JP2005153389A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録媒体の外側に向かって吐出されたインクの無駄を省く。
【解決手段】 インクジェットプリンタ1は、記録媒体Kを搬送方向Xに搬送する搬送装置4と、搬送される記録媒体Kの側縁より5mm外側までに光硬化製のインクを吐出可能なライン型の記録ヘッド5,…と、記録媒体Kに着弾したインクに光線を照射する照射装置6と、記録ヘッド5にインクを供給するインク供給装置53,54とを備えている。記録ヘッド5から記録媒体Kの外側に向かって吐出されたインクは、インク受器81に着弾するようになっている。インク受器81に着弾したインクは、吸引チューブ82を介してインク供給装置53に供給されるようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関する。
従来、紙などの記録媒体に対して画像を記録する装置として、ライン型のインクジェット記録装置がある。ライン型のインクジェット記録装置とは、記録媒体の搬送方向に略直交して配設されたライン型の記録ヘッドから記録媒体にインクを吐出するものである。
近年、このようなライン型のインクジェット記録装置においては、記録ヘッドの長さが記録媒体の幅よりも長くなっており、これにより、余白のない画像の記録、いわゆる縁なし記録が可能となっている(例えば、特許文献1,2参照)。
ところで、インクジェット記録装置においては、記録ヘッドのインク吐出口が目詰まりしないよう、一定の間隔ごとにインクの空吐出などのメンテナンスが行われている。そして、空吐出されたインクを再利用することにより、インクの無駄を省くようになっている(例えば、特許文献3参照)。
特開平8−169155号公報 特開2003−191545号公報 特開平7−76099号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に開示のインクジェット記録装置においては、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクは、インクの種類に関わらず同一のタンクに貯留されたり、インク吸収体に吸収されたりしているため、再利用が不可能となっている。
特に特許文献1のインクジェット記録装置では、記録ヘッドがシリアル型であり、主走査方向に配列されているので、記録媒体の外側にはみ出したインクを色毎に回収することができない。また、記録ヘッドを副走査方向(記録媒体の搬送方向)に配列する場合には、インクを色毎に回収することはできるものの、記録速度が低下してしまう。
本発明の課題は、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクの無駄を省くことができるインクジェット記録装置を提供することである。
請求項1記載の発明は、
記録媒体を搬送方向に搬送する搬送装置と、
搬送される前記記録媒体の一方の側縁より外側の位置から、他方の側縁より外側の位置までに亘って複数の吐出口からインクを吐出するライン型の記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給装置とを備えるインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドから前記記録媒体の外側に向かって吐出された前記インクを受けるインク受け部と、
前記インク受け部が受けた前記インクを前記インク供給装置に供給する供給管とを備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクはインク受け部に着弾し、供給管を介してインク供給装置に供給されるので、記録媒体に着弾しないインクを再利用することができる。従って、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクの無駄を省き、低コストで記録を行うことができる。
なお、この効果は、写真用の記録媒体など、大きさが小さくインクのはみ出る割合が大きい記録媒体に記録する場合には、特に顕著となる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記インク受け部は、
前記インク受け部と前記記録ヘッドとの間に前記記録媒体が存在しない場合に、前記複数の吐出口の全てから吐出される前記インクを受けることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、インク受け部と記録ヘッドとの間に記録媒体が存在しない場合に複数の吐出口の全てから吐出されるインクをインク受け部が受けるので、いわゆる4辺縁なしの記録を行う場合には、記録媒体Kの前端及び後端の外側に向かって吐出されるインクも回収することができる。従って、インクの無駄をより省くことができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のインクジェット記録装置において、
