JP2005160580A - コンパクト容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体に対するレフィル容器の収納保持を、レフィル容器の上に本体側の部分が位置しない構成で達成することにより、レフィル容器内の化粧料の使用を、良好な状態で行うことができるようにすると共に、レフィル容器の本体からの離脱を自重により達成できるようにすることを目的とする。
【解決手段】 本体1内の仕切り体16で仕切った第1収納室12に、四角薄皿状のレフィル容器26を、その外周面の四隅部だけで離脱不能に係止保持することにより、レフィル容器26上に本体1側の部分が位置しないようにし、仕切り体16の一端を軸支した、レフィル容器26から離れる方向への揺動変位により、少なくとも本体1もしくは仕切り体16とレフィル容器26との係止を解除して、レフィル容器26を自由落下させて、本体1から取出す。
【選択図】図3

Description

本発明は、仕切り体で、収納空間を仕切ると共に、化粧料を収納した中皿であるレフィル容器を着脱自在に保持するコンパクト容器に関するものである。
粉末化粧料や固形化粧料等の化粧料は、中皿に収容された状態でコンパクト容器に収納されるが、この化粧料を収容した中皿を、コンパクト容器に対して着脱自在で交換可能なレフィル容器とし、これにより経済性および利便性を高めたものが多用されている。
この中皿であるレフィル容器としては、機械的強度および成形寸法精度さらには内容物の収納保持性が優れており、また成形材料が物性的に安定しており、さらに軽量で安価であることから、アルミニウム等の薄肉な金属プレス成形品が多く使用されている。
また、中皿であるレフィル容器を着脱自在に組付けるコンパクト容器として、コンパクト容器の収納空間を仕切ると共に、レフィル容器を組付け保持する仕切り体を、コンパクト容器の本体に、その一端で枢支し、他端を乗り越え可能に係止することにより、揺動変位可能に組付け、この仕切り体の揺動変位により、本体に対するレフィル容器の着脱を自在としたものがある。
実公昭63−040163号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術にあっては、仕切り体は、一体に設けた押え突条をレフィル容器の上面に当接させて、本体の底壁との間で支持する構成であるので、仕切り体の上端部がレフィル容器よりも上位に位置することになり、このため仕切り体の上端部が、レフィル容器に収納されている化粧料の使用の邪魔となる、と云う問題があった。
また、レフィル容器が肉薄な金属プレス成形品である場合には、仕切り体の押え突条がレフィル容器の開口領域内まで侵入してしまい、レフィル容器に収納されている化粧料の一部を隠してしまうので、化粧料の消費に無駄の生じる恐れがある、と云う問題があった。
さらに、本体にも、レフィル容器の上面に当接して、レフィル容器の保持を達成維持する押え突条が設けられているので、仕切り体によるレフィル容器に対する保持を解除したとしても、本体によるレフィル容器に対する保持は解除されないので、指先でレフィル容器を引上げるか引出すかしなければならないが、金属プレセ成形品であるレフィル容器の開口縁には、切断加工時に成形されてしまう鋭いエッジ状の“バリ”が残存している場合が多いので、レフィル容器の指先による取出し操作時に、この“バリ”により指先に怪我をする恐れがある、と云う問題があった。
特に、コンパクト容器の取扱い時には、殆どの場合、指先に化粧料等の脂分が付着しており、この付着した脂分により指先が滑り易くなっているので、上記した怪我をする確率が高いものとなっている。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、本体に対するレフィル容器の収納保持を、レフィル容器の上に本体側の部分が位置しない構成で達成することを技術的課題とし、もってレフィル容器内の化粧料の使用を、良好な状態で行うことができるようにすると共に、レフィル容器の本体からの離脱を自重により達成できるようにすることを目的とする。
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明に手段は、
蓋体を開閉回動自在に蝶番結合した薄皿状の本体に、この本体内を第1収納室と第2収納室とに仕切ると共に、第1収納室内に、化粧料収納用の肉薄な金属プレス成形品であるレフィル容器を着脱自在に組付け保持する仕切り体を組付けたコンパクト容器であること、
