JP2005152891A - 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置 - Google Patents

缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005152891A
JP2005152891A JP2004312853A JP2004312853A JP2005152891A JP 2005152891 A JP2005152891 A JP 2005152891A JP 2004312853 A JP2004312853 A JP 2004312853A JP 2004312853 A JP2004312853 A JP 2004312853A JP 2005152891 A JP2005152891 A JP 2005152891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
spraying means
weight
spraying
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004312853A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yoshizawa
健司 吉澤
Ken Sakanaka
建 坂中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2004312853A priority Critical patent/JP2005152891A/ja
Publication of JP2005152891A publication Critical patent/JP2005152891A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

【課題】 缶本体内面への塗料の塗布量を必要最小限に抑制することが可能になる。
【解決手段】 塗料噴霧手段21は、缶本体10内面のうち、底部11に塗料を噴霧する第1の塗料噴霧手段23と、開口部13及び胴部12に塗料を噴霧する第2の塗料噴霧手段24とを備え、第2の塗料噴霧手段24を構成する複数の噴霧部24a、24bは各々、開口部13及び胴部12の内面において、当該噴霧部24a、24bの個数だけ缶軸方向に分割された複数の領域12、13に各別に塗料を噴霧するように配設され、缶本体10を塗料噴霧手段21に対して缶軸回りに相対的に回転させつつ、塗料噴霧手段21が缶本体10内面に塗料を噴霧することにより、缶本体10内面に、少なくとも第2の塗料噴霧手段24による塗料が缶軸方向に連なるようにして塗料を塗布し、この際、塗料噴霧手段21のうちの少なくとも一つ24bは性状が異なる塗料を噴霧する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、缶本体の内面に塗料を塗布する缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置に関するものである。
周知のように、飲料用などに用いられる容器として、有底筒状の缶本体とこの缶本体の開口端を塞ぐ缶蓋とからなる缶や、前記缶本体の缶軸方向における一方の端部にネックイン加工が施されて、肩部および口金部が形成されたボトル缶などが主流となっている。
そして一般に、この種の缶およびボトル缶は、充填された飲料に対する耐腐食性を具備させるために、この内面に合成樹脂からなる塗膜が形成されている。この塗膜は、缶およびボトル缶ともに、有底筒状の缶本体を形成した後に、この缶本体の内面に塗料が噴霧されて塗布され、その後、この塗料を乾燥,硬化させることにより形成される。
このようにして内面に塗膜が形成された缶本体は、さらに、次のような加工が施され、缶およびボトル缶とされる。
まず、ボトル缶は、前述したように、有底筒状の缶本体の開口部にネックイン加工が施され、肩部と口金部とを形成した後に、さらにこの口金部にねじ切り加工が施されることにより雄ねじ部が形成される。
また、缶は、缶本体の開口部にネックイン加工が施され、肩部を形成した後に、さらにこの肩部の缶軸方向上端部にフランジ加工が施され、径方向外方へ折曲げられたフランジ部を形成し、その後、このフランジ部に缶蓋を巻締めることにより形成される。
したがって、缶本体の開口部は、内面に塗膜が形成された状態でネックイン加工などの塑性加工が施されるので、この加工により塗膜が剥れる場合があるという問題があった。
このような問題を解決するための手段として、例えば下記特許文献1に示されるような、缶本体の前記開口部に加工性に優れるエポキシ・フェノール系樹脂塗料を塗布した後に、缶本体の内面の全域に亙って耐食性の高いエポキシ・フェノール系樹脂塗料を塗布する手段が開示されている。
特開2003−191935号公報
