JP2005157043A - マスクパターン補正結果検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置 - Google Patents

マスクパターン補正結果検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 マスクパターン補正結果検証の処理効率向上を図ることが可能なマスクパターン補正検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置を提供する。
【解決手段】 領域切取り手段107、露光シミュレーション手段108、レジストモデル作成手段109、OPC処理手段110、ORC処理手段111、EDツリーとマージンカーブ作成手段112、及びレジストパターン寸法計測手段113を有するマスクパターン補正結果検証部と、マスクパターン補正結果検証するレイアウトパターン格納手段115、マスクパターン補正結果検証に利用するパラメータ格納手段116、マスクパターン補正結果検証の実行結果格納手段118、及びレジストモデルを格納するレジストモデル格納手段117を有するデータベース部と、レイアウトエディタ104、パラメータ入力部105、結果表示部106を有するグラフィックユーザインタフェース部103とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば半導体集積回路(LSI)の製造に用いられるフォトマスクのマスクパターンを補正した結果の検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置に関する。
近年のLSIの製造において、高集積化によるデバイス素子サイズの微細化に従い、光近接効果の影響により、設計パターンとそのマスクパターンをレジスト上に転写して得られるレジストパターンとの差異の影響が大きくなるという問題がある。
具体的には、レイアウト設計上で90度のはずのマスクパターンのコーナーが丸くなったり、マスクパターンのライン端が短くなったり、あるいはマスクパターンのラインの幅が太る/細るなどの変形を生じる。
その結果、マスクパターンに対するレジストパターンの変形によるデバイス特性の劣化や、レジストパターンのブリッジや断線による歩留まりの低下といった問題が引き起こされる。
従って、所望のレジストパターンを得るために、光近接効果の影響を考慮して、予めマスクパターンを補正するいわゆる光近接効果補正(Optical Proximity effect Correction : OPC)を施すことが必要である。
ところで、上述したマスクパターンの補正は露光シミュレータを用いて行っている。この露光シミュレータは、入力されたマスクパターンに応じたレジストパターンを出力するものである。
しかし、露光シミュレータの機能が、入力されたマスクパターンに応じたレジストパターンを出力するのみであり、マスクパターンに対して、例えば線幅を補正するなどの処理ができない。そのため、設計者が線幅を補正したマスクパターンを新たに生成し、この新たなマスクパターンを露光シミュレータに入力してレジストパターンを確認する作業を繰り返す必要がある。よって、マスクパターンの補正は非常に手間がかかり、設計者の負担が非常に大きいという問題がある。
この問題を解決すべく、マスクパターン補正装置の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。以下、特許文献1の内容を、図21を参照して説明する。
従来のマスクパターン補正装置は、以下の手順を通じてマスクパターンのOPC処理を行う。即ち、まず、マスクに転写するための設計パターン、露光時の波長や露光量、焦点位置などの露光パラメータ、およびマスクパターンの補正や前処理に必要なマスクパラメータを入力する(ステップS2101)。
次に、ステップS2101で入力された設計パターンに対して、同ステップで入力されたマスクパラメータに基づいた値で、バイアス処理を行う(ステップS2102)。これはマスクパターンの境界線に対して、正の値の場合にはマスクパターンを拡大し、負の値の場合にはマスクパターンを縮小するもので、ゼロの場合にはマスクパターンについて拡大および縮小のいずれも行わない。
次に、ステップS2102でバイアス処理されたマスクパターンに対して、露光シミュレーションを行い(ステップS2103)、その出力結果である転写レジストパターンと設計パターンとのずれを評価して検出する(ステップS2104)。この段階では、設計パターンに対して、一律のバイアスをかけたのみであるから、転写レジストパターンと設計パターンとの間に、多少のずれがあるのが一般的である。
次に、ステップS2104で検出した転写レジストパターンと設計パターンとのずれを基にマスクパターンの補正(OPC)を行い(ステップS2105)、補正後のマスクパターンに対して、露光シミュレーションを行う(ステップS2106)。さらに、その出力結果である転写レジストパターンと設計パターンとのずれを評価して検出する(ステップS2107)。そして、ステップS2107での評価結果が、それ以前に記憶された最適なOPCパターンの評価結果よりも良い場合は、ステップS2105で得られたOPCパターンを最適なOPCパターンとして保存する(ステップS2108)。
