JP2005162390A - 乗客コンベア及びその制動方法 - Google Patents

乗客コンベア及びその制動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、設置面積の増大がなく構成が簡単な二重系の制動装置を備えた乗客コンベアを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、乗客コンベア(1)の制動装置18を、押圧体25,26で側面を押圧される回転円盤24を有し、ばね力を付与して前記押圧体25,26の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキ19と、前記回転円盤24の外周面を緊縛するバンド33を有し、ばね力を付与する手段によって前記バンド33の緊縛力を確保し、電磁力発生手段(39)による電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキ20とで構成したのである。
【選択図】 図2

Description

本発明はエスカレーターや傾斜型電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、制動装置を二重系とした乗客コンベア及びその制動方法に関する。
一般に乗客コンベアの二重系の制動装置は、例えば、単純に、電磁ディスクブレーキを二つ並設したり、あるいは電磁ディスクブレーキのアーマチュアを二つ割りにして夫々が独立して稼動するように構成している。
しかし、単純に電磁ディスクブレーキを二つ併設する制動装置においては、制動装置の設置面積が増大する問題があり、また、アーマチュアを二つ割りにする制動装置においては、構成が複雑化する問題がある。
これら設置面積の増大をなくし、構成が簡単な二重系の制動装置として、例えば、特許文献1に示すように、電磁ディスクブレーキとバンドブレーキを組み合わせて構成したものが知られている。
特開昭59−65629号公報
特許文献1に記載の制動装置は、車両用の制動装置であり、しかも電磁ディスクブレーキに組み込んだバンドブレーキをどのように動作させるかについての開示がなく、この制動装置を直ちに乗客コンベアの制動装置に適用することは困難であった。
本発明の目的は、設置面積の増大がなく構成が簡単な二重系の制動装置を備えた乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、乗客コンベアの制動装置を、押圧体で側面を押圧される回転円盤を有し、ばね力を付与して前記押圧体の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドを有し、ばね力を付与する手段によって前記バンドの緊縛力を確保し、電磁力発生手段による電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキとで構成したのである。
以上説明したように本発明によれば、電磁ディスクブレーキの回転円盤の外周に、電磁バンドブレーキの電磁力発生手段とばね力付与手段を設置する面積が僅かに増えるだけであり、電磁ディスクブレーキを二つ設置する場合に比べて設置面積の増大を大幅に抑えることができる。また、電磁ディスクブレーキの回転円盤の外周面を利用して別機構の電磁バンドブレーキを設けただけなので、電磁ディスクブレーキのアーマチュアを二つ割りにして夫々独立して稼動するように構成したものに比べて、構成を簡単にすることができる。
以下本発明による乗客コンベアの第1の実施の形態を図1〜図4に示すエスカレーター基づいて説明する。
エスカレーター1は、複数の踏板2と、これら踏板2を無端状に連結する踏板チェーン3と、この踏板チェーン3を巻掛けて回動させる主スプロケット4及び従スプロケット5と、前記主スプロケット4を駆動する駆動装置6と、これらを収納し上下階に跨って設置される主枠7と、この主枠7の前記踏板7の移動方向両側に沿って立設された欄干8と、この欄干8の周縁に案内され前記駆動装置6の動力によって回動する移動手摺9とを備えている。
前記踏板2は、前記主枠7に、上下階の床面と面一になるように設けられた上部乗降床10Aと下部乗降床10B間を循環移動し、主枠7の傾斜区間においては階段状になって移動するものである。
前記主スプロケット4は、前記主枠7に軸支された駆動軸11に一対設けられており、この駆動軸11には、前記駆動装置6からの動力を得る駆動スプロケット12と、前記駆動装置6からの動力を前記移動手摺9に伝える手摺駆動スプロケット13が設けられている。
前記駆動装置6は、前記駆動スプロケット12への動力を出力する出力スプロケット14を有し、この出力スプロケット14と前記駆動スプロケット12間に動力チェーン15を巻掛けて動力の伝達を行っている。また、この駆動装置6は、駆動電動機16と、この駆動電動機16の回転速度を減速して前記出力スプロケット14へ伝達する歯車減速機17と、駆動電動機16の回転を制動する制動装置18とを備えている。
前記制動装置18は、電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20とから構成されている。
