JP2005168468A - 歩行型耕耘機 - Google Patents

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Hideaki Nakagawa
秀明 中川
Yoshio Sumita
善男 住田
Isao Nomoto
勲 野本
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、耕耘軸の左右方向内側でのチエンケ−スによる土、草だまりをなくし、外側での耕耘跡を奇麗にすることができ、チエンケ−ス自体も小さく構成することのできる歩行型耕耘機を具現することにある。
【解決手段】 本発明は、エンジンから耕耘軸へ至る伝動経路に、一部の耕耘爪をダウンカット方向ヘ回転駆動させる正転用伝動経路と、他の耕耘爪をアップカット方向へ回転駆動させる逆転用伝動経路を備えた歩行型耕耘機において、前記耕耘軸には、機体中央部に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪を配し、この正転爪の左右外側に前記逆転用伝動経路にて回転駆動される逆転爪を配置すると共に、更にこの逆転爪の左右外側に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪を配したことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、歩行型耕耘機の構成に関し、特に正転爪と逆転爪を備えた所謂同軸正逆転機構を備えた耕耘機の構成に関する。
従来、機体の中央部に逆転駆動する耕耘爪(逆転爪)を配置し、左右側部に正転駆動する耕耘爪(正転爪)を配置して耕耘作業を行う同軸正逆転駆動方式の歩行型耕耘機が知られている。(特許文献1参照)
また、前記とは逆に、機体の中央部に正転駆動する耕耘爪(正転爪)を配置し、左右外部に逆転駆動する耕耘爪(逆転爪)を配置して耕耘作業を行う方式のものも知られている。(特許文献2参照)
特開平6-303801号公報 特開平8-116702号公報
前記従来の技術のように、正転爪、若しくは逆転爪を機体中央部に集中する構成では、耕耘巾において耕耘後の土の砕度が異なり、筋となって残ったり、作業中機体が僅かに傾いただけも、耕耘抵抗が左右一側に偏って直進性が損なわれ、操作が難しいという課題が有った。
また、チェーンケース内部で正転伝動系と逆転伝動系を並列配置する構成では、チェーンケースが過剰に大きくなり、機体のコンパクト化、軽量化の妨げとなるという課題があった。
この発明は、かかる課題を解消することを目的とし、操作性が良く、且つ耕耘後の圃場面をより奇麗に仕上げることができ、更に、チェーンケース自体も小さく構成することのできる歩行型耕耘機を具現することにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
即ち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)から耕耘軸(13)へ至る伝動経路に、一部の耕耘爪をダウンカット方向ヘ回転駆動させる正転用伝動経路と、他の耕耘爪をアップカット方向へ回転駆動させる逆転用伝動経路を備えた歩行型耕耘機において、
前記耕耘軸(13)には、機体中央部に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を配し、この正転爪(Kd)の左右外側に前記逆転用伝動経路にて回転駆動される逆転爪(Ku)を配すると共に、更にこの左右の逆転爪(Ku)の外側に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を配したことを特徴とする歩行型耕耘機とする。
機体中央部、つまり、機体の左右方向内側に配した正転爪を正転駆動し、この正転爪の左右外側に配した逆転爪を逆転駆動し、更に、この逆転爪の左右外側に配した正転爪を正転駆動する。
また請求項2記載の発明では、前記逆転爪(Ku)は、耕耘軸(13)回りに取り付けられる筒体(22)に支持し、この筒体(22)の内部に、前記耕耘軸(13)の回転を前記逆転爪(Ku)へ逆回転に伝達する遊星ギヤ機構(25)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の歩行型耕耘機とする。
前記逆転爪(ku)は、耕耘軸(13)回りに取り付けられる筒体(22)に支持され、この筒体内部の遊星ギヤ機構(25)からなる逆転用伝動経路を介して逆転駆動される。
また請求項3記載の発明は、前記筒体(22)は、耕耘軸(13)に対し着脱自在に取り付けられ、前記同一円周上或いはその略同位置に、正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を付け替え可能に構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行型耕耘機とする。
