JP2005171669A - 板ガラス固定構造 - Google Patents

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貴伸 榎本
Takashi Yokota
高志 横田
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Abstract

【課題】 ガラス端面に反力が集中しにくく、板ガラスが破損し難い板ガラス固定構造を提供する。
【解決手段】 板ガラス1の端部を、硬質の弾性部材2を介して受け止め可能な受け部3を備えた金属製支持体4で固定してある板ガラス固定構造であって、板ガラスの金属製支持体で固定される端部に、硬質の弾性部材を挟んで、展性のある金属製カバー板11を嵌合し、硬質の弾性部材をカバー板と共にガラス端面13と受け部との間に挟み込んで、板ガラスを固定してある。
【選択図】 図8

Description

本発明は、板ガラスの端部を、硬質の弾性部材を介して受け止め可能な受け部を備えた金属製支持体で固定してある板ガラス固定構造に関する。
図17,図18は、建物内外を区画しているガラスパネルPの風荷重による撓みを防止するために、そのガラスパネルPの内側にリブガラス(板ガラスの一例)1を、板面を略水平に沿わせて固定してある従来の板ガラス固定構造の一例を示し、ガラスパネルPは上下に隣り合う面ガラスP1どうしをシール材25で接続して構成してあり、上下の面ガラスP1どうしをボルト固定している固定金具5に、水平方向で隣り合うリブガラス1の長手方向両端部を支持する金属製支持体4を一体に設け、その金属製支持体4でリブガラス1の端部を支持して、上下の面ガラスP1どうしの接続部に沿って略水平に固定してある。
前記金属製支持体4は、水平方向で隣り合う各リブガラス1の幅方向左右の側部ガラス端面13を硬質材料で形成した側部弾性部材50を介して略平行に受け止める側端面受け部3と、各リブガラス1の下側板面をセッティングブロック29を介して受け止める板面受け部21とを備えた上向きコの字状の支持本体22の内側を、各リブガラス1の長手方向端面をセッティングブロック45を介して受け止める長手方向端面受け部46で区画するとともに、各リブガラス1の上側板面をセッティングブロック29を介して押さえるカバー板23をビスなどで着脱自在に設けてある角筒状に形成して、各リブガラス1の端部を固定し、リブガラス1と支持体4端部との隙間にシール材24を充填してある(従来から慣用されている技術であり、先行技術文献情報を開示できない)。
このため、例えば、側端面受け部3に段差47ができているような場合、風荷重などによるガラスパネルPの撓み変形に伴って、そのガラスパネルPに固定してある支持体4とリブガラス1とが、図19に示すように、側部ガラス端面13が側部弾性部材50を介して段差47の角部側に集中的に押し付けられる方向に相対的に回転変位しようとすると、側部弾性部材50を硬質材料で形成してあるので、側部ガラス端面13の特定部位に押し付け反力が集中して、リブガラス1がその反力集中部位から破損し易い欠点がある。
また、側部ガラス端面13と側端面受け部3との間に硬質材料で形成した側部弾性部材50を挟み込んであるので、側端面受け部3に段差47がない場合でも、図示しないが、側部弾性部材50と側端面受け部3との間に硬質金属などの硬質異物を噛み込んだまま固定すると、側部ガラス端面13が側部弾性部材50を介して硬質異物に集中的に押し付けられるので、側部ガラス端面13の特定部位に反力が集中して、リブガラス1がその反力集中部位から破損し易い欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、ガラス端面に反力が集中しにくく、板ガラスが破損し難い板ガラス固定構造を提供することを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、板ガラスの端部を、硬質の弾性部材を介して受け止め可能な受け部を備えた金属製支持体で固定してある板ガラス固定構造であって、前記板ガラスの前記金属製支持体で固定される端部に、前記硬質の弾性部材を挟んで、展性のある金属製カバー板を嵌合し、前記硬質の弾性部材を前記カバー板と共にガラス端面と前記受け部との間に挟み込んで、前記板ガラスを固定してある点にある。
