JP2005165379A - 定電圧電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリーズレギュレータ型の定電圧電源回路における電源立ち上げ時のオーバーシュートを防止する。
【解決手段】出力電圧を分圧した帰還電圧と基準電圧との差を誤差増幅器で増幅し、その出力で出力トランジスタを制御して出力電圧を一定値に制御するシリーズレギュレータ型の定電圧電源回路において、基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて誤差増幅器に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流定電圧を出力するシリーズレギュレータ型の定電圧電源回路に関し、特に電源投入直後における出力電圧のオーバーシュートを防止する技術に関する。
従来より車載用の電子制御装置に用いられる定電圧電源回路には、クランキングなどによりバッテリーの電圧が一時的に低下した場合においてもその出力電圧が低下しないように、出力段にPNPトランジスタを採用したシリーズレギュレータ型の定電圧電源回路が多く用いられている。
図11は、このような定電圧電源回路の従来回路の例である。スイッチSW1がONされるとバッテリーB1の電圧Vbが定電圧電源回路1の電源入力端子Ni−Ng間に印加される。プラス側電源入力端子Niとプラス側出力端子Noとの間にはPNPトランジスタTr1が接続されており、その内部抵抗を変化させることにより出力端子No−Ng間に現れる出力電圧Voを一定値に制御する方式の回路である。トランジスタTr1の内部抵抗は、そのベース電流を調整することで制御される。出力電圧Voを抵抗R1、R2で分圧した帰還電圧Vfと基準電圧生成回路2で生成された基準電圧Vrefとが誤差増幅器OP1に入力され、その差が増幅されて出力に現れる。その出力電圧はNPNトランジスタTr2と抵抗R3とからなるエミッタフォロワ回路により電圧−電流変換され、変換された出力電流でトランジスタTr1のベースが駆動される。
帰還電圧Vfが増加方向に変化するとトランジスタTr1のベース電流が減少してその内部抵抗が増加し、減少方向に変化すると内部抵抗が増加するように極性が合わされている。このような帰還制御により帰還電圧Vfは基準電圧Vrefと一致し、出力電圧Voは定常状態においては定常値 Vref・(R1+R2)/R2に等しくなる。
しかしこの回路方式の場合、スイッチSW1をONして電源を立ち上げた以降、出力電圧Voは0Vから出発して単調増加して定常値に達するとは限らず、定常値に落ち着く前にオーバーシュートを生ずることが多い。このオーバーシュートの発生の有無、オーバーシュートの程度は、誤差増幅器OP1の電圧増幅率、抵抗R1とR2による分圧比、トランジスタTr2と抵抗R3による電流−電流変換比、トランジスタTr1と抵抗R4からなる出力段回路の電流増幅率、トランジスタTr1のコレクタから見た負荷回路における電流−電圧変換比により影響される。そして、一般にこれらの値が大きな程、またそれらの増幅、変換過程における位相遅れと呼ばれる応答遅れ、時間遅れが大きい程オーバーシュートが生じやすく、生じるオーバーシュートは大きくなる。
このことから、誤差増幅器OP1の電圧増幅率や出力段回路の電流増幅率を小さくすればオーバーシュートを防止できるが、それらの増幅率を小さくすると定常状態における出力電圧Voとその目標値との偏差(定常偏差)が大きくなってしまう。
特願2002−204371号
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、その課題は、シリーズレギュレータ型の定電圧電源回路における電源立ち上げ時のオーバーシュートを、定常偏差を大きくすることなく防止することにある。
前記課題を達成するための請求項1に記載の発明は、出力電圧を分圧した帰還電圧と基準電圧との差を誤差増幅器で増幅し、その出力で出力トランジスタを制御して該出力電圧を一定値に制御するシリーズレギュレータ型の定電圧電源回路であって、前記基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて前記誤差増幅器に供給するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような定電圧電源回路によれば、帰還電圧と基準電圧との差が小さい状態のまま出力電圧が定常値近くまで上昇するため、基準電圧が最終値に到達した後の出力電圧にオーバーシュートが生じにくくなる効