JP2006528464A - ミリメートル波フェーズドアレイアンテナを形成するための方法および装置 - Google Patents

ミリメートル波フェーズドアレイアンテナを形成するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

共同導波路分布網ストリップラインプリント回路基板を有するフェーズドアレイアンテナシステムである。ストリップラインプリント回路基板は、1×4導波路分布網入力プレートから電磁(EM)波エネルギを受取り、EM波エネルギを524個の放射素子に分布させる。ストリップライン回路基板は、矩形の空気充填導波路では不可能な、個別のアンテナ放射素子の極度に狭い間隔を可能にする。アンテナシステムは、ミリメートル波周波数での、特に44GHzでの動作を、矩形の空気充填導波路分布構造では必要とされるようなさまざまな位相および振幅遅延についての複数のルックアップテーブルの使用を必要とせずに、可能とする。アンテナシステムは、ミリメートル周波数で、かつMILSTAR通信プロトコルに関連して、MILSTARプロトコルにより採用される次のビームホッピング周波数を事前に知る必要なく使用可能である。

Description

発明の分野
この発明はアンテナに関し、より特定的には、ミリメートル波長で動作し、かつ共同の(corporate)ストリップライン導波路構造を取入れることが可能な電子走査デュアルビームフェーズドアレイアンテナに関する。
発明の背景
フェーズドアレイアンテナは、多数の放射アンテナ素子と、個々の素子制御回路と、信号分布網と、信号制御回路と、電源と、機械的支持構造とで構成される。アンテナの総利得、有効等方性放射電力、走査要件および副ローブ要件は、アンテナアパーチャにおける素子の数、素子間隔、素子および素子電子機器の性能に直接関係する。多くの用途では、所望のアンテナ性能を達成するために何千もの個別の素子/制御回路が必要とされる。典型的なフェーズドアレイアンテナは、外部の分布網を通して相互接続される放射素子および制御回路のための個別の電子パッケージを含む。図1は、入力と、分布網と、素子電子機器と、ラジエータとを含む典型的な送信フェーズドアレイアンテナの概略を示す。
アンテナ動作周波数が高まるにつれ、放射素子間の必要な間隔は減少し、ますます狭くなる素子間隔内に制御電子機器および配線を物理的に構成することが難しくなる。狭い素子間隔を緩めることはビーム走査性能を劣化させるが、多数の配線を適切に提供することは、システムの複雑性およびコストを高める厳密な製造および組立公差を必要とする。したがって、フェーズドアレイアンテナの性能およびコストは主として、モジュールパッケージングと分布網配線とに依存する。多数のビームを適用することは、同じアンテナ体積内により多くの電子構成部品および配線を必要とすることによって、この問題をさらに複雑にする。
フェーズドアレイ・パッケージング・アーキテクチャは、タイル(すなわち同一平面上にある)スタイルとブリック(すなわちインラインの)スタイルとに分けることができる。図2は、アンテナアパーチャと同一平面上にあり、タイルとしてともに組立てられる構成要素を提示する典型的なタイルタイプのアーキテクチャを示す。図3は、アンテナアパーチャに対して垂直で、ブリックと同様にともに組立てられるインライン構成要素を使用した典型的なブリックタイプのアーキテクチャを示す。
本出願の譲受人であるザ・ボーイング・カンパニーは、フェーズドアレイモジュール/素子パッケージング技術において先導する革新者であり続けている。ザ・ボーイング・カンパニーは、ラジエータモジュールおよび/または分布網を作製するのにタイル、ブリックおよびハイブリッド手法を使用する多くのフェーズドアレイを設計し、開発し、提供してきた。フェーズドアレイモジュールの各々に電磁(EM)波エネルギを提供するRF分布網は、いわゆる「直列」または「並列」で提供可能である。直列分布網は、分布中にEM波信号が経験するさまざまな遅延のために、瞬時帯域幅がしばしば制限されている。しかしながら、並列網はモジュールの各々に「等しい遅延」を提供し、それは幅広い瞬時帯域幅を可能にする。しかしながら、並列分布は、ラジエータモジュールの数が多いと難易度が上がる。フェーズドアレイモジュールの一群に等しい遅延を提供する最も一般的な方法は、「共同」分布網である。共同分布網は、2値信号分配器を用いて、2n個のモジュールに等しく遅延された信号を配送する。このタイプの分布は、業界中で広範囲に使用されてきたタイルアレイアーキテクチャに良好に役立っている。
