JP2003015805A - 携帯端末、及びその文字入力方法 - Google Patents

携帯端末、及びその文字入力方法

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JP2003015805A
JP2003015805A JP2001195482A JP2001195482A JP2003015805A JP 2003015805 A JP2003015805 A JP 2003015805A JP 2001195482 A JP2001195482 A JP 2001195482A JP 2001195482 A JP2001195482 A JP 2001195482A JP 2003015805 A JP2003015805 A JP 2003015805A
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character
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button
buttons
mode
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JP2001195482A
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Yuji Toramatsu
雄士 寅松
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NEC Aerospace Systems Ltd
Original Assignee
NEC Aerospace Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ひらがな、カタカナ入力においてボタン操作回
数を減らす。 【解決手段】0,…,9,*,#の12個の各番号ボタ
ンに対し、ひらがな、カタカナ及びそれらの濁音、撥音
等の各種入力文字種別モードごとに、中央,左,右,
上,及び下の各方向ボタンの個数(5)を最大文字数と
した入力候補文字セットをそれぞれ割り当ててある。あ
る番号ボタンが押されると、1回目なら前回の入力文字
決定時に設定された入力文字種別モードのままとし、2
回目以降ならば、あらかじめ決められた順序に従い入力
文字種別モードを順次切替え、該当する入力候補文字セ
ットを画面表示する。このとき、ある方向ボタンが押下
されると、入力候補文字セット中の対応する1文字を入
力文字として決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯端末、及びその
文字入力方法に関し、特に文字情報を入力するための複
数の番号ボタンと、文字情報を画面表示する表示手段
と、画面表示されたメニューの選択移動方向を指定する
ための複数の方向ボタンとを備えた携帯端末と、その文
字入力方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ通信可能な携帯電話機等の
携帯端末によるメール交換、ホームページアクセスが本
格化してきている。しかしユーザーが文書作成を行う際
のボタン操作回数が多いため、パソコンに比べ多大な労
力と時間を要する。この結果、メール文書の内容は必要
最低限の情報に留まり、ホームページは極力文字入力を
行わなくて済むページ構成を要求されるのが現状となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】文字入力時のボタン操
作回数が多い理由として以下の点が挙げられる。第1
に、文字グループを選択するために番号ボタンを押下し
た後、その中から1文字抽出するために、多い時で5回
ボタン操作を行わなければならない。例えば「お」を入
力するとき、まず「あ」から始めて、次に「い」、
「う」、「え」と順番に切り替え、最後に「お」とする
ことができる(図7参照)。第2に、日本語の濁音、撥
音、小文字(ゃ、ぁ、っ等)、数字、英語大文字と小文
字などの各種文字種別の入力モード変換を行うために
は、その都度、その時操作を行っている番号ボタンとは
別に用意された入力モード切替ボタンを押下しなければ
ならず、ユーザのボタン操作の迅速化を阻む要因となっ
ている。
【0004】本発明の目的は、ひらがな、カタカナ入力
