JP2007114375A - 光照射装置および液晶表示装置および液晶投射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源から放射される無偏光の光を、利用効率よく直線偏光化して照射光とすることができる新規な光照射装置を実現する。
【解決手段】実質的に単色光で無偏光の光を放射する光源1と、この光源を半ば囲繞して設けられ、上記光源から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するリフレクタ2と、このリフレクタの開口部に設けられ、単色光のうち所定方向の直線偏光成分を透過させ、残りを反射する偏光子3と、この偏光子とリフレクタ2との間に配設され、偏光子により反射された光の偏光状態を変化させる複屈折手段4とを有し、偏光子3が、光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光に対して、偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子であることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】実質的に単色光で無偏光の光を放射する光源1と、この光源を半ば囲繞して設けられ、上記光源から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するリフレクタ2と、このリフレクタの開口部に設けられ、単色光のうち所定方向の直線偏光成分を透過させ、残りを反射する偏光子3と、この偏光子とリフレクタ2との間に配設され、偏光子により反射された光の偏光状態を変化させる複屈折手段4とを有し、偏光子3が、光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光に対して、偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、光照射装置および液晶表示装置および液晶プロジェクタ装置に関する。
反射型の液晶パネルを用いる液晶プロジェクタにおいては、直線偏光状態の照明光が用いられる。LEDから放射される光のように「実質的に単色光で無偏光の光」から、直線偏光状態の光を得るには、上記無偏光な光をして偏光子を透過せしめればよいが、この方法では、光源から放射される光量の略1/2が利用されず、光の利用効率が低い。
このような「光利用効率の低さ」を改良し得る光照射装置として、特許文献1記載のものが知られている。
特許文献1に記載の光照射装置では、偏光子として「光が透過する基板上に、数千Åピッチで導電性の金属線状パターンを形成したもの」を用い、導電性金属線状パターンの線方向に直交する偏光成分を透過させ、線方向に平行な偏光成分を反射させる。
そして、反射された偏光成分を光源の後方に配置された反射鏡で反射させるとともに、光源と偏光子との間に配置された1/4位相差板を往復透過させて、反射光の偏光面を90度旋回させ、偏光子を透過する光に変換して偏光子を透過させる。
この光照射装置では光利用効率を高めることができるが、「光が透過する基板上に、数千Åのピッチで導電性の金属線状パターンを形成した偏光子」は、数千Åピッチで導電性金属線状パターンを形成するのが必ずしも容易ではなく、また、温度変化や湿度の影響で導電性の金属線状パターンが基板から剥離しやすい等の問題がある。
一方、近来、新規な光学素子として「フォトニック結晶素子」が提案されている。とくに、特許文献2に記載のフォトニック結晶素子は、その構成により、偏光子としての機能や位相差板としての機能を実現でき、環境変化に対しても安定しており、製造も比較的容易である。
この発明は、上述した事情に鑑み、光源から放射される無偏光の光を利用効率よく、直線偏光化して照射光とすることができる新規な光照射装置の実現を課題とする。この発明はまた、上記新規な光走査装置を用いる液晶表示装置や、液晶プロジェクタ装置の実現を課題とする。
この発明の光照射装置は、光源と、リフレクタと、偏光子と、複屈折手段とを有する。
「光源」は、実質的に単色光で無偏光の光を放射する。
「リフレクタ」は、光源を半ば囲繞して設けられ、光源から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射する反射部材である。
「偏光子」は、リフレクタの開口部に設けられ、上記単色光のうち所定方向の直線偏光成分を透過させ、残りを反射する光学素子である。
