JP2005153460A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 監視セキュリティシステム等に用いられる画像記録装置に対し、設置作業性が良好であり、画像入力端子を覆い隠すための専用の部材を廃することで部品点数の削減が図れ、且つ画像記録装置前面の小型化を図ることが可能な構成を提供する。
【解決手段】 接続端子78a〜78eを覆い隠すための部材として液晶モニタユニット6を利用し、画像記録装置3の設置状態ではこの液晶モニタユニット6によって接続端子78a〜78eを覆い隠す。また、液晶モニタユニット6を前方側へ回動させて接続端子78a〜78eを装置前方に露出させることにより、装置前面側からの配線接続作業を可能にする。
【選択図】 図8
【解決手段】 接続端子78a〜78eを覆い隠すための部材として液晶モニタユニット6を利用し、画像記録装置3の設置状態ではこの液晶モニタユニット6によって接続端子78a〜78eを覆い隠す。また、液晶モニタユニット6を前方側へ回動させて接続端子78a〜78eを装置前方に露出させることにより、装置前面側からの配線接続作業を可能にする。
【選択図】 図8
Description
本発明は、例えばオフィスの監視セキュリティシステム等に用いられ、監視カメラによって撮像された画像を受信して記録する画像記録装置に係る。特に、本発明は、画像記録装置のコンパクト化や設置作業の簡素化を図るための対策に関する。
従来より、例えば下記の特許文献1及び特許文献2に開示されているように、オフィスや住宅等においては、不法侵入等を監視するための監視セキュリティシステムが使用されている。この監視セキュリティシステムは、一般には、監視対象エリアを撮像する監視カメラ、この監視カメラからの画像(映像)信号を受信して記録(録画)する画像記録装置、この画像記録装置が受信した画像を映し出すモニタ装置等を備えて構成される。また、必要に応じて、不法侵入者を検知するセンサを備えさせ、このセンサの検知信号を受けて監視カメラが撮像を開始するようにしたものもある。
そして、監視カメラによって撮像された監視対象エリアの画像を画像記録装置が受信し、記録媒体に画像(動画または静止画)が記録される。また、監視カメラによって撮像された監視対象エリアの画像は必要に応じてモニタ装置に映し出される。このようにして監視対象エリアの画像をモニタリング及び記録することにより、不法侵入者の特定に役立てることができる。
尚、監視セキュリティシステムがオフィスに適用される場合には、上記画像記録装置及びモニタ装置はオフィスビルの警備室等に設置される。一方、住宅に適用される場合には、画像記録装置及びモニタ装置は住宅内に置かれたり或いは警備会社に設置されることになる。また、これら画像記録装置及びモニタ装置としては、これらが別体として構成されている場合もあれば一体に構成されたものもある。更に、これら画像記録装置及びモニタ装置の設置形態としては壁掛け型や卓上設置型等が知られている。
特開2001−23063号公報
特開平11−328560号公報
ところで、上述した従来の監視セキュリティシステムにあっては、以下に述べる課題があった。
−画像記録装置の設置作業性−
一般に、監視カメラは画像出力端子を、画像記録装置はその背面に画像入力端子をそれぞれ備えており、この両端子を画像ケーブルによって接続することで、監視カメラからの画像信号を画像記録装置が受信できるようにしている。
一般に、監視カメラは画像出力端子を、画像記録装置はその背面に画像入力端子をそれぞれ備えており、この両端子を画像ケーブルによって接続することで、監視カメラからの画像信号を画像記録装置が受信できるようにしている。
このため、監視セキュリティシステムの据え付け作業において、画像記録装置の画像入力端子に対するケーブル接続時には、先ず、画像記録装置の背面を作業者側に向け、この状態で画像ケーブルを画像入力端子に接続する。その後、画像記録装置の前面が作業者側に向くように画像記録装置の向きを変え、この前面に備えられたスイッチ類を操作することによって各種の設定(例えば録画モード等の初期設定)を行うといった作業が必要である。
このように、画像記録装置を反転(前面と背面を反転)させながら据え付け作業を行う必要があるため作業が煩雑であった。特に、画像記録装置とモニタ装置とが別体であって、画像記録装置上にモニタ装置を載置した状態で作業を行う必要がある場合や、画像記録装置とモニタ装置とが一体化されている場合には、画像記録装置をモニタ装置と共に反転させる必要があり、重量が大きいために多大な労力を要することになってしまう。
−画像入力端子のカバー−
上記画像入力端子に対する画像ケーブルの接続部分の塵埃による悪影響を防止し、また、この接続部分が外部に露出することによる見映えの悪化を回避するために、専用のカバーを備えさせ、このカバーによって上記画像入力端子を覆い隠すようにしているものがある。つまり、上記映像ケーブルの接続作業時には、このカバーを取り外して画像入力端子を外部に露出させた後、映像ケーブルを接続し、その後、画像入力端子が覆い隠されるようにカバーを装着するものである。
上記画像入力端子に対する画像ケーブルの接続部分の塵埃による悪影響を防止し、また、この接続部分が外部に露出することによる見映えの悪化を回避するために、専用のカバーを備えさせ、このカバーによって上記画像入力端子を覆い隠すようにしているものがある。つまり、上記映像ケーブルの接続作業時には、このカバーを取り外して画像入力端子を外部に露出させた後、映像ケーブルを接続し、その後、画像入力端子が覆い隠されるようにカバーを装着するものである。
