JP2005161496A - 釘打機のコンタクトノーズ連結機構 - Google Patents

釘打機のコンタクトノーズ連結機構 Download PDF

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Abstract

【課題】釘射出口を形成しているコンタクトノーズの先端部分をスリムに形成することができ、打ち込み箇所の視認性が良好にできるようにした釘打機を提案する。
【解決手段】コンタクトアーム12の下端に連結した半切環状の連結部15をノーズ部1に形成したドライバガイド3内に摺動自在に配置させ、釘を被打込材へ向けて打出し案内する射出口7を形成しているコンタクトノーズ8の射出口7の上部に釘供給用の切欠き9を形成するとともに、該コンタクトノーズ8の上端部をノーズ部1のドライバガイド3内に収容してコンタクトアーム12の連結部15に嵌合させるとともに、この連結部15に挿入したU字状リング18の脚部19でコンタクトノーズの8を弾力的に係合させることによって一体に連結させた。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧縮空等の動力によってドライバを駆動して、打込み方向に沿って摺動可能に設けたコンタクトノーズに形成されている射出口から釘を被打込材へ打ち込むようにした釘打機のコンタクトノーズ連結機構に関する。
打撃シリンダ内に収容されている打撃ピストンを圧縮空気によって駆動させて、打撃ピストンの下面側に取り付けたドライバによって釘を被打込材へ打ち込むようにした釘打機においては、釘打機のボディを形成しているハウジング内に、打撃ピストンを収容した打撃シリンダにより構成されている打撃機構が配置されるとともに、圧縮空気供給源から供給される圧縮空気を貯留するエアチャンバが形成されており、該エアチャンバ内の圧縮空気を打撃シリンダの上端に形成されているメインバルブを介して打撃シリンダ内へ導入することによって打撃ピストンを駆動させて、該打撃ピストンの下面側に連結されているドライバによって釘を打撃させるようにしている。
前記釘打機のボディの下方には前記ドライバを摺動自在に案内させるとともに釘を被打込材へ打込み案内させる射出口を形成しているノーズ部が取り付けられており、前記打撃ピストンの下面に一体に取り付けられているドライバがノーズ部の釘射出口内に摺動可能に案内されている。前記ノーズ部には後方側に延びている釘供給ガイドが一体に連設されており、前記釘供給ガイドの後方には多数の互いに連結された釘を収容するマガジンが連結され、前記釘供給ガイドに沿って形成されている釘供給機構によってマガジン内の連結釘が前記ノーズ部の釘射出口内へ順次供給されるようにされている。
前記釘打機には、釘打機のハウジングに一体に形成されているグリップの基部に形成されている釘打機を把持している手指によって操作されるトリガレバーと、ノーズ部に沿って釘の打ち出し方向に摺動自在に設けられるとともにノーズ部の射出口の前方に突出して配置されたコンタクト部材等によって構成されているトリガ機構が形成されており、このトリガ機構は、釘打機の釘射出口を被打込材に押し当てることによって前記コンタクト部材をノーズに沿って摺動させる操作と、グリップを把持している指によってトリガレバーを回動させる操作によって前記メインバルブを作動させて打撃シリンダ内に圧縮空気を供給して釘打機を起動させるようにしている。
この釘打機におけるコンタクト部材は、釘を被打込材へ打込み案内させる射出口が形成されるとともに釘の打込み方向に沿って摺動可能に前記ノーズ部に保持されているコンタクトノーズによって構成されており、上端部が前記トリガ機構に配置されているコンタクトアームが前記コンタクトノーズに連結されている。このコンタクトノーズは付勢バネによって常時ノーズ部の先端方向へ突出付勢されており、釘打機を被打込材に押し当てる操作によってコンタクトノーズが被打込材面に当接されて摺動操作されて、これによってコンタクトアームが操作されて前記トリガ機構によって前記トリガレバーの操作とともに釘打機を起動させるようにしている。
特開2002−337006号公報