電磁ディスクブレーキ19は、前記歯車減速機17の減速機箱17Bを貫通した制動軸21に固定したスプラインボス22と、このスプラインボス22に内径部をスプライン結合された回転円盤23と、この回転円盤23の外周部両側面及び外周面を被覆したライニング24と、前記回転円盤23のライニング24を施した側面を押圧する第1押圧体25及び後述するアーマチュアでもある第2押圧体26と、この第2押圧体26の反回転円盤23側に位置し前記第2押圧体26を磁気吸着する電磁石27とを有する。
前記第1押圧体25は、前記減速機箱17Bに固定され、前記第2押圧体26及び隣接する電磁石27は、前記第1押圧体25から立設された支持ロッド28によって軸方向にのみ移動可能に貫通支持されている。
前記電磁石27は、継鉄29とこの継鉄29に巻装されたコイル30を有しており、継鉄29の磁極側が第2押圧体26でもあるアーマチュアと対向するように設置されている。尚、前記継鉄29の前記第2押圧体26への対向面には、ばね穴31が穿設されており、内部に前記第2押圧体26を回転円盤23に押圧する制動ばね32が収納されている。
上記構成の電磁ディスクブレーキ19は、静止時あるいは電磁石27のコイル30に通電していない状態では、図1に示すように、制動ばね32が第2押圧体26を回転円盤23側に押圧することにより、回転円盤23が第1押圧体25と第2押圧体26とによって挟圧され、制動軸21の回転を停止させている。
この停止状態から、駆動装置6を回転させる場合には、前記電磁石27のコイル30に通電することにより、継鉄29の磁極面から離れている第2押圧体26を制動ばね32のばね圧に逆らって磁気吸着し、回転円盤23を第1押圧体25と第2押圧体26との挟圧から開放し、回転可能とする。
一方、電磁バンドブレーキ20は、前記回転円盤23の外周面にライニング24を介して巻き付けられたバンド33と、このバンド33の一端33Aを固定部材に固定する支軸34と、バンド33の他端33Bを一端側寄りに回動自在に連結する作動レバー35と、この制動レバー35の一端を固定部材に軸支する支点軸36と、固定部材に支持され前記制動レバー35の他端側寄りを押圧して前記バンドを緊縛する制動ばね37と、前記作動レバー35の他端側に設けられたアーマチュア38と、このアーマチュア38に対向して固定部材に設置され前記制動ばね37の押圧方向に逆らって前記アーマチュア38を磁気吸着する電磁石39とを備えている。尚、電磁石39の構成は、前記電磁石27と同じように継鉄とコイルとから構成されている。
上記構成の電磁バンドブレーキ20は、静止時あるいは電磁石39のコイルに通電していない状態では、図2に示すように、制動ばね37が作動レバー35を電磁石39から離れる方向に押圧することにより、バンド33が回転円盤23の外周を緊縛し、制動軸21の回転を停止させている。
この停止状態から、駆動装置6を回転させる場合には、前記電磁石39のコイルに通電することにより、離れていた作動レバー35の他端のアーマチュア38を制動ばね37のばね圧に逆らって磁気吸着し、バンド33の緊縛を解いて回転円盤23を開放し、回転可能とする。
以上説明したように、制動装置18を、電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20とで構成したので、仮に、エスカレーター1の運転を緊急に停止させる必要が生じた時に、通常制動動作に使用している電磁ディスクブレーキ19が何等かの理由で制動動作不能になった場合、電磁バンドブレーキ20を動作させて制動動作を行うことができるので、エスカレーター1が停止できなくなる不都合はなくなくなり、正規に停止させることができる。
また、上記制動装置18によれば、電磁ディスクブレーキ19の回転円盤23を利用して電磁バンドブレーキ20を設置したので、単純に電磁ディスクブレーキ19を二つ並設する従来の二重系制動装置に比べて設置面積の増大を少なくすることができる。また、電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20との基本構成をそのまま利用して回転円盤23を共用するだけなので、電磁ディスクブレーキ19のアーマチュアを分割して独立して作動するように構成された従来の二重系制動装置に比べて構成を簡単にすることができる。
ところで、上記第1の実施の形態の制動方法は、通常制動動作に使用している電磁ディスクブレーキ19が異常をきたした場合のみ、電磁バンドブレーキ20を動作させて制動動作を行うことを説明したが、通常から電磁バンドブレーキ20も動作させるようにしてもよい。
電磁ディスクブレーキ19とともに電磁バンドブレーキ20も動作させるようにした制動方法を以下に説明する。
(1)エスカレーター停止時の保持トルクを増大させる制動方法
例えば、地下鉄の地下駅から地上側に高揚程のエスカレーターが設置されているが、この高揚程エスカレーターが非常時に停止した場合、停止したエスカレーターを階段として利用させて乗客を速やかに避難させることがある。このような場合、停止中のエスカレーターの停止保持力が小さいと、大勢の乗客の重量が停止保持力を超えてしまい、その結果、踏板が下方に移動して階段としての機能を逸することがある。
