JP2005152197A - 浴室サウナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室内をサウナ空間とするための浴室サウナ装置において、設置直後の初回起動時に配管内に残った設置時のごみ等が浴室サウナ装置内部の配管内で目詰まりを起し、浴室サウナ装置の性能が低下してしまう。
【解決手段】浴室サウナ装置103の加湿水供給経路111入口部に通水経路を切り換える三方弁1と浴室サウナ装置を迂回して直接排水経路3に接続する迂回経路2を設け、浴室サウナ装置103の初回起動時には三方弁1の通水経路を迂回経路2に接続する方向にし、給水を浴室サウナ装置103に通水せずに直接排水させることで浴室サウナ装置103設置直後に配管内に残されたごみ等が浴室サウナ装置103内部に侵入しないようにする。通常使用時には三方弁1を浴室サウナ装置103内部の加湿水供給経路111に通水する方向に切り換え、浴室サウナ装置103を通常運転することで浴室101内を加湿する。
【選択図】図1

Description

本発明は浴室周辺に設置して浴室内を高温高湿なサウナ空間にするための浴室サウナ装置に関する。
従来、この種の浴室サウナ装置は、浴室等をサウナ対象室として、ボイラーなどの熱源から供給された温水をミスト噴出手段としての噴出ノズルから噴出させる事により浴室内を高温高湿な状態にする方法が知られている(例えば特許文献1)。
以下、その浴室サウナ装置について図7を参照しながら説明する。
図6に示すように、浴室101の天上部102に設置された浴室サウナ装置103内部には、浴室101内の空気を浴室サウナ装置103内部に取りこむための吸込み口104、浴室サウナ装置内部で昇温した空気を装置外に吹出す為の吹出し口105、空気を循環させるための循環ファン106、空気を昇温するための熱交換器107、熱交換器に温水を供給するための温水循環経路108、温水循環経路108を循環する温水の循環を閉止するための循環水閉止弁109、加湿用の水を浴室内に噴霧するためのノズル110、ノズルに加湿用の温水を供給するための加湿温水供給経路111、加湿温水供給経路111に供給する温水の供給を停止するための加湿水閉止弁112が設けられている。
浴室サウナ装置103に設けられた温水循環経路108は外部配管113を介してボイラーなどの熱源114の暖房用温水循環回路115に接続され、熱源114から供給された温水を浴室サウナ装置103内部に循環させる。温水循環経路108上に設けられた熱交換器108上で、循環ファン106により装置内に取り込まれた浴室内空気と熱交換を行うことで浴室内空気を昇温する。熱交換器107で熱交換を行う事により低温となった温水は温水循環経路108及び外部配管113を介して熱源114に戻り、再び昇温されて浴室サウナ装置103に供給される。一方、循環ファン106により吸込み口104から浴室サウナ装置103内部に取りこまれた浴室内空気は熱交換器107で昇温された後、吹出し口105を通って浴室内に戻される事で浴室内の空気を昇温する。
これに対して、浴室サウナ装置103に設けられた加湿用温水供給経路111は外部給湯配管116により、熱源114の給湯回路117に接続され、熱源114から供給された加湿用温水は外部給湯配管116を介して浴室サウナ装置103内の加湿温水供給経路111に供給され、加湿温水供給経路111に接続されたノズル110から浴室内へ細かい霧状に噴出されることで浴室内の空気を加湿する。
特開2002−336327号公報
このような従来の浴室サウナ装置では、加湿用の温水を吹出すノズルの孔径が噴霧する水滴の径を小さくするためにノズルの孔径も小さい場合が多く、接続された配管内を流通する加湿水にごみ等が含まれているとノズル部分で目詰まりを生じるという問題があり、加湿水供給経路に加湿水の内部に含まれるごみ等を除去するためのフィルターを設けることが一般的である。
しかしながら、浴室サウナ装置設置後の初回起動時には配管内に含まれるごみ等が通常使用状態よりも多く、初回の起動時にフィルターが劣化してしまい、通常使用時に加湿用温水が給水されないようになってしまうことがある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、初回運転時に加湿用温水配管内に多量のごみなどが存在した場合でもフィルター等につまりが生じず、初期劣化を防止する事ができる浴室サウナ装置を提供する事を目的としている。
