JP2005157516A - 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 色域の異なる二つの色空間をそれぞれ、四面体で構成された多面体で表すことにより、第1の色空間における位置に対応する色信号を第2の色空間における位置に対応する色信号へ変換する。
【解決手段】 第1の色空間の入力色信号を、前記第1の色空間と色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する画像処理方法であって、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、
前記相対位置を用いて色変換を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、第1の色空間の入力色信号を、第1の色空間と色再現範囲の異なる第2の色空間の色信号に変換する画像処理方法及び画像処理装置に関するものである。
従来、カラーデータを出力する装置として、モニタやプリンタ(ハードコピー装置)などがあり、モニタはRGBの加法混色で表現され、ハードコピー装置はCMYKの減法混色で表現されている。
一般的にモニタの方がハードコピー装置よりも色再現範囲が広いため、モニタで表示された画像をハードコピー装置で忠実に再現することはできない。
そこで、色味の視覚的な一致を図るための技術として色空間圧縮方法がある。この色空間圧縮方法には、以下のような様々な方法がある。
(1)色再現範囲全体を線形にマッピングする方法
(2)色再現範囲外の色だけを色再現範囲の外縁に圧縮する方法
(3)色再現範囲内では元の色を保存するためにできる限り圧縮せず、色再現範囲外の色は色再現範囲の高彩度部へ圧縮することにより階調性を保つ方法。
しかしながら、上記(1)の方法では、線形にマッピングするため、階調性は損なわれないが、視覚的に異なった色に見えてしまうということが起こる。
また上記(2)の方法では、色再現範囲外のある二点が色再現範囲外縁の同じ位置にマッピングされることがあり、階調性が崩れ画像の持っている情報を失うことになる。
更に上記(3)の方法では、階調性が失われず、かつ彩度が低い部分に関しては元の色が保存されるため、人間の視覚的にもっとも違和感がなく、写真の画像を処理する際の色空間圧縮方法などに用いられる。
特開平04−186968号
上記(3)の方法では、第1の色空間内の色を、第2の色空間内のどのあたりまで圧縮するかといった定義がなく、特に彩度について圧縮部の設定が非常に難しい。
そこで、上記第1の色空間と第2の色空間を同じ面の数を持った多面体で表現できることに注目する。従来は色空間体積が異なった二つの色空間の信号を変換する際には、色空間の形状が違うたびにそれぞれの明度域・彩度域が異なるため、特に規則性をもたない複雑な演算を行う必要があった。
第1の本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、第1の色空間での複数点とそれに対応する第2の色空間の複数点が決定するとそれぞれ四面体を集めた多面体を構成できることから、どのような色域の形状であっても一定の規則に法り、体系的に変換することを目的とする。
また上記(3)の方法は、目標色に関しては第1の色空間内の色を第2の色空間内に該当する色へ多面体を構成する一平面を用いて変換することができたが、その中間色については目標色の移動に準じた色設定が必要となり、単純な多面体を構成する一平面同士の線形変換では適切な色味を表現できない部分があった。
第2の本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、第1の色空間を近似した多面体を構成する一平面から第2の色空間を近似した多面体を構成する一平面へ色信号の変換を行う際に単純な線形変換ではなく、できる限り色相のズレを少なくし、かつ目標色の移動に準じた色設定を行うことにより、最適な色変換を行うことを目的とする。
更に上記(3)の方法は、色域外縁の色に関しては第1の色空間内の色を第2の色空間内の目標色へ、単純に外縁同士を結ぶことで色変換することができたが、第1の色空間内部の色についての目標色が設定されているとき、外縁の目標色に準じた色設定が必要となり、単純な多面体を構成する一平面同士の変換では適切な色域内部の目標色を表現できない。
第3の本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、第1色空間の色域内部の点を第2の色空間色域内部の目標点へ色変換する際に、色域外縁の目標点から得られる平面をうまく利用することにより、最適な色変換を行うことを目的とする。
また上記(3)の方法はどのあたりまで彩度を圧縮し、どのあたりまでの彩度を圧縮しないか、といった彩度圧縮の基準が明確ではなく、また明度に関しても特定の圧縮基準はなく、経験によって圧縮する範囲を決定している部分が多い。
第4の本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、どのような色空間同士の変換においても体系的に彩度・明度の圧縮を行えるような方法を発明し、人間の目で違和感のない最適な彩度・明度の圧縮を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、第1の色空間の入力色信号を、前記第1の色空間と色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する画像処理方法であって、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、前記相対位置を用いて色変換を行うことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば色域の異なる二つの色空間を多面体を用いて色変換することができるため、色空間の違う入力機器どおしの色空間圧縮処理などに用いることができ、入力色信号が表す色に見え方が近い色を表す色信号に変換することが可能となる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、上記従来の(3)の方法では、第1の色空間内の色を、第2の色空間内のどのあたりまで圧縮するかといった定義がなく、特に彩度において圧縮部の設定が非常に難しく、第1の色空間と第2の色空間を同じ面の数を持った多面体で表現できることに注目し、従来は色空間体積が異なった二つの色空間の信号を変換する際には、色空間の形状が違うたびにそれぞれの明度域・彩度域が異なるため、特に規則性をもたない複雑な演算を行う必要があったという問題を鑑みて、第1の色空間での複数点とそれに対応する第2の色空間の複数点が決定するとそれぞれ四面体を集めた多面体を構成できることから、どのような色域の形状であっても一定の規則に法り、体系的に変換するものである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る第1の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。図1に示す画像処理装置に入力される信号は何らかのデバイスに依存する色空間の写真調画像の画像信号であり、例えばRGB信号でもCMYK信号でも良い。
