JP2005165755A - 非常停止回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで、信頼性のある非常停止回路を得る。
【解決手段】 2つの非常停止ラインA,Bを備える。非常停止要因14、15及びCPU10a,10bからの指令で開となる接点r1a,r1b,r3a,r2a,r2b,r3b,によりコンタクタCa,Cbへの通電が解かれる。コンタクタの接点ca1〜ca3、cb1〜cb3が開き、モータ12への電力供給が遮断され非常停止する。又、各ラインA,BのCPUは、デジタルインプットDIで検出される自己の非常停止ラインにおける接点の状態が正常でないときは他方のCPUに異常信号を送出し、この他方のCPUは、自己の非常停止ライン上の接点を開にして、コンタクタを非励磁としモータへの電力供給を停止する。ハードウェアとソフトウェアで2重に非常停止指令を出し停止させる。しかも、異常検知した側では無く他方のラインのコンタクタを非励磁とし、より確実に非常停止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロボットや工作機械等の各種機械において、非常時にその動作を停止させる非常停止回路に関する。
ロボットシステムにおいては、ロボット動作範囲を柵で囲い、該柵内のロボット動作領域に人が立ち入らないように安全対策がなされている。そして、この柵にドア等を設け該ドアがあけられると、非常停止信号を出力してロボットの動作を非常停止させるようになっている。又、ロボットに動作を教示する際等は、教示操作盤を操作しながら、ロボットを動作させることから、該教示操作盤にも非常停止指令ボタン等を備え、該ボタンから非常停止信号を入力してロボットの動作を非常停止させている(例えば特許文献1等参照)。
ロボット以外の工作機械や射出成形機等においても、加工部等のドアが開かれると、非常停止信号を出力し、機械の動作を停止するように構成されている。即ち、機械の可動部を駆動するモータの駆動を非常停止させて、機械動作を停止させるものである。
図7はロボットシステム等に用いられる非常停止回路の一例である。非常停止回路中の1つの要素が故障したときに対しても安全が損なわれないように、このロボットシステム非常停止回路では、非常停止要因をリレー等の有接点部品で構築された独立した2系統の非常停止ラインでそれぞれ非常停止を検出するようにしている。その回路に接続された安全リレー回路13により給電コンタクタCa,Cbを制御して機械を駆動するサーボモータ12への給電を遮断することにより非常停止状態にするように構成されている。
機械を非常停止させるための要因となる事項は、機械によって種々存在し、例えば、非常停止ボタン、ドアスイッチ等、各種存在し、図7では、2つの非常停止要因14と15を示している。非常停止要因14は、非常停止ボタンが操作されることによって、2系統の非常停止ラインA,B用のリレーR1a,R1bへの給電を遮断するよう構成され、非常停止要因15は、図示しないリレーによりその接点を開き、リレーR2a,R2bへの給電を停止するようにしているものを示す。非常停止要因と同じ数これらのリレー等が設けられるがこの図7では2つの非常停止要因の例を示している。
2系統の非常停止ラインA,Bはそれぞれ各非常停止要因のリレーの常開接点が直列に接続されている。図7で示す例では、ラインAには、リレーR1aの常開接点r1a、リレーR2aの常開接点r2aと、CPU10からの指令によって作動するリレーR3aの常開接点r3a、安全リレー回路13の安全リレーK1の常開接点k1a、安全リレーK2が直列に接続され、この直列回路の両端に電圧が印加されている。なお、安全リレーK2の常開接点k2aが安全リレーK1の常開接点k1aと並列に接続されている。
同様に、もう1つの系統のラインBには、リレーR1bの常開接点r1b、リレーR2bの常開接点r2bと、CPU10からの指令によって作動するリレーR3bの常開接点r3b、安全リレー回路13の安全リレーK1の常開接点k1b、安全リレーK3が直列に接続され、この直列回路の両端に電圧が印加されている。なお、安全リレーK3の常開接点k3aが安全リレーK1の常開接点k1bと並列に接続されている。
コンタクタCaは、安全リレーK1の常閉接点k1c、安全リレーK2の常開接点k2c、安全リレーK3の常開接点k3cが直列に接続され、該直列回路に電圧が印加されている。同様に、コンタクタCbには、安全リレーK1の常閉接点k1d、安全リレーK2の常開接点k2d、安全リレーK3の常開接点k3dが直列に接続され、該直列回路に電圧が印加されている。