において、ボタン操作回数を減らすことができる携帯端
末、及びその文字入力方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
携帯端末は、文字情報を入力するための複数の番号ボタ
ンと、文字情報を画面表示する表示手段と、画面表示さ
れたメニューの選択移動方向を指定するための複数の方
向ボタンとを備えた携帯端末において、入力文字種別モ
ードごとに前記複数の方向ボタンの個数を最大文字数と
した互いに異なる入力候補文字セットがそれぞれ割り当
てられた前記複数の番号ボタンと、前記入力候補文字セ
ットごとの各文字がそれぞれ割り当てられた前記複数の
方向ボタンと、前記複数の番号ボタンのうち押下された
番号ボタンと、その押下回数とに応じて入力文字種別モ
ードを順次切替え該当する入力候補文字セットを選択
し、前記複数の方向ボタンのうち押下された方向ボタン
に応じて前記選択された入力候補文字セット中の1文字
を入力文字として決定する入力文字管理手段とを備え
る。
【0006】本発明の請求項2に係る携帯端末は、請求
項1に係る携帯端末において、前記表示手段が、文字情
報を表示する画面領域として、候補表示画面領域と結果
表示画面領域とを有し、前記入力文字管理手段が、前記
番号ボタンにより選択された入力候補文字セットをその
各文字の表示配置がそれぞれ対応付けられた前記方向ボ
タンの実装配置と同様となるようにして前記候補表示画
面領域に表示させる候補表示制御手段と、前記方向ボタ
ンにより決定された1文字を前記結果表示画面領域に表
示させる結果表示制御手段とを備える。
【0007】本発明の請求項3に係る携帯端末は、請求
項1に係る携帯端末において、前記複数の方向ボタン
が、移動方向として、中央,左,右,上,及び下の各移
動方向にそれぞれと対応付けられた5個の方向ボタンか
ら成り、前記複数の番号ボタンが、通信網に対するダイ
ヤル発信に用いられる0乃至9の各数字と、*及び#の
各記号とにそれぞれ対応付けられた12個の番号ボタン
から成り、ひらがな,ひらがな濁音,ひらがな撥音,カ
タカナ,カタカナ濁音,カタカナ撥音,英字大文字,英
字小文字,及び数字の各入力文字種別モードのうち、1
文字乃至5文字の入力候補文字が割り当てられた入力文
字種別モードがそれぞれ割り当てられている構成であ
る。
【0008】本発明の請求項4に係る携帯端末は、請求
項1に係る携帯端末において、前記入力文字管理手段
が、前記複数の番号ボタンの各々ごとに前回の入力文字
決定時以降の押下回数を判定し、1回目なら前回の入力
文字決定時に設定された入力文字種別モードのままと
し、2回目以降ならば、あらかじめ決められた順序に従
い入力文字種別モードを順次切替える構成である。
【0009】本発明の請求項5に係る携帯端末は、請求
項1に係る携帯端末において、前記複数の番号ボタン
と、前記複数の方向ボタンとが、それぞれ右手及び左手
の別々の手により同時に操作可能な位置に実装されてい
る構成である。
【0010】本発明の請求項6に係る文字入力方法は、
文字情報を入力するための複数の番号ボタンと、文字情
報を画面表示する表示手段と、画面表示されたメニュー
の選択移動方向を指定するための複数の方向ボタンとを
備えた携帯端末の文字入力方法において、前記複数の番
号ボタンの各々に、入力文字種別モードごとに前記複数
の方向ボタンの個数を最大文字数とした互いに異なる入
力候補文字セットをそれぞれ割り当て、前記複数の方向
ボタンの各々に、前記入力候補文字セットごとの各文字
をそれぞれ割り当てておき、前記複数の番号ボタンのう
ち押下された番号ボタンと、その押下回数とに応じて入
力文字種別モードを順次切替え該当する入力候補文字セ
ットを選択し、前記複数の方向ボタンのうち押下された
方向ボタンに応じて前記選択された入力候補文字セット
中の1文字を入力文字として決定する工程を有する。
【0011】本発明の請求項7に係る文字入力方法は、
請求項6に係る文字入力方法において、前記番号ボタン
により選択された入力候補文字セットをその各文字の表
示配置がそれぞれ対応付けられた前記方向ボタンの実装
配置と同様となるようにして画面表示させる工程を有す
る。
【0012】本発明の請求項8に係る文字入力方法は、
請求項6に係る文字入力方法において、前記複数の番号
ボタンの各々ごとに前回の入力文字決定時以降の押下回
数を判定し、1回目なら前回の入力文字決定時に設定さ
れた入力文字種別モードのままとし、2回目以降なら
