JP2005172955A - 偏光子、偏光子の製造方法及び投射型液晶表示装置 - Google Patents

偏光子、偏光子の製造方法及び投射型液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 耐熱性に優れた偏光変換素子と、その簡便な製造方法と、このような偏光変換素子を備えた投射型液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 厚さ0.1mm〜2mmで、一辺が10mm〜100mmの長方形のガラス製の基板11の表面に、溝幅(W)50nm〜200nm、溝深さ(H)30nm〜120nmの線状の形状を有し、溝ピッチ(P)60nm〜250nmの間隔で、互いに平行且つ等間隔で、矩形の溝部14が設けられ、この溝部14の片側側面及び溝部14の底部141の一部がアルミニウムからなる金属層13により被覆され、底部141にアルミニウムにより被覆されない部分142が残されることにより、極めて狭いスリットを有する高性能の金属グリッド偏光子100を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、偏光子等に関し、より詳しくは、耐熱性に優れた偏光子等に関する。
近年、高度情報化社会を背景として、スクリーンに拡大投影する装置として従来利用されてきたスライドプロジェクタやオーバーヘッドプロジェクタ(OHP)に代わり、電子データを直接投影する投射型液晶表示装置が利用されている。投射型液晶表示装置は、投影画像の照度が向上し、明るい室内でも投影が可能である。特に、明るく高精細な画像を表示するために、投射レンズの改良、高輝度ランプの改良、液晶パネルを均一に照明するためのインテグレータレンズの改良、あるいは、偏光方向をそろえて光の利用効率を向上するための偏光変換光学系の改良等が進められている。
なかでも、投影画像の照度を向上させるために超高圧水銀ランプ等の高輝度ランプが用いられることから、レンズ、偏光子等の光学素子の耐熱性を高める必要性がある。特に、偏光子としては、光透過性材料の基板上に多数の金属細線を固定した金属グリッド偏光子が開発されている。
図5は、このような金属グリッド偏光子を説明する図である。図5に示した金属グリッド偏光子200は、光透過性材料からなる基板201と、この基板201上に固定された金属細線の金属グリッド202とを有している。幅100nm程度の金属グリッド202は、100nm程度の間隔で平行に多数設けられている。金属グリッド偏光子200は、通常、蒸着法又はスパッタ法により、基板201上にアルミニウム等の金属層を形成し、これにエッチング処理を施すことによって、多数の金属グリッド202が一定の間隔を設けて平行に並んだ凸部を形成する方法により調製される。また、基板上に形成された金属細線による凸部の間を、基板と同程度の屈折率を有する材料を用いて固める方法も報告されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特表2003−502708号公報(第19頁〜20頁、図4) 特開平10−153706号公報(第4頁、図1)
ところで、このような金属グリッド偏光子を特許文献1に記載された方法により作製する場合は、支持体である基板上に金属細線の金属グリッドを形成する必要がある。このため、製造コストが高く、また、大量に生産できない問題がある。また、特許文献2に記載された金属グリッド偏光子のように、基板上に形成された金属細線による凸部の間を、基板と同程度の屈折率を有する材料を用いて固めた構造の偏光子を、高温下において長時間使用すると、金属グリッドと基板とが剥離するおそれが有り、信頼性の点で問題がある。
このような問題を解決するために、例えば、適当なモールドを用いて、予め表面に多数の直線状の溝を有する樹脂製の基板を形成し、この多数の溝に金属を充填する方法により、金属グリッドを簡易に作製することが可能である。
しかし、多数の直線状の溝を有する樹脂製の基板をモールドを用いて形成する場合、溝と溝との間隔を100nm程度よりも狭くすることが困難であり、偏光子の性能を向上させるには限界があるという問題がある。