また、通常使用状態にいおいても、運転を終了した際に加湿用温水供給経路内に残った加湿用水がノズルの温水噴出口を介して空気と接触しているため、配管内に残った水内部でレジオネラ菌などが繁殖し、次回起動時にこれらの菌を浴室内に噴霧してしまう可能性があるため運転終了時には装置内部の加湿水を装置外部に排出する必要があるが、浴室内にいる人に水をかけることなく排水するのが難しく、浴室内から人がいなくなるまで遅延して排水したとしても浴室内の床をぬらしてしまい、利用者に不快感を与える等の問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、運転停止後に装置内部に残った水を排水する事で装置内部に菌が発生するのを防止し、排水時も使用者に不快感を与えることなく排水を行うことができる浴室サウナ装置を提供することを目的としている。
本発明の浴室サウナ装置は上記目的を達成するために、浴室サウナ装置に供給する加湿用の加湿水の通水経路上にサウナ装置に汚濁した加湿用水が供給されないようにするための汚濁水排除手段を設けたものである。
この手段により浴室サウナ装置に汚濁した加湿水が供給されなくなるため、浴室サウナ装置における汚濁の蓄積による性能劣化が防止され、浴室サウナ装置の性能を安定させて使用することが可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、浴室サウナ装置に供給する加湿水の通水経路にサウナ装置を迂回し、直接排水経路へと通じる迂回経路を設けたものである。
この手段により浴室サウナ装置の初回運転時に浴室サウナ装置への加湿水供給配管内に有るごみ等が浴室サウナ装置に進入することなく排水を行う事が可能となり、配管内にごみ等が含まれる場合にはこの迂回経路に通水する事でごみ等を浴室サウナ装置外に排出することが可能となるため、浴室サウナ装置における性能劣化を最小限に抑える事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、迂回経路が、浴室サウナ装置の初回運転時には前記浴室サウナ装置に供給される加湿水が前記迂回経路へと導かれることで直接排水され本体内部には通水しない構造とし、初回運転が終了し、通常運転を行う際には前記浴室サウナ装置本体へと加湿水を通水し、迂回経路へは通水しないように流路を切り換えるための通水経路切り換え手段を設けたものである。
この手段により浴室サウナ装置の初回運転時に浴室サウナ装置への加湿水供給配管内に有るごみ等が浴室サウナ装置に進入することなく排水を行う事が可能となり、配管内のごみ等が排出された後、浴室サウナ装置に加湿水を供給する事で浴室内をサウナ空間にする事が出来るようになり、浴室サウナ装置設置初期における性能劣化を最小限に抑える事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、通水路切り換え手段が手動の三方弁であり、初回運転時には迂回経路側に、通常運転時には浴室サウナ装置本体通水側に弁を手動で操作する事で通水経路を切り換える構造としたものである。
この手段により、浴室サウナ装置における迂回経路の切り換えを簡単に行う事が可能となり、使用者の切り換えの手間を簡略化する事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、通水路切り換え手段である三方弁内部の弁切り換え構造を形状記憶合金により形成することで、常温付近の水が通水される場合は通水経路を迂回経路へと接続し、高温の温水が通水される場合は前記形状記憶合金製の弁切り換え構造が変形し、本体内部へ加湿水を通水する経路へと接続するようにしたものである。
この手段により、使用者が特別な操作を行うことなく、試運転時に常温の水を通水する事で配管内のごみ等を迂回経路を介して排出し、通常使用時には温水を供給する事で自動的に浴室サウナ装置内部に温水が供給されるようになり、通水経路を切り換えるという使用者の手間を省く事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、三方弁内部の弁支持部を水溶性の材料により通水経路を迂回経路へ接続するように固定したものである。
この手段により、浴室サウナ装置の初回運転時は通水弁が迂回経路側に接続されており、配管内のごみ等を迂回経路を介して排出することが可能となり、一定量以上の通水を行う事で弁支持部を固定していた水溶性材料が溶解する事で弁の固定が解除され、流通方向が装置内部に接続する方向へ自動的に切り替わり、試運転終了時に弁を切り換える手間を省略する事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、浴室サウナ装置に供給する加湿水の供給系路上に取り外し可能な初回運転用フィルター及び通常運転用フィルターを設け、初回運転時は加湿水供給経路の上流側に初回運転用フィルター、下流側に通常運転用フィルターを設置した状態で運転し、加湿水の汚濁が減少した状態となった場合に前記初回運転用フィルターを取り外して通常運転用フィルターのみで運転を行うようにしたものである。
