JP3040032U - 信号変換装置 - Google Patents

信号変換装置

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JP3040032U
JP3040032U JP1997000598U JP59897U JP3040032U JP 3040032 U JP3040032 U JP 3040032U JP 1997000598 U JP1997000598 U JP 1997000598U JP 59897 U JP59897 U JP 59897U JP 3040032 U JP3040032 U JP 3040032U
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滋喜 芹井
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有限会社 ソリトンウェーブ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】3モード対応のフロッピーディスク装置の搭載
を、安価にかつ容易迅速に行える装置を提供する。 【解決手段】フロッピーディスク装置とフロッピーディ
スク装置を制御する制御装置との間に設けられたフロッ
ピードライブコントロールケーブル50の空いているコ
ネクタ56に、本信号変換装置60のコネクタ61を接
続し、フロッピーディスクのインデックス信号から電源
電圧を得た集積回路63が、モータ動作信号にのせて入
力されたパルス信号に応じて、読取り書込みモードを切
り換える切換信号をフロッピーディスク装置へ出力す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、パーソナルコンピュータのフロッピーディスク装置を制御するコン トロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、いわゆるパーソナルコンピュータには、米国アイ・ビー・エム社製のP C/AT互換機と、日本電気株式会社製のPC98シリーズが普及している。こ れら2つの機種においては、3.5インチフロッピーディスクのフォーマット内 容が相互に異なっており、互換性がない。つまり、一方の機種は、1.44メガ バイト(以下「MB」と記す)の容量が設定されており、他方の機種は1.25 MBの容量が設定されている。このため、一方の機種でフロッピーディスクに記 録したデータを他方の機種で、そのまま読み出すことはできない。
【0003】 そこで、上記2機種の間での3.5インチフロッピーディスクの互換性を実現 するため、上記2種類のフォーマットされた3.5インチフロッピーディスクを 読み書きすることのできる3モード対応(1.44MBと1.25MBの2HD ディスクおよび740MBの2DDディスクに対応)のフロッピーディスク装置 が開発され、このフロッピーディスク装置を搭載したパーソナルコンピュータが 販売されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一方、海外で生産されたPC/AT互換機などように、3モード対応のフロッ ピーディスク装置を搭載していないパーソナルコンピュータに、3モード対応の フロッピーディスク装置を搭載するためには、次のような改良を行う必要がある 。 まず、フロッピーディスク装置を3モード対応のものに交換する。そして、イ ンターフェース回路を、該3モード対応のフロッピーディスク装置に対応した回 路に改良し、該装置を動作させるソフトウエアーを追加する。ここで、フロッピ ーディスク装置はユニット化されているため、交換は容易であり、ソフトウエア ーの追加も簡単に行うことができる。しかし、インターフェース回路の改良は回 路変更が必要となるため、容易には行えない。
【0005】 図12は、従来のフロッピードライブインターフェース回路を示すブロック図 である。3モード対応のフロッピーディスク装置を搭載しないパーソナルコンピ ュータでは、フロッピーディスク装置用インターフェース回路は、マザーボード に装着されたフロッピードライブコントローラ(以下「FDC」と記す)10と 、同じくフロッピードライブコントロールポート(以下「FDCP」と記す)2 0とから構成され、それぞれの構成要素に設けられた端子がフロッピードライブ コントロールケーブル(以下「FDCケーブル」と記す)に接続され、フロッピ ーディスク装置との間で信号の入出力が行なわれる。
【0006】 3モード対応のフロッピーディスク装置を搭載している場合には、FDC10 の−HD信号によって、フロッピーディスク装置のモードが、1.44MBのフ ロッピディスクに対応したモードと、1.25MBのフロッピディスクに対応し たモードとに切換られる。