図1において、100は第1の色空間を多面体化する変換部であり、第1の色空間から代表的な点をいくつか選択して(例えばRGBCMYなど)それらと白・黒をつないで頂点とし、多面体化するものである(図2)。また同時に102で第2の色空間も多面体化する。101で入力された信号をデバイスに独立な標準色空間の信号に変換する。101で入力された色信号は必ず100で示された第1の色空間の多面体内に全て収まる。本実施形態では、標準色空間としてLで表される均等色空間を用いて説明する。
103では明度圧縮を行う。ここではまず、第1の色空間の多面体頂点の明度を、第2の色空間の多面体頂点の明度に合わせ、彩度はそのままにしておく。頂点を合わせると同時に内部点も圧縮する。本実施例での圧縮方法は図3、図4に示すように任意点を通る平面で多面体を切り、最大彩度の明度より上か下かでγのかけ方を変えて圧縮を行う。
図3、4では任意点が最大彩度の明度よりも下に位置する場合の圧縮を示す。図3では白黒点の補正を行うためにまず、第1の色空間の白黒点を第2の色空間の白黒点に合わせている。それと同時に知覚γ(人間の明るさの知覚に対して均等な歩度である明度において線形圧縮)をかけながら任意点の白黒補正を行う。
白黒補正後の任意点の明度は
L'=(((L−C)/(E−C))^γ)×(D−C)+C・・・(1)
で表される。
次に図4では、白黒補正を施した任意点を第2の色空間の明度に調整する過程を示す。図4より、明度調整によって任意点の明度は
L”= ((L´−C)/(D−C))×(F−H)+H・・・(2)
で表される。
104では任意点を多面体外縁へ移動する過程を示す。等明度で表された第1の色空間と第2の色空間は、明度ごとの等色相線のデータが利用できるため、図5に示すように任意点Xを通る色相曲線を延長して任意点を多面体外縁Yに持って行く。その際、任意点X'(元の色)の彩度情報を失わないように
r=外縁Yの彩度に対する元の位置Xの彩度割合・・・(3)
を求めて記憶させておく。
このように外縁へ移った任意点Yは必ず多面体の表面に位置する。この多面体は四面体の集まりでできているため各表面は三角形になっており、任意点Y三角形上に存在する。このように第1の色空間と第2色空間を結びつける状態をGCS(ガマットコネクションスペース)と名付ける。
この任意点Yの第1の色空間における三角形内での位置関係は判明したが、これを105で第2の色空間における位置に変換する。GCSを用いた変換方法はいろいろあるが、本実施例では第1の色空間の三角形三点を第2の色空間の三角形三点へ移す写像より3×3Matrixを用いる。
第1の色空間の三角形三点を(a,b,c)、(a,b,c)、(a,b,c)、第2の色空間の三角形三点を(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)とすると
Figure 2005157516
となる。ここで逆行列をかけると
Figure 2005157516
でMatrix Aが求まる。
第1の色空間における任意点をY=(l,a,b)とすると第2の色空間上では
Y’=(l’,a’,b’)として
Figure 2005157516
で表される。図6は三角形三点をW,B,Mの例を利用してYをY´に変換した場合を示している。
ここで彩度割合Rを
R=第1の色空間外縁Yの彩度/第2の色空間外縁Y´の彩度・・・(7)
として(相対位置を)求めておく。
変換されたY'は第2の色空間の外縁(多面体表面)に位置するためこれを106で(3)と(7)の二つのパラメータを用いて非線形に彩度圧縮する。
図7では彩度圧縮の様子をa*b*面とL*C*面から示している。外縁にあるY´をとおる色相曲線にそって二つのパラメータより圧縮したものがX´点である。
本実施形態によれば、第1の色空間でのRGBCMYといった複数の代表点が第2の色空間でのRGBCMY(複数の目標点)のように同じ色味でマップすることがわかっているとき、それに準じた色味に基づいて色信号の変換を施すことができる。
従って、第2の色空間での多面体頂点にあたる色が第1の色空間での多面体頂点での目標色であるなど、人間が見て入力色に対して最も近く見える色として設定されていた場合、その他の色も同様に人間が見て違和感のない色として再現することができる。
以上説明した実施形態によれば、第1の色空間の入力色信号を、色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する際に、それぞれの色空間を四面体の集まりである多面体で表し、第1の色空間に入力された色信号を、彩度情報を記憶しながら第1の色空間外縁での相対位置で表し、第1の色空間外縁から第2の色空間外縁への変換方法と、第2の色空間外縁へ変換された色信号を二つのパラメータを用いて色空間内部へ彩度圧縮できる。
図6に示すように、人間の視覚特性に基づくデータから広い色空間での色相系から狭い色空間での色相系へ色空間圧縮処理を行うので、同じ色相上で彩度を圧縮する図7に示すような従来方法に比べて入力信号色信号が示す色に見え方が近い色を示す色信号に変換することができる。
(第2の実施例)
第2の実施形態では、従来技術の(3)の方法は、目標色に関しては第1の色空間内の色を第2の色空間内に該当する色へ多面体を構成する一平面を用いて変換することができたが、その中間色については目標色の移動に準じた色設定が必要となり、単純な多面体を構成する一平面同士の線形変換では適切な色味を表現できない部分があることを鑑み、第1の色空間を近似した多面体を構成する一平面から第2の色空間を近似した多面体を構成する一平面へ色信号の変換を行う際に単純な線形変換ではなく、できる限り色相のズレを少なくし、かつ目標色の移動に準じた色設定を行うことにより、最適な色変換を行うものである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図8は、本実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。図8に示す画像処理装置に入力される信号は何らかのデバイスに依存する色空間の写真調画像の画像信号であり、例えばRGB信号でもCMYK信号でも良い。
図8において、800は第1の色空間を多面体化する変換部であり、第1の色空間から代表的な点をいくつか選択して(例えばRGBCMYなど)それらと白・黒をつないで頂点とし、多面体化するものである(図2)。また同時に802で第2の色空間も多面体化する。801で入力された信号をデバイスに独立な標準色空間の信号に変換する。801で入力された色信号は必ず800で示された第1の色空間の多面体内に全て収まる。本実施形態では、標準色空間としてLで表される均等色空間を用いて説明する。
803では明度圧縮を行う。ここではまず、第1の色空間の多面体頂点の明度を、第2の色空間の多面体頂点の明度に合わせ、彩度はそのままにしておく。頂点を合わせると同時に内部点も圧縮する。本実施例での圧縮方法は図9、図10に示すように任意点を通る平面で多面体を切り、最大彩度の明度より上か下かでγ補正処理方法を変えて圧縮を行う。
図9、10では任意点が最大彩度の明度よりも下に位置する場合の圧縮を示す。図9では白黒点の補正を行うためにまず、第1の色空間の白黒点を第2の色空間の白黒点に合わせている。それと同時に知覚γをかけながら任意点の白黒補正を行う。
