JP2005165573A - 入力補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力された文字に対して変換が予測される変換候補を辞書から検索して表示する予測変換候補表示を行う場合に、全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数、及び全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているかを、ユーザに対して容易に認識させる。
【解決手段】 入力された文字から変換が予測される文字を、辞書から検索して表示部に表示すると共に、この表示部の余領域にスクロールバー21を表示する。このスクロールバー21は、全長が、上記検索された全変換候補数に対応する長さとなっており、「全変換候補数に対する、現在表示されている変換候補の表示数」に対応する長さの伸縮バー23が、その内部に表示される。また、伸縮バー23は、現在表示されている変換候補が、全変換候補のどの部分に相当するかを示すように、スクロールバー21上に表示される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば携帯電話機,PHS電話機(Personal Handyphone System)、或いはPDA装置(Personal Digital(Data) Assistants)等に設けて好適な入力補助装置に関する。
携帯メール等の文字入力時において、入力した文字の変換候補の表示例を図7(a)〜図7(c)に示す。
図7(a)は、表示画面の左下等の余領域に、例えば「2/10」等のように、「現在選択されている変換候補の番号/全体の変換候補数」を表示するものである。この図7(a)に示す例では、入力された文字に対する全体の変換候補数が10個存在し、そのうち、4個の変換候補が表示画面内に表示され、この4個の変換候補のうちの2番目の変換候補がカーソルCRで選択中であることを示している。
図7(b)は、表示画面の右端等に沿って、「表示領域の大きさ/全体の変換候補を表示した場合に相当する表示領域の大きさ」を示すスクロールバー100を表示するものである。このスクロールバー100は、全体の長さが、「入力された文字に対応する全部の変換候補を表示した場合に必要となる表示領域の大きさ」に相当する長さとなっており(固定長)、該スクロールバー100内に表示される移動バー101の長さが、「実際の表示領域の大きさ」に相当する長さとなっている。
なお、この図7(b)に示す表示例の場合、現在表示している変換候補よりも前段(前頁)に変換候補が存在する場合は、上記スクロールバー100の上領域に上方向の矢印102が表示され、また、現在表示している変換候補よりも後段(後頁)に変換候補が存在する場合は、上記スクロールバー100の下領域に下方向の矢印103が表示されるようになっている。
図7(c)は「予測変換候補」の表示例である。この予測変換候補の表示を行う携帯電話機は、予め記憶されているプリセット登録辞書の他、例えばユーザが「あ」の入力文字に対して「明日は」の文章を変換候補として登録する等のように、所望の文字を割り当てた変換候補の登録を行うユーザ登録辞書を有している。そして、この予測変換候補の表示を行う携帯電話機は、文字の入力がなされると、この入力された文字に対して予測される変換候補を、上記プリセット登録辞書及びユーザ登録辞書から検索し、これらを並べて表示するようになっている。
この図7(c)に示す表示例は、「あし」の入力文字に対して表示される変換候補の例を示しており、この「あし」の入力文字に対して予測される「あし(無変換)」、「明日」、「アジェンダ」、「明日は」、「味」・・・等の変換候補がそれぞれ表示されている。また、現在表示されている変換候補よりも前段(前頁)に変換候補が存在する場合は、表示画面の左下隅の余領域に上方向の矢印が表示され、また、現在表示している変換候補よりも後段(後頁)に変換候補が存在する場合は、上記左下隅の余領域に下方向の矢印105が表示されるようになっている。
なお、スクロールバーの表示制御に関する先行技術としては、以下の特許文献1或いは特許文献2に開示がなされている。
特開平8−31490公報 特開平9−237175公報
しかし、図7(a)に示した表示例では、「現在選択されている変換候補の番号/全体の変換候補数」を表示するようになっており、図7(b)に示した例では、「表示領域の大きさ/全体の変換候補を表示した場合に相当する表示領域の大きさ」を表示するようになっていたため、全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数が認識しづらいうえ、全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているかが認識しづらい問題があった。