このように、従来では、画像入力端子を覆い隠すための専用の部材(カバー)が必要であり、部品点数の削減を図るには限界があった。
−画像記録装置前面の大型化−
上記設置作業性の悪化は画像入力端子が画像記録装置の背面に設けられていることが原因である。このため、画像入力端子を画像記録装置の前面に設けることが考えられる。これによれば、画像記録装置の背面に対する作業は必要なくなり、画像記録装置を反転させる必要がない。
上記設置作業性の悪化は画像入力端子が画像記録装置の背面に設けられていることが原因である。このため、画像入力端子を画像記録装置の前面に設けることが考えられる。これによれば、画像記録装置の背面に対する作業は必要なくなり、画像記録装置を反転させる必要がない。
しかしながら、この構成の場合、画像記録装置の前面に画像入力端子を配設するための新たな領域を確保する必要がある。つまり、背面に画像入力端子を備える画像記録装置では、前面には各種操作スイッチと必要に応じてモニタ画面のみを備えさせればよい。しかし、前面に画像入力端子を配設する場合には、この前面に新たな領域として画像入力端子領域を設ける必要があり、その分だけ画像記録装置前面の大型化を招いてしまうことになる。その結果、この画像記録装置を壁掛け式で設置する場合には、壁に大型の画像記録装置が取り付けられることになって見映えが悪く、一方、画像記録装置を卓上に設置する場合には、この画像記録装置が卓上の大きなスペースを占めてしまうといった不具合を招くことになる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、監視セキュリティシステム等に用いられる画像記録装置に対し、設置作業性が良好であり、画像入力端子を覆い隠すための専用の部材を廃することで部品点数の削減が図れ、且つ画像記録装置前面の小型化を図ることが可能な構成を提供することにある。
−発明の概要−
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、接続端子(例えば画像入力端子)を覆い隠すための部材として液晶モニタユニット等の機能ユニット(液晶モニタユニットの場合、液晶パネルやモニタ表示回路等の機能部品を収容したユニット)を利用し、画像記録装置設置状態ではこの機能ユニットによって接続端子を覆い隠すことができるようにしている。また、機能ユニットを移動させることで露出する領域に接続端子を配設したことで、画像記録装置の前面側から画像送信配線(ケーブル)の接続作業が行えるようにしている。
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、接続端子(例えば画像入力端子)を覆い隠すための部材として液晶モニタユニット等の機能ユニット(液晶モニタユニットの場合、液晶パネルやモニタ表示回路等の機能部品を収容したユニット)を利用し、画像記録装置設置状態ではこの機能ユニットによって接続端子を覆い隠すことができるようにしている。また、機能ユニットを移動させることで露出する領域に接続端子を配設したことで、画像記録装置の前面側から画像送信配線(ケーブル)の接続作業が行えるようにしている。
−解決手段−
具体的に、本発明は、画像送信配線を介してカメラに接続される接続端子を備え、カメラによって撮像された画像を画像送信配線を介して受信して記録する画像記録装置を前提とする。この画像記録装置に対し、機能部品を備えた複数の機能ユニットを一体的に組み合わせて構成し、一部の機能ユニットを、他の機能ユニットに対して、上記接続端子を覆い隠す姿勢とこの接続端子を装置前面側に露出させる姿勢との間で移動自在とする構成としている。
具体的に、本発明は、画像送信配線を介してカメラに接続される接続端子を備え、カメラによって撮像された画像を画像送信配線を介して受信して記録する画像記録装置を前提とする。この画像記録装置に対し、機能部品を備えた複数の機能ユニットを一体的に組み合わせて構成し、一部の機能ユニットを、他の機能ユニットに対して、上記接続端子を覆い隠す姿勢とこの接続端子を装置前面側に露出させる姿勢との間で移動自在とする構成としている。
この特定事項により、先ず、画像記録装置の設置作業における画像送信配線接続作業時には、一部の機能ユニットを移動させて接続端子を装置前面側に露出させる姿勢にする。これにより、画像記録装置の前面側からの接続作業が可能になる。その後、画像記録装置の前面側に備えられたスイッチ類を操作することによって各種の設定作業(例えば録画モード等の初期設定作業)を行うことになる。このように、本解決手段によれば、画像送信配線接続作業を画像記録装置の前面側から行うことができるので、画像記録装置を反転(前面と背面を反転)させながら設置作業を行う必要がなくなり、作業性が良好である。
また、このようにして画像送信配線が接続された後には、一部の機能ユニットを再び移動させて接続端子を覆い隠す姿勢にする。これにより、画像送信配線の接続部分の塵埃による悪影響が回避でき、また、画像記録装置の見映えの向上を図ることができる。このように、本解決手段では、機能ユニットが接続端子を覆い隠すための部材としての機能を兼用しているため、専用のカバーは必要なくなり、装置全体としての部品点数の削減を図ることができる。
また、接続端子は、機能ユニットによって覆い隠される位置、例えば、画像記録装置設置状態における機能ユニットの背面側位置に配設されることになり、画像記録装置の前面側に設ける必要がない。言い換えると、画像記録装置の前面側からの配線接続作業を可能にしながらも、画像記録装置の前面側に接続端子を設ける必要がない構成となっている。このため、画像記録装置前面の大型化を招くことがなく、その結果、設置スペースのコンパクト化を図りながらも、上述した効果(配線接続作業を装置前面側から可能にしたこと、部品点数の削減が図れること)を奏することができる。