【0007】 この−HD信号は、FDC10を構成するチップ固有の回路構成に基づき出力 されるため、マザーボード側の中央処理装置40によって制御することができな い。従って、FDC10が3モード対応のフロッピーディスク装置に対応したも のでない場合には、3モード対応のフロッピーディスク装置に応じた−HD信号 を出力するために、FDC10のチップを交換するか、または図12の構成によ り示されているように、中央処理装置40による制御によって−HD信号を出力 するポート30を新たにマザーボード上に取付ける必要がある。つまり、FDC 10、FDCP20およびポート30の端子がFDCケーブルに接続されること となる。 このような改良は、マザーボード上の回路構成を変更することとなり、改良に 時間がかかるとともに、コストアップを招くといった問題が発生する。
【0008】 本考案の目的は、3モード対応のフロッピーディスク装置の搭載を、安価にか つ容易迅速に行える装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、以下の本考案によって達成される。
【0010】 (1) フロッピーディスク装置と前記フロッピーディスク装置の制御装置と の間で通信される信号の信号線に接続される装置であって、 前記フロッピーディスク装置を制御する制御信号の信号線を介して、前記制御 装置から入力されるパルス信号に応じて、フロッピーディスク装置のモードを変 更する切換信号をフロッピーディスク装置へ出力する変換回路を有し、 前記信号の内、前記変換回路の動作時に電圧が印加されている信号線から前記 変換回路の電源電圧を得ていることを特徴としている信号変換装置。
【0011】 (2) 前記パルス信号は、前記制御信号の出力パターンとは異なるパターン で出力される上記(1)に記載の信号変換装置。
【0012】 (3) 前記制御信号は、モータの駆動と停止を制御するモータ動作信号であ る上記(1)または(2)に記載の信号変換装置。
【0013】 (4) 前記制御信号は、駆動するフロッピーディスク装置を選択するセレク ト信号である上記(1)または(2)に記載の信号変換装置。
【0014】 (5) 前記パルス信号は、モータの駆動に影響を与えない程、充分短いパル ス幅である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の信号変換装置。
【0015】 (6) 前記変換回路の動作時に電圧が印加されている信号線は、アクティブ ローの信号が供給されている信号線である上記(1)ないし(5)のいずれかに 記載の信号変換装置。
【0016】 (7) 前記アクティブローの信号は、フロッピーディスクの回転位置を検出 するインデックス信号である上記(6)に記載の信号変換装置。
【0017】 (8) 前記アクティブローの信号は、磁気ヘッドの位置を制御するシーク信 号である上記(6)に記載の信号変換装置。
【0018】 (9) 前記変換回路は集積回路を有している上記(1)ないし(8)のいず れかに記載の信号変換装置。
【0019】 (10) 前記変換回路は、電源電圧を平滑化する平滑回路を有している上記 (6)ないし(9)のいずれかに記載の信号変換装置。
【0020】 (11) 前記切換信号は、フロッピーディスクにデータを読み書きをするモ ードを切り換える信号である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の信号 変換装置。
【0021】 (12) 前記切換信号は、3.5インチ2HDのフロッピーディスクにおい て、異なるフォーマットのフロッピーディスクにデータの読み書きをするモード を切り換える信号である上記(1)ないし(10)のいずれかに記載の信号変換 装置。
【0022】 (13) 前記信号線のフロッピーディスク装置を接続するためのコネクタに 、着脱自在に電気的に接続される接続端子を有する上記(1)ないし(12)の いずれかに記載の信号変換装置。
【0023】 (14) 前記信号線に電気的に接続され、該信号線より構成されたケーブル と一体として構成されている上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の信号 変換装置。
【0024】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好適実施形態について、添付図面に基づいて説明する。図1は 、パーソナルコンピュータのマザーボードに設置されているフロッピーディスク 装置のインターフェース回路を示すブロック図である。
【0025】 フロッピーディスク装置の動作を制御する制御装置は、インターフェース回路 と、中央処理装置40とを備えている。インターフェース回路は、集積回路で構 成されたフロッピードライブコントローラ(FDC)10と、フロッピードライ ブコントロールポート(FDCP)20とから構成され、これらの構成要素には 、中央処理装置40からの制御信号が入力される。それぞれの構成要素に設けら れた端子は、フロッピードライブコントロールケーブル(FDCケーブル)50 に、コネクタを介して接続される。FDCP20は、出力する信号を中央処理装 置40から容易に制御することができ、出力信号は、フロッピードライブコント ロールケーブル(FDCケーブル)50へ出力される。 また、FDC10から出力される信号の出力タイミングは、中央処理装置40 によって制御されるが、信号の内容(信号の波形)は、FDC10を構成する集 積回路によって決定される。
