JP2005158516A - 点火コイルの取付け構造及び取付け方法 - Google Patents

点火コイルの取付け構造及び取付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】点火プラグに被せられたプラグキャップの上端と、点火コイルから延びた高圧タワー部の下端とが、接着剤により確実に接着された点火プラグの取付け構造及び取付け方法を提供することである。
【解決手段】プラグキャップ32は点火プラグ15に被せられた円筒状の本体33と、その軸方向中間部の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部38を持つ環状の受入れ部35とを含む。プラグキャップと接着される高圧タワー部40は本体33の外周面に嵌合された円筒状の本体41と、その下端に形成され挿入孔38にすきまを持って挿入された円筒状の挿入部45とを含む。挿入部45の外周面と受入れ部35の対向面との間の外周側すきま46aに外周側接着剤55aが充填され、挿入部45の内周面と本体33の対向面との間の内周側すきま46cに内周側接着剤55cが充填されている。挿入部45の内外両周面と対向面との間にすき間に充填された接着剤55a及び55cがプラグキャップと高圧タワー部との接着強度を向上させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、点火プラグの上端に被せられたプラグキャップに、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部を接着剤で接着する点火コイルの取付け構造及び取付け方法に関する。
自動車等のエンジンでは、シリンダブロックのプラグホールの最深部に固定された各気筒の点火プラグに、高電圧を供給するための点火コイルが接続、結合される。その際、点火プラグの上端に嵌合、圧入されたプラグキャップに、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部を接着剤で接着することがある。
図5に示す従来の点火コイルでは、点火コイル側の円筒状の絶縁部材100はその下端に薄肉円筒状の挿入部102を有し、その外周側には二つの環状突起103が軸方向に離れて形成されている。一方、点火プラグ側の円筒形状の弾性部材105は上方に開口し上方に延びた挿入孔107が形成され、その外周面は二つの環状溝108を備えている。
絶縁部材100と弾性部材105とを結合する際、挿入部102の外周面に接着剤110を塗布しておき、挿入部102を挿入孔107に差し込む。差込みにつれて挿入部102の二つの環状突起103間の外周面に塗布した接着剤110aは払われない(移動しない)。これに対して、上方の環状突起103の上方に塗布された接着剤110bは挿入孔107の外周壁面に押されて広がる。
特許第3277750号公報
しかし、上記従来例では、接着剤110による絶縁部材100と弾性部材105との接着強度が十分とは言い難い。その理由は、挿入部103の外周面と挿入孔107のこれに対向する内周壁面との間にしか接着剤110が存在しない、つまり挿入部103はその外周面で接着されているに過ぎないからである。また、環状突起103間の接着剤はある程度の厚さはあるものの、挿入時に払われない。よって、挿入部103の外周面全体で見た場合、接着剤の塗布面積が狭くなり易い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、点火プラグに被せられたプラグキャップの上端と、点火コイルから延びた高圧タワー部の下端とが、接着剤により確実に接着、結合された点火プラグの取付け構造及び取付け方法を提供することを目的とする。
本発明の点火コイルの取付け構造は、高圧タワー部の下端の円筒状の挿入部をプラグキャップの上端の円筒状の受入れ部の挿入孔に挿入し、その際挿入部の内外両周面に接着剤を介在させることを基本的な技術思想とする。
(1)第1発明による点火コイルの取付け構造は、請求項1に記載したように、点火プラグの上端に被せられたプラグキャップと、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部とを接着剤で接着する点火コイルの取付け構造であって、