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間に定電流源とコンデンサとを定電流源をプラス側電源入力端子側にして直列に接続し、誤差増幅器としてコンデンサの充電電圧と基準電圧の何れか低い方の電圧と帰還電圧との差を増幅する3入力誤差増幅器を用い、コンデンサは電源入力端子間の電圧が所定値以下の場合には両端が短絡、所定値以上の場合には開放されるように構成したことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような定電圧電源回路によれば、電源投入後の暫くの間は緩い一定勾配で上昇するコンデンサの充電電圧が基準電圧として扱われ、その後は基準電圧生成回路から出力された本来の基準電圧が基準電圧として扱われる。このため出力電圧は緩やかに上昇することとなるためオーバーシュートの発生が防止される。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の定電圧電源回路において、定電流源を抵抗に置き換えたことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような構成によっても、コンデンサは抵抗を通った電流により緩やかに上昇するため、請求項2の発明の場合と殆ど同様の動作をして出力電圧のオーバーシュートが防止される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間に抵抗とコンデンサとを抵抗をプラス側電源入力端子側にして直列に接続し、誤差増幅器としてコンデンサの充電電圧と基準電圧の何れか低い方の電圧と帰還電圧との差を増幅する3入力誤差増幅器を用いたことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような構成によっても電源をOFFしてから次にONするまでの時間が長ければ、その間にコンデンサは放電しているため、請求項3に記載の発明と同様な動作をして出力電圧のオーバーシュートが防止される。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の定電圧電源回路において、基準電圧を抵抗とコンデンサとからなるローパスフィルタを通した上で誤差増幅器に入力するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような構成によれば、ステップ状に立ち上がった基準電圧はローパスフィルタを通ることで立ち上がりの緩い電圧となって誤差増幅器に入力されるため、出力電圧は緩やかに上昇してオーバーシュートの発生が防止される。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の定電圧電源回路において、帰還電圧は出力電圧を出力端子間に直列に接続した2個の抵抗で分圧して生成されるように構成し、2個の抵抗のうちプラス側出力端子に接続された抵抗に並列にコンデンサを接続したことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような構成によれば、電源投入後の暫くの間は並列接続したコンデンサに充電電流が流れるため電圧帰還比率が高まる。従って、出力電圧は逆にコンデンサが取り付けてない場合より低下するため出力電圧は緩やかに上昇してオーバーシュートの発生が防止される。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間にマイナス側電源入力端子を基準にプラス側電源入力端子に加えられる電圧よりも低い定電圧を供給する補助定電圧電源回路を追加して設け、前記基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記誤差増幅器と、前記基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて前記誤差増幅器に供給するための回路の電源を、該補助定電圧電源回路の出力端子とマイナス側電源入力端子間から供給するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路である。
このような構成によれば、基準電圧生成回路、誤差増幅器、基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて前記誤差増幅器に供給するための回路は、補助定電圧電源回路で生成された定電圧で駆動されるため、定電圧電源回路の電源入力端子間に供給される電圧が変動したとしても安定した動作をすることができる。
