JP7346976B2 - ボトル缶及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料等の内容物が充填されるボトル缶及びその製造方法に関する。
飲料等の内容物が充填、密封される缶体として、缶の開口端部にキャップが装着されたボトル缶が知られている。このボトル缶は、底部を有する筒体に縮径加工を施して形成した小径部に膨出部や雄ねじ部等を成形する口部形成工程が施されることにより形成される。このようなボトル缶では、ボトル缶の内面を内容物から保護するため、耐食性が高い合成樹脂塗膜をボトル缶の内面に形成しており、合成樹脂被膜の形成は、縮径加工前に施されるのが一般的である。
このようなボトル缶の内面に合成樹脂塗膜(塗膜)を形成する方法として、特許文献1及び2に記載の方法が知られている。
特許文献1に記載の方法は、材料から筒状の容器本体(筒体)を形成し、少なくともその容器本体の一端に設けられる開口部の近辺の内面に、耐加工性が高い第1層の塗装を施し、ついで少なくとも一部が第1層の上に重なるように、ウエット・オン・ウエットで耐食性が高い第2層の塗装を施し、塗膜を硬化させ、第1層と第2層とで、容器の内面の全体を被覆している。
また、特許文献2に記載の方法は、有底円筒状の缶本体(筒体)の内面に、少なくとも口部が加工される部分の塗膜を缶胴中央部の内面部分の塗膜よりも厚くして形成しておき、この塗装済みの缶本体の上部を縮径し、その縮径部分の上端部に口部を加工する。この塗膜の形成は、3つのスプレーガンを用いた2つの工程により実行され、第1塗布工程では、第1スプレーガン及び第2スプレーガンにより筒体の内面の全領域に塗料が塗布され、第2塗布工程では、第3スプレーガンにより筒体の内面の口部となる領域にのみ塗料が塗布される。
特許第4434562号 特開2008-238180号公報
ところで、特許文献1に記載の方法では、筒体における縮径加工やねじ加工が施される領域の全領域に耐加工性が高い第1層の塗装を施しているため、製造コストが上昇する問題がある。この点、特許文献2に記載の方法では、少なくとも口部が加工される部分の塗膜のみを缶胴中央部の内面部分の塗膜より厚くすることが開示されている。
しかしながら、近年、ボトル缶の容量を拡大するために、ボトル缶高さを大きくすることがあり、この場合、特許文献2に記載の構成をそのまま用いると、筒体の内面に塗料を塗布できない領域が発生する。このように筒体の内面に塗料が塗布されない領域があると、ボトル缶内に充填された飲料等の内容物により、腐食する可能性がある。一方、筒体の内面の全領域に塗料を確実に塗布するために第1塗布工程で用いる2つのスプレーガンの角度を適切に合わせようとすると、スプレーガン同士が緩衝する。さらに、ボトル缶の容量が拡大されると重くなるため、内容物が充填されたボトル缶が落下すると、底部にかかる衝撃が大きくなって、特に、底部の接地部の内面近傍に形成された塗料がはがれる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、耐食性を向上できるボトル缶及び内面に塗料を適切に塗布できるボトル缶の製造方法を提供することを目的とする。
本発明のボトル缶の製造方法は、底部を有する円筒状の筒体の内面に塗料を塗布する塗布工程と、前記塗布工程後の筒体を加工して、円筒部に対して缶軸方向上側に向かうに従って縮径するテーパ部及び該テーパ部の缶軸方向上側に缶軸に沿って延びる小径部を形成するネッキング工程と、前記小径部を加工して、前記テーパ部の缶軸方向上側に位置する雄ねじ部及びカール部を有する口部を形成する口部成形工程と、を備え、前記底部の内面は、前記筒体の開口端に向けて突出する缶底凸部と、該缶底凸部の周縁部に接続される環状の凹部と、前記凹部の外周端に接続され、缶軸方向上側に向かうに従って漸次拡径する拡径部と、を有し、前記塗布工程は、前記凹部及び前記拡径部に第1塗料を塗布する第1工程と、前記第1工程後に前記筒体における前記雄ねじ部とカール部となる領域以外であり、且つ前記凹部と前記拡径部とを含む領域の内面に第2塗料を塗布する第2工程と、前記筒体における前記雄ねじ部及び前記カール部となる領域の内面に第3塗料を塗布する第3工程と、を有する。
前記塗布工程では、前記筒体における前記雄ねじ部及び前記カール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さをA、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをCとした場合に、C>Aとする。