コンタクタCaの常開接点ca1,ca2,ca3、コンタクタCbの常開接点cb1,cb2,cb3は、それぞれ直列に接続されサーボアンプ11に3相動力電源に接続するように構成されている。又、コンタクタCa,Cbの常閉接点ca4,cb4、安全リレーK2,K3の常閉接点k2b,k3b、及び安全リレーK1は直列に接続しその直列回路の両端に電圧が印加されている。
なお、図7において「DI」は、デジタルインプット要因で、また、「DO」はデジタルアウトプット要素であり、デジタルインプット要素は非常停止要素14,15及びCPU10からの指令により動作するリレーR1a〜R3a,R1b〜R3bの各接点の状態を検出する検知手段を構成している。
電源が投入された時点では、安全リレーK1が作動して、その常開接点k1a,k1bを閉じ、常閉接点k1c,k1dを開いている。そして非常停止要因から非常停止指令が入力されていなければ、各ラインA,Bの接点r1a,r2a,r3a及び接点r1b,r2b,r3bが閉じられ、安全リレーK2,K3は励磁され、接点k2a,k3aを介してこの安全リレーK2,K3は自己保持される。一方、安全リレーK2,K3は励磁されたことにより、その常閉接点k2b,k3bは開き安全リレーK1は非励磁となる。これにより接点k1c,k2c,k3cが閉となりコンタクタCaは励磁されることになる。同様に、接点k1d,k2d,k3dが閉となりコンタクタCbは励磁される。よって、コンタクタCa,Cbの接点が閉となり、動力電源よりサーボアンプ11に電力が供給され、サーボモータ12は動作可能となる。
非常停止要因14,15のいずれかで非常停止指令が入力されたとき、若しくはCPU10から非常停止指令が出力され、非常停止ラインA,Bのいずれかの接点r1a,r2a,r3a,r1b,r2b,r3bが開くと、安全リレーK2又は/及び安全リレーK3は非励磁となり、その接点k2c,k2d,k3c,k3dを開きコンタクタCa,Cbを非励磁とするから、その接点ca1,ca2,ca3,cb1,cb2,cb3が開きサーボモータ12への電力供給が遮断され、サーボモータ12の動作は停止され、機械は非常停止することになる。
特開平10−217180号公報
従来の非常停止回路では、接点の動作が保証された安全リレーで構成される安全リレー回路を用いるものであり、特別に設計された高価な部品を使用する必要があるものである。また、回路も複雑で多くの一般部品も使用しなければならず、コスト・信頼性の点において悪影響を及ぼしている。
そこで、本発明の目的は、低コストで、信頼性のある非常停止回路を提供することにある。
本願請求項1に係わる発明は、2つの非常停止ラインを備え、各非常停止ラインにはコンタクタが接続され、各コンタクタの接点の直列回路を介して動力電源より機械を駆動するモータに電力を供給する給電回路を備えた非常停止回路であって、前記非常停止ラインは、非常停止要因からの非常停止指令信号の入力により開となる接点と、前記非常停止ライン毎に設けられたCPUからの指令で開となる接点が直列に接続されてコンタクタを電源に接続し、前記各接点に対して該接点の状態を検出する検知手段を備え、前記各CPUは、前記検知手段で検出される自己の非常停止ラインにおける接点の状態の情報と他方のCPUから送られてきた他方の非常停止ラインにおける接点の状態の情報とが一致しないときには、自己の非常停止ライン上の接点を開にする指令を出力することによって、より確実に非常停止をさせるようにしたものである。
請求項2に係わる発明は、前記各CPUが、前記検知手段で検出される自己の非常停止ラインにおける接点の状態がコンタクタを通電する正常な状態か判別し、正常でない場合には他方のCPUに異常信号を送出し、該異常信号を受信したCPUは、自己の非常停止ライン上の接点を開にする指令を出力することによって、より確実に非常停止をさせるようにしたものである。又、請求項3に係わる発明は、請求項2に係わる発明に対し、さらに、自己の非常停止ラインにおける接点の状態がコンタクタを通電する正常な状態ではないと判別したCPUは、自己の非常停止ラインの接点に対しても開にする指令を出力するようにしたものである。