角取りした四角薄皿状のレフィル容器の筒壁外周面四隅部に、横溝状の係止溝を設けること、
このレフィル容器の係止溝に係止する第1係止条を、本体の周壁内周面に、同様にレフィル容器の係止溝に係止する第2係止条を、仕切り体の側面にそれぞれ設けること、
本体の周壁の対向した一方の部分に、仕切り体の一端を軸支して、仕切り体を、レフィル容器を係止保持する位置と、この係止保持を解除する位置との間で揺動変位可能とする軸支機能部分を設けること、
また本体の周壁の対向した他方の部分に、仕切り体の他端と乗り越え可能に係止して、この仕切り体をレフィル容器の係止保持位置に保持する係止機能部分を設けたこと、
にある。
この請求項1記載の発明にあっては、レフィル容器は、隣り合った一対の係止溝を、本体の周壁の内周面に設けた第1係止条に係止させ、残りの隣り合った一対の係止溝を、仕切り体の側面に設けた第2係止条に係止させて、本体の第1収納室に組付け保持される。
このように、本体に対するレフィル容器の係止保持は、レフィル容器の外周面に対する係止により達成するので、レフィル容器を係止保持するための本体側の部分が、レフィル容器の上に位置することがなく、本体に係止保持されたレフィル容器は、その開口部全域を露出させる。
また、レフィル容器の係止溝は、筒壁の外周面四隅部に設けられているので、仕切り体を揺動変位させて、本体および仕切り体に対してレフィル容器を、相対的に僅かに変位(係止溝の深さに相当する変位)させることにより、本体の第1係止条または仕切り体の第2係止条との係止が解除されることになる。
このように、レフィル容器の係止溝と、本体の第1係止条および仕切り体の第2係止条との係止は、レフィル容器の僅かな変位により解除されるので、仕切り体の一端を支点とした揺動変位により、レフィル容器に対する係止を確実に解除することになる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、本体の周壁の対向した他方部分の内周面に、横溝状のガイド溝を設け、このガイド溝の溝底面に突片を突設して本体側の係止機能部分を構成し、仕切り体の他端に、本体のガイド溝に摺動自在に嵌合する横長棒片状の係止弾片を弾性変位可能に突出位置させ、この係止弾片の突出側の面に、本体の突片に乗り越え可能に係止する係止片を突設して仕切り体側の係止機能部分を構成したこと、を加えたものである。
この請求項2記載の発明にあっては、仕切り体の係止弾片が、本体のガイド溝に摺動自在に嵌合しているので、この係止弾片を設けた仕切り体の他端が不正に浮き上がり変位することがなく、これにより係止弾片に設けた係止片の、本体の突片に対する係止を、強固に安定して確保する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に、本体の突片を、ガイド溝の溝底面に設けた凹溝の溝底面に突設し、凹溝の第2収納室側の溝端を、仕切り体の係止片が突き当たり係止するストッパー段部としたこと、を加えたものである。
この請求項3記載の発明にあっては、本体のガイド溝に凹溝を設けることにより、仕切り体の係止弾片の摺動可能な嵌合を確保することができる、ガイド溝の深さを、凹溝の深さ分だけ浅くすることが可能であり、また本体のストパー段部に対する仕切り体の係止片の突き当たりにより、仕切り体の揺動変位の限界位置を設定することになる。
請求項4記載の発明は、請求項1、2または3記載の発明の構成に、本体の周壁の対向した一方の部分に窓部を開設し、この窓部の第1収納室寄りの端部に軸片を設けて本体側の軸支機能部分を構成し、窓部に侵入可能な大きさである仕切り体の一端に、軸片が嵌合する軸孔を有する軸孔片を設けて仕切り体側の軸支機能部分を構成したこと、を加えたものである。
この請求項4記載の発明にあっては、本体に対する仕切り体の軸支部分を、第1収納室寄りの端部に設定したので、仕切り体がレフィル容器に対する係止保持を解除する方向に揺動変位した際、レフィル容器に対向している仕切り体の全ての部分が、このレフィル容器から離れる方向に変位することになり、また本体の窓孔は、仕切り体の一端が侵入可能な大きさであるので、仕切り体の揺動変位に本体部分が邪魔となることがない。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3または4記載の発明の構成に、仕切り体の他端部の、第2収納室側の側面上端に、下面に引っ掛かり片を突設した引っ掛け片を庇状に設けたこと、を加えたものである。