白黒補正後の任意点の明度は
L´=(((L−C)/(E−C))^γ)×(D−C)+C・・・(1)
で表される。
次に図10では、白黒補正を施した任意点を第2の色空間の明度に調整する過程を示す。図10より、明度調整によって任意点の明度は
L”= ((L´−C)/(D−C))×(F−H)+H・・・(2)
で表される。
804では任意点を多面体外縁へ移動する過程を示す。等明度で表された第1の色空間と第2の色空間は、明度ごとの等色相線のデータが利用できるため、図11に示すように任意点Xを通る色相曲線を延長して任意点を多面体外縁Yに持って行く。その際、
r=外縁Yの彩度に対する元の位置Xの彩度割合・・・(3)
を求めて記憶させておく。
このように外縁へ移った任意点Yは必ず多面体の表面に位置する。この多面体は四面体の集まりでできているため各表面は三角形になっており、任意点Y三角形上に存在する。このように第1の色空間と第2色空間を結びつける状態をGCS(ガマットコネクションスペース)と名付ける。
この任意点Yの第1の色空間における三角形内での位置関係は判明したが、これを805で第2の色空間における位置に変換する。GCSを用いた変換方法はいろいろあるが、本実施例では第1の色空間の三角形三点を第2の色空間の三角形三点へ移す際、等色相線の移動をできるだけ抑える方法を用いる。
第1の色空間の三角形三点を(a,b,c)、(a,b,c)、(a,b,c)、とする。この三点を直接第2の色空間の三角形三点(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)へ線形変換すると三角形の形が第1の空間と第2の空間で著しく異なる場合には色相が大幅に変わってしまうため、変換後の色味のズレが大きくなることが多々あった。
そこで第1の空間と第2の空間の三角形の形が近いときには色相のズレが少なくなることに注目し、第2の空間の三角形を第1の空間の三角形の形へ近づけてから線形行列変換を用いた。その結果第1の色空間の変換前の色と線形処理後の第2の色空間の変換後の色が合う。
まず、第2の色空間の三角形三点を、第1の色空間の三角形三点の形へ近づけるために、第2の色空間の三角形三点(l,a,b),(l,a,b),(l,a,b)を、それぞれ第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の彩度に合わせる。
ただしここではL=l、L=l、L=lである。
具体的には次のように行う。
三角形三点の彩度をそれぞれ
Figure 2005157516
Figure 2005157516
Figure 2005157516
として、
(a,b)を通る色相曲線を算出し、その色相曲線に沿って彩度がCになるところまで延長(短縮)し、その点を(p,q,r)とする。
同様に(a,b)は彩度C、(a,b)はCまで延長(短縮)し、それぞれ求まった点を(p,q,r)、(p,q,r)とする。
これにより第2の色空間の三角形三点の派生形(仮想色空間上の点)(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)は第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の形に極めて近くなり、この状態で線形変換を行う。
Figure 2005157516
となる。ここで逆行列をかけると
Figure 2005157516
でMatrix Aが求まる。
第1の色空間における任意点をY=(l,a,b)とすると第2の色空間の三角形延長(短縮)(仮想色空間)上では
Y’=(l’,a’,b’)として
Figure 2005157516
で表される。図12は三角形三点をW,B,MをW’,B’,M’へ変換する過程を示し、点Yは点Y’に変換された例を示している。このB’,M’は第2の色空間においてB’’,M’’を通る色相曲線(破線)上、かつそれぞれB,Mの彩度と等しい点として求めている。つまり図12では、第1の色空間における三角形WBM(平面)上にあるY点を仮想色空間における三角形W’B’M’(平面)に線形変換し、Y’点へ変換し、
さらにY’点を通る等色相線と、第2の色空間における三角形W’’B’’M’’(平面)との交点をY’’点とし、これが求める点となる。なお、破線はそれぞれB”点、M”点を通る等色相線を表す。
ここで求まったY’点(l’,a’,b’)は第2の色空間上にあるのではなく、第2の色空間で表された三角形の仮想空間上での三角形内に位置すると考えられるのため、これを第2の色空間表面のY”点(l”,a”,b”)に戻す必要がある。
Y’点(l’,a’,b’)をY”点(l”,a”,b”)に戻す際にも色相がズレないように処理する必要があるため、まずY’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線(図12破線)を求める。またY”点(l”,a”,b”)は第2の色空間での多面体表面上にあることは自明であるため、Y’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線と第2の色空間を近似した多面体との交点がY”点(l”,a”,b”)となる。
ここで彩度割合Rを
R=第1の色空間外縁Yの彩度/第2の色空間外縁Y’’の彩度・・・(10)
として求めておく。
変換されたY’’は第2の色空間の外縁(多面体表面)に位置するためこれを806で(3)と(10)の二つのパラメータを用いて非線形に彩度圧縮する。
図13では彩度圧縮の様子をa*b*面とL*C*面から示している。外縁にあるY’をとおる色相曲線にそって二つのパラメータより圧縮したものがX’点である。
本実施形態によれば、第1の色空間でのRGBCMYといった複数の代表点が第2の色空間でのRGBCMY(目標色)のように同じ色味でマップすることがわかっているとき、それに準じた色味に基づいて色信号の変換を施すことができる。
従って、第2の色空間での多面体頂点にあたる色が第1の色空間での多面体頂点での目標色であるなど、人間が見て入力色に対して最も近く見える色として設定されていた場合、その他の色も同様に人間が見て違和感のない色として再現することができる。
以上説明した実施形態によれば、図12に示すように、人間の視覚特性に基づくデータから広い色空間での色相系から狭い色空間での色相系へ色空間圧縮処理を行うので、同じ色相上で彩度を圧縮する図13に示すような従来方法に比べて入力信号色信号が示す色に見え方が近い色を示す色信号に変換することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、色域外縁の色に関しては第1の色空間内の色を第2の色空間内の目標色へ、単純に外縁同士を結ぶことで色変換することができたが、第1の色空間内部の色についての目標色が設定されているとき、外縁の目標色に準じた色設定が必要となり、単純な多面体を構成する一平面同士の変換では適切な色域内部の目標色を表現できないことを鑑み、第1色空間の色域内部の点を第2の色空間色域内部の目標点へ色変換する際に、色域外縁の目標点から得られる平面をうまく利用することにより、最適な色変換を行うものである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図14は、本実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。図14に示す画像処理装置に入力される信号は何らかのデバイスに依存する色空間の写真調画像の画像信号であり、例えばRGB信号でもCMYK信号でも良い。
