JP2005170386A - 折り曲げ可能なプラスチック製ボトルおよびプラスチック製ボトルの折り曲げ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】略扁平状態にした後の胴部の折曲げ作業の簡単化を図るとともに、この折り曲げ後のボトル形態の保持の容易化を図ることを目的とする。
【解決手段】角筒状の胴部2の対向周面21,23に縦リブ3,4を形成し、また各周面21〜24には横リブ5〜10を形成している。横リブ9は凹状延部9aとその中の凸状延部9bとからなる並行溝状リブであり、残りの各リブは上段凹状延部6a,31aなどと、その中の下段凹状延部6b,31bなどからなる2段溝状リブである。プラスチック製ボトル1を折り畳むときは、先ず周面22,24をB方向に押して周面21,23が縦リブ3,4を基準にA方向に出た形の略偏平状態とし、次に横リブ7,10と横リブ6,9との、それぞれ近接状態の各組のリブを順次基準にして周面22が内側となる(隠れる)ように折り曲げていく。横リブ9の凸状延部9bの作用により折り曲げやすい。
【選択図】図1

Description

本発明は、角筒状の胴部を有する折り曲げ可能なプラスチック製ボトルの、折り目用リブとして、当該胴部の対向面に、V字状,直線状および逆V字状と続く縦リブを形成するとともに、当該胴部の各面に、当該縦リブによって区別される態様で当該各面を周回する横リブを形成したものである。
使用済みまたは非使用状態のプラスチック製ボトルを廃棄(リサイクル)したり、保管したりする場合などに、その容積を簡単な作業で確実に小さくできるボトル形状・構造になっていることが望ましく、本発明はこのような要請に応えるものである。
従来、角形でその周面部分に縦リブと横リブとを形成した折り曲げ可能なプラスチック製ボトルが知られている。なお、縦リブおよび横リブはいずれも単一凹状の溝部からなり、これらのリブはプラスチック製ボトルの対向周面にそれぞれ同じパターンで形成されている。
このプラスチック製ボトルを押し潰す(折り曲げる)ときは、概略、先ず縦リブを折り目にしてボトル胴部を扁平にし、次に対向周面上で互いに一致する横リブを折り目にしてこの扁平状態のボトルを丸め込むように折りたたんでいく(折り曲げていく)。
特開2000−72123号公報 特開2000−85738号公報
このような従来の折り曲げ可能なプラスチック製ボトルの場合、その折曲げ作業時のいわば基準線となる一組の横リブがいずれも単一凹状の溝部であるため、扁平状態のボトル胴部の折曲げに対する当該横リブの(元の扁平状態への)復帰性状が双方とも強く、折曲げ作業にいくらか手間がかかり、また折りたたんだ状態を簡単には保持しにくいという問題点があった。
そこで、本発明では、折り曲げ可能なプラスチック製ボトルの折曲げ作業時の基準線となる少なくとも一組の横リブの一方を後述の2段溝状リブに形成し、かつ、当該横リブの他方を後述の並行溝状リブに形成して、折曲げ作業の簡単化を図るとともに、折りたたみ後のボトル形態の保持の容易化を図ることを目的とする。
また、ボトル胴部に取り付けられて商品名や商品内容などを表示するフィルム(ストレッチフィルム,シュリンクフィルムなど)を、胴部表面のフラット部分だけでなく、この並行溝状リブの一部を形成する凸状延部でも保持できるようにして、当該取付け後のフィルムのフラット状態維持の確実化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)角筒状の胴部(例えば後述の胴部2)と、その上側に続いて開口部分(例えば後述の筒状開口部11a)を有する天井部(例えば後述の天井部11)と、当該胴部の下側に続く底部(例えば後述の底部12)とからなり、折り目用リブとして、V字状,直線状および逆V字状と続く縦リブ(例えば後述の縦リブ3,4)を対向する胴部周面(例えば後述の周面21,23)に形成するとともに、直線状の横リブ(例えば後述の横リブ5