【0026】 FDC10からフロッピーディスク装置へ供給される信号は、フロッピーディ スク装置に装填されるフロッピーディスクのフォーマットの内容に応じて、読み 書きモードを切り換える切換信号(−HD)、ヘッドをシークさせる方向を変更 する信号(−Dir)、磁気ヘッドの位置を制御するシーク信号(−Step) 、フロッピーディスクに書き込む情報を送る書込み情報信号(−WriteDa ta、−WriteEnale)、フロッピーディスクの読み書きを行う面(表 裏)を選択する信号(−HDSel)があり、フロッピーディスク装置からFD C10へ供給される信号は、フロッピーディスクの回転位置を検出するインデッ クス信号(−index)、00トラックへヘッドが移動したことを示す信号( −Trk00)、フロッピーディスクの書込み禁止を検出する信号(−WP)、 フロッピーディスクから読み取った情報がおくられる読み取り情報信号(−RD ata)、フロッピーディスクが交換されたことを検出する信号(−DChg) がある。
【0027】 インデックス信号は、図2に示されているように、アクティブローのパルス信 号によって、フロッピーディスクの回転位置(フロッピーディスクのインデック スホールの位置)を検出する。つまり、インデックス信号では、通常電圧が加え られている状態(High)となっており、パルス信号時にLowとなる。この ため、殆どの時間で電圧が加えられている状態となっており、この信号電圧によ り、後述する本考案の装置の電源電圧を安定的に得ることが容易となる。
【0028】 同様に、磁気ヘッドの位置を制御するシーク信号(−Step)も、アクティ ブローの1回のパルス信号によって、フロッピーディスク装置の磁気ヘッドの1 トラック移動させる。このシーク信号も、インデックス信号と同様に、通常電圧 が加えられている状態(High)となっているため、殆どの時間で電圧が加え られている状態となっており、この信号電圧により、後述する本考案の装置の電 源電圧を得ることが容易となる。
【0029】 一方、FDCP20からフロッピーディスク装置へ供給される信号は、フロッ ピーディスク装置のモータを制御するモータ制御信号であり、モータの駆動と停 止を制御するモータ動作信号(−MotorEnable)と、駆動させるフロ ッピーディスク装置を指定するドライブセレクト信号(−DriveSelec t)がある。これらは、セットされるフロッピーディスク装置の数に応じて、1 つづつ設けられる(−MotorEnable0、−MotorEnable1 、−DriveSelect0、−DriveSelect1)。 モータ動作信号(−MotorEnable0、−MotorEnable1 )は、図3に示されているように、例えば、Highでモータストップ、Low でモータ駆動を示す。 モータ動作信号には、後述するようなシリアル信号が同時に出力される。この シリアル信号は、Highの場合でも(図4)、Lowの場合でも(図5)出力 することができる。
【0030】 一方、上記説明したインターフェース回路に入出力される信号の端子が接続さ れるFDCケーブルについて説明する。図6に示されているように、FDCケー ブル50は、一端にマザーボードのコネクタに接続されるコネクタ51を設けた ケーブル帯52と、ケーブル帯52に、並列に接続されたコネクタ53、54、 55、56を有している。
【0031】 ケーブル帯は、上記信号を導く信号線の集束体であり、34pin用の信号線 を有している。また、コネクタ53、54は、3.5インチフロッピーディスク 用のフロッピーディスク装置を接続するコネクタであり、コネクタ55、56は 、5.25インチフロッピーディスク用のフロッピーディスク装置を接続するコ ネクタである。
【0032】 このインターフェース回路は、2つのフロッピーディスク装置を接続するため の回路であり、3.5インチフロッピーディスク用のフロッピーディスク装置を 2つ接続する場合、5.25インチフロッピーディスク用のフロッピーディスク 装置を2つ接続する場合、または3.5インチフロッピーディスク用のフロッピ ーディスク装置と5.25インチフロッピーディスク用のフロッピーディスク装 置を1つづつ接続する場合、或いはいずれか1つのフロッピーディスク装置を接 続する場合の4つの接続パターンが可能であるが、いずれの場合にも、FDCケ ーブル50の4つのコネクタ53、54、55、56の内、2つ以上のコネクタ が余る。この余ったコネクタに、本考案の装置が接続される。
【0033】 以下、本考案の信号変換装置60について説明する。信号変換装置60は、基 板の端部に並列に設けられた、接続端子としてのコネクタ61とコネクタ62と を有し、さらに、基板上には、図7に示されている集積回路63を有する変換回 路が設けられている。 前記コネクタ61は、5.25インチフロッピーディスク用のコネクタ55、 56に接続される構成となっており、コネクタ62は、3.5インチフロッピー ディスク用のコネクタ53、54に接続される構成となっている。
