JP4870002B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のアンテナ装置において、前記固定リブは、前記中継基板の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、前記中継基板には、圧入用穴が形成され、前記固定リブは、前記中継基板の前記圧入用穴に嵌め込まれた状態で前記中継基板を固定する圧入固定用リブであることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、前記樹脂アンテナは、基材の断面がL字型の形状を含むことを特徴とする。
請求項10に記載の発明のアンテナ装置は、アンテナの給電部と接続する給電ピンおよび同軸ケーブルが接続される同軸コネクタを有し、アンテナと同軸ケーブルとの接続を中継する中継基板と、アンテナと前記中継基板が接続されるアンテナの給電部と前記中継基板を嵌め込まれた際に固定する固定リブとを一体成形した樹脂アンテナと、を備え、前記中継基板には、圧入用穴が形成され、前記固定リブは、前記中継基板の前記圧入用穴に嵌め込まれた状態で前記中継基板を固定する圧入固定用リブであることを特徴とする。
(実施形態1)
図1および図2は本発明を適用した移動体通信端末の一実施形態の構成として折り畳み式携帯電話機を開いた状態を示したもので、1は第1の筐体、11・12はそのケース部材、2は第2の筐体、21・22はそのケース部材、3はヒンジ部である。第1の筐体1と第2の筐体2はヒンジ部3を介して回動可能に連結されている。
第2の筐体2はケース部材21・22を合体して構成され、折り畳み状態で第1の筐体1に重なるケース部材21に送話部23及びキー操作部24が設けられる。他方のケース部材22には、図示のように、電池蓋25が組み付けられており、26はスピーカ放音孔である。
そして、平面部416の固定リブ443と反対側端部には、アンテナ(第1アンテナ素子42及び第2アンテナ素子43)の給電部が位置する凹み444が形成されている。
このスプリングコネクタ461は、本体462が中継基板45に固定され、樹脂アンテナ40の前記凹み444(図4(b)参照)にスプリングコネクタ461が収納状態となって、凹み444内に位置するアンテナ(第1アンテナ素子42及び第2アンテナ素子43)の給電部に対しピン463が電気的接続状態に保たれる。
この板バネ465は、本体466が中継基板45に固定され、樹脂アンテナ40の前記凹み444(図4(b)参照)に板バネ465が収納状態となって、凹み444内に位置するアンテナ(第1アンテナ素子42及び第2アンテナ素子43)の給電部に対し先端部467が電気的接続状態に保たれる。
図9はアンテナ装置4の実施形態2を示すもので、この実施形態2は、前述した実施形態1のアンテナ装置4において、図示のように、さらに、樹脂アンテナ40(第1アンテナ素子42及び第2アンテナ素子43)の給電部と中継基板45の同軸コネクタ47との間に整合回路48を形成する。すなわち、樹脂アンテナ40上の中継基板45の同軸コネクタ47を設けた面において、樹脂アンテナ40を構成する第1アンテナ素子42及び第2アンテナ素子43の給電部と同軸コネクタ47との間に整合回路48が形成されている。この整合回路48は、図示のように、ループ状パターンにより形成されている。
図11および図12はアンテナ装置4の実施形態3を示すもので、成形自由度の高い樹脂アンテナの特徴を生かし、同軸ケーブル7を一定方向に固定するための、固定ガイド446を同時に成形する。
しかも、成形自由度の高い樹脂アンテナ40の特長を生かし、同軸ケーブル7の固定ガイド446を同時に成形するので、接続された同軸ケーブル7を一定方向に固定することができる。よって、アンテナ特性への影響を低減することができる。
図13はアンテナ装置の実施形態4を示すもので、樹脂アンテナ40に中継基板45を嵌め込み式に組み込む方式を示したものである。
すなわち、中継基板45は、樹脂アンテナ40に対し、図13(a)に示すように、上方から片側の固定リブ441の傾斜面に沿わせて、反対側の固定リブ442及び押え部442a下に一側部を嵌め込むとともに、奥方の固定リブ443及び押え部443a下に先端部を嵌め込むことで組み付けられて、図13(b)に示したように、両側の固定リブ441・442間で押え部442a・443a下に固定状態となる。
図14はアンテナ装置の実施形態5を示すもので、樹脂アンテナ40に中継基板45を圧入式に組み込む方式を示したものである。
すなわち、図14(a)に示すように、中継基板45には、二個の圧入用穴451を形成して、樹脂アンテナ40には、平面部416に、片側のみの固定リブ441と、二個の圧入固定用リブ449を形成しておく。