〜10)を、当該縦リブの一方から他方までに相当する第1の横リブ(例えば後述の横リブ5〜7)と、当該縦リブの他方から一方までに相当する第2の横リブ(例えば後述の横リブ8〜10)に区別できる周回単位で、胴部周面(例えば後述の周面21〜24)に形成した、プラスチック製ボトル(例えば後述のプラスチック製ボトル1)において、所定の前記周回単位(例えば後述の横リブ6,9の周回単位)につき、前記第1の横リブ(例えば後述の横リブ6)を、表面側の凹状延部(例えば後述の上段凹状延部6a)の底面部分に更に凹状延部(例えば後述の下段凹状延部6b)を設けた態様の2段溝状リブに設定し、 前記第2の横リブ(例えば後述の横リブ9)を、表面側の凹状延部(例えば後述の凹状延部9a)の底面部分に凸状延部(例えば後述の凸状延部9b)を設けた態様の並行溝状リブに設定する。
(2)上記(1)において、前記周回単位は、前記V字状と前記直線状の各部の境界部分,前記逆V字状と前記直線状の各部の境界部分および当該境界部分それぞれの間の、計3箇所を含むものであり、この中の少なくとも当該境界部分それぞれの間の周回単位(例えば後述の横リブ6,9からなる周回単位)を上述の所定の前記周回単位に設定する。
(3)角筒状の胴部と、その天井部および底部とからなプラスチック製ボトルの折り目用リブとして、V字状,直線状および逆V字状と続く縦リブを対向する胴部周面に形成するとともに、直線状の横リブの少なくとも一組を、当該縦リブの一方から他方までに相当して表面側の凹状延部の底面部分に更に凹状延部を設けた態様の2段溝状リブからなる第1の横リブと、当該縦リブの他方から一方までに相当して表面側の凹状延部の底面部分に凸状延部を設けた態様の並行溝状リブからなる第2の横リブとに区別できる周回単位で、胴部周面に形成した、プラスチック製ボトルの折り曲げ方法において、先ず、前記縦リブを基準にして、当該縦リブが形成された胴部周面を、それが外側に飛び出して前記第1の横リブ(例えば後述の横リブ6)の全体と前記第2の横リブ(例えば後述の横リブ9)の全体とが対向するように折り曲げることにより、当該縦リブの直線状部分に対応する胴部範囲を扁平状態にし、次に、この扁平状態の胴部を、少なくとも前記第1の横リブおよび前記第2の横リブを基準にして当該第1の横リブ(例えば後述の横リブ6)が内側になる態様で折り曲げる。
このように、本発明は、角形でその周面部分に折り曲げ用の縦リブと横リブとを形成したプラスチック製ボトルの、所定の周回単位一組の横リブの一方を2段溝状リブに形成し、かつ、当該横リブの他方を並行溝状リブに形成している、すなわちこの他方の横リブが内側となって一方の横リブが外側となる形に折り曲げやすくするとともに、折りたたみ後の当該横リブの復帰作用の程度を低減化しているので、いわば略扁平状態のボトル胴部を当該横リブの部分で折り曲げること、および、その折畳み状態をゴムなどで保持することがそれぞれ、より簡単・確実に行える。
また、並行溝状リブ(横リブ)の構成要素であって胴部表面の凹状延部底面に形成された凸状延部はボトル胴部に取り付けられる表示フィルムのいわば支えともなりえるので、この取付け後のフィルム部分が当該凹状延部によって緩んだり位置ずれを起こしたりするのを防止して、当該フィルム部分のフラット性をより十全なものにすることができる。
また、プラスチック製ボトルの折り曲げに際し、先ず縦リブを基準にして、所定の一組の横リブの一方である2段溝状リブと他方である並行溝状リブの全体同士が対向するように折り曲げて胴部の略扁平状態を設定し、続いてこの2段溝状リブおよび並行溝状リブを基準にして折り曲がりやすい方に、すなわち復帰性状の弱い方に畳んでいくので、使用済みや内容物未収納時などのプラスチック製ボトルを折り曲げでコンパクト形態へとする作業の簡単化を図ることができる。
図1乃至図3を用いて本発明の実施の形態を説明する。
ここで、
図1は、プラスチック製ボトルのキャップを外した状態(折り曲げ開始前の状態)を示し、
