JP4238706B2 - セーフティコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、セーフティコントローラに関し、更に詳しくは、工作機械や産業用ロボットなどの機械設備の安全回路に好適なセーフティコントローラに関する。
従来、例えば、生産現場の労働安全を確保するために、複数の電磁リレーを内蔵したリレーユニットを用いて安全回路、すなわち、安全が確保されている状態の時のみ工作機械や産業用ロボットなどの機械設備の動力に電源を供給する安全回路が構築されている(例えば、特許文献1参照)。
かかるリレーユニットは、非常停止スイッチなどの安全スイッチやセーフティドアスイッチなどの安全エリアセンサからの入力信号に基づいて、安全回路の状態を監視し、不具合が発生した時には、機械設備の電源を確実に遮断するとともに、その不具合原因が取り除かれない限りは、機械設備の再起動を行なわない機能を備えている。
特開2003−140702号公報
かかる電磁リレーを内蔵したリレーユニットを用いたシステムでは、リレーシーケンスによって安全回路が構築されるので、配線によってロジックが組み立てられることになり、制御すべき工作機械等が多くなると、配線数が増大して複雑になるとともに、その設計も容易ではない。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、配線数を削減するとともに、システムの構築が容易なセーフティコントローラを提供することを目的とする。
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
すなわち、本発明のセーフティコントローラは、入力機器からの入力に基づいて、安全出力制御対象に安全出力を与えて機械設備の運転を制御するセーフティコントローラであって、前記安全出力として半導体出力を与える安全出力部と、設定操作される設定部と、前記入力機器からの前記入力および前記設定部の設定に基づいて、プログラムに従って前記安全出力を制御する制御部とを備え、前記設定部は、当該セーフティコントローラを所要箇所に取り付けた状態では、設定操作できないように設けられ、前記設定部は、該設定部における設定項目の少なくとも一部の設定項目の設定が可能な第1の設定部と、該第1の設定部と同一の設定項目の設定が可能な第2の設定部とを備え、前記制御部には、前記第1,第2の設定部からの設定出力が与えられ、前記制御部は、各設定出力を比較するものである。
ここで、入力機器とは、当該セーフティコントローラに対する入力を与える機器をいい、例えば、非常停止スイッチ、セーフティドアスイッチ、セーフティリミットスイッチ、セーフティライトカーテンなどをいう。
安全出力制御対象とは、当該セーフティコントローラの出力である安全出力によって制御される対象をいい、例えば、マグネットコンタクタ、モータコントローラ、可変モータ、PLCなどをいう。
機械設備とは、各種の工作機械、産業用ロボットなどをいう。
また、機械設備の運転を制御するとは、機械設備の起動・停止の制御や動作速度の制御などをいう。
設定部とは、各種の機能などを設定するために操作されるものをいい、例えば、ロータリスイッチやスライドスイッチなどの各種のスイッチやボリウムなどから構成されるのが好ましい。
所要箇所に取り付けた状態とは、当該セーフティコントローラを、例えば、支持レールや制御パネルなどに取り付けた状態をいう。
設定操作できないとは、例えば、所要箇所に取り付けた状態では、外部から目視できない位置に設けられたり、あるいは、制御パネルなどの所要箇所に取り付けた状態では、制御パネルなどによって外部からの設定操作を妨げる位置に設けられたりすることをいう。
本発明によると、半導体出力である安全出力を安全出力制御対象に与える安全出力部と、安全出力を、プログラムに従って制御する制御部とを備えているので、電磁リレーを内蔵した従来のリレーユニットのように、リレーシーケンスによって安全回路を構築する必要がなく、配線数を削減することができるとともに、ユーザの要求に応じて、メーカ側において、システムの一部を変更したいような場合にも、ソフトウェアの変更によって容易に対応できることになる。
しかも、各種の機能などを設定する設定部は、該設定部を操作して所要の機能を設定することができる一方、当該セーフティコントローラを、支持レールや制御パネルなどの所要箇所に取り付けた後には、設定部の設定操作ができないので、設定を終了した後には、不用意に設定内容が変更されたり、誤操作されることがない。
さらに、第1,第2の設定部によって二重化しているので、例えば、一方の設定部が故障してユーザが意図した設定内容となっていなかったような場合には、両設定部の設定内容が相違することになるので、制御部でそれを検知することができ、かかる場合には、機械設備の稼動を禁止して安全を確保することができる。
本発明の更に他の実施態様においては、前記制御部は、前記第1,第2の各設定部からの設定出力が、個別的にそれぞれ与えられる第1,第2のCPUを備え、前記各CPUは、各設定出力を互いに比較するものである。
