JPH10270935A - 格子状平面アンテナ - Google Patents

格子状平面アンテナ

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JPH10270935A
JPH10270935A JP8748997A JP8748997A JPH10270935A JP H10270935 A JPH10270935 A JP H10270935A JP 8748997 A JP8748997 A JP 8748997A JP 8748997 A JP8748997 A JP 8748997A JP H10270935 A JPH10270935 A JP H10270935A
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JP
Japan
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antenna
circular waveguide
antenna element
lattice
feeding
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JP8748997A
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Inventor
Hisamatsu Nakano
久松 中野
Nobutaka Misawa
宣貴 三沢
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Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電プローブがアンテナエレメントと同一面
内で一体構造をなして、円形導波管に結合する構造とし
て、給電構造の簡素化、部品点数の削減、組立作業性の
改善を図る。 【解決手段】 格子構造を持つアンテナエレメント4
1,42を有するアンテナユニットと、該アンテナユニ
ットに対して近接配置されたグランド平板7と、アンテ
ナエレメント41,42の法線方向に配置された円形導
波管5を持つ給電回路とを備え、格子構造の最小単位の
格子セルよりも外径の大きな円形導波管5の近傍の格子
セルを間引き、アンテナエレメント41,42における
格子セルの配列を一部分変形させることにより、円形導
波管5に垂直な面内で当該円形導波管の管内に配置され
る給電プローブ41A,41B,42A,42Bをアン
テナエレメント41,42と同一面内の一体的構造とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平偏波と垂直偏
波あるいは右旋円偏波と左旋円偏波等の2種類の偏波を
送受信可能で、特に衛星放送並びに衛星通信等に適した
格子状平面アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の格子状平面アンテナとし
ては、特開平8−265042号で本出願人が提案して
いるものがある。この場合の構造例を図26に示し、図
中、7は金属等の導体板である共通グランド平板であ
り、この共通グランド平板7の片側に水平偏波用グリッ
ドアレイ・アンテナエレメント11及び垂直偏波用グリ
ッドアレイ・アンテナエレメント12が共通グランド平
板7に対し平行でかつ異なる高さで相互に直角をなすよ
うに交差配置されている。すなわち、共通グランド平板
7に平行で近接した第1の平面上に水平偏波用グリッド
アレイ・アンテナエレメント11が配置され、この第1
の平面に平行で近接した第2の平面上に前記水平偏波用
グリッドアレイ・アンテナエレメント11に直交状態で
重ねられた垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメ
ント12が設けられている。ここで、水平偏波用グリッ
ドアレイ・アンテナエレメント11の共通グランド平板
7からの高さは水平偏波用及び垂直偏波用グリッドアレ
イ・アンテナエレメント11,12の平均高さH0より
もP/2だけ低い高さH1(H1=H0−P/2)となっ
ており、垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメン
ト12の共通グランド平板7からの高さはH0よりもP
/2だけ高い高さH2(H2=H0+P/2)となってい
る。水平偏波用及び垂直偏波用グリッドアレイ・アンテ
ナエレメント11,12の高さの差はPとなる。
【0003】また、それぞれの水平偏波用及び垂直偏波
用グリッドアレイ・アンテナエレメント11,12の構
成自体は短辺Sで長辺Lの格子セル(グリッドセル)1
0を複数個組み合わせた規則性のある格子構造であり、
各エレメント11,12の配置面積よりも大きい面積が
必要な共通グランド平板7の面積が少なくて済むよう
に、水平偏波用及び垂直偏波用グリッドアレイ・アンテ
ナエレメント11,12の中心位置(格子セル10の長
辺方向の配置及び短辺方向の配置がそれぞれ対称となる
位置)が相互に略一致するように重ねられており、水平
偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメント11の中心
