JP2005172158A - 管差込み継手,管取外し用具,ならびにそれら管差込み継手と管取外し用具の組み合わせ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
円筒形の継手主体aの外端部の内周に、多数の係止爪17…を内方に向けて環状に列設してなる爪リングbを組み込むとともに、その継手主体aの内周であって上記爪リングbよりも内奥側の位置に円環状のシールリングcを組み込んでなる管差込み継手。
【選択図】 図1
Description
その管差込み継手は、図11に示すように、継手主体1の両端部の管接続口2,2の操作筒嵌合室3,3内に、係止爪操作筒4,4の先端部を受入させ、また、その操作筒嵌合室3,3の外側の突縁3′,3′に該係止爪操作筒4,4の環状凹処4′,4′を嵌合させることにより、該係止爪操作筒4,4を摺動自在にして、かつ抜けないようにして組み込んでいる。
また、操作筒嵌合室3,3の内奥側に爪リング挟入環状溝5,5を形成し、その爪リング挟入環状溝5,5に、多数の係止爪を環状に列設した爪リング6,6を挟入保持させ、その各係止爪の先端を、上記係止爪操作筒4を通じて上記管接続口2,2に差し込まれる管7の外周面に圧接するように延出位置させてなるものである。
その差込み状態の管7を引き出そうとする外力が作用したときには、上記爪リング6の各係入爪の先端が管7の外周面に食い込む状態となり、該管7の引き出しを防止するようになっている。
具体的には、従来の管差込み継手が組み込んでいた係止爪操作筒に相当する部材を組み込んでいないので、それを受け入れるのに必要であった分だけ継手主体の長さを短くすることにより必要な材料量を減らすことができる
また、従来の管差込み継手に比べると、爪リングを、継手主体の外端開口寄りに組み込んでいるので、その組み立て作業が容易である。
Aは、黄銅等の金属製で所要の肉厚を有する内空円筒形の継手主体aと、その継手主体aの両端部の管接続部9,9の内周に組み込まれた環状の爪リングb,bと、同じく管接続部9,9の内周の、上記各爪リングb,bよりも内奥側の位置に組み込まれたシールリングc,cとからなる管差込み継手である。
管接続部9は、その外端部(継手主体aの外端部)の内周を斜面10とすることによって、該管接続部9の外端開口(継手主体aの外端開口)の径を、その内奥側の径よりも大径にしている。
11は、上記管接続部9の外端部の内周の、上記斜面10の途中に刻設された爪リング挟入環状溝である。
12は、管接続部9の内周に刻設されたシールリング受入環状溝で、上記斜面10よりも内奥側の、該斜面10に近接した位置に刻設されている。
なお、ここでは各係止爪17…の先端側を、基端側に対して一方向に所要の角度屈曲させている爪リングbを示したが、各係止爪17…の先端側を屈曲させることなく、真っ直ぐ内方に延出させたものとしてもよい(図示しない)。
なお、上記爪リング挟入環状溝11は、斜面10の途中に刻設されているから、爪リングbの組込みは、その斜面10に爪リングbを、外端開口側から押圧することにより容易に行えるようになっている。
この組込みは、上記の通り一方向に屈曲している各係止爪17…の先端側が、管接続部9の内奥側に向くようにして行う。
また、上記の、各係止爪17…の先端側を屈曲させることなく真っ直ぐ内方に延出させた爪リングを組み込む場合には、当然その向きは問わない。
この管取外し用具Bは、所要の合成樹脂等により、その胴壁18の内径を管Cの外径よりやや大きくして製作されており、管Cに、摺動自在に嵌め込むことができるようになっている。
21は、上記管差込み継手Aの外端開口に受入するとともに、上記爪リングbの各係止爪17…に当接する寸法,形状にした先端部である。
この管取外し用具B′も、所要の合成樹脂等により、その胴壁18′の内径を管Cの外径よりやや大きくして製作されており、管Cに、摺動自在に嵌め込むことができる。
この取外し用具B′の両先端部21′,21′は、上記の管取外し用具Bの先端部21と同様に、上記管差込み継手Aの外端開口に受入するとともに上記爪リングbの各係止爪17…に当接する寸法,形状になっている。
これにより管Cの差込みの際の位置の調節が容易になる。
この場合、まず、上記管取外し用具B(B′)を、その先端部21(21′)を上記管差込み継手A側に向けた状態にして管Cに嵌め込む。その嵌め込みは、該管取外し用具B(B′)の切込み19(19′)を管Cの外周面に押し当て、その切込み19(19′)を強制的に開かせながら行うことができ、嵌め込まれた管取外し用具B(B′)は管Cに沿って摺動自在な状態となる。
このように管取外し用具B(B′)を押入し、爪リングbの各係止爪17…の食い込みを外したままの状態で、上記管Cを引くことで、該管Cの取り外しができる。
具体的には、従来の管差込み継手が組み込んでいた係止爪操作筒に相当する部材を組み込んでいないので、それを受け入れるのに必要であった分だけ継手主体の長さを短くすることにより必要な材料量を減らすことができる。
B,B′ 管取外し用具
C 管
a 継手主体
b 爪リング
c シールリング
9 管接続部
10 斜面
11 爪リング挟入環状溝
12 シールリング受入環状溝
17 係止爪
18,18′ 胴壁
19,19′ 切込み
21,21′ 先端部
Claims (6)
- 円筒形の継手主体の外端部の内周に、多数の係止爪を内方に向けて環状に列設してなる爪リングを組み込むとともに、その継手主体の内周であって上記爪リングよりも内奥側の位置に円環状のシールリングを組み込んでなることを特徴とする管差込み継手。
- 上記爪リングが、上記継手主体の外端部の内周に刻設された爪リング挟入環状溝に挟入されていることを特徴とする請求項1記載の管差込み継手。
- 上記継手主体が、外端部の内周を斜面とすることによって外端開口径を内奥側の径よりも大径にするとともに、その斜面の途中に上記爪リング挟入環状溝を刻設していることを特徴とする請求項1または2記載の管差込み継手。
- 上記継手主体の内周であって、上記シールリングよりも内奥側の位置に、該継手主体の外端開口を通じて差し込まれる管の先端を規制するための環状突提を突出形成していることを特徴とする請求項1,2または3記載の管差込み継手。
- 環状の胴壁の一側に切込みを形成して略C字状または欠円状にするとともに、該胴壁の内径を、請求項1,2,3または4記載の継手主体に接続した管の外径より大きくして、その管に摺動自在に嵌め込むことができるようにしていること、および、その管に嵌め込んだ状態で継手主体の側へ摺動させることにより、先端部を、上記継手主体の外端開口に押入させて該継手主体の外端部の内周の爪リングの各係止爪に当接させ、かつ、さらに押進することができるようにしていることを特徴とする管取外し用具。
- 請求項1,2,3または4記載の管差込み継手、および、請求項5記載の管取外し用具とからなることを特徴とする管差込み継手と管取外し用具の組み合わせ。
Priority Applications (1)
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JP2003414810A JP2005172158A (ja) | 2003-12-12 | 2003-12-12 | 管差込み継手,管取外し用具,ならびにそれら管差込み継手と管取外し用具の組み合わせ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007043540A1 (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Nikon Vision Co., Ltd. | 目当て |
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JP2003056778A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-26 | Norio Ura | 管差込み継手 |
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2003
- 2003-12-12 JP JP2003414810A patent/JP2005172158A/ja active Pending
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