前記インクは、油系インクであることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、インクは油系インクであるので、水系インクである場合と異なり、再利用される場合にも揮発性溶媒の一部が蒸発する等して成分が変化することがない。従って、再利用したインクによって確実に画像の記録を行うことができる。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置を備え、
前記インクは光硬化性インクであることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、インクは光硬化性インクであるので、光をあてない限りにおいて、再利用される場合にも揮発性溶媒の一部が蒸発する等して成分が変化することがない。従って、再利用したインクによって確実に画像の記録を行うことができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記インク受け部は、前記記録ヘッドのメンテナンス時に前記記録ヘッドから前記インクを受けることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、インク受け部は記録ヘッドのメンテナンス時に記録ヘッドからインクを受けるので、記録媒体の外側にはみ出したインクを受けるインク受け部とメンテナンス時にインクを受けるインク受け部とを別々に設ける場合と異なり、インクジェット記録装置の部品数を低減することができる。従って、インクジェット記録装置の製造コストを低廉化することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド、前記インク供給装置、前記インク受け部及び前記供給管を、前記インクの色数に対応してそれぞれ複数備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、記録ヘッド、インク供給装置、インク受け部及び供給管をインクの色数に対応してそれぞれ複数備えるので、記録媒体の外側に向かって吐出された各色のインクが混合されることなくインク供給装置に供給される。従って、複数色のインクを用いて画像を記録する場合であっても、インクの無駄を省くことができる。
また、記録ヘッドがライン型であるので、記録ヘッドがシリアル型である場合と異なり、色数の増加に起因する記録速度の低下を防止することができる。また、各色のインクを混合することなく容易に回収することができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド、前記インク受け部及び前記供給管を複数備え、
前記複数の記録ヘッドは、前記記録媒体の表面に対向して配設された表面側記録ヘッドと、前記記録媒体の裏面に対向して配設された裏面側記録ヘッドとを有し、
前記複数のインク受け部は、それぞれ前記記録ヘッドと対向して配設されていることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、記録媒体の表裏面に記録を行う場合であっても、インクの無駄を省くことができる。
なお、インク受け部が記録ヘッドと対向するとは、一部に記録媒体が介在した状態でインク受け部が記録ヘッドに対向する場合も含む。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記インク受け部が受けた前記インクは、前記インク供給装置において未使用インクと混合されることを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、再利用インクと未使用インクとを混合して用いるので、再利用インクを用いることによる画質の低下を軽減することができる。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドは、オンデマンド方式のものであること特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、記録ヘッドがオンデマンド方式のものであるので、コンティニュアス方式のものである場合と比較して、記録ヘッドを容易にマルチノズル化やラインヘッド化することができる。従って、インクジェット記録装置の製造コストを低廉化することができる。
請求項10記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドにおける前記インクの不吐出を検知する検知装置を備え、