しかしながら、前記従来では、缶本体の前記開口部に2種類の樹脂塗料が積層されて塗布されていたので、使用する樹脂塗料の絶対量が多くなり、缶の製造コストを増大させるという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、製造コストの増大を招来することなく、例えば、耐加工性および耐腐食性の双方を具備した缶本体を製造することができる缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、複数の塗料噴霧手段により有底筒状とされた缶本体の内面に塗料を噴霧しながら、当該缶本体を缶軸回りに相対的に回転させることによって、缶本体内面に塗料を塗布する缶本体の内面塗装方法であって、前記複数の塗料噴霧手段は、缶本体内面のうち、底部に塗料を噴霧する第1の塗料噴霧手段と、開口部および胴部に塗料を噴霧する第2の塗料噴霧手段とを備え、該第2の塗料噴霧手段を構成する複数の噴霧部はそれぞれ、前記開口部および胴部の内面において、当該噴霧部の個数だけ缶軸方向に分割された複数の領域に各別に塗料を噴霧するように配設され、前記缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させながら、該複数の塗料噴霧手段により、前記缶本体内面に塗料を噴霧することによって、缶本体内面に、少なくとも前記第2の塗料噴霧手段による塗料が缶軸方向に連なるようにして塗料を塗布し、この際、前記複数の塗料噴霧手段の少なくとも一つは、他とは性状が異なる塗料を噴霧することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、底部と、該底部の外周縁から缶軸方向上方に延在した胴部と、該胴部の缶軸方向上端から当該缶軸方向上方に延在した開口部とを備え、これらの内面に塗料が塗布されてなる有底筒状の缶本体であって、前記開口部および前記胴部の内面における缶軸方向に分割された複数の領域のうち、少なくとも一つには他とは性状の異なる塗料が塗布され、これらの性状の異なる塗料が、前記開口部および前記胴部の内面に缶軸方向に連なるように塗布されていることを特徴とする。
これらの発明によれば、缶本体内面に性状の異なる複数種の塗料を積層させず、缶軸方向で連なるように塗布しているので、塗料の塗布量を必要最小限に抑制することが可能になる。
したがって、例えば、缶本体の開口部に加工性の優れた塗料を塗布し、胴部および底部に耐腐食性の優れた塗料を塗布することが可能になり、ボトル缶においては、肩部、口金部、および口金部に雄ねじ部を形成する際に、また、缶においては、フランジ部などを形成する際に、缶本体の開口部で塗料が剥離することを抑制することができるとともに、耐腐食性をも備えた缶本体を低コストで製造することが可能になる。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の缶本体の内面塗装方法、または請求項2記載の缶本体において、前記塗料は全て水性系塗料または油性系塗料であることを特徴とする。
この発明によれば、缶内面に性状の異なる複数種の塗料が塗布されたとしても、これらの塗料の全てが水性系塗料または油性系塗料であるので、未硬化状態でこれらの複数種の塗料を塗布しても、これらの塗料が硬化したときに、塗膜にひび割れが発生するなどの不具合の発生を回避することができる。したがって、低コスト生産を確実に実現することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1記載の缶本体の内面塗装方法、または請求項2記載の缶本体、または請求項3記載の缶本体の内面塗装方法、若しくは缶本体において、アクリル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)を重量比(A)/(B)=12/88〜35/65の範囲で共重合して形成されるエポキシアクリル共重合体(イ)[ただし、前記アクリル樹脂(A)は、メタクリル酸30〜60重量%、スチレン35〜70重量%、および任意に含有し得る共重合性モノマー0〜20重量%から構成され;前記エポキシ樹脂(B)は、フェノキシ樹脂が5〜45重量%含有されている];および前記エポキシアクリル共重合体(イ)100重量部に対して1〜7重量部のフェノール樹脂(ロ)からなる樹脂組成物、または、ポリ塩化ビニルペースト30〜60重量%、塩化ビニル/酢酸ビニル/プロピオン酸若しくはマレイン酸共重合体30〜70重量%、エポキシ樹脂1〜12重量%およびフェノール樹脂1〜10重量%の組成を有する樹脂組成物、または、ポリ塩化ビニルを30〜60重量%、フェノール樹脂を3〜10重量%、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂の共重合体を30重量%以上含有する樹脂組成物、を前記缶本体の開口部の内面に塗布し、前記樹脂組成物と性状が異なるエポキシアクリル系樹脂、エポキシユリア系樹脂、またはエポキシフェノール系樹脂を、前記胴部および前記底部の内面に塗布することを特徴とする。
この発明によれば、加工性の優れた塗料が開口部に限定して塗布されているので、この開口部にネックイン加工、フランジ加工、およびねじ切り加工が施されても、この開口部内面における塗料が剥離することを抑制することができるとともに、この塗料の使用量を必要最小限に抑制することができる。したがって、充填された飲料に対する耐腐食性、およびネックイン加工などに対する耐加工性の双方を兼ね備えた缶本体を低コストで製造することができる。