画像記録装置の構成として、より具体的には以下のものが掲げられる。先ず、操作スイッチを有する第1の機能ユニットと、カメラから受けた画像を映し出すモニタ画面を有する第2の機能ユニットとを備えさせる。そして、第2の機能ユニットが、第1の機能ユニットに対して、接続端子を覆い隠す姿勢と接続端子を装置前面側に露出させる姿勢との間で移動自在となる構成としている。
この場合、第1の機能ユニットに、第2の機能ユニットを格納可能な格納空間を備えさせ、接続端子をこの格納空間よりも装置背面側に配設する。そして、第2の機能ユニットを上記格納空間に収容することでこの第2の機能ユニットが接続端子を覆い隠す姿勢となる一方、第2の機能ユニットを上記格納空間から取り出すことでこの第2の機能ユニットが接続端子を装置前面側に露出させる姿勢となる構成としている。
これら特定事項により、モニタ画面を有する第2の機能ユニットを移動させることで、配線接続時には接続端子を装置前面側に露出させる一方、その後の装置設置状態では接続端子を第2の機能ユニットによって覆い隠すことができる。また、モニタ画面を有する第2の機能ユニットが移動可能であるということは、ユーザの要求に応じてモニタ画面を自由に移動できることである。つまり、ユーザが視認し易い姿勢となるようにモニタ画面を移動させることができることになる。このため、視認性が高く使い勝手の良好な画像記録装置が得られる。
第2の機能ユニットの第1の機能ユニットに対する移動形態としては以下のものが掲げられる。先ず、第2の機能ユニットが第1の機能ユニットにヒンジにより連結されて回動自在となった構成である。また、第2の機能ユニットが第1の機能ユニットに対してスライド移動自在となった構成である。更には、第2の機能ユニットが第1の機能ユニットに対して着脱自在となった構成である。
特に、第2の機能ユニットを回動自在とした構成によれば、例えば画像記録装置を卓上型で使用する際に第2の機能ユニットの回動角度を調整し、これによってユーザが視認し易い姿勢となるようにモニタ画面の傾斜角度を調整することができて、実用性に優れたものとなる。
本発明では、接続端子を覆い隠すための部材として液晶モニタユニット等の機能ユニットを利用し、また、この機能ユニットを移動させることで接続端子を画像記録装置の前面側に露出させることを可能にしている。このため、配線接続作業を画像記録装置の前面側から行うことができ、画像記録装置を反転(前面と背面を反転)させながら設置作業を行う必要がなくなり、作業性が良好になる。また、機能ユニットが接続端子を覆い隠すための部材としての機能を兼用していることになるため、専用のカバーは必要なくなり、装置全体としての部品点数の削減を図ることができる。更に、画像記録装置設置状態における機能ユニットの背面側位置に接続端子を配設しながらも配線接続作業を装置前面側から行えるため、接続端子を画像記録装置の前面側に設ける必要がなく、画像記録装置前面の小型化を図ることが可能であり、設置スペースのコンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る画像記録装置をオフィスの監視セキュリティシステムに適用した場合について説明する。
−監視セキュリティシステム構成−
画像記録装置の構成について説明する前に、本画像記録装置を使用した監視セキュリティシステム全体の構成について説明する。
画像記録装置の構成について説明する前に、本画像記録装置を使用した監視セキュリティシステム全体の構成について説明する。
図1は、この監視セキュリティシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示すように、本監視セキュリティシステムは、監視対象エリアであるオフィス内空間における不法侵入者を検知するセンサ1、このセンサ1が人体(不法侵入者)を検知したときにオフィス内空間の撮像を開始する監視カメラ2、オフィスビルの警備室に設置され監視カメラ2からの画像信号を受信して記録する上記画像記録装置3、同じくオフィスビルの警備室に設置されて画像記録装置3との間で相互通信を行うセキュリティコントローラ4を備えている。
つまり、オフィス内空間に不法侵入者が存在する場合、そのことをセンサ1が検知し、このセンサ1が検知信号を発報する。この検知信号の発報に伴い、監視カメラ2はオフィス内空間の撮像を開始する。この撮像された画像は画像記録装置3に順次送信され、この画像記録装置3に備えられた記録媒体(ハードディスク)に記録(録画)されていく。また、この撮像された画像は画像記録装置3に備えられた液晶モニタ(モニタ画面)31に表示される。このようにオフィス内空間の画像がモニタリング及び記録されることにより、不法侵入者の特定に役立てることが可能になっている。
尚、画像記録装置3とセキュリティコントローラ4との間では画像信号や各種制御信号の相互通信が行われるようになっており、画像記録装置3の記録媒体に記録された画像をセキュリティコントローラ4内に保管したり、センサ1からの検知信号を画像記録装置3を介してセキュリティコントローラ4が受け、所定の警告動作(警告音の発生や警告ランプの点灯)が行えるようになっている。また、セキュリティコントローラ4から画像記録装置3へ制御信号が送信されて、録画モード等の各種設定やカメラ撮像動作(パン、チルト、ズーム等)の制御が行えるようになっている。