「リフレクタ」は、光源を半ば囲繞して設けられ、光源から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射する反射部材である。
「偏光子」は、リフレクタの開口部に設けられ、上記単色光のうち所定方向の直線偏光成分を透過させ、残りを反射する光学素子である。
「複屈折手段」は、偏光子とリフレクタとの間に配設され、偏光子により反射された光の偏光状態を変化させる。
そして、上記偏光子は「光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光に対して、偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子」である(請求項1)。
請求項1記載の光照射装置における複屈折手段は「光源からの実質的な単色光に対して1/4波長板として作用するもの」であることが好ましい(請求項2)。請求項1または2記載の光照射装置における複屈折手段を板状とし、偏光子とリフレクタとの間(偏光子と光源との間、あるいは、光源とリフレクタの間)に、偏光子と平行に配設することができる(請求項3)。
請求項3記載の光照射装置における「板状の複屈折手段」は、光源から放射される実質的な単色光に対して複屈折作用を有するように構成されたフォトニック結晶素子であることができる(請求項4)。
請求項1または2記載の光照射装置において用いられる「複屈折手段」はまた、リフレクタの反射面に層状に形成されていることができる(請求項5)。
請求項1記載の光照射装置において、複屈折手段が「リフレクタ内において光源を封止する」ことができる(請求項6)。
請求項1記載の光照射装置において、複屈折手段が「リフレクタ内において光源を封止する」ことができる(請求項6)。
上記請求項1〜6の任意の1に記載の光照射装置における光源としてはLEDが好適である(請求項7)が、光源はLEDに限らず、たとえばナトリウムランプやEL発光素子、蛍光発光体等、実質的に単色光で無偏光の光を放射するものであれば適宜に用いることができる。あるいはまた「白色光源からの光を、フィルタ等を通して実質的な単色光として取り出すようにしたもの」を光源としても良い。
なお、光源から放射される「実質的な単色光」は、完全な単色光(単一波長の光)に限らず、実質的に単色光と見られる程度の波長領域に広がった波長分布を持つ光を謂う。たとえば、後述の実施例において光源として用いられるLEDは、発光スペクトルとして、中心波長:470nmの周りに±20nmの波長分布を有する。
この発明の液晶表示装置は、液晶を照明する光照射装置として、上記請求項1〜7の任意の1に記載の光照射装置を用いたものであり(請求項8)、この発明の液晶プロジェクタ装置は、液晶パネルを照明する投射用光源装置として、上記請求項1〜7の任意の1に記載の光照射装置を用いたものである(請求項9)。請求項8の液晶表示装置における光照射装置以外の部分については公知の液晶表示装置の構成を適宜利用でき、請求項9の液晶プロジェクタ装置における投射用光源装置以外の部分は、公知の液晶プロジェクタ装置の構成を適宜利用できる。
ここで、この発明の光照射装置において偏光子あるいは「板状の複屈折手段」として用いられる「フォトニック結晶素子」について、図2を参照して説明する。
図2(a)において符号30で示すのは「フォトニック結晶素子のベースとなる基板」である。図の如くにx、y、z方向を設定すると、基板30は「xy面に平行な板状」であり、xy面に平行な一方の表面(図2(a)において上方の面)には、y方向に「所定周期の凹凸」による凹凸構造31が形成されている。凹凸構造31は、これをxz面に平行な仮想的断面で切断したときの断面形状がy方向に一様であり、上記仮想的断面がy方向のどの位置にあっても、断面形状は同じである。
図2(a)において符号30で示すのは「フォトニック結晶素子のベースとなる基板」である。図の如くにx、y、z方向を設定すると、基板30は「xy面に平行な板状」であり、xy面に平行な一方の表面(図2(a)において上方の面)には、y方向に「所定周期の凹凸」による凹凸構造31が形成されている。凹凸構造31は、これをxz面に平行な仮想的断面で切断したときの断面形状がy方向に一様であり、上記仮想的断面がy方向のどの位置にあっても、断面形状は同じである。