この請求項5記載の発明にあっては、引っ掛け片を、爪で引っ掛けて、または指先で摘んで、第2収納室側に引っ張ることにより、レフィル容器に触れることなく、仕切り体を係止解除位置の揺動させることができる。
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3、4または5記載の発明の構成に、本体側の係止機能部分を設けた周壁の他方部分の内周面上端に、本体の底壁との間に仕切り体の他端部が侵入位置する庇片を設けたこと、を加えたものである。
この請求項6記載の発明にあっては、本体の庇片が、仕切り体の他端部を上から押えることになるので、仕切り体の他端部の浮き上がりを確実に防止して、本体のガイド溝に対する仕切り体の係止弾片の摺動可能な嵌合組付きを、安定したものとする。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、本体に係止保持されたレフィル容器は、その開口部全域を露出させるので、本体および仕切り体に邪魔されることなく、レフィル容器に収納されている化粧料を、良好な状態で使用することができる。
また、レフィル容器に対する係止保持は、本体および仕切り体とレフィル容器との僅かな相対変位により解除されるので、仕切り体の一端を支点とした揺動変位により、レフィル容器に対する係止を確実に解除することができ、これによりレフィル容器に触れることなく、このレフィル容器を自然落下動作により取り外すことができる。
請求項2記載の発明にあっては、仕切り体の係止弾片に設けた係止片の、本体の突片に対する係止を、強固に安定して確保することができるので、仕切り体によるレフィル容器の係止、すなわち本体に対するレフィル容器の係止保持を、安定して維持することができる。
請求項3記載の発明にあっては、ガイド溝の深さを、凹溝の深さ分だけ浅くすることができるので、深いガイド溝を形成することによる、本体の周壁の機械的強度の低下を低減させることができ、また仕切り体の揺動変位の限界位置を設定することができるので、仕切り体の無駄のない、安定して安全な動作を得ることができる。
請求項4記載の発明にあっては、仕切り体を係止保持解除方向に揺動変位させた際、レフィル容器に対向している仕切り体の全ての部分が、このレフィル容器から離れる方向に変位することになるので、仕切り体の僅かな揺動変位により、レフィル容器の確実な係止保持解除を得ることができ、また仕切り体の確実で円滑な揺動変位動作を得ることができる。
請求項5記載の発明にあっては、指先をレフィル容器に触れることなく、仕切り体を係止解除位置の揺動させることができるので、レフィル容器の取出しを安全に達成することができる。
請求項6記載の発明にあっては、仕切り体の他端部の浮き上がりを確実に防止して、本体のガイド溝に対する仕切り体の係止弾片の摺動可能な嵌合組付きを、安定したものとするので、レフィル容器の係止保持を安定して維持でき、また弾性変形する部分である係止弾片の機械的安全性を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明は、図1に示すように、角取りした四角薄皿状をした本体1と、この本体1の内部を左右に、レフィル容器26を収納する第1収納室12と、パフ等の化粧具を収納する第2収納室13とに仕切る仕切り体16と、本体1の後端部に開閉回動自在に蝶番結合され、内面に鏡15を固着した伏せた薄皿状の蓋体14と、第1収納室12に着脱可能に組付けられる、肉薄な金属プレス成形品であるレフィル容器26とから構成されている。
中皿として使用されるレフィル容器26は、第1収納室12の深さよりも僅かに小さい高さの角取りした四角薄皿形状をしていて、その筒壁27の外周面四隅部に、横溝状の係止溝28を陥没状に湾曲形成しており、この係止溝28を形成することにより、筒壁27の内周面に突出する部分を、内部に収納した化粧料を保持する部分として機能させている。
本体1は、その後側周壁2部分である一方の部分2aの中央部に、仕切り体16の一端を軸支する軸支機能部分を設けており、これに対向する前側周壁2部分である他方の部分2bの中央部内側に、仕切り体16の他端を乗り越え可能に係止固定する係止機能部分を設けており、さらに他方の部分2bの中央部外側に、蓋体14の前側中央部と係止して、蓋体14の閉姿勢を保持する係止部と、この係止部の係止を、指先による押圧操作により解除する回動駒片とから構成されるロック機能部29を設けている。