この実施態様によると、第1,第2の設定部および第1,第2のCPUによって二重化しているので、例えば、一方の設定部が故障してユーザが意図した設定内容となっていなかったような場合には、両設定部の設定内容が相違することになるので、CPUでそれを検知することができ、かかる場合には、機械設備の稼動を禁止して安全を確保することができる。
本発明の好ましい実施態様においては、前記第2の設定部は、当該セーフティコントローラを所要箇所に取り付けた状態で、目視できるように設けられている。
この実施態様によると、第2の設定部は、外部からその設定状態が目視可能であるので、第2の設定部の設定内容を容易に確認できることになる。
以上のように本発明によれば、半導体出力である安全出力を安全出力制御対象に与える安全出力部と、安全出力を、プログラムに従って制御する制御部とを備えているので、電磁リレーを内蔵した従来のリレーユニットのように、リレーシーケンスによって安全回路を構築する必要がなく、配線数を削減することができるとともに、ユーザの要求に応じて、メーカ側において、システムの一部を変更したいような場合にも、ソフトウェアの変更によって容易に対応できることになる。
しかも、当該セーフティコントローラを、支持レールや制御パネルなどに取り付けた後には、不用意に設定内容が変更されたり、設定部が誤操作されたりするのを回避することができ、安全を確保することができる。
以下、図面によって本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一つの実施の形態に係るセーフティコントローラを用いたシステムの構成例を示す図である。
この実施の形態のセーフティコントローラは、安全が確保されている状態の時のみ図示しない工作機械や産業用ロボットなどの機械設備の動力に電源を供給する安全回路を構成するものである。
この実施の形態のセーフティコントローラには、非常停止スイッチ2などの入力機器が接続される単機能ユニット3と、この単機能ユニット3に接続されるとともに、セーフティドアスイッチ1などの入力機器が接続される高機能ユニット4と、この高機能ユニット4にケーブル6を介して接続される増設ユニット5の3種類がある。
単機能ユニット3は、非常停止スイッチ2などの入力機器から入力が与えられるとともに、工作機械等を駆動するモータ等への電力の供給・遮断を行なう安全出力制御対象としてのマグネットコンタクタなどに対する安全出力および高機能ユニット4に対する論理接続用出力としての内部安全出力を出力するものである。
ここで、論理接続用出力とは、この論理接続用出力を出力する単機能ユニット3と、論理接続用出力が与えられる高機能ユニット4とを論理接続するための出力をいう。
この実施の形態では、単機能ユニット3から安全出力制御対象に対して出力される安全出力と、論理接続用出力とは、その出力の状態が同じ、すなわち、安全出力が、機械設備の稼動を許容する安全側の出力状態であるときには、論理接続用出力も安全側の出力状態であり、また、安全出力が、機械設備の稼動を禁止する危険側の出力状態であるときには、論理接続用出力も危険側の出力状態となる。
そこで、マグネットコンタクタなどの安全出力制御対象に対する本来の安全出力に対して、出力状態が同じである論理接続用出力を、内部安全出力という。
高機能ユニット4は、非常停止スイッチやセーフティドアスイッチ1などの入力機器からの入力および単機能ユニット3や前段の高機能ユニット4から出力される内部安全出力が内部安全入力として与えられるとともに、工作機械等を駆動するモータ等への電力の供給・遮断を行なう安全出力制御対象としてのマグネットコンタクタなどに対する安全出力および後段の高機能ユニット4に対する論理接続用出力としての内部安全出力を出力するものである。
高機能ユニット4から出力される論理接続用出力である内部安全出力も上述と同様に、前段の高機能ユニット4と後段の高機能ユニット4とを論理接続するための出力である。
また、高機能ユニット4から安全出力制御対象に対して出力される安全出力と、内部安全出力とは、その出力の状態は同じである。高機能ユニット4は、安全瞬時出力と安全オフディレー出力とを出力可能であるが、内部安全出力は、安全瞬時出力の出力状態と同じ出力状態となっている。
ここで、安全瞬時出力とは、安全出力が安全側の状態において、安全入力が安全側から危険側に切り換わったときに、瞬時に危険側に切り換わる安全出力をいい、安全オフディレー出力とは、安全出力が安全側の状態において、安全入力が安全側から危険側に切り換わったときに、設定された時間に亘って安全側の状態を継続した後、遅れて危険側に切り換わる安全出力をいう。
なお、図1においては、単機能ユニット3から高機能ユニット4に与えられる内部安全出力および前段の高機能ユニット4から後段の高機能ユニット4に与えられる内部安全出力を破線矢符でそれぞれ示しているが、この実施の形態では、高機能ユニット4には、単機能ユニット3または前段の高機能ユニット4のいずれかからの内部安全出力が与えられる。