プラグキャップは点火プラグに被せられた円筒状の本体、及び本体の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含み;高圧タワー部はプラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び本体の下端に形成され挿入孔にすきまを持って挿入された円筒状の挿入部を含み;挿入部の外周面とプラグキャップの受入れ部の対向面との間の外周側すきまに外周側接着剤が充填され、挿入部の内周面と前記本体の対向面との間の内周側すきまに内周側接着剤が充填されている。
この点火コイルの取付け構造において、高圧タワー部の挿入部はその内周面及び外周面において、内周側接着剤及び外周側接着剤によりプラグキャップの受入れ部及び本体に接着される。
請求項2の点火コイルの取付け構造は、請求項1において、受入れ部は本体の軸方向中間部から半径方向外向きに延びた半径方向部分と、半径方向部分から軸方向に延びた軸方向部分とを含み、半径方向部分及び軸方向部分が前記挿入孔を区画している。請求項3の点火コイルの取付け構造は、請求項2において、内周側接着剤の長さは外周側接着剤の長さの0.5から2.5倍であり、望ましくは0.8から1.5倍である。請求項4の点火コイルの取付け構造は、請求項2において、内周側接着剤の長さは外周側接着剤の長さよりも長い。
請求項5の点火コイルの取付け構造は、請求項2において、外周側接着剤の長さは2から10mm、望ましくは3から7mmである。請求項6の点火コイルの取付け構造は、請求項5において、外周側接着剤の一部が受け入れ部の端面と高圧タワー部の対向面との間に露出している。
(2)第2発明による点火コイルの取付け方法は、請求項7に記載したように、点火プラグの上端部に被せられた円筒状の本体、及び本体の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含むプラグキャップと、点火コイルの下端から延びプラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び本体の下端に形成され挿入孔にすきまを持って挿入された円筒状の挿入部を含む高圧タワー部とを、接着剤で接着する点火コイルの取付け方法であって、
挿入孔の底部に接着剤を供給する工程と;挿入孔に挿入部を挿入部に挿入し、接着剤を挿入部の外周面と受入れ部の対向面との間の外周側すきま、及び挿入部の内周面と本体の対向面との間の内周側すきまに押し分けて充填する工程と;から成る。
この点火コイルの取付け方法において、挿入部の底部に供給された接着剤は挿入部の挿入孔への挿入につれて、挿入部によりその内外両周面と対向面との間のすきまに充填される。
(3)第3発明による点火コイルの取付け構造は、請求項8に記載したように、点火プラグの上端に被せられたプラグキャップと、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部とを接着剤で接着する点火コイルの取付け構造であって、
プラグキャップは点火プラグに被せられた円筒状の本体、及び本体の軸方向中間部の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含み;高圧タワー部はプラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び本体の下端に形成され挿入孔に挿入される円筒状の挿入部を含み;プラグキャップの本体は点火プラグの碍子よりも長く、挿入部とプラグキャップの受入れ部及び本体との間のすきまに接着剤が充填されている。
この点火コイルの取付け構造において、点火プラグの碍子にプラグキャップの本体が嵌合し、高圧タワー部の挿入部は接着剤によりプラグキャップの挿入孔に挿入され受入れ部及び本体に接着される。
(1)第1発明にかかる点火コイルの取付け構造によれば、高圧タワー部の挿入部はその内周面及び外周面の内周側接着剤及び外周側接着剤によりプラグキャップの受入れ部及び本体に接着されているので、プラグキャップと高圧タワー部との接着強度が向上する効果が得られる。
請求項2の点火コイルの取付け構造によれば、半径方向部分及び軸方向部分により環状の受入れ部の環状の挿入孔が簡単に形成できる。請求項3の点火コイルの取付け構造によれば、内周側接着剤が外周側接着剤よりも短いときは、挿入部の内周面側でもある程度の長さの接着部分を確保でき、しかも接着剤の使用量が少なくできる。請求項3及び請求項4の点火コイルの取付け構造によれば、内周側接着剤が外周側接着剤よりも長いときは、挿入部の内周面側に長い接着部分を形成でき、接着強度が向上する。
請求項5の点火コイルの取付け構造によれば、挿入部の外周面側にある程度の長さ(必要最低限の長さ以上)の接着部分を形成できる。請求項6の点火コイルの取付け構造によれば、外周側すきま内の外周側接着剤の有無を目視確認できる。
