JP2005172101A - ハイブリッド車両の変速制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハイブリッド車両のトランスミッションをメインシャフトおよびカウンタシャフトの回転数に基づいて変速制御する際に、その変速制御を精度良く行えるようにする。【解決手段】 トランスミッションTの変速比をメインシャフト回転数センサSmの出力およびカウンタシャフト回転数センサScの出力に基づいて制御するハイブリッド車両において、カウンタシャフト回転数センサScに異常が発生した場合には、クラッチ機構56を締結してモータMをカウンタシャフトCSに接続するとともに、モータ回転数センサSmotで検出したモータMの回転数からカウンタシャフトCSの回転数を求めてトランスミッションTを変速制御する。またカウンタシャフト回転数センサScが正常であっても、クラッチ機構56が締結しているときには、カウンタシャフト回転数センサScで検出したカウンタシャフトCSの回転数に代えて、より精度の高いモータMの回転数から求めたカウンタシャフトCSの回転数を使用する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、エンジンおよびモータの駆動力をトランスミッションを介して駆動輪に伝達可能なハイブリッド車両の変速制御装置に関する。
下記特許文献1に記載されたオートマチックトランスミッションの制御装置は、エンジンの負荷を検出するスロットル開度センサと、オートマチックトランスミッションの入力回転数および出力回転数を検出する入力回転数センサおよび出力回転数センサとを備えており、通常時にはスロットル開度センサの出力および入力回転数センサの出力に基づいてオートマチックトランスミッションの変速を制御し、スロットル開度センサおよび入力回転数センサの何れか一方に異常が発生した場合には、出力回転数センサの出力に基づいてオートマチックトランスミッションの変速を制御するようになっている。
特公平4−75427号公報
ところで、エンジンの駆動力およびモータの駆動力で走行可能なハイブリッド車両において、そのトランスミッションをメインシャフトおよびカウンタシャフトの回転数に基づいて変速制御する場合に、カウンタシャフト回転数センサが故障するとトランスミッションの変速制御が精度良く行われなくなる問題がある。またカウンタシャフト回転数センサが正常に機能していても、カウンタシャフトの回転数をより高精度に検出することができれば、トランスミッションの変速制御を一層精度良く行うことが可能になる。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ハイブリッド車両のトランスミッションをメインシャフトおよびカウンタシャフトの回転数に基づいて変速制御する際に、その変速制御を精度良く行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンに接続されたメインシャフトおよび駆動輪に接続されたカウンタシャフト間の変速比を制御するトランスミッションと、駆動輪にクラッチ機構を介して接続され、駆動輪の回転数に対して所定比率の回転数で回転するモータと、メインシャフトの回転数を検出するメインシャフト回転数センサと、カウンタシャフトの回転数を検出するカウンタシャフト回転数センサと、メインシャフトの回転数およびカウンタシャフトの回転数に基づいてトランスミッションを変速制御する制御手段とを備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、制御手段は、カウンタシャフト回転数センサの出力が利用できない場合に、クラッチ機構を締結して駆動輪にモータを接続するとともに、モータ回転数センサで検出したモータの回転数からカウンタシャフトの回転数を求めてトランスミッションを変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置が提案される。 