〔作用及び効果〕
板ガラスの金属製支持体で固定される端部に、硬質の弾性部材を挟んで、展性のある金属製カバー板を嵌合し、硬質の弾性部材をカバー板と共にガラス端面と受け部との間に挟み込んで、板ガラスを固定してあるので、ガラス端面が硬質の弾性部材を介して段差角部や硬質異物に押し付けられても、板ガラスの金属製支持体で固定される端部に硬質の弾性部材を挟んで嵌合してある展性のある金属製カバー板が、受け部にできている段差角部に沿って塑性変形したり、硬質異物を囲むように塑性変形して、ガラス端面の特定部位が硬質の弾性部材を介して集中的に押し付けられにくくなり、従って、ガラス端面に反力が集中しにくくなって、板ガラスが破損し難い。
本発明の第2特徴構成は、前記カバー板は、アルミニウム,銅,亜鉛,鉛の中から選ばれた一種又は二種以上の合金から成る点にある。
〔作用及び効果〕
展性のある金属の中でも、比較的安価に入手し易いアルミニウム,銅,亜鉛,鉛の中から選ばれた一種又は二種以上の合金からなる金属製カバー板を、板ガラスの金属製支持体で固定される端部に嵌合してあるので、安い施工コストで、板ガラスを破損し難いように固定できる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
図1〜図13は、リブガラス(板ガラスの一例)1の端部を、硬質の弾性部材2を介して受け止め可能な受け部3を備えた金属製支持体4で固定してある本発明による板ガラス固定構造を示し、建物内外を区画しているガラスパネルPの風荷重による撓みを防止するために、図1,図2に示すように、ガラスパネルPの屋内側に横リブガラス1a(1)を設けるとともに、ガラスパネルPの屋外側に縦リブガラス1b(1)を設けてあり、横リブガラス1aも縦リブガラス1bも、二枚の強化板ガラスGを樹脂製シートSを挟んで接合してある合わせガラスで構成して、ガラスパネルPに対して略直角に固定してある。
以下、横リブガラス1aの固定構造を第1実施形態として説明し、縦リブガラス1bの固定構造を第2実施形態として説明する。
〔第1実施形態〕
前記ガラスパネルPは、上下左右に隣り合う矩形の面ガラス(強化板ガラス)P1どうしをシール材25で接続して構成してあり、隣り合う四枚の面ガラスP1のコーナー部どうしをボルト固定している固定金具5に、横リブガラス1aの長手方向端部を固定する金属製の端部支持体6a(4)や、横リブガラス1aの長手方向中間位置における幅方向両端部を固定する金属製の中間支持体6b(4)や、縦リブガラス1bの上下方向端部を固定する金属製の縦支持体6c(4)を一体に設けて、横リブガラス1aと縦リブガラス1bとを面ガラスP1どうしの接続部に沿って設け、各支持体6a,6b,6cは、ステンレス鋼やアルミ合金などの金属で固定金具5に一体形成してある。
前記横リブガラス1aは、一定幅の中間リブガラス7aの両端に三角形の端部リブガラス7bを接続した台形状に形成してあり、全長に亘って略直線状の側辺部をガラスパネルP側に沿わせるとともに、山形の側辺部を屋内側に向けて、その長手方向中間位置における幅方向両端部を複数の中間支持体6bで固定するとともに、中間リブガラス7aと端部リブガラス7bの両長手方向端部を端部支持体6aで固定し、端部支持体6aは二本の固定アーム8で建物躯体側の支柱9に固定してある。
図3,図4は、端部支持体6aや中間支持体6bで固定する前の中間リブガラス7aと端部リブガラス7bとを示し、端部支持体6aや中間支持体6bで固定される箇所の幅方向両端部にエッジカバー10を嵌合してある。
前記エッジカバー10は、図5に示すように、アルミニウム,銅,亜鉛,鉛の中から選ばれた一種又は二種以上の展性を備えた合金から成る帯板を断面コの字形に屈曲させて形成してある金属製カバー板11を、緩衝資材を挟んで、横リブガラス1aの幅方向端部に外嵌して構成してあり、金属製カバー板11の外周部に沿って各リブガラス7a,7b(1a)との間に充填したシール材12で接着固定してある。