前記搬送装置は、前記検知装置によって前記インクの不吐出が検知された場合に前記記録媒体の搬送を制御することにより、インク未着弾領域の前記記録媒体を前記記録ヘッドに対向させることを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、検知装置によってインクの不吐出が検知された場合に、インク未着弾領域の記録媒体が搬送装置によって記録ヘッドに対向するので、再利用インクを用いることによってインクの吐出性が低下した場合であっても、インクを吐出し直すことにより、確実に画像を記録することができる。
なお、インクの不吐出を検知する検知装置としては、レーザーを用いた検知装置がある。また、記録媒体の搬送を制御する方法としては、搬送を停止させる方法や、搬送方向を反転させる方法がある。
請求項11記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドにおける前記インクの不吐出を検知する検知装置を備え、
前記記録ヘッドは、前記搬送方向の上流側に配設された上流側記録ヘッドと、下流側に配設されて前記上流側記録ヘッドと同一色の前記インクを吐出する下流側記録ヘッドとを有し、
前記下流側記録ヘッドは、
前記検知装置によって前記上流側記録ヘッドにおける前記インクの不吐出が検知された場合に、インク未着弾領域の前記記録媒体に対して前記インクを吐出することを特徴する。
請求項11記載の発明によれば、検知装置が上流側記録ヘッドにおけるインクの不吐出を検知した場合に、インク未着弾領域の記録媒体に対して下流側記録ヘッドがインクを吐出するので、再利用インクを用いることによってインクの吐出性が低下した場合であっても、インクを吐出し直すことにより、確実に画像を記録することができる。
請求項12記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体の側縁より5mm以上外側の位置まで前記インクを吐出可能であることを特徴とする。
ここで、本発明によれば、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクは再利用されるので、記録媒体の外側に向かって吐出されるインクのはみ出し量を大きくしても、インクの無駄は生じない。
請求項12記載の発明によれば、記録ヘッドは記録媒体の側縁より5mm以上外側の位置までインクを吐出可能であるので、記録媒体の搬送誤差や製造時の寸法誤差などに関わらず確実に縁なし記録を行うことができる。
請求項13記載の発明は、請求項1〜12の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記供給管には、前記インク受け部が受けた前記インクを前記インク供給装置に圧送するポンプ部が設けられ、
このポンプ部は、記録時に前記インク受け部を介して前記記録ヘッドと前記インク受け部との間の空気を吸引することを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、記録時に記録ヘッドとインク受け部との間の空気をポンプ部が吸引するので、記録媒体の縁近傍の空気がインク受け部に向かって流れる。従って、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクを空気流に乗せて確実にインク受け部に着弾させることができる。また、記録媒体の裏面にインクが付着するのを防止することができる。
請求項14記載の発明は、請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体の中央部にインクを吐出する中央側記録ヘッドと、前記記録媒体の側縁部及び前記外側の位置に前記インクを吐出する端側記録ヘッドとを有し、
前記インク供給装置は、前記中央側記録ヘッドに前記インクを供給する中央側供給装置と、前記端側記録ヘッドに前記インクを供給する端側供給装置とを有し、
前記供給管は、前記インク受け部が受けた前記インクを前記中央側供給装置に供給することを特徴とする。
請求項14記載の発明によれば、インク受け部に着弾したインクは中央側供給装置に供給され、中央側記録ヘッドから吐出される。従って、再利用されたインクを記録媒体に着弾させることができるため、インクを何度も再利用することによって劣化させてしまうのを防止することができる。
請求項1記載の発明によれば、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクの無駄を省き、低コストで記録を行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、インクの無駄をより省くことができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、再利用したインクによって確実に画像の記録を行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、再利用したインクによって確実に画像の記録を行うことができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、インクジェット記録装置の製造コストを低廉化することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、複数色のインクを用いて画像を記録する場合であっても、インクの無駄を省くことができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、記録媒体の表裏面に記録を行う場合であっても、インクの無駄を省くことができる。