タイルアーキテクチャにおける共同網の使用は、モジュール間隔によって制限される。より高い動作周波数では、広角ビーム走査アレイの密にパッキングされたモジュールを用いてEM波エネルギ、DC電力信号、および論理信号を分布させることが、ますますより難しくなる。RF電力のコストも動作周波数とともに増加するため、設計者達は、低損失伝送媒体を使用することによって分布損失を制限しようとしている。使用される最低損失媒体は、空気で充填された矩形の導波路である。しかしながら、そのような導波路は大きな体積を必要とし、個々の場所(すなわちアンテナモジュール)へ容易にはルーティングされない。材料パラメータおよび寸法に依存するストリップライン導体は、提示する導波路の単位長当りの損失量が、空気で充填された矩形の導波路の5〜10倍にもなる場合がある。しかしながら、ストリップライン導波路は非常にコンパクトであり、非常に微量の間隔で隔てられている密にパッキングされたモジュール(すなわち放射素子)にRFエネルギを容易に分布させることができる。
空気充填導波路は、直列網において、密にパッキングされたアンテナモジュールに給電するために幅広く使用可能である。導波路の空気で充填された各長さは、「レール」と呼ばれるものにおいて一連のスロットを使用する。レール内のスロット間の電気的長さは、動作周波数とともに変わる。アンテナビームを形成するためにレールが使用される場合、スロット間の電気的長さの変化により、ビームは、動作周波数が変わるにつれて意図された角度から離れるよう変位し、または「傾く」ようになる。レール内のスロットの数が増加するにつれ、ビームの傾きはより顕著になり、このため瞬時帯域幅をさらに減少させる。レール内のスロットはまた、互いに相互作用してレール設計をより困難かつ複雑にする傾向がある。スロットが互いから隔離されれば、所望の結合レベルに必要な各スロットの長さはより容易に決定され得るであろう。レールはまた、その所望の位相および振幅分布を単一の中心周波数で達成し、動作周波数が中心周波数から逸脱するにつれて急速に劣化する。
フェーズドアレイアンテナについて、直列分布網によって導入された位相エラーは、アンテナモジュールにおいて位相変位器を使用して調節されることができる。調節または較正を達成するには、瞬時動作周波数の事前知識が必要とされる。アレイの動作帯域幅に沿ったさまざまな周波数点でのビームの傾きを補正するために、ルックアップテーブルが使用される。レールの長さは、位相変位器を適切に調節するのに必要なステップまたは増分の数を決定する。より長いレールは、より多くのビームの傾きおよびより狭い瞬時帯域幅をもたらし、それは、アンテナの多数のアンテナモジュールを較正するためにより多くの周波数増分が必要とされることを意味する。
ザ・ボーイング・カンパニーが直面してきた、かつこの発明のアンテナおよび方法が克服する、特に手腕を問われる問題は、MILSTAR通信用に44GHzで動作可能なワイドビーム走査のQ帯フェーズドアレイアンテナを開発することである。MILSTAR通信プロトコルは、2GHzの動作帯域幅をホッピングする情報周波数の狭帯域バーストを使用する。しかしながら、直列で給電される導波路とビームの異なる傾きとを使用することは、適切な遅延がルックアップテーブルから得られて位相変位器に適用され得るよう、次のビームホッピング周波数の知識を必要とする。次のビームホッピング周波数のそのような知識がなければ、直列で給電されるビームレールの傾きは正確には決定できない。機密保護のため、フェーズドアレイアンテナシステムが、動作のために特定の周波数情報を必要とせず、代わりに受動素子として帯域幅全体にわたって動作可能である、ということが望ましい。したがって、非常に狭いモジュール間隔を可能にするものの、依然として、アンテナの個々のモジュール素子すべての較正を維持するために、直列で給電される個
々のレールビームの傾きを計算することを必要としない、新しい形の共同の給電導波路網が、必要とされている。
発明の概要
この発明は、次のビームホッピング周波数の予備知識なく、44GHzで、かつMILSTAR通信プロトコルに従って動作可能なフェーズドアレイアンテナシステムおよび方法に向けられている。この発明のシステムおよび方法は、新しい導波路網の使用を取入れたフェーズドアレイアンテナを提供することによって、これを達成している。第1の空気充填導波路構造が、電磁(EM)波入力エネルギを、第2の、誘電体で充填された導波路構造に給電する。第2の誘電体充填導波路構造は、EM波エネルギを、共同のストリップライン導波路網に給電する。共同のストリップライン導波路網は、EM波エネルギを、この発明のフェーズドアレイアンテナを構成する複数の個別のアンテナモジュールの各々の対応する複数の放射素子に分布させる。