増設ユニット5は、ケーブル6を介して高機能ユニット4に接続され、高機能ユニット4に同期した安全出力を、工作機械等を駆動するための電力の供給・遮断を行なう安全出力制御対象としてのマグネットコンタクタ等に対して出力するものである。
単機能ユニット3は、後述のように制御部を構成するCPUを搭載しており、二つの安全入力を入力できるとともに、半導体出力(トランジスタ出力)である二つの安全瞬時出力および一つの内部安全出力を出力することができる。この実施の形態では、論理接続用の内部安全出力は、AND接続用の内部安全出力となっている。二つの安全入力には、安全規格上の二重化のために、1個の非常停止スイッチなどからの入力が与えられる。
また、単機能ユニット3は、安全瞬時出力に同期したモニタ出力および内部エラー時のエラー出力を出力することができる。さらに、単機能ユニット3は、フィードバック/リセット入力を入力することができる。
この単機能ユニット3は、図2の正面図に示されるように、上下に複数の入出力用の端子7を備えるとともに、電源(PWR)、エラー状態(ERR)、安全入力1,2(T1,T2)および安全瞬時出力(EI)の各状態をLEDでそれぞれ表示する表示部8を備えている。
高機能ユニット4は、単機能ユニット3と同様に、制御部としてのCPUを搭載しており、二つの安全入力および一つの内部安全入力を入力できるとともに、半導体出力(トランジスタ出力)である二つの安全瞬時出力、二つの安全オフディレー出力および論理接続用出力としての一つの内部安全出力、この実施の形態では、AND接続用の内部安全出力を出力することができる。
二つの安全入力には、単機能ユニット3と同様に、二重化のために、1個の非常停止スイッチや1個のセーフティドアスイッチなどからの入力が与えられる。
一つの内部安全入力は、単機能ユニット3あるいは前段の高機能ユニット4からの内部安全出力が入力されるものであり、この内部安全入力によって、単機能ユニット3あるいは前段の高機能ユニット4に論理接続、この実施の形態では、AND接続されることになる。
すなわち、この実施の形態では、この内部安全入力と、当該高機能ユニット4の二つの安全入力とがANDで論理接続されるものであり、内部安全入力の入力状態が安全側の状態であって、かつ、二つの安全入力の入力状態が安全側の入力状態であるときに、安全側の出力状態の安全出力を出力するものである。
また、この高機能ユニット4は、安全瞬時出力に同期したモニタ出力および内部エラー時のエラー出力を出力することができる。さらに、高機能ユニット4は、フィードバック/リセット入力を入力することができる。
この高機能ユニット4は、図3の正面図に示されるように、上下に複数の入出力用の端子9を備えるとともに、電源(PWR)、エラー状態(ERR)、安全入力1,2(T1,T2)、内部安全入力(AND)、フィードバック入力(FB)、安全瞬時出力(EI)および安全オフディレー出力(ED)の各状態をLEDで表示する表示部10を備えている。更に、オフディレー時間を設定するロータリスイッチ92を設けて後述のように二重化を図っている。また、この高機能ユニット4は、増設ユニット5を接続するためのコネクタ11を備えており、増設ユニット5を5台まで接続することができる。
このコネクタ11を介して、安全瞬時出力、安全オフディレー出力、増設ユニット5のフィードバック入出力およびグランドの各信号の授受が行なわれる。
また、この高機能ユニット4は、図4の背面図に示されるように、ケースの背面には、当該高機能ユニット4を、支持レールとしてのDINレール85に取り付けるためのレール溝86を有しており、このレール溝86の上下両側の係合部を、DINレール85の上下の係合用端辺に係合させて図5の斜視図に示されるように、DINレール85に取り付けられる。
この高機能ユニット4では、レール溝86の部分には、図4に示されるように、矩形の開口87が形成されており、この開口87から外部に操作可能に臨むように設定部としてのスライドスイッチ12およびロータリスイッチ13が設けられている。
スライドスイッチ12は、論理接続用の内部安全入力を、有効あるいは無効とする設定を行なうものであり、ロータリスイッチ13は、オフディレー時間の設定を行なうものである。スライドスイッチ12によって、論理接続用の内部安全入力を無効とする設定が行なわれると、他のユニット3,4から与えられる内部安全入力は無効とされて論理接続は行なわれない。
これらスイッチ12,13は、図6および図7のリアケースを外した状態の平面図および背面図に示されるように、ケース内に収納された2枚の回路基板89,90の一方の回路基板89の遊端側に実装されており、これらスイッチ12,13よりもケースの奥(正面)側の近傍位置には、両基板89,90間を接続する帯状のフラットケーブル91が配置されている。