請求項8記載の発明によれば、請求項1〜7の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、再利用インクを用いることによる画質の低下を軽減することができる。
請求項9記載の発明によれば、請求項1〜8の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、インクジェット記録装置の製造コストを低廉化することができる。
請求項10,11記載の発明によれば、請求項1〜9の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、再利用インクを用いることによってインクの吐出性が低下した場合であっても、インクを吐出し直すことにより、確実に画像を記録することができる。
請求項12記載の発明によれば、請求項1〜11の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、記録媒体の搬送誤差や製造時の寸法誤差などに関わらず確実に縁なし記録を行うことができる。
請求項13記載の発明によれば、請求項1〜12の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、記録媒体の外側に向かって吐出されたインクを空気流に乗せて確実にインク受け部に着弾させることができる。
請求項14記載の発明によれば、請求項1〜13の何れか一項に記載の発明と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、インクを何度も再利用することによって劣化させてしまうのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態においては、インクジェット記録装置をインクジェットプリンタとして説明する。このインクジェットプリンタは、直立した状態で横方向に搬送される記録媒体に対して左右の記録ヘッドからインクを吐出することにより、所望の画像を両面に記録する装置である。
図1は、本実施の形態におけるインクジェットプリンタ1の概略構成を示す平面図である。
この図に示すように、インクジェットプリンタ1は、記録媒体Kの表面側に記録を行う記録部2と、裏面側に記録を行う記録部3とを有している。
各記録部2,3は、記録媒体Kを搬送方向Xに搬送する搬送装置4を備えている。
搬送装置4は、上下方向に延在するローラ41〜43を備えている。
ローラ41,41は図示しないモータによって互いに連動して回転するようになっている。
ローラ42,43は、それぞれローラ41とともに記録媒体Kを狭持するようになっている。ローラ43は、径方向に針状の突起を備えた薄板により構成されており、記録媒体Kに形成された画像を損傷しないよう、記録媒体Kの被記録面と点接触するようになっている。
ローラ42,43の間には、搬送される記録媒体Kに対して光硬化性のインクを吐出する複数の記録ヘッド5,…が配設されている。
記録ヘッド5,…は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックからなるプロセスカラーの何れか1つのインクを吐出するオンデマンド方式のヘッドである。これら記録ヘッド5,…はライン型であり、記録媒体Kの幅方向に延在するとともに搬送方向Xに所定間隔をあけて配置されている。
各記録ヘッド5は、図2に示すように、記録媒体Kの中央部にインクを吐出する中央側記録ヘッド51,51と、記録媒体Kの端部にインクを吐出する端側記録ヘッド52,52とを有している。中央側記録ヘッド51,51及び端側記録ヘッド52,52は、千鳥状に配設されている。なお、図2では、便宜上、後述のインク供給装置53,54等の図示を省略している。
中央側記録ヘッド51及び端側記録ヘッド52の記録媒体Kの側の面には、インク液滴を吐出する複数のインク吐出口(図示せず)が記録媒体Kの幅方向に平行な列状に配設されている。端側記録ヘッド52のインク吐出口は、記録媒体Kの側縁から5mm外側の位置までインクを吐出可能となっている。
中央側記録ヘッド51には、インクを供給するインク供給装置53が接続されている。また、端側記録ヘッド52には、インクを供給するインク供給装置54が接続されている。これらインク供給装置53,54は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックからなるプロセスカラーの何れか1つのインクを内部に貯留している。