ば、あらかじめ決められた順序に従い入力文字種別モー
ドを順次切替える工程を有する。
【0013】本発明の請求項9に係る文字入力方法は、
請求項8に係る文字入力方法において、入力文字決定時
の入力文字種別モードが、ひらがな濁音モード及びひら
がな撥音モードのときは、ひらがなモードに、カタカナ
濁音モード及びカタカナ撥音モードのときは、カタカナ
モードにそれぞれ直しておく工程を有する。
【0014】本発明の請求項10に係る文字入力方法
は、請求項8に係る文字入力方法において、入力文字決
定時に入力文字種別モードをあらかじめ設定したモード
に直しておく工程を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】まず本発明の概要を説明する。本
発明の携帯端末は、移動通信網及びインターネットを介
してデータ通信可能な携帯端末(携帯電話端末も可)で
あり、従来の携帯端末が備えるものと同様の、数字を含
む文字情報を入力するための番号ボタンと、番号ボタン
から入力された情報や移動通信網から受信した情報など
の文字や図形、メニュー情報を画面表示する表示器と、
表示器画面に表示されたメニューの選択移動方向や決定
を指示するための方向ボタンとを備えている。しかし本
発明の携帯端末が従来のそれと異なる点は、文字入力操
作回数を減らすために、「1」、「2」、…、「9」、
「0」、「#」、「*」の各番号ボタンに文字種別ごと
に複数文字を1セットとした入力候補選択・入力モード
選択機能を有し、「中央」、「左」、「右」、「上」、
「下」の各方向ボタンに1セット中の1文字を決定する
最終文字決定機能を有している点である。
【0016】本発明の携帯端末は、ユーザー(使用者)
が容易に操作、視認できるように、番号ボタン、方向ボ
タン、候補表示画面、結果表示画面を実装配置し、予め
設定された組合せにしたがって、各番号ボタンに方向ボ
タンの個数分の最大5文字からなる入力候補文字セット
(以下、文字セットと略記)を入力文字種別モード(以
下、入力モードと略記)ごとに割り当ててある。ここで
文字セットの各文字は、その並び順に従い、それぞれ方
向ボタンの各方向に割り当てられる。文字入力操作は、
まず入力文字が割り当てられている番号ボタンを押下
し、入力したい文字を含む文字セットを候補表示画面に
表示する。ここで入力モード切替を行う場合は、入力し
たいモードになるまで同じ番号ボタンを押下する。次に
入力文字が割り当てられている方向ボタンを押下し、結
果表示画面に表示させる。
【0017】以上のようにして文字入力操作は、入力モ
ード切替えがない場合は全ての文字をボタン押下2回で
決定できる。また入力モード切替えを行う場合は同じ番
号ボタンを押下するだけでよく、別途用意された入力モ
ード切替ボタンを押す必要がない。
【0018】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態の携帯端末の
概略外観を示す外観構成図、図2はその内部構成を示す
ブロック構成図であり、本発明に関わる部分のみを示し
ている。図1,2を参照すると本例の携帯端末は移動通
信システムに用いられるデータ通信可能な携帯端末であ
り、ユーザーによるダイヤル番号や文字情報の入力操作
やメニュー選択操作を受け付ける番号ボタン部10及び
方向ボタン部20と、ユーザーへの文字情報、図形情報
の表示を表示器(液晶表示器)上の候補表示画面41及
び結果表示画面42として行う表示部40と、番号ボタ
ン部10及び方向ボタン部20からの入力情報に応じて
候補表示画面41及び結果表示画面42に出力情報を表
示させる入力文字管理部30を備えている。
【0020】携帯端末はその他に、移動通信システムの
基地局との間でアンテナを介して無線信号を送受信して
発信及び着信処理を行い、入力文字管理部30の入力情
報を送信し、受信情報を表示部40に表示させる機能を
有している。また、本発明を携帯電話端末に適用する場
合は、さらに音声情報の送話、受話を行う機能を有する
ことになる。ただし、これら携帯端末としてのデータ通
信機能、電話通信機能は周知の技術で実現可能であり、
本発明と直接関係ないので詳細説明は省略する。
【0021】方向ボタン部20は、画面表示されたメニ
ュー(選択肢)の選択移動方向(カーソル移動方向)を
指定するための5個の方向ボタン(方向ボタン中央,方
向ボタン左,方向ボタン右,方向ボタン上,方向ボタン
