JP2005153345A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、印字不良の発生を抑制できる画像記録装置を提供することである。
【解決手段】 画像記録装置1は、画像記録部と、開閉自在な弁を備え、インクを流出させるためのインク出口を有するインクボトル74と、前記画像記録部とインクボトルとを接続するインク供給部と、インク供給部を制御する制御部90とを具備している。インク供給部は、インクボトルを着脱自在に保持するとともに、インク出口を接続するためのインク出口接続部を有しているボトルホルダ73と、インクボトルがボトルホルダの所定位置に配設されたことを検出する検出手段と、インク出口の弁を開閉する弁開閉機構とを有している。制御部90は、検出手段からの検出信号を受信してから所定時間経過した後に、弁開閉機構を駆動させてインクボトルのインク出口の弁を開放させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インクボトルを着脱自在に装着可能なボトルホルダを有する画像記録装置に関している。
インクを吐出することにより画像を記録する画像記録装置は、一般的に普及している。この画像記録装置は、インクを吐出する画像記録部と、記録媒体を搬送する記録媒体搬送部と、画像記録部にインクを供給するインク供給部とを有している。このような従来の画像記録装置は、例えば、特許文献1中に示されている。
特許文献1中の画像記録装置は、インクが貯留されたインク供給源であるインクタンクと、画像記録部と、画像記録部とインクタンクとを接続するインク供給部とを具備している。インクタンクは、画像記録装置に取り付けられ、画像記録装置のカバーが閉じられた際、インク供給部と連通し、インク供給部にインクを供給し得る。
特開2003―127416号公報(第4−7頁、 図1)
一般的に、インクタンク中のインクは、交換時等において移動されると、攪拌され、気泡と混ざり合ってしまう。インク中に混合された気泡の割合が高い場合、画像記録装置は、吐出不良を起こし、記録不良を起こす虞がある。従って、インクを画像記録に適した状態にするためには、インクと気泡とを分離させる分離時間が必要である。上記特許文献1の画像記録装置において、上記インク供給部は、インク供給部とインクタンクとの接続を、カバーの開閉動作と連動する機構により達成している。このため、カバーの開閉動作と、インク供給経路の接続とが、実質的に同時に行われる。このため、上記特許文献1の画像記録装置において、インクタンクの取付後、所定の気泡の分離時間が経過する前に、使用者がカバーを閉鎖した場合、多くの気泡が混合されたインクは、インク供給部に流入させてしまう虞がある。
上記課題を鑑みて、本発明の目的は、印字不良の発生を抑制できる画像記録装置を提供することである。
上記課題を鑑みて、本発明の画像記録装置は、以下のように構成されている。
本発明の一態様の画像記録装置は、インクを吐出することにより画像を記録する画像記録部と、画像記録用のインクを貯留し、開閉自在な弁を備えたインクを流出させるためのインク出口を有する少なくとも1つのインクボトルと、前記画像記録部とインクボトルとを接続するインク供給部と、インク供給部の駆動を制御する制御部とを具備している。前記インク供給部は、前記インクボトルを着脱自在に保持するとともに、前記インク出口を接続するためのインク出口接続部を有しているボトルホルダと、前記インクボトルが前記ボトルホルダの所定位置に配設されたことを検出する検出手段と、インク出口の弁を開閉する弁開閉機構と、を有している。前記制御部は、前記検出手段からの検出信号を受信してから所定時間経過した後に、前記弁開閉機構を駆動させてインクボトルのインク出口の弁を開放させる。
本発明は、印字不良の発生を抑制できる画像記録装置を提供し得る。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に従った1つの実施の形態について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態の画像記録装置を示す概略的な側面図である。
本実施の形態の画像記録装置1は、画像記録機構20と、インク供給部70と、制御部90とを具備している。
まず、画像記録機構20について説明する
[画像記録機構20]
画像記録機構20は、記録媒体を搬送するための記録媒体搬送機構30と、記録媒体に対してインクを吐出するための画像記録部40とを具備している。画像記録部40は、インクを吐出するための複数のインクジェットヘッドユニット43を有している。画像記録部40は、各インクジェットヘッドユニット43が、記録媒体搬送機構により順次搬送される記録媒体に対して、インクを吐出することにより、画像を記録する。
続いて、インク供給部70について説明する。
(インク供給部70)
インク供給部70は、画像記録部20に対して、インク供給源からのインクを供給するための搬送路である。このインク供給部70は、インクが貯留されたインク供給源であるインクボトル74を取り付けるためのボトルホルダ73と、ボトルホルダ73と画像記録部20とを接続するインク供給路である接続チューブ72bと、接続チューブ72bの開閉を行う接続チューブ弁72hと、ボトルホルダからの廃インクを回収する廃液タンク67とを有している。
まず、ボトルホルダ73並びにインクボトル74について説明する。
本実施の形態の画像記録装置1は、インクが貯留されたインクボトル74をボトルホルダ73に取り付けることにより、インクが充填される。まず、インクボトル74について説明する。
[インク供給部70のインクボトル74]
インクボトル74は、各色毎に、対応するボトルホルダ73に取り付けられる。なお、本実施の形態において、4色分、即ち4つのインクボトル74が、対応するボトルホルダ73に取り付けられる。なお、インクボトル74は、後述するボトルホルダ73の説明において詳述するが、ボトルホルダ73の取付初期位置に配置した後、接続位置まで移動させて、ボトルホルダ73に接続する。この接続時の移動は、ボトルホルダ73の案内により、後述するボトル案内軸心GD(図2参照)に沿って行われる。接続位置において、インクボトル74は、後述のボトルホルダ73のボトル接続部73C(図2参照)と接続される。
各インクボトル74は、図2中に示されるように、インクが貯留されるボトル本体74Cと、ボトル本体74C中を大気開放するためのボトル通気口74Aと、ボトル本体74C中のインクを流出させるためのインク出口74Bとを有している。
まず、ボトル通気口74Aについて説明する。
{インクボトル74のボトル通気口74A}
ボトル通気口74A並びにインク出口74Bは、前記接続時において、ボトル接続部73Cと対向するボトル本体74Cの側壁に設けられており、ボトル案内軸心GDに沿って延びている。言い換えると、ボトル通気口74A並びにインク出口74Bは、接続時の移動方向において、ボトル本体74Cの前側に配置されている。
まず、ボトル通気口74Aについて説明する。
