JP2005167410A - 円偏波信号用アンテナ - Google Patents

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佳弘 佐藤
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Abstract

【課題】部品点数を減らし、組立作業を簡易化するとともにハウジングを薄形化すること。
【解決手段】偏平なハウジング40に収容され、板状の導電体により形成されるとともに、孔部を有する地板50と、ハウジング40に収容され、地板50の表面51側に所定の間隙をもって平行配置され、板状の導電体により形成されたアンテナエレメント60と、アンテナエレメント60の一部を地板50側に折曲して形成され、孔部53から地板50の裏面52側にその先端が突出するとともに、同軸ケーブルCの中心導体Cbとの電気的接続に供される給電ピン64とを備え、同軸ケーブルCの外部導体Caと地板50の裏面52側とが電気的に接続される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ETC(道路自動料金収受システム)等の円偏波信号を送受信するための円偏波信号用アンテナに関し、特に組立性が良く、小型化できるものに関する。
ETCの円偏波信号を送受信するための円偏波信号用アンテナが知られている(例えば特許文献1参照)。このような円編波信号用アンテナは、車のダッシュボードの上や屋根等に配設するのに便利なように、略偏平な容器状に構成されている。容器内には、板状のアンテナエレメントと地板とが所定の間隙を持って平行、かつ、対向して配置され、アンテナエレメントと地板との間の空気層が誘電体として作用する。
図9及び図10は、このような円偏波信号用アンテナ10,20を例を示す断面図である。図9に示す円偏波信号用アンテナ10は、絶縁樹脂からなるハウジング11と、このハウジング11内に設けられた導電体からなる地板12と、この地板12に対し平行に配置された板状の導電体からなるアンテナエレメント13とを備えている。地板12とアンテナエレメント13との間には絶縁スペーサ14が配置されており、絶縁スペーサ14を貫通する樹脂ビス15とこれに螺合するナット16により固定される。また、アンテナエレメント13には給電端子13aが半田付け固定され、給電端子13aは地板12を貫通して配置されている。
一方、図9中Cは同軸ケーブルを示しており、同軸ケーブルCの外部導体Caは地板12に接触し、また中心導体Cbは給電端子13aに半田付け固定されている。
図10に示す円編波信号用アンテナ20は、電磁波を通過させる適宜な誘電率を有する絶縁樹脂からなるハウジング21と、このハウジング21内に設けられた導電体からなる地板22と、この地板22に対し平行に配置された板状のアンテナエレメント23とを備えている。ハウジング21の底部からはポスト24が立設されており、このポスト24は地板22を貫通してアンテナエレメント23と固着されている。
一方、同軸ケーブルCの外部導体Caは地板22に接触し、また中心導体Cbは折曲されて地板22を貫通し、アンテナエレメント23に半田付け固定されている。
特開2003−46323号公報
上述した円偏波信号用アンテナであると次のような問題があった。すなわち、図9に記載された円偏波信号用アンテナ10においては、給電端子13aや絶縁スペーサ14等が必要になることから部品点数が多くなるという問題があった。また、半田付け作業点が多く、組立が煩雑になるという問題があった。
図10に記載された円偏波信号用アンテナ20においては、中心導体22を折曲させる加工が必要となり、組立が煩雑であるという問題があった。
一方、円偏波信号用アンテナ10では樹脂ビス15や、給電端子13aをアンテナエレメント13に半田付け固定する部分がアンテナエレメント13の図9中上面に、円偏波信号用アンテナ20ではポスト24や同軸ケーブルCの中心導体Cbがアンテナエレメント23に半田付け固定する部分がアンテナエレメント23の図10中上面に突出するため、ハウジング21を薄くする際の障害となっていた。
そこで本発明は、部品点数を減らし、組立作業を簡易化するとともにハウジングを薄形化することができる円偏波信号用アンテナを提供することを目的としている。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の円偏波信号用アンテナは次のように構成されている。