本発明では、塗布工程が3工程に分かれているため、例えば、3つのスプレーガンを用いて各塗料の塗布が実行される場合、各スプレーガンが緩衝することがないので、筒体の高さが大きい場合でも、筒体の内面に適切に塗料を塗布できる。また、ボトル缶の底部の内面における凹部及び拡径部に塗料を第1工程及び第2工程の2工程により2度塗布しているので、凹部及び拡径部に塗布される塗料からなる塗膜の厚さを大きくできる。このため、多量の内容物が充填されたボトル缶が落下し、底部にかかる衝撃が大きい場合でも、底部の内面における凹部及び拡径部に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶の耐食性を向上できる。
筒体における雄ねじ部及びカール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さAよりも、凹部及び拡径部に形成された塗膜の厚さCを厚くするので、多量の内容物が充填されたボトル缶が落下し、底部にかかる衝撃が大きい場合でも、底部の内面における凹部及び拡径部に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶の耐食性を向上できる。
なお、第1塗料、第2塗料及び第3塗料は、同じ塗料であってもよいし、それぞれが異なる塗料であってもよい。また、第3工程は、第1工程の前、第2工程の後、又は第1工程と第2工程との間に実行されてもよい。
本発明のボトル缶の製造方法の好ましい態様としては、前記第3塗料の粘度は、前記第1塗料及び前記第2塗料の粘度よりも大きいとよい。
上記態様では、第3工程にて塗布される第3塗料の粘度を第1工程及び第2工程にて塗布される第1塗料及び第2塗料の粘度よりも大きくしていることから、口部の雄ねじ部及びカール部となる領域の内面に確実に塗料を付着させることができ、第3工程にて塗布される第3塗料からなる塗膜の厚さを大きくできる。このため、口部成形工程時に塗料が剥がれることを抑制でき、ボトル缶の耐食性をより向上できる。
本発明のボトル缶の製造方法の好ましい態様としては、前記第3塗料は、平均分子量が10000~30000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなり、前記第1塗料及び前記第2塗料は、平均分子量が2000~7000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなるとよい。
エポキシ樹脂又はアクリル樹脂の分子量が高い場合は硬度が高く、耐食性が増す。上記態様では、第3工程にて塗布される塗料の平均分子量が10000~30000と高いため、塗膜の強度及び耐食性を高めることができ、口部成形工程時に塗料が剥がれることを確実に抑制できる。なお、第1工程及び第2工程にて塗布される第1塗料及び第2塗料の平均分子量は、第3工程にて塗布される第3塗料の平均分子量よりも低いものの、凹部及び拡径部には、塗料が2度塗りされるため、凹部及び拡径部に形成された塗膜の強度を十分なものとできる。
本発明のボトル缶の製造方法の好ましい態様としては、前記塗布工程では、前記雄ねじ部及び前記カール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さをA、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをC、前記缶底凸部に形成された塗膜の厚さをD、前記筒体の内面のうち第1領域と前記凹部と前記拡径部と前記缶底凸部とを除いて残る第2領域に形成された塗膜の厚さをBとした場合に、C>A>D>Bとするとよい。
上記態様では、筒体における雄ねじ部及びカール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さAよりも、凹部及び拡径部に形成された塗膜の厚さCを厚くするので、多量の内容物が充填されたボトル缶が落下し、底部にかかる衝撃が大きい場合でも、底部の内面における凹部及び拡径部に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶の耐食性を向上できる。