「背景技術」の中で説明したようにオーバーシュートは、誤差増幅器OP1の電圧増幅率や出力段回路の電流増幅率が大きい程、また位相遅れが大きい程大きく現れる。電圧増幅率、電流増幅率を下げることは定常偏差を大きくするため好ましくない。位相遅れに対して対策を講じることは効果があるがここでは取り上げない。
ここで、前記電圧増幅率、電流増幅率が大きい場合にオーバーシュートが生ずる理由を図8の従来回路の場合について考えると、出力電圧Voを分圧した帰還電圧Vfを基準電圧Vrefに一致させようとする帰還制御作用が強すぎること、及びその帰還制御作用に位相遅れ(時間遅れ)があることが主因である。しかし、この他に基準電圧Vrefの立ち上がりが速いために基準電圧Vrefと帰還電圧Vfとの間に大きな偏差が生じすぎることも原因となっている。
電源投入直後には出力電圧Voはゼロであり帰還電圧Vfもゼロである。ここで基準電圧Vrefがステップ状に立ち上がると図2の(1)に示すように基準電圧Vrefと帰還電圧Vfとの間には大きな偏差が生ずる。偏差が大きいと偏差を小さくする方向に強い帰還制御作用が働く。このため出力電圧Voは急勾配で上昇して定常値に接近するが、帰還制御作用に位相遅れ(時間遅れ)が存在するために帰還電圧Vfが基準電圧Vrefに到達した時点でもなお帰還電圧Vfを上昇させようとする帰還制御作用が残ることになる。このためにオーバーシュートが生ずる。
これを防ぐには帰還電圧Vfが基準電圧Vrefの最終値に近づいた時間帯における帰還電圧Vfと基準電圧Vrefとの偏差を小さくしてやればよい。そうすれば位相遅れが原因でオーバーシ ュートをさせようとする帰還制御作用が弱まる。そのためには図2の(2)に示すように、基準電圧Vrefを電源投入直後から緩やかな勾配で立ち上がる波形、即ち、ランプ入力で誤差増幅器OP1に供給してやればよい。帰還電圧Vfは帰還制御作用によりランプ入力に追随し、小さな偏差を維持したまま同じ勾配で緩やかに上昇する。
基準電圧Vrefはやがて最終値に到達して上昇が止まる。この到達時点における基準電圧Vrefと帰還電圧Vfとの偏差は小さな値となっている。その後も帰還電圧Vfは上昇を継続して偏差がゼロになる。この場合、基準電圧Vrefが最終値に到達した時点における偏差が小さかったために、位相遅れが原因でオーバーシュートを生じさせようする帰還制御作用は弱まり、帰還電圧Vfはオーバーシュートをしなくなるい。例えオーバーシュートをしても僅かで納まる。この結果、出力電圧Voも同じくオーバーシューせず、例えオーバーシュートしても僅かのオーバーシュートしかしないことになる。
以下、このような考えに基づいてオーバーシュートを防ぐ定電圧電源回路を実施例に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1に、第1の実施形態の定電圧電源回路1を示す。なお、本実施形態の出力電圧Voを一定に制御する帰還制御に関係する回路部分は「背景技術」で説明した図11の回路と同じであるので同一または相当部分には同じ符号が付してある。
電源であるバッテリーB1の電圧Vbは、スイッチSW1がONされると定電圧電源回路1の電源入力端子Ni−Ng間に供給される。マイナス側電源入力端子Ngは接地GNDに接続されている。出力電圧Voはプラス側出力端子Noと、マイナス側電源入力端子Ngと共通のマイナス側出力端子Ng(以下、接地側端子Ngともいう。)から取り出される。
プラス側電源入力端子Niとプラス側出力端子Noの間には、エミッタをプラス側電源入力端子Ni側にして出力トランジスタであるPNPトランジスタTr1が接続されている。トランジスタTr1のエミッタ−ベース間には抵抗R4が接続されている。この抵抗R4は、トランジスタTr1のベース電流を減らす方向のバイアス電流供給源となる。さらに、トランジスタTr1の電流増幅率hfeのバラツキの影響を緩和し、帰還制御の安定性向上に寄与する。但し、トランジスタTr1と抵抗R4からなる出力回路の電流増幅率を低下させるために、後述の3入力誤差増幅器OP3の増幅率に配慮が必要になる。この抵抗R4は必須という訳ではないので、以後の説明では抵抗R4の値は非常に大きいと仮定して説明する。
出力電圧Voを出力端子No−Ng間に直列接続した抵抗R1、R2により分圧した電圧は、帰還電圧Vfとして3入力誤差増幅器OP3の反転入力端子−INに入力される。