また、通常の文字変換処理においては、入力された文字の文字数と、変換候補となる文字の文字数とは、そう大きくは変わらないのであるが、図7(c)を用いて説明した「予測変換候補」を用いる携帯電話機では、例えば「あし」の入力文字に対して「明日もよろしくお願いします。」等の長文を割り当てる等のように、ユーザが所望の文字に対して所望の変換候補を割り当てることができる。そして、各変換候補の表示は、このような自作された変換候補を含めたかたちで行われるため、前述の「全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数が認識しづらい問題」、及び「全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているかが認識しづらい問題」が、より顕著に現れていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数、及び全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているかを、ユーザに対して容易に認識させることが可能な入力補助装置の提供を目的とする。
本発明は、変換候補検索手段が、入力された文字の変換候補を辞書データベースから検索すると、総数検出手段及び表示数検出手段が、この変換候補検索手段で検索された変換候補の総数を検出すると共に、変換候補検索手段で検索された変換候補のうち、表示手段に表示する変換候補の数を検出する。比率検出手段は、上記変換候補の総数に対する、上記表示手段に表示する変換候補の数の比率を検出する。
そして、制御手段は、上記変換候補の総数に対応する固定長のスクロールバー本体を表示手段に表示すると共に、この固定長のスクロールバー本体に対して、上記比率検出手段で検出された上記表示手段に表示する変換候補の比率に相当する長さの伸縮バーを形成し、上記表示手段に表示する変換候補と、上記変換候補検索手段で検出された全体の変換候補との相対的な位置関係を示すように、上記伸縮バーを上記スクロールバー本体上に表示する。
本発明は、全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数、及び全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているかを、ユーザに対して容易に認識させることができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[第1の実施の形態]
[携帯電話機の構成]
この本発明の第1の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように無線基地局に対してデータの送受信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受信した音声を発音するスピーカ部3と、通話時にユーザの音声を集音するマイクロホン部4と、送受信した携帯メールの文字や送受信先の電話番号やメールアドレス等を表示する表示部5と、文字や電話番号等の入力操作を行う操作部6とを有している。
また、この携帯電話機は、所望の被写体を撮像するカメラ部7と、通信アプリケーションプログラム、Webブラウジングアプリケーションプログラム等の他、入力された文字の変換候補を表示する際等に参照されるプリセット登録辞書等が記憶されたROM8を有している。
また、この携帯電話機は、カメラ部7で撮像された動画像や静止画像が記憶される他、ユーザが所望の入力文字に割り当てた変換候補となる文字が登録されたユーザ登録辞書や、所定のWebサイトからダウンロードされた辞書であるダウンロード登録辞書等が記憶されたRAMを有している。
また、この携帯電話機は、制御ラインを介して通信回路2,表示部5,操作部6,カメラ部7,ROM8及びRAM9とそれぞれ相互に接続されると共に、データラインを介してスピーカ部3,マイクロホン部4,表示部5,カメラ部7,ROM8及びRAM9とそれぞれ相互に接続された、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部10を有している。
[スクロールバーの表示]
このような携帯電話機は、携帯メール等で文字入力を行う際に「予測変換候補表示」を行うのであるが、この際、表示画面の所定の余領域に、図2に示すように「全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数」を示すと共に、「全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているか」を示すスクロールバー21を表示することが特徴となっている。