好ましい一形態では、第1の導波路構造は、矩形の空気導波路構造を含む。この構造は、EM波入力エネルギをその入力から複数の出力へ給電し、その複数の出力間でEM波エネルギを分割する。これらの出力は第2の導波路構造に給電し、それは、好ましい一形態では、誘電体で充填された複数の円形導波路を含む。第2の導波路構造はEM波エネルギをストリップライン導波路構造の対応する複数の入力へ通し、そこでこのEM波エネルギはさらに連続的に分割されて、その後、アンテナシステムの複数のアンテナモジュールの放射素子の各々に印加される。共同のストリップライン導波路構造の使用は、システムの効率がほんのわずか減少するだけで非常に狭い素子間隔が達成されることを可能にする。共同のストリップライン導波路構造の使用はさらに、MILSTAR用途において次のビームホッピング周波数を知ることを必要とする個々のビームの傾きの補正を適用する必要性を排除する。共同のストリップライン導波路構造の使用は、第1および第2の導波路構造ならびに好適な位相変位器の使用に関連して、アンテナシステムの各放射素子に同じ遅延を効果的に提供し、それはまた、アンテナシステムに必要な電子機器の複雑性を著しく簡略化する。
有利には、この発明のアンテナシステムは単一のルックアップテーブルを用いて較正され、したがって、次のビームホッピング周波数の事前知識は必要ない。この発明のアンテナシステムは、ボアサイト(boresight)で、および60°の走査角度で、優れたビーム副ローブレベルを提供する。この発明のアンテナシステムによって作られるビームパターンも、優れた交差偏波レベルを提示する。
この発明の利用可能性のさらなる分野は、以下に提供される詳細な説明から明らかとなるであろう。詳細な説明および特定の例は例示のみのために意図されており、この発明の範囲を限定するよう意図されてはいないことが理解されるべきである。
この発明は、詳細な説明および添付図面からより十分に理解されるであろう。
好ましい実施例の詳細な説明
以下の好ましい実施例の説明は、本質的に単なる例示であり、この発明、その用途、または使用を限定する意図は全くない。
図4を参照すると、この発明の好ましい一実施例および方法に従ったアンテナシステム10が示されている。アンテナシステム10は、MILSTAR用途で採用されている次
のビームホッピング周波数の予備知識を必要とすることなく、ミリメートル波長で、より特定的には44GHz(Q帯)で、かつMILSTARプロトコルに従って動作可能なアンテナを形成している。アンテナシステム10は、60°までの(またはそれを超える)走査角度で著しいビームおよび性能の劣化を被ることなく、ミリメートル波周波数での、より好ましくは約44GHzでの動作を可能にするよう、互いに対して間隔が非常に近接した複数の524個の個別のアンテナモジュールを有するデュアルビームシステムを形成している。アンテナシステムは一般にシャーシ11を含み、その内部に給電網12および関連する電子機器(図示せず)が支持されている。
図5を参照すると、アンテナシステム10の給電ネットワーク12の主要構成要素の分解斜視図が例示されている。EM波入力信号が、マイクロ波生成器(図示せず)によって、導波路入力移行部材14の入力端14aへと生成される。EM波信号は矩形の孔を通って矩形の出力14bへと伝わる。導波路入力移行部材14は、後部の機械的共熱スペーサプレート16の開口部16aに挿入され、出力14bは、導波路分布網(WDN)入力プレート18に接続される。WDN入力プレート18は、入力19′と出力19a−19dとを有する導波路19を有する。WDN入力プレート18は、出力19a−19dと整列する複数の4つの矩形の導波路スロット20a−20dを有する底部矩形給電プレート20に結合される。EM波入力信号は、WDN入力プレート18から、導波路19を通り、スロット20a〜20dを通って、WDNテーパ付き伝送プレート22へと通される。伝送プレート22は、プレート22の厚さを貫通して延びてはいない複数の524個の概して円形の窪み24を有する。プレート22はまた、プレート22を貫通して延びる4つの開口部24a1−24a4も含む。4つの開口部24a1−24a4は、4つの導波路スロット20a−20dと整列されている。