JP4961836B2 - アンテナ装置及びそれを用いた無線通信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、チップ型アンテナを基板に搭載したアンテナ装置及びそのアンテナ装置を搭載した無線通信機器に関する。
近年、携帯電話等の無線通信機器が急速に普及し、より高い性能が望まれると共に、その端末機器としての携帯性等を高めるために更なる小型化・薄型化が望まれている。
かかる携帯電話等の小型化・薄型化の要請に答えるために、携帯電話等に搭載される部品にも小型化・低背化が要求されている。このような状況下、携帯電話等の無線通信機器にチップ型アンテナを用いたアンテナ装置が搭載されるようになってきている。
チップ型アンテナは、小型・低背でありながら高い利得が得られる等、携帯電話等のアンテナとして優れた特徴を有している。
従来、このようなチップ型アンテナを携帯電話等の無線通信機器に搭載するものとしては、携帯電話等のメイン基板の端部等に形成されたアンテナ実装部に直接チップ型アンテナを実装する構成のアンテナ装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、チップ型アンテナをサブ基板に実装し、そのサブ基板を携帯電話等のメイン基板に取り付ける構成のアンテナ装置もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−88218号公報 特開平10−339772号公報
上述したようにチップ型アンテナは、アンテナ性能の点及び小型化・低背化が可能な点からも携帯電話端末のアンテナ装置として優れているが、その基体には誘電材料又は磁性材料、例えば、誘電体セラミックス等を用いることから、その構造物としての強度には限界がある。携帯電話端末のアンテナ装置として用いられる場合には、ユーザが端末機器を落下した場合でも容易に破損しないような技術的工夫が望まれる。この点、上述した特許文献1、2記載のアンテナ装置では、特に対策が取られておらず、不十分であった。また、広帯域化を図る等のために細長形状のチップ型アンテナを搭載する場合等には、チップ型アンテナを端末機器の落下等による外部の衝撃から保護するための技術的工夫がより望まれる。
また、最近では、小型で薄い携帯端末がユーザに人気があることもあり、端末機器でも小型化・薄型化の要請が強い。かかる要請に対応するために、チップ型アンテナの更なる薄型化を図りつつ、端末機器の落下による衝撃等が加わってもチップ型アンテナが破損してしまうのを有効に防止できる技術的対策が望まれている。
本発明の第1の課題は、基板に固定したチップ型アンテナを外部の衝撃等から保護することが可能なアンテナ装置を提供することにある。
本発明の第2の課題は、メイン基板から発するノイズの影響を受けにくく、高いSN比と信頼性を得ることが可能なアンテナ装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明者は、チップ型アンテナをサブ基板に固定し、このサブ基板をメイン基板に固定するのではなく、取り付け具を介して端末機器の筐体に固定することで外部の衝撃等から保護することが可能なアンテナ装置の構成を見出した。
即ち、上記課題を解決するため、本発明では、誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方のセラミックスから成る基体と、該基体に形成された導体とを含むチップ型アンテナと、略矩形に形成され該チップ型アンテナが固定されるサブ基板とを有するアンテナ装置において、前記サブ基板には、前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板と電気的に接続するための接続部と、長手方向の両端部には前記筺体内のメイン基板に取り付けるための取り付け具が前記チップ型アンテナを挟んで位置して装着されており、前記サブ基板は、その短手方向に前記メイン基板に対して立って保持され、前記取り付け具は前記サブ基板よりも撓み易く可撓性を有する金属部材により形成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、チップ型アンテナをサブ基板に固定し、このサブ基板を接続部を介してメイン基板と電気的に接続する一方、取り付け具を介して機器の筺体に固定するので、メイン基板からの給電が可能な上に、チップ型アンテナを外部の衝撃等から保護することが可能である。そして、前記取り付け具は前記サブ基板よりも撓み易く可撓性を有する金属部材により形成されていることから、金属材から成る取り付け具によりサブ基板を安定して支持可能な上に、機器の筺体から衝撃が加わっても前記サブ基板よりも撓み易く可撓性を有する取り付け具が撓むことでサブ基板に伝わる衝撃を吸収するので、チップ型アンテナを確実に衝撃から保護することができる。
また、前記接続部は同軸コネクタにより構成することができる。
