JP2005166097A - 記憶装置及び磁気ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、シリアル通信インターフェースとパラレル通信インターフェースとを有し、外部からの接続状態に対応してシリアル通信回路とパラレル通信回路とを自動的に切り替え可能な記憶装置及び磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】 HDD1は、パラレルATAインターフェース用コネクタ21とシリアルATAインターフェース用コネクタ22とを有し、シリアルATAインターフェース用コネクタ22とHDC101との接続を中継する変換ブリッジ回路102は、シリアルATAインターフェース用コネクタから直接電源が供給されるよう接続されている。このためパラレルATAインターフェース用コネクタ21を介して外部装置と接続されている時、電源が供給されず、動作しないように構成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】 HDD1は、パラレルATAインターフェース用コネクタ21とシリアルATAインターフェース用コネクタ22とを有し、シリアルATAインターフェース用コネクタ22とHDC101との接続を中継する変換ブリッジ回路102は、シリアルATAインターフェース用コネクタから直接電源が供給されるよう接続されている。このためパラレルATAインターフェース用コネクタ21を介して外部装置と接続されている時、電源が供給されず、動作しないように構成されている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、シリアル通信インターフェースとパラレル通信インターフェースとを有する記憶装置に関し、更には外部からの接続状態に対応してシリアル通信回路とパラレル通信回路とを自動的に切り替える記憶装置及び磁気ディスク装置に関する。
従来より電子機器間のデータ通信に関してパラレル通信とシリアル通信とが存在し、夫々の利点に合わせてあらかじめ設定された規格に基づいて、電子機器には対応する通信回路が設けられている。近年、パラレル及びシリアルの両方の通信回路を有し、スイッチの状態によって通信回路を選択する装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−2455号公報
しかしながら、従来の装置は、パラレス信号あるいはシリアル信号のうち所望の通信回路を切り替えるスイッチを有し、このスイッチを操作することにより予めどちらか一方の通信回路に設定する必要がある。従って、所望する通信回路を変更したい場合には、まずはスイッチによる設定を変える必要があり、直ぐに対応することができないという問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、シリアル通信インターフェースとパラレル通信インターフェースとを有し、外部からの接続状態に対応してシリアル通信回路とパラレル通信回路とを自動的に切り替え可能な記憶装置及び磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の記憶装置は、パラレル伝送インターフェース用の第1のコネクタと、シリアル伝送インターフェース用の第2のコネクタと、上記第1または第2のコネクタのいずれか一方と接続し、この接続したコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作する切替手段と、上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作し、上記切替手段あるいは上記切替手段が接続されていない上記コネクタを介して供給される伝送データの制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の記憶装置は、パラレル伝送インターフェース用の第1のコネクタと、シリアル伝送インターフェース用の第2のコネクタと、上記第1または第2のコネクタから供給される伝送データの制御を行い、上記シリアル伝送インターフェースにのみ関連する部分は上記第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作し、上記パラレル伝送インターフェースに関連する部分は上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作する制御回路と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置は、パラレルATAインターフェース用の第1のコネクタと、シリアルATAインターフェース用の第2のコネクタと、上記第2のコネクタと接続し、この接続した第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作する切替手段と、上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作し、上記切替手段あるいは上記第1のコネクタを介して供給される伝送データの制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ディスク装置は、パラレルATAインターフェース用の第1のコネクタと、シリアルATAインターフェース用の第2のコネクタと、上記第1または第2のコネクタから供給される伝送データの制御を行い、上記シリアルATAインターフェースにのみ関連する部分は上記第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作し、上記パラレルATAインターフェースに関連する部分は上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作する制御回路と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、シリアル通信インターフェースとパラレル通信インターフェースとを有し、外部からの接続状態に対応してシリアル通信回路とパラレル通信回路とを自動的に切り替えることができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1乃至図5を用いて、本発明を磁気ディスク記憶装置であるハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)1に適用した実施形態について説明する。図1は、HDD1の概略斜視図である。
HDD1は、図1に示すように、上面が開放した略矩形のハウジング2(ベース部材)、およびトップカバー4を有する。ハウジング2は、アルミダイキャスト(導電体)や鉄板(磁性体)により形成されている。トップカバー4は、ガスケット3を介してハウジング2の上面にセットされ、複数のネジ5によってハウジング2に取り付けられる。
ハウジング2内には、磁気ディスク10(媒体)、磁気ディスク10を回転可能に支持したスピンドルモータ20(ディスク回転用モータ)、磁気ディスク10に対する情報の記録および/或いは再生を行なうヘッド12、ヘッド12を先端に搭載したサスペンションアーム14、サスペンションアーム14を揺動させてヘッド12を磁気ディスク10の略半径方向に沿って移動させるボイスコイルモータ16等が収容されている。