図2(a)に示す図では、凹凸構造31の、xz面に平行な仮想的断面による断面形状は「矩形波状」であるが、凸部の断面形状は必ずしも矩形である必要は無く、台形形状や三角形状、さらには波型であってもよい。しかし、凹凸構造の形成の容易さという実用的な面から見ると、凸部の断面形状は矩形あるいは台形形状が適当である。
基板30に形成する凹凸構造31の周期は、光源から放射される単色光の波長(分光スペクトルが波長幅をもって広がっているときは中心波長)よりも小さく設定される。従って、凹凸構造31は極めて微細なものである。また、凹凸構造31の凸部の高さは、凹凸構造の周期を1として、1/3〜1程度が好適である。
図2(b)は「フォトニック結晶素子」の構造を模式的に示している。
フォトニック結晶素子は、基板30に形成された微細な凹凸構造の上に、高屈折率の層と、低屈折率の層とをz方向に交互に積層した積層構造32を有する。高屈折率の層も低屈折率の層も「光源から放射される実質的な単色光に対して透明な材料」によるものである。これら積層される層は「互いに隣接する高屈折率の層と低屈折率の層」を1ペアとして、複数ペアが積層される。各層の層形成には、真空蒸着やスパッタリング等の公知の成膜技術が用いられる。また、各層の層厚は前記「光源から放射される単色光の波長」よりも小さく設定される。
フォトニック結晶素子は、基板30に形成された微細な凹凸構造の上に、高屈折率の層と、低屈折率の層とをz方向に交互に積層した積層構造32を有する。高屈折率の層も低屈折率の層も「光源から放射される実質的な単色光に対して透明な材料」によるものである。これら積層される層は「互いに隣接する高屈折率の層と低屈折率の層」を1ペアとして、複数ペアが積層される。各層の層形成には、真空蒸着やスパッタリング等の公知の成膜技術が用いられる。また、各層の層厚は前記「光源から放射される単色光の波長」よりも小さく設定される。
基板30の微細な凹凸構造31の上に、上記の如く、高屈折率の層と低屈折率の層とを交互に積層していくと、図2(b)に示す如く、積層構造32の最上層は、基板30における凹凸構造の周期に従って「滑らかに波打つ」ように表面形状が形成される(特許文献2により知られた「自己クローニング技術」)。即ち、積層構造32に上面の形状は、微細な凹凸構造32における凹凸の周期構造を反映したものとなっている。
このような形態に構成されたものがこの発明で用いられる「フォトニック結晶素子」である。必要に応じて、表面部に「高屈折率の膜と低屈折率の膜とを積層した保護層」を形成することもできる。
また後述の具体例3に示すように、1ペアを構成する「高屈折率の層と低屈折率の層」における各層の材料や厚さを変えて別の1ペアを構成し、このように構成される複数種のペアを、ペア:A、ペア:B等とするとき、基板30上にペア:Aを複数ペア積層し、その上にペア:Bを複数ペア積層し、というように、基板上に複数種の積層構造を順次に形成してもよい。このようなフォトニック結晶素子は、特許文献2により知られたものの1形態である。
上記の如きフォトニック結晶素子は、基板表面の微細な凹凸構造における周期、交互に積層される高屈折率層の屈折率と厚さ、低屈折率層の屈折率と厚さ、これらの層によるペアの積層されるペア数等をパラメータとして変化させることにより、光学特性や光学機能を調製することができる。たとえば後述の具体例のように、高屈折率層の層厚、低屈折率層の層厚を異ならせることにより「偏光子として機能するフォトニック結晶素子」や「板状の複屈折手段として機能するフォトニック結晶素子」を作製することができる。
上述の如く、この発明によれば、新規な光照射装置を実現できる。
この光照射装置では、光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光は、フォトニック結晶素子による偏光子に入射すると、前記y方向の偏光成分(「TE偏光成分」という。)が反射され、前記x方向の偏光成分(「TM偏光成分」という。)が透過する。反射されたTE偏光成分はリフレクタに反射されて再び偏光子に向かうが、その間に複屈折手段を往復通過することにより偏光状態が変化し、偏光子に再度到達するときには、偏光子を透過する偏光成分(TM偏光成分)を含んだ光になっており、したがってこの成分の光が偏光子を透過して取り出される。