したがって、ケースの背面に形成された開口87からはスイッチ12,13の奥側に、フラットケーブル91が臨むようになっており、これによって、開口87は、スイッチ12,13およびフラットケーブル91によって、実質的に閉塞された状態となり、この開口87からケースの内奥部に塵埃などが侵入するのを有効に防止できるようになっている。
この実施の形態では、高機能ユニット4を、DINレール85に取り付ける前に、開口87を介してスライドスイッチ12およびロータリスイッチ13を操作して所要の設定を行い、その後、DINレール85に取り付ける。このとき、ロータリスイッチ13に対する設定と同一のオフディレー時間の設定を、二重化している上述の図3に示されるロータリスイッチ92に対しても行う。制御部は、後述のように両ロータリスイッチ13,92の設定出力を比較し、一致しているときには、その設定内容に応じたオフディレー時間となるように制御し、一致していないときには、エラー表示などの警告を行う。
高機能ユニット4を、DINレール85に取り付けた状態では、図4および図5に示されるように、ケース背面の開口87は、DINレール85で閉塞され、外部からスイッチ12,13を目視することも操作することもできなくなる。
したがって、一旦、スイッチ12,13およびスイッチ92を操作して設定を行なってDINレール85に取り付けた状態では、設定内容を容易に変更することができなくなり、これによって、不用意に設定内容が変更されたり、誤操作されるのを防止できることになり、安全性が向上する。
再び図1を参照して、増設ユニット5は、高機能ユニット4だけでは、出力点数が不足する場合に、必要に応じて増設されるものであり、複数の電磁リレーを内蔵している。この増設ユニット5は、高機能ユニット4からの安全瞬時出力に同期してリレー出力である三つの安全出力を出力する瞬時タイプと、高機能ユニット4からの安全オフディレー出力に同期してリレー出力である三つの安全出力を出力するオフディレータイプとがある。
この増設ユニット5は、図8の正面図に示されるように、上下に複数の入出力用の端子14を備えるとともに、電源(PWR)、エラー状態(ERR)、安全瞬時出力(EI)または安全オフディレー出力(ED)の各状態をLEDでそれぞれ表示する表示部15を備えている。また、この増設ユニット5は、高機能ユニット4に接続するため、または、増設ユニット5を接続するためのコネクタ16を備えている。
図9は、高機能ユニット4のブロック図である。同図において、17,18は、制御部を構成する二つの第1,第2のCPUであり、各CPU17,18で同じ処理を実行して二重化している。各CPU17,18は、CPU間通信ポートを介してソフト処理の同期をとるなどのために通信を行う。
20は上述のスライドスイッチなどの設定スイッチ19からの設定内容を格納する不揮発性メモリ、21は上述の電源(PWR)やエラー状態(ERR)などの各状態を表示するLED、22は遅延ICを用いたウォッチドッグタイマ、23は各部に電源を供給する電源回路24の状態を監視する監視回路である。
また、25,26は二重化している安全入力の各1系統であり、例えば、1個のセーフティドアスイッチからの入力が与えられる。27は、フィードバック入力あるいはリセット入力が与えられるリセット入力回路である。
28は単機能ユニット3または前段の高機能ユニット4からの論理接続用入力である内部安全入力が与えられるAND入力回路、29,30は外部のパソコンなどとの通信用のRS232C回路および切替スイッチである。
31は瞬時用の安全出力回路、32はオフディレー用の安全出力回路、33は二重化用の出力ライン制御回路、34は後段の高機能ユニット4に対して内部安全出力を出力する内部安全出力回路、35は安全瞬時出力を、プログラマブルコントローラ(PLC)などにモニタ用として出力するモニタ出力回路、36は内部エラー時にエラー出力を与えるエラー出力回路、37は増設ユニット5を接続するためのコネクタである。
制御部としての第1,第2のCPU17,18は、安全入力回路25,26からの安全入力およびAND入力回路28からの内部安全入力に基づいて、プログラムに従って、安全出力回路31,32および内部安全出力回路34を制御して半導体出力(トランジスタ出力)である安全出力および内部安全出力を制御する。内部安全出力回路34は、半導体出力用のトランジスタを備えている。
図10は、図9の瞬時用の安全出力回路31、オフディレー用の安全出力回路32および出力ライン制御回路33の構成を示すブロック図であり、図9に対応する部分には、同一の参照符号を付す。この図10においては、第1のCPU17からの信号および第1のCPU17に対する信号を破線の矢符で示し、第2のCPU18からの信号および第2のCPU18に対する信号を一点鎖線の矢符でそれぞれ示している。
瞬時用の安全出力回路31は、二つの瞬時出力制御部38,39を備えており、オフディレー用の安全出力回路32は、二つのオフディレー出力制御部40,41を備えている。各出力制御部38〜41は、半導体出力用のトランジスタを備えている。