かかる構成により、サブ基板の同軸コネクタにメイン基板から給電する同軸ケーブル等を接続するだけで簡単にチップ型アンテナへの給電が可能である。
また、前記取り付け具は、前記サブ基板の長手方向の両端部にそれぞれ装着されているのが好適である。
かかる構成によれば、サブ基板の長手方向の両端部を取り付け具を介して機器の筺体に固定することができるので、サブ基板を安定して支持可能な上に、機器の筺体から伝わる衝撃がサブ基板の両端部に分散されることで、サブ基板に固定されたチップ型アンテナへの衝撃を有効に緩和することができる。
そして、前記取り付け具は、留め穴を備え、更に前記留め穴から前記サブ基板までの間に前記留め穴よりも小径の穴を備えているのが望ましい。
更に、前記取り付け具は、前記筺体から前記サブ基板に伝わる衝撃を減衰する減衰部が形成されているのが望ましい。
かかる構成によれば、取り付け具が衝撃の減衰手段として働くことになるので、チップ型アンテナへの衝撃をより有効に緩和することができる。
ここで、前記減衰部は前記取り付け具の他の部分よりも撓み易い形状に形成されているものとすることができる。
かかる構成によれば、減衰部が他の部分よりも大きく撓むことにより、衝撃の減衰作用が確実なものとなり、チップ型アンテナをより確実に保護することができる。
更にまた、前記取り付け具には留め穴が形成されており、該留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられるようにしても良い。
かかる構成によれば、取り付け具を介してサブ基板を留め具により簡単に機器の筺体に取り付けることができる。また、留め具と留め穴の存在により筺体から取り付け具へも衝撃が伝わり難くなるので、衝撃を更に有効に緩和することができる。
ここで、前記留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられた場合に、前記取り付け具が該留め具と遊嵌するように、ネジ留めされているのが好適である。
ここで、「遊嵌」とは、取り付け具が留め具と遊びを有するように嵌合していることを言い、即ち、僅かに動くことが可能なように留められていることを意味する。
かかる構成によれば、機器の筺体から伝わる衝撃の力を留め穴の箇所で逃がしてやることが可能なので、更に有効に衝撃を緩和することができる。

また、本発明では、前記取り付け具は導電性を有し、前記取り付け具の一端がグラウンド導体に電気的に接続されることを特徴とする。ここで、グラウンド導体は、メイン基板のグラウンド導体でも機器の筺体のグラウンド導体でも良い。
かかる構成によれば、取り付け具を介してグラウンドが取れるので、チップ型アンテナの利得を向上させることができる。
そして、前記取り付け具の先端には差し込み部が形成されており、該差し込み部が前記筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込まれるようにしても良い。
かかる構成によれば、差し込み部を筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込むだけで簡単にチップ型アンテナの利得を向上させるためのグラウンドを確保できる。また、機器の筺体のグラウンドに接続することで、アンテナの電流を筐体のグラウンドに強制的に流してやることが可能となることから、アンテナが筺体の一部分のように機能することで、利得が向上する。
更に、本発明では、前記サブ基板が前記取り付け具により前記筺体に固定され、かつ前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板とは離れて固定され、前記サブ基板と前記メイン基板とは同軸ケーブルで電気的に接続されたことを特徴とする。
かかる構成によれば、チップ型アンテナもメイン基板から離れることになるので、メイン基板から発せられるノイズの影響を受け難くなり、SN比が改善することによりアンテナ性能を向上させることができる。
また、本発明では、以上の構成を有するアンテナ装置を無線通信機器に内蔵したことを特徴とする。
これにより、チップ型アンテナを用いた小型の無線通信機器を実現し得る上に、当該無線通信機器に大きな衝撃が加わっても内蔵したチップ型アンテナが破損することが無い。また、高いSN比と信頼性が得られる無線通信を行うことが可能な無線通信機器を提供できる。
本発明によれば、チップ型アンテナをサブ基板に固定し、このサブ基板を接続部を介してメイン基板と電気的に接続する一方、取り付け具を介して機器の筺体に固定するので、メイン基板からの給電が可能な上に、チップ型アンテナを外部の衝撃から保護することが可能である。