請求項4に係わる発明は、さらに、前記両CPU間で、ウォッチドッグ信号を送受して、相手CPUの動作が正常か否かを互いにチェックし合い、各CPUはこのチェックで相手CPUの動作の異常を検出したとき、自己非常停止ラインの接点を開にする指令を出力し、自己非常停止ラインを開にするようにしたものである。また、請求項5に係わる発明の各コンタクタは、コンタクタの接点と共に動作し、接点状態検知用の接点を備え、該接点検知用の接点状態を検出するコンタクタ接点状態検出手段をも備え、各CPUは該コンタクタ接点状態検出手段からの信号を含めて、非常停止ラインの接点の状態が正常な状態か判別するようにしたものである。
また、請求項6に係わる発明は、前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUに加えて1個の付加CPUを備え、該付加CPUの指令により開となる接点を前記各非常停止ラインに設け、前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUと前記付加CPUとの間で、ウォッチドッグ信号の送受を行い、CPUの動作が正常か否かをチェックし、前記各非常停止ラインに対応するいずれかのCPUの動作の異常を検出したとき、前記付加CPUは少なくとも、異常を検出したCPU側の非常停止ラインに配設した接点を開にする指令を出力するようにした。また、請求項7に係わる発明は、請求項6に係わる発明と同様に、前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUに加えて1個の付加CPUを備え、該付加CPUと前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUとの間で、ウォッチドッグ信号の送受を行い、CPUの動作が正常か否かをチェックし、前記各非常停止ラインに対応するいずれかのCPUの動作の異常を検出したとき、前記付加CPUは少なくとも、異常を検出しないCPUに非常停止指令を出力し、該非常停止指令を受けたCPUは非常停止ラインに配設した接点を開にする指令を出力するようにしたものである。
本発明は、高価な接点動作保証付きの安全リレーで構成される安全リレー回路を必要とせず、構成部品も少なく、安価に構成できるものである。且つ、ハードウェアとソフトウェアで2重に非常停止指令を出して非常停止させるようにしたので、より確実に非常停止させることができるものである。しかも、異常を検出した非常停止ライン側のCPUから他方の非常停止ラインのCPUに異常信号を送り、該CPU側の非常停止ラインを開にするようにしたから、より確実に非常停止を行うことができる。
図1は、本発明におけるロボットや工作機械、各種産業機械における駆動モータに対して適用される非常停止回路の第1の実施形態の回路図である。
この実施形態では、従来の非常停止回路が備えていた安全リレー回路(図7における符号13)をなくしていること、更にCPUを1台追加して、CPU10aとCPU10bを備えている点に特徴がある。
この実施形態でも非常停止要因は独立した2系統の回路で検出されるものであり、2系統の非常停止ラインA及びB用のリレーと該リレーへの給電を停止するための接点をそれぞれ有するものである。非常停止要因は、適用する機械によってそれぞれ相違しその数も異なる。この図1に示した実施形態では、2つの非常停止要因14,15を示している。そして非常停止要因14は、押しボタン方式で、又非常停止要因15はリレーの接点により、各リレーR1a,R1b,R2a,R2bへの給電を断つことにより、非常停止指令を伝達するようにしている。
ラインAには、非常停止要因14のリレーR1aの接点r1a、非常停止要因15のリレーR2aの接点r2a、CPU10aからの指令で動作するリレーR3aの接点r3a及びコンタクタCaが直列に接続され、この直列回路の両端に電圧が印加されている。同様にラインBには、非常停止要因14のリレーR1bの接点r1b、非常停止要因15のリレーR2bの接点r2b、CPU10bからの指令で動作するリレーR3bの接点r3b及びコンタクタCbが直列に接続され、この直列回路の両端に電圧が印加されている。
また、各ラインA,Bには、各接点r1a,r2a,r3a,r1b,r2b,r3bの状態を各CPU10a,10bが検知するための検知手段を構成するデジタルインプット要素DI1a〜DI3a,DI1b〜DI3bを備えている。例えば、ラインAにおいては、各接点r1a,r2a,r3aが閉じていれば、各デジタルインプット要素DI1a〜DI3aからはハイレベル(以下ハイレベルを「1」、ローレベルを「0」という)が検出されるが、例えば、接点r1aは閉じているが接点r2aは開いていると、接点r1a用のデジタルインプット要素DI1aからは「1」が検出され、接点r2a用のデジタルインプット要素DI2aからは「0」が検出されることになる。又、ラインBにおいても同様で、各接点r1b,r2b,r3bが閉じていれば、各デジタルインプット要素DI1b〜DI3bからはハイレベルの「1」が検出される。