ボトル通気口74Aは、インクボトル74の前記接続時に、インクボトル74の上部に位置するように配置されている。このボトル通気口74Aは、図3中に示されるように、大気開放時の空気のボトル連通流路74AAと、ボトル連通流路74AAを外部と連通させる流路開口部74ABと、流路開口部74ABの開閉を行う流路弁74ACと、流路開口部74ABの周囲を覆う開口部外カバー74ADとを有している。
ボトル連通流路74AAは、一端がボトル本体74Cと接続されており、他端が流路開口部74ABにより、画像記録装置1の外部と連通している。ボトル連通流路74AA中には、所定の方向に沿って摺動可能に流路弁74ACを支持する流路弁支持部74AAaが設けられている。本実施の形態において、流路弁支持部74AAaは、前記ボトルの接続時において、流路弁74ACの摺動を、ボトル案内軸心GDに沿って案内する。
流路開口部74ABは、ボトル連通流路74AAと画像記録装置1の外部とを連通させる流路開口74ABaを有している。また、流路開口部74ABは、流路開口74ABaの外周沿って設けられた流路開口カバー74ABbを有している。言い換えると、実質的に円筒形状の流路開口カバー74ABbは、流路開口74ABaの外周部から延びている。この流路開口カバー74ABbは、接続時において、長手方向中央軸心がボトル案内軸心GDに沿うように、構成されている。また、流路開口カバー74ABbの側面には、流路開口部74ABが、ボトルホルダ73に完全に接続された際に、嵌合するカバー突起部74ABcが設けられている。
流路弁74ACは、流路弁支持部74AAaに支持される摺動部74ACaと、流路開口部74ABの開閉を行う弁部材74ACbと、弁部材74ACbを付勢する弁付勢部材74ACcとを有している。
摺動部74ACaは、長手方向中央軸心を有しており、長手方向に沿って一端部と他端部とを有している。この摺動部74ACaの一端部は、流路弁支持部74AAaにより、上述のように支持されている。この支持により、摺動部74ACaは、長手中央軸心を、流路弁支持部74AAaの前記所定の案内方向と一致される。本実施の形態において、摺動部74ACaの長手方向中央軸心は、接続時に、ボトル案内軸心GDと平行になる。また、摺動部74ACaの他端には、弁部材74ACbが固定されている。なお、上記支持により、弁部材74ACbは、流路開口74ABaと対向する位置に配置されている。
弁部材74ACbは、弁付勢部材74ACcにより、流路弁支持部74AAaのボトル案内軸心GDに沿って、流路開口74ABaに向けて付勢されている。この付勢により、弁部材74ACbは、流路開口74ABaと密着し、流路開口74ABaを閉鎖する。なお、弁部材74ACbは、前記案内方向に沿って、弁付勢部材74ACcの付勢力に抗して、押された場合、ボトル本体74C側に移動し、流路開口74ABaを開放する。
開口部外カバー74ADは、流路開口カバー74ABbと同心の円筒状に形成されており、流路開口カバー74ABbと同様に、接続時において、長手方向中央軸心がボトル案内軸心GDに沿うように、構成されている。なお、前記接続時において、開口部外カバー74ADは、ボトル接続部73Cと対向する外カバー端部74ADaが、ボトル案内軸心GDにおいて、流路開口カバー74ABbより突出している。
続いて、インク出口74Bについて説明する。
{インクボトル74のインク出口74B}
続いて、インク出口74Bについて説明する。インク出口74Bは、ボトル通気口74Aと実質的に同一の構成を有している。従って、図4中に示されるように、インク出口74Bにおいて、ボトル連通流路74BAは、ボトル連通流路74AAと同様に構成されている。従って、流路弁支持部74BAaは、流路弁支持部74AAaと同様に構成されている。さらに、流路開口部74BBは、流路開口部74ABと同様に構成されている。従って、流路開口74BBa、流路開口カバー74BBb、並びにカバー突起部74BBcは、流路開口74ABa、流路開口カバー74ABb、並びにカバー突起部74ABcと同様に構成されている。流路弁74BCは、インク出口74Bの弁であり、流路弁74ACと同様に構成されている。従って、摺動部74BCa、弁部材74BCb、並びに弁付勢部材74BCcは、摺動部74ACa、弁部材74ACb、並びに弁付勢部材74ACcと同様に構成されている。また、開口部外カバー74BDは、開口部外カバーADと同様に構成されている。従って、外カバー端部74BDaは、外カバー端部74ADaと同様に構成されている。
続いて、ボトル本体74Cについて説明する。
{インクボトル74のボトル本体74C}
ボトル本体74Cは、インクボトルを識別するための識別部であるインクラベル74Caを有している。インクラベル74Caは、インクボトル74中のインクの色などの情報が記録された記録媒体である。本実施の形態において、インクラベル74Ca中には、格納されているインクの種類を示す情報が記録されている。このインクラベル74Caは、後述する無線読み取り装置73Iにより、非接触で前記情報が読み取られ得るように構成されている。このインクラベル74Caは、ボトル本体74Cにおいて、前記接続時においてボトル接続部73Cと対向する部分に、張り付けられている。
続いて、ボトルホルダ73について説明する。
[インク供給部70のボトルホルダ73]
ボトルホルダ73は、インクが貯留されたインクボトル74を着脱可能に保持するボトル保持手段である。このボトルホルダ73は、保持したインクボトル74を、ボトル接続チューブ72bと接続するための接続手段を有している。なお、ボトルホルダ73は、画像記録装置1に取り付けられるインクボトル74の本数と同数配置されており、各ボトルホルダ73は、インクボトル1本を保持し得るように構成されている。本実施の形態のボトルホルダは、4つのインクボトル74を保持し得るように、4つ設けられている。
ここで、上述のボトルホルダ73を、図2を参照して、より詳しく説明する。ボトルホルダ73は、インクボトル74の装着時に、インクボトル74を案内するインクボトルガイド部材73Bと、インクボトル74のボトル通気口74A並びにインク出口74Bとの接続部であるボトル接続部73Cと、装着時にインクボトル74を覆うホルダカバー73Dとを有している。
まず、インクボトルガイド部材73Bについて説明する。
{ボトルホルダ73のインクボトルガイド部材73B}
インクボトルガイド部材73Bは、ボトルホルダ73の底部73A上に配置されいる。このインクボトルガイド部材73Bは、インクボトル74を所定の軸心に沿って案内するボトルガイド面73Baを有している。本実施の形態のボトルガイド面73Baは、インクボトル74を、ボトルホルダ73の長手方向(図2中左右方向)に沿って移動し得るように案内する。また、本実施の形態のボトルガイド面73Baは、インクが充填されたインクボトル74をボトル接続部73Cに向かって容易に移動し得るように、水平面に対して、ボトル接続部73Cに向かって傾斜している。これらの構成により、本実施の形態のボトルガイド面73Baは、ボトルホルダ73の長手方向を含む垂直面内において、水平面に対して傾斜したボトル案内軸心GDに沿って、インクボトル74を案内する。