従って、このアンテナ装置を携帯電話等の無線通信機器に用いた場合、チップ型アンテナを用いているため当該無線通信機器の小型化を達成し易くなる上に、当該無線通信機器に大きな衝撃が加わってもチップ型アンテナが破損することが無い。また、チップ型アンテナがメイン基板から発せられるノイズの影響を受け難くなるので、高いSN比と信頼性が得られるアンテナ装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係るアンテナ装置について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図であり、(a)はその正面側から見た図、(b)は(a)の左右を逆にしてその背面側から見た図、(c)はそのサブ基板の上面側から見た斜視図、(d)はそのサブ基板の裏面側から見た斜視図である。図2は、本発明の実施形態のアンテナ装置のチップ型アンテナの構成を示す図であり、その展開図を示す。図3は、本発明の実施形態のアンテナ装置のサブ基板の構成を示す図であり、(a)はサブ基板の上面、即ち、部品が実装される主面、(b)はその裏面、(c)は同軸コネクタの取り付け位置の拡大図を示す。図4は、サブ基板に装着されている取り付け具等を説明するための図であり、(a)は対となる取り付け具それぞれの拡大図、(b)は対となる取り付け具をサブ基板に装着した状態を示す図であり、図1(a)を拡大して示したものに相当する。図5は、本発明の実施形態のアンテナ装置を内蔵する携帯電話機の一例を示す斜視図である。図6は、図5に示した携帯電話機におけるメイン基板、サブ基板及びチップ型アンテナの配置構造を示す模式図である。図7は、図5に示した携帯電話機に図1に示したアンテナ装置を搭載した状態を示す図である。
本実施形態に係るアンテナ装置は、図1に示すように、基体100Aと、基体100Aに形成された導体100Bとを含むチップ型アンテナ100と、チップ型アンテナ100が固定されるサブ基板102とを有している。サブ基板102には、チップ型アンテナ100が内蔵される機器として後述する携帯電話機の筺体内に設けられるメイン基板(図6参照)と電気的に接続するための接続部としての同軸コネクタ104と、上述した携帯電話機の筺体内に取り付けるための取り付け具106が装着されている。そして、本実施形態のアンテナ装置は、チップ型アンテナ100をサブ基板102に固定し、サブ基板102を同軸コネクタ104を介して上述したメイン基板と電気的に接続する一方、取り付け具106を介してサブ基板102を携帯電話機の筺体に固定して用いる。これにより、同軸コネクタ104等を介してメイン基板からの給電が可能な上に、チップ型アンテナ100を外部の衝撃等から保護することが可能となる。以下、本実施形態のアンテナ装置を構成するチップ型アンテナ100及びサブ基板102と、サブ基板102に装着されている取り付け具106等の構造を詳細に述べる。
チップ型アンテナ100は、図2に示すように、薄長の直方体形状を有しており、例えば、本実施形態では、長さが25mm、幅が3mm、厚さが2mmに形成されている。尚、本実施形態では、このような薄長のチップ型アンテナ100を用いているため、携帯電話機の部品として用いることにより、当該携帯電話機の小型化・薄型化に資することが可能である。そして、本実施形態では、このような薄長のチップ型アンテナ100を用いているため、上述したように、チップ型アンテナ100を実装したサブ基板102を取り付け具106を介して携帯電話機の筺体に固定する構成が、チップ型アンテナ100の強度対策として大変有効である。
チップ型アンテナ100は、図2に示すように、基体100Aと、基体100Aに形成された導体100Bとを含んでおり、基体100Aは、誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方により直方体状に形成されており、サブ基板102上に直接半田付けと接着剤で固定される。本実施形態では、基体100Aは、例えばアルミナ、シリカ、マグネシウム等を含む高周波数において低損失なセラミックスで作製されている。尚、基体100Aとして誘電材料を使用する場合は、誘電率と誘電損失がアンテナ特性に大きく影響する。また、本実施形態では、チップ型アンテナ100の基体100Aが誘電材料により構成される例を述べたが、磁性材料或いは誘電材料と磁性材料の組み合わせにより構成しても良い。一方、本実施形態では、導体100Bは銀製の導体から成るが、銅製でも良い。導体100Bは、基体100Aの上面に形成され一端が開放(開放端1005)となった放射電極100B1と、この放射電極100B1から折り返すように基体100Aの側面に設けられた放射電極100B2と、この放射電極100B2の一端に接続された給電用電極100b2とを有している。また、基体100Aの側面から底面に亘ってチップアンテナ固定用電極100B3が設けられている。尚、本実施形態においては、放射電極、給電用電極とそれぞれ機能的な名称で表しているが、実際には電極はパターン印刷により一体形成することが多いので、これらの電極は機能的にも区別されるものではない。