前記緩衝資材は、合わせガラスを構成している二枚の強化板ガラスGを樹脂製シートSを挟んで接合した際の位置ずれに起因する側部ガラス端面13の段差を解消するために、一方の強化板ガラスGの端面に当て付けてある板ずれ調整ライナー14と、他方の強化板ガラスGの端面及び調整ライナー14と金属製カバー板11との間に挟み込んである断面が凸形の硬質の一次緩衝材(硬質の弾性部材の一例)15と、一次緩衝材15をリブガラス厚み方向から挟んで、一次緩衝材15とシール材12との間にリブガラス7a,7b(1a)の角部を覆うように装着した断面L字形の軟質の角部緩衝材(軟質の弾性部材の一例)16とで構成してある。
前記一次緩衝材15は、リブガラス厚み方向の略全幅に亘って側部ガラス端面13側に当て付けてある幅広の第1硬質板材17と、リブガラス厚み方向の幅が第1硬質板材17の幅の半分程度で、金属製カバー板11側に対してリブガラス厚み方向の中央位置に当て付けてある第2硬質板材18とを重ね合わせた断面凸形に形成して、横リブガラス1aの各支持体6a,6bで固定される端部に、一次緩衝材15を挟んで、金属製カバー板11を外嵌してある。
前記板ずれ調整ライナー14及び第1硬質板材17と第2硬質板材18は、ポリアセタール樹脂(POM)などの硬質材料で形成し、角部緩衝材16は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM90°)などの軟質材料で形成してある。
前記端部支持体6a(4)は、図6,図8に示すように、中間リブガラス7a及び端部リブガラス7bの幅方向左右の側部ガラス端面13を板状スペーサ19を介して略平行に受け止め可能な側端面受け部3と、各リブガラス7a,7bの下側板面をセッティングブロック20を介して支持する板面受け部21とを備えた上向きコの字状の支持本体22の内側を、各リブガラス7a,7bの長手方向端面をセッティングブロック45を介して支持する長手方向端面受け部46で区画するとともに、各リブガラス7a,7bの上側板面をセッティングブロック20を介して押さえるカバー板23をビスなどで着脱自在に設けてある角筒状に形成してある。
前記中間支持体6b(4)は、図7,図8に示すように、横リブガラス1aの幅方向左右の側部ガラス端面13を板状スペーサ19を介して略平行に受け止め可能な側端面受け部3と、横リブガラス1aの下側板面をセッティングブロック20を介して支持する板面受け部21とを備えた上向きコの字状の支持本体22に、横リブガラス1aの上側板面をセッティングブロック20を介して押さえるカバー板23をビスなどで着脱自在に設けてある一連の角筒状に形成してある。
また、端部支持体6a(4)においても、中間支持体6b(4)においても、固定金具5側の側端面受け部3に段差47が形成されている。
尚、端部支持体5a及び中間横支持体6bに装着した板状スペーサ19とセッティングブロック20,45は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM90°)などの軟質材料で形成してある。
そして、各リブガラス7a,7bを、エッジカバー10ごと端部支持体6a及び中間横支持体6bの支持本体22に嵌め込んでカバー板23を取り付け、各リブガラス7a,7bと支持体6a,6bとの隙間にシール材24を充填することにより固定して、硬質の一次緩衝材15を、リブガラス厚み方向の略全幅に亘る側部ガラス端面13と、その側部ガラス端面13に対向する側端面受け部3のリブガラス厚み方向中間部位とで挟み込まれるように設けるとともに、一次緩衝材15をリブガラス厚み方向から挟むリブガラス厚み方向の両側に、その一次緩衝材15と側端面受け部3との間に介在させる軟質の角部緩衝材16を設けてある。
従って、風荷重などによるガラスパネルPの撓み変形に伴って、図9に示すように、ガラスパネルPに固定してある端部支持体6aと各リブガラス7a,7bとが、側部ガラス端面13がエッジカバー10及び板状スペーサ19を介して段差47の角部側に押し付けられる方向に相対的に回転変位したり、図10に示すように、ガラスパネルPに固定してある中間支持体6bにおいて、中間リブガラス7aが段差47に押し付けられるように相対変位すると、展性を備えた金属製カバー板11が段差47に沿って塑性変形して、側部ガラス端面13の特定部位が一次緩衝材15を介して段差47に集中的に押し付けられることを回避できる。