図2は、縦リブを折り目にしてプラスチック製ボトルの胴部を略扁平にした状態(縦リブの直線状部分に相当する高さ範囲を扁平化した状態)を示し、
図3は、横リブを折り目にして図2の略扁平状態の胴部を折り曲げていくときの形状変化を示している。
これらの図において、
1は、横方向の断面が正方形状で折り曲げ可能なプラスチック製ボトル,
2は、プラスチック製ボトル1の角筒状の胴部,21〜24は当該胴部を構成する各周面(21,23が対向周面、また22,24が対向周面),25は当該胴部の上端側に形成された上側段部,26は当該胴部の下端側に形成された下側突状部,
3は、周面21に形成された縦リブ(=2段溝状リブ),31は当該縦リブの一部(上端側)のV字状リブ,32は当該縦リブの一部でV字状リブ31に続く直線状リブ,33は当該縦リブの一部(下端側)で直線状リブ32に続く逆V字状リブ,31a〜33aは当該縦リブを構成する上段凹状延部,31b〜33bは当該上段凹状延部の中央に沿って形成された下段凹状延部,
4は、縦リブ3と同じパターン・態様で周面23に形成された縦リブ,
5〜7は、それぞれ周面21,23の略半幅部分、および周面22の全幅部分に形成された直線状の横リブ(=2段溝状リブ),5a〜7aは当該横リブを構成する上段凹状延部,5b〜7bは当該上段凹状延部の中央に沿って形成された下段凹状延部,
8は、横リブ5と同じ態様で、周面21,23の上側の略半幅部分、および周面24の上側の全幅部分に形成された直線状の横リブ(=2段溝状リブ),8aは当該横リブを構成する上段凹状延部,8bは当該上段凹状延部の中央に沿って形成された下段凹状延部,
9は、周面21,23の上下方向略中央の略半幅部分、および周面24の上下方向略中央の全幅部分に形成された直線状の横リブ(=並行溝状リブ),9aは当該横リブを構成する凹状延部,9bは当該凹状延部の中央に沿って形成された凸状延部,
10は、横リブ7と同じ態様で、周面21,23の下側の略半幅部分、および周面24の下側の全幅部分に形成された直線状の横リブ(=2段溝状リブ),10aは当該横リブを構成する上段凹状延部,10bは当該上段凹状延部の中央に沿って形成された下段凹状延部,
11は、胴部2の上側に続く天井部,11aはキャップ(図示省略)が着脱自在な形で取り付けられてボトル内容物(例えば工業用アルコール,洗剤,医薬品など)を出し入れするための筒状開口部,
12は、胴部2の下側に続く底部,
13は、胴部2の上側段部25と下側突状部26との間の表面部分に取り付けられた表示用のフィルム(ストレッチフィルム,シュリンクフィルムなど),
をそれぞれ示している。
プラスチック製ボトル1の基本的な特徴は、
(1)胴部2を図2の略扁平状態にするための縦リブ3,4を、対向周面21,23のそれぞれに設け、
(2)この略扁平状態の胴部2を折り曲げる(図3参照)ときの折り目となる一組の横リブの一方6を、上段凹状延部6aとその中の下段凹状延部6bからなる2段溝状リブとし、かつ、当該横リブの他方9を、凹状延部9aとその中の凸状延部9bとからなる並行溝状リブとした、
ことである。特に(2)の内容が従来例との有意な相違点である。
そして、略扁平状態の胴部2を折り曲げるときには、2段溝状リブの横リブ6が内側で並行溝状リブの横リブ9が外側になるように、すなわち横リブ6を持つ周面22の上側部分と下側部分とが近づくように、少なくとも横リブ6,9を折り目として折りたたむ。
横リブ6,9以外の各横リブの断面形状について特に図示していないが、それぞれ横リブ6のそれと同様である。
なお、横リブ6,9以外の、略扁平胴部を折り曲げるときの折り目となる一組の横リブについても、折り曲げ後に上述の外側となる方を、横リブ9と同じく、凹状延部の中に凸状延部を設けた並行溝状リブにしてもよい。
周面21,23に形成する縦リブ3,4のV字状リブ31,直線状リブ32や逆V字状リブ33などを、並行溝状リブの形状にしてもよい。