下)を有している。また、ユーザーによりどの方向ボタ
ンが押されたか(すなわち押された方向ボタンのボタン
方向(中央〜下のいずれか))を入力文字管理部30へ
通知するボタン方向通知手段201を有している。
【0022】番号ボタン部10は、「数字」,「ひらが
な」,「カタカナ」,「英大文字」,「英小文字」等の
各種文字が、方向ボタン部20の方向ボタンの個数(こ
の場合、5つ)を最大文字数とする文字セット単位に割
り当てられた12個の番号ボタン(ボタン1,ボタン
2,ボタン3,ボタン4,ボタン5,ボタン6,ボタン
7,ボタン8,ボタン9,ボタン0,ボタン*,ボタン
#)を有している。また、ユーザーによりどの番号ボタ
ンが押されたか(すなわち押された番号ボタンのボタン
番号(1〜#のいずれか))を入力文字管理部30へ通
知するボタン番号通知手段101を有している。
【0023】図3は、各番号ボタン1〜#にどのような
文字セットが割り当てられているかを示す図である。文
字セットを識別する入力モードは、番号ボタン部10か
らの通知を受ける入力文字管理部30が制御しており、
当該番号ボタンを連続して2回以上押すことにより順次
切替えることができる。1回のみ押した場合は、前回入
力時(入力終了時)と同じ入力モードとなるが、あるい
は予め設定した入力モードとなるようにすることもでき
る。このようにして入力候補として設定されたある文字
セット(5文字)のうち、実際にどの文字を入力するか
は、方向ボタン(中央(・),左(←),右(→),上
(↑),下(↓))により選択することができる。
【0024】例えばボタン6は、入力モードが数字モー
ドのときは「6」、ひらがなモードのときは「は,ひ,
ふ,へ,ほ」、カタカナモードのときは「ハ,ヒ,フ,
ヘ,ホ」、英語大(大文字)モードのときは「P,Q,
R」、英語小(小文字)モードのときは「p,q,
r」、ひらがな濁音モードのときは「ば,び,ぶ,べ,
ぼ」、カタカナ濁音モードのときは「バ,ビ,ブ,ベ,
ボ」、ひらがな撥撥音モードのときは「ぱ,ぴ,ぷ,
ぺ,ぽ」、カタカナ撥音モードのときは「パ,ピ,プ,
ペ,ポ」を入力候補とする。またボタン6は、入力モー
ドの概略を示す情報として、「6,は,P,Q,R」
が、トップ部分に表記されている。
【0025】その他のボタンについても同様である。た
だし、濁音や撥音のないものは、当然、その入力モード
は存在しない。濁音のあるものは、ボタン2,3,4,
6だけであり、撥音のあるものはボタン6だけである。
また、ボタン*及びボタン#のひらがな及びカタカナは
それぞれ小文字である。
【0026】図4は、各番号ボタン1〜#を押す度に入
力モードがどのように切り替わっていくかを示す図であ
る。なお、濁音、撥音をそれぞれ濁、撥と略している。
例えばボタン6において、前回の入力モードがひらがな
モードの場合、1回押すと前回と同じひらがなモード
(記号あ)となる。この状態でもう1回押すとひらがな
濁モード(記号が)となる。さらに押すとひらがな撥モ
ード(記号ぱ)となる。以後、1回押すごとに、カタカ
ナモード(記号ア)、カタカナ濁モード(記号ガ)、カ
タカナ撥モード(記号パ)、英語大モード(記号A)、
英語小モード(記号a)、数字モード(記号1)と順次
切り替わり、さらにひらがなモードに戻って上記変化を
繰り返す。その他のボタンについても同様である。ただ
し、濁音や撥音のないものは、その入力モードはスキッ
プ(省略)される。
【0027】入力文字管理部30は、番号ボタン部10
から、どの番号ボタンが、何回押されたかの通知を受
け、対応する入力モード及び文字セットを判定し、候補
表示制御手段301により表示部40を制御し、該当す
る文字セットを候補表示画面41に表示させる。候補表
示画面41上の文字セットの各文字の表示位置の配置
は、各文字がそれぞれ対応付けられた方向ボタンの実装
の配置と同様とし、ユーザの方向ボタンによる選択を容
易としている。例えば図1に示すように、ボタン2のひ
らがなモードのとき、「か」が「中央」、「き」が
「左」、「く」が「右」、「け」が「上」、「こ」が
「下」に表示される。またこのとき、入力文字管理部3
0は、方向ボタン部20から、どの方向ボタンが押され
たかの通知を受けると、候補表示画面41に表示させて
いる文字セット中の対応する1文字を判定し、結果表示
制御手段302により表示部40を制御し、該当する文
字を結果表示画面42に表示させる。