この光照射装置では、光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光は、フォトニック結晶素子による偏光子に入射すると、前記y方向の偏光成分(「TE偏光成分」という。)が反射され、前記x方向の偏光成分(「TM偏光成分」という。)が透過する。反射されたTE偏光成分はリフレクタに反射されて再び偏光子に向かうが、その間に複屈折手段を往復通過することにより偏光状態が変化し、偏光子に再度到達するときには、偏光子を透過する偏光成分(TM偏光成分)を含んだ光になっており、したがってこの成分の光が偏光子を透過して取り出される。
このようにして、偏光子で反射される光が複屈折手段の作用で「偏光子を透過する偏光成分を含んだ光」に変換されるので、光源から放射される無偏光の光を、偏光方向の揃った直線偏光として効率よく取り出すことができる。
以下、発明の実施の形態を説明する。
図1(a)は、光照射装置の実施の1形態を説明するための図である。
図1(a)において、符号1は光源、符号2はリフレクタ、符号3は偏光子、符号4は複屈折手段をそれぞれ示している。
光源1は「実質的に単色光で無偏光の光」を放射するものであり、この実施の形態においてはLEDが用いられている。リフレクタ2は、光源1を半ば囲繞して設けられ、光源1から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するように、内側の面が反射面として形成されている。リフレクタ2の反射面形状は、例えば、光源1の発光部の位置を焦点とする回転放物面や回転楕円面として形成することができる。
図1(a)において、符号1は光源、符号2はリフレクタ、符号3は偏光子、符号4は複屈折手段をそれぞれ示している。
光源1は「実質的に単色光で無偏光の光」を放射するものであり、この実施の形態においてはLEDが用いられている。リフレクタ2は、光源1を半ば囲繞して設けられ、光源1から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するように、内側の面が反射面として形成されている。リフレクタ2の反射面形状は、例えば、光源1の発光部の位置を焦点とする回転放物面や回転楕円面として形成することができる。
偏光子3は、光源1から放射される実質的に単色光で無偏光の光に対して、偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子である。偏光子3は板状に構成され、リフレクタ2の開口部(光取り出し用の開口部)を塞ぐように配設されている。
複屈折手段4は、図の如く、偏光子3とリフレクタ2との間に配設され、偏光子3により反射された光の偏光状態を変化させる手段であるが、この実施の形態においては、板状に形成され、光源1と偏光子3との間の位置に配設されている。この実施の形態において、板状の複屈折手段は、光源1からの実質的な単色光に対して1/4波長板として作用するものである。
図1(b)は、(a)に示す光照射装置の光学的な機能を説明するための図である。
光源1から放射された実質的な単色光L0は、直接的に、またはリフレクタ2により反射されて板状の複屈折手段4に入射してこれを透過する。複屈折手段4は単色光L0に対して1/4波長板として作用するが、単色光L0は無偏光であるので、複屈折手段4を透過した透過単色光L1も無偏光のままである。
光源1から放射された実質的な単色光L0は、直接的に、またはリフレクタ2により反射されて板状の複屈折手段4に入射してこれを透過する。複屈折手段4は単色光L0に対して1/4波長板として作用するが、単色光L0は無偏光であるので、複屈折手段4を透過した透過単色光L1も無偏光のままである。
透過単色光L1は次いで、偏光子3に入射する。そして、偏光子3における透過方向の偏光成分(「P成分(前述のTM偏光成分)」と呼ぶ。)が、第1次P偏光P1として偏光子3から射出する。
偏光子3に入射する透過単色光L1に含まれる、偏光子3における透過方向に直交する方向の偏光成分(「S成分(前述のTE偏光成分)」と呼ぶ。)は、偏光子3により反射されて反射S偏光S1となって複屈折手段4を透過して円偏光L11となってリフレクタ2により再度反射され、円偏光L12となって複屈折手段4を偏光子3側へ透過して光L2となる。このとき、複屈折手段4は、単色光L0に対して1/4波長板として作用するので、光L2においては反射S偏光S1の偏光面が90度旋回し、偏光子3に対してP成分光となっており、偏光子3を透過して第2次P偏光P2として射出する。