3入力誤差増幅器OP3は、第1の非反転入力端子+IN1と第2の非反転入力端子+IN2の2つの非反転入力端子と、一つの反転入力端子−INとを有する誤差増幅器である。第1の非反転入力端子+IN1に入力された電圧と、第2の非反転入力端子+IN2に入力された電圧とのうちの何れか低い方の電圧値をVpとすると、電圧Vpが有効な非反転入力電圧として扱われる。即ち、3入力誤差増幅器OP3の出力には、有効な非反転入力電圧Vpから反転入力端子−INに入力された帰還電圧Vfを差し引いた誤差電圧ΔVに電圧増幅率を掛けた値の電圧が出力される。3入力誤差増幅器OP3の具体例については後述する。
3入力誤差増幅器OP3の出力は、NPNトランジスタTr2のベースに接続されている。トランジスタTr2のエミッタと接地側端子Ng間には抵抗R3が接続されている。トランジスタTr2と抵抗R3はエミッタフォロワ回路を構成しており、トランジスタTr2のコレクタには3入力誤差増幅器OP3の出力電圧からトランジスタTr2のベース−エミッタ間電圧を引いた値を抵抗R3で割った電流が流れる。この電流値は、3入力誤差増幅器OP3に入力される電圧の誤差電圧ΔVにほぼ比例している。トランジスタTr2のコレクタは、トランジスタTr1のベースに接続されている。従って、トランジスタTr1のベースには誤差電圧ΔVにほぼ比例した電流が流れ、それにトランジスタTr1の電流増幅率hfeを掛けた電流がトランジスタTr1のコレクタからプラス側出力端子Noに向けて供給される。
第1の非反転入力端子+IN1には、基準電圧生成回路2で生成された基準電圧Vrefが入力される。基準電圧生成回路2は、例えばバンドギャップ基準電圧生成回路で構成される。その電源は電源入力端子Ni−Ng間から供給される。
第2の非反転入力端子+IN2と接地側端子Ngとの間にはコンデンサC2が接続されている。コンデンサC2は、カレントミラー回路で構成された定電流源3から出力される定電流により充電を受ける。定電流源3は、PNPトランジスタTr3とTr4と抵抗R7とで構成される。両トランジスタのエミッタは共にプラス側電源入力端子Niに接続され、ベースは共通に接続された上でトランジスタTr3のコレクタに接続されている。抵抗R7は、トランジスタTr3のコレクタと接地側端子Ngとの間に接続されている。
トランジスタTr3のコレクタ電流は、バッテリーB1の電圧Vbを抵抗R7の抵抗値で割った値にほぼ等しい。トランジスタTr4のコレクタからは、カレントミラー作用によりトランジスタTr3のコレクタ電流と等しい定電流が流出してコンデンサC2を充電する。但し、トランジスタTr4のエミッタがプラス側電源入力端子Niに接続されているため、コンデンサC2の充電電圧VcがバッテリーB1の電圧Vbに近づくと定電流源3は定電流源としての機能を失いコンデンサC2の充電は停止する。
コンデンサC2の両端には、エミッタを接地側端子Ng側にしてNPNトランジスタTr5が接続されている。トランジスタTr5のベースは、コンパレータCO1の出力に接続されている。コンパレータCO1の非反転入力端子には基準電圧Vrefが入力され、反転入力端子には、電源入力端子Ni−Ng間の電圧を抵抗R5、R6で分圧した電圧Vbbが入力されている。従って、電圧Vbbの値が基準電圧Vrefより低い時は、コンデンサC2はトランジスタTr5によって両端が短絡され、電圧Vbbの値が基準電圧Vrefより高い時のみトランジスタTr5がOFFして定電流源3の出力電流による充電を受ける。
次に、このような回路構成の下でスイッチSW1をONして電源を投入した後の動作を、図3に示す波形図を参照しながら説明する。スイッチSW1がONされると電源入力端子Ni−Ng間の入力電圧Vinは、図3の(1)に示すようにバッテリーB1の電圧Vb(12Vとする。)まで急激に上昇する。基準電圧生成回路2は、入力電圧Vinを受けて基準電圧Vref(1Vとする。)を出力する。この基準電圧Vrefも短時間で立ち上がる。
分圧抵抗R5、R6による分圧比R6/(R5+R6)が例えば1/11であったとすと、入力電圧Vinが11Vに上昇するまでの間は、分圧された電圧Vbbは基準電圧Vref(1V)より低いためコンパレータCO1の出力は“ High"レベルとなる。これによりトランジスタTr5がONしてコンデンサC2は両端が短絡されゼロVに放電する。
入力電圧Vinが11Vを超えるとトランジスタTr5がOFFして、コンデンサC2はトランジスタTr4のコレクタ電流による充電を受けられる状態となり、図3の(2)に示すように一定電流による充電を受けて両端の電圧Vcはランプ状に上昇を開始する。上昇勾配は、定電流源3の出力電流の値とコンデンサC2の容量で決まる。コンデンサC2の電圧Vcは、入力電圧Vin近く(約12V)まで上昇して飽和する。