524個の窪み24および4つの開口部24a1−24a4の各々は、WDN給電プレート28の対応する複数の開口部26と長手方向に整列されている。複数の524個の1/4波の円形バックショート誘電体プラグ30(図5では単に代表的な複数として示される)が、524個の開口部26を充填し、また、伝送プレート22の524個の開口部24も充填する。複数の4つのテーパ付き移行誘電体プラグ32が、4つの開口部26a−26dを通って延びる。テーパ付き移行誘電体プラグ32によって充填された開口部26は、テーパ付き伝送プレート22の開口部24a1−24a4、および矩形給電プレート20の矩形スロット20a−20dと長手方向に整列された開口部である。給電網12が十分に組立てられると、誘電体プラグ32は開口部24a1−24a4内へも部分的に延びる。これを図5aに例示するが、ここではプラグ32が円形のヘッド部32aと円錐形の本体部32bとを有するのが見てわかる。円形のヘッド部32aは、WDN給電プレート28の関連する開口部(すなわち開口部26a−26dのうちの1つ)を充填し、円錐形の本体部32bは、WDNテーパ付き伝送プレート22の開口部24a1−24a4のうちの関連する1つの内部にある。
WDNテーパ付き伝送プレート22の開口部24a1−24a4は、断面が伝送プレートの裏側(すなわち図5では見えない側)で矩形として始まり、図5で見える側では円形の断面形状に移行している。これは、プラグ32の円錐形の部分とともに、矩形から円形への導波路移行区域を、プレート22を伝わるEM波エネルギに提供する役割を果たす。好ましい一形態では、プラグ32は、好ましくは約2.5の誘電定数を有する。したがって、WDN伝送プレート22は、矩形から円形への導波路移行構成要素として機能する。
図5をさらに参照すると、WDNストリップラインプリント回路基板(PCB)34がWDN給電プレート28の出力側上に固定され、4つの開口部24aの各々を通ってWDNストリップラインPCB34上に形成される共同のストリップライン分布網34aの対応する入力トレースへ通されるEM波エネルギを分割するための手段を形成する。WDN円形導波路プレート36が、WDNストリップラインPCB34上に固定される。WDN円形導波路プレート36は、概して参照番号38で示される528個の円形開口部を含み
、4つの開口部39が各々、1つの円形バックショート誘電体プラグ40と1つの円形バックショートアルミニウム(導電性)プラグ42とで充填される。充填された開口部39は、矩形給電プレート20のスロット20a−20d、およびテーパ付き伝送プレート22の開口部24a1−24a4と長手方向に整列されたものである。参照番号38で示される残りの524個の開口部は、円形導波路誘電体プラグ44(図5では単に代表的な複数として示される)で充填される。プラグ44は、好ましくはレキソライト(Rexolite:登録商標)プラスチックで構成される。1対のモジュール整列ピン46が、導波路プレート36の開口部36a、WDNストリップライン回路基板34の開口部34b、給電プレート28の開口部28a、テーパ付き移行プレート22の開口部22a、矩形給電プレート20の開口部21、WDN入力プレート18の開口部18a、およびスペーサプレート16の開口部16bを通って延び、図5に示す構成要素22、28、34および36の多い複数の開口部の整列を維持する。
図6を簡単に参照すると、WDN入力プレート18をより詳細に見ることができる。WDN入力プレート18は、図5の導波路入力移行14の出力端14bからEM波エネルギを受取る入力19′を有する矩形の空気充填導波路19を含む。矩形の空気充填導波路19はこのEM波入力エネルギを受取り、それを4つの矩形出力スロット19a、19b、19cおよび19d間で分割する。矩形スロット19a−19dを通って出たEM波エネルギは、図5に示すWDN底部矩形給電プレート20の矩形スロット20a−20dを抜けて通される。WDN入力プレート18は、好ましくは単一の金属シートから、より好ましくはアルミニウムから形成されるが、金などの他の好適な金属材料が採用可能であることが理解されるであろう。スペーサプレート16も、好ましくは金属から、より好ましくはアルミニウムから形成され、プレート22、28および38も同様である。