従って、仮に複屈折手段4が設けられていなければ、光照射装置から取り出される光は第1次P偏光P1のみであり、これは光源1が放射する光量の1/2に過ぎないが、単色光L0に対して1/4波長板として作用する複屈折手段4が存在するため、第1P偏光P1のみならず、第2次P偏光P2も取り出されるため、光源1から放射される単色光L0の略100%を「偏光方向の揃ったP偏光成分光」として取り出すことができる。
実際には、複屈折手段4を透過する光の大部分は、複屈折手段4を斜めに透過するので、これらの光に対しては正確な1/4波長板として機能するわけではないが、偏光子3により反射される反射S偏光S1は常にS成分光であり、これが、複屈折手段4を往復透過したのちの光L2は、S偏光状態から変化してP偏光成分を含む光となるため、その一部が偏光子3を透過する。このような偏光子3とリフレクタ2による反射のプロセスが繰り返されるたびに偏光子3に再入射する光L2には、偏光子3に対するP偏光成分が含まれることになるので、光照射装置から取り出される「偏光方向の揃った光の光量」を有効に増大させて、光源1に対する光利用効率を有効に100%に近づけることができるのである。
ここで、フォトニック結晶素子の具体例を図2に即して説明する。
具体例1
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
この凹凸構造の上に、高屈折率の層と、低屈折率の層とをz方向に交互に積層した積層構造32をスパッタリング成膜により形成した。
光屈折率層を構成する高屈折率の材料は「Nb2O5」、低屈折率層を構成する低屈折率の材料は「SiO2」である。
光屈折率層を構成する高屈折率の材料は「Nb2O5」、低屈折率層を構成する低屈折率の材料は「SiO2」である。
「Nb2O5」の層の層厚を96nm、「SiO2」の層の層厚を140nmとし、これらの層を交互に積層するが、「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペア」として10ペアを基板30上に積層形成し、その上に保護層(AR層)として、「Nb2O5による厚さ:96nmの膜」と、「SiO2による厚さ:68nmの膜」をこの順序に1層づつ形成して「フォトニック結晶素子による偏光子」とした。
フォトニック結晶素子の「偏光子としての機能」は、基板30における凹凸構造31の周期と、積層構造32を構成する「層厚:96nmのNb2O5層」と「層厚:140nmのSiO2層」の組み合わせ(ペア)のバンド構造により決定される。
「層厚:96nmのNb2O5層」と「層厚:140nmのSiO2層」の1ペアの「バンド図(シミュレーションにより計算したもの)」を、図3(a)に示す。このバンド図における横軸は「波数」であり、aは「上記1ペアの格子定数」である。格子定数:aは以下のように決定される。
即ち、格子定数:aは「z方向での積層周期」であり、上記1ペア分の厚みである。説明中の例で言えば、a=96nm+140nm=236nmである。
縦軸は波長(単位:nm)である。「TE」とあるのは「図2におけるy方向」に振動するTE偏光成分で、TMとあるのは「図2におけるx方向」に振動するTM偏光成分である。この図において、TE(黒丸印)もしくはTM(×印)のある部分は、上記1ペアの層内に「TE偏光成分もしくはTM偏光成分の定常波が存在できるための、波数と波長の関係」を表している。
ここで、このバンド図における波長領域として400〜600nmの領域を見てみると、TM偏光成分(×印)はこの波長領域にわたって連続的に分布しており、したがって上記波長領域内においては波長に拘わらず定常波が存在できる。この条件は、波長:400〜600nmの範囲では、TM偏光成分が上記1ペアの層を良好に透過できることを示している。
これに対し、TE偏光成分(黒丸印)は、波長:440〜470nmの領域では、定常波として存在できない。このことは、TE偏光成分は上記440〜470nmの波長領域では上記1ペアの層を「安定して透過することができない」ことを意味する。このような「TE偏光成分の定常波が存在できない波長領域」を図示の如く「TEバンドギャップ」と呼ぶ。
偏光子3では、積層構造32は「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペアとして、基板30上に10ペア積層形成」したものである。この10ペアに対して波長300〜600nnのTE偏光、TM偏光を入射させたときの分光透過率の図(シミュレーションで計算したもの、以下の具体例においても同様である。)を図3(b)に示す。