本発明は、このように、投射型液晶表示装置に使用される金属グリッド偏光子を開発する際に浮き彫りになった問題を解決すべくなされたものである。
即ち本発明の目的は、耐熱性に優れた偏光子を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、耐熱性に優れた偏光子の製造方法を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、耐熱性に優れた偏光子を備えた投射型液晶表示装置を提供することにある。
かかる課題を解決すべく、本発明の偏光子は、基板面に形成された、互いに平行な複数の矩形状の溝部と、溝部の片側側面及び溝部の底部の一部を被覆する金属層とを有することを特徴としている。これにより、溝部の底部に金属材料等の遮光物質により被覆されない部分が形成され、従来の金属グリッド偏光子のスリット幅と比較して、極めて狭いスリットを有する高性能の金属グリッド偏光子を得ることができる。
ここで、基板は、光透過性樹脂又はガラスから形成されることが好ましく、金属層は、アルミニウム、アルミニウム合金、銀又は銀合金からなることが好ましい。
また、溝部は、溝幅50nm〜200nmであり、溝深さ30nm〜120nmであり、溝ピッチ60nm〜250nmであることが好ましい。
さらに、基板は、溝部が形成された面とは反対側の面に反射防止膜をさらに有することを特徴とすることもできる。
また、本発明の偏光子は、基板上に、所定の高さ及び幅を有し、互いに等間隔で平行に配置された多数の直線状の凸部と、隣接する凸部の間にそれぞれ形成された溝部と、凸部の片側側面及び溝部の底部の一部を被覆する金属層と、を有することを特徴とすることもできる。ここで、凸部の上面の少なくとも一部を被覆する金属層をさらに有することを特徴とすれば、金属グリッド偏光子のスリット幅を容易に調整することができる。さらに、金属層の表面に形成される酸化層を有することが好ましい。
次に、本発明は、偏光子の製造方法として捉えることもできる。即ち、本発明の偏光子の製造方法は、互いに平行な複数の矩形状の溝部を備える基板を形成する基板形成工程と、溝部の片側側面及び溝部の底部の一部を被覆する金属層を形成する金属層形成工程と、を有することを特徴としている。ここで、金属層形成工程は、溝部に遮光物質により被覆されない部分が残るように、基板の上面の所定の角度を有する方向から遮光物質を蒸着させることを特徴とすれば、簡易な方法により、金属グリッド偏光子を製造することができる。このため、量産化が容易で、製造コストを抑えることが可能となる。
さらに、本発明は、投射型液晶表示装置として捉えることができる。即ち、本発明の投射型液晶表示装置は、光源と、光源からの光を偏光分離する偏光子と、偏光子により偏光された光を透過または反射する液晶表示素子と、液晶表示素子を透過または反射した光をスクリーンに投射する投射光学系と、を備えており、偏光子は、基板面に形成された、互いに平行な複数の矩形状の溝部と、溝部の片側側面及び溝部の底部の一部を被覆する金属層と、を有することを特徴としている。これにより、長期間に亘る光照射を行っても、照度の低下等が抑制された高品質な投影画像を得ることができる。
かくして本発明によれば、耐熱性に優れた偏光子が得られる。
以下、図面に基づき、本発明を実施するための最良の形態(以下、発明の実施の形態という)について詳述する。
図1は、本実施の形態の金属グリッド偏光子を説明する図である。図1(a)は、金属グリッド偏光子100の全体図であり、図1(b)は、金属グリッド偏光子100の凸部12の拡大図である。図1(a)に示した金属グリッド偏光子100は、上部に多数の凸部12が形成された基板11からなり、これらの凸部12のそれぞれの上面及び片側側面には、遮光性物質からなる金属層13が形成されている。凸部12は、通常、高さ(H)30nm〜120nmを有する。互いに隣接する凸部との間に設けられる溝部14は、通常、溝幅(W)50nm〜200nmである。また、多数の凸部12は、通常、溝部14が溝ピッチ(P)60nm〜250nmの間隔になるように、互いに平行に等間隔で設けられている。