前述したように3入力誤差増幅器OP3においては、第1の非反転入力端子+IN1に入力された基準電圧Vrefと、第2の非反転入力端子+IN2に入力されたコンデンサC2の電圧Vcのうちの低い方の電圧が有効な非反転入力電圧Vpとして扱われる。従って、図3の(4)に示すように、有効な非反転入力電圧Vpは、コンデンサC2の電圧Vcが基準電圧Vref(1V)に達するまでは電圧Vcに等しく、電圧Vcが基準電圧Vref(1V)を超えた以降は基準電圧Vref(1V)に等しくなる。
帰還電圧Vfが帰還制御により有効な非反転入力電圧Vpに追随して上昇するため、出力電圧Voは図3の(5)に示すように、コンデンサC2の電圧Vcが基準電圧Vref(1V)に達するまでは緩やかな勾配で上昇する。コンデンサC2の電圧Vcが基準電圧Vref(1V)に達した時間t1においては、帰還電圧Vfと有効な非反転入力電圧Vpとの偏差電圧は小さく、出力電圧Voは目標出力電圧(定常時出力電圧)(5Vとする。)より僅かに低い電圧となっている。
時間t1以降においては、有効な非反転入力電圧Vpは基準電圧Vref(1V)のままであるので、出力電圧Voはその目標出力電圧(5V)より僅かに低い電圧から出発して目標出力電圧(5V)に収束する。時間t1において出力電圧Voと目標出力電圧(5V)との偏差電圧が僅かであったために、出力電圧Voが目標出力電圧(5V)に到達した時点ではオーバーシュートは生じないか、例え生じても僅かしか生じないことになる。
次に、前述した3入力誤差増幅器OP3の回路例を図4により説明する。PNPトランジスタTr7〜12は定電流供給用のトランジスタであり、各トランジスタのベースに共通に接続された入力端子CIに加えられる電圧により決まる定電流を各トランジスタのコレクタから負荷側に供給する。
PNPトランジスタTr13、Tr14は差動増幅回路を構成している。その負荷にはNPNトランジスタTr18、Tr19からなるカレントミラー回路で構成される能動負荷が接続されている。トランジスタTr13のベースはコレクタ接地されたPNPトランジスタTr15のエミッタに接続されており、そのトランジスタTr15のベースは反転入力端子−INに接続されている。
他方のトランジスタTr14のベースには、コレクタが共に接地されたPNPトランジスタTr16、Tr17がエミッタを共通にして並列に接続されている。トランジスタTr16のベースは第1の非反転入力端子+IN1に、トランジスタTr17のベースは第2の非反転入力端子+IN2に接続されている。
トランジスタTr16とTr17は共通接続されたエミッタをプラス電位側にして並列に接続されているため、第1の入力端子+IN1と第2の入力端子+IN2に加えられる電圧の何れか低い側に接続されたトランジスタのみが導通し他方はOFF状態となる。即ち、差動増幅回路を構成しているトランジスタ14のベースは、トランジスタTr16とTr17のうちの低い方の電圧がベースに供給されているトランジスタによって駆動される。この低い方の電圧が前述した有効な非反転入力電圧Vpである。
この有効な非反転入力電圧Vpが反転入力端子−INに入力された電圧Vmより高い場合を考える。トランジスタTr13、Tr14の共通接続されたエミッタには、トランジスタTr8より定電流が供給されている。電圧Vmが電圧Vpより低いため、トランジスタTr13のコレクタ電流はトランジスタTr14のコレクタ電流より大きくなる。トランジスタTr18にはトランジスタTr13のコレクタ電流と等しい電流が流れる。トランジスタTr18とTr19はカレントミラー回路を構成しているため、トランジスタTr19にもトランジスタTr18と等しい電流、即ち、トランジスタTr13の電流と等しい電流が流れようとする。
しかし、トランジスタTr14からトランジスタTr19に供給される電流は、トランジスタTr13を流れる電流よりも少ないため、トランジスタTr19を流れる電流が不足する。その不足分はPNPトランジスタTr20のベースから補われようとする。こうしてトランジスタTr20のベース電流が増加しそのエミッタ電流も増加する。
トランジスタTr20のエミッタには、トランジスタTr10より定電流が供給されている。従って、トランジスタTr20のエミッタ電流が増加するとそのエミッタにベースが接続されたNPNトランジスタTr21のベース電流が減少する。トランジスタTr21のベース電流が減少するとそのエミッタ電流も減少し、エミッタと接地GND間に接続された抵抗R10の電圧が小さくなるため、その両端にベースとエミッタが接続されたNPNトランジスタ22のベース電流が減少してそのコレクタ電流も減少する。