【0028】表示部40は、液晶表示器(LCD)を有
しており、表示器の画面表示領域を、候補表示画面41
の領域と結果表示画面42の領域とに分け、それぞれ該
当する文字を表示する。
【0029】なお、移動通信システムからの受信情報な
どその他の情報を表示するときは、表示部40の画面構
成を変えることができる。またそのとき、入力文字管理
部30で判定する方向ボタン部20の各方向ボタン(中
央,左,右,上,下)の対応も表示情報に合わせたもの
となる。例えば、メニューの選択を行う場合、上位階層
への移動を方向ボタン左(あるいは上)、下位階層への
移動を方向ボタン右(あるいは下)、同一階層の前進を
方向ボタン上(あるいは右)、同一階層の後進を方向ボ
タン下(あるいは左)、決定を方向ボタン中央、という
ようにそれぞれ割り当てることができる。
【0030】次に、図5のフローチャートも併せ参照し
て、本例の携帯端末の動作について詳しく説明する。
【0031】まずユーザーが入力したい文字(例えば、
「ぱ」)に応じて、番号ボタン部10の各番号ボタン1
〜#のうち入力文字が割り当てられている番号ボタン
(「ぱ」の場合、ボタン6)を、ボタン表記名
(「は」)を参考に押下する(ステップA1)。
【0032】番号ボタン部10のボタン番号通知手段1
01は、押下された番号ボタンのボタン番号(この場
合、“6”)を入力文字管理部30に通知する(ステッ
プA2)。
【0033】入力文字管理部30は、現在(前回入力終
了時)の入力モード(例えば、ひらがなモード)と、通
知されたボタン番号(“6”)とから特定文字セット
(この場合、「は〜ほ」)を決定し、候補表示制御手段
301より表示部40に出力し候補表示画面41に表示
させる(ステップA3,A5)。
【0034】ここでユーザーは候補表示画面41に表示
された文字セット中に所望の入力文字があるか判断し
(ステップA6)、入力文字が存在しない場合にはステ
ップA1の処理に戻り、入力文字が存在する場合には後
述のステップA7の処理に進む。
【0035】ステップA1の処理で同一の番号ボタンが
2回目以降続けて押下された場合は(ステップA3のい
いえ側)、入力文字管理部30は、図4に示す入力モー
ド切替表にしたがって入力モードを1回ずつ順次切り替
え(ステップA4)、新たな文字セットを候補表示画面
41に表示させる(ステップA5)。
【0036】本例の場合、番号ボタン6の押下2回目に
ひらがな濁音モードとなり、「ば〜ぼ」が表示され、3
回目にひらがな撥音モードとなり、「ぱ〜ぽ」が表示さ
れ、この中に目的の「ぱ」が含まれる状態となる(ステ
ップA6のはい側)。
【0037】ステップA6の処理で、入力文字が存在す
る場合は、ユーザーが候補表示画面41の表示内容を参
考に、方向ボタン部20の該当する方向ボタンのいずれ
か(この場合、“中央”)を押下する(ステップA
7)。
【0038】方向ボタン部20のボタン方向通知手段2
01は、押下された方向ボタンのボタン方向(“中
央”)を入力文字管理部30に通知する(ステップA
8)。
【0039】入力文字管理部30は、ボタン方向(“中
央”)、ボタン番号(“6”)、入力モード(ひらがな
撥モード)をもとに最終出力文字(「ぱ」)を決定し、
結果表示制御手段302より表示部40に出力し、結果
表示画面42に表示させる(ステップA9)。
【0040】最後に入力文字管理部30は、該当する番
号ボタンの入力モードがひらがなの濁音、撥音モード、
又はカタカナの濁音、撥音モードになっている場合は、
それぞれひらがなモード、カタカナモードに戻す。その
他のモードのときは、そのままとする(ステップA1
0)。上述の例において、ボタン6がひらがな撥音モー
ドのときに最終出力文字が決定された場合、次回、ボタ
ン6を押すとひらがなモードで起動することになる。
【0041】なお、入力文字管理部30に予め設定して
おくことにより、ステップA10の処理を省略すること
ができる。上述の例において、ボタン6がひらがな撥音
モードのときに最終出力文字が決定された場合、次回、
ボタン6を押すとひらがな撥音モードで起動することに
なる。また、入力文字管理部30に予め設定しておく内
容を変えて、ステップA10の処理で特定のモード(例
えば、数字モード)に必ず戻るようにすることもでき
る。すなわち、上述の例において、ボタン6がひらがな
撥音モードのときに最終出力文字が決定された場合で