図3(b)における縦軸が「波長」、横軸は「透過率」で、「太線」はTE偏光成分、「細線」はTM偏光成分である。この図を見ると明らかなように、説明中の偏光子においてTM偏光成分は分光透過率が400〜600nmの波長領域では略1であるのに対し、TE偏光成分のほうは、前述のTEバンドギャップ(440〜470nm)の部分で、透過率が略0である。
換言すると、この具体例1のフォトニック結晶素子は、波長:440〜470nmの領域の光に対しては、TE偏光成分を略100%反射し、TM偏光成分を略100%透過させる「偏光子としての機能」を有することになる。
具体例2
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
この凹凸構造の上に、「Nb2O5の層」の層厚を103nm、「SiO2の層」の層厚を150nmとし、これら「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペア」として、10ペアを基板30上に積層形成し、その上に保護層(AR層)として「SiO2」による厚さ:68nmの膜を1層形成して「フォトニック結晶素子による偏光子」とした。
この場合における、「Nb2O5の層とSiO2の層の1ペア」に対するバンド図と、具体例2の分光透過率の図を、それぞれ、図4(a)、(b)に示す。
バンド図から明らかなように、具体例2のフォトニック結晶素子では、470〜495nmの波長領域がTEバンドギャップであり、分光透過図から明らかなように、具体例2のフォトニック結晶素子は、波長:470〜495nmの領域の光に対しては、TE偏光成分を略100%反射し、TM偏光成分を略100%透過させる「偏光子としての機能」を有することが分かる。
具体例3
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
この凹凸構造の上に、具体例2におけると同じく「Nb2O5」の層の層厚を103nm、「SiO2」の層の層厚を150nmとし、これら「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペア」として、15ペアを基板30上に積層形成して「第1の積層構造」とし、この第1の積層構造の上に、具体例1におけると同じく「Nb2O5の層」の層厚を96nm、「SiO2の層」の層厚を140nmとし、これら「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペア」として、15ペアを基板30上に積層形成して「第2の積層構造」とし、この第2の積層構造の上にAR層として「SiO2の厚さ:68nmの膜と、Nb2O5の厚さ:140nmの膜」を1層ずつ上記順序に積層した。
このように形成された具体例3のフォトニック結晶素子の分光透過図を図5に示す。
この図5から明らかなように、具体例3のフォトニック結晶素子は、波長:440〜495nmの領域の光に対しては、TE偏光成分を略100%反射し、TM偏光成分を略100%透過させる「偏光子としての機能」を有することが分かる。
この図5から明らかなように、具体例3のフォトニック結晶素子は、波長:440〜495nmの領域の光に対しては、TE偏光成分を略100%反射し、TM偏光成分を略100%透過させる「偏光子としての機能」を有することが分かる。
上に説明した具体例1〜3のフォトニック結晶素子は、特定の波長領域において偏光子としての機能を有するものであった。フォトニック結晶素子はまた「複屈折手段」として構成することもできる。この場合の具体例を具体例4として説明する。素子の構造は図2を参照する。
具体例4
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
基板30として、平行平板状の石英基板(厚さ:1mm、幅:30mm、長さ:40mm)の平滑な両面のうちの一方に、微細な凹凸構造31を形成した。凹凸構造31の周期(ピッチ)は190nm、断面形状は「矩形波形状」であり、凸部の幅:60nm、溝部の幅:130nm、凸部の高さ:100nmで、周期方向は石英基板の長さ方向である。
この凹凸構造の上に、高屈折率の層と、低屈折率の層とをz方向に交互に積層した積層構造32をスパッタリング成膜により形成した。
光屈折率層を構成する高屈折率の材料は「Nb2O5」、低屈折率層を構成する低屈折率の材料は「SiO2」である。
光屈折率層を構成する高屈折率の材料は「Nb2O5」、低屈折率層を構成する低屈折率の材料は「SiO2」である。