図14において、1400は第1の色空間を多面体化する変換部であり、第1の色空間から代表的な点をいくつか選択して(例えばRGBCMYなど)それらと白・黒をつないで頂点とし、多面体化するものである(図2)。また同時に1402で第2の色空間も多面体化する。1401で入力された信号をデバイスに独立な標準色空間の信号に変換する。1401で入力された色信号は必ず1400で示された第1の色空間の多面体内に全て収まる。本実施形態では、標準色空間としてLで表される均等色空間を用いて説明する。
1403では明度圧縮を行う。ここではまず、第1の色空間の多面体頂点の明度を、第2の色空間の多面体頂点の明度に合わせ、彩度はそのままにしておく。頂点を合わせると同時に内部点も圧縮する。本実施例での圧縮方法は図15、図16に示すように任意点を通る平面で多面体を切り、最大彩度の明度より上か下かでγ補正処理方法を変えて圧縮を行う。
図15、16では任意点が最大彩度の明度よりも下に位置する場合の圧縮を示す。図15では白黒点の補正を行うためにまず、白黒点を第2の色空間の白黒点に合わせている。それと同時に知覚γをかけながら任意点の白黒補正を行う。
白黒補正後の任意点の明度は
L´=(((L−C)/(E−C))^γ)×(D−C)+C・・・(1)
で表される。
次に図16では、白黒補正を施した任意点を第2の色空間の明度に調整する過程を示す。図16より、明度調整によって任意点の明度は
L”= ((L´−C)/(D−C))×(F−H)+H・・・(2)
で表される。
1404では任意点を多面体外縁へ移動する過程を示す。等明度で表された第1の色空間と第2の色空間は、明度ごとの等色相線のデータが利用できるため、図17に示すように任意点Xを通る色相曲線を延長して任意点を多面体外縁Yに持って行く。その際、
r=外縁Yの彩度に対する元の位置Xの彩度割合・・・(3)
を求めて記憶させておく。
このように外縁へ移った任意点Yは必ず多面体の表面に位置する。この多面体は四面体の集まりでできているため各表面は三角形になっており、任意点Yは三角形上に存在する。このように第1の色空間と第2色空間を結びつける状態をGCS(ガマットコネクションスペース)と名付ける。
この任意点Yの第1の色空間における三角形内での位置関係は判明したが、これを1405で第2の色空間における位置に変換する。また、第1の色空間における色域内部の点が第2に色空間において目標点が設定されているとき、上記と同様に第1色空間内部の点を色相に沿わせて第1色空間の色域外縁(多面体表面)まで持っていく。その場合、必ずどこかの三角形内部の点に当たるため、図18のように一つの三角形をさらに三つの三角形A,B,Cにわけること対応する。また第2の色空間の内部目標点に関しても同様、色相に沿わせて第2色空間の色域外縁まで持っていき、当たった点を含む三角形を三つ三角形A’,b’,C’にわける。わけられた第1色空間の三角形Aが第2色空間の三角形A’に、第1色空間の三角形Bが第2色空間の三角形B’に、第1色空間の三角形Cが第2色空間の三角形C’へ変換されると考えることで内部点の色相を合わせこむ。GCSを用いた変換方法はいろいろあるが、本実施例では第1の色空間の三角形三点を第2の色空間の三角形三点へ移す際、等色相線の移動をできるだけ抑える方法を用いる。
第1の色空間の三角形三点を(a,b,c)、(a,b,c)、(a,b,c)とする。従来はこの三点を直接第2の色空間の三角形三点(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)へ線形変換していたが、これでは三角形の形が第1の空間と第2の空間で著しく異なる場合には色相が大幅に変わってしまうため、変換後の色味のズレが大きくなることが多々あった。
そこで第1の空間と第2の空間の三角形の形が近いときには色相のズレが少なくなることに注目し、第2の空間の三角形を第1の空間の三角形の形へ近づけてから線形行列変換を用いた。
まず、第2の色空間の三角形三点を、第1の色空間の三角形三点の形へ近づけるために、第2の色空間の三角形三点(l,a,b),(l,a,b),(l,a,b)を、それぞれ第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の彩度に合わせる。
ただしここではL=l、L=l、L=lである。
具体的には次のように行う。
三角形三点の彩度をそれぞれ
Figure 2005157516
Figure 2005157516
Figure 2005157516
として、
(a,b)を通る色相曲線を算出し、その色相曲線に沿って彩度がCになるところまで延長(短縮)し、その点を(p,q,r)とする。
同様に(a,b)は彩度C、(a,b)はCまで延長(短縮)し、それぞれ求まった点を(p,q,r)、(p,q,r)とする。
これにより第2の色空間の三角形三点の派生形(仮想色空間上の点)(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)は第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の形に極めて近くなり、この状態で線形変換を行う。
Figure 2005157516
となる。ここで逆行列をかけると
Figure 2005157516
でMatrix Aが求まる。
第1の色空間における任意点をY=(l,a,b)とすると第2の色空間の三角形延長(短縮)(仮想色空間)上では
Y’=(l’,a’,b’)として
Figure 2005157516
で表される。図19は三角形三点をW,B,MをW’,B’,M’へ変換する過程を示し、点Yは点Y’に変換された例を示している。このB’,M’は第2の色空間においてB’’,M’’を通る色相曲線(破線)上、かつそれぞれB,Mの彩度と等しい点として求めている。つまり図19では第1の色空間における三角形WBM(平面)上にあるY点を仮想色空間における三角形W’B’M’(平面)に線形変換し、Y’点へ変換する。
さらにY’点を通る等色相線と、第2の色空間における三角形W’’B’’M’’(平面)との交点をY’’点とし、これが求める点である。なお、破線はそれぞれB”点、M”点を通る等色相線を表す。
ここで求まったY’点(l’,a’,b’)は第2の色空間上にあるのではなく、第2の色空間で表された三角形の仮想空間上での三角形内に位置すると考えられるのため、これを第2の色空間表面のY”点(l”,a”,b”)に戻す必要がある。
Y’点(l’,a’,b’)をY”点(l”,a”,b”)に戻す際にも色相がズレないように処理する必要があるため、まずY’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線(図19破線)を求める。またY”点(l”,a”,b”)は第2の色空間での多面体表面上にあることは自明であるため、Y’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線と第2の色空間を近似した多面体との交点がY”点(l”,a”,b”)となる。