このような不都合をなくすために、電磁ディスクブレーキ19によってエスカレーターの運転を停止させた後、電磁バンドブレーキ20を動作させ、電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20とによって停止保持力を確保するのである。
例えば、二重系の制動装置を必要としない場合には、通常の全負荷制動トルクを150%、全負荷停止保持トルクを200%とすると、電磁ディスクブレーキ19に全負荷制動トルク150%を負担させ、電磁バンドブレーキ20に停止保持トルク50%を負担させることで、通常の制動は電磁ディスクブレーキ19で行い、全負荷停止保持は電磁ディスクブレーキ18と電磁バンドブレーキ20との協同で行うことで、電磁バンドブレーキ20を必要最小限の容量とすることができる。
尚、二重系の制動装置を必要としないのなら、電磁ディスクブレーキ19に全負荷停止保持トルク200%を負担させることも考えられる。しかし、電磁ディスクブレーキ19に全負荷停止保持トルク200%を負担させた場合、軽負荷での制動ショックが大きくなるので、電磁ディスクブレーキ19のトルクを最大に設定することには問題がある。したがって、全負荷停止保持トルクの一部を電磁バンドブレーキ20に負担させることが望ましい。
(2)エスカレーターを緩停止させる制動方法
例えば火災発生等により、運転中のエスカレーターを緊急に停止させる場合がある。しかし、エスカレーターを急停止させた場合、特に下降中の乗客が転倒して落下する大事故につながる危険がある。
このような事故を可能な限り防止するために、電磁ディスクブレーキ19で緩制動を行い、その後、電磁バンドブレーキ20を作動させて完全に停止させるのである。
このような制動方法を採ることにより、電磁ディスクブレーキ19による緩制動によって、乗客は緊張して移動手摺を握り締めて身構える。そして、エスカレーターの運転速度が減速されて乗客が身構えた状態になったときに電磁バンドブレーキ20を動作させるのである。その結果、乗客の転倒事故は少なくなり、被害を最小限にすることができる。
上記制動方法を行うに際し、電磁ディスクブレーキ19に制動トルク60%を負担させ、電磁バンドブレーキ20に制動トルク140%を負担させ、最終的に電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20との協同で全負荷停止保持トルク200パーセントを負担させることで、乗客の転倒を少なくしながら緊急にエスカレーターを停止させることができ、しかも停止後のエスカレーターを階段として利用することができる。
(3)二重系制動装置としての制動方法
二重系制動装置は、万一、一方のブレーキが故障等によって作動しない場合、他方のブレーキによって制動させるようにしたもので、特に、海外において法的に規定されている。
このような法的条件を満足させるために、例えば、通常の全負荷制動トルク150%を、電磁ディスクブレーキ19と電磁バンドブレーキ20とに夫々負担させるように設定し、通常時の制動にはいずれか一方で行い、予備として他方を用いるようにしたのである。
尚、運転停止時にエスカレーターを階段として利用できる仕様のエスカレーターにおいては、停止時のみ、両ブレーキ19,20を作動させて全負荷停止保持トルク300%を確保するようにしてもよい。
ところで、上記第1の実施の形態において、電磁バンドブレーキ20の電磁石39は、一端を軸支された制動レバー35の他端に対応する位置に設けられているので、吸着ストロークが大きくなり、その結果、大容量で大型の電磁石を設置する必要がある。しかし、設置面積の増大を可能な限り抑制するためには、電磁石の容量を小さくして小型化させる必要がある。
図5に示す第2の実施の形態は、電磁バンドブレーキ20の電磁石39の容量を小さくして小型化を可能にした構成である。尚、図2と同一符号は同一部品を示すので、再度の説明は省略する。
図2に示す第1の実施の形態と異なる構成は、制動ばね37を、一端が軸支された制動レバー35の他端側に対応する位置に設け、電磁石39を、制動ばね37の設置位置とバンド33の他端33Bが連結された位置との間に設けた点である。
このように電磁石39を制動レバー35の支点軸36寄りに設置することで、制動レバー35の吸着ストロークは小さくなり、その結果、電磁石39の容量を小さくして小型化することができる。
さらに、図5に示すように、バンド33の一端33Aを、制動レバー35の支点軸36に連結することで、第1の実施の形態における支軸34とその設置位置の確保を不要とすることができる。
さらにまた、上記各実施の形態において、バンド33の一端33Aと支軸34(図2)の間、あるいはバンド33の一端33Aと支点軸36(図2)の間、あるいはバンド33の他端33Bと制動レバー35との間に、例えば、ターンバックル等からなる張力調整手段を設けて、バンド33の張力を調整することにより、バンド33の緊縛力を調整することができる。
本発明による乗客コンベアの第1の実施の形態の制動装置を示す縦断側面図。 図1のA−A線に沿う概略断面図。 本発明による乗客コンベアとしてエスカレーターを示す概略側面図。 図3の主スプロケット近傍を示す平面図。 本発明による乗客コンベアの第2の実施の形態の制動装置を示す縦断側面図。