安全出力二重化用の出力ライン制御回路33には、第1,第2のCPU17,18からの駆動用信号S1,S2、ウォッチドッグタイマ22からのWDT信号および電源回路24を監視する監視回路23からのPSM信号がそれぞれ与えられる。
駆動用信号S1,S2が共にオンすることによって、電源ラインVLに電圧が印加されて各出力制御部38〜41に電源が供給される。
ウォッチドッグタイマ22からのWDT信号は、各出力制御部38〜41にも与えられており、このWDT信号は、ウォッチドッグタイマ22にリセットがかからないときには、オフして全ての出力制御部38〜41の安全出力が、機械設備の稼動を禁止する危険側であるオフとなって安全を確保することができる。
電源を監視する監視回路23からのPSM信号は、各出力制御部38〜41にも与えられており、電源異常が検知された場合には、このPSM信号がオフして全ての出力制御部38〜41の安全出力が、機械設備の稼動を禁止する危険側であるオフとなって安全を確保することができる。
出力ライン制御回路33は、第1,第2のCPU17,18に対してモニタ用信号S4,S5をそれぞれ出力しており、このモニタ用信号S4,S5は、出力ライン制御回路33に故障(異常)が発生したり、あるいは、上述のWDT信号またPSM信号がオフしたときに、オンする。
瞬時用の安全出力回路31の各瞬時出力制御部38,39には、第1のCPU17から瞬時出力の駆動用信号S6,S7がそれぞれ与えられ、この駆動用信号S6,S7によって、安全瞬時出力のオン(安全側)/オフ(危険側)の論理がそれぞれ制御される。すなわち、この駆動用信号S6,S7がオンし、かつ、上述の電源ラインVLがオンしているときに、各瞬時出力端子42,43から安全側の状態であるオンの安全瞬時出力をそれぞれ出力する。
また、各瞬時出力制御部38,39は、第1,第2のCPU17,18に対して、モニタ用信号S9,S10をそれぞれ出力しており、各瞬時出力制御部38,39が正常であれば、このモニタ用信号S9,S10は、駆動用信号S6,S7の反転論理の信号となる。
オフディレー用の安全出力回路32の各オフディレー出力制御部40,41には、第2のCPU18からオフディレー出力の駆動用信号S12,S13がそれぞれ与えられ、この駆動用信号S12,S13によって、安全オフディレー出力のオン(安全側)/オフ(危険側)の論理が制御される。すなわち、この駆動用信号S12,S13がオンし、かつ、上述の電源ラインVLがオンしているときに、各オフディレー出力端子45,46から安全側の状態であるオンの安全オフディレー出力をそれぞれ出力する。
また、各オフディレー出力制御部40,41は、第1,第2のCPU17,18に対して、モニタ用信号S14,S15をそれぞれ出力しており、各オフディレー出力制御部40,41が正常であれば、このモニタ用信号S14,S15は、駆動用信号S12,S13の反転論理の信号となる。
安全出力二重化用の出力ライン制御回路33は、瞬時出力制御部38,39またはオフディレー出力制御部40,41に故障(異常)が発生した場合には、電源ラインVLをオフして瞬時出力端子42,43およびオフディレー出力端子45,46の安全出力を、すべてオフにして安全を確保する。
逆に、この出力ライン制御回路33に、故障(異常)が発生した場合には、瞬時出力制御部38,39およびオフディレー出力制御部40,41によって瞬時出力端子42,43およびオフディレー出力端子45,46の安全出力を、すべてオフして安全を確保する。
図11は、単機能ユニット3のブロック図であり、図9に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
単機能ユニット3は、上述のAND入力回路28、オフディレー用の安全出力回路32、設定スイッチ19および増設ユニット用のコネクタ37が備えられておらず、その他は、基本的に上述の高機能ユニット4と同様である。
このように第1,第2のCPU17,18を有する制御部によって、プログラムに従って半導体出力である安全出力を制御するので、電磁リレーを内蔵した従来のリレーユニットのように、リレーシーケンスによって安全回路を構築する必要がなく、配線数を削減することができるとともに、メーカ側において、システムの一部を変更したいような場合にも、ソフトウェアの変更によって容易に対応できることになる。
次に各ユニットの動作をいくつかの使用例に基づいて説明する。
図12は、高機能ユニット4単独の場合の接続状態を示す図であり、図13は、そのタイムチャートである。
この例では、高機能ユニット4の端子T11,T12の安全入力1と、端子T21,T22の安全入力2には、例えば、1個のセーフティドアスイッチの二つの接点が接続され、フィードバックループ47には、マグネットコンタクタのb接点が直列に接続されるとともに、リセットボタン50が直列に接続される。
また、瞬時出力端子S13は、アンプ52に接続され、オフディレー出力端子S43,S53は、マグネットコンタクタ48,49に接続される。この例では、オフディレータイムとして一定時間Tが設定されている。