請求項5に係る発明は、有底筒状とされた缶本体の内面に塗料を噴霧する複数の塗料噴霧手段と、これらの塗料噴霧手段に塗料を供給する塗料供給手段とを備え、前記複数の塗料噴霧手段により前記缶本体の内面に塗料を噴霧しながら、当該缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させることによって、缶本体内面に塗料を塗布する構成とされた缶本体の内面塗装装置であって、前記複数の塗料噴霧手段は、缶本体内面のうち、底部に塗料を噴霧する第1の噴霧手段と、胴部および開口部に塗料を噴霧する第2の塗料噴霧手段とを備え、該第2の塗料噴霧手段を構成する複数の噴霧部はそれぞれ、前記開口部および胴部の内面において、当該噴霧部の個数だけ缶軸方向に分割された複数の領域に各別に塗料を噴霧するように配設され、前記缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させながら、該複数の塗料噴霧手段により、前記缶本体内面に塗料を噴霧することによって、缶本体内面に、少なくとも前記第2の塗料噴霧手段による塗料が缶軸方向に連なるようにして塗料を塗布する構成とされ、前記塗料供給手段は、塗料が貯蔵されるとともに、前記複数の塗料噴霧手段と各別に連結された複数の貯蔵部を備え、前記複数の塗料噴霧手段のうち少なくとも一つは、他の塗料噴霧手段が連結された貯蔵部に貯蔵された塗料とは性状が異なる塗料が貯蔵された貯蔵部と連結されていることを特徴とする。
本発明に係る缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置によれば、塗料の塗布量を必要最小限に抑制することが可能になる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施形態として示した缶本体の内面塗装方法を実施するための内面塗装装置を示す概略図である。
なお、本実施形態では、缶本体10として、図1に示すように、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる金属板に絞り加工、およびしごき加工を施して有底筒状とされた構成を示し、この缶本体10の開口部13にネックイン加工などを施してボトル缶30とする方法に基づいて以下説明する。
内面塗装装置20は、有底筒状とされた缶本体10の内面に向けて塗料を噴霧する複数の塗料噴霧手段21と、これらの塗料噴霧手段21に塗料を供給する塗料供給手段22と、缶本体10の底部11を保持し、この缶本体10を缶軸回りに回転させる図示しない保持手段とを備えている。
複数の塗料噴霧手段21は、缶本体10の内面のうち、底部11に塗料を噴霧する第1の噴霧手段23と、底部11を除く胴部12および開口部13に塗料を噴霧する第2の噴霧手段24とを備えている。第2の噴霧手段24は、胴部12の内面に塗料を噴霧する胴部噴霧手段24a(噴霧部)と、開口部13の内面に塗料を噴霧する開口部噴霧手段24b(噴霧部)とを備えている。ここで、本実施形態においては、缶本体10の開口部13とは、図1の2点鎖線に示すように、形成するボトル缶30における肩部31の形成予定部の缶軸方向下端から缶本体10の開口端までの部分をいう。
塗料供給手段22は、塗料が貯蔵された第1〜第3の貯蔵部22a〜22cを備え、これらの貯蔵部22a〜22cは、第1の噴霧手段23と、胴部噴霧手段24aおよび開口部噴霧手段24bとに各別に連結されている。そして、第1〜第3の貯蔵部22a〜22cから前記噴霧手段23、24a、24bに各別に塗料を供給する図示しない駆動部が、これらの貯蔵部22a〜22cにそれぞれ配設されている。
ここで、缶本体10の開口部13の内面に塗料を噴霧する開口部噴霧手段24bと連結された第3の貯蔵部22cには、第1、第2の貯蔵部22a,22bに貯蔵された塗料とは性状が異なる塗料が貯蔵されている。
すなわち、第1、第2の貯蔵部22a、22bには、エポキシアクリル共重合体を主成分とした市販の缶胴スプレーコーティング用の塗料(以下、この塗料を「第1の塗料」という)がそれぞれ貯蔵され、第3の貯蔵部22cには、アクリル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)を重量比(A)/(B)=12/88〜35/65の範囲で共重合して形成されるエポキシアクリル共重合体(イ);及びこのエポキシアクリル共重合体(イ)100重量部に対して1〜7重量部のフェノール樹脂(ロ);からなる樹脂組成物(以下、この塗料を「第2の塗料」という)が貯蔵されている。
なお、これら第1、第2の塗料はともに、水を主成分とする親水性溶媒中に溶解又は分散させて均一とされている。
ここで、第2の塗料において、エポキシ樹脂(B)は、平均分子量Mwが8000〜30000のエポキシ樹脂(i)と、平均分子量Mwが30000〜65000のフェノキシ樹脂(ii)(高分子量のエポキシ樹脂)が混合されたものである。平均分子量Mwが8000〜30000のエポキシ樹脂(i)と、平均分子量Mwが30000〜65000のフェノキシ樹脂(ii)とはいずれも、主としてビスフェノールAのジグリシジルエーテルとビスフェノールAから誘導されたものである。エポキシ樹脂(B)の1分子あたりのエポキシ基の数は特に限定されないが、平均数が0.8〜1.7の範囲にあるのが好ましい。
このエポキシ樹脂(B)中のフェノキシ樹脂(ii)の含有量は、5重量%〜45重量%の範囲とされ、より好ましくは10〜40重量%、更に好ましくは15〜35重量%とされる。フェノキシ樹脂(ii)の含有量が5重量%未満では、加工性、耐腐食性が不足し、45重量%を超えると塗料製造時の粘度が著しく高くなり、塗料を作製するのが困難になる。