このスクロールバー21は、スクロールバー本体22と、このスクロールバー本体22内に表示される伸縮バー23とで構成されている。スクロールバー本体22の全長は固定長で、入力された文字に対応する全部の変換候補に対応する長さを示すようになっている。また、伸縮バー23は、その表示位置で、「全体の変換候補のうち、現在、どの部分の変換候補が表示されているか」を示すようになっており、さらに、「全体の変換候補の数に対する、現在、表示されている変換候補の数」に応じて、その長さを伸縮するようになっている。
[スクロールバーの表示制御の流れ]
図3のフローチャートに、このようなスクロールバー21を表示するまでの流れを示す。このフローチャートは、ROM8に記憶されている表示アプリケーションプログラムに基づく主たる動作の流れを示したものであり、携帯メールの入力時等に、操作部6を介してユーザから所望の文字が入力され、その文字の変換指示がなされることでスタートとなる。
ステップS1では、制御部10が、ユーザから入力された文字に対応する変換候補を、ROM8に記憶されているプリセット登録辞書、及びRAM9に記憶されているユーザ登録辞書,ダウンロード登録辞書から検索し、全部の変換候補の「総数」を検出すると共に、各変換候補の表示配列順序を検討する。
次に、各変換候補には表示の優先順位を示す情報が付加されており、制御部10は、ステップS2において、各変換候補の優先順位と、表示画面に1度に表示できる情報量とに基づいて、表示を行う変換候補を決定する。
次に、ステップS3では、制御部10が、上記ステップS2で決定した変換候補のうち、先頭の変換候補が、上記ステップS1で検出された総数に相当する全部の変換候補のうち、どの位置の変換候補に相当するかを検出し、この検出結果に基づいて、伸縮バー23の表示開始座標を算出する。
すなわち、制御部10は、全ての変換候補に対して、上記優先順位に従って連番を付加した場合、今回表示を行う上記先頭の変換候補は、何番目に相当するかを検出することで、全ての変換候補に対する上記先頭の変換候補の相対的な位置関係を検出する。そして、この相対的な位置関係を表示すべく、伸縮バー23の表示開始位置を示す上記表示開始座標の算出を行う。
次に、制御部10は、ステップS4において、表示画面に表示可能な情報量と、各変換候補の情報量とに基づいて、表示を行う変換候補の数を算出し、ステップS5において、「高さ割合=表示を行う変換候補の表示数/変換候補の総数」の演算を行うことにより、伸縮バー23の長さを決定する(=スクロールバー本体22の全長にする、表示を行う変換候補の表示数に対応する伸縮バーの長さの比率(割合)を決定する)。
そして、ステップS6において、上記ステップS1及びステップS2で検出した各変換候補を表示部5に表示制御すると共に、上記ステップS3〜ステップS5で算出した、全部の変換候補の数に対する表示を行う変換候補の数及び相対位置を示すスクロールバー21を、図2に示すように表示部5に表示制御する。
また、制御部10は、現在表示している変換候補の後段(後頁)に変換候補が存在する場合は、図2に示すようにスクロールバー本体22の下端部近傍に下向きの矢印24を表示する。また、図示はしていないが、現在表示している変換候補の前段(前頁)に変換候補が存在する場合は、スクロールバー本体22の上端部近傍に上向きの矢印を表示する。
この図2は、ユーザから入力された「あし」との文字に対応する変換候補が表示された例を示している。この場合、この入力された文字がら予測される、「あし(無変換)」,「あした」,「明日」,「明日は」,「明日に」・・・等の各変換候補が表示されることとなる。また、この図2に示す例は、この「あし」との入力に対する変換候補の総数が「22個」であり、このうち、「1個目から13個目」の変換候補が表示されている例を示している。このため、スクロールバー本体22内の伸縮バー23は、表示開始位置が、スクロールバー本体22の上端近傍となり、長さは、この「13/22」の割合を示す長さとなっている。
なお、この例は、「1個目から13個目」の変換候補が表示されている例であるため、伸縮バー23の表示開始位置は、スクロールバー本体22の上端近傍となったが、例えば「5個目から12個目」の変換候補を表示する場合は、伸縮バー23の表示開始位置は、図2に示す伸縮バー23の表示開始位置よりも、やや下側となる。また、伸縮バー23の長さも、図2に示す伸縮バー23の長さよりも、若干短くなる。すなわち、途中部分の変換候補を表示する場合は、伸縮バー23の表示開始位置も変化し、また、その長さも表示されている変換候補の数に応じて変化する。