また、符号DOa,DObはデジタルアウトプット要素であり、CPU10a,10bはこのデジタルアウトプット要素DOa,DObを介してリレーR3a,R3bを駆動するものである。
サーボモータ12を駆動するサーボアンプ11は、コンタクタCa,Cbの各相用の接点ca1,cb1、ca2,cb2、ca3,cb3がそれぞれ直列に接続されて3相動力電源に接続されている。また、コンタクタCa,Cbの常閉接点ca4,cb4が直流電源にそれぞれ接続されると共に他端にデジタルインプット要素DIca,DIcbが接続され、各CPU10a,10bは、コンタクタCa,Cbの接点の状態を監視できるようになっている。
電源が投入されると、非常停止要因14,15のリレーR1a,R1b,R2a,R2bは励磁されており、その常開接点r1a,r2a,r1b,r2bは閉じている。また、CPU10a,10bから非常停止指令が出力されていないことから、リレーR3a,R3bは励磁されており、その接点r3a,r3bは閉じている。その結果、コンタクタCa,Cbは励磁され、その常開接点ca1,ca2,ca3、cb1,cb2,cb3を閉じサーボアンプ11に動力電源が供給され、サーボモータ12は動作可能状態におかれる。そして、この正常な動作可能状態においては、CPU10aは、デジタルインプット要素DI1a,DI2a,DI3a,DIcaから、「1,1,1,0」の信号を受信することになる。また同様に、CPU10bは、デジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbから、同一の信号状態「1,1,1,0」の信号を受信することになる。
そこで、いずれかの非常停止要因が動作した場合、例えば、非常停止要因15が動作してそのリレーR2a,R2bが動作し、その各接点r2a,r2bが開くと、コンタクタCa,Cbへの給電が停止されることになるから、コンタクタCa,Cbは動作を停止し、その常開接点ca1,ca2,ca3、cb1,cb2,cb3を開き、サーボアンプ11への動力電力供給を停止する。このとき、非常停止要因15の一方のリレーや又はコンタクタCa,Cbの一方が不良であっても、他方が正常に動作すれば、確実にサーボモータ12への電力供給を停止して非常停止させることができる。例えば、リレーR2aが不良でその各接点r2aが開かない場合でも、リレーR2bが動作してコンタクタCbを非励磁としてその常開接点cb1,cb2,cb3cを開くことから、サーボモータ12への給電は確実に停止される。同様に、例えばコンタクタCbが動作不良を起こしてもコンタクタCaが作動して、サーボモータ12への給電を遮断することになる。
このように、非常停止要因によって作動するリレーによって、ハードウェア的にデュアルで、サーボモータ12への電力供給を停止させて非常停止を確実にしている。更に、本実施形態では、CPU10a,10bによってもソフトウェア的に非常停止を実行させ、より確実に非常停止がなされるようにしている。
ソフトウェア的に非常停止させる方法として、本実施形態では、2つの方法を行っている。1つは、デジタルインプット要素から入力される各非常停止ラインA、Bの各接点の動作状態が一致しないときに非常停止処理を行う方法である。もう1つの方法は、各CPUが正常に動作しているか否かをウォッチドッグ信号をやり取りし、一方のCPUが正常でないならば、他方のCPUでも非常停止処理を実行させるようにしたものである。
図2は、この実施形態におけるCPU10aが、実行する接点状態を監視して非常停止ラインA、Bの各接点の動作状態の不一致を検出して非常停止処理を実行する処理のフローチャートである。CPU10aは、この処理を所定周期毎実行している。
まず、接点状態を検知する検知手段としてのラインAのデジタルインプット要素DI1a,DI2a,DI3a,DIcaからの信号を読み取り(ステップa1)、他方のCPU10bにこの接点状態を示す情報を送出する(ステップa2)。又、他方のCPU10bから送られてくるデジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbとで検出されたラインBの接点状態を表す情報を取得し(ステップa3)、このラインA,Bの接点状態が同一か否か判断する(ステップa4)。一致していれば、そのままこの処理を終了する。 一方、一致しないときは、非常停止信号を出力して、自己のラインAの非常停止信号を出力しデジタルアウトプット要素DOaを介してリレーR3aを非励磁としてその接点r3aを開く(ステップa5)。接点r3aが開かれることから、コンタクタCaへの強電が停止し、コンタクタCaは非励磁となり、その常開接点ca1,ca2,ca3を開き、サーボアンプ11への動力電力の供給を遮断しサーボモータ12の動作を停止させる。