セーフティドアスイッチが装備されているドアが閉じられて、図13(a),(b)に示されるように二つの安全入力1,2がオンし、さらに、図13(c)に示されるように、リセット入力がオフ、オン、オフされることによって、図13(d)に示されるように、端子S13の安全瞬時出力がオンするとともに、図13(e)に示されるように端子S43,S53の安全オフディレー出力がオンしてマグネットコンタクタ48,49の主接点がオンしてモータ51が駆動されて機械設備が稼動することになる。
この状態で、例えば、ドアが開かれると、二つの安全入力1,2がオフする。なお、安全入力1,2は、同時にオンオフするのであるが、図13(b)には、安全入力2が遅れてオフした場合の例を示している。
安全入力1,2のいずれかがオフすることによって、図13(d)に示されるように、安全瞬時出力がオフしてアンプ52によってスローダウンされ、安全オフディレー出力が、一定時間T後にオフすることによって、マグネットコンタクタ48,49の主接点がオフしてモータ51への電源が遮断されて機械設備の稼動が停止されることになる。
図14は、高機能ユニット4に瞬時タイプの増設ユニット5が接続されて出力点数を増加させた状態を示す図であり、図15は、そのタイムチャートである。
この例では、高機能ユニット4の端子T11,T12の安全入力1と、端子T21,T22の安全入力2には、例えば、1個のセーフティドアスイッチの二つの接点が接続され、フィードバックループ47には、マグネットコンタクタのb接点が直列に接続されるとともに、リセットボタン50が直列に接続される。
また、瞬時出力端子S13,S23は、マグネットコンタクタ54,55に接続され、オフディレー出力端子S33,S43は、マグネットコンタクタ56,57に接続される。この例では、オフディレータイムとしてT=0が設定されている、すなわち、瞬時出力となっている。
複数の電磁リレーを内蔵した増設ユニット5の瞬時出力端子61,62は、マグネットコンタクタ58,59に接続される。
セーフティドアスイッチが装備されているドアが閉じられて、図15(a),(b)に示されるように、高機能ユニット4の二つの安全入力1,2がオンし、さらに、図15(c)に示されるように、リセット入力がオフ、オン、オフされることによって、図15(d)に示されるように、高機能ユニット4の安全瞬時出力がオンするとともに、図15(e)に示されるように、増設ユニット5の安全瞬時出力がオンし、これによって、各マグネットコンタクタ54〜59がオンしてモータ63〜65が駆動されて機械設備が稼動することになる。
この状態で、例えば、ドアが開かれると、図15(a),(b)に示されるように二つの安全入力1,2がオフし、図15(c)に示されるように高機能ユニット4の安全瞬時出力がオフするとともに、図15(d)に示されるように増設ユニット5の安全瞬時出力がオフし、これによって、各マグネットコンタクタ54〜59がオフしてモータ63〜65への電源が遮断されて機械設備の稼動が停止されることになる。
このように増設ユニット5を、高機能ユニット4にケーブル6を介して接続することにより、安全出力の出力点数を容易に増やすことができる。
図16は、2台の高機能ユニット4−1,4−2とオフディレータイプの増設ユニット5との接続状態を示す図であり、図17は、そのタイムチャートである。なお、第2の高機能ユニット4−2の二つの安全入力を、便宜上、安全入力3,4と称する。
この例では、第1の高機能ユニット4−1の端子T11,T12の安全入力1と、端子T21,T22の安全入力2には、例えば、1個のセーフティドアスイッチの二つの接点が接続され、フィードバックループ47には、マグネットコンタクタのb接点が直列に接続されるとともに、リセットボタン50が直列に接続される。
また、瞬時出力端子S13,S23は、マグネットコンタクタ54,55に接続され、オフディレー出力端子S33,S43は、マグネットコンタクタ56,57に接続される。この第1の高機能ユニット4−1では、オフディレータイムとしてT=0が設定されている。内部安全出力端子LOは、第2の高機能ユニット4−2の内部安全入力端子LAに接続される。すなわち、第1の高機能ユニット4−1の内部安全出力が、後段の第2の高機能ユニット4−2のAND入力として与えられている。
第2の高機能ユニット4−2の端子T11,T12の安全入力3と、端子T21,T22の安全入力4には、例えば、第1の高機能ユニット4−1のセーフティドアスイッチとは別の1個のセーフティドアスイッチの二つの接点が接続され、フィードバックループ69には、マグネットコンタクタのb接点が直列に接続されるとともに、リセットボタン70が直列に接続される。
また、瞬時出力端子S13,S23は、マグネットコンタクタ71,72に接続され、オフディレー出力端子S43,S53は、マグネットコンタクタ73,74に接続される。この第2の高機能ユニット4−2では、オフディレータイムとして一定時間Tが設定されている。複数の電磁リレーを内蔵した増設ユニット5のオフディレー出力端子75,76は、マグネットコンタクタ77,78に接続される。