このように、予測変換表示を行った際に、全ての変換候補と現在表示している変換候補との相対的な位置関係を示すと共に、入力された文字に対応する変換候補の総数に対する現在表示している変換候補の数(上記表示数)を示すスクロールバー21を、各変換候補と共に表示部5に表示制御することにより、全ての変換候補に対する表示されている変換候補の相対的な位置関係、現在表示されている変換候補の数、及び残りの変換候補の数(表示されていない変換候補の数)等を、ユーザに対して感覚的に認識させることができる。このため、文字入力操作の操作性の向上に大きく貢献することができる。
次に、図3のフローチャートのステップS7では、制御部10が操作部6からの操作出力を監視することで、次の文字が入力されたか否かを判別する。そして、次の文字の入力が検出された場合は、該入力された文字に対応する変換候補を表示すべく、処理をステップS1に戻し、この新たに入力された文字に対応する変換候補を、上記各辞書から検出することとなる。
これに対して、次の文字の入力が検出されなかった場合、制御部10は、ステップS8において、操作部6の操作出力に基づいて、ユーザから次の変換候補の表示が指定されたか否かを判別する。
具体的には、現在表示されている変換候補の後頁に相当する変換候補の表示を指定する場合、ユーザは操作部6に設けられている十字キーのうち、下方向のキーを押圧操作する(回転操作ダイヤルを所定回り方向に回転操作させるようにしてもよい。)。制御部10は、この押圧操作を検出すると、該押圧操作がなされている時間に対応して、順次、新たな変換候補を上記各辞書から読み出して表示部5にスクロール表示すると共に、上述のステップS3〜ステップS6の処理を繰り返し実行することで、表示する伸縮バー23の表示位置及び長さを制御する。これにより、前述の操作に応じて新たな変換候補がスクロール表示されると共に、表示されている変換候補に応じて、伸縮バー23の表示位置や長さが変化することとなる。
[伸縮バーの長さの微調整]
一例ではあるが、スクロールバー本体22の長さが40ドット分の長さであり、変換候補の総数が50個であった場合、一つの変換候補を表示するのに使用できる伸縮バー23のドットは「0.8ドット」となる(40ドット÷50個=0.8ドット)。
このため、制御部10は、10個の変換候補を表示している場合には、0.8ドット×10個=8ドットの長さを有する伸縮バー23を表示制御する。同様に、11個の変換候補を表示している場合には、計算上、0.8ドット×11個=8.8ドットの長さとなるのであるが、この場合、制御部10は四捨五入の演算を行い9ドットを有する伸縮バー23を表示制御する。同様に、13個の変換候補を表示している場合には、計算上、0.8ドット×13個=10.4ドットの長さとなるのであるが、この場合、制御部10は四捨五入の演算を行い10ドットを有する伸縮バー23を表示制御する。
制御部10は、このように一つの変換候補に対応するドット量を算出し、四捨五入の演算を交えて、伸縮バー23の表示に必要なドット量を算出し、この算出されたドット量の伸縮バー23を、図4(a)に示すように前述の相対的な位置に表示する。
なお、この図4(a)には、2つの位置に、それぞれ表示長の異なる伸縮バー23が同時に図示されているが、これは、伸縮バー23の表示位置は、表示している変換候補の上記相対的な位置に応じて変化し、また、伸縮バー23の表示長は、表示している変換候補の表示数に応じて変化することを示しているものと理解されたい。このため、実際には、伸縮バー23は、前述の相対的な位置に、上記演算により算出された表示長のものが1つのみ表示されることとなる。
ここで、一つの変換候補に対応するドット量が1ドットよりも少ない量であった場合(例えば、0.8ドットや0.3ドットであった場合)において、表示する変換候補が1つ残ってしまった場合に、以下の不都合を生ずる。
すなわち、例えば計51個の変換候補のうち、現在、40個目〜50個目の変換候補が表示されており、1個のみ、表示していない変換候補が残ってしまった場合、1個の変換候補に割り当てられているドット量が例えば0.8ドットであるため、この残り1個の変換候補の存在をユーザに認識させることが困難となる(=0.8ドット分、余領域を設けて伸縮バー23を表示することは困難である。)。また、この場合に、伸縮バー23の表示に最終ドットを使用すると、ユーザに対して、残りの変換候補の存在を認識させることが困難となる。