基板11の厚さは、通常、0.1mm〜2mm、好ましくは、0.7mm〜1.1mmである。基板11の形状及び外形寸法は、使用される態様に応じて適宜選択され、特に限定されないが、通常、一辺が10mm〜100mmの長方形又は正方形、直径が5mm〜100mmの円形又は楕円形等が挙げられる。
図1(b)に示すように、金属グリッド偏光子100の凸部12は、溝部14の底部141の一部に、遮光物質により被覆されない部分142が残るように、凸部上面121及び凸部側面a122が金属層13により覆われている。また、凸部12は、凸部側面a122の反対側の側面に、金属層が形成されない凸部側面b123を有している。このような遮光物質により被覆されない部分142の幅(W)は、通常、10nm〜100nmであり、従来の金属グリッド偏光子のスリット幅と比較して、極めて狭いスリットを形成し、金属グリッド偏光子100の性能を高めることができる。
基板11を形成する材料は、光透過性材料であれば特に限定されず、例えば、無機材料としては青板ガラス、白板ガラス、サファイアガラス等のガラスが挙げられる。また、有機材料としては、例えば、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン、フェノール樹脂、ノルボルネン系非晶質ポリオレフィン樹脂等の光透過性樹脂が挙げられる。中でも、ポリカーボネート系樹脂、ノルボルネン系非晶質ポリオレフィン樹脂、ポリイミド等が、耐熱性が良好なので好ましい。また、ポリカーボネート系樹脂は、光の透過性が高いので好ましい。
基板11の上部に形成された凸部12の上面及び片側側面に形成される金属層13を構成する遮光性物質は、光を遮る物質であれば特に限定されないが、通常、金属、半導体材料等が挙げられる。これらの中でも、アルミニウム、銀、アルミニウム合金、銀合金等は、屈折率が大きく、光の吸収が大きいので特に好ましい。特に、アルミニウムは、熱伝導率が大きいことから、遮光性物質としてアルミニウムを用いた金属グリッド偏光子100は、耐熱性に優れ、例えば、400℃で1時間放置後、外見上・性能上の変化が見られない。また、このような金属グリッド偏光子100を、後述するように3板式液晶プロジェクタ1(図3参照)に組み込んだ場合、金属グリッド偏光子100は、およそ150〜200℃程度の温度雰囲気下に置かれるので、通常の耐熱性樹脂を使用した場合よりも耐熱性に優れている。
また、遮光性物質として金属を使用する場合は、金属表面に自己保護膜として酸化層を形成することが好ましい。このような酸化層を形成する化合物としては、例えば、酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸化アルミニウム等が挙げられる。酸化層は、屈折率及び厚さを成膜条件により調整し、所望の波長範囲において反射率を低減するように形成される。
尚、本実施の形態の金属グリッド偏光子100は、基板11の凸部12が形成された面とは反対側の面に、反射防止膜を設けることが好ましい。反射防止膜を形成する材料としては、通常、金属、金属酸化物及び金属フッ化物から選ばれる化合物が挙げられる。具体的には、金属としては、例えば、銀等が挙げられる。金属酸化物としては、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸化ジルコニウム等が挙げられる。金属フッ化物としては、例えば、弗化マグネシウム等が挙げられる。反射防止膜は、単層又は多層であってもよい。反射防止膜の厚さ、多層である場合の各層の厚さは、層数、各層に用いる物質の屈折率等により適宜選択される。
次に、金属グリッド偏光子100の製造方法について説明する。図2は、金属グリッド偏光子100の製造方法を説明するための図である。図2(a)に示すように、光透過性材料を用いて、上部に多数の凸部12及び所定の溝ピッチ(P)を有する溝部14が設けられた基板11を形成する。基板11の材料として、例えば、ポリカーボネート等の耐熱性合成樹脂を用いる場合は、予め、所定の幅、高さを有し、所定の溝ピッチで、多数の直線状の凸部12が等間隔で平行に並ぶようにプリフォーマットが形成された型(スタンパ)を使用し、射出成形法により、凸部12を備えた一体の基板11を大量に生産することができる。また、2P法によることも可能である。