また、中央側記録ヘッド51及び端側記録ヘッド52には、インクの不吐出を検知する検知装置(図4参照)55がそれぞれ設けられている。この検知装置55は、互いに向き合ったレーザー照射部(図示せず)及びレーザー検知部(図示せず)を有しており、記録ヘッド5から吐出されたインク液滴によりレーザーが遮断されるか否かによってインクの不吐出を検知するようになっている。
記録ヘッド5,…よりも搬送方向Xの下流側には、記録媒体Kに着弾したインクに光線を照射する照射装置6が配設されている。
照射装置6は、光源として蛍光管、レーザー、LED及び電子線照射装置のうちの何れか1つを有しており、記録媒体Kの幅方向に延在している。なお、照射装置6によって照射される光線は、後述のインク受器81にあたらないようになっている。
また、ローラ41,41の間には、搬送される記録媒体Kを支持する複数のプラテン71,72が配設されている。
プラテン71,…は、記録媒体Kの幅方向(図1では表裏方向)に延在しており、記録媒体Kを平坦に支持するようになっている。これらプラテン71,…は、接続部材7,…によって連結されている。
接続部材7,…は、駆動部(図4参照)70によってインク吐出方向Yに一体的に移動するようになっている。
プラテン72,72は、プラテン71,…を搬送方向Xの上流側及び下流側から挟んだ状態に配設されており、インクジェットプリンタ1のシャーシ部(図示せず)に固定されている。
プラテン71,71の間と、プラテン71,72の間とには、それぞれインク回収機構8が配設されている。インク回収機構8の個数はインクの色数と同じく4つとなっている。
各インク回収機構8は、記録媒体Kを挟んで記録ヘッド5に対向するインク受器(インク受け部)81を備えている。
インク受器81は、図3に示すように、上端に開口部を有した箱状体であり、記録ヘッド5と平行に延在している。なお、図3では、便宜上、記録ヘッド5の図示を簡略化するとともに、プラテン71等の図示を省略している。
インク受器81の開口部には、ゴム等の弾性体で形成されたキャップ部材81aが設けられている。キャップ部材81aは、記録ヘッド5の底面よりも大きな形状を有しており、インク受器81と記録ヘッド5との間に記録媒体Kがない場合には記録ヘッド5の全てのインク吐出口から吐出されるインクを、記録ヘッド5の底面から離れた位置で受けることができるようになっている。より詳細には、キャップ部材81aは、記録ヘッド5の底面よりも長尺に形成されており、記録媒体Kの側縁よりも5mm外側の位置に向かって記録ヘッド5から吐出されたインクも受けることができるようになっている。
インク受器81は上述の接続部材7に固定されており、駆動部70によって移動するようになっている。より詳細には、インク受器81,…は、記録ヘッド5,…による画像記録時には記録ヘッド5,…から離れて位置し、記録ヘッド5,…からのインク吸引時や記録ヘッド5,…の待機時には記録ヘッド5,…の底面にキャップ部材81aを当接させるようになっている。なお、図1では、インク受器81と記録ヘッド5とが離れた状態を示している。
インク受器81には、吸引チューブ(供給管)82が接続されている。
吸引チューブ82は、インク受器81とインク供給装置54とをつなぐ管であり、インク受器81が記録ヘッド5から受けたインクをインク供給装置54へと導くようになっている。吸引チューブ82には、インク中の不純物を除去するフィルター(図示せず)が交換可能に設けられている。
また、吸引チューブには、吸引ポンプ83及び切換バルブ84が設けられている。
吸引ポンプ83は、画像記録時及び記録ヘッド5からのインク吸引時に吸引力を発生するものである。
切換バルブ84は、記録ヘッド5のインク吐出口からインクを吸引する際に、吸引動作の進行に応じて吸引チューブ82の内部を密閉したり、外部と連通させたりするようになっている。
また、インクジェットプリンタ1は、図4に示すように、搬送装置4、検知装置55,…、記録ヘッド5,…、照射装置6,…、吸引ポンプ83,…、駆動部70等と接続された制御装置9を備えている。
制御装置9は、搬送装置4を制御して記録媒体Kを所定の速度で搬送方向Xに搬送させるようになっている。
また、制御装置9は、検知装置55によって記録ヘッド5におけるインクの不吐出が検知された場合には、搬送装置4によって記録媒体Kを逆方向に搬送させ、インク未着弾領域の記録媒体Kを記録ヘッド5に対向させるようになっている。
また、制御装置9は、画像データに基づいて記録ヘッド5,…にインクを吐出させるようになっている。
また、制御装置9は、照射装置6,…による光線の照射を制御するようになっている。
また、制御装置9は、画像記録時及び記録ヘッド5,…のメンテナンス時に吸引ポンプ83を動作させるようになっている。
また、制御装置9は、駆動部70を動作させることにより、プラテン71,…及びインク受器81をインク吐出方向Yに移動させるようになっている。
次に、本実施形態に用いられる「インク」について説明する。