以上のように、ステップS2105からステップS2108を繰り返し行い、所定の条件を満たしたときに終了させ、その時点における最適なOPCパターンを決定する。
最後に、ステップS2108で保存されたOPCパターンに対して、図形の線幅や図形間隔など設計規則上でのルール違反がないかをマスク検証(ステップS2109)し、エラーがあればそれを修正してから、露光シミュレーションを行う(ステップS2110)。ステップS2110の出力結果に対して最終的な評価を実施し(ステップS2111)、処理を終了する。
特開平11−218899号公報
しかしながら、上記した従来のマスクパターン補正装置では、最適なOPCパターンを得る方法を自動化した点に特徴があり、補正後のデータの検証については詳細の説明まで言及していない。マスクパターンのOPC処理では、OPCパターンを作成することが一つの目標ではあるが、いかにOPC処理を自動化しても、全てのパターンに対して、出力結果のOPCパターンが理想的なパターン、即ち転写レジストパターンと完全に一致するということはなく、ある限界条件を定めておき、それに達した時点でのOPCパターンを適用するのが現実的なやり方となっている。
従って、従来のマスクパターン補正装置では、OPCパターンを作成する機能を持たせるのにとどまり、そのパターンが転写される上で本当に適正なデータであるかどうかの検証機能が不十分であるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、マスクパターン補正結果検証処理効率向上を図ることができるマスクパターン補正結果検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様のマスクパターン補正結果検証方法は、補正の対象となる領域のマスクパターンを切取る第1ステップと、OPCを実行する時に利用するレジストモデルを作成する第2ステップと、このレジストモデルを参照して、第1ステップによる切取領域内の補正対象マスクパターンに対してOPC処理を施す第3ステップと、この第3ステップ後に、レジストモデルを利用して、補正後マスクパターンがレジスト上に転写されるパターンを計算で予測する露光シミュレーションを実行する第4ステップ、または露光シミュレーション実行結果に対するレジストパターンの寸法を自動計測する第5ステップ、または補正後マスクパターンで転写したレジストパターンがある範囲内の寸法となるための露光量とデフォーカスの関係を表すEDツリー及びマージンカーブを作成する第6ステップ、または前記第4、第5及び第6ステップを実行する前に、補正後のマスクパターンに対して、レジストパターンとオリジナルの設計パターンとのズレを検出するORC処理を施す第7ステップ、を備え、前記第1ステップ乃至第7ステップを実行するために必要なパラメータを指示することにより所望のステップが自動で実行できることを特徴としている。
また、本発明の別の態様のマスクパターン補正結果検証装置は、マスクパターン補正対象領域の切取手段、レジストモデル作成手段、OPC処理手段、ORC処理手段、EDツリーとマージンカーブ作成手段、レジストパターン寸法を自動的に計測するレジストパターン寸法自動計測手段、及び露光シミュレーション手段を有するマスクパターン補正結果検証手段と、設計パターン及びマスクパターン、マスクパターン補正結果検証に利用するパラメータ、マスクパターン補正結果検証の結果、及びレジストモデルを格納するデータベース格納手段と、前記設計パターン及びマスクパターン、前記パラメータ、前記検証結果、及びマスクパターン補正結果検証の処理手順を表示・操作するグラフィックユーザインタフェースと、を備え、前記マスクパターン補正結果検証に利用するパラメータを指示することにより前記マスクパターン補正結果検証が自動で実行できることを特徴としている。
本発明によれば、マスクパターン補正結果検証処理効率向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、リソグラフィ技術者が本実施例のマスクパターン補正結果検証方式を使用してOPCを検討する処理フローを示す。初めに、OPCを検討するためのレイアウトパターンを読み込む(ステップS201)。
次に、パラメータ入力部を呼び出す(ステップS202)。パラメータ入力部の詳細を、図2に示す。まず、3通りの処理を指示するボタン、即ち後述の機能選択で選択された処理を実行する実行ボタン401、本パラメータ入力部で入力されたパラメータをパラメータ格納部に保存する保存ボタン402、そしてパラメータ格納部に保存されたパラメータを読み込む読込ボタン403を有する。