次に、図2(b)に示すように、このように形成された基板11の凸部12の上面及び片側側面を覆うように、金属層13を形成する。金属層13は、例えば、Al、Al合金、Ag、Ag合金等の金属を、基板11の溝部14が設けられた面に、真空蒸着法、スパッタ法等の気相法により成膜する。なかでも、真空蒸着法が好ましい。真空蒸着法の場合は、溝部14の底部141の一部に、金属により被覆されない部分142を残し、凸部12の上面及び片側側面に金属層13を形成するように、基板11の中心Oを通る垂線ONに対して所定の角度θを有する方向から金属粒子を蒸着させる。本実施の形態の製造方法によれば、凸部12の上面及び片側側面に蒸着させる金属層の厚さを適宜調整することにより、金属により被覆されない部分142(幅W)を容易に調整することができる。このため、凸部12又は溝部14の幅を変更することなく、使用する光の波長に応じたスリット幅を有する金属グリッド偏光子100を簡便な方法により製造することができる。
このように、本実施の形態の金属グリッド偏光子100は、光透過性材料からなる基板11の表面に形成された多数の凸部12に、所定の角度θを有する方向から金属粒子を蒸着させ、隣接する凸部12の間の溝部14の底部141に、金属粒子により被覆されない幅の狭い部分142を残すように凸部12の上面及び片側側面に金属層13を形成することにより、簡易に金属グリッド偏光子100を製造することができる。このため、量産化が容易で、製造コストを抑えることが可能となる。
続いて、上述した本実施の形態の金属グリッド偏光子を使用した投射型液晶表示装置について説明する。
(実施の形態1)
図3は、本実施の形態が適用される透過方式の投射型液晶表示装置を説明する図である。図3に示した透過方式の投射型液晶表示装置である3板式液晶プロジェクタ1は、光源である白色光源30、白色光源30から出射される白色光31の一様化を図るインテグレータレンズ21,22、白色光31をS偏光、P偏光に分離する偏光変換素子10、白色光31を波長の異なる光に分離するダイクロイックミラー51,52、一方向の偏光成分のみを通過させる金属グリッド偏光子32,33,34、波長の異なる光をそれぞれ透過する透過型液晶表示素子61,62,63、分離された光を合成するダイクロイックプリズム45、ダイクロイックプリズム45によって合成された光をスクリーン80上に結像させる投影光学系である投射レンズ70を備えている。さらに、光学部品としての、ミラー41,42,43,44、リレーレンズ23,24、コンデンサレンズ25,26,27を有している。また、白色光源30は、超高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプと高輝度ランプからの光を集光するリフレクタ(楕円鏡)とから構成されている。
本実施の形態の金属グリッド偏光子32,33,34は、ガラス基板上に、高さ80nmの凸部が溝幅100nmの間隔で多数形成されている。また、凸部の上面及び片側側面は、Alを基板に対し斜め方向から蒸着することにより金属層が形成されている。さらに、Alを基板に対し斜め方向から蒸着することにより、隣接する凸部の間の溝部には、幅10nm〜100nm程度の金属により被覆されない部分が残され、極めて狭いスリットが形成されている。