このため、制御部10は、一つの変換候補に対応するドット量が1ドットよりも少ない量で、なおかつ、伸縮バー23の表示に最終ドットを使用することとなった場合、図3のフローチャートのステップS5において算出された伸縮バー23の長さを、図5のフローチャートに従って微調整する。
この図5のフローチャートは、一つの変換候補に対応するドット量が1ドットよりも少ない量の場合において、図3のフローチャートのステップS5で伸縮バー23の長さの算出が終了することでスタートとなる。
ステップS11では、制御部10が、この算出された伸縮バー23を表示することで、図4(b)に示すように最終ドットを使用して伸縮バー23が表示されることとなるか否かを判別する。最終ドットを使用することとならない場合は、図3のフローチャートのステップS6において、そのまま伸縮バー23の表示を行う。
次に、最終ドットを使用することとなる場合、制御部10は、ステップS12において、現在表示している変換候補の後段に、残りの変換候補が存在するか否かを判別する。残りの変換候補が存在しない場合は、ユーザに対して最後の変換候補が表示されていることを示すべく、制御部10は、図3のフローチャートのステップS6において、そのまま最終ドットを使用して伸縮バー23の表示を行う。
これに対して、残りの変換候補が存在する場合、制御部10は、ステップS13において、一つの変換候補に対応するドット量は0.8ドットなのであるが、最終ドットを使用しないで伸縮バー23を表示するように(=40ドット目を空けて伸縮バー23を表示するように)、該伸縮バー23の長さを微調整する。
これにより、図3のフローチャートのステップS6において、図4(b)に示すように、一つの変換候補に対応するドット量が1ドットに満たないにもかかわらず、最終ドットの1ドット分を空けたかたちで伸縮バー23を表示することができ、ユーザに対して残りの変換候補の存在を認識させることができる。
[第1の実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この第1の実施の形態の携帯電話機は、予測変換表示を行った際に、全ての変換候補と現在表示している変換候補との相対的な位置関係を示すと共に、入力された文字に対応する変換候補の総数に対する現在表示している変換候補の数(上記表示数)を示すスクロールバー21を、各変換候補と共に表示部5に表示制御することにより、全ての変換候補に対する表示されている変換候補の相対的な位置関係、現在表示されている変換候補の数、及び残りの変換候補の数(表示されていない変換候補の数)等を、ユーザに対して感覚的に認識させることができる。このため、文字入力操作の操作性の向上に大きく貢献することができる。
また、一つの変換候補に割り当てられたドット量が1ドットよりも少なく、伸縮バー23が最終ドットも使用して表示されるのであるが、表示していない残りの変換候補が存在する場合は、最終ドットを1ドット分空けて伸縮バー23を表示する。これにより、一つの変換候補に割り当てられたドット量が1ドットに満たない場合でも、残りの変換候補の存在を、ユーザに対して認識させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態となる携帯電話機の説明をする。この携帯電話機は、伸縮バー23に対して、変換候補の登録先となる辞書を示すカラーを付加したものである。なお、この点以外は、上述の第1の実施の形態と同様であるため、この第2の実施の形態の説明においては、上述の第1の実施の形態に対する差異の説明のみ行い、重複説明を省略することとする。
すなわち、この第2の実施の形態の携帯電話機では、例えば上記ユーザ登録辞書は「水色」、上記ダウンロード登録辞書は「ピンク色」、上記プリセット登録辞書は「オレンジ色」等のように各辞書に対して所定の色が割り当てられている。このため、制御部10は、上述の伸縮バー23を表示する際に、現在、表示している変換候補が登録されている辞書をそれぞれ検出する。そして、各変換候補の表示順に、該各変換候補に対応する辞書に割り当てられている色を付加して伸縮バー23を形成し、これを表示部5に表示制御する。
具体的には、例えば一つの変換候補に対して1ドット分の長さが割り当てられており、プリセット登録辞書に登録された5つの変換候補、ダウンロード登録辞書に登録された6つの変換候補、ユーザ登録辞書に登録された6つの変換候補の順に各変換候補が表示されている場合、制御部10は、図6に示すように、プリセット登録辞書に登録された5つの変換候補に対応して5ドット分をオレンジ色とし、ダウンロード登録辞書に登録された6つの変換候補に対応して、続く6ドット分をピンク色とし、ユーザ登録辞書に登録された6つの変換候補に対応して、続く6ドット分を水色とした伸縮バー23を、スクロールバー21に表示する。