図7は、ストリップラインプリント回路基板34の平面図である。入力トレース34a1、34a2、34a3および34a4は、導波路テーパ付き移行プレート22の開口部24a1−24a4とそれぞれ整列されている。より具体的には、入力トレース34a1−34a4は各々、開口部26a−26dの各々における電磁場と平行に並ぶよう配置される。入力34a1−34a4は各々、回路基板34の導電性部分(すなわちストリップライントレース)によって形成された複数の「T接合部」35(図8に示す)を通して、複数のEM波放射素子56(すなわち個別のアンテナモジュール)に給電する。より具体的には、WDNストリップラインPCB34の「T接合部」35の各々は、入力34a1−34a4の各々で受取ったEM波入力エネルギを、最終的には各放射素子56に印加されるより小さな下位複数のものに連続して(かつ均一に)分割する2値信号分配器として動作する。図8は、ストリップラインPCB34によって形成された共同のEM波分布網の代表的な部分を例示している。入力34a2が放射素子56a−56bに給電しているのが見てわかる。図8には2つの代表的なT接合部35が示されている。
入力34a1は254個の放射素子56に給電し、入力34a2は126個の放射素子56に給電し、入力34a3は96個の放射素子56に給電し、入力34a4は48個の放射素子56に給電する。
動作時、EM波エネルギが放射素子56の各々によって、WDN円形導波路プレート36の開口部38を通して放射され、また、WDN給電プレート28へ向けて戻される。プラグ30は約2.5という好ましい誘電定数を有する。電磁エネルギがプラグ30を通って伝わり、伝送プレート22の524個の窪みの各々の一番底の壁で反射されて、回路基板34へ向けて戻され、WDN円形導波路プレート36の開口部38を通って進み続ける。好ましい一形態では、プラグ30はレキソライト(登録商標)プラスチック材料から作られる。好ましくはレキソライト(登録商標)プラスチックで構成されるプラグ40と、好ましくは金属、より好ましくはアルミニウムであるプラグ42とが、開口部39を充填
する。開口部26a−26dからのEM波エネルギはプラグ40を通って伝わり、プラグ42によって反射され、回路基板34の入力トレース34a1−34a4へ向けて戻される。プラグ30、32、40および44は各々、好ましくは約2.5の誘電定数を有し、非常に狭い素子間隔がアンテナシステムで使用される状態で、ミリメートル波周波数でのアンテナシステム10の動作を可能にする。
図9および図10を簡単に参照すると、この発明のアンテナシステムの性能が見てわかる。特に図9を参照すると、44.5GHzで、かつ0°の走査角度で動作するアンテナシステムで、アンテナシステム10のファーフィールド動作を見ることができる。図10を参照すると、アンテナシステム10は、44.5GHzで、しかしながら60°の走査角度で動作するよう示されている。参照番号58によって表わされている、結果として生じる副ローブレベルは、許容可能な限度内で良好であり、図9および図10に示すビームは良好な交差偏波レベルを提示している。性能は、43.5−45.5GHzの設計帯域幅にわたって同様である。
この発明のアンテナシステム10はこのため、ミリメートル波周波数で、より特定的には44GHzで動作できるように、フェーズドアレイアンテナが、互いに間隔が非常に近接した放射要素56を有して形成されることを可能にする。重要なことに、アンテナシステム10は、MILSTAR通信プロトコルで使用される際に、次のビームホッピング周波数の知識を必要としない。アンテナシステム10の共同のWDNストリップラインプリント回路基板34は、ミリメートル波周波数での優れたアンテナ性能に必要な、極度に近接した放射要素56の間隔を可能にする一方、各放射素子56に適用される振幅および位相遅延が単一のルックアップテーブルから決定されることを可能にする。
「入力」および「出力」という用語がアンテナシステム10の構成要素の一部を説明するために使用されたが、これは、アンテナが送信動作モードにおいて説明されたという理解で行なわれた、ということも理解されるであろう。当業者であれば容易に理解するように、これらの用語は、アンテナシステム10が受信モードで動作している場合には逆となる。
さまざまな好ましい実施例が説明されたが、当業者であれば、この発明の概念から逸脱することなく行なわれ得る修正または変更を認識するであろう。例は発明を例示しており、それを限定するよう意図されてはいない。したがって、そのような限定は単に関係する先行技術に鑑みて必要なだけであるとして、説明および特許請求の範囲は寛容に解釈されるべきである。