−画像記録装置3の構成説明−
次に、画像記録装置3の構成について説明する。ここでは、画像記録装置3を壁掛け式で設置した場合について説明する。尚、本画像記録装置3は卓上式で設置することも可能である。この卓上式で設置された状態については後述する。
次に、画像記録装置3の構成について説明する。ここでは、画像記録装置3を壁掛け式で設置した場合について説明する。尚、本画像記録装置3は卓上式で設置することも可能である。この卓上式で設置された状態については後述する。
図2は画像記録装置3の正面図、図3は画像記録装置3の平面図、図4は画像記録装置3の底面図、図5は画像記録装置3の右側面図、図6は画像記録装置3の左側面図、図7は画像記録装置3の壁掛け式設置状態を示す斜視図、図8はこの壁掛け式設置状態において後述する液晶モニタユニット6を前面側に回動させた状態を示す斜視図である。
これら図に示すように、本画像記録装置3は、正面視が略正方形状の偏平箱形の装置であり、第1の機能ユニットとしての装置本体ユニット5と、この装置本体ユニット5に対して回動自在に連結された第2の機能ユニットとしての液晶モニタユニット6とを備えている。以下、各ユニット5,6について詳細に説明する。
(装置本体ユニット5)
装置本体ユニット5は、背面側ケーシング51と前面側ケーシング52とが一体的に組み合わされ、その内部に各種制御機器類が収容されて構成されている。
装置本体ユニット5は、背面側ケーシング51と前面側ケーシング52とが一体的に組み合わされ、その内部に各種制御機器類が収容されて構成されている。
上記背面側ケーシング51は、前面側ケーシング52が取り付けられる側が開放された断面略コ字状の樹脂製部材であって、図8に示すように、設置状態における上側略半分で且つ右側略半分の領域は大型の開口51aが形成されている。この開口51aは後述する各種ケーブル類を本画像記録装置3から壁面内に向けて抜き出すための開口となる。
一方、前面側ケーシング52は、下側略半分の表面に各種スイッチ類71〜75が設けられている一方、上側略半分は上記背面側ケーシング51の外縁に沿う形状の枠体52aが備えられている。尚、この枠体52aの下端部の形状は、下側に向かうに従って装置前面側に傾斜する傾斜面53を備えており、この枠体52aの前側の空間が後述する液晶モニタユニット6を格納状態(図7に示す状態)とする際の格納空間54として構成されている。
上記背面側ケーシング51の略下側半分と前面側ケーシング52の略下側半分との間で形成される空間には、本画像記録装置3を統括的に制御するための制御部3Aとしてのプリント配線基板や、受信した画像を記録するための記録部3Bとしてのハードディスクや、前面側ケーシング52の前面に配設された各種スイッチ類71〜75が操作された際にその操作信号をプリント配線基板に与える操作部3Cが収容されている(図1参照)。尚、これらケーシング内部空間に収容されている機器の操作及び調整は、前面側ケーシング52の図中左下部分に配設されているカバー52bを取り外してケーシング内部空間を外部に開放させることにより行うことができるようになっている。
また、上記背面側ケーシング51の外縁に沿う形状の枠体52aには、複数箇所にU字状の切り欠きで成る開放部52c,52c,…が形成されており、これら開放部52c,52c,…には、封止栓52d,52d,…がそれぞれ着脱自在に装着されている。つまり、この封止栓52dを取り外して開放部52cを開放させることにより、各種ケーブル類を本画像記録装置3から壁面に沿って抜き出すことができるようにしている。つまり、本画像記録装置3が取り付けられる壁面にケーブル抜き出し用の開口が形成されている場合には上記背面側ケーシング51の開口51aを利用し、壁面に開口が形成されていない場合には上記前面側ケーシング52の開放部52cを利用するようになっている。
次に、この前面側ケーシング52の下側略半分の表面に配設された各種スイッチ類について図2及び図7を用いて説明する。
先ず、前面側ケーシング52の表面の左側半分には5個のチャンネルスイッチ71a〜71eが左右方向に一列上に配設されている。具体的に、本画像記録装置3は監視カメラ2を4台まで接続することが可能であり、これら4台のカメラが撮像した画像のうち何れのカメラの画像を液晶モニタ31に表示するかを、これらチャンネルスイッチ71a〜71eの操作によって選択できるようになっている。つまり、図2の左側から第1チャンネルスイッチ71a、第2チャンネルスイッチ71b、第3チャンネルスイッチ71c、第4チャンネルスイッチ71dの4個のチャンネルスイッチが配設されている。また、第4チャンネルスイッチ71dの右側のスイッチはマルチ表示スイッチ71eであり、このスイッチ71eを操作することにより、液晶モニタ31の画面を4分割して4台全てのカメラの画像を液晶モニタ31に表示することができるようになっている。尚、第1〜第4のチャンネルスイッチ71a〜71dの上側には、液晶モニタ31に現在表示されているチャンネルを表示するための表示ランプ72,72,…が備えられている。
前面側ケーシング52の表面の右側半分には、画像操作系、カメラ操作系、画像コピー系の各スイッチが配設されている。