仕切り体16(以下、図2参照)は、両端部を円弧に沿って拡幅して、前後に細長である天板17の両側縁から側板18を垂下設して、断面門型に構成されており、一端には軸支機能部分を、そして他端には係止機能部分を形成し、上面の両端に段部19を形成し、さらに他端部の天板17の第2収納室13側に、下面に爪もしくは指先が引っ掛かる突部を設けた引掛け片20を設けている。
軸支機能部分(以下、図8ないし図10参照)は、本体1側を、仕切り体16の一端部が侵入可能な大きさで周壁2の一方の部分2aに開設された窓部9と、この窓部9の上側の面の、第1収納室12側寄りの端部に垂下設された高さの低い軸片10とから構成し、仕切り体16側を、仕切り体16の一端を塞いで設けられた端板24の、第1収納室12側寄りの端部の上側に、軸片10が嵌合する軸孔を有する板片状の軸孔片25を突設して構成している。
また、係止機能部分(以下、図4ないし図7参照)は、本体1側を、周壁2の他方の部分2bの内周面に陥没設された横長なガイド溝4と、このガイド溝4の溝底面に陥没設され、第2収納室13側の端縁をストッパー段部7とした凹溝5と、この凹溝5の溝底面に突設された突片6とから構成し、仕切り体16側を、天板17および側板18が形成する主体部分の他端から、第2収納室13側から第1収納室12側に延出した姿勢の弾性変位可能に突出した、横長棒状の係止弾片22と、この係止弾片22の延出端に突設された係止片23とから構成しており、係止弾片22は、突片6に乗り越え可能に係止する係止片23を凹溝5に嵌入させた状態で、ガイド溝4に摺動自在に嵌合する。
第1収納室12を形成する本体1の周壁2内周面の二つの隅部には、レフィル容器26の係止溝28に係止する横突条状の第1係止条3が、同様に第1収納室12を形成する仕切り体16の一方の側板18の前後両端部には、レフィル容器26の係止溝28に係止する横突条状の第2係止条21が設けられており、各係止溝28に第1係止条3および第2係止条21を係止させることにより、レフィル容器26を本体1に係止保持する。
また、本体1の係止機能部分の直上の周壁2内周面の上端には、周壁2の上面を延長させた形態で、庇片8が突出設されていて、仕切り体16の他端部の浮き上がりを阻止しており、これにより本体1のガイド溝4に摺動可能に嵌合している仕切り体16の係止弾片22に、上下方向の不要な外力が作用しないようにしている。
同様に、本体1の軸支機能部分の直上の周壁2内周面の上端に、周壁2の上面を延長させた形態で庇状の張り出し片11が設けられているが、この張り出し片11は、仕切り体16の上面の一端側に設けられた段部19に突き当たって、仕切り体16の揺動変位の限界位置を設定している。
仕切り体16は、両段部19間の上面部分を、本体1の上面部分と等しい高さ位置となるようにし、これにより係止保持したレフィル容器26の上端が、上方に突出しないようにしているので、レフィル容器26の上端縁のエッジ部が指先に触れることがないようにしている。
本体1に対するレフィル容器26の装着は、仕切り体16を、図3に点線で示す、係止片23がストッパー段部7に係止した、および張り出し片11が段部19に突き当たった揺動限界位置に変位させた状態で、第1収納室12にレフィル容器26を落とし込み状に挿入し、そのまま係止片23が突片6に乗り越え係止するまで、仕切り体16を係止保持位置まで揺動させて達成する。
反対に、レフィル容器26の取出しは、仕切り体16を、引掛け片20を摘んでもしくは引掛けて、図3の実線図示状態から、点線図示の揺動限界位置に変位させた状態で、本体1を逆さまにして、レフィル容器26を自重落下させることにより達成する。
仕切り体16を組付けた本体1側とレフィル容器26側との係止は、第1収納室12およびレフィル容器26の四隅部に設けられた係止機能部で達成されているのであるが、係止機能部が角取りした四隅部に位置しているので、本体1側とレフィル容器26とが相対変位すると、例えその相対変位が小さくても、必ず各係止機能部はその係止を解除する方向に相対変位するので、レフィル容器26の取出しは、無理なく確実に達成できる。
特に、本体1側に対するレフィル容器26の係止保持は、レフィル容器26を上から押さえ込むのではなく、その外周面に係止するだけであるので、本体1または仕切り体16の一方との係止が解除されると、レフィル容器26は、この係止を解除された側を浮き上げ、この浮き上がりにより、全体の係止を解除してしまうことになる。
このように、レフィル容器26を、このレフィル容器26に触れることなく、自然落下により確実に取外すことができるので、レフィル容器26の開口部のエッジで指先を傷付ける、と云う不都合の発生を皆無とすることができる。