このボトルガイド面73Baは、ボトル案内軸心GDに沿って、一端部と他端部とを有している。一端部は、ボトル接続部73Cと対向する。他端部には、ボトルガイド面73Baから突出したストッパ部73Bbが設けられている。このストッパ部73Bbは、インクボトル74をボトルホルダ73から取り外す際に、ボトル本体74Cが当接するようように構成されている。具体的には、ストッパ部73Bbは、インクボトル74が、ボトル通気口74A並びにインク出口74Bがボトル接続部73Cから完全に抜き取られ、前記取付初期位置まで移動した際に、ボトル本体74Cと当接するように配置されている。
続いて、ボトル接続部73Cについて説明する。
{ボトルホルダ73のボトル接続部73C}
ボトル接続部73Cは、インクボトル74のボトル通気口74A並びにインク出口74Bと接続するための接続手段である。このボトル接続部73Cは、後述するが、接続後のインク出口74Bの開閉を選択的に行うことが可能に構成されている。なお、上述のように、ボトルホルダ73は、画像記録部40より、鉛直方向において上方に配置されている。従って、インクボトル74中のインクは、インク出口74Bを開放した際に、ボトル接続チューブ72bを介して、画像記録部40に補充され得る。
このボトル接続部73Cは、ボトルホルダ73の底部73Aに固定されており、ボトルガイド面73Baの一端部に移動されたインクボトル74と接続し得るように、配置が設定されている。さらに、このボトル接続部73Cは、前記接続時に、ボトル本体74Cの前側と対向するように、配置されている。
また、このボトル接続部73Cは、インクボトル74のボトル通気口74Aと接続される通気口接続部73Eと、インク出口74Bが接続されるインク出口接続部73Fと、インク出口接続部73Fの開閉を行う開閉駆動部73Gと、ボトル接続の衝撃を吸収する緩衝機構73Hと、無線読み取り装置73Iと、を有している。
まず、通気口接続部73Eについて説明する。
<ボトル接続部73Cの通気口接続部73E>
通気口接続部73Eは、図3中に示されるように、ボトル案内軸心GDと平行な中央軸心を有しており、インクボトル74との接続時にボトル本体74Cの前側と対向する通気口ボトル対向部73Eaを有している。
また、通気口接続部73Eは、通気口カバー73EBと、通気口流路73Ecと、通気口インク受け部73Edと、通気口廃インク流路73Eeと、通気口案内部73Efとを有している。
通気口カバー73EBは、インクボトル74との接続時に、流路開口部74ABと嵌合する接続部である。より具体的には、通気口カバー73EBは、前記接続時に、流路開口カバー74ABbと嵌合する。通気口カバー73EBは、実質的に円筒形状を有しており、ボトル案内軸心GDに沿って、通気口ボトル対向部73Eaから接続時のインクボトル74側に向かって延びている。この円筒形状の通気口カバー73EBは、接続時において、ボトル通気口74Aの流路開口部74ABと実質的に同軸にされ、流路開口部74ABの外径と実質的に同一の内径を有している。
通気口カバーEBは、ボトル通気口74Aが通気口接続部73Eに完全に接続された際に、カバー突起部74ABcと嵌合するカバー凹部73EBaを有している。カバー凹部73EBaは、通気口カバーEBの内周面に設けられている。なお、このようにインクボトル74とボトル接続部73Cとが接続された位置を、図5中に示されるように、接続位置とする。
カバー突起部74ABcとカバー凹部73EBaとは、嵌合した際に、ボトル案内軸GDにおいて、ボトル接続部73Cからのインクボトル74の引き抜き方向に対して、所定の抵抗力FRaを提供する。言い換えると、通気口カバー73EBは、インクボトル74の引き抜き時に、抵抗力FRaを越える力でインクボトル74を引き抜かないと、インクボトル74がボトル接続部73Cからはずれないように、インクボトル74を保持する。
また、通気口カバー73EBは、流路開口74ABaと対向する位置に、弁押圧突起部73EBbを有している。弁押圧突起部73EBbは、ボトル案内軸心GDに沿って延びている。弁押圧突起部73EBbは、インクボトル74とボトルホルダ73とが完全に接続される前に、ボトル案内軸心GDにおいて、弁部材74ACbと当接する長さを有している。言い換えると、弁押圧突起部73EBbは、インクボトル74とボトルホルダ73とが完全に接続された際に、弁部材74ACbを、ボトル案内軸心GDに沿って、ボトル本体74C側に押圧し得る長さを有している。なお、弁押圧突起部73EBbは、流路開口74ABaの口径より小さい外径を有している。
通気口流路73Ecは、通気口カバー73EBの内側と、画像記録装置1の外部とを連通させるための通気用の流路である。通気口流路73Ecは、一端と他端とを有しており、一端が通気口カバー73EBの内側において開口しており、他端が、画像記録装置1の外部に開放されている。
通気口インク受け部73Edは、廃インクを受け止める画像記録装置1の汚染防止手段である。この通気口インク受け部73Edは、前記取付初期位置に配置されたインクボトル74のボトル通気口74Aに対して、鉛直方向において下方に設けられている。この通気口インク受け部73Edは、通気口ボトル対向部73Eaからボトル案内軸心GDに沿って延びている。より具体的には、通気口インク受け部73Edは、インクボトル74が取付初期位置に配置された際に、水平方向において、外カバー端部74ADaよりボトル本体74C側まで延びている。さらに具体的には、外カバー端部74ADaは、図3中に示されるように、前記取付初期位置に配置されたインクボトル74が水平面に対して傾斜している場合、水平方向(図3中において左右方向)において、通気口ボトル対向部73Eaに対して近い部位と、遠い部位とを有している。図3中において、外カバー端部74ADaの下側の部分が、上側の部分より、通気口ボトル対向部73Eaから遠方に離れている。通気口インク受け部73Edは、水平方向において、前記遠い部位(外カバー端部74ADaの下側の部分)と同位置、若しくは越えるまで延びている。
通気口廃インク流路73Eeは、通気口インク受け部73Edと、廃液タンク67と接続されており、通気口インク受け部73Edが受け止めた廃インクを、廃液タンク67へ排出するための流路である。
通気口案内部73Efは、通気口ボトル対向部73Eaからボトル案内軸心GDに沿って延びている。通気口案内部73Efは、インクボトル74の接続時に、開口部外カバー74ADを摺動させ、ボトル通気口74Aをボトル案内軸心GDに沿って案内する。
続いて、インク出口接続部73Fについて説明する。
<ボトル接続部73Cのインク出口接続部73F>
インク出口接続部73Fは、図4中に示されるように、ボトル案内軸心GDと平行な中央軸心を有しており、インクボトル74との接続時にボトル本体74Cの前側と対向するインク出口ボトル対向部73Faを有している。
また、インク出口接続部73Fは、インク出口開口部73FBと、インク出口接続部弁73FCと、インク出口流路73FDと、出口インク受け部73Feと、出口廃インク流路73Ffと、出口案内部73Fgとを有している。