付近には給電点F1が、垂直偏波用グリッドアレイ・ア
ンテナエレメント12の中心付近には給電点F2が設け
られている。
【0004】ところで、グリッドアレーアンテナ等の格
子状平面アンテナで導波管給電方式を採用する場合、図
27乃至図32に示すように、その給電プローブ3A,
3B,31A,31B,32A,32Bは、棒状の金属
材料で構成されている場合が多い。この場合、アンテナ
エレメントの給電部から円形導波管へ信号を送るために
は別部品の線路が必要である。
【0005】例えば、図27乃至図29の1個のグリッ
ドアレイ・アンテナエレメント1に対する給電の場合に
は、2本の同軸ケーブル2A,2Bを用いてグランド平
板7を貫通させ、該同軸ケーブル2A,2Bの心線の一
端をグリッドアレイ・アンテナエレメント1の給電点に
それぞれ接続するとともに、同軸ケーブル2A,2Bの
心線の他端を、別体の棒状給電プローブ3A,3Bに接
続するか、又は給電プローブ3A,3Bとして円形導波
管5内に突出させる必要がある。その他、同軸ケーブル
2A,2Bの外導体とグランド平板7との接続、前記外
導体と円形導波管5との接続も必要となる。
【0006】また、図30乃至図32に示すように、水
平偏波用及び垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント11,12に対する給電の場合には、4本の同軸
ケーブル21A,21B,22A,22Bを用いてグラ
ンド平板7を貫通させ、同軸ケーブル21A,21Bの
心線の一端を水平偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント11の給電点に、同軸ケーブル22A,22Bの
心線の一端を垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント12の給電点にそれぞれ接続するとともに、同軸
ケーブル21A,21B,22A,22Bの心線の他端
を、別体の棒状給電プローブ31A,31B,32A,
32Bに接続するか、又は円形導波管5内に給電プロー
ブ31A,31B,32A,32Bとして突出させる必
要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な構造におい
ては、図27乃至図29に示すように、一組の給電プロ
ーブ3A,3Bがアンテナエレメント1とは別部品にな
っているために、部品点数の増加や、給電プローブ3
A,3Bとアンテナエレメント1との接続による製造上
の問題点が多かった。さらに、接続部の特性上の問題点
も多かった。特に、2つの直交偏波を送受信可能にする
本発明対象の平面アンテナの場合、図30乃至図32に
示すように、第1のアンテナエレメント11と第2のア
ンテナエレメント12が必要になり、それらのための給
電プローブは2組、計4本が円形導波管5の内部に挿入
されることになり、この問題点はさらに大きい。
【0008】本発明は、上記の点に鑑み、給電プローブ
がアンテナエレメントと同一面内で一体構造をなして、
円形導波管に結合する構造とすることにより、給電構造
の簡素化、部品点数の削減、組立作業性の改善を図り得
る格子状平面アンテナを提供することを目的とする。
【0009】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、規則性のある格子構造を持つ金属導体の
アンテナエレメントを有するアンテナユニットと、該ア
ンテナユニットに対して平行で近接した位置に配置され
た金属導体のグランド平板と、前記アンテナエレメント
の中心付近を通る法線方向に配置された導波管を持つ給
電回路とを備えた格子状平面アンテナにおいて、前記給
電回路は、前記グランド平板を少なくとも貫通した円形
導波管と、該円形導波管に垂直な面内で当該円形導波管
の管内又は管端に配置される給電プローブとを具備し、
かつ前記給電プローブが、前記アンテナエレメントと同
一面内の一体的構造をなしており、前記格子構造の最小
単位のセルである格子セルよりも外径の大きな前記円形
導波管の近傍の格子セルを間引き、前記アンテナエレメ
ントにおける格子セルの配列を一部分変形させた構成と
している。なお、格子セルを間引くことによりアンテナ
エレメントの格子総数は間引いた分だけ減少するが、利
得への影響は無視できるレベルである。
【0011】上記格子状平面アンテナにおいて、前記ア
ンテナユニットは、金属板を打ち抜き形成してなる第1
のアンテナエレメント及び第2のアンテナエレメント
と、前記第1及び第2のアンテナエレメントの間に介在
するシート状絶縁体とを有し、前記第1及び第2のアン
テナエレメントが、前記円形導波管を中心にして互いに
90度ずれている状態で配置され、前記第1及び第2の
アンテナエレメントの2組の給電プローブが前記円形導
波管の管内又は管端に直交状態で配置された構成として
もよい。
【0012】或いは、前記アンテナユニットは、第1の
アンテナエレメント部分及び第2のアンテナエレメント
部分を前記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた
状態となるように1枚の金属板で打ち抜き形成してなる