この手段により、浴室サウナ装置の初回運転時には配管内に残ったごみ等を初回運転用フィルターで補修する事で除去し、配管内に残ったごみ等が減少した段階で初回運転用フィルターを取り外し、通常運転用フィルターで加湿水内部の細かな汚濁を取り除く事が可能となり、浴室サウナ装置の性能劣化を極力防止する事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、浴室サウナ装置から排出される排水経路をユニットバス下部に設けられた浴槽及び洗い場の排水を一時貯留しするためのドレンパンへと接続するようにしたものである。
この手段により、浴室サウナ装置の運転終了後に装置内部に残った加湿水を装置外部に排出することが可能となり、装置内に菌などが発生するのを防止する事が可能になり、排水時も使用者に排水による不快感を与えることなく浴室サウナ装置内部を清潔に保つ事が可能となる。
また本発明の浴室サウナ装置は、浴室サウナ装置の排水経路を浴室内のドレンパンに接続する際に、ユニットバス内とユニットバス外を貫通する貫通孔をユニットバス壁面に設け、前記貫通孔にフランジ面を有する管接続部材を挿入し、前記管接続部材のフランジ面と壁面の間にシール材を圧着固定する事で浴室外に水蒸気等の湿気が漏れないようにしたものである。
この手段により、浴室サウナ装置の排水経路を浴室内のドレンパンに接続するために浴室壁面に貫通口を設けた場合でも、浴室内の水分を浴室外にもらすことなく密閉する事が可能となり、湿気もれによるカビの発生などを防止する事が可能となる。
また本発明の浴室サウナユニットは、浴室サウナ装置から排出される排水を浴室内壁面に沿って排水するようにしたものである。
この手段により、浴室サウナ装置を浴室天上部付近に取付けた場合でも、排水経路を長くすること無く、使用者に不快感を与えることの無い排水が可能となる。
本発明によれば、性能の劣化の少ない浴室サウナ装置を提供できる。
また、本発明によれば、装置内に人体に害を及ぼす可能性の有る菌の発生を防止することが可能となる。
本発明の請求項1記載の発明は、浴室壁面に隣接するように取付け、浴室内を加熱及び加湿することにより浴室内をサウナ空間とする浴室サウナ装置において、浴室サウナ装置に供給する加湿用の加湿水の通水経路上に浴室サウナ装置に汚濁した加湿用水が供給されないようにするための汚濁水排除手段を設けたものであり、浴室サウナ装置内部に汚濁水を流入させないようにすることで浴室サウナ装置が汚濁により性能劣化を生じるのを防止することが可能となる。
また、本発明の請求項2記載の発明は、浴室サウナ装置に供給する加湿水の通水経路にサウナ装置を迂回し、直接排水経路へと通じる迂回経路を設けたものであり、迂回経路を設けることで浴室サウナ装置内部に汚濁した加湿水を流入しないようにすることが可能となり、浴室サウナ装置内部に汚濁水が流入することに伴う浴室サウナ装置の性能劣化を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項3記載の発明は、浴室サウナ装置の初回運転時には浴室サウナ装置に供給される加湿水が迂回経路へと導かれることで直接排水され本体内部には通水しない構造とし、初回の運転が終了し、通常運転を行う際には浴室サウナ装置本体へと加湿水を通水し、迂回経路へは通水しないように流路を切り換えるための通水経路切り換え手段を設けたものであり、これによって、浴室サウナ装置設置直後の比較的汚濁の強い加湿水を浴室サウナ装置内部に通水することなく排水することが可能となり、汚濁の減少した加湿水のみを浴室サウナ装置内部に通水することで浴室サウナ装置の汚濁による性能劣化を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、通水路切り換え手段が手動の三方弁であり、初回運転時には迂回経路側に、通常運転時には浴室サウナ装置本体通水側に弁を手動で操作する事で通水経路を切り換えるようにしたものであり、これにより汚濁の強い加湿水が通水される初回運転時には浴室サウナ装置内部に通水することなく、使用者が加湿水の汚濁が低減したと判断した段階で浴室サウナ装置内部に通水経路を切り替えることで通常の使用に切り替えることが可能となり、浴室サウナ装置の汚濁による性能低下を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、三方弁内部の弁切り換え構造が形状記憶合金により形成されており、常温付近の水が通水される場合は通水経路を迂回経路へと接続し、高温の温水が通水される場合は前記形状記憶合金製の弁切り換え構造が変形し、本体内部へ加湿水を通水する経路へと接続するようにしたものであり、これにより加湿水の汚濁の強い