前記逆転爪(Ku)を支持する筒体(22)が耕耘軸(13)に対し着脱自在に取り付けられる。
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、機体中央側での土、草だまりの集中をなくすことができ、むらのない奇麗な耕土面を得ることができる。また、機体の左右に逆転爪を分散しているので、機体が傾いても耕耘抵抗が偏ることが低減され、直進性が良い。
また請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、逆転用の伝動経路をコンパクトに構成でき、例えばチェーンケース自体も従来のように大幅に変更する必要がなくなり、改良に係るコストを低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2記載の効果を奏するものでありながら、逆転爪(Ku)を支持する筒体(22)が耕耘軸(13)に対し着脱自在に取り付けられているので、当該個所を作業に応じて正転爪とするか逆転爪とするかを選択でき、耕耘機全体の汎用性が高めることができる。
以下、この発明を図面に基づき説明する。
図1は、歩行型耕耘機の斜視図を示す。この歩行型耕耘機1は、左右一対の走行車輪2,2を支持するミッションケース3から前方に延出する機体フレーム4上にエンジンEを搭載し、エンジンEからの回転動力をミッションケース3内の伝動機構を介して前記走行車輪2,2に伝達して走行する構成となっている。また前記ミッションケース3後部には、後方へ向かって延出するハンドルフレーム5を突設し、このフレーム後端部に操作パネル6を設けると共に、この操作パネル6の左右両側部に把持部7,7を設けて、操作ハンドル8を構成している。
また前記ミッションケース3の後端には、ロータリ耕耘装置9を連結し、この耕耘装置9に後述するように複数の耕耘爪K…を配置するにあたり、その中央側から正転方向に回転する正転爪Kd、逆転方向に回転する逆転爪Ku、更に正転方向に回転する正転爪Kdをその順序に配したロータリ耕耘装置9が装備される。また前記複数の耕耘爪の上方及び後方はロータリカバー10によって覆われており、そのロータリカバー10の後部には上下位置調節可能な支持輪11が設けられている。
次に図2と図3に基づいて、前記ロータリ耕耘装置9の耕耘爪Kの構成及び配列構成について説明する。
前記ロータリ耕耘装置9の中央部には、チェーンケース12が設けられ、このケース下端部には、機体進行方向に対して直交する耕耘軸13が水平横向きに軸架されている。また該耕耘軸13は、前記ミッションケース3のPTO部に連動連結したチェーンケース12内のチェーン伝動装置を介して駆動する構成となっている。また、前記チェーン伝動装置は、正転用伝動経路を構成しており、前記ミッションケース3のPTO部からの動力を受けて回転す入力スプロケット14と、前記耕耘軸13に対して一体的に嵌着結合された駆動スプロケット15と、両スプロケット14,15を巻装した伝動チェーン16等から構成されている。
そして、前記耕耘軸13には、複数の耕耘爪K,K…を配置するあたり、機体中央部のチェーンケース12側(内側)に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪Kdを配し、この正転爪Kdの左右外側に後述する逆転用伝動経路にて回転駆動される逆転爪Kuを配置すると共に、更にこの逆転爪kuの左右外側に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪Kdを配置するように構成している。
前記正転爪Kdは、正転爪軸17が前記耕耘軸13に外嵌され、該両軸13,17に設けられたピン穴18に係止ピン19を挿通係止することで、正転方向へ一体的に回転する構成としている。また、正転爪軸17から突設する爪ホルダ20には正転爪を差し込んでボルト・ナット21により締付固定するように構成している。
また前記逆転爪Kuは、耕耘軸13回りに取り付けられる筒体22に支持される構成となっている。この筒体22内には、この筒体22内面と耕耘軸13に外嵌されキー23によって止着された逆転爪軸24との間に、逆転用伝動経路となる遊星ギヤ機構25を内装し、前記筒体22の外周に取り付けた耕耘爪がアップカット方向へ回転駆動されるように構成している。これにより、前記キー23の係脱によって逆転爪軸24からこの周囲の部品を耕耘軸13から一体で取り外すことができる。
また前記遊星ギヤ機構25は、逆転爪軸24の外周部に形成された外歯ギヤ26と、前記筒体22の内周部に形成された内歯ギヤ27と、前記外歯ギヤ26と内歯ギヤ27との間に介装軸架されてそれぞれのギヤ26,27に噛み合う遊星ギヤ28,28と、同遊星ギヤ28,28の位置を固定する前記カバー10またはチェーンケース12から延設した固定ステー(図示省略)からなる構成であり、外歯ギヤ26が耕耘軸13と共に正転方向に回転駆動されると、内歯ギヤ27及び筒体22は遊星ギヤ28を介して逆転方向に回転駆動されることになる。前記逆転爪Kuにおいても、前記正転爪Kdと同様に筒体22から突設した爪ホルダ20にボルト・ナット21を介して締付固定するものである。