複合アンテナエレメントを有し、前記第1及び第2のア
ンテナエレメント部分の2組の給電プローブが前記円形
導波管の管内又は管端に直交状態で配置された構成とし
てもよい。
【0013】前記アンテナユニットは、第1のアンテナ
エレメント及び第2のアンテナエレメントをシート状絶
縁体の表裏にそれぞれ金属導体パターンで形成しかつ前
記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた配置とし
たものであり、前記第1及び第2のアンテナエレメント
の2組の給電プローブが前記円形導波管の管内又は管端
に直交状態で配置された構成としてもよい。
【0014】前記アンテナユニットは、第1のアンテナ
エレメント及び第2のアンテナエレメントをそれぞれ第
1及び第2のシート状絶縁体の片面に金属導体パターン
で形成したものであり、前記第1及び第2のアンテナエ
レメントが、前記円形導波管を中心にして互いに90度
ずれている状態で配置され、前記第1及び第2のアンテ
ナエレメントの2組の給電プローブが前記円形導波管の
管内又は管端に直交状態で配置された構成としてもよ
い。
【0015】前記アンテナユニットは、第1のアンテナ
エレメント部分及び第2のアンテナエレメント部分を前
記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた状態とな
るように1枚のシート状絶縁体の片面に金属導体パター
ンで形成してなる複合アンテナエレメントを有し、前記
第1及び第2のアンテナエレメント部分の2組の給電プ
ローブが前記円形導波管の管内又は管端に直交状態で配
置された構成としてもよい。
【0016】また、前記円形導波管に前記給電プローブ
を挿通させる貫通穴が設けられていてもよい。
【0017】あるいは、前記グランド平板を貫通した前
記円形導波管の開口端面に対して一定ギャップで対向さ
せて、当該円形導波管と同径乃至若干大きい直径を持つ
終端金属導体円板を配置し、前記ギャップ間に前記給電
プローブを配置してもよい。
【0018】さらに、前記円形導波管が前記給電プロー
ブ配置位置で分割されており、当該円形導波管の少なく
とも一方の分割端面に前記給電プローブが通過する溝部
を形成した構造とすることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る格子状平面ア
ンテナの実施の形態を図面に従って説明する。
【0020】まず、個々の実施の形態の説明に入る前
に、図33を用いて、給電プローブがアンテナエレメン
トと同一面内で一体的構造をなしている場合、円形導波
管に直接結合させる上での問題点について述べる。
【0021】このような構成を可能にするために解決し
なければならない問題は、図33に示した規則性のある
格子構造を持つアンテナエレメント11及び12におけ
る格子構造の最小単位セルである格子セル10と、給電
に用いる円形導波管5の物理的なサイズである。本発明
が対象している格子状平面アンテナでは、その格子セル
10の形状は長方形のループアンテナが最少単位になっ
ており、その短辺Sは略2分の1波長になっている。そ
の長方形のループアンテナである格子セル10がレンガ
状配列をなして平面状のアレーアンテナを構成してい
る。
【0022】従って、このようなアンテナエレメント1
1及び12の格子セル10の配列のままでは、図33に
示す如く、円形導波管5の遮断周波数の関係から格子セ
ル10の短辺Sよりも円形導波管5の直径(外径)のほ
うが大きいために、各アンテナエレメント中心に円形導
波管5を配置することができない。
【0023】そこで、本発明では、円形導波管5を配置
するアンテナエレメント中心近傍の格子セル10を円形
導波管5を配置できるスペース分だけ除去し、給電プロ
ーブのみを円形導波管5の管内に挿入できる長さに延
長、変形させることにより、この問題を解決することが
できた。
【0024】図1及び図2は本発明の基本的な構成を示
す第1の実施の形態である。これらの図において、40
はアンテナユニットであり、規則性のある格子構造を持
つ金属導体の水平偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント41と、同様の格子構造を持つ垂直偏波用グリッ
ドアレイ・アンテナエレメント42とを有し、金属導体
の共通グランド平板7に対し平行に近接して、かつ異な
る高さで相互に直角をなすように交差配置されている
(給電用の円形導波管5を中心にして互いに90度ずれ
ている状態で配置されている)。但し、給電用の円形導
波管5は、各アンテナエレメントの格子セル10(短辺
S、長辺L)よりも外径が大きなものとなるため、水平
偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメント41と垂直
偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメント42の円形
導波管5を配置する中心近傍の格子セル10を円形導波
管5を配置できるスペース分だけ除去し、かつ円形導波
管5と組み合わされて給電回路を構成する給電プローブ
41A,41B(アンテナエレメント41用),給電プ