そして、チップ型アンテナ100は、図1に示すように、その長手方向がサブ基板102の長手方向と平行になるように、サブ基板102の上面の略中央に面実装されている。この面実装には、半田が用いられる。即ち、サブ基板102の上面(部品実装主面)には、図3に示すように、給電パターン102Aや浮き端子102Bが形成されており、給電パターン102Aとチップ型アンテナ100の放射電極100B2の端部である給電用電極100b2が接続された状態で、浮き端子102Bとチップ型アンテナ100のアンテナ固定用電極100B3が半田接続される。
サブ基板102は、図3に示すように、上面(部品実装主面)及びその裏面が長手の略矩形状に形成された基板であり、その長手方向の両端部にグラウンド電極102C、102D、及び取り付け金具106(図3には示さず)が設けられている。即ち、サブ基板102の上面(部品実装主面)には、その長手方向の両端部にグラウンド電極102C1、102C2が設けられている。一方のグラウンド電極102C1には突起部102c1、102c1が形成されている結果、他方のグラウンド電極102C2よりも大きく形成されている。また、サブ基板102の裏面には、その長手方向の両端部にグラウンド電極102D1、102D2が設けられており、これらグラウンド電極102D1、102D2は、スルーホール102Eを介してサブ基板102の上面側のグラウンド電極102C1、102C2とそれぞれ接続されている。尚、本実施形態では、取り付け上の観点から、サブ基板102の両端にグラウンド電極を設けることとしたが、グラウンド電極を両端に設けることがアンテナ装置として必要なわけではなく、純粋なグラウンド電極としては102C1及びその裏側の102D1のみでも良い。
サブ基板102の上面(部品実装主面)の給電パターン102Aには窪み部102aが形成されている。グラウンド電極102C1は、その一方の突起部102c1が給電パターン102Aの窪み部102aとかみ合うように離間して形成されている。これにより、このグラウンド電極102C1と給電パターン102Aの双方に亘る部分に上述したケーブル接続用の同軸コネクタ104が実装される。そして、後述する同軸ケーブル140(図6及び図7参照)の内部導体と外部導体が同軸コネクタ104を介して上述した給電パターン102Aとグラウンド電極102C1にそれぞれ接続される。具体的には、図3(c)に示すように、同軸コネクタ104は、外側が破線で示す枠104Aに位置するように実装され、これにより同軸コネクタ104の芯位置は104Bで示す位置となる。
尚、サブ基板102の裏面のグラウンド電極102D1、102D2には、一対の取り付け具106がそれぞれ半田接続される。これにより、後述するように、携帯電話機200の筺体206に設けられたグラウンド導体206G(図7参照)にもチップ型アンテナ100がグラウンド接続されるようになっている。
尚、サブ基板102の中央よりやや片側には、凹部102Fが形成されている。この凹部102Fは、後述する携帯電話機200の筺体206内にマイク 222(図7参照)を実装するために形成されたものである。
ところで、本実施形態のアンテナ装置は、導体100Bの(折り返した)全長分がGSM帯(900MHz帯)、導体100Bの半長分がDCS帯(1700MHz帯)及びPCS帯(1800MHz帯)、導体100Bの一端側の端部と他端側の端部を含む基体100A部分がUMTS帯(2200MHz帯)を、それぞれ送受信周波数帯域として有しており、これによりクワッドバンド方式のアンテナ装置を実現している。尚、UMTS帯について、詳しくは、放射電極100B1と放射電極100B2とその間に形成される空間による静電容量でアンテナを形成するものである。
上述した接続部としての同軸コネクタ104は、図1(c)及び図4(b)に示すように、サブ基板102の上面(部品実装主面)の一端側に実装されている。即ち、同軸コネクタ104は、上述したように、サブ基板102の上面(部品実装主面)のグラウンド電極102C1と給電パターン102Aの双方に亘る部分に実装されている。
このように、サブ基板102におけるメイン基板との接続部を同軸コネクタ104により構成することで、サブ基板102の同軸コネクタ104にメイン基板から給電する、後述する同軸ケーブル140(図6及び図7参照)等を接続するだけで簡単にチップ型アンテナ100への給電が可能である。
取り付け具106は、図4に示すように、左右一対の取り付け具106がサブ基板102の長手方向の両端部にそれぞれ装着されて用いられる。即ち、図4(a)に示した一対の取り付け具106は、図4(b)に示すように、サブ基板102の長手方向の両端部にそれぞれ装着されている。このため、サブ基板102の長手方向の両端部を一対の取り付け具106を介して携帯電話機の筺体内に固定することができるので、サブ基板102を安定して支持可能な上に、携帯電話機の筺体から伝わる衝撃がサブ基板102の両端部に分散されることで、サブ基板102に固定されたチップ型アンテナ100への衝撃を有効に緩和することができる。