インク出口開口部73FBは、インクボトル74との接続時に、流路開口部74BBと嵌合する接続部である。より具体的には、インク出口開口部73FBは、前記接続時に、流路開口カバー74BBbと嵌合する。また、このインク出口開口部73FBは、インク出口流路73FDと連通しており、接続した流路開口部74BBを、インク出口流路73FDと連通させる。より具体的には、インク出口開口部73FBは、図4中に示されるように、出口流路開口74FBaを有しており、この出口流路開口74FBaにより、インク出口流路73FDと連通している。
インク出口開口部73FBは、実質的に円筒形状を有しており、ボトル案内軸心GDに沿って、インク出口ボトル対向部73Faから接続時のインクボトル74側に向かって延びている。この円筒形状のインク出口開口部73FBは、接続時において、インク出口74Bの流路開口部74BBと実質的に同軸にされ、流路開口部74BBの外径と実質的に同一の内径を有している。
インク出口開口部73FBは、前記接続位置において、カバー突起部74BBcと嵌合するカバー凹部73FBcを有している。カバー凹部73FBcは、インク出口開口部73FBの内周面に設けられている。また、カバー突起部74BBcとカバー凹部73FBcとは、嵌合した際に、ボトル案内軸GDにおいて、ボトル接続部73Cからのインクボトル74の引き抜き方向に対して、所定の抵抗力FRbを提供する。言い換えると、インク出口開口部73FBは、インクボトル74の引き抜き時に、抵抗力FRbを越える力でインクボトル74を引き抜かないと、インクボトル74がボトル接続部73Cからはずれないように、インクボトル74を保持する。
なお、上述のように、インクボトル74の引き抜き時には、通気口カバー73EBも、前記引き抜き方向に対して、抵抗力FRaを提供する。従って、本実施の形態において、インクボトル74をボトル接続部73Cから引き抜くためには、ボトル案内軸GDに沿って、抵抗力FRaと抵抗力FRbとを加えたボトル接続部抵抗力FRsを越える力を、インクボトル74に掛ける必要がある。
インク出口接続部弁73FCは、インク出口開口部73FBの開閉を行うための弁である。このインク出口接続部弁73FCは、ボトル案内軸心GDに沿って、インク出口開口部73FB並びにインク出口流路73FDに渡って配置されている。このインク出口接続部弁73FCは、インク出口開口部73FBを閉鎖するための弁部材73FCaと、前記開閉駆動部73Gにより押圧される被押圧部材73FCbと、被押圧部材73FCbを付勢する付勢部材73FCcとを有している。
被押圧部材73FCbは、インク出口流路73FD中に配置されており、インク出口流路73FDにより、ボトル案内軸心GDに沿って摺動可能に支持されている。従って、インク出口接続部弁73FCは、インク出口流路73FDの案内により、ボトル案内軸心GDに沿って移動可能である。なお、被押圧部材73FCbは、インク出口流路73FDの内径と実質的に同一な外径を有しているため、インク出口流路73FD中のインクを、インク出口流路73FDとの間から漏れ出すことは無い。
付勢部材73FCcは、例えば、コイルばね等により構成されており、インク出口流路73FD中に設けられている。この付勢部材73FCcは、被押圧部材73FCbを、ボトル案内軸心GDに沿って、インク出口開口部73FBから離間する方向に付勢している。
弁部材73FCaは、インク出口開口部73FB中に配置されており、出口流路開口73FBaより大きい外径を有している。なお、弁部材73FCaは、付勢部材73FCcの付勢力により、出口流路開口73FBaに押し当てられ、出口流路開口73FBaを閉鎖する。
この弁部材73FCaは、流路開口74BBaと対向する位置に、ボトル案内軸心GDに沿って、接続時のインクボトル74側に向かって突出した弁押圧突起部73FBbを有している。弁押圧突起部73FBbは、インクボトル74とボトルホルダ73とが完全に接続されるとともにインク出口接続部弁73FCがインクボトル74に向かって押圧された際に、弁部材74BCbを押圧し得る長さに、ボトル案内軸心GDに沿った長さが設定されている。言い換えると、弁押圧突起部73FBbは、インクボトル74とボトルホルダ73とが完全に接続された場合でも、インク出口接続部弁73FCが押圧されるまで、弁部材74BCbを押圧出来ないように構成されている。なお、弁押圧突起部73FBbは、流路開口74BBaの口径より小さい外径を有している。
インク出口流路73FDは、ボトル接続チューブ72bと接続されており、インク出口開口部74FBからのインクをボトル接続チューブ72bに流すインク流路である。
出口インク受け部73Feは、廃インクを受け止める画像記録装置1の汚染防止手段であり、通気口インク受け部73Edと同様に構成されている。具体的には、出口インク受け部73Feは、前記取付初期位置に配置されたインクボトル74のインク出口74Bに対して、鉛直方向において下方に設けられている。これとともに、出口インク受け部73Feは、図4中に示されるように、インク出口ボトル対向部73Faから、上記配置のインク出口74Bの外カバー端部74BDaより、ボトル本体74C側(図中左側)まで延びている。さらに、具体的には、出口インク受け部73Feは、外カバー端部74BDaの鉛直方向の下側の部分に対して、水平方向において、同位置若しくは越えるまで延びている。
出口廃インク流路73Ffは、出口インク受け部73Feと、廃液タンク67と接続されており、出口インク受け部73Feが受け止めた廃インクを、廃液タンク67へ排出するための流路である。
出口案内部73Fgは、インク出口ボトル対向部73Faからボトル案内軸心GDに沿って延びている。出口案内部73Fgは、インクボトル74の接続時に、開口部外カバー74BDを摺動させ、インク出口74Bをボトル案内軸心GDに沿って案内する。
続いて、開閉駆動部73Gについて説明する。
<ボトル接続部73Cの開閉駆動部73G>
開閉駆動部73Gは、インク出口接続部弁73FCを移動させることにより、インク出口接続部73Fの開閉を行う弁開閉機構である。この開閉駆動部73Gは、図2中に示されるように、回転板73GAと、回転板ロック部73GBとを有している。
回転板73GAは、ボトルホルダ73の底部73Aに固定されているホルダフレーム(図示せず)により回転可能に支持されており、回動に従ってインク出口接続部弁73FCを押圧する押圧手段である。この回転板73GAは、ボトル案内軸心GDにおいて、インク出口接続部73Fと対向している。具体的には、回転板73GAは、インク出口接続部73Fのインクボトル74と接続される側に対して反対側と、対向している。
この回転板73GAは、長手方向において一端と他端とを有しており、一端と他端との間で、回転板軸73GAaにより、回転可能に支持されている。回転板軸73GAaは、ボトルホルダ73の長手方向と直交する方向(幅方向)と平行な軸である。回転板73GAの一端は、インク出口接続部弁73FCを押圧する出口弁押圧部73GAbを有している。また、回転板73GAの他端は、付勢部材73GAcを有している。
出口弁押圧部73GAbは、図2中において時計回りに回転板73GAの回動により、回転板73GAの一端がインク出口接続部弁73FCに向かって移動した際、インク出口接続部弁73FCの被押圧部材73FCbを押圧し得るように構成されている。