トランジスタTr22のコレクタにはトランジスタTr12から定電流が供給されているので、トランジスタTr22のコレクタ電流が減少すると、余った電流は出力OUTから流出しようとする。このような動作により有効な非反転入力電圧Vpが反転入力端子−INに入力された電圧Vmより高い場合には、出力OUTから電流が負荷側に供給される。
これとは反対に、有効な非反転入力電圧Vpが反転入力端子−INに入力された電圧Vmより低い場合には上述したとは逆の動作によりトランジスタTr22が出力OUTから電流を吸引して接地GNDに流そうとする。このようにして図4に例示した3入力誤差増幅器OP3は、第1、第2の非反転入力端子+IN1、+IN2に入力された2つの電圧の内の何れか低い方の電圧Vpと、反転入力端子−INに入力された電圧Vmとの差電圧を増幅する機能を果たす。
以上の説明から明らかなように本実施形態の図1に示した定電圧電源回路1によれば、電源立ち上げ後に基準電圧が緩い勾配のランプ波形にて誤差増幅器に入力されるため、出力電圧のオーバーシュートが防止される。
(第2の実施形態)
図5に、第2の実施形態の定電圧電源回路1を示す。本実施形態は、第1の実施形態の図1の回路中における定電流源3を抵抗R8に置き換えただけの回路である。抵抗R8はプラス側電源入力端子NiとコンデンサC2との間に接続されている。
スイッチSW1がONされた後、トランジスタTr5がOFFすると、抵抗R8を流れる電流によりコンデンサC2は充電を受けてその充電電圧Vcが上昇する。コンデンサC2の容量と抵抗R8の抵抗値とを掛けたRC時定数を大きくしておけば、コンデンサC2の電圧Vcは基準電圧Vref(1V)程度まではほぼ直線的に緩やかな勾配で上昇する。
従って、本実施形態の場合も第1の実施形態の場合と同様に、電源投入直後のオーバーシュートが防止される。
(第3の実施形態)
図6に、第3の実施形態の定電圧電源回路1を示す。本実施形態の回路は、第2の実施形態の図5の回路中におけるトランジスタTr5、コンパレータCO1、抵抗R5、R6を取り除いた回路である。
第1の実施形態の中で説明したように、コンパレータCO1は入力電圧Vinを抵抗R5、R6により分圧した電圧Vbbが基準電圧Vrefに達するまでの間、トランジスタTr5を導通させてコンデンサC2を短絡して確実に放電させる働きをするものであった。
しかしながら、スイッチSW1がOFFにされてから次にONされるまでの時間が長い場合には、その間にコンデンサC2は放電して次にONした時にはゼロになっている場合が殆どと考えられる。図6の回路においてスイッチSW1がONされ暫くしてOFFされた場合、OFFの瞬間にはコンデンサC2は入力電圧Vinに充電されている。しかし、その時にコンデンサC2に蓄積されていた電荷は、コンデンサC2自身のリーク電流、抵抗R8、R4を通りトランジスタTr2のコレクタ−エミッタ間をリークする電流、トランジスタTr1のベース−コレクタ間をリークする電流等により放電し、暫くすればゼロとなる。
従って、図6に示す定電圧電源回路1の場合もスイッチSW1をOFFした後、暫くしてからスイッチSW1をONさせるようにすれば、ON時点ではコンデンサC2は放電して電圧Vcはゼロとなっているので、第2の実施形態の場合と同様の動作をしてオーバーシュートが防止されることになる。
(第4の実施形態)
図7に、第4の実施形態の定電圧電源回路1を示す。本実施形態の回路は、「背景技術」の中で説明した従来回路である図11の基準電圧生成回路2の出力側に抵抗R9とコンデンサC2とからなるローパスフィルタ4を追加した回路である。抵抗R9は基準電圧生成回路2の出力と誤差増幅器OP1の入力端子間に接続され、コンデンサC2は誤差増幅器OP1の同じ入力端子と接地側端子Ngとの間に接続されている。
電源立ち上げにより基準電圧Vrefがステップ状に立ち上がったと仮定した場合、誤差増幅器OP1への基準電圧として扱われる入力電圧Vpは次式に従って変化する。
Vp=(1−exp(−t/R9・C2))・Vref
従って、時定数R9・C2の値を大きくしておけば、誤差増幅器OP1へ基準電圧として入力される電圧は緩やかに上昇して最終値Vrefに到達する。これによりオーバーシュートは防止される。
(第5の実施形態)
図8に、第5の実施形態の定電圧電源回路1を示す。これまで説明してきた実施形態は、いずれも誤差増幅器に入力する基準電圧Vrefを電源投入後から緩やかに立ち上げる考えに基づくものであった。これに対して本実施形態の定電圧電源回路1は、基準電圧Vrefそのものは通常通りの立ち上げで誤差増幅器OP1に入力するものの、出力電圧Voの誤差増幅器OP1の入力端子への電圧帰還比率(分圧比)を変化させてオーバーシュートを防ごうとする考えに基づく回路である。