そして、一対の取り付け具106は、それぞれ可撓性を有する金属材により形成されている。これにより、金属材から成る取り付け具106によりサブ基板102を安定して支持可能な上に、携帯電話機の筺体から衝撃が加わっても可撓性を有する一対の取り付け具106がそれぞれ撓むことでサブ基板102に伝わる衝撃を吸収する。この結果、チップ型アンテナ100を確実に衝撃から保護することができる。
更に、一対の取り付け具106には、それぞれ携帯電話機の筺体からサブ基板102に伝わる衝撃を減衰する第1の減衰部106Aが形成されている。即ち、ここでいう減衰部106Aとは、取り付け具106の図4(b)に示す一点鎖線で囲まれた領域を指している。このように各取り付け具106のうちの小さい穴106Jのあたりとサブ基板102のチップ型アンテナ100の搭載されていない両端部が振動することで大きな減衰効果を奏するものである。このため、取り付け具106が衝撃の減衰手段として働くことになるので、チップ型アンテナ100への衝撃をより有効に緩和することができる。
更に、一対の取り付け具106には、それぞれ携帯電話機の筺体からサブ基板102に伝わる衝撃を減衰する第2の減衰部106Bも形成されている。即ち、ここでいう減衰部106Bとは、取り付け具106の図4(b)に示す点線で囲まれた領域を指している。ここで、減衰部106Bは、撓み易い形状に形成されている。これにより、減衰部106Bも撓むことになるので、衝撃の減衰作用が確実なものとなり、チップ型アンテナ100をより確実に保護することができる。
更にまた、一対の取り付け具106には、それぞれ留め穴106Hが形成されており、留め穴106Hに嵌入させる、後述する留め具(図7参照)で携帯電話機の筺体内に取り付けられる。かかる構成により、取り付け具106を介してサブ基板102を留め具により簡単に携帯電話機の筺体に取り付けることができる。また、留め具と留め穴106Hの存在により筺体から取り付け具106へも衝撃が伝わり難くなるので、衝撃を更に有効に緩和することができる。
ここで、留め穴106Hに嵌入させた留め具で筺体内に取り付けられた場合に、取り付け具106が留め具と遊嵌するように、留め穴106Hは留め具よりも僅かに大きめに形成されている。ここで、「遊嵌」とは、取り付け具106が留め具と遊びを有するように嵌合していることを言い、即ち、僅かに動くことが可能なように留められていることを意味する。
かかる構成により、携帯電話機の筺体から伝わる衝撃の力を留め穴106Hの箇所で逃がしてやることが可能なので、更に有効に衝撃を緩和することができる。
尚、一対の取り付け具106には、それぞれ留め穴106Hよりも小さい穴106Jが形成されているが、これらの穴106Jは、取り付け具106を携帯電話機200の筺体206に取り付ける際に位置決め用に用いる穴である。
また、一対の取り付け具106は、それぞれ上述した金属材により形成されているため導電性を有し、各取り付け具106の一端が後述する携帯電話機の筺体内に展着されたグラウンド導体206G(図7参照)に電気的に接続される。尚、各取り付け具106の一端が接続されるグラウンド導体は、メイン基板のグラウンド導体でも良い。
かかる構成によれば、取り付け具106を介してグラウンドが取れるので、グラウンドとアンテナ部を離間することができ、チップ型アンテナ100のSN比を向上させることができる。
本実施形態では、各取り付け具106の先端に差し込み部106Nが形成されており、差し込み部106Nが筺体内のグラウンド導体206Gに形成された突起穴206g(図6及び図7参照)に差し込まれるようになっている。即ち、この各取り付け具106の先端に形成された差し込み部106Nは、筐体のグラウンドに取り付け具106を接触させるための、いわば引っ掛け用の爪であり、かかる構成により、差し込み部106Nを筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込むだけで簡単にチップ型アンテナ100の利得を向上させるためのグラウンドを確保できる。また、筺体のグラウンドに接続することで、アンテナの電流を筐体のグラウンドに強制的に流してやることが可能となることから、アンテナのグランドとして機能させることで、利得が向上する。
図5は、本発明の実施形態のアンテナ装置を内蔵する携帯電話機の一例を示す斜視図である。
この携帯電話機200は、ヒンジ部202を介して2つの筐体204、206が互いに連結された折り畳み式の携帯電話機であり、一方の筐体204には送話部としてのマイク208、操作用のスイッチである操作キー210等が配設され、他方の筐体206には受話部としてのスピーカ212、表示パネルとしての液晶パネル214等が配設されている。そして、マイク208、スピーカ212、及び図5に点線で示すアンテナ実装箇所Mに内蔵された本実施形態のアンテナ装置等を介して音声通話が可能となる。また、操作キー210を介して電話番号等の各種情報を入力することができ、入力された電話番号等の各種情報は、筐体204内のメイン基板(図示せず)に設けられた制御部を介して液晶パネル214に送られ、液晶パネル214の画面上に表示される。
