JP4961836B2 - アンテナ装置及びそれを用いた無線通信機器 - Google Patents
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かかる構成により、サブ基板の同軸コネクタにメイン基板から給電する同軸ケーブル等を接続するだけで簡単にチップ型アンテナへの給電が可能である。
かかる構成によれば、サブ基板の長手方向の両端部を取り付け具を介して機器の筺体に固定することができるので、サブ基板を安定して支持可能な上に、機器の筺体から伝わる衝撃がサブ基板の両端部に分散されることで、サブ基板に固定されたチップ型アンテナへの衝撃を有効に緩和することができる。
かかる構成によれば、取り付け具が衝撃の減衰手段として働くことになるので、チップ型アンテナへの衝撃をより有効に緩和することができる。
かかる構成によれば、減衰部が他の部分よりも大きく撓むことにより、衝撃の減衰作用が確実なものとなり、チップ型アンテナをより確実に保護することができる。
かかる構成によれば、取り付け具を介してサブ基板を留め具により簡単に機器の筺体に取り付けることができる。また、留め具と留め穴の存在により筺体から取り付け具へも衝撃が伝わり難くなるので、衝撃を更に有効に緩和することができる。
ここで、「遊嵌」とは、取り付け具が留め具と遊びを有するように嵌合していることを言い、即ち、僅かに動くことが可能なように留められていることを意味する。
かかる構成によれば、機器の筺体から伝わる衝撃の力を留め穴の箇所で逃がしてやることが可能なので、更に有効に衝撃を緩和することができる。
かかる構成によれば、取り付け具を介してグラウンドが取れるので、チップ型アンテナの利得を向上させることができる。
かかる構成によれば、差し込み部を筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込むだけで簡単にチップ型アンテナの利得を向上させるためのグラウンドを確保できる。また、機器の筺体のグラウンドに接続することで、アンテナの電流を筐体のグラウンドに強制的に流してやることが可能となることから、アンテナが筺体の一部分のように機能することで、利得が向上する。
かかる構成によれば、チップ型アンテナもメイン基板から離れることになるので、メイン基板から発せられるノイズの影響を受け難くなり、SN比が改善することによりアンテナ性能を向上させることができる。
これにより、チップ型アンテナを用いた小型の無線通信機器を実現し得る上に、当該無線通信機器に大きな衝撃が加わっても内蔵したチップ型アンテナが破損することが無い。また、高いSN比と信頼性が得られる無線通信を行うことが可能な無線通信機器を提供できる。
この携帯電話機200は、ヒンジ部202を介して2つの筐体204、206が互いに連結された折り畳み式の携帯電話機であり、一方の筐体204には送話部としてのマイク208、操作用のスイッチである操作キー210等が配設され、他方の筐体206には受話部としてのスピーカ212、表示パネルとしての液晶パネル214等が配設されている。そして、マイク208、スピーカ212、及び図5に点線で示すアンテナ実装箇所Mに内蔵された本実施形態のアンテナ装置等を介して音声通話が可能となる。また、操作キー210を介して電話番号等の各種情報を入力することができ、入力された電話番号等の各種情報は、筐体204内のメイン基板(図示せず)に設けられた制御部を介して液晶パネル214に送られ、液晶パネル214の画面上に表示される。
200 携帯電話機、 204、206 筺体、 130 メイン基板、
104 同軸コネクタ、106 取り付け具、
106A 減衰部、 106H H留め穴、226 留め具(ネジ)、
206G グラウンド導体、 206N 差し込み部、
206g 突起穴、 140 同軸ケーブル
Claims (12)
- 誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方のセラミックスから成る基体と、該基体に形成された導体とを含むチップ型アンテナと、略矩形に形成され該チップ型アンテナが固定されるサブ基板とを有するアンテナ装置において、
前記サブ基板には、前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板と電気的に接続するための接続部と、長手方向の両端部には前記筺体内のメイン基板に取り付けるための取り付け具が前記チップ型アンテナを挟んで位置して装着されており、
前記サブ基板は、その短手方向に前記メイン基板に対して立って保持され、
前記取り付け具は前記サブ基板よりも撓み易く可撓性を有する金属部材により形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、前記接続部は同軸コネクタであることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は、前記サブ基板の長手方向の両端部にそれぞれ装着されていることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至3の何れかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は留め穴を備え、更に前記留め穴から前記サブ基板までの間に前記留め穴よりも小径の穴を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至4の何れかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は、前記筺体から前記サブ基板に伝わる衝撃を減衰する減衰部が形成され、前記減衰部は前記取り付け具の他の部分よりも撓み易い形状に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
- 誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方のセラミックスから成る基体と、該基体に形成された導体とを含むチップ型アンテナと、略矩形に形成され該チップ型アンテナが固定されるサブ基板とを有するアンテナ装置において、
前記サブ基板には、前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板と電気的に接続するための接続部と、長手方向の両端部には前記筺体内のメイン基板に取り付けるための取り付け具が前記チップ型アンテナを挟んで位置して装着され、
前記サブ基板は、その短手方向に前記メイン基板に対して立って保持され、
前記取り付け具は、前記筺体から前記サブ基板に伝わる衝撃を減衰する減衰部が形成されており、前記減衰部は前記取り付け具の他の部分よりも撓み易い形状に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具には留め穴が形成されており、該留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項7に記載のアンテナ装置において、前記留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられた場合に、前記取り付け具が該留め具と遊嵌するように、ネジ留めされていることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は導電性を有し、前記取り付け具の一端がグラウンド導体に電気的に接続されることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至9のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具の先端には差し込み部が形成されており、該差し込み部が前記筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込まれることを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至10の何れかに記載のアンテナ装置において、前記サブ基板が前記取り付け具により前記筺体に固定され、かつ前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板とは離れて固定され、前記サブ基板と前記メイン基板とは同軸ケーブルで電気的に接続されたことを特徴とするアンテナ装置。
- 請求項1乃至11記載のアンテナ装置を内蔵したことを特徴とする無線通信機器。
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