本実施の形態の3板式液晶プロジェクタ1では、白色光源30からリフレクタ(図示せず)により略平行光に変換された白色光31が出射される。出射された白色光31は、インテグレータレンズ21に入射する。インテグレータレンズ21は、入射した白色光をマトリックス状に配置された複数のレンズセルで複数の光束に分割して、効率よくインテグレータレンズ22と偏光変換素子10を通過するように導く。インテグレータレンズ21と同様に、マトリックス状に配置された複数のレンズセルを持つインテグレータレンズ22は、構成するレンズセルそれぞれが対応するインテグレータレンズ21のレンズセルの形状を透過型液晶表示素子61,62,63側に投影する。このとき、偏光変換素子10はインテグレータレンズ22からの光束を所定の偏光方向に揃える。そして、これらインテグレータレンズ21の各レンズセルの投影像をリレーレンズ23,24、コンデンサレンズ25,26,27により、金属グリッド偏光子32,33,34を通して各透過型液晶表示素子61,62,63上に重ね合わせる。ここで、偏光変換素子10は、自然偏光を有する光を所定の直線偏光の光に変換するものであるが、異なる偏光の光が10%以上含まれている。そこで、金属グリッド偏光子32,33,34は、この不要な偏光の光を除去し、高品質な偏光を得るために用いている。
また、かかる過程では、ダイクロイックミラー51,52により、白色光源30より出射された白色光は赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)の3原色に分離され、それぞれ対応する透過型液晶表示素子61,62,63に照射される。なお、ここではダイクロイックミラー51は緑青反射赤透過特性を有し、ダイクロイックミラー52は緑反射青透過特性を有している。
そして、透過型液晶表示素子61,62,63上の画像は、ダイクロイックプリズム45によって色合成され、さらに、投射レンズ70によってスクリ−ン80上へと投射され、大画面映像を得ることができる。尚、リレーレンズ23,24は、透過型液晶表示素子62,63に対して、白色光源30から透過型液晶表示素子61までの光路長が長くなっていることを補うものである。また、コンデンサレンズ25,26,27はそれぞれ透過型液晶表示素子61,62,63を通過した後の光線の広がりを押さえ、投射レンズ70によって効率のよい投射を実現している。
ここで、本実施の形態の金属グリッド偏光子32,33,34に関する性能評価を行った。具体的には、本実施の形態の金属グリッド偏光子32,33,34を3板式液晶プロジェクタ1の青色光(B)の光路中に取り付け、1,000時間の照射実験を行った。その結果、光のエレルギーの高い青色光(B)においても金属グリッド偏光子32,33,34の損傷は見られず、耐熱性が良好である結果が得られた。また、スクリーン80に投影される画像においても、照度の低下等といった画像品質の不具合は生じなかった。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2では、反射方式の投射型液晶表示装置である液晶プロジェクタ2について説明する。尚、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、ここではその詳細な説明を省略する。
図4は、本実施の形態が適用される反射方式の投射型液晶表示装置を説明する図である。図4に示した反射方式の投射型液晶表示装置である液晶プロジェクタ2は、光源である白色光源30、白色光源30から出射される白色光をS偏光に変換する偏光変換素子90、白色光を波長の異なる光に分離するダイクロイックミラー53、波長の異なる3つの光をそれぞれ反射する3つの反射型液晶表示素子64,65,66、一方向の偏光成分のみを通過させる金属グリッド偏光子91,93,95,96、偏光方向を90°回転させる偏光回転素子92,94,97,98、それぞれの光の偏光成分を選択的に透過・反射する偏光ビームスプリッタ101,102,103、合成された光をスクリーン80上に結像させる投影光学系である投射レンズ70を備えている。
ここで、本実施の形態の金属グリッド偏光子91,93,95,96においても、実施の形態1の金属グリッド偏光子32,33,34と同様の方法で製造され、ガラス等の無機物質からなるガラス基板上に、所定の高さの凸部が所定の溝幅の間隔で互いに等間隔で平行に多数形成されている。また、凸部の上面及び片側側面は、Alを基板に対し斜め方向から蒸着された金属層が形成され、さらに、隣接する凸部の間の溝部には、Al金属により被覆されない部分が残され、極めて狭いスリットが形成されている。