図6は、図5に示した携帯電話機200におけるメイン基板、サブ基板及びチップ型アンテナの配置構造を示す模式図であり、(a)は携帯電話機200の断面構造の模式図であり、(b)は平面模式図である。本実施形態では、メイン基板130は比較的小さく構成されており、そこから離れてサブ基板102が配置されている。このメイン基板130とサブ基板102とは、給電用の同軸ケーブル140で接続されている。そして、このメイン基板130とサブ基板102との間にバッテリー145が配置されている。ここで、202は図5に示したヒンジ部、141は液晶表示素子、155は送受信回路、212はスピーカー、222はサブ基板102の凹部102Fの箇所に配置されたマイク、304はメイン基板130と同軸ケーブル140を接続する同軸コネクタである。
図6において、サブ基板102の裏面に装着された取り付け具106は、携帯電話機200の筐体206に留め具としてのネジ226により取り付けられている。一方、取り付け具106の先端の差込部106Nは、筺体206のグラウンド導体206Gに形成された突起穴206gに差し込まれてグラウンド接続されている。
尚、このようにサブ基板102とは離間してメイン基板130が備えられている。このメイン基板130は、ガラスエポキシ樹脂等から形成され、携帯電話機に内蔵されるプリント回路基板(PCB[Printed Circuit Board])を構成する。このメイン基板130には、図示しない給電ポートが設けられている。そして、この給電ポートから、同軸ケーブル140を介して同軸コネクタ104が接続されることで、チップ型アンテナ100の導体100Bは給電される。
図7は、図5に示した携帯電話機200に図1に示したアンテナ装置を搭載した状態を示す図である。図7において、サブ基板102の裏面に装着された取り付け具106は、携帯電話機200の筐体206に留め具としてのネジ226により取り付けられている。一方、取り付け具106の先端の差込部106Nは、筺体206のグラウンド導体206Gに形成された突起穴206gに差し込まれてグラウンド接続されている。尚、筐体206側には、留め具としてのネジ226に対応して図示しないナットが設けられている。
即ち、取り付け具106がネジ留めされる筐体206の部分は絶縁体(グラウンドの無い箇所)であり、先端の差し込み部106Nが差し込まれる部分はグラウンド導体が存在する箇所である。尚、差し込み部106Nが差し込まれるところは、キーパッドのプレスキーのグラウンドでも良いし、メイン基板130のグラウンドでも良い。即ち、取り付け具106が機械的に固定されるのがメイン基板130ではなく、筐体204又は206の一部であれば良く、電気的にグラウンド接続されるのはメイン基板のグラウンドでも良い。
図6及び図7に示すように、本実施形態では、サブ基板102が取り付け具106により携帯電話機200の筺体206にサブ基板102の実装面がメイン基板130の実装面に対して垂直な状態で固定され、かつチップ型アンテナ100がメイン基板130とは離間して配置されたサブ基板102に固定され、サブ基板102とメイン基板130とは同軸ケーブル140で電気的に接続されている。これにより、チップ型アンテナ100もメイン基板130から離れることになるので、メイン基板130から発せられるノイズの影響を受け難くなり、SN比が向上しアンテナ性能を向上させることができる。
尚、上述したように、取り付け具106とサブ基板102との接続は半田で行う。半田でなく、留め金等でしっかりと止めても良いが、図7から明らかなように、サブ基板102の実装面が筐体206内のメイン基板130の実装面に対して垂直な状態で固定されるので、仮に留め金でしっかりと止めると、高さがかさんでしまうことも考えられ、この点で使い易い半田を本実施形態では用いた。
また、折畳式携帯電話機ではメイン基板を液晶ディスプレイの裏側あるいはキーボードの裏側に配置することが多いが、本実施形態のように、チップ型アンテナ100を搭載したサブ基板102が液晶ディスプレイLD等から、より遠い位置に配置されると、液晶ディスプレイ等のノイズの影響を受けることが少なくなり、SN比が向上し、その結果受信感度が向上する。
以上に述べたように、本実施形態によれば、チップ型アンテナ100をサブ基板102に固定し、このサブ基板102を同軸コネクタ104を介してメイン基板130と電気的に接続する一方、取り付け具106を介して携帯電話機200の筺体206に固定するので、メイン基板130からの給電が可能な上に、チップ型アンテナ100を外部の衝撃から保護することが可能である。
