JP2005153658A - 車両用ポケット構造 - Google Patents

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JP2005153658A JP2003393762A JP2003393762A JP2005153658A JP 2005153658 A JP2005153658 A JP 2005153658A JP 2003393762 A JP2003393762 A JP 2003393762A JP 2003393762 A JP2003393762 A JP 2003393762A JP 2005153658 A JP2005153658 A JP 2005153658A
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pocket
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Masatoshi Yamashita
正敏 山下
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Abstract

【課題】 異なる種類の小物を区別して収納できる収納性に優れた車両用ポケット構造を提供する。
【解決手段】 リッド5自体にアウタポケット7部を形成し、リッド5と凹部3との間にインナポケット8部を形成するため、2種類のポケット部により、異なる種類の小物を区別して収納することができ、収納性が向上する。また、2つのポケット部を形成するものでありながら、リッド5としては1つのままなので、部品点数の増加はない。更に、車室内R側からはリッド5の表面が露出するだけで、インナポケット部8はリッド5により隠されるため、外観上の変化も殆どない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用ポケット構造に関するものである。
自動車の、例えば、ドアトリムには、小物を収納するためのポケット構造が設けられている。この種のポケット構造としては、ドアトリムに形成された凹部に、下端のヒンジを中心に車室内側へ開閉回動自在なリッドを設けた構造になっている。リッドは、所定厚さのパネル形状で、該リッドと凹部とでポケット部が区画形成される。リッドの上端と凹部との間には隙間が形成され、そこから手を入れてリッドを車室内側へ回動させて開くことにより、ポケット部への物の出し入れが容易に行えるようになっている(例えば、特許文献1。)。
実開平1−128415号公報
しかしながら、このような従来のポケット構造にあっては、リッドと凹部との間に1つのポケット部が形成されるだけなので、異なる種類の小物を区別して収納することができず、収納性の面で不利であった。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、異なる種類の小物を区別して収納できる収納性に優れた車両用ポケット構造を提供するものである。
請求項1記載の発明は、車体又はドアに取付けられる内装トリムに凹部を形成し、該凹部の車室内側に下端のヒンジを中心に開閉回動自在なリッドを設けた車両用ポケット構造であって、前記リッドが、車室内側に露出したポケット開口を有するアウタポケット部を備えていると共に、リッドと凹部との間にリッドの開時に出し入れ可能な上部開放型のインナポケット部が形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、車体又はドアに取付けられる内装トリムに凹部を形成し、該凹部の車室内側に下端部を中心に開閉回動自在なリッドを設けた車両用ポケット構造であって、前記リッドが、車室内側に露出したポケット開口を有するアウタポケット部を車室内側に備え、且つリッドの開時に出し入れ可能な上部開放型のインナポケット部を凹部側に備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、アウタポケットの上部に、リッドの開時に出し入れ可能な上部開放型の補助アウタポケット部が形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、リッド自体にアウタポケット部を形成し、リッドと凹部との間にインナポケット部を形成するため、2種類のポケット部により、異なる種類の小物を区別して収納することができ、収納性が向上する。また、2つのポケット部を形成するものでありながら、リッドとしては1つのままなので、部品点数の増加はない。更に、車室内側からはリッドの表面が露出するだけで、インナポケット部はリッドにより隠されるため、外観上の変化も殆どない。
請求項2記載の発明によれば、リッド自体にアウタポケット部とインナポケット部が形成されるため、2種類のポケット部により、異なる種類の小物を区別して収納することができ、収納性が向上する。また、2つのポケット部を形成するものでありながら、リッドとしては1つのままなので、部品点数の増加はない。更に、車室内側からはリッドの表面が露出するだけで、インナポケット部はリッドにより隠されるため、外観上の変化も殆どない。
請求項3記載の発明によれば、アウタポケットの上部に、別の補助アウタポケット部が形成されているため、更に多くの種類の小物を区別して収納することができ、収納性が更に向上する。
異なる種類の小物を区別して収納できる収納性に優れた車両用ポケット構造を提供する、という目的を、内装トリムに形成した凹部の車室内側に下端のヒンジを中心に開閉回動自在なリッドを設けた車両用ポケット構造であって、前記リッドが、車室内側に露出したポケット開口を有するアウタポケット部を備えていると共に、リッドと凹部との間にリッドの開時に出し入れ可能な上部開放型のインナポケット部が形成されていることで、実現した。
図1〜図3は、本発明の第1実施例を示す図である。この第1実施例では、図示しない周知の自動車のドアの車室内側に取付けられているドアトリム1を、「内装トリム」として説明する。ドアトリム1の高さ方向での略中央には、図示しない乗員の腕を載せ得るアームレスト2が車室内R側に突出した状態で形成されている。