白色光源30からは、白色光源30に備えられたリフレクタ(楕円鏡)により略平行光に変換された白色光が出射される。白色光は、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)の3原色からなり、偏光変換素子90によりS偏光へと変換される。
緑反射赤青透過特性を有するダイクロイックミラー53に入射したRのS偏光、BのS偏光は、ダイクロイックミラー53のダイクロイック面を透過した後、金属グリッド偏光子91を透過しP偏光成分がほぼ完全にカットされ、RのS偏光、BのS偏光となる。なお、この位置に金属グリッド偏光子91を配置する理由は、偏光変換素子90による偏光の整流化が充分ではなく、偏光変換素子90を通過した時点での入射光には一部P偏光が含まれ、画像のコントラストを劣化させるため、金属グリッド偏光子91により偏光を揃えることでより高い画像のコントラストが得られることにある。RのS偏光とBのS偏光とはB光の偏光を回転させる偏光回転素子92に入射し、RのS偏光は変化せず、BのS偏光は偏光が回転してBのP偏光となる。
第1のプリズムに相当する偏光ビームスプリッタ101に入射したRのS偏光はスプリッタ面である誘電体多層膜101aにより反射され、RのS偏光として反射型液晶表示素子64に入射する。ここで、反射型液晶表示素子64によって明るく表示させる光は、RのP偏光として反射され、暗く表示させる光はRのS偏光のまま反射される。明るく表示させる光であるRのP偏光は、再び偏光ビームスプリッタ101に入射し、今度はP偏光であるためスプリッタ面である誘電体多層膜101aを透過する。
一方、Bの偏光を回転させる偏光回転素子92を透過したBのP偏光は、偏光ビームスプリッタ101に入射し、スプリッタ面である誘電体多層膜101aを透過してBのP偏光としてBの反射型液晶表示素子65に入射する。ここでBの反射型液晶表示素子65により、明るく表示させる光は、BのS偏光として反射され、暗く表示させる光はBのP偏光のまま反射される。明るく表示させる光であるBのS偏光は、偏光ビームスプリッタ101に再度入射し、今度はS偏光であるため、スプリッタ面である誘電体多層膜101aにより反射され、BのS偏光となってRのP偏光と合成される。
偏光ビームスプリッタ101によって合成されたRのP偏光とBのS偏光とは、B光の偏光を回転させる偏光回転素子94に入射し、RのP偏光は変化せずにRのP偏光となり、BのS偏光は偏光が回転してBのP偏光となる。R、B共にP偏光となった光は、次にP偏光を通過させるように配置された金属グリッド偏光子93に入射して、不要なS偏光の迷光がカットされ、高いコントラストを持つRのP偏光およびBのP偏光となる。
RのP偏光とBのP偏光とは第2のプリズムに相当する偏光ビームスプリッタ102に入射し、スプリッタ面102aを透過し、RのP偏光およびBのP偏光となる。
また、Gの光については、白色光源30より出射したGの光は、偏光変換素子90によりGのS偏光に変換された後、緑反射赤青透過特性を有するダイクロイックミラー53により反射され、GのS偏光となって金属グリッド偏光子95に入射する。
ダイクロイックミラー53により反射されたGのS偏光が金属グリッド偏光子95に入射すると、P偏光成分がほぼ完全にカットされ、GのS偏光となり、第3のプリズムに相当する偏光ビームスプリッタ103に入射する。
偏光ビームスプリッタ103に入射したGのS偏光は、スプリッタ面である誘電体多層膜103aにより反射されGのS偏光となり、Gの反射型液晶表示素子66に入射する。ここで明るく表示させる光はGのP偏光として反射され、再び偏光ビームスプリッタ103に入射し、今度はP偏光であるため、スプリッタ面である誘電体多層膜103aを透過する。
ここで、GのP偏光は、P偏光を透過させるように配置された金属グリッド偏光子96を透過した後、偏光回転素子97に入射して偏光が回転され、GのS偏光となる。
GのS偏光は、偏光ビームスプリッタ102に入射し、スプリッタ面102aで反射され、RのP偏光およびBのP偏光と合成される。