付勢部材73GAcは、例えば、コイルばねなどの回転板73GAの他端を付勢する付勢手段である。付勢部材73GAcは、後で詳述するホルダカバー73Dの閉鎖時に、ホルダカバー73Dにより押圧されるように構成されている。この付勢部材73GAcは、回転板73GAが前記時計回りに回動するように、回転板73GAを付勢する。
回転板ロック部73GBは、回転板73GAをロックするためのロック手段である。回転板ロック部73GBは、回転板73GAをロックするロック板73GCと、ロック板73GCを駆動させるロック板駆動手段73Gdとを有している。
ロック板73GCは、長手方向において、一端と他端とを有している。ロック板73GCは、ボトル案内軸心GDにおいて、回転板73GAを挟んでインク出口接続部73Fの反対側に配置されている。このロック板73GCは、ロック板回転軸73GCaにより、回転可能に支持されている。ロック板回転軸73GCaは、回転板軸73GAaと平行な軸である。ロック板73GCは、ロック板回転軸73GCa回りの回動により、一端を、回転板73GAをロックするロック位置と、前記ロックを解除した解除位置とに移動させ得る。
ロック板73GCの一端(図2中下側の端部)には、爪部73GCbが設けられている。また、ロック板73GCの他端には、ロック板駆動手段73Gdとの接続部である接続孔73GCcが設けられている。
爪部73GCbは、前記ロック位置において、回転板73GAの一端に引っ掛けられ得るように構成されている。この爪部73GCbは、回転板73GAのロック時に、インク出口接続部弁73FC側から、回転板73GAの一端に引っ掛けられる。なお、回転板73GAへの爪部73GCbの引っ掛け位置は、ロック板73GCにロック板回転軸73GCa回りのモーメントが掛からないように、ロック板回転軸73GCaに対して設定されてる。具体的には、回転板73GAの一端は、回転板軸73GAaを中心とした円軌道に沿って移動する。この回転板73GAの移動方向(円軌道上における一端の位置においての接線方向)が、爪部73GCbの引っ掛け位置とロック板回転軸73GCaとを結んだ軸線上に実質的に配置されるように、爪部73GCbの引っ掛け位置と、ロック板回転軸73GCaとの位置関係は、設定されている。
ロック板駆動手段73Gdは、例えばソレノイド等の駆動力提供手段である。ロック板駆動手段73Gdは、ロック板回転軸73GCaの半径方向と交差する方向に駆動する駆動部を有しており、この駆動部に凸部が設けられている。この凸部が、接続孔73GCcに挿入されている。ロック板駆動手段73Gdは、ロック板73GCの他端を移動させることにより、ロック板73GCを、ロック板回転軸73GCa回りに回動させ得る。即ち、ロック板駆動手段73Gdは、前記回動により、ロック板73GCの一端を前記ロック位置と、解除位置とに移動させ得る。
続いて、緩衝機構73Hについて説明する。
<ボトル接続部73Cの緩衝機構73H>
緩衝機構73Hは、ボトルホルダ73に対するインクボトル74の接続時に、過度の衝撃がボトル接続部73Cに与えることを防止する機構である。緩衝機構73Hは、ボトルホルダ73の底部73Aから延びているホルダフレームに、例えばコイルばねなどの付勢部材73Haを介して固定されている。また、緩衝機構73Hは、前記ホルダフレームにより、ボトル案内軸心GDに沿って移動するように、案内されている。この緩衝機構73Hは、ボトル案内軸心GDに沿って、通気口接続部73E並びにインク出口接続部73Fより、接続時のインクボトル74側に突出している。また、この緩衝機構73Hは、付勢部材73Haにより、ボトル案内軸心GDに沿って、接続時のインクボトル側に付勢されている。即ち、付勢部材73Haは、緩衝機構73Hを、インクボトル74とボトルホルダ73との接続の解除方向に付勢している。この付勢部材73Haの対ボトル付勢力FUaは、インクが満タンに充填されたインクボトル74を、押し返し得る値に設定されている。従って、インクボトル74は、ボトルホルダ73に配置された際に、緩衝機構73Hにより押圧され、前記取付初期位置に配置される。また、この対ボトル付勢力FUaは、ボトル接続部抵抗力FRsより小さく設定されている。言い換えると、対ボトル付勢力FUaは、ボトルホルダ73によるインクボトル74に対する保持力より、弱く設定されている。即ち、緩衝機構73Hは、ボトル接続部73Cに完全に接続されたインクボトル74の接続を、対ボトル付勢力FUaにより解除することはない。
続いて、無線読み取り装置73Iについて説明する。
<ボトル接続部73Cの無線読み取り装置73I>
無線読み取り装置73Iは、インクラベル74Ca中の情報を非接触で読みとる識別センサである。この無線読み取り装置73Iは、インクラベル74Caの情報を読みとるためのアンテナ73Iaを有している。アンテナ73Iaは、ボトル接続部73Cにおいて、インクボトル74が接続された際に、インクラベル74Caと対向する位置に配置されている。この無線読み取り装置73Iは、制御部90と接続されており、インクラベル74Caから読みとった情報を、制御部90に送る。なお、無線読み取り装置73Iは、インクラベル74Caに対して、情報を書き込むことが可能な無線読み書き装置に代えることも可能である。
続いて、ホルダカバー73Dについて説明する。
{ボトルホルダ73のホルダカバー73D}
ホルダカバー73Dは、ボトルホルダ73全体を覆う開閉可能な蓋である。ホルダカバー73Dは、ボトルホルダ73全体を覆うカバー本体73DAと、カバー本体の内側に配置されたカバーリブ73DBとを有している。なお、図2は、開放位置のホルダカバー73Dを示している。
カバー本体73DAは、一端と他端とを有しており、一端と他端との間に配置されたカバー回転軸73DAa回りに回転可能である。カバー回転軸73DAaは、回転板軸73GAaと平行な軸である。ホルダカバー73Dは、カバー回転軸73DAa回りの回動により、開放時の開放位置と閉鎖時の閉鎖完了位置とに移動され得る。また、カバー本体73DAは、閉鎖完了位置において、ボトルホルダ73に配置されたインクボトル74と対向するカバーボトル対向面73DAeを有している。
カバー本体73DAの一端には、回転板73GAの付勢部材73GAcを押圧するための付勢部材押圧部73DAbを有している。この付勢部材押圧部73DAbは、図2中に示されるように、開放時において、付勢部材73GAcと当接している。ホルダカバー73Dを前記開放位置から閉鎖完了位置移動させた際、付勢部材押圧部73DAbは、カバー回転軸73DAaを中心に、半時計回りに回動することになり、その結果、この付勢部材押圧部73DAbは、付勢部材73GAcに向かって移動する。
カバー本体73DAの他端73DAcは、前記閉鎖完了位置おいて、ボトルホルダ73の底部73Aに当接するように構成されている。なお、前記開放位置においては、カバー本体73DAの他端73DAcは、底部73Aに対して所定距離離間する位置にくる。この離間距離は、他端73DAcと底部73Aとの間から、インクボトル74を容易に着脱出来る程度に設定されている。