第1の高機能ユニット4−1に接続されているセーフティドアスイッチのドアが閉じられて図17(a),(b)に示されるように、二つの安全入力1,2がオンし、さらに、図17(c)に示されるようにリセット入力がオフ、オン、オフされることによって、第1の高機能ユニット4−1の安全瞬時出力がオンし、これによって、図17(d)に示されるように、第1の高機能ユニット4−1の各マグネットコンタクタ54〜57の主接点がオンしてモータ63,64が駆動されることになる。また、この第1の高機能ユニット4−1の安全瞬時出力と同じ内部安全出力が第2の高機能ユニット4−2のAND入力として与えられる。
第2の高機能ユニット4−2は、図17(f)に示される内部安全入力がオンしている状態で、かつ、第2の高機能ユニット4−2の安全出力が安全側になったときに、安全出力をオンする。この図17では、内部安全入力がオンしたときには、第2の高機能ユニット4−2に接続されているセーフティドアスイッチのドアが閉じられて、図17(g),(h)に示されるように、二つの安全入力3,4がオンしているので、図17(i)に示されるように、リセット入力がオフ、オン、オフすることによって、AND条件が成立し、図17(j),(k)に示されるように、第2の高機能ユニット4−2の安全瞬時出力および安全オフディレー出力がオンするとともに、図17(l)に示されるように、増設ユニット5の安全オフディレー出力がオンし、これによって、第2の高機能ユニット4−2および増設ユニット5の各マグネットコンタクタ71〜76がオンしてモータ79〜81が駆動されることになる。
この状態で、例えば、第1の高機能ユニット4−1に接続されているセーフティドアスイッチのドアが開かれると、図17(a),(b)に示されるように、第1の高機能ユニット4−1の二つの安全入力1,2がオフし、図17(d)に示されるように、第1の高機能ユニット4−1の安全瞬時出力がオフしてマグネットコンタクタ54〜57がオフしてモータ63,64への電源が遮断されるとともに、図17(e)に示されるように第2の高機能ユニット4−2に対する内部安全出力もオフする。
第2の高機能ユニット4−2は、第1の高機能ユニット4−1からの内部安全入力が、図17(f)に示されるようにオフすることによって、図17(j)に示されるように、安全瞬時出力がオフしてマグネットコンタクタ71,72がオフしてモータ79の電源を遮断し、さらに、図17(k)に示されるように、一定時間Tの遅延の後、安全オフディレー出力がオフするとともに、図17(l)に示されるように、増設ユニット5の安全オフディレー出力がオフし、これによって、各コンタクタ73,74,77,78がオフしてモータ80,81への電源が遮断されることになる。
このようにして、内部安全出力を用いた論理接続によって、第2の高機能ユニット4−2の安全出力を、第1の高機能ユニット4−1の安全出力に容易に関連付けることができ、拡張性が向上する。
また、この実施の形態では、上述のように、設定部としてのスライドスイッチ12およびロータリスイッチ13は、ケースの背面に形成した開口87を介して背面側から設定操作可能であり、設定を行なった後に、DINレール85に取り付けた状態では、ケース背面の開口87は、DINレール85で閉塞され、外部からスイッチ12,13を目視することも操作することもできなくなるので、高機能ユニット4をDINレール85に取り付けて機械設備の運転の制御を開始した後には、設定内容を変更することができなくなり、これによって、不用意に設定内容が変更されたり、誤操作されるのを防止できることになり、安全性が向上する。
更に、この実施の形態では、設定部としてのスライドスイッチ12およびロータリスイッチ13は、DINレール85に取り付けた後は、目視および操作不能であるが、設定部における設定項目の少なくとも一部である、オフディレー時間を設定するロータリスイッチ13については、上述の図3に示されるように、ケース正面に、ロータリスイッチ92を追加して二重化を図るとともに、オフディレー時間の設定内容を容易に確認できるようにしている。
ここで、上述の背面側のロータリスイッチ13を、第1のロータリスイッチ13と称し、正面側のロータリスイッチ92を第2のロータリスイッチ92と称する。
第1,第2のロータリスイッチ13,92の設定出力は、図19に示されるように、上述の第1,第2のCPU17,18にそれぞれ与えられ、各CPU17,18は、各設定出力を、互いに比較して一致しているか否かを判断し、一致しているときには、その設定内容に応じたオフディレー時間となるように制御し、一致していないときには、エラー表示などの警告を行なって機械設備の稼動を禁止する。