磁気ディスク10に対する情報の記録/再生時には、スピンドルモータ20によって磁気ディスク10を回転させて、ボイスコイルモータ16によってサスペンションアーム14を揺動させ、ヘッド12を磁気ディスク10の所望するトラック(図示せず)上に移動させる。
また、図2は、図1に示すHDD1を裏返した状態の概略斜視図である。HDD1は、図2に示すように、ハウジング2の一側面部にパラレルATA(AT Attachment)インターフェース用コネクタ21が、ハウジング2の他の側面部にシリアルATAインターフェース用コネクタ22が夫々設けられている。
パラレルATAインターフェースは、接続された外部機器との間で、データをパラレル伝送するためのPC互換機用ハードディスクインターフェイスである。シリアルATAインターフェースは、接続された外部機器との間で、データをシリアル伝送するためのPC互換機用ハードディスクインターフェイスである。HDD1は、ユーザによりパラレルATAインターフェースあるいはシリアルATAインターフェースのいずれかのコネクタ21、22に接続されることにより、使用することができる。
図3及び図4を用いて、HDD1の回路構成について説明する。図3は、上記ハウジング2内に収納された図示せぬ駆動回路基板100を示す図で、特にデータ信号系の接続関係を示す図である。図4は、HDD1の電源系の接続関係を説明するための概略図である。
図3に示す駆動回路基板100には、例えば制御手段としてのハードディスクコントローラ(Hard Disc Controller、以下HDC)101と、切替手段としての変換ブリッジ回路102が少なくとも搭載されている。HDC101は、データ信号系の接続に関し、パラレルATAインターフェース用コネクタ21と、変換ブリッジ回路102とにそれぞれ接続されている。
変換ブリッジ回路102は、シリアルATAインターフェース用コネクタ22に接続されている。この結果、HDC101は、変換ブリッジ回路102を介してシリアルATAインターフェース用コネクタ22に接続される。そして、夫々のコネクタ21、22から供給されるデータ信号はHDC101へと供給される。
また、電源系の接続に関しては、図4に示すように、外部からパラレル及びシリアルATAインターフェース用コネクタ21、22を介して供給される電源は、駆動回路基板100の電源層(図示せぬ)に接続されている。そして、HDC101は、この駆動回路基板100の電源層から電源が供給される。変換ブリッジ回路102は、駆動回路基板100の電源層には接続されておらず、シリアルATAインターフェース用コネクタから電源が供給されるようになっている。
従って、このような構成により、変換ブリッジ回路102は、シリアルATAインターフェース用コネクタ22を介して外部装置と接続されている時、シリアルATAインターフェース用コネクタから電源が供給され、動作する。また、シリアルATAインターフェース用コネクタ22から供給されるデータ信号は変換ブリッジ回路102を介してHDC101へ供給される。
また、変換ブリッジ回路102は、パラレルATAインターフェース用コネクタ21を介して外部装置と接続されている時、電源が供給されず、動作しない。そして、パラレルATAインターフェース用コネクタ21から供給される電源が駆動回路基板100の電源層に供給され、この駆動回路基板100の電源層を介して更にHDC101に電源が供給される。また、パラレルATAインターフェース用コネクタ21から供給されるデータ信号はHDC101へ供給される。
このように、本実施の形態では、記憶装置としてのHDD1は、パラレルATAインターフェース用コネクタ21とシリアルATAインターフェース用コネクタ22とを有し、一方のコネクタに対してこのコネクタからのみ電源が供給される変換ブリッジ回路を介してコントローラ(HDC101)を接続する構成であるため、ユーザがHDD1のコネクタ21、22のいずれかに対して外部装置を接続するだけで、HDD1は自動的にシリアルあるいはパラレルATAインターフェースに対応するよう動作することが可能となる。
次に、図5及び図6を用いて、HDD1の他の実施例を説明する。図5は、駆動回路基板100の他の実施例を示す図である。図6は、HDD1の電源系の接続関係を説明するための概略図である。
図5に示す駆動回路基板110には、HDC機能と変換ブリッジ回路の機能とを内蔵した制御回路としてのサポート回路111が少なくとも搭載されている。サポート回路111は、データ信号系の接続に関し、パラレルATAインターフェース用コネクタ21及びシリアルATAインターフェース用コネクタ22にそれぞれ接続されている。そして、夫々のコネクタ21、22から供給されるデータ信号はサポート回路111へと供給される。
また、電源系の接続に関して、図6に示すように、外部からパラレル及びシリアルATAインターフェース用コネクタ21、22を介して供給される電源は、駆動回路基板100の電源層に接続されている。そして、この駆動回路基板100の電源層から、サポート回路111におけるシリアル及びパラレルATA共通回路111b及びパラレルATA専用回路111cに対して、電源が供給されるよう接続されている。
また、サポート回路111におけるシリアルATA専用回路111aは、駆動回路基板100の電源層には接続されておらず、シリアルATAインターフェース用コネクタから電源が供給されるようになっている。
従って、このような構成により、サポート回路111のシリアルATA専用回路111aは、シリアルATAインターフェース用コネクタ22を介して外部装置と接続されている時、シリアルATAインターフェース用コネクタから電源が供給され、動作する。また、シリアルATAインターフェース用コネクタ22から供給されるデータ信号はサポート回路111(主にシリアルATA専用回路111aと共通回路111b)へ供給される。
また、サポート回路111のシリアルATA専用回路111aは、パラレルATAインターフェース用コネクタ21を介して外部装置と接続されている時、いずれからも電源が供給されず、動作しない。そして、パラレルATAインターフェース用コネクタ21から供給される電源が駆動回路基板100の電源層に供給され、この駆動回路基板100の電源層を介して更にサポート回路111のパラレルATA専用回路111c、共通回路111bに電源が供給される。また、パラレルATAインターフェース用コネクタ21から供給されるデータ信号はサポート回路111(主にパラレルATA専用回路111cと共通回路111b)へ供給される。
このように、本実施の形態では、記憶装置としてのHDD1は、パラレルATAインターフェース用コネクタ21とシリアルATAインターフェース用コネクタ22とを有し、コントローラ機能を有するLSI等の回路(サポート回路111)に対して、シリアルATAインターフェースにのみ関係する部分にのみシリアルATAインターフェース用コネクタ22から供給される電源を直接供給するよう構成されているため、ユーザがHDD1のコネクタ21、22のいずれかに対して外部装置を接続するだけで、HDD1は自動的にシリアルあるいはパラレルATAインターフェースに対応するよう動作することが可能となる。
1 HDD
2 ハウジング