次に、共通パラメータである処理の対象領域404aと、処理データのレイヤ名404bと、結果表示方法404cを有する。対象領域404aは例えば領域を示す矩形の左下隅と右上隅の座標値を指定し、結果表示方法404cでは例えばレイアウトエディタ上や或いはプリント出力等を指定する。そして、機能選択部405は、露光シミュレーション405a、OPC405b、ORC405c、OPCモデル作成405d、像寸法自動計測405e、EDツリー・マージンカーブ作成405fのいずれか処理すべきものを指定する。さらに各ボタンの右側にそれぞれの処理に必要なパラメータを指定する窓を有し、露光シミュレーション405aであれば、光強度405a1などを指定したり、OPC405bであればモデル名405b1などを指定する。
次に、マスクパターン補正結果検証の機能選択を行う(ステップS203)。これは、機能選択部405の6通りの機能から処理すべきものを1つまたは複数指定する。そして、各機能毎に必要なパラメータを入力する(ステップS204)。これらのパラメータは、この後再利用できるように、パラメータ格納部116に保存する(ステップS205)。これは保存ボタン402を指定することで実行される。
次に、機能選択部405で選択された機能の実行を指示する(ステップS206)。これにより、機能選択部405で選択された1つまたは複数の機能が実行される(ステップS207)。その結果が結果表示方法406に表示されるので、その内容を確認して(ステップS208)問題なければ本処理を終了し、問題がある時は再度パラメータ入力部に戻り必要に応じて機能選択や、各機能のパラメータ指定を行い、ステップS203あるいはステップS204からステップS207の処理を繰り返す。
機能選択部405の個々の機能の処理内容については、後述する。
図3は、本実施例のマスクパターン補正結果検証装置の構成図である。図3に示すように、マスクパターン補正結果検証装置100は、マスクパターン補正検証部101、データベース部102、グラフィックユーザインタフェース部103を有する。
マスクパターン補正結果検証部101は、レイアウトパターンから、マスクパターン補正結果検証部で処理対象とするデータのみを抽出する領域切取手段107と、指定された領域においてパラメータを元に露光シミュレーションを行う露光シミュレーション手段108と、露光シミュレーションでレジストパターンを計算するために利用するレジストモデルを作成するレジストモデル作成手段109と、OPC処理を実行するOPC処理手段110と、露光シミュレーションを利用してレジストパターンとオリジナルの設計パターンのずれを確認するORC処理手段111と、露光条件やOPC処理を検討するためのEDツリーとマージンカーブ作成手段112と、オリジナルのパターンの任意の指定点におけるレジストパターンの寸法を自動的に計測するレジストパターン寸法自動計測手段113とを有する。
データベース部102は、レイアウトパターン格納部115と、パラメータ格納部116と、レジストモデル格納部117と、結果情報格納部118とを有する。
グラフィックユーザインタフェース部103は、レイアウトパターンをデータベースから取り込み必要に応じて編集を行うレイアウトエディタ104と、マスクパターン補正結果検証部101で実行する処理手段で用いるパラメータを指定するパラメータ入力部105と、マスクパターン補正結果検証部102で実行されたOPC処理結果、ORC処理結果、レジストパターン寸法自動計測結果、露光シミュレーション結果、EDツリー・マージンカーブを表示する結果表示部106を有する。
次に、マスクパターン補正結果検証部101の各手段の機能、処理について説明する。
図4は、領域切取手段107の機能と処理手順を示す。LSIパターンを構成する図形は膨大な数にのぼるため、マスクデータを補正検証する場合、ある限られた領域に含まれる図形だけを抽出して処理効率を上げるのが一般的である。そこで、領域切取手段107は、図4(a)〜(c)を経て図形の抽出を行う。すなわち、図4(a)では、LSIパターンを構成する複数の図形502〜506に対して、補正検証する図形を切り出すための領域501が指定されている。図4(b)では、補正検証する図形を切り出すための領域501との重複部分を持たない図形502、503は捨てられ、補正検証する図形を切り出すための領域501との重複部分を持つ図形504〜506が抽出され、さらに領域501の内部に含まれる部分だけ、図形504a〜506aとして切り取られる。図4(c)では、補正検証する図形を切り出すための領域501により切り取られた、補正検証の対象となる図形が抽出された状態を示す。
次に、レジストモデル作成手段109の機能と処理手順について説明する。ここでは、OPCによってオリジナルの設計パターンに近いレジストパターンが得られるように、典型的なパターンについて、良好なOPC結果を得るためにモデルを作成しておく。
次に、露光シミュレーション手段108の機能と処理手順について説明する。
図5は、露光シミュレーション手順のフローチャートを示す。初めに、露光シミュレーションを実行する領域に含まれるデータ1901を、露光シミュレータ用入力ファイルへ変換する(ステップS1901)。