なお、雄ねじ部及びカール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さAは、6μm以上9μm以下、凹部及び拡径部に形成された塗膜の厚さCは、10μm以上30μm以下であることが好ましい。
上記態様では、衝撃を受けにくい缶底凸部に形成された塗膜の厚さDよりも、縮径加工やねじ加工が施される口部の雄ねじ部及びカール部となる領域の塗膜の厚さAを厚くするので、上記各加工が施された際に、塗膜が剥がれることを確実に抑制できる。
なお、缶底凸部に形成された塗膜の厚さDは、4μm以上5μm以下であることが好ましい。
上記態様では、塗布工程後に加工が施されることのない円筒部の内面に形成される塗膜の厚さBを缶底凸部に形成された塗膜の厚さDよりも薄く形成するので、ボトル缶の製造コストを低減できる。
なお、円筒部の内面に形成された塗膜の厚さBは、2μm以上4μm以下であることが好ましい。
本発明のボトル缶は、底部と、前記底部の缶軸方向上側に位置する円筒部と、前記円筒部に対して缶軸方向上側に向かうに従って縮径するテーパ部と、前記テーパ部の缶軸方向上側に位置する雄ねじ部及びカール部を有する口部と、を備え、前記底部の内面は、開口端に向けて突出する缶底凸部と、該缶底凸部の周縁部に接続される環状の凹部と、前記凹部の外周端に接続され、缶軸方向上側に向かうに従って漸次拡径する拡径部と、を有し、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜が第1塗料と該第1塗料の上に塗られた第2塗料とからなり、前記円筒部の内面に形成された塗膜と前記缶底凸部に形成された塗膜とが前記第2塗料からなり、前記円筒部の内面に形成された塗膜の厚さをB、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをC、前記缶底凸部に形成された塗膜の厚さをDとした場合に、C>D>Bである。
本発明では、凹部及び拡径部の内面に形成された塗膜の厚さCを円筒部及び缶底凸部の塗膜の厚さB,Dよりも厚くしているので、多量の内容物が充填されたボトル缶が落下し、底部にかかる衝撃が大きい場合でも、底部の内面における凹部及び拡径部に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶の耐食性を向上できる。
本発明によれば、ボトル缶の内面に塗料を適切に塗布でき、ボトル缶の耐食性を向上できる。
本発明の一実施形態に係るボトル缶の半分を断面にした正面図である。 図1に示すボトル缶に成形される前の中間成形体(筒体)を示す断面図である。 上記実施形態のボトル缶の製造工程を(a)~(d)の順に示す図であり、(a)~(c)が缶軸を通る縦断面図、(d)が正面図である。 上記実施形態のボトル缶の製造工程における筒体の内面に塗料を塗布する塗布工程の第1工程を示す模式図である。 上記塗布工程の第2工程を示す模式図である。 上記塗布工程の第3工程を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の製造方法により製造されるボトル缶1は、アルミニウム又はアルミニウム合金等の薄板金属からなり、図1に示すように、有底円筒状に形成されている。このボトル缶1は、底部11と、底部11の缶軸S方向上側(開口端1a側)に位置する円筒部12と、円筒部12に対して缶軸S方向上側に向かうに従って縮径するテーパ部13と、テーパ部13の缶軸S方向上側に接続された首部14と、首部14の缶軸S方向上側に接続された口部15と、を備えている。この口部15は、首部14に接続され、首部14よりも径方向外側に向けて膨出する帯状の膨出部151と、膨出部151の缶軸S方向上側に位置する雄ねじ部152と、雄ねじ部152の缶軸S方向上側に位置するカール部153と、を有している。このカール部153は、ボトル缶1の開口端1aに形成され、膨出部151は、キャップ(図示省略)の裾を巻き締めるために用いられる。
底部11は、缶軸S上に位置するとともに、底部11の中央に位置し、円筒部12に向けて凹むドーム状(円形状)の中央部114と、該中央部114に接続され、缶軸S方向下側に向かうに従って缶軸Sから離れる方向に傾斜する内側傾斜部111と、円筒部12の下端に接続され、缶軸方向下側に向かうに従って缶軸Sに近づく方向に傾斜して延びる外側傾斜部112と、内側傾斜部111の下端と外側傾斜部112の下端とを接続し、缶軸方向下側に向けて突出する環状の接地部113と、を備えている。この接地部113は、ボトル缶1が正立姿勢(図1に示される、口部15が上方を向く姿勢)となるように載置面上に載置されたときに、載置面に接地する部位である。この接地部113は、底部11において最も下方に向けて突出しているとともに、周方向に沿って延びる環状をなしている。この接地部113における最も缶軸方向下側に向けて突出している部位の直径w2は、54mm以上57mm以下に形成される。