上記従来の釘打機では、ハウジングに固着されているノーズ部に形成されている射出口の下部に、射出口内でドライバによって打撃される釘が後方側へ飛び出すのを防止して釘を射出口内へ向けて誘導させるための傾斜誘導面が形成されており、この傾斜誘導面の下方に前記コンタクトノーズが摺動自在に配置されている。上記コンタクトノーズとコンタクトアームとの連結部は、両者とも断面が円形に形成されており、コンタクト部材の下端部にコンタクトノーズの上端部を嵌合させて両者の間に介在させたOリング等の弾性体によって弾力的に連結されるように構成されている。コンタクトノーズ内で釘詰まりが発生した場合に、コンタクトノーズには先端方向に引っ張り力が作用するが、弾性体によって固定ノーズ部側にこの衝撃が伝達されないようにするとともに、更に大きな衝撃が作用したときにはコンタクトノーズがノーズ部側から外れるようにされている。
このように、ノーズ部に形成されている傾斜誘導面の下方にコンタクトノーズを形成するとノーズ部の全体長さが長くなって釘打機の全高が大きくなったり、または、このコンタクトノーズとコンタクトアームとを上記のように互いに嵌合する環状部分によって連結させるとノーズ部の先端部分の外径寸法が大きくなって、射出口の先端部分の視認性が悪くなって釘打ち作業の作業性を損なうことになってしまう。このような問題点を解消させるために、傾斜誘導面をコンタクトノーズに形成してこのコンタクトノーズをハウジングに固定されているノーズ部の内側面へ摺動可能に収容するようにした技術を既に提案している。このコンタクトノーズはコンタクトノーズの中心に形成されている射出口内へマガジンから供給されてくる釘を供給するための切り欠きが射出口の後方側面に形成されているため射出口の上部の横断面がほぼ半円状に形成されている。このため従来のようにOリングのような環状弾性体によるコンタクトアームとの連結構造が採用できない。
本発明は上記従来技術における問題点を解決して、釘射出口を形成しているコンタクトノーズの先端部分をスリムに形成することができ、打ち込み箇所の視認性が良好にできるようにコンタクトノーズとコンタクトアームとを連結させた釘打機を提案することをことを課題とする。
上記課題を解決するため本発明の釘打機のコンタクトノーズ連結機構は、ハウジング内に形成されている打撃機構によって駆動されるドライバと、前記ハウジングの下部に摺動可能に配置されるとともに前記ドライバを摺動可能に案内する射出口が形成されたコンタクトノーズと、手指によって操作されるトリガレバーと前記コンタクトノーズの摺動操作によって作動されるトリガ機構とを備え、前記トリガ機構が操作されることによって前記ドライバを駆動させて射出口内に供給された釘を被打込材へ打ち込むようにした釘打機において、前記ハウジングの下方にドライバを摺動案内させるドライバガイドを形成したノーズ部を形成するとともに、上端が前記トリガ機構に配置されているコンタクトアームの下端に形成した半切環状の連結部を前記ノーズ部の射出口内に摺動自在に配置させ、前記コンタクトノーズの射出口の上部に釘供給用の切欠きを形成するとともに該コンタクトノーズの上端部を前記ノーズ部のドライバガイド内で前記コンタクトアームの連結部に嵌合させるとともに、この連結部に挿入したU字状リングの脚部でコンタクトノーズを弾力的に係合させることによってコンタクトノーズとコンタクトアームとを一体に連結させたことを特徴とする。
上記のように本発明のコンタクトノーズ連結機構によれば、ハウジングの下方にドライバを摺動案内させるドライバガイドを形成したノーズ部を形成するとともに、上端が前記トリガ機構に配置されているコンタクトアームの下端に形成した半切環状の連結部を前記ノーズ部の射出口内に摺動自在に配置させ、前記コンタクトノーズの射出口の上部に釘供給用の切欠きを形成するとともに該コンタクトノーズの上端部を前記ノーズ部のドライバガイド内で前記コンタクトアームの連結部に嵌合させるとともに、この連結部に挿入したU字状リングの脚部でコンタクトノーズを弾力的に係合させることによってコンタクトノーズとコンタクトアームとを一体に連結させているので、射出口の先端よりノーズ部の上方部分でコンタクトノーズとコンタクトアームとの連結部を形成させることが可能となり、射出口の先端部の外径形状が小さく形成することができ釘打ち箇所の視認性のよい釘打機が提供できる。また、コンタクトノーズとコンタクトアームの半切環状部分を互いに勘合させて連結しているので、コンタクトノーズを上方へ伸ばしても射出口内への釘の供給が行え、且つ釘が後方側へ飛び出してしまうのを防止させる傾斜誘導面をコンタクトノーズに形成することが可能となって釘打機の全高を小さく設定することが可能となる。
更に、半切の環状部分を連結させているU字リングをU字形に形成して一対の脚部を凹溝内に係合させて弾力的に保持させるようにしているので、部品寸法の公差によってガタが発生した場合でも、常に一定の掛かり量を設定させることができ安定した保持力が得られる。釘が詰まった場合や又はコンタクトノーズを交換するためにコンタクトノーズに先端方向へ荷重をかけた場合に、弾力に抗してU字リングの脚部が八の字形に広げられて衝撃が吸収されたり、又は、コンタクトノーズをコンタクトアームの先端から離脱させてノーズ部から外すことが可能であり、先端形状や射出口内径の異なったコンタクトノーズを交換して使用することが可能である。