また、CPU10bも図2の処理と同等の処理を行っており、ステップa1,a2の処理において、デジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbからの信号を読み取り、CPU10aに送出すると共に、CPU10aから送られてきた、各接点の動作状態と読み取った接点状態情報が一致しないときには、リレーR3bを非励磁としてその接点r3bを開き、コンタクタCbを非励磁としてサーボモータ12の動作を停止させる。このように、各CPU10a,10bで検出された接点の動作状態が一致しないときは、接点r3a、r3bが開いて、コンタクタCa、Cbを非励磁としてサーボモータ12の動作を停止させる動作を行う。
図3は、このデジタルインプット要素から入力される各非常停止ラインA、Bの各接点の動作状態に基づいて、非常停止させるための図2に示した処理に変わる別の方法の処理フローチャートである。この方法は、デジタルインプット要素から入力される各接点の動作状態が正常であるか否かを判別し、正常でないならば、他方のCPUに非常停止信号を送信し、他方のCPUでも非常停止処理を行う方法である。
まず、接点状態を検知する検知手段としてのデジタルインプット要素DI1a,DI2a,DI3a,DIcaからの信号を読み取り(ステップa’1)、デジタルインプット要素DI1a,DI2a,DI3a,DIcaの出力パターンが正常状態である「1,1,1,0」であるか判断する(ステップa’2)。正常状態のパターンであれば、正常状態信号をCPU10bに送信する(ステップa’3)。また、CPU10bから送られてくる信号を読み取り(ステップa’4)、正常状態を示す信号か判断し(ステップa’5)、正常であればこのまま当該周期の処理を終了する。一方、ステップa’2で、正常状態の信号パターンが読みとれないと判断されたときには、異常信号をCPU10bに送信し(ステップa’7)、非常停止信号を出力しデジタルアウトプット要素DOaを介してリレーR3aを非励磁としてその接点r3aを開く(ステップa’6)。又CPU10bから異常信号が送られてきた場合(ステップa’5)にも、非常停止信号を出力しリレーR3aを非励磁としてその接点r3aを開く。接点r3aが開かれることから、コンタクタCaへの給電が停止し、コンタクタCaは非励磁となり、その常開接点ca1,ca2,ca3を開き、サーボアンプ11への動力電力の供給を遮断しサーボモータ12の動作を停止させる。
すなわち、CPU10aは、自己のラインAから検出される接点状態の信号のパターンが異常のとき、及び他方のCPU10bから送られてくる他方のラインBにおける接点状態の信号のパターンが異常のときにも、非常停止信号を出力して、コンタクタCaを非励磁としてサーボアンプ11への給電を停止させるものである。
また、CPU10bも図3の処理と同等の処理を行っている。ステップa’1,a’2の処理において、デジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbからの信号を読み取り、デジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbの出力パターンが正常状態である「1,1,1,0」であるか判断する点が相違すること、及びステップa6において非常停止指令をデジタルアウトプットDObに出力しリレーR3bを非励磁とする点が相違するのみで、他はCPU10aの処理と同一である。
以上のようにして、接点状態信号のパターンが正常でないときには、自己のライン側のコンタクタを非励磁とすると共に、他方のコンタクタも非励磁とすることによって、2つのコンタクタを共に非励磁とするようにして、より確実に非常停止させるものである。なお、この場合も、他方のCPUから異常信号が送られてきた時のみ非常停止指令を出力(ステップa’4,a’5,a’6)するだけでもよい。