また、前記アクリル樹脂(A)の合成に用いられるモノマーは、必須の成分として、(a)メタクリル酸30〜60重量%(モノマー全体に対する重量%)、好ましくは35〜55重量%、さらに好ましくは40〜60重量%、および(b)スチレン35〜70重量%、好ましくは40〜65重量%、さらに好ましくは45〜60重量%を含み、さらに任意の成分として、(c)0〜20重量%の共重合性モノマー、からなるモノマーから構成される。
上記必須成分であるモノマーのうち、メタクリル酸(a)の含有量が30重量%未満であると、完成した樹脂組成物の水中での分散性が低下し塗料の安定性が損なわれると共に、下地金属への密着性に寄与するカルボキシル基の総量が少なくなるため、結果として加工性の低下を招くことになる。またメタクリル酸(a)が60重量%を超えると、塗膜が飲料に対して膨潤し易くなり、耐腐食性の低下が見られ、特にアルコールを含むpH3.5未満の飲料の場合、腐食が顕著に生じてしまう。
スチレン(b)が35重量%未満であると、塗膜の剛性が不足し、加工時に金型により傷が入りやすくなるため望ましくない。また、スチレン(b)が70重量%を超えると、必然的にメタクリル酸(a)の量が30重量%未満となるため、下地金属への密着性が低下する。
任意成分である上記共重合性モノマー(c)としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチルなどのアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチルなどのメタクリル酸エステル類;ビニルトルエン、2−メチルスチレン、t−ブチルスチレンなどのスチレン系モノマー;アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシメチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピルなどのヒドロキシ基含有モノマー;アクリロニトリルなどの各種モノマーの1種又は2種以上を用いることができ、好ましくはアクリル酸エチルが用いられる。
アクリル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)との重量比は(A)/(B)=12/88〜35/65の範囲が好適である。アクリル樹脂(A)が12/88未満の場合、前記アクリル樹脂(A)のモノマー比率では水性の分散媒中で樹脂の分散体が不安定であり塗装に適したものが得られなくなる。またアクリル樹脂(A)が35/65を超えると、完成した樹脂組成物の加工性、耐腐食性がともに低下する。
また、フェノール樹脂(ロ)は、平均分子量Mwが300〜1000程度の大きさのものが用いられる。反応系としては、フェノールをホルムアルデヒドと反応させて熱硬化性レゾールとしたもの、ビスフェノールAとホルマリンを反応させたもの等が好適である。また、該フェノール樹脂は、1核体(ベンゼン環が一つのもの)の含有率が5重量%以下のものが好ましい。1核体の含有量が5重量%を超えると、エポキシアクリル共重合体(イ)との配合比率が前記範囲内であっても、塗膜からの溶出物が多くなり、官能的に問題が生じる場合がある。該フェノール樹脂(ロ)の添加量を、エポキシアクリル共重合体(イ)100重量部に対して1〜7重量部に限定した理由は、1重量部未満では、樹脂組成物の下地金属との密着性が充分に得られなくなり、7重量部を超えて添加した場合は、塗膜の硬度が上がりすぎるため脆くなり、加工もしくは衝撃時に塗膜割れが発生し易くなるためである。
以上のように構成された内面塗装装置により缶本体10の内面に塗料を塗布する方法について説明する。
まず、缶本体10は、図示しない搬送手段により前記保持手段上に配置され、そして、この底部11が保持された後、この缶本体10を缶軸回りに回転駆動させる。
この状態で、複数の塗料噴霧手段21の全て23、24a、24bにより同時に、缶本体10の内面に塗料を噴霧する。すなわち、第1の噴霧手段23により、缶本体10の底部11の内面に塗料を噴霧し、また、胴部噴霧手段24aにより、缶本体10の胴部12の内面に塗料を噴霧し、さらに、開口部噴霧手段24bにより、缶本体10の開口部13の内面に塗料を噴霧する。
これにより、缶本体10が缶軸回りに1回転回転駆動されると、図2に示すように、缶本体10の内面の同一面上(本実施形態では金属面10a)のうち、底部11および胴部12の内面に第1の塗料15が塗布され、開口部13の内面に第2の塗料16が塗布され、これにより、前記金属面10a上の全面に第1、第2の塗料15、16が隙間なく連続した状態で塗布されることになる。すなわち、胴部噴霧手段24aおよび開口部噴霧手段24bによる塗料が、胴部12および開口部13の内面に、缶軸方向に連なるようにして塗布される。
なお、開口部13と胴部12との境界部のうち胴部12側の内面には、第1,第2の塗料15,16が混在した混在層17が配されることになる。