【0034】 一方、集積回路63は、前記各コネクタ61、62の特定の端子と電気的に接 続されており、このコネクタ61、62を介して、FDCケーブル50の特定の 信号線と接続され、入出力が行なわれる構成となっている。本実施形態では、特 定の信号線とは、モード切換信号(−HD)の信号線、インデックス信号の信号 線(−index)、2つのモータ動作信号の信号線(−MotorEnabl e0,1)である。
【0035】 図8に示されている回路は、集積回路63の電源電圧を平滑化する平滑回路6 4である。本考案の装置は、インデックス信号(−index)を電源電圧Vc cとして利用し、アクティブローのパルスが入力された場合には、本平滑回路6 4のコンデンサC1の放電によりパルス信号は平滑化される。
【0036】 図7に示されているように、集積回路63には、図8に示されている電源電圧 Vccが印加され、他の端子には、各フロッピーディスク装置へFDCP20か ら出力される2つのモータ動作信号(−MotorEnable)の信号線が接 続される。さらに、モード切換信号(−HD)の信号線が接続される。コンデン サC2は、電源ノイズを平滑・吸収するためのものである。
【0037】 集積回路63は、いずれか一方のモータ動作信号(−MotorEnable )に、パルス信号が出力されると、モード切換信号(−HD)を出力する。ここ で、切換信号は図9に示されているように、HighとLowの切換でモードの 変更が行なわれる。例えば、Highの場合には、1.44MBにフォーマット されたフロッピーディスクを読み書きするモードとし、Lowの場合には、1. 25MBにフォーマットされたフロッピーディスクを読み書きするモードとされ る。または、この逆でもよい。出力されたモード切換信号(−HD)は、フロッ ピーディスク装置に入力され、該装置の読み書きモードを切り換える。
【0038】 パルス信号は、中央処理装置40のソフトウエアーに基づき出力される。パル ス信号のパルス幅は、モータの駆動に影響が出ない程度に充分短いものである必 要がある。つまり、モータ動作信号は、モータの機械的動作を制御する信号であ るため、モータ動作信号にパルス信号が入っても、そのパルス幅が充分短ければ 機械的動作に影響がでない。 以上のような回路構成の本考案の装置は、基板部分が絶縁材63で被覆され、 パーソナルコンピュータの筐体内に収められても、他の電気回路と電気的に接触 しないように構成されている。
【0039】 以上のように構成された本考案の作用について説明する。 図6に示されているように、マザーボードとフロッピーディスク装置とをつな ぐFDCケーブル50において、フロッピーディスク装置が接続されていないコ ネクタ(図示の場合には、5.25インチフロッピーディスク用のコネクタ56 )に、本装置のコネクタ62を接続する。また、3.5インチフロッピーディス ク用のフロッピーディスク装置が1つだけ接続されている場合には、空いている 3.5インチフロッピーディスク用のコネクタ53に接続してもよい(図中の想 像線)。
【0040】 一方、パーソナルコンピュータの中央処理装置40には、フロッピーディスク 装置の読み書きモードを変更するための指示信号であるシリアル信号を出力する ためのソフトウエアーを書き込む。さらに、FDC10から出力されるHD信号 は不要となるので、FDCケーブル50において、マザーボードに接続されるコ ネクタ51側の信号線を切断しておく。
【0041】 中央処理装置40から、使用しているフロッピーディスク装置に対して、読み 書きモードを変更するために、モータ動作信号(−MotorEnable)に のせたパルス信号が出力されると、信号変換装置60では、それに応じてモード 切換信号(−HD)を出力する。パルス信号は、既述のように、モータ動作信号 がHighの場合でも、Lowの場合でも出力することができる。また、このパ ルス信号は、相互にパターンの異なるシリアル信号として出力される。つまり、 パターンの異なるシリアル信号とすることによって、指示するモードを特定する ことができる。シリアル信号のパターンは、周波数やパルス幅を違えたり、パル スの数を違えるなどにより変えることができる。
【0042】 集積回路63の動作を図10のフローチャートに基づいて説明する。 シリアル信号がFDCP20から出力されたかを判断する(ステップS101 )。出力された場合には(ステップS101:Y)、その信号が1.25MBの フォーマットに対応するモードか否かを判断する(ステップS103)。1.2 5MBのフォーマットである場合には(ステップS103:Y)、モードを1. 25MBに設定する(ステップS105)。1.44MBのフォーマットである 場合には(ステップS103:N)、モードを1.44MBに設定する(ステッ プS107)。そして、ステップS101へ戻る。
【0043】 シリアル信号が出力されていない場合には(ステップS101:N)、フロッ ピーディスク装置が選択されているかを判断する(ステップS109)。選択さ れていない場合には(ステップS109:N)、ステップS101へ戻る。