次に、露光シミュレータ用パラメータファイルを作成する(ステップS1902)。露光シミュレータ用パラメータとしては、図6に示すように、光強度2001、照明形態2002、ビーム径2003、波長λ2004、開口数N/A2005、デフォーカス値2006、マスク種類2007、マスクの光透過率2008、マスクの光位相差2009、レジスト種類2010などがある。
次に、露光シミュレーション領域をグリッドで分割する(ステップS1903)。ここでは、x、y方向共10分割とする(図5における1902)。次に、各グリッド毎の光強度1を計算する(ステップS1904)。
前記ステップS1904で求めた光強度1に対してレジストモデル(フィッティングパラメータ)を加味した光強度2に変換する(ステップS1905)。
次に、光強度2とXY平面で構成される3次元グラフに対して、光強度のしきい値(スライスレベル)での等高線1903を作成する(ステップS1906)。この等高線がパターン形状となる。
最後に、露光シミュレーション結果の図形を結果表示部106に表示する(ステップS1907)。
図7は、レジストモデル作成手段109によるレジストモデル作成の手順を示す。まず、像の幅801aを持つテスト用レイアウトパターン81aを作成する。次に、これを実際に露光し、レジスト上に幅802aを持つパターン82aができる。ここで、テスト用パターンの幅801aと、レジスト上のパターンの幅802aは、異なる場合が一般的である。
ここで、設計パターン幅が802aのデータをレジストパターンの幅として802aにするためには、OPCによって、オリジナルの設計パターンの幅を補正してマスクパターンの幅を801aにしておけば、所望のレジストパターン寸法が得られるということになる。
以上は、パターンの幅に注目した例であるが、異なるパターン同士の間隔においても、同じような手順により、所望のレジストパターン間隔802bを得るためにOPCによって設計パターン間隔が802bのデータをマスクパターン間隔として801bに補正できればよい。OPCの精度は、内部での露光シミュレーション精度である程度決定される。よって、複数のテストパターンに対して、図7に示すような補正に近くなるレジストモデルを決定し、そのレジストモデルをデータベースに保存する。
次に、OPC処理手段110の機能と処理手順について説明する。ここでは、所望のレジストパターンを得るために、光近接効果の影響を考慮して、予めマスクパターンを補正するいわゆる光近接効果補正(OPC処理)を行う。
図8(a)は、OPC処理手段110によるOPC処理手順のフローチャートを示す。初めに、OPC処理を実行するために、上述した領域切取手段107で抽出された図形データをOPC入力ファイルへ変換する(ステップS901)。
次に、OPC用パラメータファイルを作成(ステップS902)し、パラメータはデータベース部102のパラメータ格納部116に格納する。OPC用パラメータとしては、図9に示すように、補正対象データの入力ファイル名1001と、特定の図形だけを補正するための補正対象レイヤ名1002と、レジストモデルが格納されているレジストファイル名1003と、データの丸めを行う場合の補正グリッド1004などがある。
次に、OPCを実行する(ステップS903)。図8(b)は、図形901、902に対するOPC処理を示す。図形901、902は、共に光近接効果が現れやすいエッジの凸部(901a、901d、901g、901h、902b、902c)あるいは凹部(901e、901f)について、さらに隣接する図形との干渉(901b、901c、902a、902d)などを考慮してレジストモデルを利用した露光シミュレーションを実行しながら光近接効果補正を行い、図形903、904を得る。
最後に、OPC結果をグラフィックユーザインタフェース部103の結果表示部106に表示し、さらにその図形をデータベース部102の結果情報格納部118に保存する(ステップS904)。
次に、ORC処理手段111の機能と処理手順について説明する。ここでは、OPC処理を施したマスクパターンに対して露光シミュレーションを実行し、シミュレーション結果としてのレジストパターンと、オリジナルの設計パターンとのずれを確認することによってOPC処理が理想的に行われたかどうかを確認する。
図10(a)は、ORC処理手段111によるORC処理手順のフローチャートを示す。初めに、オリジナルの設計パターンを入力する(ステップS1101)。ここでは、図10(b)の図形1101、1102をオリジナルの設計パターンとする。次に、上述したOPC処理手段110によって作成された該当パターンのOPC処理後のマスクパターンを入力する(ステップS1102)。ここでは、図10(b)の図形1103、1104をOPC処理後のデータとする。
次に、ORC用パラメータファイルを作成する(ステップS1103)。ORC用パラメータとしては、オリジナルの設計パターンと露光シミュレーション後のレジストパターンを比較した場合に抽出すべきずれ幅の範囲などのルールなどがある。
次に、ORCを実行する(ステップS1104)。具体的には、まずステップS1102で入力したOPC処理後のマスクパターン(図形1103、1104)に対して露光シミュレーションを実行する。この結果、マスクパターンがレジスト上に転写された時のパターン1105、1106を得る。