また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、制御手段は、クラッチ機構の締結中にモータの回転数が所定値を越えないようにトランスミッションを変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、エンジンに接続されたメインシャフトおよび駆動輪に接続されたカウンタシャフト間の変速比を制御するトランスミッションと、駆動輪にクラッチ機構を介して接続され、駆動輪の回転数に対して所定比率の回転数で回転するモータと、メインシャフトの回転数を検出するメインシャフト回転数センサと、カウンタシャフトの回転数を検出するカウンタシャフト回転数センサと、メインシャフトの回転数およびカウンタシャフトの回転数に基づいてトランスミッションを変速制御する制御手段とを備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、クラッチ機構が締結されてモータとカウンタシャフトとが同期して回転する場合に、制御手段は、カウンタシャフト回転数センサで検出したカウンタシャフトの回転数に代えて、モータ回転数センサで検出したモータの回転数から求めたカウンタシャフトの回転数に基づいてトランスミッションを変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、制御手段は、クラッチ機構の締結中にモータの回転数が所定値を越えないようにトランスミッションを変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置が提案される。
尚、実施例のマニュアルトランスミッションTは本発明のトランスミッションに対応し、実施例の電子制御ユニットUは本発明の制御手段に対応し、また第5シンクロメッシュ機構56は本発明のクラッチ機構に対応する。
請求項1の構成によれば、ハイブリッド車両のトランスミッションのカウンタシャフト回転数センサの出力が利用できない場合に、クラッチ機構を締結して駆動輪にモータを接続することでモータとカウンタシャフトとを同期して回転させ、モータ回転数センサで検出したモータの回転数からカウンタシャフトの回転数を求めてトランスミッションを変速制御するので、カウンタシャフト回転数センサに異常が発生してもトランスミッションの変速制御を支障なく、かつ精度良く継続することができる。
請求項2の構成によれば、クラッチ機構の締結中にモータの回転数が所定値を越えないようにトランスミッションを変速制御するので、モータが過回転して損傷するのを確実に防止することができる。
請求項3の構成によれば、ハイブリッド車両のトランスミッションのクラッチ機構が締結されてモータとカウンタシャフトとが同期して回転する場合に、カウンタシャフト回転数センサで検出したカウンタシャフトの回転数に代えて、モータ回転数センサで検出したモータの回転数から求めたカウンタシャフトの回転数に基づいてトランスミッションを変速制御するので、カウンタシャフト回転数センサよりも高精度のモータ回転数センサの出力を有効に利用してトランスミッションの変速制御を一層精度良く行うことができる。
請求項4の構成によれば、クラッチ機構の締結中にモータの回転数が所定値を越えないようにトランスミッションを変速制御するので、モータが過回転して損傷するのを確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の第1実施例を示すもので、図1はハイブリッド車両用のマニュアルトランスミッションの縦断面図(図5の1−1線断面図)、図2は図1のA部拡大図、図3は図1のB部拡大図、図4は図1のC部拡大図。図5は図1の5−5線断面図、図6はマニュアルトランスミッションのスケルトン図、図7はマニュアルトランスミッションの制御系のブロック図、図8は第1実施例の作用を説明するフローチャート、図9は図8のステップS3,S7のサブルーチンのフローチャートである。
図1〜図6に示すように、ハイブリッド車両用のマニュアルトランスミッションTは、右側の第1ケーシング11および左側の第2ケーシング12を車体前後方向に延びる割り面で結合したミッションケース13を備えており、第1ケーシング11の右側面の開口部11aにエンジンEが結合される。第1、第2ケーシング11,12には、ボールベアリング14,15を介してメインシャフトMSが支持されるとともに、ローラベアリング16およびボールベアリング17を介してカウンタシャフトCSが支持され、更にメインシャフトMSおよびカウンタシャフトCSよりも短いリバースカウンタシャフトRCSが支持される。メインシャフトMSの右端はクラッチCを介してエンジンEのクランクシャフト18に接続される。