ローブ42A,42B(アンテナエレメント42用)の
みをそれぞれアンテナエレメントと同一面内で円形導波
管5内に挿入できる長さに延長、変形させている。
【0025】図2に示すように、グリッドアレイ・アン
テナエレメント11,12の中心付近を通る法線方向に
配置された円形導波管5は共通グランド平板7の背後か
ら共通グランド平板7及び各アンテナエレメント11,
12を貫通し、終端部6は閉じているが、給電プローブ
41A,41B,42A,42Bを管内に挿通させるた
めの(差し込むための)貫通穴5aを有している。円形
導波管5に対して直角面内に配置された給電プローブ4
1A,41B,42A,42Bは各貫通穴5aから円形
導波管5内に挿入されて結合するようになっている。こ
こで、対をなす給電プローブ41A,41Bは円形導波
管5の径方向の1直線上にあり、これと直交する径方向
の直線上に他方の対をなす給電プローブ42A,42B
が配置されている。前記円形導波管5外周と共通グラン
ド平板7とは電気的に接続されており、円形導波管5は
グランド平板7を貫通してその背後側に引出されてい
る。
【0026】なお、前記円形導波管5に貫通穴を形成す
る代わりに、円形導波管5を給電プローブ41A,41
B,42A,42Bの配置位置で分割し、当該円形導波
管の少なくとも一方の分割端面に給電プローブ41A,
41B,42A,42Bが非接触で通過する溝部を形成
してもよい。前記貫通穴又は溝部の形成位置は、円形導
波管5の終端部6から略4分の1波長手前位置である。
【0027】この第1の実施の形態によれば、水平及び
垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメント41,
42の円形導波管5を配置する中心近傍の格子セル10
を円形導波管5を配置できるスペース分だけ除去したの
で、各アンテナエレメントの格子セル10よりも外径が
大きな円形導波管5を配置可能となる。これに対応させ
て、水平偏波用グリッドアレイ・アンテナエレメント4
1に給電プローブ41A,41Bをそれと同一面内の一
体構造をなすように形成するとともに、垂直偏波用グリ
ッドアレイ・アンテナエレメント42に給電プローブ4
2A,42Bをそれと同一面内の一体構造をなすように
形成することで、円形導波管5に各アンテナエレメント
41,42から同一面内で一体に延長した給電プローブ
41A,41B,42A,42Bが結合するという簡素
な給電回路が構成できる。特に本実施の形態のような異
なる2種類の偏波を送受信するために、2組、計4本の
給電プローブが必要な平面アンテナにおいて、製造上の
メリットは大きい。
【0028】なお、第1の実施の形態において、格子状
平面アンテナとしての基本的な動作原理は図26の従来
例と同様である。また、アンテナエレメントや給電回路
の具体的な構造については第2の実施の形態以降の説明
で詳述する。
【0029】図3乃至図6は本発明の第2の実施の形態
を示し、図3はアンテナユニットを、図4は全体的概略
構成を、図5及び図6は給電回路をそれぞれ示してい
る。この第2の実施の形態において、アンテナユニット
50は、金属板をプレス等の方法により打ち抜いて形成
した同一形状の格子構造を持つ第1及び第2の金属導体
のアンテナエレメント51,52を有し、それら2枚の
第1及び第2アンテナエレメント51,52の間に1枚
のシート状絶縁体としての絶縁フィルム53を挟み、前
記2枚のアンテナエレメント51,52が、互いに円形
導波管5を中心に90度ずれている状態で積層配置し、
相互に一体化したものである。そして、前記2枚のアン
テナエレメント51,52の2組の給電プローブ51
A,51B,52A,52Bが円形導波管5の管内に直
交状態で配置可能な形状になっている。
【0030】図5及び図6に示すように、円形導波管5
は給電プローブ51A,51B,52A,52Bの配置
位置で分割されており、円形導波管5の本体側部分5−
1と終端側部分5−2の分割端面に給電プローブ51
A,51B,52A,52Bが非接触で通過する溝部5
bが形成されている。
【0031】従って、共通グランド平板7を垂直に貫通
するように設けられた分割状態の円形導波管5の分割位
置に図5の如くアンテナユニット50を配置し、その後
円形導波管5の本体側部分5−1と終端側部分5−2と
を図6のように溝部5b以外の部分で接続一体化するこ
とで、給電回路を簡単に構成できる。なお、円形導波管
5の終端側部分5−2の内部の長さは略4分の1波長で
あり、その終端面6は閉じた金属導体面となっている。
【0032】なお、この第2の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0033】この第2の実施の形態の場合、アンテナユ
ニット50は、金属板をプレス等の方法により打ち抜い
て形成した同一形状の格子構造を持つ第1及び第2の金
属導体のアンテナエレメント51,52を組み合わせる
ことで容易に構成できる。また、給電回路は、円形導波
管5をアンテナユニット50を配置する位置で分割する
ことで、容易に各アンテナエレメントと同一面内で一体
の給電プローブ51A,51B,52A,52Bを容易
に円形導波管5に突出させた構造とすることができる。