そして、図形1101と図形1105、および図形1102と図形1106を比較しずれ幅を計算する。このずれ幅が、ORCパラメータとして設定していた抽出ルールに当てはまるもののみを抽出して、その位置とずれ幅情報を結果情報格納部118に記憶する。
最後に、前記位置とずれ幅情報を元に、ORC処理結果としてエラーが発生した部分をグラフィックユーザインタフェース部103の結果表示部106に表示し、さらに結果情報格納部118に結果を保存する(ステップS1105)。
次に、EDツリーとマージンカーブ作成手段112の機能と処理手順について説明する。
EDツリーとは、露光において、ある着目点のレジストパターンが、ある範囲内の寸法となるための、露光量とデフォーカスの関係を表すグラフである。
図11は、EDツリーとマージンカーブ作成手段112によって作成されたEDツリーを示す。横軸に露光量の常用対数、縦軸にデフォーカスをとる。通常は、着目点一箇所に対して、レジストパターンが所望の寸法となる場合の露光量とデフォーカスの関係をグラフに表したもの1201を0%として示す他、所望寸法の+10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係をグラフに表したもの1202、所望寸法の−10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係をグラフに表したもの1203を合せて、3本1セットのグラフを作成する。
2つのグラフ(ここでは、所望寸法の+10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係を表したグラフ1202と所望寸法の−10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係を表したグラフ1203)から形成される長方形を、ウィンドウと呼ぶ。
図12は、上記により作成されたウィンドウ1301を示す。ウィンドウの縦の辺1302をフォーカス裕度、横の辺1303を露光量裕度と呼ぶ。ここで、2つのグラフから形成されるウィンドウは無数に存在し、その各々のウィンドウの縦の辺(フォーカス裕度)と横の辺(露光量裕度)の関係を、グラフに表したものが、マージンカーブである。図13は、複数のウィンドウ1401〜1403と、そのウィンドウを元に作成したマージンカーブ1404を示す。
以上は、着目点を1点に絞って説明したが、図14は、複数の着目点に対するEDツリーとマージンカーブを示す。3つの着目点を想定すると、1番目の着目点におけるEDツリーが1501、ウィンドウが1501w、2番目の着目点におけるEDツリーが1502、ウィンドウが1502w、3番目の着目点におけるEDツリーが1503、ウィンドウが1503wである。また、そのときのマージンカーブはそれぞれ1501m、1502m、1503mとなる。3つのウィンドウ1501w、1502w、1503wが重なった部分が、共通のウィンドウ1504wであり、これでマージンカーブを作成したものが1504mである。
設計者が、実際のマスクパターン補正に臨む際には、複数の着目点がプロセスのバラツキに耐えられるかが重要となり、この共通のマージンカーブ1504mが頻繁に利用される。すなわち、フォーカス裕度を上げると露光量裕度が下がり、露光量裕度を上げるとフォーカス裕度が下がるため、このマージンカーブ1504mを利用してフォーカス裕度と露光量裕度の互いに適正なポイントを選択することができる。
図15は、EDツリーを作成するためのパラメータを示すもので、デフォーカス最大値1601、デフォーカス刻み幅1602、EDツリーを作成するパターンを包含する対象領域1603、EDツリーを作成するパターンの着目点座標1604、着目点座標におけるパターンの幅を決める軸(XまたはY)1605、着目点におけるパターンの所望寸法1606、寸法マージン1607が設定される。
さらに、プロセスのバラツキに対して特に精度が要求されるパターンの部分など必要に応じて、複数の着目点について1604〜1607を指定する。これらは、予めデータベース部102のパラメータ格納部116に格納しておく。
図16に、EDツリーおよびマージンカーブ作成手順のフローを示す。作成の具体的な手順を、図11、図12、図13、図14、図15を使用して説明する。初めに、図15のデフォーカス最大値1601およびデフォーカス刻み幅1602より何段階(n)のデフォーカスについて以下の処理を行うかを設定する(ステップS1701)。ここでは、n=15とする。
次に、以下の処理を各デフォーカス値毎に繰り返す。まず、一つのデフォーカス値に対して、EDツリーを作成するパターンを包含する図15の対象領域1603に含まれる図形に対して露光シミュレーションを実行する(ステップS1702)。
露光シミュレーションの具体的な手順については、後述する露光シミュレーション手段の項で述べるのでここでは省略する。
次に、露光シミュレーション結果から2次元の空間像強度を読み込み、そのデータに対してさらに光強度を軸とした3次元グラフを作成する(ステップS1703)。