ボトルホルダ73の底部73Aには、前記閉鎖完了位置において、他端73DAcと接続されるカバー接続部73Aaを有している。カバー接続部73Aaは、前記閉鎖完了位置において、他端73DAcを把持し、ボトルホルダ73の意図しない開放を防止する。このカバー接続部73Aaには、カバーの開閉を検知するカバーセンサである開閉検知センサ73Abが設けられている。開閉検知センサ73Abは、他端73DAcをカバー接続部73Aaに接続されているかを検出する検出手段である。また、開閉検知センサ73Abは、制御部90に接続されており、検出結果を制御部90に送る。
カバーリブ73DBは、前記閉鎖完了位置において、ボトルホルダ73に配置されたインクボトル74と対向する位置に配置されている。カバーリブ73DBは、カバー本体73DAの内側(カバーボトル対向面73DAe)から、突出している。カバーリブ73DBは、閉鎖完了位置において、インクボトル74と対向するリブボトル対向面73DBaを有している。
リブボトル対向面73DBaは、前記閉鎖時において、前記接続位置にあるインクボトル74の上面に対して、底部73Aの法線方向(図2並びに図5中上下方向)において同位置になるように、配置されている。なお、上述のように、インクボトル74は、前記取付初期位置(図2参照)と、前記接続位置(図5参照)とで、その上面の位置が、前記法線方向において異なる。具体的には、インクボトル74の上面は、インクボトル74が前記接続位置以外に位置する場合、前記接続位置の配置に比べて、高い位置に位置する。従って、インクボトル74が前記接続位置以外に位置する場合、カバーリブ73DBが、インクボトル74の上面に当たってしまい、ホルダカバー73Dを閉鎖完了位置まで移動させることが出来ない。このように、カバーリブ73DBは、インクボトル74がボトル接続部73Cと完全に接続される前に、ホルダカバー73Dが閉鎖完了位置に達することを防止する。
続いて、制御部90について説明する。
(制御部90)
制御部90は、図6中に示されるように、CPU、タイマ、ROM、RAM、及び出力部92などを含むコンピュータによって構成されている。制御部90は、画像記録機構20、並びにインク供給部70に接続されており、これらの駆動を制御する。
さらに、制御部90は、インク供給部70において、接続チューブ弁72h、開閉検知センサ73Ab、ロック板駆動手段73Gd、並びに、無線読み取り装置73Iに接続されており、これらの駆動を制御する。
さらに、制御部90は、出力部92により、エラーメッセージなどをユーザーに報知する。従って、出力部92は、ユーザーに情報を報知するための報知部である。
以下に、インクボトル取付時の動作について説明する
[インクボトル取付時の動作]
インクボトル74は、対応するボトルホルダ73に取り付けられる。このとき、インクボトル74は、使用者によってまず、ボトルガイド面73Ba上の取付初期位置に配置される。インクボトル74は、取付初期位置から、使用者により、ボトルガイド面73Baの案内に従って、ボトル接続部73Cに向けて押圧されることにより、ボトル接続部73Cと接続され、接続位置に配置される。なお、インクボトル74は、使用者によって、緩衝機構73Hの対ボトル付勢力FUaを越える力で、接続位置に向けて押圧されることにより、ボトル接続部73C側に移動され得る。インクボトル74は、カバー突起部74ABc並びにカバー突起部74BBcが、対応するカバー凹部73EBa並びにカバー凹部73FBcに嵌合すると、インクボトル74とボトルホルダ73との接続が完了する。なお、使用者は、インクボトル74とボトルホルダ73とを接続した際に、カバー突起部74ABcがカバー凹部73EBaに嵌合する時、カバー突起部74BBcがカバー凹部73FBcに嵌合する時のクリック感により、これらの接続完了を認識することが出来る。
接続が完了した際に、無線読み取り装置73Iが、インクボトル74のインクラベル74Caの情報であるラベル情報を読みとる。ラベル情報は、RAM中に格納される。制御部90は、ROM中に、各ボトルホルダ73毎に、接続されるべきインクボトル74の対応情報を有している。本実施の形態においては、各ボトルホルダ73毎の対応情報には、インクボトル74の色が設定されている。制御部90は、ラベル情報と、対応するボトルホルダ73の対応情報とを比較し、所定のインクボトル74が対応するボトルホルダ73と接続されているか確認する。制御部90は、対象のボトルホルダ73に対して、正しいインクボトル74が接続されていない場合、報知部である出力部92に、警告音の出力、並びにエラーメッセージを表示させる。さらに、このようにインクボトル74が適切なボトルホルダ73に装着されていない場合、制御部90は、不適切なインクボトルがボトルホルダに装着されたと識別し、弁開閉機構である開閉駆動部73Gを駆動させない。なお、インクボトル74は、接続が完了した時点で、ボトル通気口74Aの流路弁74ACが開放され、大気開放されるものの、接続が完了した時点では、インク出口74Bは、開放されない。
また、インクボトルが取付初期位置と接続位置との間にあり、前記接続が完了していない場合、インクボトル74は、緩衝機構73Hにより取付初期位置に戻される。さらに、インクボトル74がボトルガイド面73Ba上において、前記接続位置以外に配置されている場合、図2中に示されるように、カバーリブ73DBがインクボトル74と干渉して、ホルダカバー73Dを閉じることが出来ない。言い換えると、前記接続位置以外に配置されたインクボトル74は、少なくとも一部分が、ホルダカバー73Dの閉鎖完了位置への移動軌跡上に配置され、ホルダカバー73Dの閉鎖を直接阻害する。このように、ホルダカバー73Dは、所定の接続位置に配置されていないインクボトルが1つでもある場合、閉鎖完了位置に配置することが出来ない。使用者は、ホルダカバー73Dが閉鎖することができないことで、接続の未完了を知ることが出来る。
また、ホルダカバー73Dが閉鎖完了位置に移動した際に、付勢部材73GAcは、付勢部材押圧部73DAbにより押圧されるが、回転板73GAは、ロック板73GCにより時計回りの回動を規制されているため、押圧された付勢部材73GAcは、圧縮される。
上述のようにして全てのインクボトル74がボトルホルダ73に接続された後、ホルダカバー73Dが使用者により閉じられ、図5中に示されるように閉鎖完了位置に移動する。ホルダカバー73Dが閉鎖完了位置に移動した際に、開閉検知センサ73Abが、ホルダカバー73Dを検出する。
このようにして、全てのボトルホルダ73のボトル接続部73Cに所定のインクボトル74の接続が完了するとともに、ホルダカバー73Dが閉鎖完了位置に配置された際に、インクボトル74のボトルホルダ73に対する装着が完了する。
続いて制御部90は、開閉検知センサ73Abからの信号を受信してから経過時間の計測を開始する。なお、制御部90には、ROM中に、開閉検知センサ73Abからの信号を受信してからインク出口接続部弁73FCを開放するまでの待機時間t1が格納されている。搬送時等において、インクボトル74が動かされた際に、インクボトル74中のインクは、攪拌され、気泡が混ざり込んでしまう。待機時間t1は、任意に設定され得るが、好ましくは、画像記録に用いられる程度に、前記気泡をインクと分離させるために必要な時間に設定される。そして、制御部90は、計測した時間が待機時間t1に達したならば、インク出口接続部弁73FCを開放させるために、開閉駆動部73Gに対して押圧駆動命令信号を出す。