なお、図示実施例は、容器の全体が横長となった横型のコンパクト容器を示したが、本発明はこれに特定されることはなく、縦長となった縦型のコンパクト容器に適用することができるのは、云うまでもない。
本発明の一実施形態の分解状態を示す、外観斜視図である。 図1に示した実施形態の仕切り体の一部破断した、外観斜視図である。 図1に示した実施形態の仕切り体の動きを示す、平面図である。 本体の係止機能部分の詳細を示す、部分拡大斜視図である。 係止機能部分の詳細を示す、部分拡大平面図である。 係止機能部分の詳細を示す、部分拡大平断面図である。 係止機能部分の詳細を示す、部分拡大縦断面図である。 軸支機能部分の詳細を示す、部分拡大平面図である。 軸支機能部分の詳細を示す、部分拡大平断面図である。 軸支機能部分の詳細を示す、部分拡大縦断面図である。
符号の説明
1 ; 本体
2 ; 周壁
3 ; 第1係止条
4 ; ガイド溝
5 ; 凹溝
6 ; 突片
7 ; ストッパー段部
8 ; 庇片
9 ; 窓部
10 ; 軸片
11 ; 張り出し片
12 ; 第1収納室
13 ; 第2収納室
14 ; 蓋体
15 ; 鏡
16 ; 仕切り体
17 ; 天板
18 ; 側板
19 ; 段部
20 ; 引掛け片
21 ; 第2係止条
22 ; 係止弾片
23 ; 係止片
24 ; 端板
25 ; 軸孔片
26 ; レフィル容器
27 ; 筒壁
28 ; 係止溝
29 ; ロック機能部

Claims (6)

  1. 蓋体(14)を開閉回動自在に蝶番結合した薄皿状の本体(1)に、該本体(1)内を第1収納室(12)と第2収納室(13)とに仕切ると共に、前記第1収納室(12)内に、化粧料収納用の肉薄な金属プレス成形品であるレフィル容器(26)を着脱自在に組付け保持する仕切り体(16)を組付けたコンパクト容器であって、角取りした四角薄皿状の前記レフィル容器(26)の筒壁(27)外周面四隅部に、横溝状の係止溝(28)を設け、該係止溝(28)に係止する第1係止条(3)を、前記本体(1)の周壁(2)内周面に、同様に前記係止溝(28)に係止する第2係止条(21)を、前記仕切り体(16)の側面にそれぞれ設け、前記本体(1)の周壁(2)の対向した一方の部分(2a)に、前記仕切り体(16)の一端を軸支して、該仕切り体(16)を、前記レフィル容器(26)を係止保持する位置と、該係止保持を解除する位置との間で揺動変位可能とする軸支機能部分を設け、また前記本体(1)の周壁(2)の対向した他方の部分(2b)に、前記仕切り体(16)の他端と乗り越え可能に係止して、該仕切り体(16)をレフィル容器(26)の係止保持位置に保持する係止機能部分を設けたコンパクト容器。
  2. 本体(1)の周壁(2)の対向した他方部分(2b)の内周面に、横溝状のガイド溝(4)を設け、該ガイド溝(4)の溝底面に突片(6)を突設して本体(1)側の係止機能部分を構成し、仕切り体(16)の他端に、前記ガイド溝(4)に摺動自在に嵌合する横長棒片状の係止弾片(22)を、弾性変位可能に突出位置させ、該係止弾片(22)の突出側の面に、前記突片(6)に乗り越え可能に係止する係止片(23)を突設して仕切り体(16)側の係止機能部分を構成した請求項1記載のコンパクト容器。
  3. 突片(6)を、ガイド溝(4)の溝底面に設けた凹溝(5)の溝底面に突設し、前記凹溝(5)の第2収納室(13)側の溝端を、係止片(23)が突き当たり係止するストッパー段部(7)とした請求項2記載のコンパクト容器。
  4. 本体(1)の周壁(2)の対向した一方の部分(2a)に窓部(9)を開設し、該窓部(9)の第1収納室(12)寄りの端部に軸片(10)を設けて本体(1)側の軸支機能部分を構成し、前記窓部(9)に侵入可能な大きさである仕切り体(16)の一端に、前記軸片(10)が嵌合する軸孔を有する軸孔片(25)を設けて仕切り体(16)側の軸支機能部分を構成した請求項1、2または3記載のコンパクト容器。
  5. 仕切り体(16)の他端部の、第2収納室(13)側の側面上端に、下面に引っ掛かり片を突設した引っ掛け片(20)を庇状に設けた請求項1、2、3または4記載のコンパクト容器。
  6. 本体(1)側の係止機能部分を設けた周壁(2)の他方部分(2b)の内周面上端に、前記本体(1)の底壁との間に仕切り体(16)の他端部が侵入位置する庇片(8)を設けた請求項1、2、3、4または5記載のコンパクト容器。
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