次に、第1、第2の塗料15、16および混在層17を乾燥、硬化させて、これらを塗膜とした後に、缶本体10の開口部13にネックイン加工を施し、胴部12の缶軸方向上端に、この軸方向上方へ向かうに従い漸次縮径した肩部31を形成するとともに、この肩部31の缶軸方向上端に、この軸方向上方へ延在した口金部32を形成する。その後、この口金部32にねじ切り加工を施して雄ねじ部を形成し、ボトル缶30を形成する。
以上説明したように本実施形態による缶本体の内面塗装方法および内面塗装装置によれば、缶本体10の金属面10a上に、性状の異なる第1、第2の塗料15、16を積層させないで、これらの塗料15、16を金属面10a上の全面に隙間なく連続して塗布することが可能になり、これらの塗料15、16の塗布量を必要最小限に抑制することができる。
また、複数の塗料噴霧手段21を缶本体10に対して缶軸回りに1回転させるだけで、缶本体10の内面のうち、開口部13にのみ第2の塗料16を塗布し、この開口部13を除く底部11および胴部13に第1の塗料15を塗布することが可能になる。したがって、この缶本体10の開口部13にネックイン加工を施して、肩部31および口金部32を形成し、さらにこの口金部32にねじ形成加工を施したとしても、この開口部13の内面に塗布された塗料が剥離することを抑制することができる。
以上により、耐加工性および耐腐食性を兼ね備えた缶本体10を低工数かつ低コストで製造することが可能になる。
また、本実施形態では、第1、第2の塗料15、16がともに、水を主成分とする親水性溶媒中に溶解または分散させて均一とされた水性系塗料とされているので、未硬化状態でこれらの塗料15、16を塗布しても、すなわち同時に缶本体10の金属面10aに塗料15、16を噴霧しても、これらの塗料15、16が硬化したときに、塗膜にひび割れが発生するなどの不具合を生じさせることなく良好に硬化させることができる。したがって、低工数かつ低コスト生産を確実に実現することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第2の塗料噴霧手段24は胴部噴霧手段24aと開口部噴霧手段24bとを備え、開口部噴霧手段24bにより開口部13の内面に第2の塗料16を噴霧し、胴部噴霧手段24aにより胴部12の内面に第1の塗料15を噴霧したが、この構成に限らず、第2の塗料噴霧手段24を3個以上配設し、これらの塗料噴霧手段のうちの一つが、胴部12および開口部13の内面における缶軸方向に連続して当該第2の塗料噴霧手段24の個数だけ分割された複数の領域のうちの一つに塗料を噴霧するように配設してもよく、さらに、塗料は、前記実施形態のものに限らず、充填する飲料やガスの種類に応じて適宜変更することが可能である。
すなわち、塗布する塗料の種別や種類の数に因らず、本発明は、缶本体10の内面の同一面上に性状の異なる複数種の塗料を、缶本体10を缶軸回りに1回転するだけで隙間なく連続させて塗布することできるので、例えば加工性やフレーバー性などが缶本体の内面のうち所望の位置で良好なものとすることができる缶本体を低コストで生産することができる。
また、第2の塗料16として、前記実施形態の塗料に代えて、ポリ塩化ビニルペースト30〜60重量%、塩化ビニル/酢酸ビニル/プロピオン酸若しくはマレイン酸共重合体30〜70重量%、エポキシ樹脂1〜12重量%およびフェノール樹脂1〜10重量%の組成を有する樹脂組成物としても、前記実施形態と略同様の作用効果を有することになる。すなわち、この樹脂組成物も水性系塗料であり、かつ耐加工性に優れた塗料であるので、前記実施形態と略同様の作用効果を有することになる。
さらに、第1の塗料15を、エポキシフェノール共重合体またはエポキシユリア共重合体を主成分とした市販の缶胴スプレーコーティング用の塗料とし、第2の塗料を、ポリ塩化ビニルを30〜60重量%、フェノール樹脂を3〜10重量%、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂の共重合体を30重量%以上含有する樹脂組成物としてもよい。この場合、第1,第2の塗料15、16ともに、油性溶媒中に溶解または分散させて均一とされている油性系塗料であり、かつこの第2の塗料も耐加工性に優れた塗料であるので、前記実施形態と略同様の作用効果を有することになる。
また、前記実施形態では、缶本体10として有底筒状とされた構成を示し、この開口部13にネックイン加工などを施してボトル缶30を形成した方法を示したが、これに限らず、この缶本体10の開口部13にネックイン加工、およびフランジ加工を施す、いわゆる2ピース缶とした場合にも適用可能である。さらに、缶本体10の底部11にネックイン加工を施した後に、この缶本体10の内面に塗料を塗布し、その後、底蓋を巻締めるボトル缶の製造方法にも適用可能である。この場合、缶の底部11から胴部12の一部にかけた領域に、耐加工性に優れた第2の塗料16を塗布し、胴部12の前記一部から開口部13の端部にかけた領域に、耐腐食性に優れた第1の塗料15を塗布すると前記実施形態と同様な作用効果を有することになる。また、同様にして、いわゆる3ピース缶にも適用可能である。
すなわち、缶本体10の内面の同一面上に性状の異なる複数種の塗料を隙間なく連続させて塗布する方法であれば、缶本体10から製造する缶の形態は問わず適用可能である。