ここで彩度割合Rを
R=第1の色空間外縁Yの彩度/第2の色空間外縁Y’’の彩度・・・(10)
として求めておく。
変換されたY’’は第2の色空間の外縁(多面体表面)に位置するためこれを2106で(3)と(10)の二つのパラメータを用いて非線形に彩度圧縮する。
図20では彩度圧縮の様子をa*b*面とL*C*面から示している。外縁にあるY’をとおる色相曲線にそって二つのパラメータより圧縮したものがX’点である。
本実施形態によれば、第1の色空間でのRGBCMYといった複数の代表点が第2の色空間でのRGBCMYのように同じ色味でマップすることがわかっているとき、それに準じた色味に基づいて色信号の変換を施すことができる。
従って、第2の色空間での多面体頂点にあたる色が第1の色空間での多面体頂点での目標色であるなど、人間が見て入力色に対して最も近く見える色として設定されていた場合、その他の色も同様に人間が見て違和感のない色として再現することができる。
以上説明した実施形態によれば、第1の色空間の入力色信号を、色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する際に、第1色空間の内部点を色相に沿わせて第1色空間の色域外縁へ貼り付け、変換先の数値(目標点)が予めわかっている場合における第2色空間の目標点を第2色空間の色域外縁へ貼り付け、それぞれ貼り付けられた点によって色域を構成する三角形の一つを三つの三角形に分割する方法と、第1の色空間の入力色信号を、色相を最適に合わせる仮想空間での色信号に変換し、仮想空間上の色信号を第2の色空間の色信号に変換する。図19に示すように、人間の視覚特性に基づくデータから広い色空間での色相系から狭い色空間での色相系へ色空間圧縮処理を行うので、同じ色相上で彩度を圧縮する図20に示すような従来方法に比べて入力信号色信号が示す色に見え方が近い色を示す色信号に変換することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態では、どのあたりまで彩度を圧縮し、どのあたりまでの彩度を圧縮しないか、といった彩度圧縮の基準が明確ではなく、また明度に関しても特定の圧縮基準はなく、経験によって圧縮する範囲を決定している部分が多い点を鑑みてなされたもので、どのような色空間同士の変換においても体系的に彩度・明度の圧縮を行えるような方法を発明し、人間の目で違和感のない最適な彩度・明度の圧縮を行うものである。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
図21は、本実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。図21に示す画像処理装置に入力される信号は何らかのデバイスに依存する色空間の写真調画像の画像信号であり、例えばRGB信号でもCMYK信号でも良い。
図21において、2100は第1の色空間を多面体化する変換部であり、第1の色空間から代表的な点をいくつか選択して(例えばRGBCMYなど)それらと白・黒をつないで頂点とし、多面体化するものである(図2)。本実施例では(Bright,Primary,Dark)×(RGBCMY)の18色と白黒を合わせた20点から36面体における明度圧縮を例に説明を行う。また同時に2102で第2の色空間も多面体化する。2101で入力された信号をデバイスに独立な標準色空間の信号に変換する。2101で入力された色信号は必ず2100で示された第1の色空間の多面体内に全て収まる。本実施形態では、標準色空間としてLで表される均等色空間を用いて説明する。
2103では明度圧縮を行う。ここではまず、第1の色空間の多面体頂点の明度を、第2の色空間の多面体頂点の明度に合わせ、第1の色空間の彩度はそのままにしておく。つまり第1の色空間をLab値を(l,a,b)、第2の色空間のLab値を(l,a,b)としたとき、単純に第1の色空間を(l,a,b)と変換することを意味する。この明度圧縮だけでは第2の色空間にはならず、途中過程の段階であるのでここでは第2の仮想色空間と呼ぶ。
第1の色空間の任意のLab値(l,a,b)を(l,a,b)に変換後、明度圧縮する際に、この(l,a,b)が図22のようなBright部の六角形、Primary部の六角形、Dark部の六角形それぞれでRYGCBMのどの色とどの色の間に位置するかを判別する。通常はすべてBright部、Primary部、Dark部で同じ位置になるが、色の境目付近では例えば、Bright部・・・C−B間、Primary部・・・C−B間、Dark部・・・G−C間のように一部異なることもある。
図23ではBright部、Primary部、Dark部ともに任意点がC−B間にある場合を示す。
さらに図23においてこの任意点が実際、それぞれBright部・Primary部・Dark部においてどこに位置するかを、任意点を通る位置から判別し、例えば図24ではPrimary部がX:Yに分割されている例を示す。同様にBright部・Dark部でも何対何に分割されているかを算出する。
その分割割合から第2の仮想色空間上での明度を決定する。例えばC−B間をX:Yに分けたのであればCの第2の仮想色空間での明度とBの第2の仮想色空間での明度をX:Yにわけた値を算出する。同様に、明C−明B間、暗C―暗B間も線分比より第2の仮想色空間での明度が算出される。これを断面にしたのが図25である。
なお、上述のように任意点がBright・Primary・Darkともに同じエリアにある場合は問題ないが、図28で示すようにPrimary・Dark部はR−Y間にあるにも関わらず、Bright部がR−M間にあるような場合の断面図は相当複雑になり、図25で示した断面における最大彩度線よりも上部が図25では三つにわかれているのに対し、複雑なときには五つになる場合もある。ただし、この分けた部分の差は微差であるため無視でき、すべての場合において主要な三つに分けるように近似する。
このようにしてここでは最大彩度線より上部を三つ、下部も三つ、合計6つにわけるモデルで明度圧縮を行う。これを図25に示す。
圧縮されるべき第1の色空間の任意点は図25の6つのエリアのうち、どこに位置するかを判別する。この図25における任意点は下部真中に位置し、そこでまず明度圧縮、次に明度調整という二段階の過程を経る。
明度圧縮は、図27に示すように第1の色空間から第2の仮想色空間へ明度変換する際に、白黒点のみを補正した空間への変換となる。この白黒点のみを補正した空間を第1の仮想色空間と呼ぶ。任意点をとおるL軸に平行な直線をひき、最大彩度点との交点をA,第1の仮想空間との交点をB、第1の色空間との交点をCとする。このA、B、CをそれぞれL値(明度)として、第1の色空間での任意点を第1の仮想空間へ変換すると変換式は
圧縮後=((任意点―A)/(C−A))^γ×(B−A)+A・・・(1)
となる。γは知覚ガンマであり、中間色の色を調整する際に用いる。
次に第1の仮想空間から第2の仮想色空間へ変換する、明度調整の過程を図28を用いて説明する。第1の仮想空間は最大彩度の位置がまだ補正されていない空間であるため、第2の仮想色空間での最大彩度の明度へ変換する必要がある。先ほどの明度圧縮と同様に、圧縮後の点をとおるL軸に平行な直線をひき、仮想空間の最大彩度点との交点をD、第2の仮想色空間の最大彩度点との交点をE、第1の仮想空間との交点をF、第2の仮想色空間との交点をGとする。このD、E、F、GをそれぞれL値(明度)として、第1の仮想空間での圧縮後点を第2の仮想色空間へ変換する変換式は、