また、図11(イ)に示すように、エッジカバー10と側端面受け部3の板状スペーサ19との間に、例えば硬質金属などの硬質異物Aが入り込んでいる状態で、横リブガラス1aを固定しようとすると、その固定に伴って、図7(ロ)に示すように、展性を備えた金属製カバー板11が硬質異物Aを囲むように塑性変形して、側部ガラス端面13が一次緩衝材15を介して側端面受け部3に広い範囲に亘って押し付けられるようになり、側部ガラス端面13の特定部位に押し付け反力が集中しにくくなる。
〔第2実施形態〕
前記縦リブガラス1bは全長に亘って略一定幅で、図12,図13に示すように、その幅方向一側端部を面ガラスP1どうしの接続部に沿ってシール材25で面ガラスP1と一体に接着すると共に、横リブガラス1aに設けたエッジカバー10と同様のエッジカバー10を上下両端部の幅方向両側端部に装着して、縦支持体6cで固定してある。
前記縦支持体6c(4)は、上側の縦リブガラス1bの下端部を固定する上向き箱形の上側支持部26と、下側の縦リブガラス1bの上端部を固定する下向き箱形の下側支持部27とを一体に設けてあり、各支持部26,27は、縦リブガラス1bの幅方向左右の側部ガラス端面13を板状スペーサ19を介して略平行に受け止め可能な側端面受け部3と、縦リブガラス1bの上下方向端面44をセッティングブロック20を介して支持する上下端面受け部28と、縦リブガラス1bの左右板面を板面緩衝材29を介して支持する板面受け部21とを備えた箱状に形成してあり、板状スペーサ19とセッティングブロック20と板面緩衝材29とを、エチレン・プロピレンゴム(EPDM90°)などの軟質材料で形成してある。
そして、図13に示すように、縦リブガラス1bの上下端部をエッジカバー10ごと各支持部26,27に嵌め込んで、各縦支持体6cで固定し、硬質の一次緩衝材15を、リブガラス厚み方向の略全幅に亘る側部ガラス端面13と、その側部ガラス端面13に対向する側端面受け部3のリブガラス厚み方向中間部位とで挟み込まれるように設けるとともに、一次緩衝材15をリブガラス厚み方向から挟むリブガラス厚み方向両側端側に、その一次緩衝材15と側端面受け部3との間に介在させる軟質の角部緩衝材16を設けてある。
尚、本実施形態において、縦リブガラス1bの上下方向端面に前述のエッジカバー10を嵌合して、縦リブガラス1bの上下方向端部を、エッジカバー10とセッティングブロック20とを介して上下端面受け部28で受け止めるように構成しても、エッジカバー10のみを介して上下端面受け部28で受け止めるように構成しても良い。
〔第3実施形態〕
14,図15は、本発明による板ガラス固定構造の別実施形態を示し、建物内外をフロア毎に設けたガラスパネルPで区画し、このガラスパネルPは、複数の矩形の面ガラス(強化板ガラス)P1の左右端部どうしを互いに突き合わせて、シール材25で接続するとともに、その上下両端部を、上下の床スラブ30側に固定したアルミサッシュ31にシール材25を介して支持してある。
そして、ガラスパネルPの屋外側に、複数の縦リブガラス1bを一方の幅方向端面が面ガラスP1どうしの突合せ部に沿って対向するように、ガラスパネルPに対して略直角の上下方向に配設して、左右の面ガラスP1にシール材25で一体に接続するとともに、その上下両端部を、床スラブ30側から屋外側に延設してある支持金物32にボルト固定してある。
前記支持金物は、床スラブ30に固定したブラケット33にステンレス鋼製の支持アーム34を溶接固定して屋外側に片持ち状に延出させるとともに、その支持アーム34の左右両側に、上下両端部の夫々にボルト孔36を同芯状に形成してある、ステンレス鋼製の二枚の固定板35の上下方向中央部をボルト固定して構成してある。
前記縦リブガラス1bは、図15に示すように、円形貫通孔37を予め設けてある二枚の強化板ガラスGを、それらの円形貫通孔37どうしが連通するように樹脂製シートSを挟んで接合して、上下両端部にボルト挿通孔39を設けてある合わせガラスで構成してあり、各強化板ガラスGの円形貫通孔37の夫々に、図16に示すように、孔中心Xがブッシュ中心Yから偏芯している偏芯孔40を形成してある円筒状の硬質樹脂製偏芯ブッシュ41を孔軸周りで回動自在に各別に嵌合し、各偏芯ブッシュ41の偏芯孔40どうしが同芯状に連通するように回動させて、二枚の強化板ガラスGを樹脂製シートSを挟んで接合した際の位置ずれに起因するボルト挿通孔39を囲むガラス端面13の段差を解消してある。