さらに、前記実施形態では、複数の塗料噴霧手段21の全て23、24a、24bにより同時に、缶本体10の内面に塗料を噴霧する方法を示したが、これに限られるものではなく、タイミングをずらして塗料を噴霧してもよい。例えば、図3に示すように、第1の噴霧手段23と開口部噴霧手段24bとにより同時に、底部11の内面に第1の塗料15を塗布するとともに、開口部13の内面に第2の塗料16を塗布した後に、胴部噴霧手段24aにより、胴部12の内面に第1の塗料15を塗布して、開口部13の第2の塗料16と胴部12の第1の塗料15とを缶軸方向に連ならせるようにしてもよい。
缶本体内面への塗料の塗布量を必要最小限に抑制することが可能になる。
本発明に係る第1実施形態において、缶本体の内面塗装方法を実施するための内面塗装装置の概略構成図である。 図1に示す缶本体の一部拡大断面側面図である。 本発明に係る第2実施形態において、缶本体の内面塗装方法を実施するための内面塗装装置の概略構成図である。
符号の説明
10 缶本体
11 底部
12 胴部
13 開口部
20 内面塗装装置
21 塗料噴霧手段
22 塗料供給手段
22a〜22c 貯蔵部
23 第1の塗料噴霧手段
24 第2の塗料噴霧手段
24a 胴部噴霧手段(噴霧部)
24b 開口部噴霧手段(噴霧部)

Claims (5)

  1. 複数の塗料噴霧手段により有底筒状とされた缶本体の内面に塗料を噴霧しながら、当該缶本体を缶軸回りに相対的に回転させることによって、缶本体内面に塗料を塗布する缶本体の内面塗装方法であって、
    前記複数の塗料噴霧手段は、缶本体内面のうち、底部に塗料を噴霧する第1の塗料噴霧手段と、開口部および胴部に塗料を噴霧する第2の塗料噴霧手段とを備え、
    該第2の塗料噴霧手段を構成する複数の噴霧部はそれぞれ、前記開口部および胴部の内面において、当該噴霧部の個数だけ缶軸方向に分割された複数の領域に各別に塗料を噴霧するように配設され、
    前記缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させながら、該複数の塗料噴霧手段により、前記缶本体内面に塗料を噴霧することによって、缶本体内面に、少なくとも前記第2の塗料噴霧手段による塗料が缶軸方向に連なるようにして塗料を塗布し、
    この際、前記複数の塗料噴霧手段の少なくとも一つは、他とは性状が異なる塗料を噴霧することを特徴とする缶本体の内面塗装方法。
  2. 底部と、該底部の外周縁から缶軸方向上方に延在した胴部と、該胴部の缶軸方向上端から当該缶軸方向上方に延在した開口部とを備え、これらの内面に塗料が塗布されてなる有底筒状の缶本体であって、
    前記開口部および前記胴部の内面における缶軸方向に分割された複数の領域のうち、少なくとも一つには他とは性状の異なる塗料が塗布され、
    これらの性状の異なる塗料が、前記開口部および前記胴部の内面に缶軸方向に連なるように塗布されていることを特徴とする缶本体。
  3. 請求項1記載の缶本体の内面塗装方法、または請求項2記載の缶本体において、
    前記塗料は全て水性系塗料または油性系塗料であることを特徴とする缶本体の内面塗装方法、または缶本体。
  4. 請求項1記載の缶本体の内面塗装方法、または請求項2記載の缶本体、または請求項3記載の缶本体の内面塗装方法、若しくは缶本体において、
    アクリル樹脂(A)とエポキシ樹脂(B)を重量比(A)/(B)=12/88〜35/65の範囲で共重合して形成されるエポキシアクリル共重合体(イ)[ただし、前記アクリル樹脂(A)は、メタクリル酸30〜60重量%、スチレン35〜70重量%、および任意に含有し得る共重合性モノマー0〜20重量%から構成され;前記エポキシ樹脂(B)は、フェノキシ樹脂が5〜45重量%含有されている];および
    前記エポキシアクリル共重合体(イ)100重量部に対して1〜7重量部のフェノール樹脂(ロ)からなる樹脂組成物、または、
    ポリ塩化ビニルペースト30〜60重量%、塩化ビニル/酢酸ビニル/プロピオン酸若しくはマレイン酸共重合体30〜70重量%、エポキシ樹脂1〜12重量%およびフェノール樹脂1〜10重量%の組成を有する樹脂組成物、または、
    ポリ塩化ビニルを30〜60重量%、フェノール樹脂を3〜10重量%、エポキシ樹脂およびアクリル樹脂の共重合体を30重量%以上含有する樹脂組成物、
    を前記缶本体の開口部の内面に塗布し、
    前記樹脂組成物と性状が異なるエポキシアクリル系樹脂、エポキシユリア系樹脂、またはエポキシフェノール系樹脂を、前記缶本体の胴部および底部の内面に塗布することを特徴とする缶本体の内面塗装方法、または缶本体。
  5. 有底筒状とされた缶本体の内面に塗料を噴霧する複数の塗料噴霧手段と、これらの塗料噴霧手段に塗料を供給する塗料供給手段とを備え、
    前記複数の塗料噴霧手段により前記缶本体の内面に塗料を噴霧しながら、当該缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させることによって、缶本体内面に塗料を塗布する構成とされた缶本体の内面塗装装置であって、
    前記複数の塗料噴霧手段は、缶本体内面のうち、底部に塗料を噴霧する第1の噴霧手段と、胴部および開口部に塗料を噴霧する第2の塗料噴霧手段とを備え、
    該第2の塗料噴霧手段を構成する複数の噴霧部はそれぞれ、前記開口部および胴部の内面において、当該噴霧部の個数だけ缶軸方向に分割された複数の領域に各別に塗料を噴霧するように配設され、