典型的な送信フェーズドアレイアンテナシステムの簡略化されたブロック図である。 タイルタイプのフェーズドアレイアンテナシステムのある構成要素の簡略化された斜視図である。 ブリックタイプのフェーズドアレイアンテナシステムのある構成要素の簡略化された斜視図である。 この発明の好ましい一実施例に従ったフェーズドアレイアンテナの簡略化された斜視図である。 図4のアンテナシステム給電網の分解斜視図である。 テーパ付き伝送プレートおよびWDN給電プレート内に挿入されるテーパ付き移行誘電体プラグの部分断面図である。 1×4空気充填矩形導波路給電構造を形成する導波路分布網入力プレートの平面図である。 ストリップライン導波路プリント回路基板の拡大平面図である。 図7の回路基板を大きく拡大した部分の図である。 この発明のアンテナの、0°の走査角度での(すなわちボアサイトに沿った)ファーフィールド振幅のグラフである。 この発明のアンテナシステムの、60°の走査角度でのファーフィールド振幅のグラフである。

Claims (21)

  1. フェーズドアレイアンテナであって、
    電磁(EM)波エネルギの入力を第1の複数のEM波信号に分割するための第1の誘電体充填導波路構造と、
    前記第1の導波路充填導波路構造に隣接して配置され、複数の誘電体充填導波路を有する第2の誘電体充填導波路構造とを含み、前記第2の誘電体充填導波路構造は、前記第1の複数のEM波信号の各々を受取って前記第1の複数のEM波信号を前記複数の誘電体充填導波路の各々の出力端へ向けて通すためのものであり、前記フェーズドアレイアンテナはさらに、
    前記第2の誘電体充填導波路構造に隣接して位置付けられ、前記誘電体充填導波路の前記出力端に重なり合う複数の入力を形成する回路トレースを有するストリップライン導波路回路基板を含み、前記ストリップライン導波路回路基板は、前記EM波信号を、前記回路トレースを介して、間隔が近接した複数のEM波放射素子に分布させる、フェーズドアレイアンテナ。
  2. 前記第1の誘電体導波路構造は、1×4誘電体充填導波路構造を形成する、請求項1に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  3. 前記第2の誘電体充填導波路構造は、概して円形の複数の誘電体充填導波路を含む、請求項1に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  4. 前記ストリップライン導波路回路基板は、前記EM波信号からのEM波エネルギを前記EM波放射素子の各々に等しく分布させるための複数の2値信号分配器を含む、請求項1に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  5. フェーズドアレイアンテナであって、
    電磁(EM)波エネルギの入力を第1の複数のEM波信号に分割するための第1の誘電体充填導波路構造と、
    概して円形の複数の誘電体充填導波路を有する、前記第1の複数のEM波信号の各々をその入力端で受取って前記第1の複数のEM波信号を前記複数の誘電体充填導波路の出力端へ向けて通すための第2の誘電体充填導波路構造と、
    前記第2の誘電体充填導波路構造に概して平行に、かつ隣接して配置され、前記EM波信号を受取り、それからのEM波エネルギを複数のEM波放射素子にさらに分割し、さらに分布させるためのストリップライン導波路分布回路とを含む、フェーズドアレイアンテナ。
  6. 前記ストリップライン導波路分布回路は、信号経路を形成する複数の信号トレースを含み、前記信号トレースの複数の入力トレースは、前記概して円形の導波路と通信して前記EM波信号を受取って前記ストリップライン導波路分布回路へ通す、請求項5に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  7. 前記第1の誘電体充填導波路構造は、1×4共同導波路構造を形成する、請求項5に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  8. 前記ストリップライン導波路分布回路は、前記EM波信号が前記ストリップライン導波路分布回路を通してルーティングされる際、前記EM波信号を分割するための複数の2値信号分配器を含む、請求項5に記載のフェーズドアレイアンテナ。
  9. 前記第1の誘電体充填導波路構造は、空気充填矩形導波路を含む、請求項5に記載のフ
    ェーズドアレイアンテナ。
  10. ミリメートル波フェーズドアレイアンテナであって、
    入力電磁(EM)波信号を下位複数のEM波信号に均一に分割するための共同導波路給電装置と、