10 磁気ディスク
21 パラレルATAインターフェース用コネクタ
22 シリアルATAインターフェース用コネクタ
100、110 駆動回路基板
101 HDC
102 変換ブリッジ回路
111 サポート回路
2 ハウジング
10 磁気ディスク
21 パラレルATAインターフェース用コネクタ
22 シリアルATAインターフェース用コネクタ
100、110 駆動回路基板
101 HDC
102 変換ブリッジ回路
111 サポート回路
Claims (5)
- パラレル伝送インターフェース用の第1のコネクタと、
シリアル伝送インターフェース用の第2のコネクタと、
上記第1または第2のコネクタのいずれか一方と接続し、この接続したコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作する切替手段と、
上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作し、上記切替手段あるいは上記切替手段が接続されていない上記コネクタを介して供給される伝送データの制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする記憶装置。 - 上記切替手段は、上記第2のコネクタと接続し、上記第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作するものであり、
上記制御手段は、上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作し、上記第1のコネクタあるいは上記切替手段を介して供給される伝送データの制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の記憶装置。 - パラレル伝送インターフェース用の第1のコネクタと、
シリアル伝送インターフェース用の第2のコネクタと、
上記第1または第2のコネクタから供給される伝送データの制御を行い、上記シリアル伝送インターフェースにのみ関連する部分は上記第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作し、上記パラレル伝送インターフェースに関連する部分は上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作する制御回路と、
を有することを特徴とする記憶装置。 - パラレルATAインターフェース用の第1のコネクタと、
シリアルATAインターフェース用の第2のコネクタと、
上記第2のコネクタと接続し、この接続した第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作する切替手段と、
上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作し、上記切替手段あるいは上記第1のコネクタを介して供給される伝送データの制御を行う制御手段と、
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。 - パラレルATAインターフェース用の第1のコネクタと、
シリアルATAインターフェース用の第2のコネクタと、
上記第1または第2のコネクタから供給される伝送データの制御を行い、上記シリアルATAインターフェースにのみ関連する部分は上記第2のコネクタを介して外部から供給される電源に基づいて動作し、上記パラレルATAインターフェースに関連する部分は上記第1あるいは第2のコネクタを介して供給される電源に基づいて動作する制御回路と、
を有することを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400118A JP2005166097A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 記憶装置及び磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003400118A JP2005166097A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 記憶装置及び磁気ディスク装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2005166097A true JP2005166097A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34724474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003400118A Pending JP2005166097A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 記憶装置及び磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005166097A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7631112B2 (en) | 2006-02-17 | 2009-12-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Determining storage device connection information for serial and parallel computer interfaces to storage devices |
US8868815B2 (en) | 2012-02-24 | 2014-10-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Information processing device and method |
CN105047215A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-11-11 | 芜湖金胜电子科技股份有限公司 | 固态硬盘用mSATA转Type-C的转接装置及电路 |
-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003400118A patent/JP2005166097A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8868815B2 (en) | 2012-02-24 | 2014-10-21 | Mitsubishi Electric Corporation | Information processing device and method |
CN105047215A (zh) * | 2015-08-18 | 2015-11-11 | 芜湖金胜电子科技股份有限公司 | 固态硬盘用mSATA转Type-C的转接装置及电路 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050415 |
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