、浴室サウナ装置設置直後の試運転時は温水ではなく常温の水を通水することで浴室サウナ装置を迂回する経路へと加湿水を通水し、汚濁が低減した段階で通常の温水を通水することで自動的に加湿水を浴室サウナ装置本体に通水することが可能となり、使用者が特別な操作を行う手間を省きながら浴室サウナ装置の汚濁による性能劣化を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、通水路切り換え手段である三方弁内部の弁体が、水溶性の材料により通水経路を迂回経路へと接続されるように固定されており、一定量以上の通水が行われた場合に、水溶性材料が加湿水に溶解する事で弁体の固定が解除され、あらかじめ指定された方向へ自動的に移動する事で通水経路を浴室サウナ装置内部の加湿温水供給経路へと接続するようにしたものであり、これにより、初回運転時の汚濁の強い加湿水が通水している間は迂回経路へと加湿水を通水し、一定量以上の通水を行うことで加湿水の汚濁を低減させてから自動的に浴室サウナ装置内部に加湿水を供給するようにできるため、使用者の手間を省きながら浴室サウナ装置の汚濁に伴う性能低下を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項7に記載の発明は、浴室サウナ装置に供給する加湿水の供給系路上に取り外し可能な初回運転用フィルター及び通常運転用フィルターを設けたものであり、これにより、汚濁した加湿水を初回運転用フィルター及び通常運転用フィルターにより汚濁を低減してから浴室サウナ装置内に供給することが可能となり浴室サウナ装置の汚濁による性能低下を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項8に記載の発明は、初回運転時は加湿水供給経路の上流側に初回運転用フィルター、下流側に通常運転用フィルターを設置した状態で運転し、加湿水の汚濁が減少した状態となった場合に初回運転用フィルターを取り外して通常運転用フィルターのみで運転を行うようにしたものであり、初回運転時に汚濁の強い加湿水が供給されて初回運転用フィルターが性能劣化し、加湿水の通水量が低下した場合でも、初回運転用フィルターを取り外し、通常運転用フィルターで加湿水に含まれるゴミ等を補修することにより通水量を確保し浴室サウナ装置内部にゴミ等が侵入するのを防止することが可能となり、汚濁による浴室サウナ装置の性能劣化を防止することが可能となる。
また、本発明の請求項9に記載の発明は、浴室サウナ装置から排出される排水経路をユニットバス下部に設けられた浴槽及び洗い場の排水を一時貯留しするためのドレンパンへと接続することで浴槽内及び洗い場から排出される排水と同時に排水できるようにしたものであり、これにより浴室サウナ装置の運転を停止した際に、浴室サウナ装置内に残った加湿水を装置外部に排水することが可能となり、浴室サウナ装置内部に菌などが発生するのを防止することが可能となり、浴室サウナ装置を衛生的に保つことが可能となる。
また、本発明の請求項10に記載の発明は、浴室サウナ装置から排出される排水経路をユニットバス外部をユニットバス下部に設けられた浴槽及び洗い場の排水を一時貯留するためのドレンパンに隣接する壁面近傍まで配設し、ユニットバス壁面を貫通させる事によりユニットバス内部のドレンパンへと排水するようにしたものであり、これにより、浴室サウナ装置の運転を停止した際に、浴室サウナ装置内に残った加湿水を装置外部に排水することが可能となり、浴室サウナ装置内部に菌などが発生するのを防止することが可能となり、浴室サウナ装置を衛生的に保つことが可能となる。
また、本発明の請求項11に記載の発明は、ユニットバス内とユニットバス外を貫通する貫通孔をユニットバス壁面に設け、貫通孔にフランジ面を有する管接続部材を挿入し、管接続部材のフランジ面と壁面の間にシール材を圧着固定するようにしたものであり、これにより、壁面貫通部における浴室内の水蒸気が浴室外に漏れるのを防止することが可能となる。
また、本発明の請求項12に記載の発明は、浴室サウナ装置から排出される排水を浴室内壁面に沿って排水するようにしたものであり、これにより、排水用の配管を比較的短くしながら使用者に不快感を与えることなく浴室サウナ装置内部の残水を排水することが可能となり、浴室サウナ装置内部を衛生的に保つことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、浴室101の天上部102に設置された浴室サウナ装置103内部には、浴室101内の空気を浴室サウナ装置103内部に取りこむための吸込み口104、浴室サウナ装置内部で昇温した空気を装置外に吹出す為の吹出し口105、空気を循環させるための循環ファン106、空気を昇温するための熱交換器107、熱交換器に温水を供給するための温水循環経路108、温水循環経路108を循環する温水の循環を閉止するための循環水閉止弁109、加湿用の水を浴室内に噴霧するためのノズル110、ノズルに加湿用の温水を供給するための加湿温水供給経路111、加湿温水供給経路111に供給する温水の供給を停止するための加湿水閉止弁112が設けられている。