このような底部11の内面は、開口端1a(缶軸S方向上側)に向けて突出する缶底凸部31と、該缶底凸部31の周縁部に接続される環状の凹部32と、凹部32の外周端に接続され、缶軸S方向上側に向かうに従って漸次拡径する拡径部33と、を有している。
なお、本実施形態のボトル缶1は、円筒部12の外径w1が公称径で211径缶に用いられるものであるが、これに限定されるものではなく、それ以外の例えば204径缶等に適用してもよい。口部15のねじ外径は例えば38mmに形成される。また、缶高さH1は、190mm~210mmとされている。
このボトル缶1は、口部15にキャップ(図示省略)を被せて、そのキャップを口部15の雄ねじ部152に倣うようにねじ加工することにより、キャップの裾部が膨出部151に巻き込まれた状態で、キャップ内面のライナがカール部153に圧接して、内部が密封される。
このボトル缶1を製造するには、図3に示すように、まず、アルミニウム合金等の薄板金属の板材を打ち抜いて絞り加工することにより、図3(a)に示す比較的大径で浅いカップ21を成形した後、このカップ21に再度の絞り加工及びしごき加工(DI加工)を加えて、図3(b)に示すように所定高さの有底円筒状の筒体22を成形し、その上端をトリミングにより切り揃える。このDI加工により、筒体22の底部は最終のボトル缶1としての底部11の形状に成形される。なお、カップ21を形成する際のブランク径は、φ160mmに設定されている。
次いで、筒体22を脱脂及び化成処理した後、外周面22bに印刷を施すとともに、その印刷層を含む外周面全体に透明な塗膜(オーバーコート又は仕上げニス)を形成し、塗装後の筒体22をオーブン内に通して印刷層及び塗膜を焼き付け、乾燥させる。
そして、筒体22を塗装装置(図示省略)に供給して、筒体22の内周面に3つのスプレーガン41,42,43を用いて塗料を吹き付けて内面塗装を行い、焼き付け、乾燥する(内面塗装工程)。
次いで、筒体22の開口端部側を縮径加工(ネッキング加工)することにより、図3(c)に示すように円筒部12に連続するテーパ部13を形成するとともに、テーパ部13の上方で缶軸S方向に延びる小径の小径部231を有する中間成形体23を形成する(ネッキング工程)。
このネッキング工程は、円筒状のネックイン金型を筒体22の開口端側から缶軸方向に押し込んで、ネックイン金型の内周成形部によって筒体22を縮径して、テーパ部13を形成する。次いで、この小径部231を再度拡径及び縮径することにより、図3(d)に示すようにねじ加工する前の小径部241を有する中間成形体24を形成する。このとき、首部14が形成される。そして、この小径部241を加工して、膨出部151、雄ねじ部152、カール部153を形成することにより、図1に示すボトル缶1が形成される。
この一連の製造工程における内面塗装工程において、筒体22の内面22aに塗布される塗料の厚さ(塗膜の厚さ)が同じであると、口部成形工程時に雄ねじ部152及びカール部153となる領域に塗布された塗料が剥がれたり、内容物が充填されたボトル缶1の落下時等に底部11の内面における凹部32及び拡径部33に塗布された塗料が破損したりする可能性がある。このため、本実施形態では、筒体22の内面22aに形成される塗膜の厚さを各部位によって異ならせている。
具体的には、図2に示すように、筒体22における雄ねじ部152及びカール部153となる領域Ar1の内面に形成された塗膜222aの厚さをA、筒体22の内面における凹部32及び拡径部33(以下、第3領域Ar3という)に形成された塗膜222cの厚さをCとした場合に、C>Aとする。また、筒体22の内面における缶底凸部31(以下、第4領域Ar4という)に形成された塗膜222dの厚さをDとした場合に、A>Dとする。さらに、円筒部12の内面(以下、第2領域Ar2という)に形成された塗膜222bの厚さをBとした場合に、D>Bとする。