次に、前記3次元グラフの中から、図15のEDツリーを作成するパターンの着目点座標1604、着目点座標におけるパターンの幅を決める軸(XまたはY)1605に相当する部分の2次元グラフを抽出し、光強度とレジスト上の像寸法の関係を関数化する(ステップS1704)。
次に、前記光強度とレジスト上のパターン寸法の関数式より、レジスト上のパターン寸法が図15の所望の寸法1606となるしきい値と、寸法マージン1607の上下限(ここでは+10%、−10%とする)となる時のしきい値を計算する(ステップS1705)。
次に、求められた3つのしきい値から、関係式に従って各々のしきい値に相当する露光量を計算する(ステップS1706)。関係式は、「露光量=1/しきい値」を用いる。
次に、ステップS1706で求められた3つの露光量とこの時のデフォーカス値を全てのデフォーカス値についての処理が終了するまで一時的に保存する(ステップS1707)。
以上の処理が、すべてのデフォーカス値について行われるまで、ステップS1702に戻り、処理が終了した場合は、以下に進む。まず、一時保存されたデフォーカス値とその時の所望寸法を与える露光量および上下限の寸法マージンを持つ寸法を与える露光量を元に、EDツリーを作成する(ステップS1708)。
図11において、デフォーカスを縦軸にとり、これをn等分(ここではn=15)し、i番目(i=1〜15)のデフォーカス1204についてレジスト上のパターンが所望の寸法となる露光量1201aおよび寸法マージン+10%を持つ寸法となる露光量1202a、寸法マージン−10%を持つ寸法となる露光量1203aを求める。
全てのiについての露光量が求まったらそれらを各々接続するとデフォーカスと露光量の関係を示す2次元グラフ1201、1202、1203、即ちEDツリーが得られる。
次に、ステップS1708で得られたEDツリーを元にマージンカーブを作成する(ステップS1709)。図12において、所望寸法の+10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係を表したグラフ1202の頂点を通るY軸に平行な直線1304と、任意のY軸と平行な直線1307と所望寸法の−10%となる場合の露光量とデフォーカスの関係を表したグラフ1203との2つの交点1305、1306で決まる長方形の図形を考える。
この図形は、任意のY軸と平行な直線1307をX軸方向に平行移動させることによって無数に形成できる。この図形の高さ1302をフォーカス裕度として縦軸に、図形の幅1303を露光量裕度として横軸にプロットしてできたものが図13のマージンカーブ1404となる。
最後に、前記EDツリー、およびマージンカーブを結果表示部106に表示する(ステップS1710)。
次に、レジストパターン寸法自動計測手段113の機能と処理手順について説明する。ここでは、OPC処理後のパターンがレジスト上に転写されたときのレジストパターン寸法を露光シミュレーションにより求めその結果を検証する。
図17は、レジストパターン寸法自動計測手順のフローチャートを示す。ここでは、ある露光条件、特に特定の光強度(ここではC0とする)を与えた場合のレジストパターン寸法を計測するもので、図18、図19を使用して処理手順を説明する。
初めに、計測対象となるパターンが含まれる矩形領域(図19における、(x1、y1)(x2、y2))を指定する(ステップS1801)。次に、像寸法を計測すべきパターンの着目点(図19における(x0、y0))を指定する(ステップS1802)。
次に、計測方向を指定する(ステップS1803)。これは、ステップS1802で指定した着目点に対してどの角度で計測するかを指定するものである。(図19では90度方向)。
次に、露光シミュレーション用パラメータを入力する(ステップS1804)。パラメータの内容については、後述の露光シミュレーション手段の項で述べるのでここでは省略する。
次に、矩形領域の各格子点の光強度を露光シミュレーションにより求める。これが3次元グラフ601となる(ステップS1806)。
次に、3次元グラフ601の中から、像寸法を測定すべきパターンの着目点(x0、y0)が含まれる分割断面、即ち90度方向のy0地点が含まれる分割断面に相当する2次元グラフを選択する(ステップS1807)。
次に、この2次元グラフにおいて「光強度=C0」なる線分が、2次元グラフにより切り取られる部分の長さ603を求める(ステップS1808)。これが、レジスト上のパターン寸法となる。
最後に、ステップS1808で求めたレジストパターン寸法を結果表示部106に表示する(ステップS1809)。
以上、述べてきたように、リソグラフィ技術者が特定のプロセスにおけるマスクパターンに関わる各種パラメータを決定するにあたり、統一されたユーザインタフェースを介して必要な機能を呼び出し、実行させ、実行結果や最終的に決定したパラメータ等を保存する手続きを自動的に一括して行なうことができる。
図20は、レイアウト設計者が本実施例のマスクパターン補正結果検証方式を使用してOPCを検討する処理フローを示す。初めに、OPCを検討するためのレイアウトパターンを読み込む(ステップS301)。