浴室サウナ装置103に設けられた温水循環経路108は外部配管113を介してボイラーなどの熱源114の暖房用温水循環回路115(図示せず)に接続され、熱源114から供給された温水を浴室サウナ装置103内部に循環させる。温水循環経路108上に設けられた熱交換器108上で、循環ファン106により装置内に取り込まれた浴室内空気と熱交換を行うことで浴室内空気を昇温する。熱交換器107で熱交換を行う事により低温となった温水は温水循環経路108及び外部配管113を介して熱源114に戻り、再び昇温されて浴室サウナ装置103に供給される。一方、循環ファン106により吸込み口104から浴室サウナ装置103内部に取りこまれた浴室内空気は熱交換器107で昇温された後、吹出し口105を通って浴室内に戻される事で浴室内の空気を昇温する。
これに対して、浴室サウナ装置103に設けられた加湿用温水供給経路111は外部給湯配管116により、熱源114の給湯回路117(図示せず)に接続され、熱源114から供給された加湿用温水は外部給湯配管116を介して浴室サウナ装置103内の加湿温水供給経路111に供給され、加湿温水供給経路111に接続されたノズル110から浴室内へ細かい霧状に噴出されることで浴室内の空気を加湿する。
浴室サウナ装置103の加湿水供給経路111の入り口部には三方弁1が備えられており、三方弁1の入り口側は熱源114から供給される外部温水配管116に接続されており、三方弁1の出口側の一方は浴室サウナ装置103内部の加湿温水供給経路111に接続されており、他方は浴室サウナ装置103内部に設けられた迂回経路2に接続されている。迂回経路2は浴室サウナ装置103外部に排水を行うための排水経路3に接続されている。排水経路3は浴室サウナ装置103外部に設けられた外部排水配管4に接続され、外部排水配管は浴室外を浴室下部に設けられた浴室内の浴槽及び洗い場の排水を一時貯留するためのドレンパン5近傍の壁面付近まで配設され、ドレンパン5近傍の壁面を貫通することによりドレンパン5に浴室サウナ装置103から排出された水を排水する。浴室壁面の貫通部には図2に示すようにフランジ面を持つ管接続部材6をフランジ面でシール材7を浴室壁面に圧着するように取り付けることで浴室内の水蒸気を浴室外部に漏らさないような構造としている。
浴室サウナ装置103を浴室1に設置した直後は外部配管113内部には配管設置時のゴミなどが付着しており、初回の通水時にこれらのゴミが押し流され、浴室サウナ装置103に流入する可能性がある。このため、初回通水時には三方弁1の通水方向を三方弁3入り口から迂回経路2側に通水する方向にしておき、初回通水時に押し流されてくる配管内のゴミ等を迂回経路2方向へ通水させ排水経路3へと送る。一定量以上の通水を行うことによって配管内の洗浄を行い、浴室サウナ装置103に送られる加湿水の汚濁が低減した状態となった場合には三方弁1の通水方向を入り口から浴室サウナ装置103内部の加湿温水供給経路111側に通水する方向に切り替え、加湿温水供給経路111の下流に設けられたノズル110から温水を浴室内に噴霧することで浴室内を加湿する。
浴室サウナ装置103の運転を停止した際には三方弁1の通水方向を加湿温水供給経路111と迂回経路2を連通させるように接続させ、加湿温水供給経路111内に残った温水が迂回経路2を通って排水経路3に流通するようにし、加湿温水供給経路111内に残った水をすべて排水するようにする。
上記のような構成をとることにより、熱源から供給される加湿用温水の汚濁が激しい場合に、三方弁を切り替えることにより、浴室サウナ装置内部にゴミ等の汚濁物が侵入しないようにすることが可能となり、汚濁物が浴室サウナ装置内の加湿温水供給経路やノズルの温水噴出し部に付着することによるつまりに伴う加湿温水の供給不足を回避することが可能となり、浴室サウナ装置の性能低下を防止することが可能となる。
また、浴室サウナ装置の運転を停止した際に、三方弁を切り替えることで浴室サウナ装置内の加湿水供給経路内に残された残水を排水経路を介して浴室下部のドレンパンに排水することが可能となり、残水が浴室サウナ装置内部に残ることによって菌などが発生する状況を事前に回避することが可能となり浴室サウナ装置内部を衛生的に保つことが可能となる。
また、浴室サウナ装置から排水するための排水経路を浴室下部に設けられたドレンパンに接続することによって、比較的簡便な配管設置により浴室サウナ装置からの排水を行うことが可能となる。