そして、偏芯ブッシュ41を挟んでボルト挿通孔39に緩衝資材を装着してある縦リブガラス1bを、二枚の固定板35の間に挟み込んで、固定板35のボルト孔36と縦リブガラス1bのボルト挿通孔39とに亘って挿通した連結ボルト42で一体に締め付け固定してあり、固定板35と連結ボルト42とをステンレス鋼で形成して、金属製支持体4に構成してある。
前記緩衝資材は、左右の偏芯ブッシュ41の内周面43と連結ボルト42の外周面(受け部)3との間に挟み込んである軸方向断面が凸形で硬質のリング状一次緩衝材(硬質の弾性部材の一例)15と、一次緩衝材15をリブガラス厚み方向から挟んで、ボルト挿通孔39周りのガラス角部を覆う軟質の角部緩衝材(軟質の弾性部材の一例)16とで構成し、これらの緩衝資材を挟んで、アルミニウム,銅,亜鉛,鉛の中から選ばれた一種又は二種以上の展性を備えた合金から成る筒状に形成した金属製カバー板11を、縦リブガラス1bのボルト挿通孔39に内嵌してある。
前記一次緩衝材15は、リブガラス厚み方向の略全幅に亘ってガラス端面13側に当て付けてある幅広の第1硬質リング材17と、リブガラス厚み方向の幅が第1硬質リング材17の幅の半分程度で、連結ボルト42のリブガラス厚み方向中央位置に当て付けてある第2硬質リング材18とを重ね合わせた断面凸形に形成してある。
前記偏芯ブッシュ41及び第1硬質リング材17と第2硬質リング材18は、ポリアセタール樹脂(POM)などの硬質材料で形成し、角部緩衝材16は、エチレン・プロピレンゴム(EPDM90°)などの軟質材料で形成してある。
〔その他の実施形態〕
1.本発明による板ガラス固定構造は、リブガラスの長手方向端部を長手方向から受け止め可能な受け部や、ガラスパネルを構成している面板ガラスの端部を受け止め可能な受け部を備えた金属製支持体で固定するために設けてあっても良い。
2.本発明による板ガラス固定構造は、板ガラスの端部を、ポリアミド(PA)などで形成した硬質の弾性部材を介して受け止め可能な受け部を備えた金属製支持体で固定してあっても良い。
3.本発明による板ガラス固定構造で固定する板ガラスは、フロートガラス,強化ガラス,合わせガラス,複層ガラスなどのいずれの板ガラスであっても良く、その品種や構成は限定されない。
板ガラス固定構造の斜視図 要部の一部断面側面図 第1実施形態を示す要部の斜視図 第1実施形態を示す要部の斜視図 第1実施形態を示す要部の断面図 第1実施形態を示す要部の一部断面平面図 第1実施形態を示す要部の一部断面平面図 第1実施形態を示す要部の縦断面図 第1実施形態を示す要部の一部断面拡大平面図 第1実施形態を示す要部の一部断面拡大平面図 第1実施形態を示す要部の拡大縦断面図 第2実施形態を示す要部の一部断面側面図 第2実施形態を示す要部の横断面図 第3実施形態を示す要部の一部断面側面図 第3実施形態を示す要部の横断面図 第3実施形態を示す要部の正面図 従来の板ガラス固定構造を示す要部の縦断面図 従来の板ガラス固定構造を示す要部の一部断面平面図 従来の板ガラス固定構造を示す要部の一部断面拡大平面図
符号の説明
1 板ガラス
2 硬質の弾性部材
3 受け部
4 金属製支持体
11 金属製カバー板
13 ガラス端面

Claims (2)

  1. 板ガラスの端部を、硬質の弾性部材を介して受け止め可能な受け部を備えた金属製支持体で固定してある板ガラス固定構造であって、
    前記板ガラスの前記金属製支持体で固定される端部に、前記硬質の弾性部材を挟んで、展性のある金属製カバー板を嵌合し、前記硬質の弾性部材を前記カバー板と共にガラス端面と前記受け部との間に挟み込んで、前記板ガラスを固定してある板ガラス固定構造。
  2. 前記カバー板は、アルミニウム,銅,亜鉛,鉛の中から選ばれた一種又は二種以上の合金から成る請求項1記載の板ガラス固定構造。
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