画像操作系のスイッチとしては、録画開始スイッチ73a、再生/一時停止スイッチ73b、停止スイッチ73c、ジョグダイヤル73dが備えられている。録画開始スイッチ73aは、押し込み操作することによって監視カメラ2からの画像のハードディスクへの記録を開始させるものであり、例えば、録画モードの設定に応じて、録画開始スイッチ73aの押し込み後に直ちに記録(録画)を開始するようにしたり、この録画開始スイッチ73aの押し込み後にセンサ1が不法侵入者を検知した時点から記録を開始するようにしたりできる。再生/一時停止スイッチ73bは、ハードディスクに記録された画像の再生を開始させたり、この画像の再生中に画面を一時停止(静止画表示)する際に操作するものである。尚、オフィスの監視中は、画像の再生中であっても、監視カメラ2からの画像はハードディスクに記録され続けるようになっている。停止スイッチ73cは、上記録画動作や再生動作を終了させる際に操作するものである。ジョグダイヤル73dは、ハードディスクに記録された画像の再生時に画面の早送り、巻き戻し、コマ送り、コマ戻し等を操作するものである。
カメラ操作系のスイッチとしては、8方向スイッチ74aが備えられている。この8方向スイッチ74aは、監視カメラ2のパン、チルトをマニュアル調整するためのものである。
また、この8方向スイッチ74a左下には画像検索(記録されている画像中からの特定画像の検索)を行う際に操作する検索スイッチ74bが、右下はこの検索により抽出した画像を決定するための決定スイッチ74cがそれぞれ設けられている。
画像コピー系のスイッチとしては、上記決定スイッチ74cによって決定された画像(静止画像)をSDカード等の記録媒体にコピーするためのコピースイッチ75aを備えている。また、このコピースイッチ75aの下側には記録媒体(SDカード)用のスロット75bが設けられている。
尚、上記チャンネルスイッチ71a〜71eの下側には、現在の画像記録装置3の動作状態を示すための表示ランプが備えられている。具体的には、図中左側から、電源ON状体で点灯する電源ランプ76a、セキュリティコントローラ4との通信時に点灯する通信ランプ76b、ハードディスクへの書き込み時に点灯するディスクランプ76c、アラーム発生時に点灯するアラームメモリランプ76d、異常発生時に点灯する異常ランプ76eとなっている。また、上記録画開始スイッチ73aの上側には録画中に点灯する録画ランプ76fが備えられている。
また、この前面側ケーシング52の表面形状の特徴としては、その表面が凸面で形成されている点と、同一系統のスイッチを同一凹部内に配置している点にある。以下、詳細に説明する。
先ず、前面側ケーシング52の表面は、上記チャンネルスイッチ71a〜71eの配設箇所からジョグダイヤル73d、再生/一時停止スイッチ73b、録画開始スイッチ73aの各スイッチの配設箇所に亘る左右方向の一直線上の領域が最も膨出するように(図2の手前側に張り出すように)湾曲面で形成されている。つまり、操作頻度の高い各種スイッチが最も手前側に張り出した位置に配設されるようになっている。
また、前面側ケーシング52の表面には第1〜第6の6箇所に凹部77a〜77fが形成されている。第1凹部77aは、チャンネルスイッチ71a〜71eの配設箇所及びその周縁部に形成された図中左右方向に延びる凹部である。第2凹部77bは、録画開始スイッチ73a、再生/一時停止スイッチ73b、ジョグダイヤル73dの配設箇所及びその周縁部に形成された凹部である。第3凹部77cは、停止スイッチ73cの配設箇所及びその周縁部に形成された凹部である。第4凹部77dは、8方向スイッチ74a、検索スイッチ74b、決定スイッチ74cの配設箇所及びその周縁部に形成された凹部である。第5凹部77eは、コピースイッチ75aの配設箇所からSDカード用のスロット75bに亘って形成された凹部である。第6凹部77fは、電源ランプ76a、通信ランプ76b、ディスクランプ76c、アラームメモリランプ76d、異常ランプ76eの配設箇所及びその周縁部に形成された図中左右方向に延びる凹部である。
次に、この前面側ケーシング52の上側略半分(図8の如く液晶モニタユニット6が前方へ回動された際に開放される領域)に備えられた配線接続部78について図8を用いて説明する。この配線接続部78には、監視カメラ2からの画像信号を受ける複数(本形態では4個)の画像入力端子78a,78a,…、センサ1からの信号を受けるセンサ信号入力端子78b,78b,…、監視カメラ2への制御信号を送信するカメラ制御端子78c,78c,…、セキュリティコントローラ4との間で信号の送受信を行うコントロール端子78d,78d,…、セキュリティコントローラ4や図示しないモニタ装置に画像を送信するための画像出力端子78e,78eが備えられている。
上述した各端子78a〜78eのうち、画像入力端子78a及び画像出力端子78eは、前面側ケーシング52の右側部分であって、上記開口51aに臨む面(壁面に対して直交する面)に配設されている。また、これら画像入力端子78a,78a,…及び画像出力端子78e,78eの配設位置は、上記前面側ケーシング52に備えられた開放部52cの形成位置に対向するように設定されている。一方、センサ信号入力端子78b、カメラ制御端子78c、コントロール端子78dは、前面側ケーシング52の左側部分に配設されている。
次に、装置本体ユニット5に対して回動自在に連結された液晶モニタユニット6について説明する。この液晶モニタユニット6は、図8に示すように、ヒンジ部材61,61を介して装置本体ユニット5に連結されており、図7に示すように上記各端子78a〜78eが配設された配線接続部78を覆い隠す姿勢と、図8に示すように配線接続部78を開放して各端子78a〜78eを外部(装置前面側)に露出させる姿勢との間で回動自在となっている。つまり、上記配線接続部78を開放させる姿勢になることで、各端子78a〜78eに対するケーブル(配線)の装置前面側からの接続作業が行えるようになっている。