開閉駆動部73Gは、上記押圧駆動命令を受けると、ロック板駆動手段73Gdを駆動させ、ロック板73GCを半時計回りに回動させる。ロック板73GCが回動すると、爪部73GCbは、図7中に示されるように、回転板73GAの一端から外れる。なお、回転板73GAは、前記回動前において、図5中に示されるように、爪部73GCbにより回動が規制され、回転板初期位置に配置されている。回転板初期位置において、回転板73GAは、インク出口接続部弁73FCに対して離間されている。
上述のように、ロック板73GCの回動により爪部73GCbが外されると、回転板73GAは、時計回りの回動の規制が解除され、付勢部材73GAcの付勢力により、回転板初期位置から時計回りに回動する。この回動により、出口弁押圧部73GAbが、インク出口接続部弁73FCの被押圧部材73FCbを押圧する。この押圧により、インク出口接続部弁73FCが開放され、インク出口接続部73Fは、インクが流通可能になる。また、インク出口接続部弁73FCは、出口弁押圧部73GAbの押圧により、インク出口74Bの弁である流路弁74BCを押圧する。この押圧により、インクボトル74は、インク出口74Bからインクを流出可能になる。これにより、インクボトル74は、インク出口74B並びにインク出口接続部73Fを介して、ボトル接続チューブ72bと連通される。
このようにして、夫々のボトルホルダ73に対して、それぞれ装着されるべき適切なインクボトル74が装着されると、画像記録装置1は、インクボトル73からのインクの供給を許可するとともに、接続チューブ弁72hを開放する。この結果、インクボトル74中のインクが、画像記録部40中に流入し、インクの充填が完了する。
[画像記録動作]
画像記録装置1により画像を記録する際、制御部90は、記録媒体搬送機構に記録媒体の搬送命令を出す。これとともに、制御部90は、画像記録部40に駆動命令を出し、搬送される記録媒体に対して、インクを吐出させる。これにより、画像記録装置1は、記録媒体に対して、所望の画像を記録する。
[インクボトルの取り外し動作]
インクボトル74は、交換する際等にボトルホルダ73から取り外される。使用者がインクボトル74を取り外すためにホルダカバー73Dを開くと、開閉センサ73Abは、カバー73Dが開いたことを検知し、開放検知信号を出力する。その信号を制御部90が受信すると、制御部90は、全てのボトルホルダ73の開閉駆動部73Gに対して、出口弁押圧部73GAbを回転板73GAから離間させるために、離間駆動命令信号を出す。
開閉駆動部73Gは、離間駆動命令信号を受けると、ロック板駆動手段73Gdを駆動させ、ロック板73GCを回動し、再び爪部73GCbを回転板73GAに引っ掛けるとともに、回転板73GAを回転板初期位置に戻す。これにより、インク出口接続部弁73FCは、出口弁押圧部73GAbによる押圧が解除される。このように押圧が解除されると、インク出口接続部弁73FCは、出口流路開口73FBaを閉鎖し、流路弁74BCは、流路開口74BBaを閉鎖する。なお、制御部90は、全てのボトルホルダ73のインク出口接続部弁73FCの閉鎖が完了した際、出力部92を介して、ユーザーにインクが取り出し可能な旨を報知する。なお、上記閉鎖の完了は、開閉駆動部73Gの状態でピックアップすることにより検知することも可能であるし、ボトル接続部73Cの弁であるインク出口接続部弁73FC、又は、インク出口の弁である流路弁74Acの閉鎖を直接ピックアップすることにより検知することも可能である。
このように出口流路開口73FBa並びに流路開口74BBaが閉鎖された後、インクボトル74は、ボトルホルダ73から引き抜かれる。インクボトル74は、ボトル案内軸心GDに沿ってボトル接続部抵抗力FRsを越える力で引き抜かれた際に、ボトルホルダ73から抜かれる。この引き抜かれた際に、ボトルホルダ73は、図2中に示されるように、ストッパ部73Bbと接触し、取付初期位置で停止される。インクボトル74は、ストッパ部73Bbと接触した際の振動により、開口部外カバー74BDの先端に付着したインクを、出口インク受け部73Feにふるい落とし得る。その後、インクボトル74は、ボトルホルダ73から取り外される。
上記構成に示すように、制御部90は、開閉駆動部73Gを制御することにより、所望のタイミングでインク出口74Bの弁の開閉を制御し得る。そして、制御部90は、この検知から所定の待機時間t1後に、開閉駆動部73Gを駆動させて、インク出口74Bを開放する。この制御により、本実施の形態の画像記録装置1は、待機時間t1の間に、インクボトル中のインクと、気泡と分離され、多くの気泡が混合されたインクを、インク供給部に流入することを防止し得る。即ち、本実施の形態の画像記録装置1は、画像記録可能な状態に無いインクのインク供給部への流入を防止し得る。
また、本実施の形態において、制御部90は、開閉検知センサ73Abにより、ホルダカバー73Dの閉鎖を検出し得る。これにより、本実施の形態の画像記録装置1は、インクボトル74とボトルホルダ73との接続の確認を確実に行い得る。
また、本実施の形態において、制御部90は、無線読み取り装置73Iの読み取ったラベル情報により、正しいインクボトル74がボトルホルダ73に取り付けられたことを確認し得る。これにより、本実施の形態の画像記録装置1は、インクボトル74の誤取付を防止し得る。特に、本実施の形態の画像記録装置は、インクラベル74Caにインクの種類が記録されているため、確実に正しい種類のインクを格納したインクボトル74を、ボトルホルダ73に取り付けられ得る。
また、本実施の形態の制御部90は、非接触で、インクラベル74Caの情報を読み取り得る。従って、本実施の形態の画像記録装置1は、インクラベル74Caの読み取り装置を、インクボトルに付着したインクにより汚染されることから守り得る。
また、本実施の形態のボトルホルダ73には、インクボトル中のインクの温度を検出する温度検出手段をさらに設けることが可能である。これにより、制御部90は、温度検出手段からインクの温度を取得し、画像記録可能な温度になった際に、インク出口を開放するように、開閉駆動部73Gを制御し得る。これにより、本実施の形態の画像記録装置1は、インク可能な温度でないインクのインク供給部70への流入を防止し得る。なお、温度検出手段は、本実施の形態においてサーミスタが用いられるが、他のいかなる公知の温度検出装置により代えることも可能である。
また、本実施の形態において、抵抗力FRaは、カバー突起部74ABcとカバー凹部73EBaとの嵌合により、提供されているが、ボトル通気口74Aと通気口接続部73Eとを気密に接続するためのOリングなどのシール部材により提供することも可能である。抵抗力FRbも、同様に、ボトル通気口74Aと通気口接続部73Eとを気密に接続するためシール部材により提供され得る。この場合、カバー突起部74ABc、74BBc、並びにカバー凹部73EBa、73FBcを省略することが可能である。
これまで、本発明の一例としての実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