次に、パラメータ入力部を呼び出す(ステップS302)。パラメータ入力部の詳細は第1の実施例と同じであり省略する。
次に、パラメータ格納部に格納してあるパラメータを呼び出す(ステップS303)。次に、マスクパターン補正結果検証の対象領域を指定する(ステップS304)。次に、マスクパターン補正結果検証の6つの機能から実施したい1つまたは複数の機能選択を行い、実行を指示する(ステップS305)。この時、各機能毎に必要に応じてパラメータを入力する。
ここで、各機能とそこで指定するパラメータについては第1の実施例で述べてあるので省略する。次に、機能選択部で選択された機能が実行される(ステップS306)。その結果が結果表示方法406で指定した装置に表示されるので、その内容を確認して(ステップS308)、他の領域でのOPC検討が必要であれば再度対象領域指定(ステップS304)に戻りステップS307までの処理を繰り返し、不要であれば処理を終了する。
以上、述べてきたように、レイアウト設計者が既に決められたリソグラフィ条件を元にリリースされたパラメータを読み込み、特定のプロセスにおけるマスクパターンを設計するにあたり、統一されたユーザインタフェースを介して必要な機能を呼び出し、実行させ、実行結果を保存する手続きを自動的に一括して行なうことができる。
なお、上述した実施例において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体に書き込んで各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。本装置を実現するコンピュータは、記憶媒体に記録されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
以上詳述したように、本実施例のマスクパターン補正結果検証方法およびマスクパターン補正結果検証装置によれば、一つに、レイアウトパターンとマスクデータ補正処理に必要なパラメータやモデルを、一つのデータベースに格納し、レイアウトパターンの入力からマスクパターン補正結果検証に至る一貫した処理を、一つのシステムに統合したことにより、利用者の制限を設けることなく、その機能を利用できるようになったことと、二つに、OPC用入力ファイル変換や、露光シミュレータ用ファイル変換や、統一フォーマット変換といった、煩雑で負荷の大きい処理部を自動化したことと、EDツリーやマージンカーブ作成、レジストパターン寸法計測といった機能を組み込み、設計者が必要に応じてこれらを利用できるようになったことで、マスクパターン補正結果検証に伴う設計者の負担を軽減できる。
本発明の実施例1のマスクパターン補正結果検証方式に係るフローチャート。 本発明の実施例1のパラメータ入力部を示す図。 本発明の実施例1のマスクパターン補正結果検証装置に係るシステム構成を示す図。 本発明の実施例1に係る領域切取手段を示す図。 本発明の実施例1に係る露光シミュレーションを示すフローチャート。 本発明の実施例1に係る露光シミュレーション用パラメータを示す図。 本発明の実施例1に係るレジストモデル作成手順を示す図。 本発明の実施例1に係るOPC処理手順を示す図。 本発明の実施例1に係るOPC用パラメータを示す図。 本発明の実施例1に係るORC処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係るEDツリーを示す図。 本発明の実施例1に係るEDツリーとウィンドウを示す図。 本発明の実施例1に係るEDツリーとマージンカーブを示す図。 本発明の実施例1に係る複数の着目点に対するEDツリーとマージンカーブを示す図。 本発明の実施例1に係るEDツリーを作成するためのパラメータを示す図。 本発明の実施例1に係るEDツリー及びマージンカーブ作成手順を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係るレジストパターン寸法自動計測手順を示すフローチャート。 本発明の実施例1に係るレジストパターン寸法計測を説明する図。 本発明の実施例1に係る領域切取、及びレジストパターン寸法計測を説明する図。 本発明の実施例2に係るフローチャート。 従来のマスクパターン補正検証処理を示すフローチャート。
符号の説明
100 マスクパターン補正結果検証装置
101 マスクパターン補正結果検証部
102 データベース部
103 グラフィックユーザインタフェース部
104 レイアウトエディタ
105 パラメータ入力部
106 結果表示部
107 領域切取手段
108 露光シミュレーション手段
109 レジストモデル作成手段
110 OPC処理手段
111 ORC処理手段
112 EDツリーとマージンカーブ作成手段
113 レジスタパターン寸法自動計測手段
115 レイアウトパターン格納部
116 パラメータ格納部
117 レジストモデル格納部
118 結果情報格納部
401 実行ボタン
402 保存ボタン
403 読込ボタン
404 共通パラメータ
404a 対象領域
404b レイヤ名
404c 結果表示法