調整後=((圧縮後−D)/(F−D))^γ×(G−E)+E・・・(2)
となる。
36面体の断面を6つの部分に分けたどの位置に任意点が存在するかを判別した後は、その位置においてここで示したような明度圧縮・明度調整の二段階を経て第1の色空間から第2の仮想色空間への明度圧縮が行われる。この第2の仮想色空間と第2の色空間は明度情報が同一であるように変換されているため、複雑な演算を行わずに同明度で色相曲線を用いた色変換ができるというメリットがある。
等明度で表された第2の仮想色空間と第2の色空間は、明度ごとの等色相線のデータが利用できるため、図29に示すように任意点Xを通る色相曲線を延長して任意点を多面体外縁Yに持って行く。その際、
Figure 2005157516
を求めて記憶させておく。
このように外縁へ移った任意点Yは必ず多面体の表面に位置する。この多面体は四面体の集まりでできているため各表面は三角形になっており、任意点Y三角形上に存在する。このように第2の仮想色空間と第2色空間を結びつける状態をGCS(ガマットコネクションスペース)と名付ける。
この任意点Yの第2の仮想色空間における三角形内での位置関係は判明したが、これを2105で第2の色空間における位置に変換する。GCSを用いた変換方法はいろいろあるが、本実施例では第1の色空間の三角形三点を第2の色空間の三角形三点へ移す写像より3×3Matrixを用いる。
第1の色空間の三角形三点を(a,b,c)、(a,b,c)、(a,b,c)とする。従来はこの三点を直接第2の色空間の三角形三点(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)へ線形変換していたが、これでは三角形の形が第1の空間と第2の空間で著しく異なる場合には色相が大幅に変わってしまうため、変換後の色味のズレが大きくなることが多々あった。
そこで第2の仮想空間と第2の空間の三角形の形が近いときには色相のズレが少なくなることに注目し、第2の空間の三角形を第2の仮想空間の三角形の形へ近づけてから線形行列変換を用いた。
まず、第2の色空間の三角形三点を、第1の色空間の三角形三点の形へ近づけるために、第2の色空間の三角形三点(l,a,b),(l,a,b),(l,a,b)を、それぞれ第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の彩度に合わせる。
ただしここではL=l、L=l、L=lである。
具体的には次のように行う。
三角形三点の彩度をそれぞれ
Figure 2005157516
Figure 2005157516
Figure 2005157516
として、
(a,b)を通る色相曲線を算出し、その色相曲線に沿って彩度がCになるところまで延長(短縮)し、その点を(p,q,r)とする。
同様に(a,b)は彩度C、(a,b)はCまで延長(短縮)し、それぞれ求まった点を(p,q,r)、(p,q,r)とする。
これにより第2の仮想色空間の点(p,q,r)、(p,q,r)、(p,q,r)は第1の色空間の三角形三点(L,A,B),(L,A,B),(L,A,B)の形に極めて近くなり、この状態で線形変換を行う。
Figure 2005157516
となる。ここで逆行列をかけると
Figure 2005157516
でMatrix Aが求まる。
第1の色空間における任意点をY=(l,a,b)とすると第2の色空間の三角形延長(短縮)上を第3の仮想色空間と呼ぶことにする。第3の仮想色空間ではY’=(l’,a’,b’)として
Figure 2005157516
で表される。図30は三角形三点をW,B,MをW’,B’,M’へ変換する過程を示し、点Yは点Y’に変換された例を示している。このB’,M’は第2の色空間においてB’’,M’’を通る色相曲線(破線)上、かつそれぞれB,Mの彩度と等しい点として求めている。つまり図30では、第1の色空間における三角形WBM(平面)上にあるY点を第1の仮想色空間における三角形W’B’M’(平面)に線形変換し、Y’点へ変換する。さらにY’点を通る等色相線と、第2の仮想色空間における三角形W’’B’’M’’(平面)との交点をY’’点とし、これが求める点である。なお、破線はそれぞれB”点、M”点を通る等色相線を表す。
ここで求まったY’点(l’,a’,b’)は第2の色空間上にあるのではなく、第3の仮想空間内に位置するため、これを第2の色空間表面のY”点(l”,a”,b”)に戻す必要がある。
Y’点(l’,a’,b’)をY”点(l”,a”,b”)に戻す際にも色相がズレないように処理する必要があるため、まずY’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線(図30破線)を求める。またY”点(l”,a”,b”)は第2の色空間での多面体表面上にあることは自明であるため、Y’点(l’,a’,b’)を通る色相曲線と第2の色空間を近似した多面体との交点がY”点(l”,a”,b”)となる。
ここで彩度率rを
r=第2の仮想色空間外縁Yの彩度/第2の色空間外縁Y’’の彩度・・・(10)
として求めておく。
変換されたY’’は第2の色空間の外縁(多面体表面)に位置するためこれを106で(3)と(10)の二つのパラメータを用いて非線形に彩度圧縮する。
この非線形圧縮の方法は次式のように決定させる。
(3)式の彩度割合をx(%)で(10)式の彩度率がrとして、出力値yは
Figure 2005157516
ただしk=200r−100である。
この結果をグラフ化したのが図32であり、この要領で彩度圧縮を行う。
パラメータ1・・第2の仮想色空間に対する第2の色空間の、任意点をとおる色相上での彩度比r
パラメータ2・・第2の仮想色空間において、任意点をとおる色相上での外縁に対する任意点の彩度をx%
この二つにより第2の仮想色空間においてパラメータ2の彩度をxとしたときの、第2の色空間での彩度yが求まる。
図31では彩度圧縮の様子をa*b*面とL*C*面から示している。外縁にあるY’をとおる色相曲線にそって二つのパラメータより圧縮したものがX’点である。
本実施形態によれば、第1の色空間でのRGBCMYといった複数の代表点が第2の色空間でのRGBCMYのように同じ色味でマップすることがわかっているとき、それに準じた色味に基づいて色信号の変換を施すことができる。
従って、第2の色空間での多面体頂点にあたる色が第1の色空間での多面体頂点での目標色であるなど、人間が見て入力色に対して最も近く見える色として設定されていた場合、その他の色も同様に人間が見て違和感のない色として再現することができる。
以上説明した実施形態によれば、第1の色空間の入力色信号を、色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する際に、第1の色空間の入力色信号を、第1の仮想色空間を用いて明度を圧縮・調整して第2の仮想色空間に変換し、色相を最適に合わせるために第2の仮想色空間を第3の仮想色空間を経由して第2の色空間へ変換し、その際第3の仮想色空間から非線形な彩度圧縮を用いる。図25に示すように、人間の視覚特性に基づくデータから広い色空間での色相系から狭い色空間での色相系へ色空間圧縮処理を行うので、同じ色相上で彩度を圧縮する図26に示すような従来方法に比べて入力信号色信号が示す色に見え方が近い色を示す色信号に変換することができる。