図1は、本発明の1つの実施の形態に従った画像記録装置を示す概略的な側面図である。 図2は、開放位置のボトルホルダを示す概略的な断面図である。 図3は、通気口を示す断面図である。 図4は、インク出口を示す断面図である。 図5は、閉鎖完了位置のボトルホルダを示す概略的な断面図である。 図6は、制御部を示すブロック図である。 図7は、駆動した開閉駆動部を示す概略的な断面図である。
符号の説明
1…画像記録装置、20…画像記録機構、30…記録媒体搬送機構、40…画像記録部、41…インクヘッド列、42…キャリッジ、43…インクヘッドユニット、70…インク供給部、73…ボトルホルダ、72b…接続チューブ、72h…接続チューブ弁、73A…底部、73Aa…カバー接続部、73Ab…カバー開閉検知センサ、73B…インクボトルガイド部材、73Ba…ボトルガイド面、73Bb…ストッパ部、73C…ボトル接続部、73D…ホルダカバー、73d…大気開放弁、73DA…カバー本体、73DAa…カバー回転軸、73DAb…付勢部材押圧部、73DAc…カバー本体の他端、73DAe…カバーボトル対向面、73DB…カバーリブ、73DBa…リブボトル対向面、73E…通気口接続部、73Ea…通気口ボトル対向部、73EB…通気口カバー、73EBa…カバー凹部、73EBb…弁押圧突起部、73Ec…通気口流路、73Ed…通気口インク受け部、73Ee…通気口廃インク流路、73Ef…通気口案内部、73F…インク出口接続部、73Fa…インク出口ボトル対向部、73Fa…出口ボトル対向部、73FB…インク出口開口部、73FBa…出口流路開口、73FBb…弁押圧突起部、73FBc…カバー凹部、73FC…インク出口接続部弁、73FCa…弁部材、73FCb…被押圧部材、73FCc…付勢部材、73FD…インク出口流路、73Fe…出口インク受け部、73Ff…出口廃インク流路、73Fg…出口案内部、73G…開閉駆動部、73GA…回転板、73GAa…回転板軸、73GAb…出口弁押圧部、73GAc…付勢部材、73GB…回転板ロック部、73GC…ロック板、73GCa…ロック板回転軸、73GCb…爪部、73GCc…接続孔、73Gd…ロック板駆動手段、73H…緩衝機構、73Ha…付勢部材、73I…無線読み取り装置、73Ia…アンテナ、74…インクボトル、74A…ボトル通気口、74AA…ボトル連通流路、74AAa…流路弁支持部、74AB…流路開口部、74ABa…流路開口、74ABb…流路開口カバー、74ABc…カバー突起部、74AC…流路弁、74ACa…摺動部、74ACb…弁部材、74ACc…弁付勢部材、74AD…開口部外カバー、74ADa…外カバー端部、74B…インク出口、74BA…ボトル連通流路、74BAa…流路弁支持部、74BB…流路開口部、74BBa…流路開口、74BBb…流路開口カバー、74BBc…カバー突起部、74BC…流路弁、74BCa…摺動部、74BCb…弁部材、74BCc…弁付勢部材、74BD…開口部外カバー、74BDa…外カバー端部、74C…ボトル本体、74FB…インク出口開口部、74FBa…出口流路開口、74Fe…インク受け部、90…制御部

Claims (10)

  1. インクを吐出することにより画像を記録する画像記録部と、
    画像記録用のインクを貯留し、開閉自在な弁を備えたインクを流出させるためのインク出口を有する少なくとも1つのインクボトルと、
    前記画像記録部とインクボトルとを接続するインク供給部と、
    インク供給部の駆動を制御する制御部とを具備し、
    前記インク供給部は、前記インクボトルを着脱自在に保持するとともに、前記インク出口を接続するためのインク出口接続部を有しているボトルホルダと、
    前記インクボトルが前記ボトルホルダの所定位置に配設されたことを検出する検出手段と、
    インク出口の弁を開閉する弁開閉機構と、
    を有し、
    前記制御部は、前記検出手段からの検出信号を受信してから所定時間経過した後に、前記弁開閉機構を駆動させてインクボトルのインク出口の弁を開放させる画像記録装置。
  2. 前記インク供給部は、前記インクボトルが前記ボトルホルダにおける所定位置に配設された際に閉鎖完了位置に配設される開閉可能なカバーを有し、
    前記検出手段は、前記カバーが閉鎖完了位置に配設されたことを検出するカバーセンサを有している請求項1に記載の画像記録装置。
  3. インク供給部は、所定のボトルホルダに装着されるインクボトルが適切かどうかを識別する識別センサを有しており、
    前記制御部は、前記識別センサの出力に基づき、不適切なインクボトルがボトルホルダに装着されたと識別した場合には、前記弁開閉機構を駆動させず、インクボトルの出口の弁を開放させないことを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. さらに、ユーザーにエラーを報知させる報知部を有し、
    前記制御部は、前記識別センサの出力に応じて、前記報知部を通じてユーザーにインクボトルの装着エラーを報知させる請求項3に記載の画像記録装置。
  5. 前記カバーは、複数のインクボトルのうち、一つでも所定位置に配設されていないインクボトルが有る場合に、閉鎖完了位置に配設されないように構成されている請求項2に記載の画像記録装置。
  6. 前記ボトルホルダの所定位置に配設されているときのインクボトルは、前記カバーの閉鎖完了位置への移動を阻害せず、
    前記ボトルホルダ内に配設されているものの前記所定位置以外に配設されているときのインクボトルは、前記カバーの閉鎖完了位置への移動軌跡上に位置し、カバーの閉鎖を直接阻害するように、前記カバーに対して前記所定位置が設定される請求項2に記載の画像記録装置。
  7. 前記制御部は、前記カバーが閉鎖完了位置から開放されたときの前記カバーセンサの出力に応じて、直ちに弁開閉機構を駆動させ、前記インクボトルのインク出口の弁を閉鎖させる請求項2に記載の画像記録装置。
  8. さらに、ユーザーにインクボトルの取り出しを報知させる報知部を有し、
    前記制御部は、インク出口の弁の閉鎖が完了したところで、その旨をユーザーに報知する請求項7に記載の画像記録装置。
  9. さらに、ボトルホルダの所定位置に配設されたインクボトル内のインク温度を検出する温度検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記温度検出手段の検出結果に応じて、検出手段からの検出信号を受信してから前記インク出口の弁を開放させるまでの時間を設定する請求項1に記載の画像記録装置。
  10. 前記ボトルホルダは、
    インクボトルを接続した際に、所定の保持力でもってインクボトルを保持する保持部材と、
    インクボトルを接続した際に、所定の付勢力でもって、インクボトルを接続解除方向に付勢する付勢部材と
    を有し、
    前記付勢部材の付勢力は、前記保持力より弱く設定されている請求項1に記載の画像記録装置。
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