JP2005154359A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄性、すすぎ性に優れ、洗浄時にはクリーミィでありながらかつボリュームのある泡が得られ、使用後の肌にツヤを与え、みずみずしさ(うるおい感)を保つことができ、かつ長期間の連用によってもべたつき感が生じない皮膚洗浄剤組成物を提供する
【解決手段】高級脂肪酸塩を10〜60質量%と、カチオン化フェヌグリークガムとを含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関し、詳しくは、洗浄性、すすぎ性に優れ、洗浄時にはクリーミィでありながらかつボリュームのある泡が得られ、使用後の肌にツヤを与え、みずみずしさ(うるおい感)を保つことができ、かつ長期間の連用によってもべたつき感が生じない皮膚洗浄剤組成物に関するものである。
近年、ボディシャンプーや洗顔料等の皮膚洗浄剤は、本来の目的である洗浄性に加えて、豊かな起泡性、クリーミィな泡質、すすぎ性、そして使用後のつっぱり感がなく滑らかになる等の仕上がり感が求められている。従来、増泡や泡質調整については、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤等の洗浄基剤と組み合わせる物質として、ラウリン酸モノエタノールアミドやヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等の高級脂肪酸アルカノールアミドが広く用いられている(例えば、非特許文献1参照)。また、仕上がり感の調整剤として、特定の油分やポリマー類を配合する等の試みが行われてきた(例えば、特許文献1〜5参照)。
しかしながら、従来の仕上り感の調整剤を配合した場合には、泡立ちや泡質が低下する、すすぎ時にぬるつく、長期間の連用によりべたつき感を生じる、油分やポリマーの皮膜が皮膚表面に残留することにより肌のツヤを失う等の問題があった。高級脂肪酸ジエタノールアミドを配合しても油分等による泡立ちや泡質の低下は避けられず、これを改良するために高級脂肪酸ジエタノールアミドを多量に配合した場合には、すすぎ性や仕上がり感に悪影響を及ぼす等の問題があった。また、高級脂肪酸モノエタノールアミド等を用いた場合、低温で結晶が析出する場合があった。
特開2003−73257号公報 特開平5−156299号公報 特表平9−501951号公報 特開2001−64678号公報 特開平3−81400号公報 「化粧品原料辞典」,日光ケミカルズ株式会社他,平成3年11月29日発行,p.488−489,p.491,p.506,p.509−510
上記事情において、本発明の目的とするところは、洗浄性、すすぎ性に優れ、洗浄時にはクリーミィでありながらかつボリュームのある泡が得られ、使用後の肌にツヤを与え、みずみずしさ(うるおい感)を保つことができ、かつ長期間の連用によってもべたつき感が生じない皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明者等は、本発明の目的を達成するために鋭意研究した結果、高級脂肪酸塩と特定
のポリマーを組み合わせて皮膚洗浄剤組成物に配合すると上記欠点が改善されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の請求項1は、高級脂肪酸塩を10〜60質量%(以下単に%と略す。)と、カチオン化フェヌグリークガムとを含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物である。本発明の請求項2は、高級脂肪酸の組成が、炭素数13以下の脂肪酸と、炭素数14以上の脂肪酸との比が3:7〜7:3であり、かつ、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩及びステアリン酸塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上と、ラウリン酸塩とを、合計で皮膚洗浄剤組成物全量に対し15〜50%含有することを特徴とする請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物である。また、本発明の請求項3は、高級脂肪酸ジエタノールアミドを実質的に含有しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
本発明によって、洗浄性、すすぎ性に優れ、洗浄時にはクリーミィでありながらかつボリュームのある泡が得られ、使用後の肌にツヤを与え、みずみずしさ(うるおい感)を保つことができ、かつ長期間の連用によってもべたつき感が生じない皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明の高級脂肪酸塩で用いられる高級脂肪酸としては特に限定されないが、概ね炭素数8〜22のものが用いられる。具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、2−パルミトレイン酸、ペトロセリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リシノール酸、リノール酸、リノエライジン酸、リノレン酸、アラキドン酸や、その他にヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、牛脂脂肪酸等の混合脂肪酸も用いることができる。