また、制御部10は、図6に示すように、現在、表示している変換候補に対応する色は高輝度で表示し、スクロールバー21上の残りの変換候補に対応する部分は、該残りの変換候補の辞書に対応する色とすると共に低輝度で表示する。
さらに、制御部10は、図2に示すようにカーソルCRで選択中の変換候補に対応する伸縮バー23上の表示領域を、図6に示すように立体的に表示する。
このように伸縮バー23を表示することで、高輝度で表示された伸縮バー23と、該伸縮バー23以外の部分の割合で、全ての変換候補に対する、現在表示されている変換候補の位置関係や表示数を、ユーザに対して認識させることができる。また、現在表示されている各変換候補の登録先の辞書を、それぞれユーザに認識させることができる。
さらに、上記立体表示により、現在、カーソルで選択中の変換候補の位置関係や、登録先の辞書を、ユーザに対して認識させることができる。
[変形例]
上述の各実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、これは、PHS電話機(Personal Handyphone System)、或いはPDA装置(Personal Digital(Data) Assistants)等に設けてもよい。
最後に、上述の各実施の形態は、本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることを付け加えておく。
本発明を適用した第1の実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 第1の実施の形態の携帯電話機において、文字入力時に表示されるスクロールバーを示す模式図である。 第1の実施の形態の携帯電話機におけるスクロールバーの表示動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の携帯電話機におけるスクロールバーの表示長の微調整を説明するための図である。 上記スクロールバーの表示長の微調整動作の流れを示すフローチャートである。 本発明を適用した第2の実施の形態となる携帯電話機において表示されるスクロールバーを示す図である。 従来の携帯電話機における変換候補の表示例を説明するための図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 カメラ部、8 ROM、9 RAM、10 制御部、21 スクロールバー、22 スクロールバー本体、23 伸縮バー 24 下向きの矢印の画像

Claims (4)

  1. 入力された文字の変換候補を辞書データベースから検索する変換候補検索手段と、
    上記変換候補検索手段で検索された変換候補の総数を検出する総数検出手段と、
    上記変換候補検索手段で検索された変換候補のうち、表示手段に表示する変換候補の数を検出する表示数検出手段と、
    上記変換候補の総数に対する、上記表示手段に表示する変換候補の数の比率を検出する比率検出手段と、
    上記変換候補の総数に対応する固定長のスクロールバー本体を表示手段に表示すると共に、この固定長のスクロールバー本体に対して、上記比率検出手段で検出された上記表示手段に表示する変換候補の比率に相当する長さの伸縮バーを形成し、上記表示手段に表示する変換候補と、上記変換候補検索手段で検出された全体の変換候補との相対的な位置関係を示すように、上記伸縮バーを上記スクロールバー本体上に表示する制御手段と
    を有する入力補助装置。
  2. 請求項1記載の入力補助装置であって、
    上記制御手段は、上記スクロールバー本体の最後の表示領域を使用して伸縮バーの表示を行う際に、表示がなされていない残りの変換候補が存在する場合、少なくとも、上記最後の表示領域を空けて上記伸縮バーが表示されるように、該伸縮バーの長さを微調整すること
    を特徴とする入力補助装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の入力補助装置であって、
    上記各変換候補が登録されている辞書の種類に応じて所定の色が割り当てられており、
    上記制御手段は、上記表示手段に表示する各変換候補が登録されている上記辞書の種類に対応する色を検出し、この検出結果に基づいて、各変換候補毎に色分けされた上記伸縮バーを形成して表示すること
    を特徴とする入力補助装置。
  4. 請求項3記載の入力補助装置であって、
    上記制御手段は、選択されている変換候補に対応する上記伸縮バー上の部分を立体的に表示すること
    を特徴とする入力補助装置。
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