このように二重化を図ることによって、例えば、一方のロータリスイッチが接点の接触不良や短絡などの故障によって、ユーザが意図した設定内容とならなかったような場合には、両ロータリスイッチ13,92の設定内容が相違することになり、第1,第2のCPU17,18によってそれが検知されて機械設備の稼動が禁止されるので高い安全レベルを確保できる。
また、第2のロータリスイッチ92は、ケースの正面の目視可能な位置に配置されているので、ユーザは、第2のロータリスイッチ92の設定状態を目視して設定されているオフディレー時間を容易に確認できることになる。
上述の実施の形態では、ANDによって論理接続したけれども、ANDに限らず、ORやXORなどによって論理接続してもよく、また、複数の論理接続を可能としてもよい。
上述の実施の形態では、スライドスイッチ12およびロータリスイッチ13は、ケース内部に設けたけれども、本発明の他の実施の形態として、ケースの背面に設けてもよく、また、高機能ユニット4の取り付け状態において、その側面や上下面に、他のユニットなどがあって側面や上下面からの操作が困難であるような場合には、ケースの側面や上下面に設けてもよい。
また、上述の実施の形態では、スライドスイッチ12およびロータリスイッチ13などの設定部を、高機能ユニット4に設けた場合について説明したけれども、設定部は、単機能ユニット3や増設ユニット5に設けてもよく、これらユニット3,5は、高機能ユニット4と同様に、DINレールに取り付けることが可能である。
なお、単機能ユニット3および高機能ユニット4の安全出力や内部安全出力(内部安全入力)の数は、上述の実施の形態に限らないのは勿論である。
また、上述の実施の形態では、セーフティコントローラに適用して説明したけれども、本発明の設定部の構成は、制御機器や計測機器などの設定操作を行う各種の電子機器に適用することができるものである。
例えば、設定操作される設定部を備える電子機器において、前記設定部は、当該電子機器を所要箇所に取り付けた状態では、設定操作できないように設けられるものであり、あるいは、前記設定部は、当該電子機器の取り付け面となるケースの背面側から設定操作可能に設けられるものである。
これによって、電子機器における設定が不用意に変更されたり、誤操作されるのを防止することができる。
本発明は、安全システムの構築に有用である。
本発明の一つの実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。 図1の単機能ユニットの正面図である。 図1の高機能ユニットの正面図である。 図1の高機能ユニットの背面図である。 図1の高機能ユニットをDINレールの取り付けた状態の斜視図である。 図1の高機能ユニットのリアケースを外した状態の平面図である。 図1の高機能ユニットのリアケースを外した状態の背面図である。 図1の増設ユニットの正面図である。 図1の高機能ユニットのブロック図である。 図9の一部の詳細を示すブロック図である。 図1の単機能ユニットのブロック図である。 第1の使用例の接続状態を示す図である。 図12のタイムチャートである。 第2の使用例の接続状態を示す図である。 図14のタイムチャートである。 第3の使用例の接続状態を示す図である。 図16のタイムチャートである。 設定の二重化を示すブロック図である。
符号の説明
1 セーフティドアスイッチ
2 非常停止スイッチ
3 単機能ユニット
4 高機能ユニット
5 増設ユニット
12 スライドスイッチ
13,92 ロータリスイッチ
17,18 第1,第2のCPU
31 瞬時用の安全出力回路
32 オフディレー用の安全出力回路
34 内部安全出力回路
85 DINレール
87 開口

Claims (3)

  1. 入力機器からの入力に基づいて、安全出力制御対象に安全出力を与えて機械設備の運転を制御するセーフティコントローラであって、
    前記安全出力として半導体出力を与える安全出力部と、
    設定操作される設定部と、
    前記入力機器からの前記入力および前記設定部の設定に基づいて、プログラムに従って前記安全出力を制御する制御部とを備え、
    前記設定部は、当該セーフティコントローラを所要箇所に取り付けた状態では、設定操作できないように設けられ、
    前記設定部は、該設定部における設定項目の少なくとも一部の設定項目の設定が可能な第1の設定部と、該第1の設定部と同一の設定項目の設定が可能な第2の設定部とを備え、
    前記制御部には、前記第1,第2の設定部からの設定出力が与えられ、前記制御部は、各設定出力を比較することを特徴とするセーフティコントローラ。
  2. 前記制御部は、前記第1,第2の各設定部からの設定出力が、個別的にそれぞれ与えられる第1,第2のCPUを備え、前記各CPUは、各設定出力を互いに比較する請求項1記載のセーフティコントローラ。
  3. 前記第2の設定部は、当該セーフティコントローラを所要箇所に取り付けた状態で、目視できるように設けられる請求項1または2記載のセーフティコントローラ。
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