【0034】図7及び図8は本発明の第3の実施の形態
を示し、図7はアンテナユニットを、図8は全体的概略
構成を示している。この第3の実施の形態では、アンテ
ナユニット55は、前述した第2の実施の形態では別々
の部品になっている第1及び第2の金属導体のアンテナ
エレメントが、互いに円形導波管5を中心に90度ずれ
ている状態で一体に形成された1枚の複合アンテナエレ
メント56を有している。つまり、複合アンテナエレメ
ント56は、互いに同一形状の格子構造(格子構造の短
辺S、長辺L)を持つ第1のアンテナエレメント部分6
1及び第2のアンテナエレメント部分62を前記円形導
波管を中心にして互いに90度ずれた状態となるように
プレス加工等の方法で1枚の金属板で打ち抜き形成した
ものである。そして、第1及び第2のアンテナエレメン
ト部分61,62の2組の給電プローブ61A,61
B,62A,62Bが円形導波管5の管内に直交状態で
配置可能な形状として同一面内に形成されている。
【0035】なお、この第3の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1又は第2の実施の形態と
同様である。
【0036】この第3の実施の形態の場合、アンテナユ
ニット55は、同一形状の格子構造の第1及び第2のア
ンテナエレメント部分61,62を直角に交差させて組
み合わせた形状の複合アンテナエレメント56を、1枚
の金属板をプレス等の方法により打ち抜いて形成したも
のであり、極めて簡単な構造となる。また、アンテナエ
レメントが1つで済むことに加え、給電プローブ61
A,61B,62A,62Bが完全に同一面上に位置す
るため製造上のメリットはさらに大きくなる。
【0037】図9乃至図14は本発明の第4の実施の形
態を示し、図9はアンテナユニットを、図10は全体的
概略構成を、図11乃至図14は給電回路のための構造
をそれぞれ示している。この第4の実施の形態におい
て、アンテナユニット70は、シート状絶縁体としての
1枚の絶縁フィルム73の裏と表にそれぞれ別々に印刷
等の方法で金属導体パターンを被着、形成した第1及び
第2のアンテナエレメント71,72を有しており、第
1及び第2のアンテナエレメント71,72が、互いに
円形導波管5を中心に90度ずれている状態で形成、配
置されている。そして、2つのアンテナエレメント7
1,72の2組の給電プローブ71A,71B,72
A,72Bが円形導波管5の管内に直交状態で配置可能
な形状として各アンテナエレメント71,72に一体に
形成されている。
【0038】図11乃至図12に示すように、アンテナ
ユニット70の中心部には円形導波管5の配置スペース
に対応した切欠部74が形成されており、これにより、
各給電プローブ71A,71B,72A,72Bが棒状
に残されたフィルム73上に位置するようになってい
る。つまり、各給電プローブ71A,71B,72A,
72Bが直交状態で円形導波管5の中心に向けてそれぞ
れ延長した状態となるように残され、各アンテナエレメ
ント71,72と同一面内で一体構造となした各給電プ
ローブ71A,71B,72A,72Bが得られる。こ
の場合、円形導波管5は閉じた終端部6内面から略4分
の1波長手前位置に各給電プローブ71A,71B,7
2A,72Bを挿通させるための貫通穴5aを形成した
ものであればよく、フィルム73の可撓性を利用して図
14の如く各給電プローブ71A,71B,72A,7
2Bを円形導波管5内に差し込む構造である。
【0039】なお、この第4の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0040】この第4の実施の形態の場合、アンテナユ
ニット70は、互いに同一形状の格子構造を持つ第1の
アンテナエレメント71及び第2のアンテナエレメント
72を絶縁フィルム73の表裏にそれぞれ金属導体パタ
ーンで形成すればよく、構造が極めて簡単である。
【0041】図15乃至図17は本発明の第5の実施の
形態における給電回路の構造を示す。アンテナユニット
は第4の実施の形態に示したアンテナユニット70を用
いる(但し中心部の切欠部74は不要)。この第5の実
施の形態では、円形導波管5はアンテナユニット70の
配置位置で分割されており、円形導波管5の本体側部分
5−1と終端側部分5−2の分割端面にアンテナユニッ
ト70の各給電プローブ71A,71B,72A,72
Bとの接触を回避するための間隙部5c(溝部5bと実
質同じ)が形成されている。
【0042】従って、図17の如く分割状態の円形導波
管5の分割位置にアンテナユニット70を配置し、その
後円形導波管5の本体側部分5−1と終端側部分5−2
とでアンテナユニット70を挟むことで、給電回路を簡
単に構成できる。なお、円形導波管5の終端側部分5−
2の内側の長さは略4分の1波長であり、その終端面6
は閉じた金属導体面となっている。また、アンテナユニ
ット70の中心部に切欠部を設けない場合には、円形導
波管5の本体側部分5−1と終端側部分5−2との間に
絶縁フィルム73が介在するため、両者の電気接続は取
れないが、本実施の形態では特性面での問題はない。