なお、第1領域Ar1の塗膜の厚さAは、6μm以上9μm以下、第2領域Ar2の塗膜の厚さBは、2μm以上4μm以下、第3領域Ar3の塗膜の厚さCは、10μm以上30μm以下、第4領域Ar4の塗膜の厚さDは、4μm以上5μm以下であることが好ましい。
また、第1領域Ar1の高さH5は、25mm以上35mm以下、第2領域Ar2の高さH4は、143mm以上179mm以下、第3領域Ar3の高さH3(具体的には、接地部113から外側傾斜部112の缶軸S方向上端までの高さ)は、6mm以上12mm以下とされている。
上記のように各領域Ar1~Ar4に形成された塗膜222a~222dの厚さを上記条件とするため、内面塗装工程(本発明の塗布工程)は、3つの工程からなる。具体的には、塗布工程は、底部11の内面における凹部32及び拡径部33に第1塗料を塗布する第1工程と、第1工程後に底部11の内面及び筒体22における雄ねじ部152及びカール部153となる領域以外の領域の内面に第2塗料を塗布する第2工程と、第2工程後に筒体22における雄ねじ部152及びカール部153となる領域の内面に第3塗料を塗布する第3工程と、を有している。
図4は、第3領域Ar3に第1塗料を塗布する第1工程を示しており、図5は、第2領域Ar2、第3領域Ar3及び第4領域Ar4の各領域に第2塗料を塗布する第2工程を示しており、図6は、第1領域Ar1に第3塗料を塗布する第3工程を示している。そして、これら各工程には、図示を省略するが、筒体22を載置して回転させるテーブル又は筒体22を転がしながら搬送するコンベア等、筒体22を、軸線を中心に回転させる機構が設けられている。なお、本実施形態では、筒体22は垂直姿勢で回転させられる構成であるが、これに限らず、水平姿勢で回転させられる構成であってもよい。
まず、第1工程では、図4に示すように、第1スプレーガン41が筒体22の開口端よりも缶軸S方向上側に配置されている。この第1スプレーガン41は、図示を省略するが塗布装置のフレーム等に固定されている。第1スプレーガン41の先端(ノズル)は、筒体22の第3領域Ar3に向けられて配置されており、筒体22を回転させながら第1スプレーガン41から第1塗料が噴霧されると、図5に示すように、第3領域Ar3に塗膜222cが形成される。この第1塗料は、平均分子量が2000~7000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなる。
なお、第1工程の終了段階における塗膜222cの厚さは、例えば、5μm以上10μm以下とされる。
次に、第2工程では、図5に示すように、第2スプレーガン42が筒体22の開口端よりも缶軸S方向上側に配置されている。この第2スプレーガン42は、図示を省略するが塗布装置のフレーム等に固定されている。第2スプレーガン41の先端(ノズル)は、筒体22の第2領域Ar2及び第3領域Ar3の全領域と、第4領域Ar4の半分を若干超える範囲に向けられて配置されており、筒体22を回転させながら第2スプレーガン42から第2塗料が噴霧されると、図6に示すように、第2領域Ar2に塗膜222bが形成され、第3領域Ar3に形成された塗膜222cが厚くなるとともに、第4領域Ar4に塗膜222dが形成される。この第2塗料は、第1塗料と同じ塗料により構成される。
なお、第2工程の終了段階における塗膜222cの厚さは、例えば、10μm以上30μm以下とされる。
そして、第3工程では、図6に示すように、第3スプレーガン43が筒体22の開口端よりも缶軸S方向上側に配置されている。この第3スプレーガン43は、図示を省略するが塗布装置のフレーム等に固定されている。第3スプレーガン43の先端(ノズル)は、筒体22の第1領域Ar1全領域及び筒体22の開口端より上側の一部を含む範囲に向けられて配置されており、筒体22を回転させながら第3スプレーガン43から第3塗料が噴霧されると、図2に示す状態となる。この第3塗料は、第1塗料及び第2塗料と異なる塗料により構成され、例えば、平均分子量が10000~30000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなる。このようなエポキシ樹脂又はアクリル樹脂の分子量が高い場合は、硬度が高く、耐食性が増す。また、第3塗料の粘度は、第1塗料及び第2塗料の粘度よりも高く設定されている。このため、第3塗料が塗布される第1領域Ar1に形成される塗膜222aは、第2領域Ar2及び第4領域Ar4に形成される塗膜222b及び塗膜222dに比べて、厚く形成される。