モータMは本体ケーシング19aと、その前面に結合されたフロントカバー12aと、その後面に結合されたリヤカバー20とで構成されたモータケース19を備えており、フロントカバー12aは第2ケーシング12と一体に形成される。従って、フロントカバー12aはミッションケース13の一部ではなく、モータケース19の一部を構成する。モータ出力軸MOSは第1、第2ケーシング11,12にボールベアリング21,22を介して支持されており、そのモータ軸70に固定されたロータ23がモータケース19の内周面に固定されたステータ24に対向する。
メインシャフトMSには、メイン1速ギヤ25、メイン2速ギヤ26およびメインリバースギヤ27が固設され、メイン3速ギヤ28、メイン4速ギヤ29、メイン5速ギヤ30およびメイン6速ギヤ31がそれぞれニードルベアリング32〜35を介して相対回転自在に支持される。またカウンタシャフトCSには、カウンタ1速ギヤ36およびカウンタ2速ギヤ37がそれぞれニードルベアリング38,39を介して相対回転自在に支持され、カウンタ3速ギヤ40、カウンタ4速ギヤ41、カウンタ5速ギヤ42、カウンタ6速ギヤ43、カウンタリバースギヤ44およびファイナルドライブギヤ45が固設される。
メイン1速ギヤ25、メイン2速ギヤ26、メイン3速ギヤ28、メイン4速ギヤ29、メイン5速ギヤ30およびメイン6速ギヤ31は、それぞれカウンタ1速ギヤ36、カウンタ2速ギヤ37、カウンタ3速ギヤ40、カウンタ4速ギヤ41、カウンタ5速ギヤ42およびカウンタ6速ギヤ43に噛合する。カウンタ1速ギヤ36およびカウンタ2速ギヤ37は第1シンクロメッシュ機構46を介してカウンタシャフトCSに選択的に結合可能であり、メイン3速ギヤ28およびメイン4速ギヤ29は第2シンクロメッシュ機構47を介してメインシャフトMSに選択的に結合可能であり、メイン5速ギヤ30およびメイン6速ギヤ31は第3シンクロメッシュ機構48を介してメインシャフトMSに選択的に結合可能である。
リバースカウンタシャフトRCSには、リバース第1ギヤ49およびリバース第2ギヤ50がそれぞれニードルベアリング51,52を介して相対回転自在に支持されており、リバース第1ギヤ49はメインリバースギヤ27に常時噛合し、リバース第2ギヤ50はカウンタリバースギヤ44に常時噛合する。リバース第1ギヤ49およびリバース第2ギヤ50は第4シンクロメッシュ機構53を介して相互に結合可能である。
モータ出力軸MOSには、リバース第2ギヤ50に常時噛合するモータ出力ギヤ54がニードルベアリング55を介して相対回転自在に支持されており、このモータ出力ギヤ54は第5シンクロメッシュ機構56を介してモータ出力軸MOSに結合可能である。
尚、本実施例のマニュアルトランスミッションTはオートマチック作動するものであり、クラッチCおよび第1〜第5シンクロメッシュ機構46,47,48,53,56は、ドライバーによるマニュアル操作ではなくアクチュエータによるオートマチック操作で作動するようになっている。
ディファレンシャルギヤDのディファレンシャルケース57が第1ケーシング11および第2ケーシング12にボールベアリング58,59を介して支持されており、ディファレンシャルケース57に設けたファイナルドリブンギヤ60がカウンタシャフトCSのファイナルドライブギヤ45に噛合する。ディファレンシャルケース57に設けたピニオンシャフト61に2個のディファレンシャルピニオン62,62が回転自在に支持されており、これらのディファレンシャルピニオン62,62に2個のディファレンシャルサイドギヤ63,63が噛合する。各々のディファレンシャルサイドギヤ63,63に結合されてディファレンシャルケース57に相対回転自在に支持された左右の車軸64,64が、左右の駆動輪W,Wにそれぞれ接続される。
メインシャフトMSの回転数Nmを検出すべく、メインシャフトMSに設けたメイン2速ギヤ26に対向するようにメインシャフト回転数センサSmが設けられるとともに、カウンタシャフトCSの回転数Ncを検出すべく、カウンタシャフトCSに設けたカウンタ4速ギヤ41に対向するようにカウンタシャフト回転数センサScが設けられる。またモータMの回転数Nmotを検出すべく、モータ軸70の軸端にレゾルバよりなるモータ回転数センサSmotが設けられる。
