JP2006009783A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
内燃機関用点火装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006009783A JP2006009783A JP2005042260A JP2005042260A JP2006009783A JP 2006009783 A JP2006009783 A JP 2006009783A JP 2005042260 A JP2005042260 A JP 2005042260A JP 2005042260 A JP2005042260 A JP 2005042260A JP 2006009783 A JP2006009783 A JP 2006009783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- internal combustion
- combustion engine
- ignition device
- threaded portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P3/00—Other installations
- F02P3/02—Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/02—Details
- H01T13/08—Mounting, fixing or sealing of sparking plugs, e.g. in combustion chamber
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T13/00—Sparking plugs
- H01T13/40—Sparking plugs structurally combined with other devices
- H01T13/44—Sparking plugs structurally combined with other devices with transformers, e.g. for high-frequency ignition
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
- H01F2038/122—Ignition, e.g. for IC engines with rod-shaped core
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/06—Mounting, supporting or suspending transformers, reactors or choke coils not being of the signal type
Abstract
【課題】点火プラグと点火コイルを1つのハウジングに収納して一体化した内燃機関用点火装置において、内燃機関の振動によるハウジングの折損を防止する。
【解決手段】ハウジング1の外周面のうちシリンダヘッド200の取付穴201内で且つ雄ねじ部11よりも反燃焼室側に非ねじ部12を設け、非ねじ部12を取付穴201の内周面に接触させる。これによると、非ねじ部12における反燃焼室側端部が固定部と非固定部との境界部となるため、境界部の外径を大きくして境界部のハウジング肉厚を従来よりも厚くすることができ、境界部の強度を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】ハウジング1の外周面のうちシリンダヘッド200の取付穴201内で且つ雄ねじ部11よりも反燃焼室側に非ねじ部12を設け、非ねじ部12を取付穴201の内周面に接触させる。これによると、非ねじ部12における反燃焼室側端部が固定部と非固定部との境界部となるため、境界部の外径を大きくして境界部のハウジング肉厚を従来よりも厚くすることができ、境界部の強度を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、火花ギャップ間で放電する点火プラグとその点火プラグに高電圧を供給する点火コイルとを一体化した内燃機関用点火装置に関するものである。
従来、点火プラグと点火コイルを1つのハウジングに収納して一体化した内燃機関用点火装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。図6、図7に示すように、このような点火プラグと点火コイルを一体化した点火装置を内燃機関に取り付け固定するにあたっては、従来の点火プラグとの互換を持たせるため、ハウジング1に形成された雄ねじ部11をシリンダヘッド200の取付穴201の雌ねじ部202に螺合させるようになっている。
特開2003−297654号公報
しかしながら、特許文献1に記載された点火装置は、点火プラグ単体に比べて、シリンダヘッド200の雌ねじ部202に螺合された固定部から点火装置の重心までの距離が長く、且つ点火装置が重いため、内燃機関の振動による応力で、固定部と非固定部との境界部でハウジング1が折損してしまう恐れがあった。
さらに、ハウジング1の雄ねじ部11における反燃焼室側端部が固定部と非固定部との境界部となるが、雄ねじ部11を加工するうえでその部分には雄ねじ部11の外径よりも小径の逃がし部13を設ける必要があるため、境界部のハウジング肉厚が薄くなり、内燃機関の振動により境界部でのハウジング1の折損が発生しやすかった。