【0044】 選択されている場合には(ステップS109:Y)、フロッピーディスクが交 換されたかを判断する(ステップS111)。これはモータ動作信号(−Mot orEnable0,1)や、ディスクチェンジ信号(−DChg)をモニター することにより判断することができる。交換されている場合には(ステップS1 11:Y)、起動時の読み取りモードである1.44MBに設定し(ステップS 113)、ステップS115を実行する。交換されていない場合には、ステップ S113をスキップして、ステップS115を実行する。 ステップS115では、モード切換信号(−HD)を出力する。モードが1. 25MBに設定されている場合には、Lを出力し、1.44MBの場合には、H を出力する。
【0045】 フロッピーディスク装置では、入力されたモード切換信号(−HD:Hまたは L)に基づいて、読み書きモードを変更する。また、集積回路63の電源電圧は 、インデックス信号から得られ、フロッピーディスク装置から送られるパルスは 、平滑回路64によって平滑化される。
【0046】 以上のように、本考案の装置を用いれば、FDCケーブル50の空いているコ ネクタに本装置を接続するのみで、フロッピーディスク装置のインターフェース 回路を、3モード対応のフロッピーディスク装置に対応した回路に簡単に改良す ることができる。
【0047】 また、上記実施形態では、電源電圧をインデックス信号より得ていたが、シー ク信号により得ることもできる。この場合には、信号変換装置60のコネクタの 端子をシーク信号に接触させ、シーク信号の信号線と、平滑回路を接続すればよ い。 さらに、シリアル信号は、ドライブセレクト信号(−DriveSelect )にのせて出力することもできる。
【0048】 また、上記実施形態では、本考案の装置をFDCケーブル50のコネクタに接 続する構成の装置について説明したが、図11に示されているように、FDCケ ーブル50の一端に、一体として接続されている構成としてもよい。また、一端 に接続する場合の他、コネクタとコネクタの間のケーブルに一体として接続して もよい。この場合には、FDCケーブル自体を交換することによって、本考案の 装置を取付けることができる。
【0049】
【考案の効果】 請求項1に記載の考案によれば、交換するフロッピーディスク装置に対応した インターフェース回路の変更を、本体側の回路を変更することなく簡単、かつ迅 速に行うことができる。制御信号の信号線を介してパルス信号を出力し、また既 存の回路電圧から回路の電源電圧を得ているため、新たに信号線を増やすことな く、容易に回路変更ができる。
【0050】 請求項2に記載の考案によれば、制御信号のパターンと異なるパターンでパル ス信号を出力することによって、誤動作を抑制して確実にモードの切換が可能と なる。
【0051】 請求項3に記載の考案によれば、モータの駆動を制御する信号にパルス信号を 載せることによって、モータの駆動に対する影響をより少なくすることができる 。
【0052】 請求項4に記載の考案によれば、駆動するフロッピーディスク装置を選択する 信号にパルス信号を載せることによって、モータの駆動に対する影響をより少な くすることができる。
【0053】 請求項5に記載の考案によれば、パルス信号のパルス幅を充分短く設定するこ とによって、モータの駆動に対する影響をより少なくすることができる。
【0054】 請求項6に記載の考案によれば、アクティブローの信号から電源を得ることに よって、より安定して回路の電源を得ることができる。
【0055】 請求項7に記載の考案によれば、パルスの少ないインデックス信号から電源を 得ることによって、さらに安定して回路の電源を得ることができる。
【0056】 請求項8に記載の考案によれば、パルスの比較的少ないシーク信号から電源を 得ることによって、安定して回路の電源を得ることができる。
【0057】 請求項9に記載の考案によれば、集積回路によって構成することによって、コ ンパクトで、信頼性の高い回路とすることができる。
【0058】 請求項10に記載の考案によれば、平滑回路を設けることによって、より安定 した電源を得ることができる。
【0059】 請求項11に記載の考案によれば、読み書きモードが複数あるフロッピーディ スク装置の交換に対応した回路の変更が可能となる。
【0060】 請求項12に記載の考案によれば、2HDの3.5インチフロッピーディスク に対して2つの読み書きモードを有するフロッピーディスク装置の交換に対応し た回路の変更が可能となる。
【0061】 請求項13に記載の考案によれば、コネクタを設けることによって、既存の回 路に容易に装着することができ、取り扱いが簡単となる。
【0062】 請求項14に記載の考案によれば、信号線を交換することによって、既存の回 路に容易に装着することができ、取り扱いが簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装置を装着するインターフェース回路