[変形例]
以上第1〜4の実施形態では、彩度圧縮の際に非線形圧縮方法を用いたが、これに限定されず、例えば線形圧縮等の他の色空間圧縮方法を用いても構わない。
また、以上第1〜4実施形態では非線形彩度圧縮を用いるために任意点を外縁に移動する手段を用いたが、最初から第1の色空間における四面体から第2の色空間における四面体へ線形圧縮用いる等の他の圧縮方法を用いても構わない。
また多面体を作る際、図2では12面体を例に示しているがこの多面体は何面体でも構わず、面数が多いほどより正確な色域を得られる。また第4実施例では36面体を例にあげているが、これも面数が異なる多面体を用いても構わない。
また以上第1〜4実施形態では第1の色空間の多面体表面での三角形から第2の色空間の多面体表面での三角形へ変換する際に行列による線形変換を用いたが、他の変換方法や非線形な変換方法を用いても構わない。
また、本実施形態では、入力側はモニタのLab値としたが、それよりも広い任意のLab値としても色再現範囲が広がるだけで、そのLab値を通る色相の最も高彩度な点からの目標点を目指しているので、どのようなLab値を用いても構わない。
尚、本実施形態では、L色空間を用いたが、例えばL色空間やYIQ色空間等の他の色空間を用いても構わない。
また、ハードコピー装置(プリンタ)はLBPやインクジェットプリンタ等の画像形成を行うものであれば構わない。更に、熱エネルギーによる膜沸騰を起こして液滴を吐出するタイプのヘッドを用いたものでも構わない。
また、外部機器から色信号を入力するのではなく、自機に備えられたCCD等の読み取り部から色信号を入力しても構わない。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。 色空間を多面体化した図である。(ここでは8面体を示す) 明度圧縮時の白黒補正過程をL*C*面で示した図である。 明度圧縮時の明度調整過程をL*C*面で示した図である。 任意点Xを外縁へ移動する過程をa*b*面とL*C*面で示した図である。 第1の色空間の外縁上にある任意点Yを囲む三点を、第2の色空間での三角形へ写像する様子を示した図である(GCS)。 等色相線に沿って彩度を圧縮する方法を示す図である。 第2の実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。 明度圧縮時の白黒補正過程をL*C*面で示した図である。 明度圧縮時の明度調整過程をL*C*面で示した図である。 任意点Xを外縁へ移動する過程をa*b*面とL*C*面で示した図である。 第1の色空間の外縁上にある任意点Yを囲む三点を、第2の色空間での三角形へ写像する様子を示した図である(GCS)。 等色相線に沿って彩度を圧縮する方法を示す図である。 第3の実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。 明度圧縮時の白黒補正過程をL*C*面で示した図である。 明度圧縮時の明度調整過程をL*C*面で示した図である。 任意点Xを外縁へ移動する過程をa*b*面とL*C*面で示した図である。 特色点を色相に応じて色域外縁に持ってきた際、ある三角形の内部に当たることによって一つの三角形が三つの三角形A,B,Cに分割されている様子を示す。 第1の色空間の外縁上にある任意点Yを囲む三点を、第2の色空間での三角形へ写像する様子を示した図である(GCS)。 等色相線に沿って彩度を圧縮する方法を示す図である。 第4の実施例の画像処理装置の一例を説明するブロック図である。 Bright・Primary・Darkそれぞれの部分でRYGCBMの六角形で結ばれる様子をL軸上から見た図である。 Bright・Primary・Darkすべての部分で任意点がC−B間にある場合を示す。 Primary部では任意点がC−B間をX:Yに分ける線分上にある様子を示す。 任意点とL軸をとおる平面で36面体を切った断面図である。 Primary・Dark部はR−Y間、Bright部はR−M間に任意点が位置する特例を示す。 第1の色空間から第1の仮想色空間へ明度圧縮する様子を示す。 第1の仮想色空間から第2の仮想色空間へ明度調整する様子を示す。明度圧縮時の明度調整過程をL*C*面で示した図である。 任意点Xを外縁へ移動する過程をa*b*面とL*C*面で示した図である。 第1の色空間の外縁上にある任意点Yを囲む三点を、第2の仮想色空間での三角形へ写像する様子を示した図である(GCS)。 等色相線に沿って彩度を非線形圧縮する過程を示す図である。 二つのパラメータを用いた非線形圧縮の実例を示す。

Claims (33)

  1. 第1の色空間の入力色信号を、前記第1の色空間と色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する画像処理方法であって、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、
    前記相対位置を用いて色変換を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記第1の色空間、第2の色空間は多面体で表現することを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  3. 前記相対位置の表現には色域外縁と、もとの色信号の彩度情報を失わないように記憶する記憶手段を有し、記憶された彩度情報と色域情報の二つのパラメータに応じて前記色変換を行うことを特長する請求項1記載の画像処理方法。
  4. 前記第1の色空間内の複数の代表色に対応する前記第2の色空間内の複数の目標色を記憶する記憶手段を有し、記憶された複数の目標色及び前記入力色信号に応じて色信号の変換を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
  5. 前記入力色信号は、均等色空間で表される色信号であることを特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
  6. 前記均等色空間は、所定の色空間を含めて、任意の色信号の値を有する点の集合であることを特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
  7. 第1の色空間の入力色信号を、前記第1の色空間と色域の異なる第2の色空間の色信号に変換する画像処理方法であって、
    第1、第2の色空間を多面体で表現する手段と、それぞれの色空間における任意点を相対位置で表現する手段と、第1の色空間から第2の色空間へ相対位置を変換する際に、色域外縁を用いるとともに彩度情報を記憶する手段と、色域外縁と記憶した二つのパラメータを用いて変換する色変換手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記請求項1記載の画像処理方法を実行するプログラム。
  9. 前記請求項1記載の画像処理方法を実行するプログラムが格納された記憶媒体。