そして、RのP偏光、GのS偏光およびBのP偏光は、R光とB光の偏光を回転させる偏光回転素子98に入射し、GのS偏光は変化せず、RのP偏光とBのP偏光とは偏光が回転し、RのS偏光とBのS偏光とになる。したがって、偏光ビームスプリッタ102によって合成された映像光はR、G、B全てS偏光の成分を持ち、投写レンズ70によってスクリーン80に拡大投写される。投写レンズ70から出射する偏光面を全て同一のS偏光とすることにより、偏光スクリーンへの対応や、所定の偏光方向の光の入射が指定されている背面投写型スクリーンへの対応が可能である。
本発明の活用例として、光伝送装置、光増幅装置等の各種光学装置、さらには透過方式または反射方式の投射型液晶表示装置等がある。
金属グリッド偏光子を説明するための図である。 金属グリッド偏光子の製造方法を説明するための図である。 透過方式の投射型液晶表示装置を説明するための図である。 反射方式の投射型液晶表示装置を説明するための図である。 従来の金属グリッド偏光子を説明するための図である。
符号の説明
10,90…偏光変換素子、11…基板、12…凸部、13…金属層、14…溝部、21,22…インテグレータレンズ、23,24…リレーレンズ、25,26,27…コンデンサレンズ、30…白色光源、31…白色光、32,33,34,91,93,95,96,100,200…金属グリッド偏光子、41,42,43,44…ミラー、45…ダイクロイックプリズム、51,52,53…ダイクロイックミラー、61,62,63…透過型液晶表示素子、64,65,66…反射型液晶表示素子、70…投射レンズ、80…スクリーン、92,94,97,98…偏光回転素子、101,102,103…偏光ビームスプリッタ、121…凸部上面、122…凸部側面a、123…凸部側面b、141…底部

Claims (11)

  1. 基板面に形成された、互いに平行な複数の矩形状の溝部と、
    前記溝部の片側側面及び当該溝部の底部の一部を被覆する金属層と、
    を有することを特徴とする偏光子。
  2. 前記基板は、光透過性樹脂又はガラスから形成されることを特徴とする請求項1記載の偏光子。
  3. 前記金属層は、アルミニウム、アルミニウム合金、銀又は銀合金からなることを特徴とする請求項1記載の偏光子。
  4. 前記溝部は、溝幅50nm〜200nmであり、溝深さ30nm〜120nmであり、溝ピッチ60nm〜250nmであることを特徴とする請求項1記載の偏光子。
  5. 前記基板は、前記溝部が形成された面とは反対側の面に反射防止膜をさらに有することを特徴とする請求項1記載の偏光子。
  6. 基板上に、所定の高さ及び幅を有し、互いに等間隔で平行に配置された多数の直線状の凸部と、
    隣接する前記凸部の間にそれぞれ形成された溝部と、
    前記凸部の片側側面及び前記溝部の底部の一部を被覆する金属層と、を有することを特徴とする偏光子。
  7. 前記凸部の上面の少なくとも一部を被覆する金属層を有することを特徴とする請求項6記載の偏光子。
  8. 前記金属層の表面に形成される酸化層をさらに有することを特徴とする請求項6記載の偏光子。
  9. 互いに平行な複数の矩形状の溝部を備える基板を形成する基板形成工程と、
    前記基板形成工程により形成された前記溝部の片側側面及び当該溝部の底部の一部を被覆する金属層を形成する金属層形成工程と、を有することを特徴とする偏光子の製造方法。
  10. 前記金属層形成工程は、前記溝部に遮光物質により被覆されない部分が残るように、前記基板の上面の所定の角度を有する方向から前記遮光物質を蒸着させることを特徴とする請求項9記載の偏光子の製造方法。
  11. 光源と、
    前記光源からの光を偏光分離する偏光子と、
    前記偏光子により偏光された光を透過または反射する液晶表示素子と、
    前記液晶表示素子を透過または反射した光をスクリーンに投射する投射光学系と、を備え、
    前記偏光子は、
    基板面に形成された、互いに平行な複数の矩形状の溝部と、
    前記溝部の片側側面及び当該溝部の底部の一部を被覆する金属層と、を有することを特徴とする投射型液晶表示装置。
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