図7に示すように、メインシャフト回転数センサSm、カウンタシャフト回転数センサScおよびモータ回転数センサSmotは電子制御ユニットUに接続され、電子制御ユニットUはメインシャフトMSの回転数Nm、カウンタシャフトCSの回転数NcおよびモータMの回転数Nmotに基づいて、マニュアルトランスミッションTの変速用アクチュエータAで第1シンクロメッシュ機構46、第2シンクロメッシュ機構47、第3シンクロメッシュ機構48、第4シンクロメッシュ機構53および第5シンクロメッシュ機構56を作動させて変速を制御する。
図5はマニュアルトランスミッションTの第2ケーシング12を第1ケーシング11との割り面の近傍において切断した断面図であって、エンジンEに接続されたメインシャフトMSの前下方にリバースカウンタシャフトRCSが配置され、その前下方にモータ出力軸MOSが配置される。またメインシャフトMSの後下方にカウンタシャフトCSが配置され、その後下方にディファレンシャルギヤDが配置される。第2ケーシング12の下部には、その前壁からカウンタシャフトCSの下方まで延びるS字状の隔壁12bが設けられており、その隔壁12bの前部にモータ出力軸MOSおよびモータ出力ギヤ54の下方を囲むようにオイル溜まり65が形成される。
次に、上記構成を備えた本発明の第1実施例の作用を説明する。
エンジンEによる前進走行を行うとき、第5シンクロメッシュ機構56によりモータ出力ギヤ54をモータ出力軸MOSから切り離して駆動力がモータMに逆伝達されないようにするとともに、第4シンクロメッシュ機構53によりリバース第1ギヤ49およびリバース第2ギヤ50の結合を解除しておく。
第1シンクロメッシュ機構46でカウンタ1速ギヤ36をカウンタシャフトCSに結合すると1速変速段が確立し、エンジンEにクラッチCを介して接続されたメインシャフトMSの回転は、メイン1速ギヤ25、カウンタ1速ギヤ36、カウンタシャフトCS、ファイナルドライブギヤ45、ファイナルドリブンギヤ60、ディファレンシャルギヤDおよび車軸64,64を介して駆動輪W,Wに伝達される。第1シンクロメッシュ機構46でカウンタ2速ギヤ37をカウンタシャフトCSに結合すると2速変速段が確立し、メインシャフトMSの回転は、メイン2速ギヤ26からカウンタ2速ギヤ37に伝達されて駆動輪W,Wが駆動される。
第2シンクロメッシュ機構47でメイン3速ギヤ28をメインシャフトMSに結合すると3速変速段が確立し、メインシャフトMSの回転は、メイン3速ギヤ28からカウンタ3速ギヤ40に伝達されて駆動輪W,Wが駆動される。第2シンクロメッシュ機構47でメイン4速ギヤ29をメインシャフトMSに結合すると4速変速段が確立し、メインシャフトMSの回転は、メイン4速ギヤ29からカウンタ4速ギヤ41に伝達されて駆動輪W,Wが駆動される。第3シンクロメッシュ機構48でメイン5速ギヤ30をメインシャフトMSに結合すると5速変速段が確立し、メインシャフトMSの回転は、メイン5速ギヤ30からカウンタ5速ギヤ42に伝達されて駆動輪W,Wが駆動される。第3シンクロメッシュ機構48でメイン6速ギヤ31をメインシャフトMSに結合すると6速変速段が確立し、メインシャフトMSの回転は、メイン6速ギヤ31からカウンタ6速ギヤ43に伝達されて駆動輪W,Wが駆動される。
尚、駆動輪W,Wに接続されたカウンタシャフトCSの回転は、カウンタリバースギヤ44およびリバース第2ギヤ50を介してモータ出力ギヤ54に常時伝達されるが、第5シンクロメッシュ機構56によりモータ出力ギヤ54をモータ出力軸MOSから切り離すことで、高速走行時にモータMが外力で強制的に高速回転させられて耐久性が低下したり、モータMのフリクションによりエンジンEの燃料消費量が増加したりするのを防止することができる。
但し、車両の減速時であり、かつモータMが外力で過回転になる虞のない場合には、第5シンクロメッシュ機構56によりモータ出力ギヤ54をモータ出力軸MOSに結合することで、モータMをジェネレータとして機能させて回生制動を行うことができる。