【0043】なお、この第5の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1又は第4の実施の形態と
同様である。
【0044】図18及び図19は本発明の第6の実施の
形態を示し、図18はアンテナユニットを、図19は全
体的概略構成を示す。この第6の実施の形態では、アン
テナユニット80は、片面(表側)に印刷等の方法によ
り金属導体パターンで1つアンテナエレメントを被着、
形成したシート状絶縁体としての絶縁フィルム83を2
枚用意し、互いに円形導波管5を中心に90度ずれてい
る状態で配置したものであり、同一形状の第1及び第2
のアンテナエレメント81,82の2組の給電プローブ
81A,81B,82A,82Bが円形導波管5の管内
に直交状態で配置可能な形状として形成されている。
【0045】なお、この第6の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1又は第4の実施の形態と
同様である。
【0046】この第6の実施の形態によれば、全く同一
のフィルム83を2枚交差配置すればよく、アンテナエ
レメントを有するフィルム83の製造が簡単である。
【0047】図20乃至図21は本発明の第7の実施の
形態を示し、図20はアンテナユニットを、図21は全
体的概略構成を示す。この第7の実施の形態のアンテナ
ユニット85は、前述した第4及び第6の実施の形態で
別々の印刷等による金属導体パターンになっている第1
及び第2のアンテナエレメントが、互いに円形導波管を
中心に90度ずれている状態で一体とされた1つの金属
導体パターンの複合アンテナエレメント86となってい
る。つまり、複合アンテナエレメント86は、互いに同
一形状の格子構造を持つ第1のアンテナエレメント部分
91及び第2のアンテナエレメント部分92を前記円形
導波管を中心にして互いに90度ずれた状態となるよう
に印刷等の方法で1枚のシート状絶縁体としての絶縁フ
ィルム93の片面に1個の金属導体パターンとして形成
したものである。そして、第1及び第2のアンテナエレ
メント部分91,92の2組の給電プローブ91A,9
1B,92A,92Bが円形導波管5の管内に直交状態
で配置可能な形状として各アンテナエレメント部分と一
体に形成されている。
【0048】なお、この第7の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1又は第4の実施の形態と
同様である。
【0049】この第7の実施の形態によれば、アンテナ
ユニット85が1枚の絶縁フィルム93上の1個の金属
導体パターンからなる複合アンテナエレメント86で構
成でき、構造が極めて簡素となる。また、アンテナエレ
メントが1つで済むことに加え、給電プローブ91A,
91B,92A,92Bが完全に同一面上に位置するた
め製造上のメリットはさらに大きくなる。
【0050】図22乃至図25は本発明の第8の実施の
形態を示し、図22は全体的概略構成を、図23乃至図
25は給電回路の構造を示す。この第8の実施の形態に
おいて、図22のように円形導波管5は背面側よりグラ
ンド平板7を法線方向に貫通している。但し図22
(A)はグランド平板7を円形導波管5が貫通し開口し
ているが突出していない場合、同図(B)はグランド平
板7を貫通しさらに突出して開口している場合である。
円形導波管5の先端面は開口しているが、図24の如く
その開口端面に対し一定ギャップGで終端としての機能
を持つ終端金属導体円板95が対向配置されている。該
金属導体円板95は円形導波管と同径乃至若干大きい直
径を持つものである。そして、例えば第7の実施の形態
に示したアンテナユニット85を用いた場合、図23乃
至図25の如くその2組の給電プローブ91A,91
B,92A,92Bが円形導波管5と金属導体円板95
間のギャップG内に直交状態で配置される。換言すれ
ば、各給電プローブ91A,91B,92A,92Bは
ギャップGを通して円形導波管5の管端に配置され、円
形導波管5に垂直な面内において当該円形導波管5の内
周側中心に向かって延在している。
【0051】なお、この第8の実施の形態で説明を省略
した部分の構成は前述した第1の実施の形態と同様であ
る。
【0052】この第8の実施の形態によれば、円形導波
管5の分割、その端部の加工、さらにはアンテナユニッ
ト側の中心部分の加工が全て不要であり、給電回路の構
造の簡素化をいっそう図ることができる。
【0053】なお、図3及び図4に図示のアンテナユニ
ット、図7及び図8に図示のアンテナユニット、図9及
び図10に図示のアンテナユニット、図18及び図19
に図示のアンテナユニット、図20及び図21に図示の
アンテナユニットにおいても、第5又は第8の実施の形
態に示した給電回路の構成を採用可能であり、各実施の
形態に例示したアンテナユニットと給電回路との組み合
わせは適宜変更可能である。
【0054】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る格子
状平面アンテナによれば、規則性のある格子構造を持つ
金属導体のアンテナエレメントを有するアンテナユニッ
トと、該アンテナユニットに対して平行で近接した位置
に配置された金属導体のグランド平板と、前記アンテナ