尚、上記ヒンジ部材61,61は、装置本体ユニット5内に収容された図示しないゴム材に摺接するようになっており、これによってヒンジ部材61,61の移動には抵抗が作用するようになっている。つまり、液晶モニタユニット6を回動させる際、この抵抗により任意の位置でその液晶モニタユニット6の回動姿勢を維持できるようになっている。
一方、この液晶モニタユニット6の前面の図中左寄りには液晶モニタ31が配設されている。この液晶モニタ31は、監視カメラ2から送信された画像を映し出すものであり、複数台の監視カメラ2が接続されている場合には、上記チャンネルスイッチ71a〜71eによって選択された監視カメラ2の画像が映し出されるようになっている。また、この液晶モニタユニット6の右側面には液晶モニタ31の表示制御部62が設けられている。この表示制御部62としてはON/OFFスイッチ62a、画面の明るさを調整するブライトネスダイヤル62b、画面の色合いを調整するカラーダイヤル62cが備えられている。更に、この液晶モニタユニット6の前面における右下部分には第3の画像出力端子63が設けられている。
−画像記録装置3の据え付け作業−
次に、上述の如く構成された画像記録装置3をオフィスビルの警備室の壁面に据え付ける際の作業について説明する。
次に、上述の如く構成された画像記録装置3をオフィスビルの警備室の壁面に据え付ける際の作業について説明する。
先ず、壁面に形成された図示しない配線抜き出し孔に対応した位置に本画像記録装置3を固定する。具体的には、画像記録装置3の背面に取付金具を装着しておき、この取付金具を壁面の所定位置にネジ止め等の手段により固定する。これにより、背面側ケーシング51の開口51aが上記配線抜き出し孔に対向した状態で、画像記録装置3が壁面に取り付けられる。
次に、図5の仮想線及び図8に示すように、液晶モニタユニット6を装置本体ユニット5に対して前面側に回動させ、各端子78a〜78eが配設された配線接続部78を開放する。この時の液晶モニタユニット6の回動角度は、図7に示す状態から前方側へ100°程度であり、配線接続部78は大きく開放されて各端子78a〜78eが外部に露出した状態となる。この状態で各種配線の接続作業が画像記録装置3の前面側から行われる。具体的には、画像入力端子78aに対して監視カメラ2から延びる画像ケーブル(画像送信配線)を接続し、センサ信号入力端子78bに対してセンサ1から延びるセンサ信号線を接続する。また、カメラ制御端子78cに対して監視カメラ2から延びる制御信号線を接続し、コントロール端子78dに対してセキュリティコントローラ4から延びる信号線を接続する。これら各配線は何れも壁面に形成された配線抜き出し孔から抜き出され、背面側ケーシング51の開口51aを通って各端子に接続される。尚、壁面に配線抜き出し孔が形成されていない場合には、各配線を壁面に沿って配設することになるが、この場合には、上記枠体52aに形成された開放部52cを利用して各配線を画像記録装置3から壁面に沿って抜き出す。
このようにして各配線が接続されるため、液晶モニタユニット6によって配線接続部78を覆い隠した状態では、これら配線が外部から見えることがない(図7参照)。尚、警備室に大型のモニタ装置が設置してある場合には、このモニタ装置と画像出力端子78eとを画像ケーブルによって接続することにより、この大型のモニタ装置によって監視を行うことも可能になる。
以上の如く各種配線の接続作業が終了すると、図7に示すように、液晶モニタユニット6を壁面側に向けて回動させ、この液晶モニタユニット6によって配線接続部78を覆い隠した状態にする。つまり、液晶モニタユニット6を上記配線接続部78の前側に形成された格納空間54に格納して図7に示す状態にする。このとき、液晶モニタユニット6の上端部に設けられた係止フック6A(図8参照)が装置本体ユニット5の上端部に設けられた係止部5Aに係止され、液晶モニタユニット6は配線接続部78を覆い隠した状態に保持される。これにより、配線の接続部分の塵埃による悪影響が回避でき、また、画像記録装置3の見映えの向上を図ることができる。その後、各スイッチ類の操作によって各種の設定作業(例えば録画モード等の初期設定作業)が行われて、画像記録装置3の据え付け作業が完了する。
以上説明してきたように、本形態では、配線接続作業を画像記録装置3の前面側から行うことができるので、画像記録装置を反転(前面と背面を反転)させながら設置作業を行う必要がなくなり、作業性が良好である。
また、据え付け後には液晶モニタユニット6によって配線接続部78が覆い隠される。つまり、液晶モニタユニット6が端子78a〜78eを覆い隠すための部材としての機能を兼用しているため、専用のカバーは必要なくなり、装置全体としての部品点数の削減を図ることができる。
更に、各端子78a〜78eは、液晶モニタユニット6の背面側位置に配設されており、画像記録装置3の前面側に設けてはいない。言い換えると、画像記録装置3の前面側からの配線接続作業を可能にしながらも、画像記録装置3の前面側に各端子78a〜78eを設ける必要がない構成となっている。このため、画像記録装置3の前面の大型化を招くことがなく、設置スペースのコンパクト化を図ることができる。
また、上述した如く、壁面に形成された配線抜き出し孔から各配線を抜き出して開口51aを通って各端子に接続するようにした場合には、配線が外部から見えることがないので、ユーザが誤って配線に接触してしまって端子から配線が抜け落ちてしまうことが防止できる。