のブロック図である。
【図2】インデックス信号を示すタイムチャートであ
る。
【図3】モータ動作信号を示すタイムチャートである。
【図4】シリアル信号がのせられたモータ動作信号を示
すタイムチャートである。
【図5】シリアル信号がのせられたモータ動作信号を示
すタイムチャートである。
【図6】本考案の装置と、FDCケーブルの全体斜視図
である。
【図7】本考案の装置を構成する回路の回路図である。
【図8】本考案の装置を構成する平滑回路の回路図であ
る。
【図9】モード切換信号を示すタイムチャートである。
【図10】本考案の装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】本考案の装置の他の実施形態を示す部分斜視
図である。
【図12】従来のフロッピーディスク装置に対応するイ
ンターフェース回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 フロッピードライブコントローラ(FDC) 20 フロッピードライブコントロールポート(FDC
P) 30 ポート 40 中央処理装置 50 フロッピードライブコントロールケーブル(FD
Cケーブル) 60 信号変換装置 64 平滑回路 63 集積回路 14

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロッピーディスク装置と前記フロッピ
    ーディスク装置の制御装置との間で通信される信号の信
    号線に接続される装置であって、 前記フロッピーディスク装置を制御する制御信号の信号
    線を介して、前記制御装置から入力されるパルス信号に
    応じて、フロッピーディスク装置のモードを変更する切
    換信号をフロッピーディスク装置へ出力する変換回路を
    有し、 前記信号の内、前記変換回路の動作時に電圧が印加され
    ている信号線から前記変換回路の電源電圧を得ているこ
    とを特徴としている信号変換装置。
  2. 【請求項2】 前記パルス信号は、前記制御信号の出力
    パターンとは異なるパターンで出力される請求項1に記
    載の信号変換装置。
  3. 【請求項3】 前記制御信号は、モータの駆動と停止を
    制御するモータ動作信号である請求項1または2に記載
    の信号変換装置。
  4. 【請求項4】 前記制御信号は、駆動するフロッピーデ
    ィスク装置を選択するセレクト信号である請求項1また
    は2に記載の信号変換装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス信号は、モータの駆動に影響
    を与えない程、充分短いパルス幅である請求項1ないし
    4のいずれかに記載の信号変換装置。
  6. 【請求項6】 前記変換回路の動作時に電圧が印加され
    ている信号線は、アクティブローの信号が供給されてい
    る信号線である請求項1ないし5のいずれかに記載の信
    号変換装置。
  7. 【請求項7】 前記アクティブローの信号は、フロッピ
    ーディスクの回転位置を検出するインデックス信号であ
    る請求項6に記載の信号変換装置。
  8. 【請求項8】 前記アクティブローの信号は、磁気ヘッ
    ドの位置を制御するシーク信号である請求項6に記載の
    信号変換装置。
  9. 【請求項9】 前記変換回路は集積回路を有している請
    求項1ないし8のいずれかに記載の信号変換装置。
  10. 【請求項10】 前記変換回路は、電源電圧を平滑化す
    る平滑回路を有している請求項6ないし9のいずれかに
    記載の信号変換装置。
  11. 【請求項11】 前記切換信号は、フロッピーディスク
    にデータを読み書きをするモードを切り換える信号であ
    る請求項1ないし10のいずれかに記載の信号変換装
    置。
  12. 【請求項12】 前記切換信号は、3.5インチ2HD
    のフロッピーディスクにおいて、異なるフォーマットの
    フロッピーディスクにデータの読み書きをするモードを
    切り換える信号である請求項1ないし10のいずれかに
    記載の信号変換装置。
  13. 【請求項13】 前記信号線のフロッピーディスク装置
    を接続するためのコネクタに、着脱自在に電気的に接続
    される接続端子を有する請求項1ないし12のいずれか
    に記載の信号変換装置。
  14. 【請求項14】 前記信号線に電気的に接続され、該信
    号線より構成されたケーブルと一体として構成されてい
    る請求項1ないし12のいずれかに記載の信号変換装
    置。
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JP3040032U true JP3040032U (ja) 1997-08-05

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