またこれらの高級脂肪酸の対イオンとしての塩基としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等の無機塩基、アンモニウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチルプロパンジオール等のアルカノールアミン、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。
これらの高級脂肪酸塩は、脂肪酸塩として配合しても、脂肪酸と塩基を独立に配合して処方系の中で脂肪酸塩を形成させてもよい。また、これらの高級脂肪酸塩は、単独で又は2種以上を混合して用いてもよく、炭素数13以下の脂肪酸塩と、炭素数14以上の脂肪酸塩との比が0:10〜7:3であることが望ましく、さらに望ましくは3:7〜7:3である。炭素数13以下の脂肪酸塩の総質量が相対的に多いと泡が粗くなる場合がある。
これらの高級脂肪酸塩は本発明の組成物中に合計で10〜60%、望ましくは15〜50%、さらに望ましくは15〜30%配合される。高級脂肪酸塩の合計が10%より少ないと泡立ちや泡質が充分でない場合があり、また60%を超えると低温での安定性が悪くなる場合がある。また、高級脂肪酸塩として、ラウリン酸塩と、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩から選ばれる1種又は2種以上とを、本発明の組成物中に合計で15〜50%含有することが望ましく、さらに望ましくは合計で15〜30%配合される。他の高級脂肪酸塩を含有する場合にもこれら4種の高級脂肪酸塩の配合量は上記の範囲であることが望ましい。
また、高級脂肪酸の塩基による中和率は、特に形態が液状の場合、80%〜110%であることが望ましく、さらには90%〜100%であることが望ましいが、粘性や外観調整等のため、意図的に中和率を下げて未中和の高級脂肪酸を残した状態で配合しても差し支えない。
本発明で用いられるカチオン化フェヌグリークガムは、マメ科の植物コロハ(学名:Trigonella Foenum−Graecum)の胚乳より得られる多糖類であるフェヌグリークガムをカチオン化したポリマーであり、市販品として、カチナールCF−100、カチナールCF−200(東邦化学工業社製)等がある。使用性を損なわない範囲で十分な性能を与えるためには、本発明の組成物中に0.001〜5%配合することが好ましく、さらに好ましくは0.01〜2%配合される。
本発明の組成物によれば、従来、増泡効果や増粘効果を期待して汎用されている高級脂肪酸ジエタノールアミドを実質的に配合しなくても所望の効果を得ることができ、高級脂肪酸ジエタノールアミドを多量に配合することによるすすぎ性や仕上がり感の欠点を解消することができる。尚、高級脂肪酸ジエタノールアミドを含有する混合原料を添加剤として配合する場合や、他の効果を期待して高級脂肪酸ジエタノールアミドを配合することは、本発明の目的とする性能に影響しない範囲であれば問題ない。尚、実質的に配合しないとは、本発明の組成物中の配合量が1%以下であり、好ましくは0.1%以下、さらに好ましくは0%である。
本発明の洗浄剤組成物は所望により、洗浄剤に一般に配合される成分、例えば、各種界面活性剤、高級アルコール、ラノリン誘導体、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類等の油性成分、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール等の保湿成分、脂肪酸エチレングリコール等のパール光沢剤、他の水溶性高分子化合物(ノニオン性、アニオン性等を含む)、動植物由来の抽出物、金属イオン封鎖剤、防腐剤、pH調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素及び香料等を適宜配合することができる。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、頭皮や身体各部の皮膚洗浄剤のいずれにも適用でき、ボディシャンプー、ハンドソープ、洗顔剤等の身体用洗浄剤として好適に使用できる。また、固形、液体、クリーム状、ジェル状、エアゾールフォーム、ポンプフォーム、スクイズフォーム、ミスト等様々な形態のものとして用いることができ、望ましくは液体洗浄料として用いられる。
次に本発明を実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。