本発明は上記点に鑑みて、点火プラグと点火コイルを1つのハウジングに収納して一体化した内燃機関用点火装置において、内燃機関の振動によるハウジングの折損を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、高電圧を火花ギャップ間で放電して燃焼室(100)内の混合気を着火させる点火プラグ(2)と、点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)とを備え、点火プラグ(2)および点火コイル(3)が1つのハウジング(1)に収納され、ハウジング(1)に形成された雄ねじ部(11)が、シリンダヘッド(200)の取付穴(201)の雌ねじ部(202)に螺合された内燃機関用点火装置において、ハウジング(1)の外周面のうち取付穴(201)内で且つ雄ねじ部(11)よりも反燃焼室側に非ねじ部(12)を備えることを特徴とする。
これによると、ハウジングの雄ねじ部および非ねじ部が固定部となるため、非ねじ部における反燃焼室側端部が固定部と非固定部との境界部となる。そして、この境界部には逃がし部を設ける必要がないため、境界部の外径を大きくして境界部のハウジング肉厚を従来よりも厚くすることができる。これにより、境界部の強度を向上でき、内燃機関の振動によるハウジングの折損を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、高電圧を火花ギャップ間で放電して燃焼室(100)内の混合気を着火させる点火プラグ(2)と、点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)とを備え、点火プラグ(2)および点火コイル(3)が1つのハウジング(1)に収納され、ハウジング(1)に形成された雄ねじ部(11)が、シリンダヘッド(200)の取付穴(201)の雌ねじ部(202)に螺合された内燃機関用点火装置において、ハウジング(1)の外周面のうち取付穴(201)内で且つ雄ねじ部(11)よりも反燃焼室側に非ねじ部(12)を備え、ハウジング(1)の外周面のうち非ねじ部(12)よりも反燃焼室側にシール面(14a)を備え、ハウジング(1)の軸方向に沿った断面における非ねじ部(12)とシール面(14a)との接続部の形状が、所定の曲率半径の円弧状であることを特徴とする。
これによると、請求項1の発明と同様の効果が得られるとともに、非ねじ部(12)とシール面(14a)との接続部を円弧状にしているため、境界部の強度をさらに向上でき、内燃機関の振動によるハウジングの折損を一層確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明では、曲率半径は1mm以下であることを特徴とする。これによると、ガスケットリングとの干渉を避けつつ、境界部の強度を向上させることができる。
請求項4に記載の発明のように、雄ねじ部(11)の長さ(a)を10mm以上にすることができる。
請求項5に記載の発明のように、非ねじ部(12)を取付穴(201)の内周面に接触させることができる。
請求項6に記載の発明では、非ねじ部(12)は、取付穴(201)に圧入されていることを特徴とする。これによると、非ねじ部を取付穴の内周面に確実に接触させることができる。
請求項7に記載の発明では、非ねじ部(12)がテーパ状であることを特徴とする。これによると、非ねじ部を取付穴の内周面に確実に接触させることができる。
請求項8に記載の発明では、ハウジング(1)の硬度は、シリンダヘッド(200)の硬度よりも高いことを特徴とする。
これによると、点火装置を内燃機関に取り付け固定する際に、シリンダヘッド側を塑性変形させて、非ねじ部を取付穴の内周面に確実に接触させることができる。
請求項9に記載の発明では、非ねじ部(12)のうち最も反燃焼室側に位置する部位の外径は、雄ねじ部(11)の外径よりも大きいことを特徴とする。これによると、請求項1の発明による効果を確実に得ることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る内燃機関用点火装置が内燃機関に装着された状態を示す図、図2は図1の点火装置の内部構成を示す断面図、図3は図1の点火装置における固定部と非固定部との境界部近傍を示す断面図である。
以下、本発明を図に示す実施形態に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る内燃機関用点火装置が内燃機関に装着された状態を示す図、図2は図1の点火装置の内部構成を示す断面図、図3は図1の点火装置における固定部と非固定部との境界部近傍を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、点火装置は、円筒形状のハウジング1内に、点火プラグ2と点火コイル3が収納され、点火プラグ2の両電極(詳細後述)が車両用内燃機関の燃焼室100に露出するようにして、シリンダヘッド200の取付穴201に装着されるようになっている。因みに、シリンダヘッド200はアルミニウム製である。
シリンダヘッド200の取付穴201は段付き状になっており、取付穴201内の燃焼室100側に雌ねじ部202が形成され、取付穴201内の反燃焼室側には、雌ねじ部202の谷の径よりも大径で且つ円柱状の非ねじ部203が形成されている。また、シリンダヘッド200には、取付穴201よりも反燃焼室側に、取付穴201の非ねじ部203よりもさらに大径で且つ円柱状の収納穴204が形成されている。
ハウジング1は、シリンダヘッド200よりも硬度が高く、磁性体で且つ導電性の金属材料よりなり、より詳細にはS45CあるいはSUS430等の鉄鋼材料よりなる。
ハウジング1の外周面には、燃焼室100側の端部に雄ねじ部11が形成され、雄ねじ部11よりも反燃焼室側に、雄ねじ部11よりも大径で且つ円柱状の非ねじ部12が形成されている。また、雄ねじ部11と非ねじ部12との間に、雄ねじ部11の外径よりも小径の逃がし部13が形成されている。なお、ハウジング1の非ねじ部12およびシリンダヘッド200の非ねじ部203は、いずれも軸方向全域に亘って径が一定になったストレート円柱形状であるが、ハウジング1の非ねじ部12がシリンダヘッド200の非ねじ部203に圧入されるように、ハウジング1の非ねじ部12とシリンダヘッド200の非ねじ部203の径寸法が設定されている。