も、次回、ボタン6を押すと数字モードで起動すること
になる。
【0042】このように本発明では、番号ボタンにより
選択した文字セット5文字からの1文字抽出に、方向ボ
タンを用いることでボタン操作回数を1回に抑えている
ので、ひらがな、カタカナ入力においてボタン操作回数
を減らすことができる。表1はひらがな入力における従
来技術とのボタン操作回数の比較を表しているが、どの
文字に対してもおよそ30%減らせることを示してい
る。これはカタカナ入力についても同様のことが言え
る。
【0043】
【表1】
【0044】次に、本発明の他の実施の形態例を図6を
用いて説明する。ただし文字セット割り当て、構成、動
作に関しては、先に記述した実施の形態例と同等のもの
とし、ボタン配置の外観構成のみ図1に示す例と異なる
ものとする。
【0045】本発明では、番号ボタン操作、方向ボタン
操作を組み合わせることでユーザーによるボタン操作回
数の低減、操作性の向上を図っている。このため番号ボ
タン、方向ボタンの配置の仕方によって文字入力速度が
変化する。図6に示す例では、番号ボタンと方向ボタン
とを左右に分離することで、片方の手で番号ボタン押
下、もう片方の手で方向ボタン押下を行うことが可能に
なり、より高速に文字入力作業を行うことができる。
【0046】なお、上述したいずれの実施の形態例で
は、携帯端末に通信機能があるものとしたが、本発明は
これに限定されず、通信機能が無く文字情報の入力及び
表示を行なうだけの携帯端末にも適用できることは明白
である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、番
号ボタンにより5文字単位の文字セットを選択し、方向
ボタンにより選択した文字セットから1文字抽出を行な
うので、ひらがな、カタカナ入力においてボタン操作回
数を減らすことができる。また、すべての番号ボタンで
入力モード切替ができるためで、他の入力モード切替を
行う際は候補表示画面を参考に同じ番号ボタンを押下
し、該当する入力モードに設定すればよいので、日本語
の濁音、撥音、小文字(ゃ、ぁ、っ等)、数字、英語大
文字と小文字などの入力モード切替を行う際に、別途用
意した入力モード切替ボタンを用いなくて済むようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の外観構成例を示す図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】各番号ボタンに割り当てられた文字セットを示
す図である。
【図4】各番号ボタンにおける入力モードの切り替わり
の様子を示す図である。
【図5】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態例の外観構成を示す図
である。
【図7】従来技術による文字選択の様子を説明するため
の図である。
【符号の説明】
10 番号ボタン部 20 方向ボタン部 30 入力文字管理部 40 表示部 41 候補表示画面 42 結果表示画面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報を入力するための複数の番号ボ
    タンと、文字情報を画面表示する表示手段と、画面表示
    されたメニューの選択移動方向を指定するための複数の
    方向ボタンとを備えた携帯端末において、 入力文字種別モードごとに前記複数の方向ボタンの個数
    を最大文字数とした互いに異なる入力候補文字セットが
    それぞれ割り当てられた前記複数の番号ボタンと、 前記入力候補文字セットごとの各文字がそれぞれ割り当
    てられた前記複数の方向ボタンと、 前記複数の番号ボタンのうち押下された番号ボタンと、
    その押下回数とに応じて入力文字種別モードを順次切替
    え該当する入力候補文字セットを選択し、前記複数の方
    向ボタンのうち押下された方向ボタンに応じて前記選択
    された入力候補文字セット中の1文字を入力文字として
    決定する入力文字管理手段とを備えることを特徴とする
    携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が、文字情報を表示する画
    面領域として、候補表示画面領域と結果表示画面領域と
    を有し、前記入力文字管理手段が、前記番号ボタンによ