また、本実施形態に係る画像記録装置3では、液晶モニタ31を液晶モニタユニット6の前面の左寄りに配設しているのに対し、操作頻度の高いスイッチである録画開始スイッチ73a、再生/一時停止スイッチ73b、ジョグダイヤル73d等を装置本体ユニット5の前面の右寄りに配設している。このため、ユーザが、これらスイッチを操作しながら液晶モニタ31を確認する場合、操作する手が液晶モニタ31の視認の邪魔になってしまうことがなく、操作性の良好な画像記録装置3を提供することが可能である。
−卓上設置状態−
図9は、本実施形態に係る画像記録装置3の卓上設置状態を示す斜視図である。この図9に示すように、卓上設置の場合には、ユーザの視線が液晶モニタ31の画面と略直交するように、液晶モニタユニット6をチルトアップさせ(例えば45°だけ上方へ回動させ)、ユーザが視認し易い姿勢にする。このように液晶モニタユニット6をチルトアップした姿勢で維持させることにより、画像記録装置3の使い勝手の向上を図ることが可能になる。
図9は、本実施形態に係る画像記録装置3の卓上設置状態を示す斜視図である。この図9に示すように、卓上設置の場合には、ユーザの視線が液晶モニタ31の画面と略直交するように、液晶モニタユニット6をチルトアップさせ(例えば45°だけ上方へ回動させ)、ユーザが視認し易い姿勢にする。このように液晶モニタユニット6をチルトアップした姿勢で維持させることにより、画像記録装置3の使い勝手の向上を図ることが可能になる。
尚、このように画像記録装置3を卓上設置して液晶モニタユニット6をチルトアップさせた場合、配線接続部78が僅かに開放されることになる。つまり、この配線接続部78に塵埃が入り込んだり、見映えが悪化したりする。このため、この配線接続部78を覆い隠すためのカバー(例えば、この配線接続部78の上面形状に略一致した形状の樹脂製板)を用意しておき、このカバーによって配線接続部78を覆っておくことが好ましい。
また、このカバーは、図7に示す壁掛け式設置状態においても適用しておくことが好ましい。何故なら、液晶モニタユニット6によって配線接続部78を完全に封止できない可能性があり、この場合には配線接続部78に塵埃が入り込む可能性があるからである。つまり、壁掛け式設置状態においても上記カバーを装着して配線接続部78を完全に封止できるようにしておくことが好ましい。
−その他の実施例−
以上説明した実施形態では、装置本体ユニット5に対して液晶モニタユニット6をヒンジ連結し、この液晶モニタユニット6を回動させることによって、各端子78a〜78eを覆い隠す姿勢と外部に露出させる姿勢との間で移動させるようにした。本発明はこれに限らず、装置本体ユニット5に対して液晶モニタユニット6をスライド移動自在としたり、着脱自在とすることによって、各端子78a〜78eを覆い隠す姿勢と外部に露出させる姿勢との間で移動させるようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、装置本体ユニット5に対して液晶モニタユニット6をヒンジ連結し、この液晶モニタユニット6を回動させることによって、各端子78a〜78eを覆い隠す姿勢と外部に露出させる姿勢との間で移動させるようにした。本発明はこれに限らず、装置本体ユニット5に対して液晶モニタユニット6をスライド移動自在としたり、着脱自在とすることによって、各端子78a〜78eを覆い隠す姿勢と外部に露出させる姿勢との間で移動させるようにしてもよい。
液晶モニタユニット6をスライド移動自在とする場合、そのスライド方向としては図7に示す状態から上方へのスライド移動、左右方向へのスライド移動、前方へのスライド移動の何れであっても、各端子78a〜78eを外部に露出させることが可能である。具体的には、装置本体ユニット5にスライドレールを備えさせておく一方、液晶モニタユニット6にこのスライドレールに噛み合うスライダを備えさせ、このスライダをスライドレールに沿って移動させることにより液晶モニタユニット6をスライド移動自在にする。
また、液晶モニタユニット6を着脱自在とする場合、液晶モニタユニット6と装置本体ユニット5との間での通信は有線で行ってもよいし無線で行ってもよい。この着脱構造としては、装置本体ユニット5及び液晶モニタユニット6に互いに連結する連結具をそれぞれ備えさせておき、この連結具の連結状態及び連結解除状態を切り換えることで液晶モニタユニット6を着脱自在にする。
また、液晶モニタユニット6を回動させる場合の回動中心としては、上述したような液晶モニタユニット6の下端縁である必要はなく、上端縁や左右何れかの側端縁を回動中心として回動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、センサ1が人体(不法侵入者)を検知したときに監視カメラ2が撮像を開始するようにしたが、センサ1を備えさせることなく、監視カメラ2が撮像を常時行うようにしてもよい。この場合、録画開始スイッチ73aが押し込み操作されると直ちに画像記録動作が開始されることになる。
また、上記実施形態では、本発明に係る画像記録装置3をオフィスの監視セキュリティシステムに適用した場合について説明したが、住宅用の監視セキュリティシステムに適用することも可能である。この場合、画像記録装置3は、住宅内に置かれたり或いは警備会社に設置されることになる。
更に、本画像記録装置3に接続される監視カメラ2の台数は4台に限らず、画像入力端子78aの個数を増加させることにより5台以上の監視カメラ2を接続することも可能である。
2 監視カメラ
3 画像記録装置
31 液晶モニタ(モニタ画面)
5 装置本体ユニット(第1の機能ユニット)