符号の説明
1…エスカレーター、2…踏板、4…主スプロケット、6…駆動装置、9…移動手摺、18…制動装置、19…電磁ディスクブレーキ、20…電磁バンドブレーキ、23…回転円盤、33…バンド、35…制動レバー、37…制動ばね、38…アーマチュア、39…電磁石。

Claims (9)

  1. 踏板及び移動手摺の回動を駆動する駆動装置と、この駆動装置に設けられた制動装置とを備えた乗客コンベアにおいて、前記制動装置を、押圧体で側面を押圧される回転円盤を有し、ばね力を付与して前記押圧体の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドを有し、ばね力を付与して前記バンドの緊縛力を確保し、電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキとで構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記バンドは、一端を固定部材に固定され、他端を軸支された作動レバーの一端に連結されており、前記作動レバーの他端側には、前記作動レバーを押圧して前記バンドに緊縛力を付与する制動ばねと前記作動レバーを吸着して前記制動ばねの緊縛力を開放する電磁石とを対向配置していることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 踏板及び移動手摺の回動を駆動する駆動装置と、この駆動装置に設けられた制動装置とを備えた乗客コンベアにおいて、前記制動装置を、押圧体で側面を押圧される回転円盤と、前記押圧体の押圧力を付与する制動ばねと、この制動ばねによって押圧された前記押圧体を前記回転円盤から引き離す電磁石とを有する電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドと、このバンドに緊縛力を付与する制動ばねと、この制動ばねによる緊縛力を前記バンドから開放する電磁石とを有する電磁バンドブレーキとで構成したことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 押圧体で側面を押圧される回転円盤を有し、ばね力を付与して前記押圧体の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドを有し、ばね力を付与して前記バンドの緊縛力を確保し、電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキと、踏板及び移動手摺の回動を駆動する駆動装置とを備えた乗客コンベアの運転を制動するに際し、前記電磁ディスクブレーキによって制動停止させた後、前記電磁ディスクブレーキと前記電磁バンドブレーキとによって停止保持するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制動方法。
  5. 前記電磁ディスクブレーキの制動トルクが、前記電磁バンドブレーキの制動トルクよりも大きく設定されていることを特徴とする請求項4記載の乗客コンベアの制動方法。
  6. 押圧体で側面を押圧される回転円盤を有し、ばね力を付与して前記押圧体の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドを有し、ばね力を付与して前記バンドの緊縛力を確保し、電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキと、踏板及び移動手摺の回動を駆動する駆動装置とを備えた乗客コンベアの運転を制動するに際し、前記電磁ディスクブレーキを作動させた後、電磁バンドブレーキを作動させて前記電磁ディスクブレーキと併用し、制動停止後、前記電磁ディスクブレーキと前記電磁バンドブレーキとによって停止保持するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制動方法。
  7. 前記電磁ディスクブレーキの制動トルクが、前記電磁バンドブレーキの制動トルクよりも小さく設定されていることを特徴とする請求項6記載の乗客コンベアの制動方法。
  8. 押圧体で側面を押圧される回転円盤を有し、ばね力を付与して前記押圧体の押圧力を確保し、電磁力によって前記押圧力を開放するように構成した電磁ディスクブレーキと、前記回転円盤の外周面を緊縛するバンドを有し、ばね力を付与して前記バンドの緊縛力を確保し、電磁力によって前記緊縛力を開放するように構成した電磁バンドブレーキと、踏板及び移動手摺の回動を駆動する駆動装置とを備えた乗客コンベアの運転を制動するに際し、前記電磁ディスクブレーキと前記電磁バンドブレーキとを同時に作動させ、制動停止後に前記電磁ディスクブレーキと前記電磁バンドブレーキとによって停止保持するようにしたことを特徴とする乗客コンベアの制動方法。
  9. 前記電磁ディスクブレーキの制動トルクが、前記電磁バンドブレーキの制動トルクと同じに設定されていることを特徴とする請求項8記載の乗客コンベアの制動方法。
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