    概して円形の複数の誘電体充填導波路を形成する、前記下位複数のEM波信号を受取って前記下位複数のEM波信号を前記誘電体充填導波路の出力端に通すための誘電体充填導波路構造と、
    前記誘電体充填導波路構造に重なり合う、前記EM波信号からのEM波エネルギを複数の放射素子にさらに分割し分布させるためのストリップライン導波路構造とを含む、ミリメートル波フェーズドアレイアンテナ。
  11. 前記共同導波路構造は、1×4空気充填共同導波路給電装置を含む、請求項10に記載のアンテナ。
  12. 前記ストリップライン導波路構造は、前記概して円形の誘電体充填導波路のうちの関連する1つと電気的に各々結合された複数の入力トレースを含む、請求項10に記載のアンテナ。
  13. 前記ストリップライン導波路構造は、前記EM波信号を前記放射素子に印加する前に前記EM波信号を分割するための複数の2値信号分配器を含む、請求項10に記載のアンテナ。
  14. フェーズドアレイアンテナを形成するための方法であって、
    入力電磁(EM)波信号を複数のEM波信号に均一に分割するための共同導波路給電装置を使用するステップと、
    複数の誘電体充填導波路を通して前記下位複数のEM波信号を通すステップと、
    前記EM波のエネルギを複数の放射素子にさらに分割し分布させるために、前記誘電体充填導波路と通信しているストリップライン導波路を使用するステップとを含む、方法。
  15. 共同導波路を使用するステップは、前記EM波信号を複数の4つのEM波信号に均一に分割するための1×4共同導波路を使用するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  16. ストリップライン導波路を使用するステップは、前記下位複数のEM波信号を複数のアンテナ放射素子にさらに均一に分割する複数の2値信号分配器を使用するステップを含む、請求項14に記載の方法。
  17. フェーズドアレイアンテナを使用する方法であって、
    電磁(EM)波入力信号を生成するステップと、
    前記EM波入力信号を共同導波路の入力へ向け、そこで前記EM波入力信号が第1の下位複数のEM波信号に分割されるステップと、
    前記第1の下位複数のEM波信号を、対応する複数の誘電体充填導波路を有する誘電体充填導波路構造に通すステップと、
    前記第1の下位複数のEM波信号をストリップライン導波路構造に結合させ、そこで前記第1の下位複数のEM波信号の前記EM波のエネルギが第2の下位複数のEM波信号にさらに連続して分割されるステップと、
    前記第2の下位複数のEM波信号を、対応する複数のアンテナ素子に印加するステップとを含む、方法。
  18. 前記第1の下位複数のEM波信号を誘電体充填導波路構造に結合させるステップは、前
    記第1の下位複数のEM波信号を連続して分割する複数の2値信号分配器を使用するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記共同導波路を使用するステップは、1×4共同導波路を使用するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1の下位複数のEM波信号を誘電体充填導波路構造に通すステップは、前記第1の下位複数のEM波信号を概して円形の誘電体充填導波路に通すステップを含む、請求項17に記載の方法。
  21. MILSTAR通信プロトコルでミリメートル波周波数で使用するためのフェーズドアレイアンテナを、前記MILSTAR通信プロトコルの実施において使用される将来のビームホッピング周波数を知る必要なく形成する方法であって、
    電磁(EM)波入力信号を生成するステップと、
    前記EM波入力信号が第1の下位複数のEM波信号に分割されるように、前記EM波入力信号を空気充填共同導波路を通してルーティングするステップと、
    前記第1の下位複数のEM波信号を、前記空気充填共同導波路に対して概して平行に配置され、かつ複数のEM波放射素子を含むストリップライン導波路構造に結合し、そこで前記EM波のエネルギが第2の下位複数のEM波信号にさらに連続して分割されるステップと、
    前記第2の下位複数のEM波信号を前記EM波放射素子へルーティングするために前記ストリップライン導波路構造を使用するステップとを含む、方法。
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