6 液晶モニタユニット(第2の機能ユニット)
61 ヒンジ部材
71a〜71e チャンネルスイッチ
73a 録画開始スイッチ
73b 再生/一時停止スイッチ
73c 停止スイッチ
73d ジョグダイヤル
74a 8方向スイッチ
74b 検索スイッチ
74c 決定スイッチ
75a コピースイッチ
78a 画像入力端子
78b センサ信号入力端子
78c カメラ制御端子
78d コントロール端子
78e 画像出力端子
3 画像記録装置
31 液晶モニタ(モニタ画面)
5 装置本体ユニット(第1の機能ユニット)
6 液晶モニタユニット(第2の機能ユニット)
61 ヒンジ部材
71a〜71e チャンネルスイッチ
73a 録画開始スイッチ
73b 再生/一時停止スイッチ
73c 停止スイッチ
73d ジョグダイヤル
74a 8方向スイッチ
74b 検索スイッチ
74c 決定スイッチ
75a コピースイッチ
78a 画像入力端子
78b センサ信号入力端子
78c カメラ制御端子
78d コントロール端子
78e 画像出力端子
Claims (6)
- 画像送信配線を介してカメラに接続される接続端子を備え、カメラによって撮像された画像を画像送信配線を介して受信して記録する画像記録装置において、
機能部品を備えた複数の機能ユニットが一体的に組み合わされて構成されており、一部の機能ユニットは、他の機能ユニットに対して、上記接続端子を覆い隠す姿勢とこの接続端子を装置前面側に露出させる姿勢との間で移動自在となるように構成されていることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項1記載の画像記録装置において、
操作スイッチを有する第1の機能ユニットと、カメラから受けた画像を映し出すモニタ画面を有する第2の機能ユニットとを備えており、第2の機能ユニットが、第1の機能ユニットに対して、接続端子を覆い隠す姿勢と接続端子を装置前面側に露出させる姿勢との間で移動自在となっていることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項2記載の画像記録装置において、
第1の機能ユニットは、第2の機能ユニットを格納可能な格納空間を備えており、接続端子はこの格納空間よりも装置背面側に配設されていて、第2の機能ユニットを上記格納空間に格納することでこの第2の機能ユニットが接続端子を覆い隠す姿勢となる一方、第2の機能ユニットを上記格納空間から取り出すことでこの第2の機能ユニットが接続端子を装置前面側に露出させる姿勢となることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項2または3記載の画像記録装置において、
第2の機能ユニットは第1の機能ユニットにヒンジにより連結されて回動自在となっていることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項2または3記載の画像記録装置において、
第2の機能ユニットは第1の機能ユニットに対してスライド移動自在となっていることを特徴とする画像記録装置。 - 請求項2または3記載の画像記録装置において、
第2の機能ユニットは第1の機能ユニットに対して着脱自在となっていることを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (2)
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WO (1) | WO2005053311A1 (ja) |
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JP2016208102A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リモコン装置 |
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JPH078878U (ja) * | 1993-07-09 | 1995-02-07 | 株式会社富士通ゼネラル | 携帯用モニタ装置 |
JP2000341682A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | インターホンユニット、モニタテレビユニット |
JP2003153177A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-23 | Mega Chips Corp | 映像録画装置および映像録画方法 |
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2003
- 2003-11-28 JP JP2003398967A patent/JP2005153460A/ja active Pending
-
2004
- 2004-11-25 WO PCT/JP2004/017471 patent/WO2005053311A1/ja active Application Filing
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016208102A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リモコン装置 |
Also Published As
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