従って、このアンテナ装置を携帯電話機200等の無線通信機器に用いた場合、チップ型アンテナ100を用いているため当該無線通信機器の小型化を達成し易くなる上に、当該無線通信機器に大きな衝撃が加わってもチップ型アンテナ100が破損することが無い。この場合、基板の変形量ということを考えると、メイン基板130も変形するものと考えられる。仮にチップ型アンテナ100をサブ基板102に固定し、サブ基板102をメイン基板130に固定した場合には、例えば、携帯電話機200が落下すると、筐体206又は204の変形(衝撃)と、メイン基板130の変形(衝撃)が重畳するような状態になる。これに対して、本実施形態によれば、チップ型アンテナ100はメイン基板130には間接的にも固定されていないので、メイン基板130の変形(衝撃)からは解放されている。しかも、サブ基板102が取り付けられた筐体206の変形(衝撃)は、取り付け具106とサブ基板102のチップ型アンテナ100が搭載されていない両端部により減衰されてしまうので、大きな衝撃がサブ基板102に加わることは無くなる。これにより、チップ型アンテナ100の破損は略完全に防止可能である。
また、チップ型アンテナ100がメイン基板130から発せられるノイズの影響を受け難くなるので、SN比が向上し高い性能と信頼性が得られるアンテナ装置を実現することができる。特に、液晶のドライバやカメラつき携帯の場合にはカメラのドライバがノイズを多く発するので、本実施形態では、これらから遠ざけるために、キーボードの下のこれらから最も離間した位置にサブ基板102を配置している。
このように、本実施形態では、チップ型アンテナ100をメイン基板130から離してかつサブ基板102の実装面がメイン基板130の実装面に対して垂直な状態で配置することができることにより、液晶ディスプレイや頭部からの距離が遠くなるように配置することが容易となりノイズ低減や人体頭部に与える電界の集中を緩和させることができ、いわゆるSAR値を小さくできる。
また、広帯域化を図るためには、アンテナの放射電極と実装(メイン)基板のグラウンド部との距離を離すことにより放射効率を低下させないことが重要であり、この面でも本実施形態のアンテナ装置は広帯域化し易くなる構造を有している。
尚、サブ基板102に第2のチップアンテナを搭載して、マルチバンドへの対応を行い易くすることもできる。
また、本実施形態のアンテナ装置は、メイン基板130とは別体のサブ基板102に主要な構成を設けたものである。従って、メイン基板130とサブ基板102とは別工程で製造できるし、その後任意の場所や工程でアセンブリすれば足りる。アンテナメーカとしてはサブ基板102にチップ型アンテナ100を固定し、サブ基板102に取り付け具106を装着した組立品までを設計製造し、筺体への取り付けは別途携帯電話機メーカの組立工程に乗せて行えば良い。よって、両者の製造効率が向上し生産管理等の合理化も図られる。また、メイン基板130とサブ基板102とが離間して組立てられるので、両者間の空間に他の電子部品を実装することも可能であり、筐体体内空間部の有効利用が図られアンテナ装置の設置場所の自由度が増し実装密度も向上させることができる。また、必要とするアンテナ特性に合わせて周波数調整をすることが容易になる。
以上、本発明を上記実施形態に関して述べたが、本発明は特許請求の範囲に記載した範囲内で他の実施形態にも広く適用可能である。
例えば、グラウンドをとるためには取り付け具には導電性が必要であるが、チップ型アンテナ100を衝撃から保護するためには導電性は必要ないのは勿論である。また、チップ型アンテナ100を衝撃から保護するためには、ネジ留めの遊びは必須ではなく、最低限、チップ型アンテナ100を固定したサブ基板102を取り付け具106を介して筺体に固定する構成であれば足りる。
また、上述した実施形態では、本発明のアンテナ装置を無線通信機器のひとつとしての携帯電話機200に用いたが、例えば、パーソナルコンピュータ間通信を行うための無線LANカードに内蔵する場合等、他の無線通信機器にも勿論適用可能である。
本発明は、携帯電話に限らず、GPSや無線LANなど多様な無線通信機器のアンテナとしても広く適用可能である。
本発明の実施形態のアンテナ装置の構成を示す図であり、(a)はその正面側から見た図、(b)は(a)の左右を逆にしてその背面側から見た図、(c)はそのサブ基板の上面側から見た斜視図、(d)はそのサブ基板の裏面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態のアンテナ装置のチップ型アンテナの構成を示す図であり、その展開図を示す。 本発明の実施形態のアンテナ装置のサブ基板の構成を示す図であり、(a)はサブ基板の上面、即ち、部品が実装される主面、(b)はその裏面、(c)は同軸コネクタの取り付け位置の拡大図を示す。 サブ基板に装着されている取り付け具等を説明するための図であり、(a)は対となる取り付け具それぞれの拡大図、(b)は対となる取り付け具をサブ基板に装着した状態を示す図であり、図1(a)を拡大して示したものに相当する。 本発明の実施形態のアンテナ装置を内蔵する携帯電話機の一例を示す斜視図である。 図5に示した携帯電話機におけるメイン基板、サブ基板及びチップ型アンテナの配置構造を示す模式図である。 図5に示した携帯電話機に図1に示したアンテナ装置を搭載した状態を示す図である。