例えば、リレーR1bが不良で、その接点r1bが開にならず、又、コンタクタCaが不良でその接点ca1,ca2,ca3が開とならないような、非常停止回路中の2つの非常停止ラインにおいてその要素の1つがそれぞれ故障している場合であっても、非常停止要因14による非常停止信号が入力され、リレーR1a,R1bへの給電がとかれたとき、リレー接点r1aは開となるが、コンタクタCaが不良でその接点ca1,ca2,ca3は開とならない。また、リレー接点r1bは、開とならないことからコンタクタCbは励磁された状態となり、その接点cb1,cb2,cb3は閉の状態を維持し、リレー等のハードウェアだけでの非常停止手段では、サーボモータ12は非常停止しないことになる。しかし、本実施形態では、CPU10aは、リレー接点r1aが開となることにより、デジタルインプット要素DI1a,DI2a,DI3a,DIcaの検出手段で検出されるパターンが「0,0,0,0」となり、正常状態である「1,1,1,0」と異なる。図3に示した方法では、CPU10aはこの異常を検出しCPU10bに送信し、CPU10bは、この異常信号を受けてリレーR3bを非励磁としてその接点r3bを開くことにより、正常に動作しているコンタクタCbを非励磁として、その接点cb1,cb2,cb3を開として、サーボモータ12への給電を停止し、非常停止させることになる。
また、図2に示した方法では、CPU10bはデジタルインプット要素DI1b,DI2b,DI3b,DIcbの検出手段で検出されるパターンは、正常状態である「1,1,1,0」であるので、接点状態は一致しないことから、非常停止信号が各CPU10a,10bから出されて、リレーR3a,R3bを非励磁としてその接点r3a,r3bを開き、コンタクタCa,Cbへの通電を解くから、正常に動作しているコンタクタCbを非励磁とすることができる。
次にウォッチドッグ信号に基づいて非常停止処理について説明する。このウォッチドッグ信号に基づいて非常停止処理は各種想定できるが、図4,図5に示す例はその一例である。図4は、ウォッチドッグ信号に基づいて非常停止をさせる一方のCPUの処理で、図5は、他方のCPUの処理であり、同期してこの処理が実行される。この実施形態では、図4の処理をCPU10aが実行し、図5の処理をCPU10bが実行するものである。 CPU10aは、所定周期毎図4の処理を実行し、まずCPU10aが正常に動作しているか判断し(ステップb1)、正常に動作しているならば、CPU10bに対してウォッチドッグ信号WDSを出力すると共にタイマTをリセットしてスタートさせる(ステップb2,b3)。タイマTがタイムアップする前に他方のCPU10bからウォッチドッグ信号WDSが送り返されてくれば(ステップb4,b5)、異常なしとしてこのまま終了する。
一方、ステップ1でCPU10aの動作が異常と判断されたとき、及びステップb4で、ウォッチドッグ信号WDSを受信する前にタイマTがタイムアップしたときには、非常停止指令をデジタルアウトプットDOaに出力し(ステップb6)、リレーR3aを非励磁としてその接点r3aを開き、コンタクタCaを非励磁としてその接点ca1,ca2,ca3を開きサーボモータ12への給電を遮断し非常停止させる。
一方、CPU10bは図5に示す処理を、CPU10aが行う図4の処理の実行周期と同期して実行しており、まずCPU10bが正常に動作しているか否か判断し(ステップc1)、正常に動作しているならば、タイマTをリセットしてスタートさせる(ステップc2,c3)。タイマTがタイムアップする前にCPU10aからウォッチドッグ信号WDSを受信すると(ステップc4)、ウォッチドッグ信号WDSをCPU10aに送り返し(ステップc5)、当該処理周期の処理を終了する。一方、ステップ1でCPU10bの動作が異常と判断されたとき、及びステップc3で、ウォッチドッグ信号WDSを受信する前にタイマTがタイムアップしたときには、非常停止指令をデジタルアウトプットDObに出力し(ステップc6)、リレーR3bを非励磁としてその接点r3bを開き、コンタクタCbを非励磁としてその接点cb1,cb2,cb3を開きサーボモータ12への給電を遮断し非常停止させる。
以上のように、CPUが正常に動作していなければ、自己のラインのコンタクタを非励磁としてサーボアンプ11への電力供給を遮断すると共に、他方のCPUに対しては、ウォッチドッグ信号WDSが送られないから、他方のCPUもウォッチドッグ信号WDS受信できないことを検出して自己のコンタクタを非励磁としてサーボアンプ11への電力供給を遮断し、確実に非常停止を行わせるものである。なお、上述した実施形態では、CPUが正常に動作していなければ、自己のラインのリレーR3a又はR3bも非励磁とし、コンタクタも非励磁としてサーボアンプ11への電力供給を遮断するようにしたが、このCPUは、正常に動作していないことから、他方のCPUのラインのリレーR3a又はR3bのみを非励磁としコンタクタを非励磁とする動作のみを行わせるようにしてもよい。