また、排水経路を浴室外に配設し、浴室壁面を貫通させて浴室下部に設けられたドレンパンに排水を行う場合においてもフランジ面を持つ管接続部材をフランジ面でシール材を浴室壁面に圧着するように取り付けることで浴室内の水蒸気を浴室外部に漏らさないようにすることが可能となる。
なお、本発明におけるサウナ空間とは、通常空間よりも高温、高湿で、使用者の発汗が促進される空間であり、望ましくは人体の体温よりも温度が高く、通常空間よりも絶対湿度の高い空間であり、一例としては40℃、相対湿度80%程度の空間である。ただし、人体からの発汗が促進される空間であれば良く、温度、湿度とも使用者の好みに合わせて変化させられることが望ましい。
(実施の形態2)
図3に示すように三方弁1内部は弁本体8内部に三方向の流路8a、8b、8cが構成されており、それぞれの流路が連通している。弁本体8内部には弁体9が挿入されており、弁体9は形状記憶合金製で温度が変化することにより変形することが可能に構成されており、流路8a、8b、8cのうちいずれか二つの流路を連通させ、残るひとつの流路を閉塞するように構成される。
三方弁1は初期状態においては流路8aと流路8bを連通し、流路8cを閉塞する状態となっている。この状態で流路8aを熱源114から供給される加湿温水の流通する外部配管113に、流路8bを迂回経路2に、流路8cを浴室サウナ装置内部の加湿温水供給経路111に接続する。
浴室サウナ装置103を設置し、初めて運転を行う際には形状記憶合金製の弁体9は三方弁1の流通方向を加湿温水を直接迂回経路を介して排水させる方向に流通させる状態となっており、浴室サウナ装置に常温の水を通水させることで浴室サウナ装置設置直後の配管内に残されたゴミ等を迂回経路を介して排水とともに排出することができる。一定量以上の通水を行い、配管内に残されたゴミ等を排出した後、外部熱源により浴室サウナ装置103に一定温度(たとえば60℃)の温水を供給することで三方弁1内部の形状記憶合金製の弁体9が変形し流路8aと流路8cを連通させ流路8bを閉塞させるように変形する。これにより、浴室サウナ装置103の初回運転時において、汚濁した加湿水が浴室サウナ装置103内部に流入することに伴う浴室サウナ装置の性能劣化を防止することが可能となるとともに、加湿水の汚濁が低減し、通常運転を行う場合には温水を供給するだけで使用者が特別な操作を行うことなく自動的に浴室サウナ装置103の加湿温水供給経路111に温水を供給し浴室内の加湿を行うことが可能となる。
(実施の形態3)
図4に示すように三方弁1内部は弁本体8内部に三方向の流路8a、8b、8cが構成されており、それぞれの流路が連通している。弁本体8内部には弁体9が挿入されており、ばね10により一方向の流路を閉塞する方向に押し付けられることで流路8a、8b、8cのうちいずれか二つの流路を連通させ、残るひとつの流路を閉塞するように構成される。
三方弁1は初期状態においては、ばね10を圧縮した状態で弁体9を弁本体8に水溶性の固定材11で固定されており、流路8aと流路8bを連通し、流路8cを閉塞する状態となっている。この状態で流路8aを熱源114から供給される加湿温水の流通する外部配管113に、流路8bを迂回経路2に、流路8cを浴室サウナ装置内部の加湿温水供給経路111に接続する。
浴室サウナ装置103を設置し、初めて運転を行う際には三方弁1の流通方向は加湿温水を直接迂回経路を介して排水させる方向に流通させる状態となっており、浴室サウナ装置設置直後の配管内に残されたゴミ等は迂回経路を介して排水とともに排出される。一定量以上の通水が行われた場合、弁体9を固定していた固定材11が加湿水により溶解し、弁体9の固定が解除される、固定が解除された弁体はばね10により流路8bを閉塞する方向に移動し、流路8aと流路8cを連通させるようになる。これにより、一定量以上の通水を行うことにより加湿温水が自動的に加湿温水供給経路111に供給されるようになり、浴室内の加湿を行うことが可能になる。この際、水溶性の材料で構成される固定材11が加湿水に溶解し、弁体9の固定が解除されるまでに必要となる通水量を浴室サウナ装置103設置時に配管内に残されたゴミ等が排出されるのに十分な量に設定することにより、浴室サウナ装置103の初回起動時において、汚濁した加湿水が浴室サウナ装置103内部に流入することに伴う浴室サウナ装置の性能劣化を防止することが可能となるとともに、加湿水の汚濁が低減した場合には、使用者が特別な操作を行うことなく自動的に浴室サウナ装置103の加湿温水供給経路111に温水を供給し浴室内の加湿を行うことが可能となる。
(実施の形態4)