実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
a)洗浄性試験法
5cm×5cmのウールモスリン布にラノリン7%及びスダンIII 0.005%のクロロホルム溶液0.4mLを均一に塗布し、乾燥させ、この汚染布を3%の洗浄剤溶液40mLが入った約100mLのガラス製シリンダー中に入れ、40℃の恒温槽中で15分間振盪し、汚染布を流水中でよく濯ぎ、乾燥させ、反射率を調べ、次式により洗浄率を求めた。
洗浄率(%)=(洗浄後の反射率−洗浄前の反射率)
/(原布の反射率−洗浄前の反射率)×100
また、評価の基準を次のように設定した。
◎・・・洗浄性優秀 洗浄率85%以上
○・・・洗浄性良好 洗浄率70%以上85%未満
△・・・洗浄性普通 洗浄率55%以上70%未満
×・・・洗浄性不良 洗浄率55%未満
b)使用感・仕上がり感試験法
パネル(30人)が、左足及び左手にコントロールとして、下記組成のボディシャンプーを、右足及び右手に試料をそれぞれ塗布し、同時に洗浄した時の、泡立ち、泡質、すすぎ性、べたつきのなさ、みずみずしさ、肌のツヤを、左右の手足それぞれにつき官能評価した。また、洗浄を上記と同様に1日1回行い、30日間連続使用を行った後の使用後のべたつき感及び肌のツヤについて、下記基準に従って官能評価を行った。
コントロール (%)
・ヤシ油脂肪酸カリウム 20.0
・カチオン化セルロース誘導体 0.5
(商品名:ポリマーJR−400[UCC社製])
・精製水 残 部
また、評価の基準を次のように設定した。
<泡立ち・泡質>
◎・・・良いと答えた人数が19名以上
○・・・良いと答えた人数が16〜18名
△・・・良いと答えた人数が8〜15名
×・・・良いと答えた人数が7名以下
<すすぎ時のつっぱり感(すすぎ性)・乾燥後のべたつき感(べたつきのなさ)
・みずみずしさ・肌のツヤ>
◎・・・コントロールより良いと答えた人数が19名以上
○・・・コントロールより良いと答えた人数が16〜18名
△・・・コントロールより良いと答えた人数が8〜15名
×・・・コントロールより良いと答えた人数が7名以下
<30日間連続使用を行った後の使用後のべたつき感・肌のツヤ>
◎・・・コントロールより良いと答えた人数が19名以上
○・・・コントロールより良いと答えた人数が16〜18名
△・・・コントロールより良いと答えた人数が8〜15名
×・・・コントロールより良いと答えた人数が7名以下
c)低温安定性試験法
試料を0℃の恒温槽中に1週間放置し、結晶の析出の有無を目視にて確認した。
また、評価の基準を次のように設定した。
◎・・・結晶析出を認めない
○・・・わずかに白濁を認める
×・・・結晶析出を認める
実施例1〜8及び比較例1〜4
表1に記載の配合組成よりなるボディシャンプーを常法により調製し、泡立ち、泡質、すすぎ性、べたつきのなさ、みずみずしさ、肌のツヤ、低温安定性を評価し、その結果を表1に示した。
Figure 2005154359
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜8のボディシャンプーはいずれも優れた性能を示していた。
一方、比較例1〜4では、洗浄性、使用感・仕上がり感及び低温安定性のいずれかの特性が劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
実施例9(ボディシャンプー) (質量%)
・ラウリン酸 9.0
・ミリスチン酸 6.0
・パルミチン酸 6.0
・POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 4.0
・POE(3)ミリスチルエーテル硫酸ナトリウム 1.5
・ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸トリエタノールアミン 5.0
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 1.0
・2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
(商品名:ソフタゾリンCL−R;川研ファインケミカル社製) 1.0
・アクリルアミド・アクリル酸・
塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液
(商品名:MERQUAT PLUS 3330;ナルコ社製) 1.5
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液
(商品名:MERQUAT 550;ナルコ社製) 1.0
・カチオン化フェヌグリークガム
(商品名:カチナールCF−100;東邦化学工業社製) 0.1
・ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.3
・POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル
(商品名:エルファコスGT282S;ライオンアクゾ社製) 0.2
・アルキルグルコシド
(商品名:APG600;コグニス社製) 2.0
・加水分解小麦液
(商品名:GLUADIN W−20;コグニス社製) 0.5
・高分子シリコン水性乳濁液(商品名:BY22−029
[東レ・ダウ コーニング・シリコーン社製]) 2.0
・グリセリン 5.0
・プロピレングリコール 5.0
・EDTA 0.1
・水酸化カリウム 適 量
・色素 適 量
・香料 0.1
・精製水 残 部
常法により上記組成のボディシャンプー(pH9.0)を調製し、使用感・仕上がり感及び低温安定性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例10(ハンドソープ) (質量%)
・ラウリン酸 10.0
・ミリスチン酸 4.0
・パルミチン酸 6.0
・POE(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 10.0
・パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.5
・ラウリルジメチルアミンオキシド 2.0
・カチオン化フェヌグリークガム
(商品名:カチナールCF−200;東邦化学工業社製) 1.0
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液
(商品名:MERQUAT 550;ナルコ社製) 2.0
・ジステアリン酸エチレングリコール 1.5
・ヒドロキシエチルセルロース 0.3
・レモンエキス
(商品名:レモン抽出液BG;丸善製薬社製) 0.2
・ニンジンエキス
(商品名:ニンジン抽出液BG;丸善製薬社製) 0.2
・加水分解シルク液
(商品名:プロモイスシルク−1000;成和化成社製) 1.0
・グリセリン 5.0
・1,3−ブチレングリコール 5.0
・EDTA 0.1
・トリエタノールアミン 適 量
・色素 適 量
・香料 0.1
・精製水 残 部
常法により上記組成のハンドソープ(pH8.5)を調製し、使用感・仕上がり感及び低温安定性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
実施例11(洗顔料) (質量%)
・ラウリン酸 7.0
・ミリスチン酸 6.0
・パルミチン酸 4.0
・ステアリン酸 2.0
・POE(3)ヤシ油アルキルエーテル硫酸ナトリウム 8.0
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.5
・アクリルアミド・アクリル酸・
塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体液
(商品名:MERQUAT PLUS 3330;ナルコ社製) 2.0
・カチオン化フェヌグリークガム
(商品名:カチナールCF−100;東邦化学社製) 0.05
・ジステアリン酸エチレングリコール 2.5
・ユキノシタエキス
(商品名:ユキノシタ抽出液BG;丸善製薬社製) 1.0
・海藻抽出物(商品名:カイソウ抽出液;丸善製薬社製) 0.5
・グリセリン 2.0
・1,3−ブチレングリコール 10.0
・EDTA 0.1
・水酸化カリウム 適 量
・色素 適 量
・香料 0.1
・精製水 残 部
常法により上記組成の洗顔料(pH8.8)を調製し、使用感・仕上がり感及び低温安定性を評価したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。
尚、上記実施例中で用いた香料は、下記香料処方のものである。
Figure 2005154359
本発明によって、洗浄性、すすぎ性に優れ、洗浄時にはクリーミィでありながら軽くかつボリュームのある泡が得られ、使用後の肌にツヤを与え、みずみずしさ(うるおい感)を保つことができる皮膚洗浄剤組成物を提供することができる。

Claims (3)

  1. 高級脂肪酸塩を10〜60質量%と、カチオン化フェヌグリークガムとを含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
  2. 高級脂肪酸の組成が、炭素数13以下の脂肪酸と、炭素数14以上の脂肪酸との比が3:7〜7:3であり、かつ、ミリスチン酸塩、パルミチン酸塩及びステアリン酸塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上と、ラウリン酸塩とを、合計で皮膚洗浄剤組成物全量に対し15〜50質量%含有することを特徴とする請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. 高級脂肪酸ジエタノールアミドを実質的に含有しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
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