ハウジング1は段付き状になっており、非ねじ部12よりも反燃焼室側に、非ねじ部12よりも大径で且つ円柱状の中径部14が形成され、中径部14よりも反燃焼室側に、中径部14よりも大径で且つ円柱状の大径部15が形成されている。
ハウジング1の外周面における反燃焼室側の端部には、締め付け用ナット部16が形成されている。そして、中径部14の端面と収納穴204の底部205との間にガスケットリング300を介在させた状態で、ナット部16を利用してハウジング1を回して、雄ねじ部11をシリンダヘッド200の雌ねじ部202にねじ結合させることにより、点火装置がシリンダヘッド200に固定される。
この際、ハウジング1よりもシリンダヘッド200の方が硬度が低いため、シリンダヘッド200の非ねじ部203を塑性変形させつつ、ハウジング1の非ねじ部12がシリンダヘッド200の非ねじ部203に圧入され、これにより、ハウジング1の非ねじ部12がシリンダヘッド200の非ねじ部203に確実に接触するようになっている。一方、中径部14および大径部15は、収納穴204に対して非接触である。したがって、ハウジング1の雄ねじ部11および非ねじ部12が固定部となり、中径部14および大径部15が非固定部となる。
ハウジング1内には、電気絶縁性材料であるセラミックからなる円筒状の碍子5が収納されている。碍子5の外周面には、燃焼室100側近傍に段付き状の当たり面51が形成されており、ハウジング1の内周面には、この当たり面51に当接する段付き状の受け面17が形成されている。そして、受け面17と当たり面51の間には図示しない金属製のパッキンが介在し、ハウジング1と碍子5との間からの燃焼ガスの洩れを防止するようになっている。
点火プラグ2は、導電性金属よりなるステム21、導電性金属よりなる中心電極22、および導電性金属よりなる接地電極23等から構成されている。そして、ステム21および中心電極22は、碍子5の中心穴に挿入されており、この中心電極22の一端は燃焼室100に露出している。また、接地電極23はハウジング1に溶接等により一体化されており、この接地電極23は火花ギャップを有して中心電極22の一端と対向している。
点火コイル3は、1次巻線31、2次巻線32、磁性材料よりなる円柱状の中心コア33、および電気絶縁性の樹脂にて有底円筒状に形成された2次スプール34等から構成されている。1次巻線31は、碍子5の外周部に直接巻線されている。そして、1次巻線31の両端は図示しないターミナルを介して、接続コネクタ6のコネクタ端子61に接続されており、これにより1次巻線31に図示しないイグナイタからの制御信号が入力されるようになっている。
2次スプール34の外周に2次巻線32が巻かれ、2次スプール34の中心穴に中心コア33が挿入されている。また、碍子5と2次巻線32との隙間には、電気絶縁性に富む樹脂、例えばエポキシ樹脂が充填されている。
2次巻線32の高電圧端は、点火プラグ2のステム21を介して中心電極22に電気的に接続され、低電圧端は、図示しないターミナルを介してハウジング1に接続されている。なお、ハウジング1はシリンダヘッド200等を介して図示しない車両のボデーに接地されている。
上記構成の点火装置は、イグナイタからの制御信号に基づいて点火コイル3が高電圧を発生し、点火プラグ2はその高電圧を火花ギャップ間で放電して燃焼室100内の混合気を着火させる。
ところで、固定部全長LをISO規格にあるロングリーチ(L=19mm、または、L=26.5mm)とすることで、固定部全長Lの全てをねじにしなくても熱価を確保できる。すなわち、図4は雄ねじ部11の長さaと熱価との関係を示すものであるが、これによれば雄ねじ部11の長さaは10mmあればよい。したがって、L=19mmの場合、非ねじ部12の長さbは最大9mm確保でき、L=26.5mmの場合、非ねじ部12の長さbは最大16.5mm確保できる。また、固定部全長Lを現在のISO規格以外とした場合は、非ねじ部12の長さbは、0<b≦L−10、となる。
このように、非ねじ部12を設けた場合、非ねじ部12における反燃焼室側端部が固定部と非固定部との境界部になる。そして、この境界部は雄ねじ部11や逃がし部13よりも大径であるため、境界部のハウジング肉厚が従来よりも厚くなる。したがって、境界部の強度を向上でき、内燃機関の振動によるハウジング1の折損を防止することができる。
因みに、例えば雄ねじ部11の呼びがM10の場合、境界部の内径dは通常φ6.9mmであり、従来の点火装置における逃がし部13の外径d1はφ9mmであり、本実施形態における非ねじ部12の外径d2は通常φ10.6mm以上にすることができる。そして、本実施形態における非ねじ部12の外径d2をφ10.6mmにした場合、境界部の応力を約62%低減することが可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る内燃機関用点火装置の要部を示す断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態について説明する。図5は本発明の第2実施形態に係る内燃機関用点火装置の要部を示す断面図である。なお、第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5は、ハウジング1の軸方向に沿った断面の図であり、非ねじ部12と中径部14の端面14aとの接続部の形状を、円弧状にしている。これにより、境界部の強度をさらに向上でき、内燃機関の振動によるハウジング1の折損を一層確実に防止することができる。
また、非ねじ部12と中径部14の端面14aとの接続部における円弧状部分の曲率半径Rは、ガスケットリング300との干渉を避けつつ、境界部の強度を向上させるために、0<R≦1mmに設定している。