405 機能選択部
405a 露光シミュレーション
405b OPC
405c ORC
405d レジストモデル作成
405e レジストパターン寸法自動計測
405f エdツリー、マージンカーブ作成
405a1 光強度
405b1 モデル名
405c1 ルール
405d1 モデル名
405e1、405f1 着目点
501 図形切り出し領域
502〜506、504a、505a、506a 図形
601 3次元グラフ
602 着目点
603 レジストパターン寸法
604 しきい値
701 領域(x1、y1)(x2、y2)
702 着目点座標(x0、y0)
703 角度
704 所望寸法l
705 グリッドg
81a、81b テスト用レイアウトパターン
801a テスト用レイアウトパターンの幅
801b テスト用レイアウトパターンの間隔
82a、82b テスト用レイアウトパターンを露光したレジスト上の像
802a テスト用レイアウトパターンを露光したレジスト上の像の幅
802b テスト用レイアウトパターンを露光したレジスト上の像の間隔
901、902、1101、1102 OPC処理前の図形
903、904、1103、1104、1107、1108 OPC処理後の図形
901a、901b、901c、901d、901e、901f、901g、901h、902a、902b、902c、902d 頂点
1001 入力ファイル名
1002 補正対象図形限定層
1003 補正量
1004 グリッド
1105,1106 露光シミュレーション後の図形
1107a、1108a ORCエラー部
1201〜1203 EDツリー
1201a、1202a、1203a i番目の露光量
1204 i番目のデフォーカス
1301、1401〜1403 ウィンドウ
1302 フォーカス裕度
1303 露光量裕度
1404 マージンカーブ
1501〜1503 着目点1〜着目点3におけるEDツリー
1501w〜1503w 着目点1〜着目点3におけるウィンドウ
1501m〜1503m 着目点1〜着目点3におけるマージンカーブ
1504w 共通のウィンドウ
1504m 共通のマージンカーブ
1601 デフォーカス最大値
1602 デフォーカス刻み幅
1603 領域(x01、y01)(x02、y02)
1604 着目点座標(x1、y1)
1605 軸(x/y)
1606 所望寸法
1607 寸法マージン
1901 露光シミュレータ入力図形
1902 グリッド分割面
1903 露光シミュレーション後図形
2001 光強度
2002 照明形態
2003 ビーム径
2004 波長
2005 開口数
2006 デフォーカス値
2007 マスク種類
2008 マスクの光透過率
2009 マスクの光位相差
2010 レジスト種類

Claims (2)

  1. 補正の対象となる領域のマスクパターンを切取る第1ステップと、
    OPCを実行する時に利用するレジストモデルを作成する第2ステップと、
    このレジストモデルを参照して、第1ステップによる切取領域内の補正対象マスクパターンに対してOPC処理を施す第3ステップと、
    この第3ステップ後に、
    レジストモデルを利用して、補正後マスクパターンがレジスト上に転写されるパターンを計算で予測する露光シミュレーションを実行する第4ステップ、または
    露光シミュレーション実行結果に対するレジストパターンの寸法を自動計測する第5ステップ、または
    補正後マスクパターンで転写したレジストパターンがある範囲内の寸法となるための露光量とデフォーカスの関係を表すEDツリー及びマージンカーブを作成する第6ステップ、または
    前記第4、第5及び第6ステップを実行する前に、補正後のマスクパターンに対して、レジストパターンとオリジナルの設計パターンとのズレを検出するORC処理を施す第7ステップ、
    を備え、
    前記第1ステップ乃至第7ステップを実行するために必要なパラメータを指示することにより所望のステップが自動で実行できることを特徴とするマスクパターン補正結果検証方法。
  2. マスクパターン補正対象領域の切取手段、レジストモデル作成手段、OPC処理手段、ORC処理手段、EDツリーとマージンカーブ作成手段、レジストパターン寸法を自動的に計測するレジストパターン寸法自動計測手段、及び露光シミュレーション手段を有するマスクパターン補正結果検証手段と、
    設計パターン及びマスクパターン、マスクパターン補正結果検証に利用するパラメータ、マスクパターン補正結果検証の結果、及びレジストモデルを格納するデータベース格納手段と、
    前記設計パターン及びマスクパターン、前記パラメータ、前記検証結果、及びマスクパターン補正結果検証の処理手順を表示・操作するグラフィックユーザインタフェースと、
    を備え、
    前記マスクパターン補正結果検証に利用するパラメータを指示することにより前記マスクパターン補正結果検証が自動で実行できることを特徴とするマスクパターン補正結果検証装置。
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