(2)第2発明にかかる点火コイルの取付け方法によれば、高圧タワー部の挿入部をプラグキャップの受入れ部の挿入孔に挿入するのみで、予め挿入孔に供給した接着剤を挿入部の外周面側及び外周面側に押し分けられる効果が得られる。
(3)第3発明にかかる点火コイルの取付け構造によれば、点火プラグとプラグキャップとの物理的結合により結合強度が向上するとともに、高圧タワー部の挿入部とプラグキャップの受入れ部及び本体との接着剤による接着強度が向上する効果が得られる。
<点火コイルの取付け構造>
a.プラグキャップ、高圧タワー部
図4に示すように、点火プラグAに嵌合されたプラグキャップBは円筒状の本体b1と、その外周面に形成された環状の受入れ部b2とを含む。受け入れ部b2は半径方向部分b3と軸方向部分b4とを有し、環状の挿入孔b5を区画している。挿入孔b5の深さはl1である。プラグキャップは耐熱性に優れたシリコンゴムやEPMDゴムから成ることができる。
高圧タワー部Cは下端が開口した円筒状の本体c1と、その先端寄りに形成された環状突起c2と、環状突起c2よりも先端側の薄肉円筒状の挿入部c3とを有し、本体c1が上記本体b1に嵌合されている。高圧タワー部はPPSなどの耐熱樹脂から成ることができる。
b.両者の関係
挿入部c3の長さは挿入孔b5の長さl1よりも少し短く、厚さは挿入孔b5の幅よりも少し小さい。プラグキャップBの本体b1の下端から挿入孔b5の底までの長さはl2であり、そこから本体b1と点火プラグAの碍子a1との接点上端までの距離はl3である。つまり本体b1の長さは碍子a1の長さよりも長い。
上記挿入部c3と挿入孔b5との寸法関係の結果、挿入部c3の外周面側及び内周面側にはそれぞれ外周側環状すきまd1及び内周側環状すきまd2が形成され、各環状すきまに内周側接着剤e1及び外周側接着剤e2が充填されている。接着剤はプラグキャップ及び高圧タワー部との材料と相性の良いシリコンゴム系接着剤とすることができる。
外周側接着剤e1の長さはl1であり、具体的には2〜10mmとでき、3から7mmであることが望ましい。内周側接着剤e2の長さl4は長さl1より小さいことも、大きいこともある。即ち長さl4は長さl1の0.5から2.5倍とでき、0.8から1.5倍であることが望ましい。
c.取付け構造は2つのタイプに分類できる。第1タイプの特徴は、挿入部c3の外周面と受入れ部b2の軸方向部分b4との間の外周側すきまd1に外周側接着剤e1が充填され、挿入部c3の内周面と本体b1との間の内周側すきまd2に内周側接着剤e2が充填されていることである。
第2タイプの特徴は、プラグキャップBの本体b1は点火プラグAの碍子a1よりも長く、挿入部c3と受入れ部b2及び本体b1との間のすきまに接着剤が充填されていることである
<点火コイルの取付け方法>
上記第1タイプの取付け構造に対応する取り付け方法の特徴は、挿入孔5の底部に接着剤をためる工程と、挿入孔b5に挿入部c3を挿入し、接着剤を挿入部c3の外周面と受入れ部の対向面との間の外周側すきまd1の外周側接着剤e1、及び挿入部の内周面と本体の対向面との間の内周側すきまd2の内周側接着剤e2に押し分けて充填する工程とを含むことである。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
(構成)
図1に示すように、エンジンブロック10のプラグホール12の最深部に点火プラグ15が固定されている。プラグホール12内において点火プラグ15の上方に装着された点火コイル20は軸方向上端の制御部22と、中間のコイル部27と、下端のタワー部30とを含む。
このうち制御部22は、コネクタ23に設置されたターミナルやイグナイタ(何れも不図示)に接続されている。半径方向外向きに突出した取付部24においてボルト26によりシリンダブロック10の上面に固定されている。また、コイル部27は中心に中心コアが配置され、中心から外周側に順に2次スプール及び2次コイル、1次スプール及び1次コイル並びに外装(外周)コアが配置され、これらが円筒形状のケース28内に収容されている(中心コア、2次コイル及び1次コイル等は何れも不図示)。
タワー部30について図1及び図2を参照しつつ説明する。点火プラグ15の上端部16にプラグキャップ32が嵌合、圧入されている。このプラグキャップ32は弾性体から成り上下両端が開口した円筒状の本体33と、その長さ方向中間部に形成された環状の受入れ部35とを含む。本体33の内径及び長さは点火プラグ15の上端部16の外径及び長さとの関係で決められ、上端部16にぴったりはまり、全体を覆っている。本体33の入口部にはテーパ部33aが形成されている。