エレメントの中心付近を通る法線方向に配置された導波
管を持つ給電回路とを備えた構成において、前記格子構
造の最小単位のセルである格子セルよりも外径の大きな
円形導波管の近傍の格子セルを間引き、前記アンテナエ
レメントにおける格子セルの配列を一部分変形させ、か
つ前記アンテナエレメントと同一面内でそれと一体的に
延長する給電プローブを設けることで、円形導波管とこ
れに結合する給電プローブからなる給電回路の構造が単
純になる。とくに、異なる2種類の偏波を送受信するた
めに、2組、計4本の給電プローブが必要な平面アンテ
ナにおいては、構造が単純になり、製造、組立上のメリ
ットがさらに大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る格子状平面アンテナの基本構成を
示す第1の実施の形態の平面図である。
【図2】同概略側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態であってアンテナユ
ニット部分の分解斜視図である。
【図4】同じく第2の実施の形態の概略側面図である。
【図5】同じく第2の実施の形態の給電回路部分の分解
斜視図である。
【図6】同斜視図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態であってアンテナユ
ニット部分の斜視図である。
【図8】同じく第3の実施の形態の概略側面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態であってアンテナユ
ニット部分の斜視図である。
【図10】同じく第4の実施の形態の概略側面図であ
る。
【図11】第4の実施の形態におけるアンテナユニット
中央部の給電回路部分の平面図である。
【図12】同じく断面図である。
【図13】同じく給電回路における円形導波管の端部構
造の斜視図である。
【図14】同じく給電回路部分を示す円形導波管端部の
断面図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態であって給電回路
部分の平面図である。
【図16】同断面図である。
【図17】同じく給電回路部分の分解斜視図である。
【図18】本発明の第6の実施の形態であってアンテナ
ユニット部分の分解斜視図である。
【図19】同じく第6の実施の形態の概略側面図であ
る。
【図20】本発明の第7の実施の形態であってアンテナ
ユニット部分の斜視図である。
【図21】同じく第7の実施の形態の概略側面図であ
る。
【図22】本発明の第8の実施の形態であって、円形導
波管がグランド平板から突出していない場合と、突出し
ている場合の概略側面図である。
【図23】同じくアンテナユニット中央部の給電回路部
分の平面図である。
【図24】同じく円形導波管及びこれに対向している終
端金属導体円板の配置を示す分解斜視図である。
【図25】同じくアンテナユニット中央部及び円形導波
管の給電回路部分の斜視図である。
【図26】格子状平面アンテナの従来例を示す斜視図で
ある。
【図27】従来の格子状平面アンテナの1個のアンテナ
エレメントに対する給電構造を示す斜視図である。
【図28】同じく正断面図である。
【図29】同じく円形導波管に対する給電プローブの配
置を示す平断面図である。
【図30】従来の格子状平面アンテナの2個のアンテナ
エレメントに対する給電構造を示す斜視図である。
【図31】同じく正断面図である。
【図32】同じく円形導波管に対する給電プローブの配
置を示す平断面図である。
【図33】従来例では円形導波管をそのまま配置できな
い理由を示す説明図である。
【符号の説明】
1 グリッドアレイ・アンテナエレメント 2A,2B,21A,21B,22A,22B 同軸ケ
ーブル 3A,3B,31A,31B,32A,32B,41
A,41B,42A,42B,51A,51B,52
A,52B,61A,61B,62A,62B,71
A,71B,72A,72B,81A,81B,82
A,82B,91A,91B,92A,92B 給電プ
ローブ 5 円形導波管 5a 貫通穴 5b 溝部 5c 間隙部 6 終端部 7 グランド平板 10 格子セル 11,41 水平偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント 12,42 垂直偏波用グリッドアレイ・アンテナエレ
メント 40,50,55,70,80,85 アンテナユニッ
ト 51,52,71,72,81,82 アンテナエレメ
ント 53,73,83,93 絶縁フィルム 56,86 複合アンテナエレメント 61,62,91,92 アンテナエレメント部分 95 金属導体円板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規則性のある格子構造を持つ金属導体の
    アンテナエレメントを有するアンテナユニットと、該ア
    ンテナユニットに対して平行で近接した位置に配置され
    た金属導体のグランド平板と、前記アンテナエレメント
    の中心付近を通る法線方向に配置された導波管を持つ給
    電回路とを備えた格子状平面アンテナにおいて、 前記給電回路は、前記グランド平板を少なくとも貫通し