エンジンEによる後進走行を行うとき、第4シンクロメッシュ機構53でリバース第1ギヤ49およびリバース第2ギヤ50を一体に結合して後進変速段を確立する。その結果、エンジンEにクラッチCを介して接続されたメインシャフトMSの回転は、メインリバースギヤ27、リバース第1ギヤ49、リバース第2ギヤ50、カウンタリバースギヤ44、カウンタシャフトCS、ファイナルドライブギヤ45、ファイナルドリブンギヤ60、ディファレンシャルギヤDおよび車軸64,64を介して駆動輪W,Wに伝達される。
上述したエンジンEによる前進走行中あるいは後進走行中に、第5シンクロメッシュ機構56でモータ出力ギヤ54をモータ出力軸MOSに結合した状態でモータMを駆動すると、モータMの駆動力をモータ出力ギヤ54、リバース第2ギヤ50およびカウンタリバースギヤ44を介してカウンタシャフトCSに伝達することで、エンジンEの駆動力をモータMの駆動力でアシストすることができる。但し、前進走行中であるか後進走行中であるかに応じてモータMの駆動方向は逆になる。
エンジンEの駆動力を使用せずにモータMの駆動力だけで車両を前進走行あるいは後進走行させる場合には、第5シンクロメッシュ機構56でモータ出力ギヤ54をモータ出力軸MOSに結合し、かつ第4シンクロメッシュ機構53でリバース第1ギヤ49およびリバース第2ギヤ50の結合を解除した状態でモータMを正転あるいは逆転駆動する。これにより、モータMの駆動力がモータ出力ギヤ54、リバース第2ギヤ50およびカウンタリバースギヤ44、カウンタシャフトCS、ファイナルドライブギヤ45、ファイナルドリブンギヤ60、ディファレンシャルギヤDおよび車軸64,64を介して駆動輪W,Wに伝達される。
モータMの駆動力を駆動輪W,Wに伝達する際に、モータ出力軸MOSに結合されたモータ出力ギヤ54の回転を第2リバースギヤ50を介してカウンタシャフトCSに伝達するので、モータMからカウンタシャフトCSへの駆動力の伝達経路の減速比を既存の第2リバースギヤ50およびカウンタリバースギヤ44を利用して稼ぐことができ、カウンタシャフトCS上に特別の減速用ギヤを設ける必要がなくして部品点数を削減するとともに、カウンタシャフトCSの長さが増加するのを防止してマニュアルトランスミッションTの軸方向寸法を小型化することができる。しかもカウンタシャフトCSに比べて短いリバースカウンタシャフトRCSにリバース変速段を確立するための第4シンクロメッシュ機構53を設けたので、カウンタシャフトCS上にシンクロメッシュ機構を配置する場合に比べてマニュアルトランスミッションTの軸方向寸法を小型化することができる。
上述したマニュアルトランスミッションTの変速制御を、図8のフローチャートに基づいて更に説明する。
先ずステップS1でメインシャフト回転数センサSmおよびカウンタシャフト回転数センサScでメインシャフトMSの回転数NmおよびカウンタシャフトCSの回転数Ncを検出する。続くステップS2でカウンタシャフト回転数センサScが正常であれば、ステップS3でメインシャフトMSの回転数NmおよびカウンタシャフトCSの回転数Ncに基づいて通常どおりマニュアルトランスミッションTの変速を制御する。
一方、前記ステップS2でカウンタシャフト回転数センサScが正常でなければ、ステップS4でモータMのクラッチ、つまり第5シンクロメッシュ機構56を締結してモータ出力軸MOSをカウンタシャフトCSを介して駆動輪W,Wに接続し、ステップS5でモータ回転数センサSmotでモータMの回転数Nmotを検出し、ステップS6でモータMの回転数Nmotに定数Kを乗算してカウンタシャフトCSの回転数Nc′を算出する。
モータMの回転数NmotからカウンタシャフトCSの回転数Nc′を算出できるのは、マニュアルトランスミッションTの変速段に関わらず、モータMおよびカウンタシャフトCSが共に駆動輪W,Wの回転数に比例した回転数で回転するからである。定数Kの値は、モータ出力ギヤ54、リバース第2ギヤ50およびカウンタリバースギヤ44の歯数によって一義的に決定する。そしてステップS7で、メインシャフトMSの回転数Nmと、モータMの回転数Nmotから算出したカウンタシャフトCSの回転数Nc′とに基づいて、マニュアルトランスミッションTの変速を制御する。