なお、中径部14の端面14aは、本発明のシール面に相当する。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ハウジング1の非ねじ部12およびシリンダヘッド200の非ねじ部203は、いずれもストレート円柱形状であったが、ハウジング1の非ねじ部12をテーパ状にしてもよい。具体的には、ハウジング1の非ねじ部12を、燃焼室100側から反燃焼室側に向かって外径が大きくなるテーパとし、且つ、テーパの最大径をシリンダヘッド200の非ねじ部203の径よりも大きくするとともに、テーパの最小径をシリンダヘッド200の非ねじ部203の径よりも小さくする。これにより、ハウジング1の非ねじ部12をシリンダヘッド200の非ねじ部203に確実に接触させることができる。
上記実施形態では、ハウジング1の非ねじ部12およびシリンダヘッド200の非ねじ部203は、いずれもストレート円柱形状であったが、ハウジング1の非ねじ部12をテーパ状にしてもよい。具体的には、ハウジング1の非ねじ部12を、燃焼室100側から反燃焼室側に向かって外径が大きくなるテーパとし、且つ、テーパの最大径をシリンダヘッド200の非ねじ部203の径よりも大きくするとともに、テーパの最小径をシリンダヘッド200の非ねじ部203の径よりも小さくする。これにより、ハウジング1の非ねじ部12をシリンダヘッド200の非ねじ部203に確実に接触させることができる。
なお、ハウジング1の非ねじ部12をテーパ状にする場合、非ねじ部12における軸方向の全域をテーパ状にしてもよいし、非ねじ部12における軸方向の一部領域をテーパ状にしてもよい。
また、上記実施形態では、内周側が2次巻線32であり、外周側が1次巻線31であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、外周側を2次巻線32とし、内周側を1次巻線31としてもよい。
1…ハウジング、2…点火プラグ、3…点火コイル、11…雄ねじ部、12…非ねじ部、100…燃焼室、200…シリンダヘッド、201…取付穴、202…雌ねじ部。
Claims (9)
- 高電圧を火花ギャップ間で放電して燃焼室(100)内の混合気を着火させる点火プラグ(2)と、前記点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)とを備え、
前記点火プラグ(2)および前記点火コイル(3)が1つのハウジング(1)に収納され、
前記ハウジング(1)に形成された雄ねじ部(11)が、シリンダヘッド(200)の取付穴(201)の雌ねじ部(202)に螺合された内燃機関用点火装置において、
前記ハウジング(1)の外周面のうち前記取付穴(201)内で且つ前記雄ねじ部(11)よりも反燃焼室側に非ねじ部(12)を備えることを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 高電圧を火花ギャップ間で放電して燃焼室(100)内の混合気を着火させる点火プラグ(2)と、前記点火プラグ(2)に高電圧を供給する点火コイル(3)とを備え、
前記点火プラグ(2)および前記点火コイル(3)が1つのハウジング(1)に収納され、
前記ハウジング(1)に形成された雄ねじ部(11)が、シリンダヘッド(200)の取付穴(201)の雌ねじ部(202)に螺合された内燃機関用点火装置において、
前記ハウジング(1)の外周面のうち前記取付穴(201)内で且つ前記雄ねじ部(11)よりも反燃焼室側に非ねじ部(12)を備え、
前記ハウジング(1)の外周面のうち前記非ねじ部(12)よりも反燃焼室側にシール面(14a)を備え、
前記ハウジング(1)の軸方向に沿った断面における前記非ねじ部(12)と前記シール面(14a)との接続部の形状が、所定の曲率半径の円弧状であることを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 前記曲率半径は1mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関用点火装置。
- 前記雄ねじ部(11)の長さ(a)が、10mm以上であることを特徴とする請求項請求項1ないし3のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
- 前記非ねじ部(12)は、前記取付穴(201)の内周面に接触していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
- 前記非ねじ部(12)は、前記取付穴(201)に圧入されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関用点火装置。
- 前記非ねじ部(12)がテーパ状であることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関用点火装置。
- 前記ハウジング(1)の硬度は、前記シリンダヘッド(200)の硬度よりも高いことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
- 前記非ねじ部(12)のうち最も反燃焼室側に位置する部位の外径は、前記雄ねじ部(11)の外径よりも大きいことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の内燃機関用点火装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005042260A JP2006009783A (ja) | 2004-05-21 | 2005-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
US11/131,346 US7243643B2 (en) | 2004-05-21 | 2005-05-18 | Ignition device for internal combustion engine |
DE102005023458A DE102005023458A1 (de) | 2004-05-21 | 2005-05-20 | Zündungsvorrichtung für einen Verbrennungsmotor |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004152171 | 2004-05-21 | ||