受入れ部35は半径方向外向きに延びる半径方向部分36と、その先端から軸方向(本体33と平行に)に延びる軸方向部分37とを有し、断面L字形を呈している。その結果、本体33の長さ方向中間部の外周側に上方に開口した一定深さ及び一定幅の環状の挿入孔38が区画されている。
一方、コイル部28の下方の高圧タワー部40は全体的に円筒状を呈し、上方の小径部51と下方の大径部41とを有し、その間に段部52が形成されている。大径部41の内周面はストレートでその内径は本体33の外径とほぼ等しく、本体33に嵌合されている。大径部41の外周面には先端(下端)寄りに環状突起43が形成され、環状突起43よりも先端側は薄肉の挿入部45となっている。挿入部45の長さは挿入孔38の深さよりも少し長く、厚さは挿入孔38の幅よりも少し小さい。
その結果、挿入部45の先端が挿入孔38の底部に当接した状態で、環状突起43の端面と軸方向部分37の端面との間にはすきまがある。また、挿入部45の外周面と軸方向部分37の内周面との間、及び挿入部45の内周面と本体33の外周面との間にはそれぞれ外周側環状すきま46a及び内周側環状すきま46cが存在する(図3(c)参照)。この両方の環状すきま46a及び46cにそれぞれ外周側接着剤55a及び内周側接着剤55cが充填され、固化してプラグキャップ32と高圧タワー部40とを結合している。小径部51の中空孔にセットされたバネ49が点火プラグ15の上端面に弾性的に接触している。
(取付け方法)
次に、点火プラグ15への点火コイル20への取付けについて説明する。図3(a)に示すように、受入れ部35の挿入孔38の底部に接着剤55をためておく。図3(b)に示すように、本体33に本体41を嵌合し挿入部45を軸方向に前進させ挿入孔38に挿入する。すると、挿入孔38の底部にたまっていた接着剤55は挿入部45の先端により外周面側と内周面側とに押し分けられ(接着剤55a及び55c参照)、それぞれ外周側環状すきま46a及び内周側環状すきま46cに押し込まれる。
図3(c)に示すように、挿入部45が挿入孔38に完全に挿入されると、外周側接着剤55aは外周側環状すきま46aに全体に行きわたり、その一部55bが軸方向部分37と環状突起43との端面のすきま46bに収容される。一方、内周側接着剤55cは内周側環状すきま46bの下端から途中まで延びる。内周側接着剤55cがどこまで延びるかは内周側環状すきま46bの大きさや、挿入孔38への接着剤55の供給量の多少による。ここでは、内周側接着剤55cは外周側接着剤55aよりも少し長く延びている。
(作用効果)
この実施例の点火コイルの作用は公知で、しかも本発明の特徴と直接関係ないので、説明を割愛する。
この実施例の点火コイルの取付け構造によれば以下の効果が得られる。(イ)プラグキャップ32と高圧タワー部40との接着に関し、両者の接着強度が向上する。図3(c)から分かるように、高圧タワー部40の一部である薄肉円筒状の挿入部45を、プラグキャップ32に形成した受入れ部35の挿入孔37内に挿入した際、挿入部45と軸方向部分37及び本体33との間に外周側環状すきま46a及び内周側環状すきま46cが形成される。これらの環状すきま46a及び46cそれぞれ外周側接着剤55a及び内側側接着剤55cが充填されるからである。
また、外周側接着剤55aの長さが3から7mm程度であるので、プラグキャップ32と高圧タワー部40との接着長さの増大を抑制しつつ、挿入部45の外周面と軸方向部分37の内周面との接着面積が確保できる。さらに、内周側接着剤55cが外周側接着剤55aよりも長いので、本体33に本体41が嵌合される挿入部45の内周面側で、挿入部45と本体33との間に長い(広い)接着面積が確保でき、接着強度の向上に寄与する。
加えて、すきま46b内の接着剤55bを目視して、外周側環状すきま46aに外周側接着剤55aが充填されたことを確認できる。
(ロ)点火コイルの取付け方法に関し、挿入部45の外周面側すきま46a及び内周面側すきま46cへの外周側接着剤55a及び内周側接着剤55cの充填が容易である。挿入孔38の底部に接着剤55をためた状態で、挿入部45を挿入孔38に差し込むだけで良い。挿入部38の先端がたまった接着剤55を内外に押し分けるからである。
(ハ)点火プラグ15とプラグキャップ32との結合強度が大きい。プラグキャップ32の本体33の長さが点火プラグ15の碍子16の長さよりも長く、本体33が碍子16の全長にわたって嵌合、圧入されているからである。