上述した第1の実施形態においては、非常停止の系統が2系統設けられ、一方の系統におけるリレー等のハードウェアが異常の場合でも他方の系統におけるリレー等のハードウェアにより非常停止を実行できるようにし、更に、CPUの指令により、一方の系統で異常が検出されれば、当該系統のCPUより非常停止指令を出力すると共に、他方の系統のCPUからも非常停止指令を出力することにより、より確実に非常停止させることができるようにしたものである。
図6は、本発明の第2の実施形態の非常停止回路図である。この第2の実施形態は図1に示した第1の実施形態に、さらに第3のCPU10cが追加されている点である。そして該CPU10cにより、デジタルアウトプット要素DO2a,DO2bを介して駆動されるリレーR4a,R4bの常開接点r4a,r4bが、それぞれの系統のラインA,Bに追加され、非常停止要因の各リレーの接点と直列に接続されている。
そして、この第2の実施形態ではCPU10aとCPU10c,CPU10bとCPU10c間でウォッチドッグ信号の送受を行い、CPU10a及びCPU10bの動作異常を検出し、いずれかのCPUの動作異常が検出されると、リレーR4a,R4bを非励磁として、常開接点r4a,r4bを開き、非常停止させるようにしている点が第1の実施形態と相違するのみである。
すなわち、CPU10cはウォッチドッグ信号WDSをCPU10aとCPU10bに送信し、ウォッチドッグ信号WDSを送り返して来なければ、リレーR4a,R4bを非励磁として、常開接点r4a,r4bを開き、非常停止させるものである。
CPU10cの処理としては、図4におけるステップb2〜b6の処理を所定周期毎実行し、ウォッチドッグ信号WDSをCPU10aとCPU10bに送信しタイマTがタイムアップする前に各CPU10a、CPU10bからウォッチドッグ信号WDSが送り返して来れば、当該周期はそのまま終了し、タイマTがタイムアップするまでにウォッチドッグ信号WDSが送り返して来なければ、非常停止指令をデジタルアウトプット要素DO2a,DO2bを介してリレーR4a,R4bを非励磁として、常開接点r4a,r4bを開き、非常停止させる。
また、CPU10aとCPU10b側では、図5の処理からステップc2、c3の処理を削除した処理を行うもので、正常に動作しており、ウォッチドッグ信号WDSを受信すれば、該ウォッチドッグ信号WDSを送り返し、動作が正常でなければ、非常停止指令をリレーR3a又はR3bに出力し非常停止させるとともに、ウォッチドッグ信号WDSをCPUcに送り返さない処理を行うものである。
なお、この第2の実施形態では、デジタルアウトプット要素DO2a,DO2b及びリレーR4a,R4bを設けたが、これらを設けずに、CPU10cは非常停止指令を、図6に破線で示すようにCPU10a,10bに送信し、CPU10a,10bが自己の系統のリレーR3a,R3bの接点r3a,r3bを開くようにしてもよいものである。また、図6ではCPU10aと10b間でもウォッチドッグ信号WDSの送受を行うようにしているが、CPU10aとCPU10c及びCPU10bとCPU10cでウォッチドッグ信号WDSの送受を行い、CPU10a,10bの動作異常を検出するようにしているから、CPU10aと10b間でのウォッチドッグ信号WDSの送受による異常検知は行わなくてもよいものである。なお、行えばそれだけ精度がますものである。
本発明の第1の実施形態における非常停止回路図である。 同第1の実施形態における接点状態監視による非常停止処理のフローチャートである。 接点状態監視による非常停止処理の別の方法を適用したときのフローチャートである。 同第1実施形態におけるウォッチドッグ信号による一方のCPUにおける非常停止処理のフローチャートである。 同第1実施形態におけるウォッチドッグ信号による他方のCPUにおける非常停止処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における非常停止回路図である。 従来の非常停止のための回路図である。
符号の説明
10a,10b,10c CPU
11 サーボアンプ
12 サーボモータ
14,15 非常停止要因
R1a,R1b,R2a,R2b,R3a,R3b,R4a,R4b リレー
Ca,Cb コンタクタ