符号の説明
100A 基体、100 チップ型アンテナ、102 サブ基板、
200 携帯電話機、 204、206 筺体、 130 メイン基板、
104 同軸コネクタ、106 取り付け具、
106A 減衰部、 106H H留め穴、226 留め具(ネジ)、
206G グラウンド導体、 206N 差し込み部、
206g 突起穴、 140 同軸ケーブル

Claims (12)

  1. 誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方のセラミックスから成る基体と、該基体に形成された導体とを含むチップ型アンテナと、略矩形に形成され該チップ型アンテナが固定されるサブ基板とを有するアンテナ装置において、
    前記サブ基板には、前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板と電気的に接続するための接続部と、長手方向の両端部には前記筺体内のメイン基板に取り付けるための取り付け具が前記チップ型アンテナを挟んで位置して装着されており、
    前記サブ基板は、その短手方向に前記メイン基板に対して立って保持され、
    前記取り付け具は前記サブ基板よりも撓み易く可撓性を有する金属部材により形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、前記接続部は同軸コネクタであることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は、前記サブ基板の長手方向の両端部にそれぞれ装着されていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は留め穴を備え、更に前記留め穴から前記サブ基板までの間に前記留め穴よりも小径の穴を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は、前記筺体から前記サブ基板に伝わる衝撃を減衰する減衰部が形成され、前記減衰部は前記取り付け具の他の部分よりも撓み易い形状に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 誘電材料又は磁性材料の少なくとも一方のセラミックスから成る基体と、該基体に形成された導体とを含むチップ型アンテナと、略矩形に形成され該チップ型アンテナが固定されるサブ基板とを有するアンテナ装置において、
    前記サブ基板には、前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板と電気的に接続するための接続部と、長手方向の両端部には前記筺体内のメイン基板に取り付けるための取り付け具が前記チップ型アンテナを挟んで位置して装着され、
    前記サブ基板は、その短手方向に前記メイン基板に対して立って保持され、
    前記取り付け具は、前記筺体から前記サブ基板に伝わる衝撃を減衰する減衰部が形成されており、前記減衰部は前記取り付け具の他の部分よりも撓み易い形状に形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具には留め穴が形成されており、該留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられることを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項7に記載のアンテナ装置において、前記留め穴に嵌入させた留め具で前記筺体内に取り付けられた場合に、前記取り付け具が該留め具と遊嵌するように、ネジ留めされていることを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具は導電性を有し、前記取り付け具の一端がグラウンド導体に電気的に接続されることを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のアンテナ装置において、前記取り付け具の先端には差し込み部が形成されており、該差し込み部が前記筺体内のグラウンド導体に形成された穴に差し込まれることを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載のアンテナ装置において、前記サブ基板が前記取り付け具により前記筺体に固定され、かつ前記チップ型アンテナが内蔵される機器の筺体内に設けられるメイン基板とは離れて固定され、前記サブ基板と前記メイン基板とは同軸ケーブルで電気的に接続されたことを特徴とするアンテナ装置。
  12. 請求項1乃至11記載のアンテナ装置を内蔵したことを特徴とする無線通信機器。
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