本実施形態に用いられるインクは、30℃で10〜500[mpas]程度の粘度を有する高粘度インクである。また、このインクはエア(大気中の空気)との接触では硬化せずにエアとの接触に対して開放された系で硬化するものである。具体的には本実施形態で用いられるインクは、光としての紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを少なくとも含み、油系であることが好ましい。インクの粘度は30℃において10〜500m・Paとなっている。
上記光硬化性インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。本実施形態では光硬化型インクのうちカチオン重合系インクを用いている。
次に、本実施形態に用いられる「記録媒体K」について説明する。
本実施形態に用いられる記録媒体Kとしては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙,再生紙,光沢紙、写真用紙等の各種紙,各種布地,各種不織布,樹脂,金属,ガラス等の材質からなる記録媒体が適用可能である。記録媒体Kの形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。
次に、画像記録時におけるインクジェットプリンタ1の動作について説明する。
まず、搬送装置4が記録媒体Kを搬送方向Xに搬送する。
記録媒体Kの前端が記録ヘッド5の近傍に搬送されたら、記録媒体Kの後端が記録ヘッド5とインク受器81との間を完全に通過するまで、記録ヘッド5,…はインクを吐出する。これにより、記録媒体Kの前端部、側縁部及び後端部に余白を作ることなくインクが着弾する。
記録ヘッド5がインクを吐出している際に、吸引ポンプ83はインク受器81を介して記録媒体Kの縁近傍の空気を吸引する。これにより、記録媒体Kの外側に向かって吐出されたインクは空気流に乗ってキャップ部材81aに着弾する。また、記録媒体Kの裏面にインクが付着するのが防止される。キャップ部材81aに着弾したインクは、吸引ポンプ83によって吸引チューブ82を介して中央側のインク供給装置53に供給され、内部のインクと混合されて再利用される。
ここで、インク回収機構8,…はインクの再利用を色毎に行うので、回収されたインクが他色のインクと混ざることはない。また、インクは光硬化性であるので、光をあてない限りにおいて、再利用される場合にも揮発性溶媒の一部が蒸発する等して成分が変化することはない。また、インク供給装置53において再利用インクと未使用インクとが混合されるので、再利用インクを用いることによる画質の低下は軽減される。また、再利用インクは中央側記録ヘッド51から吐出されて記録媒体Kに着弾するため、何度も再利用されることはない。
また、記録ヘッド5がインクを吐出したら、照射装置6は記録媒体Kに向かって光線を照射する。これにより、記録媒体Kに着弾したインクが硬化し、画像が記録される。
画像記録が終了すると、記録ヘッド5,…は待機状態となる。また、駆動部70によってインク受器81,…が移動してインク吐出口をキャップ部材81a,…で覆う。このとき、切換バルブ84,…が閉じることにより、インク吐出口は密閉され、インク吐出口付近のインクが乾燥して粘性が高まったり、固化したりすることが防止される。
次に、検知装置55がインク不吐出を検知した場合におけるインクジェットプリンタ1の動作について説明する。
検知装置55が記録ヘッド5におけるインクの不吐出を検知すると、搬送装置4が記録媒体Kを逆方向に搬送させ、インク不吐出を生じた記録ヘッド5にインク未着弾領域の記録媒体Kを対向させる。
そして、この記録ヘッド5がインク未着弾領域の記録媒体Kにインクを吐出しなおす。これにより、再利用インクを用いることによってインクの吐出性が低下した場合であっても、画像が確実に記録されることとなる。
次に、記録ヘッド5,…のメンテナンス時におけるインクジェットプリンタ1の動作について図5,図6を参照して説明する。なお、メンテナンス時には、図5,図6に示すように、記録ヘッド5とインク受器81との間には記録媒体Kが存在しない。但し、図5,図6では、便宜上、インク供給装置53,54や吸引ポンプ83等の図示を省略している。
まず、インクの空吐出を行う場合には、図5に示すように、記録ヘッド5,…とキャップ部材81a,…とが互いに離れた状態で、記録ヘッド5,…がインクを空吐出する。
このとき、吸引ポンプ83はインク受器81を介して記録ヘッド5とインク受け気81との間の空気を吸引する。これにより、記録媒体Kの外側に向かって吐出されたインクは空気流に乗ってキャップ部材81aに着弾する。キャップ部材81aに着弾したインクは、色毎に吸引ポンプ83によって吸引チューブ82を介して中央側のインク供給装置53に供給され、内部のインクと混合されて再利用される。