上記実施形態では、塗布工程が3工程に分かれているため、第1~第3スプレーガン41~43を用いて各塗料の塗布が実行される場合、各スプレーガン41~43が緩衝することがないので、筒体22の高さが大きい場合でも、筒体22の内面22aに適切に塗料を塗布できる。また、ボトル缶1の底部11の内面における凹部32及び拡径部33に塗料を第1工程及び第2工程により2度塗布しているので、凹部32及び拡径部33(第3領域Ar3)に塗布される塗料からなる塗膜222cの厚さを大きくできる。このため、多量の内容物が充填されたボトル缶1が落下し、底部11にかかる衝撃が大きい場合でも、底部11の内面における凹部32及び拡径部33に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶1の耐食性を向上できる。
また、第3工程にて塗布される第3塗料の粘度を第1工程及び第2工程にて塗布される第1塗料及び第2塗料の粘度よりも大きくしていることから、口部15の雄ねじ部152及びカール部153となる領域の内面に確実に塗料を付着させることができ、第3工程にて塗布される第3塗料からなる塗膜222aの厚さを大きくできる。さらに、第3工程にて塗布される第3塗料の平均分子量が10000~30000と高いため、塗膜222aの強度及び耐食性を高めることができ、口部成形工程時に塗料が剥がれることを確実に抑制できる。
なお、第1工程及び第2工程にて塗布される第1塗料及び第2塗料の平均分子量は、第3工程にて塗布される第3塗料の平均分子量よりも低いものの、凹部32及び拡径部33には、塗料が2度塗りされるため、凹部32及び拡径部33に形成された塗膜222cの強度を十分なものとできる。
上記実施形態では、筒体22における雄ねじ部152及びカール部153となる領域の内面に形成された塗膜222aの厚さAよりも、凹部32及び拡径部33に形成された塗膜222cの厚さCを厚くするので、多量の内容物が充填されたボトル缶1が落下し、底部11にかかる衝撃が大きい場合でも、底部11の内面における凹部32及び拡径部33に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶1の耐食性を向上できる。
また、衝撃を受けにくい缶底凸部31に形成された塗膜222dの厚さDよりも、縮径加工やねじ加工が施される口部15の雄ねじ部152及びカール部153となる領域の塗膜の厚さAを厚くするので、上記各加工が施された際に、塗膜222aが剥がれることを
さらに、塗布工程後に加工が施されることのない円筒部12の内面に形成される塗膜222bの厚さBを缶底凸部31に形成された塗膜222dの厚さDよりも薄く形成するので、ボトル缶1の製造コストを低減できる。
上記実施形態に示した製造方法により製造されたボトル缶1は、凹部32及び拡径部33の内面に形成された塗膜222cの厚さCを円筒部12及び缶底凸部31の塗膜222b,222dの厚さB,Dよりも厚くしているので、多量の内容物が充填されたボトル缶1が落下し、底部11にかかる衝撃が大きい場合でも、底部11の内面における凹部32及び拡径部33に塗布された塗料がはがれることを抑制でき、ボトル缶1の耐食性を向上できる。
なお、塗布工程において、筒体22における雄ねじ部152及びカール部153となる第1領域Ar1に形成される塗膜222aの厚さAは、6μm以上9μm以下であるが、口部成形工程により縮径加工が施されるため、ボトル缶1における雄ねじ部152及びカール部153に形成された塗膜222aの厚さは、より厚くなるものの、第3領域Ar3に形成された塗膜222cの厚さCよりも小さい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、第1塗料及び第2塗料と、第3塗料とは、異なる塗料により構成することとしたが、これに限らず、同じ塗料であってもよいし、それぞれが異なる塗料であってもよい。各塗料が同じ塗料により構成される場合、第1領域に塗布する第1塗料の塗布量を大きくすることで、塗膜222aの厚さを大きく構成してもよいし、複数回に分けて塗布することとしてもよい。
上記実施形態の塗布工程では、第3工程は、第2工程後に実行されることとしたが、これに限らず、第1工程の前又は第1工程と第2工程との間に実行されてもよい。つまり、第1工程後に第2工程が実行されていれば、第3工程の実行タイミングは問わない。