  10. 第1の色空間における特定の複数点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における特定の複数点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、前期第1の色空間における信号の色相を前期第2の色空間における色相に合わせることを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記第1の色空間、第2の色空間は複数の四面体からなる多面体で表現することを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  12. 前期第1の色空間から前期第2の色空間への色変換方法は、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、相対位置を用いて色変換を行うことを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  13. 前記相対位置の表現には色域外縁と、もとの色信号の彩度情報を失わないように記憶する記憶手段を有し、記憶された彩度情報と色域情報の二つのパラメータに応じて前記色変換を行うことを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  14. 前記第1の色空間内の複数の代表色に対応する前記第2の色空間内の複数の目標色を記憶する記憶手段を有し、記憶された複数の目標色及び前記入力色信号に応じて色信号の変換を行うことを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  15. 前記入力色信号は、均等色空間で表される色信号であることを特徴とする請求項14記載の画像処理方法。
  16. 前記均等色空間は、所定の色空間を含めて、任意の色信号の値を有する点の集合であることを特徴とする請求項5記載の画像処理方法。
  17. 第1の色空間における特定の複数点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における特定の複数点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、
    第1、第2の色空間を多面体で表現する手段と、それぞれの色空間における任意点を相対位置で表現する手段と、第1の色空間から第2の色空間へ相対位置を変換する際に、色域外縁を用いるとともに彩度情報を記憶する手段と、色域外縁と記憶した二つのパラメータを用いて変換する色変換手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  18. 請求項10項記載の画像処理方法を実行するプログラム。
  19. 請求項10に記載の画像処理方法を実行するプログラムが記録された記録媒体。
  20. 第1の色空間における特定の複数点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における特定の複数点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、前記第1の色空間における色域内部の色信号を前記第2の色空間における色域内部の色信号に変換することを特徴とする画像処理方法。
  21. 前記第1の色空間、第2の色空間は複数の四面体からなる多面体で表現することを特徴とする請求項19記載の画像処理方法。
  22. 前記第1の色空間内における特定の複数点と、前記第2の色空間での目標点は、それぞれの色空間における色域外縁であることを特徴とする請求項20記載の画像処理方法。
  23. 前記第1の色空間における複数の外縁点に対する前記第2の色空間での目標点以外に、前記第1の色空間における色域内部にある複数の特色点に対する前記第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間における特定の複数点と複数の特色点以外の点を第2の色空間へ補間する画像処理方法であって、前記第1の色空間における色信号を前記第2の色空間における色信号に変換することを特徴とする画像処理方法。
  24. 前記第1の色空間から前記第2の色空間への色変換方法は、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、相対位置を異なる色空間に適用することにより色変換を行うことを特徴とする請求項20記載の画像処理方法。
  25. 第1の色空間における複数の代表点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における複数の代表点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、
    第1、第2の色空間を多面体で表現する手段と、それぞれの色空間における任意点を相対位置で表現する手段と、第1の色空間から第2の色空間へ相対位置を変換する際に、色域外縁を用いるとともに彩度情報を記憶する手段と、色域外縁と記憶した二つのパラメータを用いて変換する色変換手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  26. 請求項20の画像処理方法を実行するプログラム。
  27. 請求項20の画像処理方法を実行するプログラム記録媒体。
  28. 第1の色空間における特定の複数点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における特定の複数点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、前記第1の色空間における信号の彩度・明度を前期第2の色空間の彩度・明度に変換することを特徴とする画像処理方法。
  29. 前記第1の色空間、第2の色空間は複数の四面体からなる多面体で表現することを特徴とする請求項28記載の画像処理方法。
  30. 前期第1の色空間から前期第2の色空間への色変換方法は、前記第1の色空間における信号と前記第2の色空間における信号の相対位置を求める工程と、相対位置を異なる色空間に適用することにより色変換を行うことを特徴とする請求項29記載の画像処理方法。
  31. 第1の色空間における特定の複数点に対し、色域の異なる第2の色空間での目標点が定められているとき、第1の色空間内における特定の複数点以外の点を第2の色空間内へ補間する画像処理方法であって、
    第1、第2の色空間を多面体で表現する手段と、それぞれの色空間における任意点を相対位置で表現する手段と、第1の色空間から第2の色空間へ相対位置を変換する際に、色域外縁を用いるとともに彩度情報を記憶する手段と、色域外縁と記憶した二つのパラメータを用いて変換する色変換手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  32. 請求項28の画像処理方法を実行するプログラム。
  33. 請求項28の画像処理方法を実行するプログラム記録媒体。
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