また、インクの吸引を行う場合には、図6に示すように、駆動部70がインク受器81,…を移動させることにより、キャップ部材81a,…が記録ヘッド5,…のインク吐出口を覆う。
キャップ部材81a,…がインク吐出口を覆ったら、切換バルブ84,…が閉じた状態で吸引ポンプ83,…が作動し、インク受器81,…の内部を負圧にする。これにより、記録ヘッド5のインク吐出口からインクが吸引される。吸引されたインクは、色毎に吸引ポンプ83によって吸引され、中央側のインク供給装置53に供給されて再利用される。また、記録ヘッド5のインク吐出口付近の部位から気泡、ゴミ、固化したインクといった異物が除去され、インク吐出口の吐出状態が最適な状態に回復する。
以上のインクジェットプリンタ1によれば、記録媒体Kに着弾しないインクを再利用することができるため、記録媒体Kの外側に向かって吐出されたインクの無駄を省くことができる。従って、低コストで記録を行うことができる。
また、4辺縁なしの記録を行う場合に、記録媒体Kの前端及び後端の外側に向かって吐出されるインクも回収することができるため、インクの無駄をより省くことができる。
また、インク受器81は画像記録時にも、メンテナンス時にも記録ヘッド5からインクを受けるので、画像記録時に記録媒体Kの外側にはみ出したインクを受ける部分と、メンテナンス時にインクを受ける部分とを別々に設ける場合と異なり、インクジェットプリンタ1の部品数を低減することができる。従って、インクジェットプリンタ1の製造コストを低廉化することができる。
また、記録ヘッド5がオンデマンド方式のものであるので、コンティニュアス方式のものである場合と比較して、記録ヘッド5を容易にマルチノズル化及びラインヘッド化することができる。従って、インクジェットプリンタ1の製造コストを低廉化することができる。
また、記録ヘッド5は記録媒体Kの側縁より5mm以上外側の位置までインクを吐出可能であるので、記録媒体Kの搬送誤差や製造時の寸法誤差などに関わらず確実に縁なし記録を行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、インク受器81のキャップ部材81aは記録ヘッド5の底面よりも大きな形状を有していることとして説明したが、記録媒体Kの側縁の外側に向かって吐出されたインクを受けることができる限りにおいて、図7に示すように、記録ヘッド5の底面よりも小さな形状を有することとしても良い。
また、記録媒体Kの表面側に記録を行う記録部2が搬送方向Xの上流側に、裏面側に記録を行う記録部3が下流側に配設されることとして説明したが、記録部2の記録ヘッド5と記録部3の記録ヘッド5とが搬送方向Xの上流側から下流側に向かって交互に配設されることとしても良い。この場合には、搬送方向Xに狭い領域内で記録を行うことができるため、記録速度を高めることができるとともに、インクジェットプリンタ1を小型化することができる。
また、検知装置55がインク不吐出を検知した場合には、搬送装置4が記録媒体Kを逆方向に搬送することによってインク未着弾領域の記録媒体Kを記録ヘッド5に対向させることとして説明したが、インク不吐出の検知と同時に記録媒体Kの搬送を停止することによってインク未着弾領域の記録媒体Kを記録ヘッド5に対向させることとしても良い。
また、インク不吐出を生じた記録ヘッド5からインクを吐出しなおすことによってインク未着弾領域の記録媒体Kに画像を記録することとして説明したが、同色のインクを吐出する複数の記録ヘッド5,5を搬送方向Xの上流側と下流側に配設し、下流側の記録ヘッド5でインク未着弾領域の記録媒体Kにインクを吐出することによって画像を記録することとしても良い。
また、全ての記録ヘッド5,…から同時に空吐出を行うものとして説明したが、各記録ヘッド5が個別のタイミングで空吐出を行うこととしても良い。
インクジェットプリンタの概略構成を示す平面図である。 記録ヘッドの構成を示す側面図である。 インク回収機構の構成を示す斜視図である。 インクジェットプリンタの概略構成を示すブロック図である。 空吐出時におけるインクジェットプリンタの動作を説明するための図である。 インク吸引時におけるインクジェットプリンタの動作を説明するための図である。 他の実施の形態におけるインク回収機構を示す斜視図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)
4 搬送装置
5 記録ヘッド(表面側記録ヘッド,裏面側記録ヘッド)
6 照射装置
51 中央側記録ヘッド
52 端側記録ヘッド
53 インク供給装置(中央側インク供給装置)
54 インク供給装置(端側インク供給装置)
55 検知装置
81 インク受器(インク受け部)
82 吸引チューブ(供給管)
K 記録媒体
X 搬送方向

Claims (14)

  1. 記録媒体を搬送方向に搬送する搬送装置と、