このように、カウンタシャフト回転数センサScに異常が発生してカウンタシャフトCSの回転数Ncを検出できなくなっても、第5シンクロメッシュ機構56でモータMをカウンタシャフトCSを介して駆動輪W,Wに接続し、モータ回転数センサSmotで検出したモータMの回転数Nmotから算出したカウンタシャフトCSの回転数Nc′を用いることで、マニュアルトランスミッションTの変速制御を支障なく、かつ精度良く継続することができる。
尚、カウンタシャフト回転数センサScの異常検知は、カウンタシャフト回転数センサScの短絡等の直接的な検知に加えて、第5シンクロメッシュ機構56の締結時にモータ回転数センサSmotで検出したモータMの回転数Nmotと、カウンタシャフト回転数センサScで検出したカウンタシャフトCSの回転数Ncとの比較により行うことが可能である。
図9は前記ステップS3,ステップS7のサブルーチンであって、モータMの過回転を防止するための変速制御を示すフローチャートである。
先ずステップS11で第5シンクロメッシュ機構56が締結していてモータMとカウンタシャフトCSとが接続されていれば、ステップS12でカウンタシャフトCSの回転数Nc、つまりモータMの回転数Nmotが所定値未満となるようにマニュアルトランスミッションTをシフトアップ方向に変速制御し、また第5シンクロメッシュ機構56が締結解除していてモータMとカウンタシャフトCSとが接続されていなければ、ステップS13でマニュアルトランスミッションTを通常どおり変速制御する。これにより、モータMが過回転して損傷するのを防止することができる。
次に、図10のフローチャートに基づいて本発明の第2実施例を説明する。
先ずステップS21でモータMのクラッチ、つまり第5シンクロメッシュ機構56が締結していれば、ステップS22でメインシャフト回転数センサSmでメインシャフトMSの回転数Nmを検出するとともに、モータ回転数センサSmotでモータMの回転数Nmotを検出し、ステップS23でモータMの回転数Nmotに定数Kを乗算してカウンタシャフトCSの回転数Nc′を算出する。定数Kの値は、モータ出力ギヤ54、リバース第2ギヤ50およびカウンタリバースギヤ44の歯数によって一義的に決定する。そしてステップS24で、メインシャフトMSの回転数Nmと、モータMの回転数Nmotから算出したカウンタシャフトCSの回転数Nc′とに基づいて、マニュアルトランスミッションTの変速を制御する。一方、前記ステップS21でモータMのクラッチが締結していなければ、ステップS25でメインシャフトMSの回転数NmおよびカウンタシャフトCSの回転数Ncを検出し、ステップS26でそれら両回転数Nm,Ncに基づいてマニュアルトランスミッションTの変速を制御する。
レゾルバよりなるモータ回転数センサSmotはカウンタシャフト回転数センサScに比べて検出精度が高いので、第5シンクロメッシュ機構56が締結していてモータ回転数センサSmotでカウンタシャフトCSの回転数Ncを検出可能である場合には、カウンタシャフト回転数センサScの出力を使用せずにモータ回転数センサSmotの出力を使用することで、カウンタシャフトCSの回転数Ncをより精度良く検出することができる。
尚、前記ステップS24,S26においても、図9で説明したモータMの過回転を防止するための制御が実行される。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例のハイブリッド車両はエンジンEおよびモータMで共通の駆動輪を駆動しているが、本発明はエンジンEで主駆動輪を駆動し、モータMで副駆動輪を駆動するハイブリッド車両に対しても適用することができる。この場合、主駆動輪に接続されたカウンタシャフトCSの回転数Ncは車速に比例し、かつ副駆動輪に接続されたモータMの回転数Nmotも車速に比例するので、モータMの回転数NmotからカウンタシャフトCSの回転数Nc′を求めることができる。
また実施例ではマニュアルトランスミッションTを例示したが、本発明は複数のクラッチ機構を用いて変速を行うオートマチックトランスミッションや、CVT(無段変速機)に対しても適用することができる。
また本発明の第5シンクロメッシュ機構56は、シンクロメッシュ機能を備えていないドグクラッチや油圧クラッチであっても良い。