従って、中継基板45は、樹脂アンテナ40に対し、図14(a)に示すように、上方から片側の固定リブ441の傾斜面に沿わせて降ろしていき、図14(b)に示したように、圧入用穴451に圧入固定用リブ449を圧入することで組み付けられて、二個の圧入固定用リブ449に固定状態となる。
また、実施形態では、樹脂基材を断面L字型の形状としたが、これに限らず、例えば、断面コ字型や矩形箱型等の他の形状を用いることとしても良い。
さらに、実施形態では、アンテナ装置と基板との間に電池が配置される構造としたが、これに限らず、要は、アンテナ装置と基板とが離れて配置される構造であれば良い。
また、樹脂基材の形状およびアンテナパターン等も任意であり、その他、固定リブの数や形状、給電ピンの具体的な細部構造、整合回路等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
10 アンテナ装置
101 板金
102 中継基板
103 同軸コネクタ
104 同軸ケーブル
105 樹脂基材
11 ケース部材
12 ケース部材
13 受話部
14 表示部
2 第2の筐体
21 ケース部材
22 ケース部材
23 送話部
24 キー操作部
25 電池蓋
26 スピーカ放音孔
27 アンテナ取付部
28 電池収納用開口部
3 ヒンジ部
4 アンテナ装置
40 樹脂アンテナ
41 樹脂基材
411 平面部
412 外周端面
413 外周端面
414 外周端面
415 外周端面
416 平面部
42 第1アンテナ素子
43 第2アンテナ素子
441 固定リブ
442 固定リブ
442a 押え部
443 固定リブ
443a 押え部
444 凹み
446 固定ガイド
447 ケーブル保持溝
449 圧入固定用リブ
45 中継基板
451 圧入用穴
46 給電ピン
461 スプリングコネクタ
462 本体
463 ピン
465 板バネ
466 本体
467 先端部
47 同軸コネクタ
48 整合回路
481 回路素子
5 基板
51 整合回路
511 回路素子
512 回路素子
52 同軸コネクタ
53 送受信回路
6 電池
7 同軸ケーブル
Claims (10)
- アンテナの給電部と接続する給電ピンおよび同軸ケーブルが接続される同軸コネクタを有し、アンテナと同軸ケーブルとの接続を中継する中継基板と、
アンテナと前記中継基板が接続されるアンテナの給電部と前記中継基板を嵌め込まれた際に固定する固定リブとを一体成形した樹脂アンテナと、
を備え、
前記給電ピンと前記同軸コネクタとは、
前記中継基板の表裏面に同軸状に実装される、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 前記固定リブは、前記中継基板をスライドして嵌め込まれた状態で固定することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記固定リブは、前記中継基板の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
- 前記中継基板には、圧入用穴が形成され、
前記固定リブは、前記中継基板の前記圧入用穴に嵌め込まれた状態で前記中継基板を固定する圧入固定用リブであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記樹脂アンテナの給電部は、前記中継基板の前記給電ピンの接続のために形成された凹み内に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記樹脂アンテナは、当該樹脂アンテナに前記中継基板が固定され、さらに、その固定された中継基板に前記同軸ケーブルが接続された際に、その接続された同軸ケーブルを一定方向に固定する固定ガイドを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 前記固定ガイドは、前記同軸コネクタに接続された前記同軸ケーブルを受け入れて保持するケーブル保持溝を有していることを特徴とする請求項6に記載のアンテナ装置。
- 前記樹脂アンテナは、基材の断面がL字型の形状を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- 移動体通信端末に搭載されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
- アンテナの給電部と接続する給電ピンおよび同軸ケーブルが接続される同軸コネクタを有し、アンテナと同軸ケーブルとの接続を中継する中継基板と、
アンテナと前記中継基板が接続されるアンテナの給電部と前記中継基板を嵌め込まれた際に固定する固定リブとを一体成形した樹脂アンテナと、
を備え、
前記中継基板には、圧入用穴が形成され、
前記固定リブは、前記中継基板の前記圧入用穴に嵌め込まれた状態で前記中継基板を固定する圧入固定用リブであることを特徴とするアンテナ装置。
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