図4のAの状態から20%増加さ
れ、2チャンネルが除かれた図4のCでは66%増加さ
れる。さらに、3、4、5チャンネルが除かれた図4の
D、E、Fでは、それぞれ記録時間が2倍、3倍、6倍
になるものである。
【0040】なお、上述の画質の向上を求めるか、記録
時間の延長を求めるかは、記録の用途によって異なるも
のであり、例えば使用者の判断によって任意に設定でき
るようされる。
【0041】また上述の装置において、シーケンス制御
信号の記録は上述のように記録手段13に記録するに限
らず、例えば別個に半導体記憶装置等を設けて上述のデ
ータを記憶するようにしてもよい。あるいは記録手段1
3には、記録アドレスのみのデータを記録し、その他の
情報は、別個に設けられる半導体記憶装置や、上述の記
憶回路(メモリ)16に記憶するようにしてもよい。
【0042】さらに上述の装置において、記録は予め除
かず全て記録を行った後に、重複する記録を削除するよ
うにしてもよい。その場合には、例えば上述の記憶回路
(メモリ)16に記憶される上書き消去の可否のデータ
を可にする。これによって、例えばその後に記録領域が
不足する場合に、この重複する記録に上書きして他の信
号が記録され、記録時間の延長が行われる。
【0043】ただしこの場合に、例えば上述の記憶回路
(メモリ)16の記憶を利用して、記録された番組の再
生可能リスト等を表示する機能が設けられている場合に
は、このリストからは削除されるようにしてもよい。
【0044】また、上述の上書き消去の可否のデータ
は、例えば信号の再生が行われたときにも可にされる。
さらに記録から所定の時間が経過した後にもこのデータ
は可にされる。これによって、再生済みの番組や所定の
時間が経過した番組の記録に上書きして他の信号が記録
される。ただしこの場合に、使用者の操作によってこの
上書き消去の可否のデータを否のままとする手段を設け
ることもできる。
【0045】さらに上述の装置において、ハードディス
ク装置(HDD)や大規模半導体メモリ等の記録手段1
3では記録は常に行われており、再生は記録と同時に行
われるものである。またこの場合に、記録手段13への
記録はいわゆるパケット化して行うことにより、記録再
生の制御を容易にし、効率よく良好に行うことができる
ものである。
【0046】また上述の装置において、上述の記憶回路
(メモリ)16に記憶される記録されている信号の識別
データ(UID)等のリストには、例えば過去の所定の
期間に再生の行われた信号の識別データ(UID)も含
めるようにしてもよい。これによって過去に再生された
番組を再び再生する可能性は少ないので、このような番
組が重複して記録されないようにすることができる。
【0047】さらに上述の装置において、識別データ
(UID)は例えば番組ごとに設けるのではなく、コマ
ーシャルや音楽番組におけるいわゆるビデオクリップご
とに設けることができる。これによって、繰り返して放
送されるコマーシャルやビデオクリップの重複記録を除
いて、記録手段13の記録容量を一層有効に利用できる
ようにすることができる。
【0048】また上述の装置において、上述のチューナ
1a〜1fには、例えば外部入力が切り換えて接続され
るような手段を設けることができる。また、これらのチ
ューナ1a〜1fは上述のテレビジョン信号の受信に限
らず、例えばデジタルによる音楽放送やゲーム等の通信
放送にも適用できるものである。従ってこの場合には、
例えば同じ音楽やゲーム等の重複記録を除くことができ
る。
【0049】こうして上述の記録方法及び記録再生装置
によれば、複数の放送信号を受信し、受信されたそれぞ
れの放送信号を圧縮して単一の記録手段に記録する場合
に、受信された放送信号の内容を識別し、受信された放
送信号の一の放送信号の識別結果が記録手段に記録済み
のときには、一の放送信号を除いて記録手段への記録を
行うことにより、可能なかぎり良好な記録を行うことが
できるものである。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、受信された放送信号
の内容を識別し、同じ内容の放送信号が受信された場合
には記録手段への記録を行わないようにすることによっ
て、記憶容量に限界のある記録手段を用いて記録を行う
場合に、画質の劣化につながるデータ量の削減を可能な
かぎり軽減し、可能なかぎり長時間の記録が行われるよ
うにすることができるようになった。
【0051】また再生の際には、放送の日時やチャンネ
ル番号等の指定に従って例えばシーケンス制御信号が読
み出され、この中の識別データ(UID)に従って記録
手段に記録された信号が圧縮処理を復元されて取り出さ
れることによって、使用者は所望の番組の放送の日時や
チャンネル番号等を指定するだけで、その番組の再生を
行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される記録再生装置の記録系の一
例の構成図である。
【図2】本発明の適用される記録再生装置の再生系の一
例の構成図である。
【図3】その説明のためのフローチャート図である。
【図4】その説明のための図である。
【符号の説明】
1a〜1f チューナ、2a〜2f 映像検波回路、3
a〜3f 音声検波回路、4a〜4f,5a〜5f A
/D変換器、6a〜6f,7a〜7f 圧縮回路、8a
〜8f,9a〜9f 記録スイッチ、10a〜10f,
11a〜11fバッファメモリ、12 マルチプレク
サ、13 記録手段、14a〜14f識別回路(デコー
ダ)、15 識別データの比較回路、16 識別データ
の記憶回路(メモリ)、17 制御回路、18 シーケ
ンス制御信号の発生回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放送信号を受信し、 上記受信されたそれぞれの放送信号を圧縮して単一の記
    録手段に記録するようにした記録方法において、 上記受信された放送信号の内容を識別し、 上記受信された放送信号の一の放送信号の上記識別結果
    が上記記録手段に記録済みのときには、 上記一の放送信号を除いて上記記録手段への記録を行う
    ことを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の放送信号を受信する受信手段を有
    し、 上記受信されたそれぞれの放送信号を圧縮して単一の記
    録手段に記録するようにした記録再生装置において、 上記受信された放送信号の内容を識別する識別手段と、 上記記録手段に記録された放送信号の上記識別結果を保
    存する保存手段とを設け、 上記受信された放送信号の一の放送信号の上記識別結果
    が上記保存手段に保存されていたときには、 上記一の放送信号の上記記録手段への記録を禁止するこ
    とを特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記放送信号の受信された日時と上記放送信号の識別結
    果と上記記録手段上の記録位置とを記憶する記憶手段を
    有し、 この記憶手段の記憶に従って上記記録手段に記録された
    放送信号を再生することを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記一の放送信号の上記識別結果が上記保存手段に保存
    されていたときは、 上記受信された放送信号の上記記録手段への記録の圧縮
    率を緩和することを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記一の放送信号の上記識別結果が上記保存手段に保存
    されていたときは、 上記受信された放送信号の上記記録手段への単位記録量
    を減少させることを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記受信された放送信号の内容を識別は、上記放送信号
    の中に設けられる識別情報に基づいて行われることを特
    徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記受信された放送信号の内容を識別は、上記放送信号
    と共に伝送される識別情報に基づいて行われることを特
    徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記受信された放送信号の内容を識別は、上記放送信号
    と記録済みの信号との比較に基づいて行われることを特
    徴とする記録再生装置。
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