帰還電圧Vfと出力電圧Voとの比である電圧帰還比率をFRとすると、
Vo=Vf/FR (1)式
の関係にあり、帰還電圧Vfが同じの場合は電圧帰還比率FRが大きい程、出力電圧Voの値は小さくなる。従来回路の図11の場合の電圧帰還比率FRは、R2/(R1+R2)であった。帰還電圧Vfは、帰還制御作用により基準電圧Vrefに等しくなるように制御される。
従って、電源投入直後には電圧帰還比率FRの値は大きく、その後は徐々に減少して定常値に戻るようにしてやれば、出力電圧Voは電源投入直後は低く、その後は徐々に上昇してオーバーシュートすることなしに定常値に到達させることができる。
図8はこの考えに従った定電圧電源回路1で、従来回路の図11と異なる点は分圧抵抗R1と並列にコンデンサC3が追加してある点のみである。図9に電源立ち上げ後の各部の波形を示す。スイッチSW1がONされ基準電圧Vrefが図9の(1)のように出力された直後には、出力電圧Voはまだ低いので帰還制御作用によりトランジスタTr1から出力側に電流が供給され出力電圧Vo及び帰還電圧Vfは図9の(2)、(4)のように上昇を開始する。
出力電圧Voが上昇すると帰還電圧Vfは図9の(2)のように比較的早い段階で基準電圧Vrefに等しくなる。この初期段階においてはコンデンサC3に充電電流が流れ込むため抵抗R1の両端の電圧はコンデンサC3が取り付けてない場合よりも低くなる。従って、電圧帰還比率FRは図9の(3)の最初の部分のように定常値 R2/(R1+R2)より高い状態となり、出力電圧Voは図9の(3)のように緩い勾配で上昇していく。
コンデンサC3に充電電流が流れその充電電圧が上昇すると、並列接続されている抵抗R1の両端電圧も上昇する。これにより電圧帰還比率FRは徐々に低下する。その間、帰還電圧Vfは基準電圧Vrefに殆ど一致しているので出力電圧Voは緩やかな上昇を継続する。
帰還電圧Vfの値は基準電圧Vrefにほぼ等しくなっているので、抵抗R3を流れる電流はほぼ一定となっている。従って、その電流と等しい抵抗R1を流れる電流とコンデンサC3を流れる電流の和も一定である。和が一定であると、出力電圧Voの上昇につれて抵抗R1を流れる電流は増加するのでコンデンサC3を流れる充電電流は逆に減少していく。こうしてコンデンサCの充電電流は減少してやがてゼロとなる。この充電電流がゼロとなった状態が定常状態で、この時、出力電圧Voは定常値 Vref・(R1+R2)/R2 に等しくなる。
このような動作により時定数 R1・C3 の値を大きくしておくことで、出力電圧Voはゆやかに上昇して定常値に達するようにすることができ、オーバーシュートを防止することができる。このコンデンサC3は、前述した位相遅れを補償して位相を進める作用をなしている。
(第6の実施形態)
図10に、第6の実施形態の定電圧電源回路1を示す。これまで説明してきた実施形態の回路では、誤差増幅器OP1、3入力誤差増幅器OP2、基準電圧生成回路2、定電流源3、コンパレータCO1は全て電源入力端子間(Ni−Ng間)に接続して電源を供給してきた。これに対して本実施形態では、これら回路への電源供給を電源入力端子間(Ni−Ng間)に追加して設けた補助定電圧電源回路5より行なうように変更を加えている。
図10は、第1の実施形態の図1に示した定電圧電源回路1にこのような変更を加えた回路である。電源入力端子間(Ni−Ng間)に、NPNトランジスタTr24、抵抗R4、ダイオードD3〜9からなる 補助定電圧電源回路5を新たに追加している。ダイオードD3〜9には抵抗R11を通して電流が流れ、トランジスタTr24のベース電圧は、ダイオードの順方向電圧にダイオードの個数を掛けたほぼ一定電圧に維持される。従って、トランジスタTr24のエミッタ電圧、即ち、補助定電圧電源回路5の出力電圧は、その電圧値からトランジスタTr24のベース−エミッタ間電圧を差し引いた一定電圧に維持される。
誤差増幅器OP1、3入力誤差増幅器OP2、基準電圧生成回路2、定電流源3、コンパレータCO1には、この補助定電圧電源回路5の出力電圧がプラス側電源電圧として供給される。
このような回路構成とすれば、バッテリーB1の供給電圧Vbが変動したとしても、補助定電圧電源回路5の出力電圧は一定に維持され、その定電圧が誤差増幅器OP1、3入力誤差増幅器OP2等に供給されるため、それらの回路の動作が安定化し定電圧電源回路1の全体として動作も安定する効果を奏する。