    前記缶本体を前記複数の塗料噴霧手段に対して缶軸回りに相対的に回転させながら、該複数の塗料噴霧手段により、前記缶本体内面に塗料を噴霧することによって、缶本体内面に、少なくとも前記第2の塗料噴霧手段による塗料が缶軸方向に連なるようにして塗料を塗布する構成とされ、
    前記塗料供給手段は、塗料が貯蔵されるとともに、前記複数の塗料噴霧手段と各別に連結された複数の貯蔵部を備え、
    前記複数の塗料噴霧手段のうち少なくとも一つは、他の塗料噴霧手段が連結された貯蔵部に貯蔵された塗料とは性状が異なる塗料が貯蔵された貯蔵部と連結されていることを特徴とする缶本体の内面塗装装置。

JP2004312853A 2003-10-27 2004-10-27 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置 Pending JP2005152891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004312853A JP2005152891A (ja) 2003-10-27 2004-10-27 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366089 2003-10-27
JP2004312853A JP2005152891A (ja) 2003-10-27 2004-10-27 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005152891A true JP2005152891A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34741035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004312853A Pending JP2005152891A (ja) 2003-10-27 2004-10-27 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005152891A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043577A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Mitsubishi Materials Corp 缶本体の内面塗装方法
JP2016508907A (ja) * 2013-03-06 2016-03-24 インボックス ショーケア アクティーゼルスカブ 品物(特にフットウェア)の表面上に含浸剤を塗布するための装置および方法
CN111163871A (zh) * 2017-09-28 2020-05-15 Tmc日本株式会社 罐内面涂装方法
JP2021020702A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 ユニバーサル製缶株式会社 ボトル缶及びその製造方法
CN113058779A (zh) * 2021-03-26 2021-07-02 绍兴上虞区佑晟包装有限公司 一种瓶内壁喷涂设备及其喷涂工艺

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002361784A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Suntory Ltd 金属容器
JP3392238B2 (ja) * 1993-11-15 2003-03-31 三菱マテリアル株式会社 飲料用金属容器
JP2003095231A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Daiwa Can Co Ltd 印刷済みフィルム貼着缶体の製造方法
JP2003191935A (ja) * 2001-09-17 2003-07-09 Takeuchi Press Ind Co Ltd 内面に塗装を施した金属容器およびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3392238B2 (ja) * 1993-11-15 2003-03-31 三菱マテリアル株式会社 飲料用金属容器
JP2002361784A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Suntory Ltd 金属容器
JP2003191935A (ja) * 2001-09-17 2003-07-09 Takeuchi Press Ind Co Ltd 内面に塗装を施した金属容器およびその製造方法
JP2003095231A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Daiwa Can Co Ltd 印刷済みフィルム貼着缶体の製造方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043577A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Mitsubishi Materials Corp 缶本体の内面塗装方法