(1)偏平なハウジングに収容され、板状の導電体により形成されるとともに、孔部を有する地板と、上記ハウジングに収容され、上記地板の表面側に所定の間隙をもって平行配置され、板状の導電体により形成されたアンテナエレメントと、上記アンテナエレメントの一部を上記地板側に折曲して形成され、上記孔部から上記地板の裏面側にその先端が突出するとともに、同軸ケーブルの中心導体との電気的接続に供される給電ピンとを備え、上記同軸ケーブルの外部導体と上記地板の裏面側とが電気的に接続されることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載された円偏波信号用アンテナであって、上記ハウジングは、互いの凹部を相対向させて組み立てられるとともに、上記アンテナエレメント側に配置された第1ケースと上記地板側に配置された第2ケースとを備え、上記地板には、貫通孔が形成され、上記第2ケースの凹部には上記貫通孔を貫通して上記アンテナエレメントの裏面に当接する当接部材が設けられていることを特徴とする。
(3)上記(1)に記載された円偏波信号用アンテナであって、上記給電ピンの先端部は上記中心導体を挟持固定する挟持固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の円偏波信号用アンテナ。短冊状に形成され可撓性を有するベルト本体と、このベルト本体の第1面及び第2面に設けられた面ファスナと、上記第1面に設けられた一対のスナップボタンとを備え、上記第1面を内側にして上記一対のスナップボタンにより固定される第1のループと、上記第1面を内側にして上記面ファスナにより固定される第2のループとが形成されるように設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、部品点数を減らし、組立作業を簡易化するとともにハウジングを薄形化することが可能となる。
図1は本発明の一実施の形態に係る円偏波信号用アンテナ30を示す斜視図、図2は図1におけるX1−X1線で切断し矢印方向に見た断面図、図3は同円偏波信号用アンテナ30を分解して示す斜視図、図4は下ケース42を取り外した状態を示す斜視図である。
円偏波信号用アンテナ30は、電磁波を通過させる適宜な誘電率を有する絶縁樹脂からなるハウジング40と、このハウジング40内に収容された導電製の地板50と、この地板50に所定の間隙を持って平行に配置された導電製のアンテナエレメント60とを備えている。
なお、図1中Cは円偏波信号用アンテナ30に着脱自在に取付けられる同軸ケーブルを示しており、Caは外部導体、Cbは中心導体を示している。また、図2中Bはボルトを示している。
ハウジング40は、上ケース41と下ケース42とから構成されており、上ケース41は、後述するアンテナエレメント60の表面61が例えば密接して配置される凹部41aと、ボス孔41bが形成されている。
また、下ケース42には、凹部42aと、この凹部42aから上ケース41側へ延びる当接部材42b〜42eが立設されている。これら当接部材42b〜42eの先端は、エレメント60の裏面62に当接している。
地板50は、図2中上側を表面51、下側を裏面52とする金属板から形成されており、孔部53と、ボス部用孔54と、貫通孔55a〜55dと、裏面52側の接続部56とが設けられている。
アンテナエレメント60は、図2中上側を表面61、下側を裏面62とする金属板から形成されており、ネジ用孔63と、地板50側に折曲された給電ピン64とが設けられている。給電ピン64の先端は例えば図5に示すように、同軸ケーブルCの中心導体Cbを挟持できるように切欠部64aが設けられている。
図2中65は樹脂材で管状に形成された絶縁スペーサを示しており、給電ピン64に嵌め込まれることにより、地板50とアンテナエレメント60との絶縁、給電ピン64と地板50との絶縁を確保する機能を有している。
このように構成された円偏波信号用アンテナ30は、次のようにして組み立てられる(図3参照)。すなわち、上ケース41を凹部41aの表面が上を向くように置き、アンテナエレメント60の表面61を上ケース41の凹部41aに合せて嵌め込む。これにより、凹部41aとアンテナエレメント60の表面61は密着する。次に、給電ピン64に絶縁スペーサ65を嵌め込む。