本発明は、釘射出口を形成しているコンタクトノーズの先端部分をスリムに形成することができ、打ち込み箇所の視認性を良好にするという目的を、上端が前記トリガ機構に配置されているコンタクトアームの下端に形成した半切環状の連結部をノーズ部に形成した射出口内に摺動自在に配置させ、上部に釘供給開口を形成した先端側射出口を形成しているコンタクトノーズの上端部を前記コンタクトアームの連結部の内周面側に嵌合させるとともに、この連結部の外周面側から挿入したU字状リングによってコンタクトノーズとコンタクトアートを連結させることによって実現したものであり、更に具体的な実施例を以下に説明する。
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施例にかかるコンタクトノーズ連結機構を形成した釘打機のノーズ部を示すものであり、このノーズ部1は、釘を打撃するドライバを一体に結合した打撃ピストンと該打撃ピストンを摺動自在に収容した打撃シリンダとから構成されている打撃機構を収容しているハウジングの下方にネジ2によって一体に取り付けられているものであり、該ノーズ部1には、打撃シリンダ内で圧縮空気によって駆動される打撃ピストンに結合されているドライバを摺動可能に案内させるドライバガイド3が形成されている。前記ノーズ部1のドライバガイド3の後方側には釘をドライバガイド3内へ導入させるための開口4が形成されており、この開口4の一側縁に沿ってノーズ部1の後方側に向けて釘供給ガイド5が一体に形成されている。この釘供給ガイド5に沿って釘供給機構6が配置されており、釘供給ガイド5の後端側に連結される図示していないマガジンから連結釘を前記ドライバガイド3内へ順次供給させるようにしている。
前記ノーズ部1に形成されているドライバガイド3の下端部側には、釘を被打込材へ向けて打込み案内する射出口7を形成しているコンタクトノーズ8が摺動自在に収容されている。このコンタクトノーズ8に形成されている射出口7は前記ノーズ部1のドライバガイド3と整合されるように配置されており、このコンタクトノーズ8の射出口7の上部には後方側に向けて切欠き9が形成されており釘供給機構6によって前記釘ガイド5に沿って供給された釘がコンタクトノーズ8の射出口7内へ供給されるようにされている。更に、このコンタクトノーズ8は前記ノーズ部1のドライバガイド3内でドライバガイド3の軸方向に沿って摺動可能で、常時コンタクトノーズ8の先端がノーズ部1の先端方向に突出するように付勢されて配置されており、釘打機のノーズ部1を被打込材の打込み位置へ接触させることによって被打込材と接触させられて摺動作動されるようにされている。
また、このノーズ部1には、打撃シリンダ内へ圧縮空気を導入して打撃ピストンを駆動させるように打撃機構を駆動させて釘打機を起動させるトリガ機構10が形成されており、このトリガ機構10は図示しないグリップ部の下部に配置されるトリガレバー11の手動操作と、前記ノーズ部1の先端部に突出して配置されているコンタクトノーズ8を被打込材面と当接させて作動させるることの2つの操作によって、打撃機構を駆動させて打撃シリンダ内へ圧縮空気を導入して打撃ピストンを駆動させて釘打機を起動させるようにしている。前記コンタクトノーズ8は、上端が前記トリガ機構10に配置されているコンタクトアーム12に連結されており、釘打機を被打込材へ押圧させることによるコンタクトノーズ8の摺動作動がコンタクトアーム12を介してトリガ機構10へ伝達されるようにされている。
図3乃至図5に示すように、上端12aがトリガレバー11の近傍に配置されているコンタクトアームの12下端にはネジ13によって連結部材14が結合されており、この連結部材14の下端に形成されている連結部15が前記ノーズ部1のドライバガイド3内に配置されている。連結部材14の連結部15は、環状体の一部を軸線と平行な切断面によって切断除去したように半切環状に形成されており、この半切環状部分がドライバガイド3内に同心状でドライバガイド3の軸方向に沿って摺動可能に収容されている。前記連結部の半切環状の切断方向が、ノーズ部1のドライバガイド3の後方側に向けられており、釘供給ガイド5に沿って供給される釘がドライバガイド3内へ供給されるのを邪魔しないようにされている。