上記実施形態では、筒体22における各塗膜222a~222dの厚さは、C>A>D>Bであることとしたが、これに限らず、D=Bであってもよいし、D<Bであってもよい。また、A=Dであってもよいし、D>Aであってもよい。つまり、塗膜222cの厚さが最も厚ければよく、その他の塗膜222a,222b,222dの厚さの大小は任意に設定してもよい。
次に、上記実施形態のボトル缶の製造方法により製造されたボトル缶について、以下の実験を行い、評価した。
なお、以下の実施例1及び比較例1の試料については、上記実施形態にて示した製造方法により、100缶ずつ製造し、筒体の内面に塗布した塗料の膜厚を表1に示すように、異ならせ、その他の構成は同じとした。具体的には、実施例1では、第1スプレーガンにより平均分子量が5000~6000のエポキシ樹脂からなる第1塗料を筒体の凹部及び拡径部(第3領域)に塗布した後、第2スプレーガンにより平均分子量が5000~6000のエポキシ樹脂からなる第2塗料を筒体の円筒部、凹部、拡径部及び缶底凸部(第2領域、第3領域及び第4領域)に塗布し、最後に第3スプレーガンにより平均分子量が13000~15000のエポキシ樹脂からなる第3塗料を筒体の雄ねじ部及びカール部となる領域(第1領域)に塗布した。一方、比較例1では、第2スプレーガンにより平均分子量が5000~6000のエポキシ樹脂からなる第2塗料を筒体の円筒部、凹部、拡径部及び缶底凸部(第2領域、第3領域及び第4領域)に塗布し、最後に第3スプレーガンにより平均分子量が13000~15000のエポキシ樹脂からなる第3塗料を筒体の雄ねじ部及びカール部となる領域(第1領域)に塗布した。つまり、比較例1では、第1スプレーガンによる第1塗料の第3領域への塗布を実行していない。換言すると、実施例1では、塗布工程は、第1工程、第2工程及び第3工程からなるのに対して、比較例1では、塗布工程は、第2工程及び第3工程からなる。
なお、実施例1及び比較例1のそれぞれにおいて、第1領域における塗膜の厚さAは、開口端からの距離が5mm、15mm、25mm、35mmの位置のそれぞれにおける厚さを測定し、第3領域における塗膜の厚さCは、上側(開口端から197mmの位置)と下側(開口端から200mmの位置)のそれぞれにおける厚さを測定した。これらの測定値は、実施例1及び比較例1の各試料の平均値とした。
また、塗膜の膜厚は、それぞれの塗装の完了後に形成された塗膜を、筒体の内面に焼き付けた後に、各筒体を切り開いて平板状にし、塗膜の塗布量(膜厚)を測定したものである。塗膜の塗布量の測定は、電気抵抗値から塗布量を測定するストランドゲージ(Strand Electronics.LTD Model No.105)を用いて行った。
(ERVの評価)
実施例1及び比較例1の各試料について、ERV(エナメルレーター値)を、日亜社製デジタルエナメルレーターを用いて測定した。具体的には、実施例1及び比較例1の各試料に1%のNaCl溶液をフランジ部(各試料の開口端から1mmの位置まで)まで注いで、上記エナメルレーターにセットし、電極を降し、6.2Vで4秒間通電させ、その通電値をエナメルレーター値(mA)として検出した。このERVは、実施例1及び比較例1の各試料のそれぞれの平均値を表1に示した。なお、ERVは、その値が小さい程缶体の腐食に対する抵抗が大きいことを示している。
Figure 0007346976000001
表1に示すように、塗布工程が第1工程、第2工程及び第3工程からなる実施例1では、第3領域に塗料を2度塗りしているため、第3領域の塗膜の厚さCが第1領域の塗膜の厚さAより大きくなっていた。このため、実施例1では、ERVが0mAと低く、缶体の耐食性を高めることができた。
一方、比較例1では、塗布工程が第2工程及び第3工程からなり、第3領域に塗料を二度塗りしていないため、第3領域の塗膜の厚さCが第1領域の塗膜の厚さAより小さかった。このため、比較例1では、ERVが83mAと高く、缶体の耐食性を高めることができなかった。
1 ボトル缶
1a 開口端
11 底部
111 内側傾斜部
112 外側傾斜部
113 接地部
114 中央部
12 円筒部
13 テーパ部
14 首部
15 口部
151 膨出部
152 雄ねじ部
153 カール部
21 カップ
22 筒体
22a 内面
22b 外周面
222 222a 222b 222c 222d 塗膜
23 中間成形体
231 小径部