図5に示すように、浴室101の天上部102に設置された浴室サウナ装置103内部には、浴室101内の空気を浴室サウナ装置103内部に取りこむための吸込み口104、浴室サウナ装置内部で昇温した空気を装置外に吹出す為の吹出し口105、空気を循環させるための循環ファン106、空気を昇温するための熱交換器107、熱交換器に温水を供給するための温水循環経路108、温水循環経路108を循環する温水の循環を閉止するための循環水閉止弁109、加湿用の水を浴室内に噴霧するためのノズル110、ノズルに加湿用の温水を供給するための加湿温水供給経路111、加湿温水供給経路111に供給する温水の供給を停止するための加湿水閉止弁112が設けられている。
浴室サウナ装置103に設けられた温水循環経路108は外部配管113を介してボイラーなどの熱源114の暖房用温水循環回路115に接続され、熱源114から供給された温水を浴室サウナ装置103内部に循環させる。温水循環経路108上に設けられた熱交換器108上で、循環ファン106により装置内に取り込まれた浴室内空気と熱交換を行うことで浴室内空気を昇温する。熱交換器107で熱交換を行う事により低温となった温水は温水循環経路108及び外部配管113を介して熱源114に戻り、再び昇温されて浴室サウナ装置103に供給される。一方、循環ファン106により吸込み口104から浴室サウナ装置103内部に取りこまれた浴室内空気は熱交換器107で昇温された後、吹出し口105を通って浴室内に戻される事で浴室内の空気を昇温する。
これに対して、浴室サウナ装置103に設けられた加湿用温水供給経路111は外部給湯配管116により、熱源114の給湯回路117に接続され、熱源114から供給された加湿用温水は外部給湯配管116を介して浴室サウナ装置103内の加湿温水供給経路111に供給され、加湿温水供給経路111に接続されたノズル110から浴室内へ細かい霧状に噴出されることで浴室内の空気を加湿する。
浴室サウナ装置103の加湿水供給経路111の入り口部には初回運転用フィルター12及び通常運転用フィルター13がこの順で接続されており、加湿温水供給経路111に流入する加湿温水に含まれるゴミ等を捕集できるようになっている。
浴室サウナ装置103を浴室1に設置した直後は外部配管113内部には配管設置時のゴミなどが付着しており、初回の通水時にこれらのゴミが押し流され、浴室サウナ装置103に流入する可能性がある。初回通水時に浴室サウナ装置103に流入してくるゴミ等はまず初回運転用フィルター12により捕集され、加湿温水の汚濁を低減させた状態にしてから通常運転用フィルター13を通って加湿温水供給経路111に通水され、ノズルから噴霧されることにより浴室内を加湿する。この際、初回運転用フィルター12により加湿用温水の汚濁が低減されているため、通常運転用フィルター13ではほとんどゴミ等の捕集を行うことなく加湿温水を通水する状態となる。ある一定量以上の通水を行い、配管内に残ったゴミ等を初回運転用フィルター12で捕集した場合、初回運転用フィルター12は捕集したゴミの影響で通水量が低下した状態となる。このような状態となった場合は初回運転用フィルター12を取り外し、通常運転用フィルター13のみで運転を行うことで通水量を確保するようにする。
このような構成をとることで、初回運転時に配管内に残ったゴミ等が大量に流入することによるフィルターの目詰まりで通水量が低下し、浴室サウナ装置103の性能が低下した場合でも、初回運転用フィルター12を取り外すだけで性能を回復させることが可能となり、通常運転における浴室サウナ装置の性能低下を防止することが可能となる。
なお、本発明におけるサウナ空間とは、通常空間よりも高温、高湿で、使用者の発汗が促進される空間であり、望ましくは人体の体温よりも温度が高く、通常空間よりも絶対湿度の高い空間であり、一例としては40℃、相対湿度80%程度の空間である。ただし、人体からの発汗が促進される空間であれば良く、温度、湿度とも使用者の好みに合わせて変化させられることが望ましい。
浴室サウナ装置に汚濁水排除手段を設けることで容易に浴室サウナ装置の性能低下を防止することができ、なおかつ、浴室サウナ装置からの排水経路を設けることで他方式による加湿方法をとった場合においても浴室サウナ装置内部を衛生的に保ちながら運転を行うことができ、浴室以外の居室を換気空調する装置と併用することで居室の加湿を行う用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の浴室サウナ装置を示す概略図 同浴室壁面貫通部の詳細図 本発明の実施の形態2における三方弁の概略図 本発明の実施の形態3の浴室サウナ装置を示す概略図 同浴室サウナ装置の温水系統図 従来の浴室サウナ装置の浴室サウナを示す概略図
符号の説明
1 三方弁
2 迂回経路
3 排水経路
4 外部排水配管