JP4515192B2 (ja) * 2004-08-04 2010-07-28 ユニバーサル製缶株式会社 缶本体の内面塗装方法
JP2016508907A (ja) * 2013-03-06 2016-03-24 インボックス ショーケア アクティーゼルスカブ 品物(特にフットウェア)の表面上に含浸剤を塗布するための装置および方法
JP2019080958A (ja) * 2013-03-06 2019-05-30 インボックス ショーケア アクティーゼルスカブ 品物(特にフットウェア)の表面上に含浸剤を塗布するための装置および方法
CN111163871A (zh) * 2017-09-28 2020-05-15 Tmc日本株式会社 罐内面涂装方法
JPWO2019065648A1 (ja) * 2017-09-28 2020-10-22 Tmc Japan株式会社 缶内面塗装方法
EP3689475A4 (en) * 2017-09-28 2021-06-30 TMC Japan Co., Ltd. PROCESS FOR COATING AN INTERNAL SURFACE OF A CAN
US11311906B2 (en) * 2017-09-28 2022-04-26 Tmc Japan Co., Ltd. Can inner surface coating method
JP7133559B2 (ja) 2017-09-28 2022-09-08 Tmc Japan株式会社 缶内面塗装方法
JP2021020702A (ja) * 2019-07-29 2021-02-18 ユニバーサル製缶株式会社 ボトル缶及びその製造方法
JP7346976B2 (ja) 2019-07-29 2023-09-20 アルテミラ製缶株式会社 ボトル缶及びその製造方法
CN113058779A (zh) * 2021-03-26 2021-07-02 绍兴上虞区佑晟包装有限公司 一种瓶内壁喷涂设备及其喷涂工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7221068B2 (en) Insulated motor core and method for producing same
EP1428762B1 (en) Metal container having coating applied to inner surface thereof
CN104220639B (zh) 表面处理的铝板、有机树脂涂覆的表面处理的铝板、以及使用其形成的罐体和罐盖
JP2005152891A (ja) 缶本体の内面塗装方法および缶本体、並びに缶本体の内面塗装装置
JP2003221039A (ja) 金属容器及び金属容器の製造方法
JP5530436B2 (ja) 絞りしごき成形缶用複合Al材、及び絞りしごき成形缶の製造方法
JP2008238180A (ja) ボトル缶の製造方法
JP2006159068A (ja) 缶本体の内面塗装方法および缶本体
JP7090397B2 (ja) ネジ付缶の製造方法
JP5060460B2 (ja) 樹脂密着性に優れた樹脂塗装アルミニウム板
JP2006264734A (ja) 飲料用アルミニウム缶内面塗装方法及び該方法で塗装された飲料用アルミニウム缶
JP4515192B2 (ja) 缶本体の内面塗装方法
JP2006187759A (ja) 缶本体の内面塗装方法
JP4354867B2 (ja) ボトル缶の製造方法及び該方法により製造されたボトル缶
JP4590593B2 (ja) 金属製チューブの内面塗装方法、並びに、耐食性内面被覆金属製チューブ
JP2009262538A (ja) コンデンサ用有底円筒形ケース用樹脂被覆アルミニウム合金板
JP2005329991A (ja) 缶本体および内面塗装方法
JP2007076720A (ja) キャップ
JP7346976B2 (ja) ボトル缶及びその製造方法
JP4364722B2 (ja) ボトル缶およびその製造方法
JP7213160B2 (ja) ボトル缶の製造方法
JP7090672B2 (ja) 加工を伴う缶の製造方法
JP2008093616A (ja) 金属調軽合金ホイールの塗膜形成方法
JP4689191B2 (ja) ボトル缶
JP2006089066A (ja) ボトル缶

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060519

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060613

A621 Written request for application examination

Effective date: 20070724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091228

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100601

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20101109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02