24 中間成形体
241 小径部
31 缶底凸部
32 凹部
33 拡径部
41 第1スプレーガン
42 第2スプレーガン
43 第3スプレーガン
Ar1 第1領域
Ar2 第2領域
Ar3 第3領域
Ar4 第4領域

Claims (7)

  1. 底部を有する円筒状の筒体の内面に塗料を塗布する塗布工程と、前記塗布工程後の筒体を加工して、円筒部に対して缶軸方向上側に向かうに従って縮径するテーパ部及び該テーパ部の缶軸方向上側に缶軸に沿って延びる小径部を形成するネッキング工程と、前記小径部を加工して、前記テーパ部の缶軸方向上側に位置する雄ねじ部及びカール部を有する口部を形成する口部成形工程と、を備え、
    前記底部の内面は、前記筒体の開口端に向けて突出する缶底凸部と、該缶底凸部の周縁部に接続される環状の凹部と、前記凹部の外周端に接続され、缶軸方向上側に向かうに従って漸次拡径する拡径部と、を有し、
    前記塗布工程は、前記凹部及び前記拡径部に第1塗料を塗布する第1工程と、前記第1工程後に前記筒体における前記雄ねじ部とカール部となる領域以外であり、且つ前記凹部と前記拡径部とを含む領域の内面に第2塗料を塗布する第2工程と、前記筒体における前記雄ねじ部及び前記カール部となる領域の内面に第3塗料を塗布する第3工程と、を有し、
    前記塗布工程では、前記筒体における前記雄ねじ部及び前記カール部となる領域の内面に形成された塗膜の厚さをA、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをCとした場合に、C>Aとすることを特徴とするボトル缶の製造方法。
  2. 前記第3塗料の粘度は、前記第1塗料及び前記第2塗料の粘度よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のボトル缶の製造方法。
  3. 前記第3塗料は、平均分子量が10000~30000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなり、前記第1工程及び前記第2工程にて塗布される前記塗料は、平均分子量が2000~7000のエポキシ樹脂又はアクリル樹脂からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のボトル缶の製造方法。
  4. 前記塗布工程では、前記雄ねじ部及び前記カール部となる第1領域の内面に形成された塗膜の厚さをA、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをC、前記缶底凸部に形成された塗膜の厚さをD、前記筒体の内面のうち第1領域と前記凹部と前記拡径部と前記缶底凸部とを除いて残る第2領域に形成された塗膜の厚さをBとした場合に、C>A>D>Bとすることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のボトル缶の製造方法。
  5. 前記厚さCが10μm以上30μm以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のボトル缶の製造方法。
  6. 底部と、前記底部の缶軸方向上側に位置する円筒部と、前記円筒部に対して缶軸方向上側に向かうに従って縮径するテーパ部と、前記テーパ部の缶軸方向上側に位置する雄ねじ部及びカール部を有する口部と、を備え、
    前記底部の内面は、開口端に向けて突出する缶底凸部と、該缶底凸部の周縁部に接続される環状の凹部と、前記凹部の外周端に接続され、缶軸方向上側に向かうに従って漸次拡径する拡径部と、を有し、
    前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜が第1塗料と該第1塗料の上に塗られた第2塗料とからなり、
    前記円筒部の内面に形成された塗膜と前記缶底凸部に形成された塗膜とが前記第2塗料からなり、
    前記円筒部の内面に形成された塗膜の厚さをB、前記凹部及び前記拡径部に形成された塗膜の厚さをC、前記缶底凸部に形成された塗膜の厚さをDとした場合に、C>D>Bであることを特徴とするボトル缶。
  7. 前記第1塗料と前記第2塗料とは、同じ塗料からなる又は異なる塗料からなることを特徴とする、請求項6に記載のボトル缶。
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