ハイブリッド車両用のマニュアルトランスミッションの縦断面図(図5の1−1線断面図) 図1のA部拡大図 図1のB部拡大図 図1のC部拡大図 図1の5−5線断面図 マニュアルトランスミッションのスケルトン図 マニュアルトランスミッションの制御系のブロック図 第1実施例の作用を説明するフローチャート 図8のステップS3,S7のサブルーチンのフローチャート 第2実施例の作用を説明するフローチャート
符号の説明
CS カウンタシャフト
E エンジン
Nc カウンタシャフトの回転数
Nc′ カウンタシャフトの回転数
Nmot モータの回転数
Nm メインシャフトの回転数
M モータ
MS メインシャフト
Sc カウンタシャフト回転数センサ
Sm メインシャフト回転数センサ
Smot モータ回転数センサ
T マニュアルトランスミッション(トランスミッション)
U 電子制御ユニット(制御手段)
W 駆動輪
56 第5シンクロメッシュ機構(クラッチ機構)

Claims (4)

  1. エンジン(E)に接続されたメインシャフト(MS)および駆動輪(W)に接続されたカウンタシャフト(CS)間の変速比を制御するトランスミッション(T)と、
    駆動輪(W)にクラッチ機構(56)を介して接続され、駆動輪(W)の回転数に対して所定比率の回転数で回転するモータ(M)と、
    メインシャフト(MS)の回転数(Nm)を検出するメインシャフト回転数センサ(Sm)と、
    カウンタシャフト(CS)の回転数(Nc)を検出するカウンタシャフト回転数センサ(Sc)と、
    メインシャフト(MS)の回転数(Nm)およびカウンタシャフト(CS)の回転数(Nc)に基づいてトランスミッション(T)を変速制御する制御手段(U)と、
    を備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、
    制御手段(U)は、カウンタシャフト回転数センサ(Sc)の出力が利用できない場合に、クラッチ機構(56)を締結して駆動輪(W)にモータ(M)を接続するとともに、モータ回転数センサ(Smot)で検出したモータ(M)の回転数(Nmot)からカウンタシャフト(CS)の回転数(Nc′)を求めてトランスミッション(T)を変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置。
  2. 制御手段(U)は、クラッチ機構(56)の締結中にモータ(M)の回転数(Nmot)が所定値を越えないようにトランスミッション(T)を変速制御することを特徴とする、請求項1に記載のハイブリッド車両の変速制御装置。
  3. エンジン(E)に接続されたメインシャフト(MS)および駆動輪(W)に接続されたカウンタシャフト(CS)間の変速比を制御するトランスミッション(T)と、
    駆動輪(W)にクラッチ機構(56)を介して接続され、駆動輪(W)の回転数に対して所定比率の回転数で回転するモータ(M)と、
    メインシャフト(MS)の回転数(Nm)を検出するメインシャフト回転数センサ(Sm)と、
    カウンタシャフト(CS)の回転数(Nc)を検出するカウンタシャフト回転数センサ(Sc)と、
    メインシャフト(MS)の回転数(Nm)およびカウンタシャフト(CS)の回転数(Nc)に基づいてトランスミッション(T)を変速制御する制御手段(U)と、
    を備えたハイブリッド車両の変速制御装置において、
    クラッチ機構(56)が締結されてモータ(M)とカウンタシャフト(CS)とが同期して回転する場合に、制御手段(U)は、カウンタシャフト回転数センサ(Sc)で検出したカウンタシャフト(CS)の回転数(Nc)に代えて、モータ回転数センサ(Smot)で検出したモータ(M)の回転数(Nmot)から求めたカウンタシャフト(CS)の回転数(Nc′)に基づいてトランスミッション(T)を変速制御することを特徴とするハイブリッド車両の変速制御装置。
  4. 制御手段(U)は、クラッチ機構(56)の締結中にモータ(M)の回転数(Nmot)が所定値を越えないようにトランスミッション(T)を変速制御することを特徴とする、請求項3に記載のハイブリッド車両の変速制御装置。
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