前記半切環状形の連結部15には、半切環状形の外側の円周面に形成された環状溝16とこの環状溝16の両端から半切環状形の内周円の接線方向に延びて半切環状形の内側面へ貫通された貫通孔17が形成されており、この環状溝16と貫通孔17内に連結部材14とコンタクトノーズ8とを連結させるU字リング18を収容させるようにしている。U字リング18はほぼ平行に配置された一対の脚部19とこれらの脚部19を連結している円弧状の背部20とから構成されており、前記一対の脚部19を貫通孔17内に挿入して該脚部19の先端部を半切環状形の内周面側へ露出させるとともに、前記背部20を前記環状溝16内へ収容させるように装着し、このようにU字リング18を装着した連結部材14の連結部15をノーズ部1のドライバガイド3内へ摺動可能に配置させている。U字リング18はノーズ部1のドライバガイド3の内壁面によって連結部材14の環状溝16から逸脱することが無くコンタクトノーズ8の作動に伴ってドライバガイド3内で摺動作動される。この連結部材14の上部は、ノーズ部1のドライバガイド3に形成されている開口3aから外側面に露出されており、この部分にコンタクトアーム12がネジ13によって連結されている。
射出口7を形成しているコンタクトノーズ8の上部には、釘供給ガイド5に沿って供給される釘をコンタクトノーズ8の射出口7内へ導入させるための切欠き9が形成されており、この切欠き9の下方には射出口7内でドライバによって打ち込まれる釘がこの切欠き9から後方側へ飛び出してしまうことを防止するために傾斜誘導面8aが形成されている。前記切欠き9が形成されることによって断面が半切環状形に形成されているコンタクトノーズ8の上端部の外周面には円周方向に形成された環状溝21が形成されている。上記コンタクトノーズ8をノーズ部1のドライバガイド3の先端方向から挿入して、コンタクトノーズ8の上端部を連結部材14の半切環状形の連結部15の内周側へ嵌合させると、図5に示すように、連結部15の内周面へ露出されているU字リング18の両脚部19がコンタクトノーズ8の外周面に形成されている環状溝21と係合して、このU字リング18の両脚部19の弾力によってコンタクトノーズ8と連結部材14とが連結される。上記U字リング18を収容している貫通孔17の内径は、U字リング18の脚部19の径より稍大きく形成されており、コンタクトノーズ8を連結部15へ装着する際又は連結部15からコンタクトノーズ8を取り外す際には、図6に示すように、U字リング18の脚部19が貫通孔17内で弾力的に変形されてコンタクトノーズ8の着脱操作を行うことができる。なお、コンタクトノーズ上端部を大径にし、コンタクトノーズ内周面に連結部が嵌合するようにし、コンタクトノーズ外側からU字リングを取り付けて連結させる構造にしてもよい。
上記のように、連結部材14に装着したU字リング18の脚部19の弾力によってコンタクトノーズ8を保持させるようにしているので、部品寸法の公差等の集積によって部品間にガタが発生した場合でも、常に一定の掛かり量を設定させることができる。これによって、コンタクトノーズ8内で釘詰まりが発生した場合のコンタクトアーム12側への衝撃を緩衝させることができ、更に、大きな荷重が作用した場合にはコンタクトノーズ8をコンタクトアーム12から離脱させるように設定でき、釘詰まりの除去作業が容易に行える。
上記のように本発明のコンタクトノーズ連結機構によれば、コンタクトノーズ8をコンタクトアーム12へ容易に着脱することができるため、種々の用途に適用したコンタクトノーズ8を準備しておいて、釘打ち作業に応じたコンタクトノーズを選択して使用することが可能である。図7及び図8は、被打込材面に対して斜めに釘打ちを行えるようにした前述の実施例のコンタクトノーズ8を示すもので、このコンタクトノーズ8の先端部には、傾斜した被打込材面へ釘打ちを行えるようにするための複数の爪22が形成されている。各々の爪22はコンタクトノーズ8の外周面より外側へ突出しないように先端方向に向けて周方向に等間隔に形成されており、更に、これらの爪22よりコンタクトノーズ8の先端方向に向けて径が縮小されたテーパー状に形成されている平打ち用ガイド面23が形成されている。平らな被打込材面へ釘打ちを行う場合に爪22が被打込材面へ当たって被打込材面へ爪23によって傷を付けることがないように、爪22の先端は平打ち用ガイド面24より上方に配置されている。