次に、給電ピン64の先端を地板50の孔部53から裏面52側へ通す。ここで、図4に示すように、同軸ケーブルCの中心導体Cbを給電ピン64の先端に挟み込んで半田付け固定するとともに、同軸ケーブルCの外部導体Caを地板50の接続部56に挟み込み、半田付け固定する。
そして、下ケース42の当接部材42b〜42eを貫通孔55a〜55dに挿通し、その先端をアンテナエレメント60の裏面62に突き当てて、上ケース41と下ケース42とを組み立てる。すなわち、アンテナエレメント60及び地板50は、上ケース41と下ケース42とにより挟み込まれることでその位置を規制される。最後に、ボルトBにより下ケース42のボス孔42fと上ケース41のボス孔41bを締結し、ハウジング40が完成する。
このように構成された円偏波信号用アンテナ30では、部品点数を従来より減らすことができるとともに、組立を簡単に行うことができる。
また、下ケース42の当接部材42b〜42eがアンテナエレメント60の表面61側に突出しない構成となっているので、アンテナエレメント60の表面61と上ケース41の凹部41aを密着させることができ、無駄なスペースが生じない。このため、ハウジング40を薄形化できる。
上述したように、本実施の形態に係る円偏波信号用アンテナ30によれば、部品点数を減らし、組立作業を簡易化するとともにハウジングを薄形化することが可能となる。
図6〜図8は給電ピン64の変形例を示す図である。図6に示す給電ピン64の先端部には、丸孔64bが設けられ、同軸ケーブルCの中心導体Cbが挿通される。また、図7及び図8に示す給電ピン64は、舌片64cが形成され、同軸ケーブルCの中心導体Cbを挟み込めるように構成されている。なお、この場合、給電ピン64はその軸方向に90度捻る加工が必要となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
本発明の一実施の形態に係る円偏波信号用アンテナの外観を示す斜視図。 同円偏波信号用アンテナを図1におけるX1−X1線で切断して矢印方向に見る断面図。 同円偏波信号用アンテナを分解して示す斜視図。 同円偏波信号用アンテナの下蓋を外した状態を示す斜視図。 同円偏波信号用アンテナに組み込まれたアンテナエレメントの給電ピンの先端部を示す正面図。 同給電ピンの先端部の第1変形例を示す平面図。 同給電ピンの先端部の第2変形例を示す平面図。 同第2変形例に係る給電ピンの先端部を示す側面図。 従来の円偏波信号用アンテナの一例を示す縦断面図。 従来の円偏波信号用アンテナの別の例を示す縦断面図。
符号の説明
30…円偏波信号用アンテナ、40…ハウジング、41…上ケース、42…下ケース、42b〜42e…当接部材、50…地板、53…孔部、55a〜55d…貫通孔、56…接続部、60…アンテナエレメント、64…給電ピン、65…絶縁スペーサ。

Claims (3)

  1. 偏平なハウジングに収容され、板状の導電体により形成されるとともに、孔部を有する地板と、
    上記ハウジングに収容され、上記地板の表面側に所定の間隙をもって平行配置され、板状の導電体により形成されたアンテナエレメントと、
    上記アンテナエレメントの一部を上記地板側に折曲して形成され、上記孔部から上記地板の裏面側にその先端が突出するとともに、同軸ケーブルの中心導体との電気的接続に供される給電ピンと、を備え、
    上記同軸ケーブルの外部導体と上記地板の裏面側とが電気的に接続されることを特徴とする円偏波信号用アンテナ。
  2. 上記ハウジングは、互いの凹部を相対向させて組み立てられるとともに、上記アンテナエレメント側に配置された第1ケースと上記地板側に配置された第2ケースとを備え、
    上記地板には、貫通孔が形成され、
    上記第2ケースの凹部には上記貫通孔を貫通して上記アンテナエレメントの裏面に当接する当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の円偏波信号用アンテナ。
  3. 上記給電ピンの先端部は上記中心導体を挟持固定する挟持固定部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の円偏波信号用アンテナ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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