なお、図10は図1の回路に変更を加えたものであるが、他の実施形態の図5、図6、図7、図8に示した定電圧電源回路1についても、同様の変更を加えて実施することが好ましい。
第1の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 基準電圧波形による帰還電圧波形の変化を説明する図である。 第1の実施形態にかかる定電圧電源回路の電源投入後の各部の波形である。 3入力誤差増幅器の回路例である。 第2の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 第3の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 第4の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 第5の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 第5の実施形態にかかる電圧波形である。 第6の実施形態にかかる定電圧電源回路である。 従来の定電圧電源回路の例である。
符号の説明
図面中、1は定電圧電源回路、2は基準電圧生成回路、3は定電流源、4はローパスフィルタ、C2、C3はコンデンサ、Ngはマイナス側電源入力端子、Niはプラス側電源入力端子、Noはプラス側出力端子、OP1は誤差増幅器、OP2は3入力誤差増幅器、R1、R2は抵抗、Tr1はPNPトランジスタ(出力トランジスタ)、Voは出力電圧、Vfは帰還電圧、Vrefは基準電圧を示す。

Claims (7)

  1. 出力電圧を分圧した帰還電圧と基準電圧との差を誤差増幅器で増幅し、その出力で出力トランジスタを制御して該出力電圧を一定値に制御するシリーズレギュレータ型の定電圧電源回路であって、前記基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて前記誤差増幅器に供給するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路。
  2. 請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間に定電流源とコンデンサとを定電流源をプラス側電源入力端子側にして直列に接続し、
    前記誤差増幅器として前記コンデンサの充電電圧と前記基準電圧の何れか低い方の電圧と前記帰還電圧との差を増幅する3入力誤差増幅器を用い、
    前記コンデンサは電源入力端子間の電圧が所定値以下の場合には両端が短絡、所定値以上の場合には開放されるように構成したことを特徴とする定電圧電源回路。
  3. 請求項2に記載の定電圧電源回路において、前記定電流源を抵抗に置き換えたことを特徴とする定電圧電源回路。
  4. 請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間に抵抗とコンデンサとを抵抗をプラス側電源入力端子側にして直列に接続し、
    前記誤差増幅器として前記コンデンサの充電電圧と前記基準電圧の何れか低い方の電圧と前記帰還電圧との差を増幅する3入力誤差増幅器を用いたことを特徴とする定電圧電源回路。
  5. 請求項1に記載の定電圧電源回路において、前記基準電圧を抵抗とコンデンサとからなるローパスフィルタを通した上で前記誤差増幅器に入力するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路。
  6. 請求項1に記載の定電圧電源回路において、前記帰還電圧は前記出力電圧を出力端子間に直列に接続した2個の抵抗で分圧して生成されるように構成し、該2個の抵抗のうちプラス側出力端子に接続された抵抗に並列にコンデンサを接続したことを特徴とする定電圧電源回路。
  7. 請求項1に記載の定電圧電源回路において、電源入力端子間にマイナス側電源入力端子を基準にプラス側電源入力端子に加えられる電圧よりも低い定電圧を供給する補助定電圧電源回路を追加して設け、前記基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、前記誤差増幅器と、前記基準電圧を電源立ち上げ後から緩やかな勾配で立ち上げて前記誤差増幅器に供給するための回路の電源を、該補助定電圧電源回路の出力端子とマイナス側電源入力端子間から供給するようにしたことを特徴とする定電圧電源回路。

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