「Nb2O5の層」の層厚を80nm、「SiO2の層」の層厚を100nmとし、「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペア」として、4ペアを基板30上に積層形成し、その上にAR層として、「Nb2O5」による厚さ:80nmの膜と、「SiO2」による厚さ:68nmの膜をこの順序に1層づつ形成して「フォトニック結晶素子による複屈折手段」とした。
このときの「Nb2O5の層とSiO2の層を1ペアに対するバンド図」を図6(a)に示す。このバンド図から明らかなように具体例4のフォトニック結晶素子は、420〜570nmの波長領域において、TE偏光成分、TM偏光成分ともバンドギャップがない。したがって、上記波長領域のTE偏光成分、TM偏光成分は共に、具体例4のフォトニック結晶素子を透過するが、このときTE偏光方向は「速軸」、TM偏光方向は「遅軸」として作用し、透過したTE偏光とTM偏光とに位相差が生じる。
具体例4に光を透過させたときの、透過光の波長と、発生する位相差との関係を、図6(b)に示す。この図から明らかなように、具体例4のフォトニック結晶素子は「略460nmの光」に対し、1/4波長板として機能する。
図1に実施の形態を説明とした光照射装置の具体的実施例を以下の如くに構成した。
光源1として「波長:470±20nmの実質的な単色光」を無偏光な光として放射するLEDを用い、これを、回転放物面形状の反射面を持つリフレクタ2の、上記回転放物面の焦点位置に発光部が位置するようにセットした。
光源1として「波長:470±20nmの実質的な単色光」を無偏光な光として放射するLEDを用い、これを、回転放物面形状の反射面を持つリフレクタ2の、上記回転放物面の焦点位置に発光部が位置するようにセットした。
偏光子3として上記具体例3のフォトニック結晶素子を用い、複屈折手段4として「複屈折性樹脂フィルムによる板状の1/4波長板」を用いた。
このような構成で、光源であるLEDから放射される無偏光な光を、直線偏光に変換して効率よく取り出すことができた。
実施例1における複屈折手段に代えて、具体例4のフォトニック結晶素子を用いた。この場合の構成図を図7(a)に示す。混同の恐れがないと思われるものについては図1における同一の符号を付し、これらについての説明は図1に関する説明を援用する。
図7(a)において、符号4Aが、フォトニック結晶素子による複屈折手段(1/4波長板)を示している。
図7(b)は、(a)に示す光照射装置の光学的な機能を説明するための図である。混同の恐れがないと思われるものについては、図1(b)におけると同一の符号を付した。
図7(b)は、(a)に示す光照射装置の光学的な機能を説明するための図である。混同の恐れがないと思われるものについては、図1(b)におけると同一の符号を付した。
図7(b)において上下方向は、偏光子3における透過方向(P偏光方向)に対応し、この方向は、偏光子3の基板における凹凸構造のピッチ方向(矩形波状の波列方向)である。複屈折手段として用いられるフォトニック結晶素子4Aは、光源1と偏光子3との間に、偏光子3と平行に配置されるが、フォトニック結晶4Aの「基板における凹凸構造のピッチ方向」は、図7(b)に示すように、偏光子3におけるP偏光方向に対応する方向(図の上下方向)に対して45度傾くように設定される。
このような構成により、光源1(波長:470±20nmの、実質的に単色光で無偏光な光を放射するLED)から放射される無偏光な単色光L0を偏光方向の揃った照射光P1、P2として効率よく取り出して照射することができる。
上に説明した実施例1(2)の光照射装置は、実質的に単色光で無偏光の光を放射する光源1と、この光源1を半ば囲繞して設けられ、光源1から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するリフレクタ2と、このリフレクタの開口部に設けられ、放射された単色光のうち所定方向の直線偏光成分P1、P2を透過させ、残りS1を反射する偏光子3と、この偏光子3とリフレクタ2との間に配設され、偏光子3により反射された光S3の偏光状態を変化させる複屈折手段4(4A)とを有し、偏光子3が、光源1から放射される実質的に単色光で無偏光の光L0に対して偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子である(請求項1)。