    り選択された入力候補文字セットをその各文字の表示配
    置がそれぞれ対応付けられた前記方向ボタンの実装配置
    と同様となるようにして前記候補表示画面領域に表示さ
    せる候補表示制御手段と、前記方向ボタンにより決定さ
    れた1文字を前記結果表示画面領域に表示させる結果表
    示制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記複数の方向ボタンが、移動方向とし
    て、中央,左,右,上,及び下の各移動方向にそれぞれ
    と対応付けられた5個の方向ボタンから成り、前記複数
    の番号ボタンが、通信網に対するダイヤル発信に用いら
    れる0乃至9の各数字と、*及び#の各記号とにそれぞ
    れ対応付けられた12個の番号ボタンから成り、ひらが
    な,ひらがな濁音,ひらがな撥音,カタカナ,カタカナ
    濁音,カタカナ撥音,英字大文字,英字小文字,及び数
    字の各入力文字種別モードのうち、1文字乃至5文字の
    入力候補文字が割り当てられた入力文字種別モードがそ
    れぞれ割り当てられていることを特徴とする請求項1記
    載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記入力文字管理手段が、前記複数の番
    号ボタンの各々ごとに前回の入力文字決定時以降の押下
    回数を判定し、1回目なら前回の入力文字決定時に設定
    された入力文字種別モードのままとし、2回目以降なら
    ば、あらかじめ決められた順序に従い入力文字種別モー
    ドを順次切替えることを特徴とする請求項1記載の携帯
    端末。
  5. 【請求項5】 前記複数の番号ボタンと、前記複数の方
    向ボタンとが、それぞれ右手及び左手の別々の手により
    同時に操作可能な位置に実装されていることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 文字情報を入力するための複数の番号ボ
    タンと、文字情報を画面表示する表示手段と、画面表示
    されたメニューの選択移動方向を指定するための複数の
    方向ボタンとを備えた携帯端末の文字入力方法におい
    て、 前記複数の番号ボタンの各々に、入力文字種別モードご
    とに前記複数の方向ボタンの個数を最大文字数とした互
    いに異なる入力候補文字セットをそれぞれ割り当て、前
    記複数の方向ボタンの各々に、前記入力候補文字セット
    ごとの各文字をそれぞれ割り当てておき、 前記複数の番号ボタンのうち押下された番号ボタンと、
    その押下回数とに応じて入力文字種別モードを順次切替
    え該当する入力候補文字セットを選択し、前記複数の方
    向ボタンのうち押下された方向ボタンに応じて前記選択
    された入力候補文字セット中の1文字を入力文字として
    決定することを特徴とする文字入力方法。
  7. 【請求項7】 前記番号ボタンにより選択された入力候
    補文字セットをその各文字の表示配置がそれぞれ対応付
    けられた前記方向ボタンの実装配置と同様となるように
    して画面表示させることを特徴とする請求項6記載の文
    字入力方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の番号ボタンの各々ごとに前回
    の入力文字決定時以降の押下回数を判定し、1回目なら
    前回の入力文字決定時に設定された入力文字種別モード
    のままとし、2回目以降ならば、あらかじめ決められた
    順序に従い入力文字種別モードを順次切替えることを特
    徴とする請求項6記載の文字入力方法。
  9. 【請求項9】 入力文字決定時の入力文字種別モード
    が、ひらがな濁音モード及びひらがな撥音モードのとき
    は、ひらがなモードに、カタカナ濁音モード及びカタカ
    ナ撥音モードのときは、カタカナモードにそれぞれ直し
    ておくことを特徴とする請求項8記載の文字入力方法。
  10. 【請求項10】 入力文字決定時に入力文字種別モード
    をあらかじめ設定したモードに直しておくことを特徴と
    する請求項8記載の文字入力方法。
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