Claims (7)

  1. 2つの非常停止ラインを備え、各非常停止ラインにはコンタクタが接続され、各コンタクタの接点の直列回路を介して動力電源より機械を駆動するモータに電力を供給する給電回路を備えた非常停止回路であって、
    前記非常停止ラインは、非常停止要因からの非常停止指令信号の入力により開となる接点と、前記非常停止ライン毎に設けられたCPUからの指令で開となる接点が直列に接続されてコンタクタを電源に接続し、
    前記各接点に対して該接点の状態を検出する検知手段を備え、
    前記各CPUは、前記検知手段で検出される自己の非常停止ラインにおける接点の状態の情報と他方のCPUから送られてきた他方の非常停止ラインにおける接点の状態の情報とが一致しないときには、自己の非常停止ライン上の接点を開にする指令を出力することを特徴とする非常停止回路。
  2. 2つの非常停止ラインを備え、各非常停止ラインにはコンタクタが接続され、各コンタクタの接点の直列回路を介して動力電源より機械を駆動するモータに電力を供給する給電回路を備えた非常停止回路であって、
    前記非常停止ラインは、非常停止要因からの非常停止指令信号の入力により開となる接点と、前記非常停止ライン毎に設けられたCPUからの指令で開となる接点が直列に接続されてコンタクタを電源に接続し、
    前記各接点に対して該接点の状態を検出する検知手段を備え、
    前記各CPUは、前記検知手段で検出される自己の非常停止ラインにおける接点の状態がコンタクタを通電する正常な状態か判別し、正常でない場合には他方のCPUに異常信号を送出し、該異常信号を受信したCPUは、自己の非常停止ライン上の接点を開にする指令を出力することを特徴とする非常停止回路。
  3. 自己の非常停止ラインにおける接点の状態がコンタクタを通電する正常な状態ではないと判別したCPUは自己の非常停止ラインの接点に対しても開にする指令を出力する請求項2に記載の非常停止回路。
  4. 前記両CPU間で、ウォッチドッグ信号を送受して、相手CPUの動作が正常か否かを互いにチェックし合い、各CPUはこのチェックで相手CPUの動作の異常を検出したとき、自己非常停止ラインの接点を開にする指令を出力し、自己非常停止ラインを開にする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の非常停止回路。
  5. 各コンタクタは、コンタクタの接点と共に動作し、接点状態検知用の接点を備え、該接点検知用の接点状態を検出するコンタクタ接点状態検出手段をも備え、該コンタクタ接点状態検出手段からの検出情報を含めて、非常停止ラインにおける接点の状態とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の非常停止回路。
  6. 前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUに加えて1個の付加CPUを備え、該付加CPUの指令により開となる接点を前記各非常停止ラインに設け、前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUと前記付加CPUとの間で、ウォッチドッグ信号の送受を行い、CPUの動作が正常か否かをチェックし、前記各非常停止ラインに対応するいずれかのCPUの動作の異常を検出したとき、前記付加CPUは少なくとも、異常を検出したCPU側の非常停止ラインに配設した接点を開にする指令を出力するようにした請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の非常停止回路。
  7. 前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUに加えて1個の付加CPUを備え、該付加CPUと前記各非常停止ラインに対応する夫々のCPUとの間で、ウォッチドッグ信号の送受を行い、CPUの動作が正常か否かをチェックし、前記各非常停止ラインに対応するいずれかのCPUの動作の異常を検出したとき、前記付加CPUは少なくとも、異常を検出しないCPUに非常停止指令を出力し、該非常停止指令を受けたCPUは非常停止ラインに配設した接点を開にする指令を出力するようにした請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の非常停止回路。
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