図示の各横リブは縦リブ3,4とは分離したかたちになっているが、当該横リブの端部を延ばして、それが当該縦リブに連結される、または周回単位の横リブ同士が連結されるようにしてもよい。
縦リブ3,4および横リブ5〜10はプラスチック製ボトル1の強度を補強する機能を併せ有しており、これらのリブによって当該ボトルの薄肉化,軽量化も図っている。
なお、プラスチック製ボトル1は、例えば結晶性の高密度ポリエチレンおよび非結晶性の低密度ポリエチレンからなり、高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとの組成比はほぼ3:7である。
また、胴部2の上端側,下端側に形成した上側段部25および下側突状部26は、胴部表面に取り付けた表示用のフィルム13が上下方向にずれるのを防止するためのものである。プラスチック製ボトル1の強度の補強機能を併せもつことは勿論である。
プラスチック製ボトル1の場合、横リブ9の凸状延部9bでフィルム13の裏面側を支持して当該フィルムのフラット状態の確保を図っている。
図1のプラスチック製ボトル1を図2の略扁平状態にするには、当該ボトルの対向周面22,24を例えば指で把持してからともに内側(=図示B方向)に押し込んで、当該周面同士を近づければよい。
この押し込みにともない、もう1つの対向周面21,23がそれぞれ縦リブ3,4(直線状リブ32など)を折り目として外側(=図示A方向)に折り曲げられる。これにより、プラスチック製ボトル1の胴部2は図2のような略扁平状態、すなわち縦リブ3,4の直線状部分に相当する高さ範囲が扁平化された状態になる。
この略扁平状態では、1つの周回単位の横リブ6および横リブ9がそれぞれ1直線状で、その全長にわたって対向した形になっている。すなわち、周面22と24だけでなく、周面21の左右の半分同士、また、周面23の左右の半分同士もそれぞれ近づいて対向した状態となる。このとき、他の周回単位である横リブ5,8および横リブ7,10もそれぞれ近づいている。
図2の胴部2は、上下位置の各横リブ5,7,8,10の変形(曲がり)機能に基づき、直線状リブ32の高さ範囲の周面部分同士のほとんどが接した状態になっている。
図2の略扁平状態のプラスチック製ボトル1を折りたたんで図3(b)のコンパクト形態にするときの手順は、
(1)先ず、胴部2の下部分を、その横リブ7,10を折り目にして底部12が横リブ6に近づく方に折り曲げ〔図3(a) 参照〕、
(2)次に、この胴部2の中央部分を、その横リブ6,9を折り目にして(1)と同じ方向(=2段溝状の横リブ6が内側となる方向)にさらに折り曲げる〔図3(b) 参照〕、
となる。
ここで、(2)の作業は、胴部下部分をすでに折り曲げた状態、すなわち胴部下部分が元の図2の形態への復帰力を有した状態での更なる折り曲げである。
この更なる折曲時の折り目となる横リブ6,9を、自らが内側となる方に折れやすい性状の2段溝状リブ(=表面側の上段凹状延部6aの底面部分に更に下段凹状延部6bを設けたリブ)と、自らが外側となる方に折れやすい性状の並行溝状リブ(=表面側の凹状延部凹状延部9aの底面部分に凸状延部9bを設けたリブ)との組み合わせにしているので、図3(a) から図3(3(b) への折り曲げも簡単に行える。また、その折曲後の形態保持も容易である。
図3(b)の形態に折りたたまれたプラスチック製ボトル1は必要に応じて例えばゴムや紐などでその状態を保持できるので、その後の当該ボトルの保管・廃棄などの作業が簡単で効率的なものとなる。
このように、本発明のプラスチック製ボトル1は、最初の胴部扁平化作業、およびその後の胴部折りたたみ作業のさいの各折り目となる縦リブおよび横リブとして、
・単一凹状の溝部ではなく、
・凹状溝部の中にさらに凹状延部を形成した2段溝状リブや、凹状溝部の中に凸状延部を形成した並行溝状リブを、
用いるものである。
また、胴部折りたたみ作業の際に用いられる少なくとも胴部中央付近の一組の横リブの一方を2段溝状リブとし、他方を並行溝状リブとしている。