JP2005042260A JP2006009783A (ja) | 2004-05-21 | 2005-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006009783A true JP2006009783A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35404564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005042260A Pending JP2006009783A (ja) | 2004-05-21 | 2005-02-18 | 内燃機関用点火装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7243643B2 (ja) |
JP (1) | JP2006009783A (ja) |
DE (1) | DE102005023458A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010084904A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 日本特殊陶業株式会社 | 内燃機関用スパークプラグ |
KR101241199B1 (ko) | 2007-11-19 | 2013-03-13 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드커버용 댐퍼 볼트 |
JP2015528193A (ja) * | 2012-07-25 | 2015-09-24 | キャタピラー エナジー ソリューションズ ゲーエムベーハー | スパークプラグ |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006013429A (ja) * | 2004-05-27 | 2006-01-12 | Denso Corp | プラグ一体形点火コイル |
JP4316474B2 (ja) * | 2004-11-02 | 2009-08-19 | 株式会社デンソー | 燃焼室圧力検出装置 |
FR2890247B1 (fr) * | 2005-08-25 | 2007-09-28 | Renault Sas | Bougie d'allumage plasma pour un moteur a combustion interne |
DE102006035980A1 (de) * | 2006-08-02 | 2008-02-07 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze mit reduziertem Bauraum |
DE102006043593B3 (de) * | 2006-09-16 | 2008-04-10 | Multitorch Gmbh | Zündkerze |
JP5048084B2 (ja) * | 2007-03-07 | 2012-10-17 | フェデラル−モーグル・イグニション・カンパニー | 14mmエクステンションスパークプラグ |
DE102019203913A1 (de) * | 2019-03-21 | 2020-09-24 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerzengehäuse, Zündkerze und Verfahren zur Herstellung einer Zündkerze |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029388A (ja) | 1983-07-28 | 1985-02-14 | Hitachi Zosen Corp | 救命艇の一斉離脱装置 |
JPH11329666A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-30 | Ngk Spark Plug Co Ltd | スパークプラグ |
DE19928838C1 (de) * | 1999-06-24 | 2001-02-15 | Otmar Gaehrken | Zylinderkopf |
US6178957B1 (en) * | 1999-09-08 | 2001-01-30 | Visteon Global Technologies, Inc. | Pencil ignition coil assembly module |
US6406307B2 (en) * | 2000-02-28 | 2002-06-18 | Delphi Technologies, Inc. | Annular electrical connector assembly |
US6443137B1 (en) * | 2000-09-08 | 2002-09-03 | Delphi Technologies, Inc. | Method of producing spark ignition assembly with integral spark plug and ignition coil |
WO2003008799A1 (fr) * | 2001-07-18 | 2003-01-30 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Bobine d'allumage et dispositif d'allumage de moteur a combustion interne |
JP4019911B2 (ja) * | 2002-01-17 | 2007-12-12 | 株式会社デンソー | スパークプラグ |