本発明の実施例による点火プラグの取付構造を示す縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 上記実施例の取付け方法を示し,(a)は挿入部の挿入孔への挿入初期状態を示し、(b)は挿入中期状態を示し、(c)は挿入完了状態を示す。 発明を実施するための最良の実施の形態、特に挿入部と受入れ部との関係を示す説明図である。 従来例を示す要部縦断面図である。
符号の説明
12:プラグホール 15:点火プラグ
16:碍子 20:点火コイル
28:コイル部 32:プラグキャップ
33:本体 35:受入れ部
36:半径方向部分 37:軸方向部分
38:挿入孔 40:高圧タワー部
41:本体 42:環状突起
45:挿入孔 46a、46c:すきま
55,55a、55c:接着剤

Claims (8)

  1. 点火プラグの上端に被せられたプラグキャップと、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部とを接着剤で接着する点火コイルの取付け構造であって、
    前記プラグキャップは前記点火プラグに被せられた円筒状の本体、及び該本体の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含み、
    前記高圧タワー部は前記プラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び該本体の下端に形成され前記挿入孔にすきまを持って挿入された円筒状の挿入部を含み、
    前記挿入部の外周面と前記受入れ部の対向面との間の外周側すきまに外周側接着剤が充填され、該挿入部の内周面と前記プラグキャップの本体の対向面との間の内周側すきまに内周側接着剤が充填されている、
    ことを特徴とする点火コイルの取付け構造。
  2. 前記受入れ部は前記本体の軸方向中間部から半径方向外向きに延びた半径方向部分と、該半径方向部分から軸方向に延びた軸方向部分とを含み、該半径方向部分及び該軸方向部分が前記挿入孔を区画している請求項1に記載の点火コイルの取付け構造。
  3. 前記内周側接着剤の長さは前記外周側接着剤の長さの0.5から2.5倍であり、望ましくは0.8から1.5倍である請求項2に記載の点火コイルの取付け構造。
  4. 前記内周側接着剤の長さは前記外周側接着剤の長さよりも長い請求項2に記載の点火コイルの取付け構造。
  5. 前記外周側接着剤の長さは2から10mm、望ましくは3から7mmである請求項2に記載の点火コイルの取付け構造。
  6. 前記外周側接着剤の一部が前記受け入れ部の端面と前記高圧タワー部の対向面との間に露出している請求項5に記載の点火コイルの取付け構造。
  7. 点火プラグの上端に被せられた円筒状の本体、及び該本体の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含むプラグキャップと、点火コイルの下端から延び前記プラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び該本体の下端に形成され前記挿入孔にすきまを持って挿入された円筒状の挿入部を含む高圧タワー部とを、接着剤で接着する点火コイルの取付け方法であって、
    前記挿入孔の底部に前記接着剤を供給する工程と、
    前記挿入孔に前記挿入部を挿入部に挿入し、接着剤を該挿入部の外周面と前記受入れ部の対向面との間の外周側すきま、及び該挿入部の内周面と前記本体の対向面との内周側すきま間にそれぞれ押し分けて充填する工程と、
    から成ることを特徴とする点火コイルの取付け方法。
  8. 点火プラグの上端に被せられたプラグキャップと、点火コイルの下端から延びた高圧タワー部とを接着剤で接着する点火コイルの取付け構造であって、
    前記プラグキャップは前記点火プラグに被せられた円筒状の本体、及び該本体の外周面に形成され上方に開口した環状の挿入部を持つ環状の受入れ部を含み、
    前記高圧タワー部は前記プラグキャップの本体の外周面に嵌合された円筒状の本体、及び該本体の下端に形成され前記挿入孔に挿入される円筒状の挿入部を含み、
    前記プラグキャップの本体は前記点火プラグの碍子よりも長く、前記挿入部と前記プラグキャップの受入れ部及び本体との間のすきまに接着剤が充填されている、
    ことを特徴とする点火コイルの取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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