本発明の、プラスチック製ボトルのキャップを外した状態(折り曲げ開始前の状態)を示す説明図である。 本発明の、縦リブを折り目にしてプラスチック製ボトルの胴部を略扁平にした状態(縦リブの直線状部分に相当する高さ範囲を扁平化した状態)を示す説明図である。 本発明の、横リブを折り目にして図2の略扁平状態の胴部を折り曲げていくときの形状変化を示す説明図である。
符号の説明
1:プラスチック製ボトル
2:角筒状の胴部
21〜24:胴部2の各周面
25:胴部2の上側段部
26:胴部2の下側突状部
3:周面21に形成された縦リブ(=2段溝状リブ)
31:V字状リブ
32:V字状リブ31に続く直線状リブ
33:直線状リブ32に続く逆V字状リブ
31a〜33a:上段凹状延部
31b〜33b:下段凹状延部
4:縦リブ3と同じパターン・態様で周面23に形成された縦リブ
5〜7:直線状の横リブ(=2段溝状リブ)
5a〜7a:上段凹状延部
5b〜7b:下段凹状延部
8:直線状の横リブ(=2段溝状リブ)
8a:上段凹状延部
8b:下段凹状延部
9:直線状の横リブ(=並行溝状リブ)
9a:凹状延部
9b:凸状延部
10:直線状の横リブ(=2段溝状リブ)
10a:上段凹状延部
10b:下段凹状延部
11:天井部
11a:筒状開口部
12:底部
13:表示用のフィルム(ストレッチフィルム,シュリンクフィルムなど)

Claims (3)

  1. 角筒状の胴部と、その上側に続いて開口部分を有する天井部と、当該胴部の下側に続く底部とからなり、折り目用リブとして、V字状,直線状および逆V字状と続く縦リブを対向する胴部周面に形成するとともに、直線状の横リブを、当該縦リブの一方から他方までに相当する第1の横リブと、当該縦リブの他方から一方までに相当する第2の横リブとに区別できる周回単位で、胴部周面に形成した、プラスチック製ボトルにおいて、
    所定の前記周回単位につき、
    前記第1の横リブを、表面側の凹状延部の底面部分に更に凹状延部を設けた態様の2段溝状リブに設定し、
    前記第2の横リブを、表面側の凹状延部の底面部分に凸状延部を設けた態様の並行溝状リブに設定した、
    ことを特徴とする折り曲げ可能なプラスチック製ボトル。
  2. 前記周回単位は、前記V字状と前記直線状の各部の境界部分,前記逆V字状と前記直線状の各部の境界部分および当該境界部分それぞれの間の、計3箇所を含むものであり、
    この中の少なくとも当該境界部分の間の周面単位が上述の所定の前記周回単位に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の折り曲げ可能なプラスチック製ボトル。
  3. 角筒状の胴部と、その天井部および底部とからなプラスチック製ボトルの折り目用リブとして、V字状,直線状および逆V字状と続く縦リブを対向する胴部周面に形成するとともに、直線状の横リブの少なくとも一組を、当該縦リブの一方から他方までに相当して表面側の凹状延部の底面部分に更に凹状延部を設けた態様の2段溝状リブからなる第1の横リブと、当該縦リブの他方から一方までに相当して表面側の凹状延部の底面部分に凸状延部を設けた態様の並行溝状リブからなる第2の横リブとに区別できる周回単位で、胴部周面に形成した、プラスチック製ボトルの折り曲げ方法において、
    先ず、前記縦リブを基準にして、当該縦リブが形成された胴部周面を、それが外側に飛び出して前記第1の横リブの全体と前記第2の横リブの全体とが対向するように折り曲げることにより、当該縦リブの直線状部分に対応する胴部範囲を扁平状態にし、
    次に、この扁平状態の胴部を、少なくとも前記第1の横リブおよび前記第2の横リブを基準にして当該第1の横リブが内側になる態様で折り曲げる、
    ことを特徴とするプラスチック製ボトルの折り曲げ方法。
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