尚、前記逆転爪kuの回転速度は、遊星ギヤ機構25の歯数比を適宜変えることによって変更することができる。
以上のように構成した歩行型耕耘機1では、機体中央側での土、草だまりの集中をなくすことができ、むらのない奇麗な耕土面を得ることができる。また、機体の左右に逆転爪を分散しているので、機体が傾いても耕耘抵抗が偏ることが低減され、直進性が良い。また逆転用の伝動経路をコンパクトに構成でき、チェーンケース自体も従来のように大幅に変更する必要がなくなり、改良に係るコストを低減できる。
更に、逆転軸24から前記筒体22に至る伝動機構を耕耘軸13に対し一体で着脱自在に取り付けられているので、爪軸の着脱が容易であり、メンテナンスが容易にできる。また、耕耘軸13と同一軸円周上或いはその略同位置において正転爪Kdが付け替え可能に構成されているので、作業に応じて各種爪の変更ができ耕耘機の汎用性を高めることができる。
次に図4〜図8に基づき、前記逆転爪Ku…を、耕耘爪と車輪を同軸芯上に構成した所謂車軸耕耘式の歩行型耕耘機に搭載する例を説明する。
図4中、符号42はハンドル、43は抵抗棒、44はミッションケースである。耕耘ロータ41は、ミッションケース44の左右両側に配置してある。そして、その耕耘部41には、耕耘軸13’に対し、耕耘爪K1〜K4,K5〜K8を取り付けたホルダ45を積重式に取り付ける構成となっており、左右外端部にロータディスク50を取り付ける構成となっている。
そこで、本例では、前記耕耘軸13’に対し、逆転爪軸24乃至筒体22及び逆転爪kdに至るユニットを前記2つのホルダ45,45の間に介装或いは付け替えて取り付ける構成とする。
また前記歩行型耕耘機では、図6と図7に示すように、かかる耕耘爪K1〜K8に耕耘爪の強度に比較的影響を受けにくい刃付部46に数個の貫通穴48…を設ける構成となっている。これにより、耕耘爪1本の軽量化が全体として大幅の軽量化につながり、装置の操作性を向上することができる。
尚、前記貫通穴48は、図8に示すように、単列大径穴(A)としても良く、ちどり状の複列小径穴(イ)としても良い。
歩行型耕耘機の斜視図。 ロータリ耕耘装置の要部の切断正面図。 同上要部の側面図。 他の形態の歩行型耕耘機の斜視図。 耕耘爪の斜視図。 耕耘爪とホルダの拡大斜視図。 (A)耕耘爪の拡大斜視図。(B)耕耘爪の切断面(X−X面)を示す図。 (A)貫通穴の配列状態を示す例1(B)貫通穴の配列状態を示す例2
符号の説明
E エンジン
K 耕耘爪
Kd 正転爪
Ku 逆転爪
1 歩行型耕耘機
2 走行車輪
9 ロータリ耕耘装置
12 チェーンケース
13 耕耘軸
17 正転爪軸
18 ピン穴
19 係止ピン
22 筒体
23 キー
24 逆転爪軸
25 遊星ギヤ機構
26 外歯ギヤ
27 内歯ギヤ
28 遊星ギヤ

Claims (3)

  1. エンジン(E)から耕耘軸(13)へ至る伝動経路に、一部の耕耘爪をダウンカット方向ヘ回転駆動させる正転用伝動経路と、他の耕耘爪をアップカット方向へ回転駆動させる逆転用伝動経路を備えた歩行型耕耘機において、
    前記耕耘軸(13)には、機体中央部に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を配し、この正転爪(Kd)の左右外側に前記逆転用伝動経路にて回転駆動される逆転爪(Ku)を配すると共に、更にこの左右の逆転爪(Ku)の外側に前記正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を配したことを特徴とする歩行型耕耘機。
  2. 前記逆転爪(Ku)は、耕耘軸(13)回りに取り付けられる筒体(22)に支持し、この筒体(22)の内部に、前記耕耘軸(13)の回転を前記逆転爪(Ku)へ逆回転に伝達する遊星ギヤ機構(25)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の歩行型耕耘機。
  3. 前記筒体(22)は、耕耘軸(13)に対し着脱自在に取り付けられ、前記同一円周上或いはその略同位置に、正転用伝動経路にて回転駆動される正転爪(Kd)を付け替え可能に構成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行型耕耘機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106888585A (zh) * 2017-01-24 2017-06-27 南宁市武拖机械有限责任公司 一种翻地用拖拉机

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