JP3918610B2 (ja) | 2002-04-01 | 2007-05-23 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火装置 |
DE10257995B4 (de) * | 2002-04-09 | 2011-03-24 | Robert Bosch Gmbh | Zündkerze |
JP4305294B2 (ja) * | 2003-08-28 | 2009-07-29 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火装置 |
-
2005
- 2005-02-18 JP JP2005042260A patent/JP2006009783A/ja active Pending
- 2005-05-18 US US11/131,346 patent/US7243643B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-05-20 DE DE102005023458A patent/DE102005023458A1/de not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101241199B1 (ko) | 2007-11-19 | 2013-03-13 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드커버용 댐퍼 볼트 |
WO2010084904A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2010-07-29 | 日本特殊陶業株式会社 | 内燃機関用スパークプラグ |
JPWO2010084904A1 (ja) * | 2009-01-23 | 2012-07-19 | 日本特殊陶業株式会社 | 内燃機関用スパークプラグ |
JP5331114B2 (ja) * | 2009-01-23 | 2013-10-30 | 日本特殊陶業株式会社 | 内燃機関用スパークプラグ |
JP2015528193A (ja) * | 2012-07-25 | 2015-09-24 | キャタピラー エナジー ソリューションズ ゲーエムベーハー | スパークプラグ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050284454A1 (en) | 2005-12-29 |
DE102005023458A1 (de) | 2005-12-15 |
US7243643B2 (en) | 2007-07-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006009783A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP4674219B2 (ja) | プラズマジェット点火プラグの点火システム | |
JP5850836B2 (ja) | 点火コイル、点火プラグ並びにこれらの点火コイル及び点火プラグを含む点火装置 | |
US7605526B2 (en) | Spark plug for internal combustion engine | |
US8810117B2 (en) | Spark plug having a hole for adjustment | |
CN113383470B (zh) | 火花塞 | |
US6923042B2 (en) | Ignition apparatus for internal combustion engine | |
JP2011146130A (ja) | スパークプラグ | |
US7150274B2 (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
US20210359495A1 (en) | Spark plug | |
JP4013891B2 (ja) | スパークプラグ | |
US6817350B2 (en) | Ignition device for an internal combustion engine | |
JP3918610B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP4441872B2 (ja) | スティック形点火コイル及びその円筒部材 | |
US6698411B2 (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
US11855417B2 (en) | Spark plug and method for producing a spark plug | |
US7080638B2 (en) | Ignition device for internal combustion engine | |
JP3838138B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP6411433B2 (ja) | スパークプラグ | |
JP4019766B2 (ja) | 内燃機関用点火装置およびその組み付け方法 | |
JP4678981B2 (ja) | スパークプラグユニット | |
JP2005024537A (ja) | 燃焼圧センサ | |
JP2003297655A (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP2007184453A (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
JP2003293924A (ja) | 内燃機関用点火装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091027 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100302 |