そして、そのアームレスト2の下側に、ドア側(図2のドアトリム1の右側のこと)へ陥没した凹部3が形成されている。この凹部3の底面における車室内R側の位置には、下端のヒンジ4を中心に車室内R側へ開閉回動自在なリッド5が設けられている。このリッド5は、ヒンジ4に設けられた図示せぬクリック機構により、所定角度だけ車室内R側に開き、また凹部3側に戻した際に所定のクリック力で閉状態が維持されるようになっている。
このリッド5は全体として中空構造で、車室内R側に露出した状態で形成されたポケット開口6から、内部側のアウタポケット部7に小物を出し入れすることができる。また、リッド5と凹部3とは離間しており、その間にインナポケット部8が区画形成されている。このインナポケット部8には、リッド5を車室内R側に開くことにより、例えば本9などの小物を出し入れすることができる。
この第1実施例によれば、リッド5自体にアウタポケット部7を形成し、リッド5と凹部3との間にインナポケット部8を形成したため、2種類のポケット部7,8により、異なる種類の小物を区別して収納することができ、収納性が向上する。また、2つのポケット部7,8を形成するものでありながら、リッド5としては1つのままなので、従来に比べて部品点数の増加はない。更に、車室内R側からはリッド5の表面が露出するだけで、インナポケット部8はリッド5により隠されるため、外観上の変化も殆どないし、シークレットボックスとしての機能を有することになる。
図4は、この発明の第2実施例を示す図である。前記第1実施例と重複する部位、部品は、説明の便宜上省略した。この第2実施例では、リッド10におけるポケット開口11の位置を下げて、アウタポケット部12の上下寸法を小さくし、そのアウタポケット部12の上部に更に別の補助アウタポケット部13を形成したものである。補助アウタポケット部13は上部開放型で、リッド10の開時に小物を出し入れ可能である。インナポケット部8は、先の実施例と同様である。
この第2実施例によれば、アウタポケット12の上部に、更に別の補助アウタポケット部13が形成されているため、更に多くの種類の小物を区別して収納することができ、収納性が更に向上する。
図5は、この発明の第3実施例を示す図である。前記第1実施例と重複する部位、部品は、説明の便宜上省略した。この第3実施例において、リッド14の車室内R側にポケット開口6を有するアウタポケット部7が形成されているのは、第1実施例と同様であるが、リッド14の凹部3側に上部開放型のインナポケット部15を一体形成した点で、第1実施例と相違している。このインナポケット部15には、リッド14を車室内R側に開くことにより、小物を出し入れすることができる。
この第3実施例によれば、リッド14自体にアウタポケット部7とインナポケット部15が形成されるため、第1実施例同様に、2種類のポケット部により、異なる種類の小物を区別して収納することができ、収納性が向上する。従来に比べて、部品点数の変化はなく、外観上の変化もないこと、シークレットボックス機能を有することは、第1実施例と同様である。
図6は、この発明の第4実施例を示す図である。前記第1実施例と重複する部位、部品は、説明の便宜上省略した。この第4実施例では、ドア側の構造により、凹部16の下側を深くできない場合に対応するもので、リッド17におけるインナポケット部18の底を上げて深さを浅く形成している。インナポケット部18が浅い分、小物の取り出しが容易である。
図7は、この発明の第5実施例を示す図である。前記第1実施例と重複する部位、部品は、説明の便宜上省略した。この第5実施例では、第2実施例(図4参照)と同様に、リッド19におけるポケット開口11の位置を下げて、アウタポケット部12の上下寸法を小さくし、そのアウタポケット部12の上部に更に別の補助アウタポケット部13を形成したものである。より多くの種類の小物を区別して収納することができ、収納性が更に向上する。尚、インナポケット部15は第3実施例(図5)と同様である。
以上の実施例では、内装トリムとしてドアトリム1を例にしたが、リヤシート後方のラゲッジルームやトランクルームの側壁に設けられるサイドトリムでも良い。
本発明の第1実施例に係るポケット構造を示すリッドを備えたドアトリムの正面図。 図1の縦断面図。 図2のリッドを開いた状態を示すドアトリムの断面図。 第2実施例を示す図2同様の断面図。 第3実施例を示す図2同様の断面図。 第4実施例を示す図2同様の断面図。 第5実施例を示す図2同様の断面図。
符号の説明
1 ドアトリム(内装トリム)
2 アームレスト
3、16 凹部
4 ヒンジ
5、10、14、17、19 リッド
6、11 ポケット開口
7、12 アウタポケット部
8、15、18 インナポケット部
9 本
13 補助アウタポケット部
R 車室内

Claims (3)

  1. 車体又はドアに取付けられる内装トリムに凹部を形成し、該凹部の車室内側に下端のヒンジを中心に開閉回動自在なリッドを設けた車両用ポケット構造であって、
    前記リッドが、車室内側に露出したポケット開口を有するアウタポケット部を備えていると共に、リッドと凹部との間にリッドの開時に出し入れ可能な上部開放型のインナポケット部が形成されていることを特徴とする車両用ポケット構造。
  2. 車体又はドアに取付けられる内装トリムに凹部を形成し、該凹部の車室内側に下端部を中心に開閉回動自在なリッドを設けた車両用ポケット構造であって、
    前記リッドが、車室内側に露出したポケット開口を有するアウタポケット部を車室内側に備え、且つリッドの開時に出し入れ可能な上部開放型のインナポケット部を凹部側に備えていることを特徴とする車両用ポケット構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用ポケット構造であって、
    アウタポケットの上部に、リッドの開時に出し入れ可能な上部開放型の補助アウタポケット部が形成されていることを特徴とする車両用ポケット構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010531767A (ja) * 2007-06-29 2010-09-30 エアバス・オペレーションズ・ゲーエムベーハー 変形された手荷物棚と組み合わせた枢軸回転する機材運搬装置

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