    搬送される前記記録媒体の一方の側縁より外側の位置から、他方の側縁より外側の位置までに亘って複数の吐出口からインクを吐出するライン型の記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給装置とを備えるインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドから前記記録媒体の外側に向かって吐出された前記インクを受けるインク受け部と、
    前記インク受け部が受けた前記インクを前記インク供給装置に供給する供給管とを備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク受け部は、
    前記インク受け部と前記記録ヘッドとの間に前記記録媒体が存在しない場合に、前記複数の吐出口の全てから吐出される前記インクを受けることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 請求項1または2記載のインクジェット記録装置において、
    前記インクは、油系インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録媒体に着弾したインクに光を照射する照射装置を備え、
    前記インクは光硬化性インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク受け部は、前記記録ヘッドのメンテナンス時に前記記録ヘッドから前記インクを受けることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッド、前記インク供給装置、前記インク受け部及び前記供給管を、前記インクの色数に対応してそれぞれ複数備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッド、前記インク受け部及び前記供給管を複数備え、
    前記複数の記録ヘッドは、前記記録媒体の表面に対向して配設された表面側記録ヘッドと、前記記録媒体の裏面に対向して配設された裏面側記録ヘッドとを有し、
    前記複数のインク受け部は、それぞれ前記記録ヘッドと対向して配設されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記インク受け部が受けた前記インクは、前記インク供給装置において未使用インクと混合されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドは、オンデマンド方式のものであること特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドにおける前記インクの不吐出を検知する検知装置を備え、
    前記搬送装置は、前記検知装置によって前記インクの不吐出が検知された場合に前記記録媒体の搬送を制御することにより、インク未着弾領域の前記記録媒体を前記記録ヘッドに対向させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  11. 請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドにおける前記インクの不吐出を検知する検知装置を備え、
    前記記録ヘッドは、前記搬送方向の上流側に配設された上流側記録ヘッドと、下流側に配設されて前記上流側記録ヘッドと同一色の前記インクを吐出する下流側記録ヘッドとを有し、
    前記下流側記録ヘッドは、
    前記検知装置によって前記上流側記録ヘッドにおける前記インクの不吐出が検知された場合に、インク未着弾領域の前記記録媒体に対して前記インクを吐出することを特徴するインクジェット記録装置。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドは、前記記録媒体の側縁より5mm以上外側の位置まで前記インクを吐出可能であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記供給管には、前記インク受け部が受けた前記インクを前記インク供給装置に圧送するポンプ部が設けられ、
    このポンプ部は、記録時に前記インク受け部を介して前記記録ヘッドと前記インク受け部との間の空気を吸引することを特徴とするインクジェット記録装置。
  14. 請求項1〜13の何れか一項に記載のインクジェット記録装置において、
    前記記録ヘッドは、前記記録媒体の中央部にインクを吐出する中央側記録ヘッドと、前記記録媒体の側縁部及び前記外側の位置に前記インクを吐出する端側記録ヘッドとを有し、
    前記インク供給装置は、前記中央側記録ヘッドに前記インクを供給する中央側供給装置と、前記端側記録ヘッドに前記インクを供給する端側供給装置とを有し、
    前記供給管は、前記インク受け部が受けた前記インクを前記中央側供給装置に供給することを特徴とするインクジェット記録装置。
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