    た円形導波管と、該円形導波管に垂直な面内で当該円形
    導波管の管内又は管端に配置される給電プローブとを具
    備し、かつ前記給電プローブが、前記アンテナエレメン
    トと同一面内の一体的構造をなしており、前記格子構造
    の最小単位のセルである格子セルよりも外径の大きな前
    記円形導波管の近傍の格子セルを間引き、前記アンテナ
    エレメントにおける格子セルの配列を一部分変形させた
    ことを特徴とする格子状平面アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記アンテナユニットは、金属板を打ち
    抜き形成してなる第1のアンテナエレメント及び第2の
    アンテナエレメントと、前記第1及び第2のアンテナエ
    レメントの間に介在するシート状絶縁体とを有し、前記
    第1及び第2のアンテナエレメントが、前記円形導波管
    を中心にして互いに90度ずれている状態で配置され、
    前記第1及び第2のアンテナエレメントの2組の給電プ
    ローブが前記円形導波管の管内又は管端に直交状態で配
    置されている請求項1記載の格子状平面アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記アンテナユニットは、第1のアンテ
    ナエレメント部分及び第2のアンテナエレメント部分を
    前記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた状態と
    なるように1枚の金属板で打ち抜き形成してなる複合ア
    ンテナエレメントを有し、前記第1及び第2のアンテナ
    エレメント部分の2組の給電プローブが前記円形導波管
    の管内又は管端に直交状態で配置されている請求項1記
    載の格子状平面アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記アンテナユニットは、第1のアンテ
    ナエレメント及び第2のアンテナエレメントを1枚のシ
    ート状絶縁体の表裏にそれぞれ金属導体パターンで形成
    しかつ前記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた
    配置としたものであり、前記第1及び第2のアンテナエ
    レメントの2組の給電プローブが前記円形導波管の管内
    又は管端に直交状態で配置されている請求項1記載の格
    子状平面アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記アンテナユニットは、第1のアンテ
    ナエレメント及び第2のアンテナエレメントをそれぞれ
    第1及び第2のシート状絶縁体の片面に金属導体パター
    ンで形成したものであり、前記第1及び第2のアンテナ
    エレメントが、前記円形導波管を中心にして互いに90
    度ずれている状態で配置され、前記第1及び第2のアン
    テナエレメントの2組の給電プローブが前記円形導波管
    の管内又は管端に直交状態で配置されている請求項1記
    載の格子状平面アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記アンテナユニットは、第1のアンテ
    ナエレメント部分及び第2のアンテナエレメント部分を
    前記円形導波管を中心にして互いに90度ずれた状態と
    なるように1枚のシート状絶縁体の片面に金属導体パタ
    ーンで形成してなる複合アンテナエレメントを有し、前
    記第1及び第2のアンテナエレメント部分の2組の給電
    プローブが前記円形導波管の管内又は管端に直交状態で
    配置されている請求項1記載の格子状平面アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記円形導波管に前記給電プローブを挿
    通させる貫通穴が設けられている請求項1,2,3,
    4,5又は6記載の格子状平面アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記グランド平板を貫通した前記円形導
    波管の開口端面に対して一定ギャップで対向させて、当
    該円形導波管と同径乃至若干大きい直径を持つ終端金属
    導体円板を配置し、前記ギャップ間に前記給電プローブ
    を配置してなる請求項1,2,3,4,5又は6記載の
    格子状平面アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記円形導波管が前記給電プローブ配置
    位置で分割されており、当該円形導波管の少なくとも一
    方の分割端面に前記給電プローブが通過する溝部を形成
    してなる請求項1,2,3,4,5又は6記載の格子状
    平面アンテナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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