図9に示すように、釘打機によって水平に配置された木材W2の上面に垂直方向に木材W1を配置して、この木材W1の垂直面に対して傾斜させて釘打ちを行う場合に、コンタクトノーズ8の先端部外周面に形成されている爪22を木材W1に突き刺してコンタクトノーズ8を打込み位置へ傾斜させた状態で位置決めできるようにしている。このように、釘の射出口7を形成しているコンタクトノーズ8に傾斜打ち用の爪22を形成することによって、コンタクトノーズ8を斜めにして爪22を木材に突き刺したときにコンタクトノーズ8の射出口7の中心線をより近く木材の打込み箇所に接近して配置させることができ、これによって、釘Nを打撃するドライバDの射出口7の先端からの突出量を小さく設定することができ、釘打ち込み時の反動を軽減させることができる。
図10は更に別のコンタクトノーズの実施例を示すもので、図10(a)に示すコンタクトノーズ25ではコンタクトノーズ25に形成されている射出口7の先端部に、射出口7から打ち出される釘の先端部と係合させることによって釘の先端部を射出口7の中心へ誘導させるようにした放射状又は対称的に配置された複数のガイド片26を設けたものであり、釘の先端が射出口7内で揺動して傾斜状態で打ち込まれることを防止して、常に釘を垂直状態で打ち込むことができるようにしたものである。また、図10(b)に示すコンタクトノーズ27では、コンタクトノーズ27の先端にほぼ直角となるガイド面28を形成して、この直角のガイド面28によって釘打機の射出口7を床板のさね部へ位置決めさせて、床板のさね部に釘打ちを行えるようにして床板施工に使用できるようにしたものである。更に、図10(c)は、コンタクトノーズ29の先端に被打込材の形状に適合させた任意の形状30を形成したコンタクトノーズ29であって、波形板材等の所定の形状に形成されている被打込材に釘打ちを行う場合に使用される。
また、屋根材等の施工に使用する釘では頭部径が通常の釘より大きく形成した釘が使用されており、このような釘を打ち込みするための釘打機では射出口7の内径が釘の頭径に合わせて大きく形成されている。一般的にはこのような内径の大きい射出口7を形成した釘打機では、通常の頭径の釘は射出口7内で釘が傾斜してしまうため使用することができないが、本発明のコンタクトノーズ連結機構によれば、釘を被打込材へ打込み案内させる射出口を形成しているコンタクトノーズを容易に着脱することができるので、釘打機で使用される釘の頭部径に合わせて内径の異なった射出口を形成した複数のコンタクトノーズを選択的に釘打機に装着することにより、大きな頭部径の釘と標準又の頭部径の釘とを1台の釘打機で使用することが可能となる。
本発明のコンタクトノーズの連結機構を実施した釘打機のノーズ部を示す斜視図 図1と同じノーズ部の縦断側面図 図1と同じコンタクトノーズの連結機構を示す縦断側面図 図3と同じコンタクトノーズの連結機構の部品構成を示す斜視図 図2におけるA−A線上の断面図 U字リングの脚が変形された状態の図5と同じ断面図 図1の実施例のコンタクトノーズの先端部を示す斜視図 コンタクトノーズの先端部の縦断側面図 図1の実施例のコンタクトノーズによる施工状態を示す縦断側面図 (a)(b)(c)他の実施例にかかるコンタクトノーズを示す縦断側面図
符号の説明
1 ノーズ部
3 ドライバガイド
7 射出口
8 コンタクトノーズ
9 切欠き
12 コンタクトアーム
14 連結部材
15 連結部
16 環状溝
17 貫通孔
18 U字リング
19 脚部
20 背部
21 環状溝

Claims (1)

  1. ハウジング内に形成されている打撃機構によって駆動されるドライバと、前記ハウジングの下部に摺動可能に配置されるとともに前記ドライバを摺動可能に案内する射出口が形成されたコンタクトノーズと、手指によって操作されるトリガレバーと前記コンタクトノーズの摺動操作によって作動されるトリガ機構とを備え、前記トリガ機構が操作されることによって前記ドライバを駆動させて射出口内に供給された釘を被打込材へ打ち込むようにした釘打機において、前記ハウジングの下方にドライバを摺動案内させるドライバガイドを形成したノーズ部を形成するとともに、上端が前記トリガ機構に配置されているコンタクトアームの下端に形成した半切環状の連結部を前記ノーズ部の射出口内に摺動自在に配置させ、前記コンタクトノーズの射出口の上部に釘供給用の切欠きを形成するとともに該コンタクトノーズの上端部を前記ノーズ部のドライバガイド内で前記コンタクトアームの連結部に嵌合させるとともに、この連結部に挿入したU字状リングの脚部でコンタクトノーズを弾力的に係合させることによってコンタクトノーズとコンタクトアームとを一体に連結させたことを特徴とする釘打機のコンタクトノーズ連結機構。
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