実施例1、2における複屈折手段4、4Aは、光源1からの実質的な単色光に対して1/4波長板として作用するものであり(請求項2)、板状で偏光子3とリフレクタ2との間に、偏光子3と平行に配設され(請求項3)、実施例2における板状の複屈折手段4Aは、光源1から放射される実質的な単色光に対して複屈折作用を有するように構成されたフォトニック結晶素子である(請求項4)。
以下、光照射装置の変形例を挙げる。煩雑を避けるため、混同の恐れがないと思われるものについては、図1におけると同一の符号を用い、これらについての説明は図1に関する説明を援用する。
図8(a)に示す実施の形態は、板状の複屈折手段4Bが、リフレクタ2の内部に収納された形で、偏光子3と平行に配置された例である。図1の実施の形態における複屈折手段4に比して小型のものを用いることができ、コスト低減が可能である。
図8(b)に示す実施の形態は、複屈折手段4Cが、リフレクタ2の反射面に層状に形成された例(請求項5)であり、図8(c)に示す実施の形態は、樹脂等による複屈折手段4Dが、リフレクタ2内において「光源1を封止」する構成となっていることを特徴とする(請求項6)。
上に説明した各実施の形態や実施例において、光源1はLEDである(請求項7)。
図8(b)に示す実施の形態は、複屈折手段4Cが、リフレクタ2の反射面に層状に形成された例(請求項5)であり、図8(c)に示す実施の形態は、樹脂等による複屈折手段4Dが、リフレクタ2内において「光源1を封止」する構成となっていることを特徴とする(請求項6)。
上に説明した各実施の形態や実施例において、光源1はLEDである(請求項7)。
従って、上に説明した実施の各形態や実施例に示した光照射装置を、公知の液晶表示装置において、照明用光源装置として用いることにより請求項8記載の液晶表示装置を実現でき、また、公知の液晶プロジェクタ装置における投射用光源装置として用いることにより請求項9記載の液晶プロジェクタ装置を実現できる。
なお、光源の発光波長によっては、上記の具体例1や具体例2のフォトニック結晶素子も偏光子として光照射装置に組み込むことができることはいうまでもない。
1 光源
2 リフレクタ
3 フォトニック結晶素子による偏光子
4 複屈折手段
L0 光源から放射される無偏光で実施的な単色光
P1、P2 偏光方向が揃えられて光照射装置から取り出される照射光
2 リフレクタ
3 フォトニック結晶素子による偏光子
4 複屈折手段
L0 光源から放射される無偏光で実施的な単色光
P1、P2 偏光方向が揃えられて光照射装置から取り出される照射光
Claims (9)
- 実質的に単色光で無偏光の光を放射する光源と、
この光源を半ば囲繞して設けられ、上記光源から放射された実質的に単色光で無偏光の光を反射するリフレクタと、
このリフレクタの開口部に設けられ、上記単色光のうち所定方向の直線偏光成分を透過させ、残りを反射する偏光子と、
この偏光子と上記リフレクタとの間に配設され、上記偏光子により反射された光の偏光状態を変化させる複屈折手段とを有し、
上記偏光子が、上記光源から放射される実質的に単色光で無偏光の光に対して、偏光子として作用するように構成されたフォトニック結晶素子であることを特徴とする光照射装置。 - 請求項1記載の光照射装置において、
複屈折手段が、光源からの実質的な単色光に対して1/4波長板として作用するものであることを特徴とする光照射装置。 - 請求項1または2記載の光照射装置において、
複屈折手段が板状であり、偏光子とリフレクタとの間に、偏光子と平行に配設されたことを特徴とする光照射装置。 - 請求項3記載の光照射装置において、
板状の複屈折手段が、光源から放射される実質的な単色光に対して複屈折作用を有するように構成されたフォトニック結晶素子であることを特徴とする光照射装置。 - 請求項1または2記載の光照射装置において、
複屈折手段が、リフレクタの反射面に層状に形成されていることを特徴とする光照射装置。 - 請求項1記載の光照射装置において、
複屈折手段が、リフレクタ内において光源を封止することを特徴とする光照射装置。 - 請求項1〜6の任意の1に記載の光照射装置において、
光源がLEDであることを特徴とする光照射装置。 - 請求項1〜7の任意の1に記載の光照射装置を、照明用光源装置として用いた液晶表示装置。
- 請求項1〜7の任意の1に記載の光照射装置を、投射用光源装置として用いた液晶プロジェクタ装置。
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