5 ドレンパン
6 管接続部材
7 弁本体
8a 流路1
8b 流路2
8c 流路3
9 弁体
10 ばね
11 固定材
12 初回運転用フィルター
13 通常運転用フィルター
101 浴室
102 天上部
103 浴室サウナ装置
104 吸込み口
105 吹出し口
106 循環ファン
107 熱交換器
108 温水循環経路
109 循環水閉止弁
110 ノズル
111 加湿温水供給経路
112 加湿水閉止弁
113 外部配管
114 熱源
115 暖房用温水循環回路
116 外部給湯配管
117 給湯回路

Claims (12)

  1. 浴室内を加熱及び加湿することにより浴室内をサウナ空間とする浴室サウナ装置において、前記浴室サウナ装置に供給する加湿用の加湿水の通水経路上に前記浴室サウナ装置に汚濁した加湿用水が供給されないようにするための汚濁水排除手段を設けた事を特徴とする浴室サウナ装置
  2. 浴室内の空気を加熱及び加湿する事で浴室内をサウナ空間とする事の出来る浴室サウナ装置において、前記浴室サウナ装置に供給する加湿水の通水経路に前記サウナ装置を迂回し、直接排水経路へと通じる迂回経路を設けた事を特徴とする請求項1に記載の浴室サウナ装置。
  3. 浴室サウナ装置に設けた迂回経路が、前記浴室サウナ装置初回運転時には前記浴室サウナ装置に供給される加湿水が前記迂回経路へと導かれることで直接排水され本体内部には通水しない構造とし、初回運転が終了し、通常運転を行う際には前記浴室サウナ装置本体へと加湿水を通水し、迂回経路へは通水しないように流路を切り換えるための通水経路切り換え手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の浴室サウナ装置。
  4. 通水路切り換え手段が手動の三方弁であり、初回運転時には迂回経路側に、通常運転時には浴室サウナ装置本体通水側に弁を手動で操作する事で通水経路を切り換える事を特徴とする請求項2に記載の浴室サウナ装置。
  5. 通水路切り換え手段である三方弁内部の弁切り換え構造が形状記憶合金により形成されており、常温付近の水が通水される場合は通水経路を迂回経路へと接続し、高温の温水が通水される場合は前記形状記憶合金製の弁切り換え構造が変形し、本体内部へ加湿水を通水する経路へと接続するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の浴室サウナ装置。
  6. 通水路切り換え手段である三方弁内部の弁体が、水溶性の材料により通水経路を迂回経路へと接続されるように固定されており、一定量以上の通水が行われた場合に、水溶性材料が加湿水に溶解する事で弁体の固定が解除され、あらかじめ指定された方向へ自動的に移動する事で通水経路を浴室サウナ装置内部の加湿温水供給経路へと接続するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の浴室サウナ装置。
  7. 浴室内の空気を加熱及び加湿する事で浴室内をサウナ空間とする事の出来る浴室サウナ装置において、前記浴室サウナ装置に供給する加湿水の供給系路上に取り外し可能な初回運転用フィルター及び通常運転用フィルターを設けたことを特徴とする浴室サウナ装置。
  8. 初回運転時は加湿水供給経路の上流側に初回運転用フィルター、下流側に通常運転用フィルターを設置した状態で運転し、加湿水の汚濁が減少した状態となった場合に前記初回運転用フィルターを取り外して通常運転用フィルターのみで運転を行うようにしたことを特徴とする浴室サウナ装置。
  9. ユニットバスに取付け、ユニットバスの浴室内の空気を加熱及び加湿する事で浴室内をサウナ空間とする事の出来る浴室サウナ装置において、前記浴室サウナ装置から排出される排水経路をユニットバス下部に設けられた浴槽及び洗い場の排水を一時貯留するためのドレンパンへと接続することで浴槽内及び洗い場から排出される排水と同じ経路で排水できる構造としたことを特徴とする浴室サウナ装置。
  10. 浴室サウナ装置から排出される排水の排水経路をユニットバス外部からユニットバス下部に設けられた浴槽及び洗い場の排水を一時貯留するためのドレンパンに隣接するユニットバス壁面を貫通させる事により、浴室サウナ装置から排出される排水を前記ドレンパンに排水する事を特徴とする請求項9に記載の浴室サウナ装置
  11. ユニットバス内とユニットバス外を貫通する貫通孔をユニットバス壁面に設け、前記貫通孔にフランジ面を有する管接続部材を挿入し、前記管接続部材のフランジ面と壁面の間にシール材を圧着固定する事を特徴とする請求項9に記載の浴室サウナ装置。
  12. 浴室天井部に取付け、浴室内を加熱及び加湿する事で浴室内をサウナ空間とする事の出来る浴室サウナ装置において、前記浴室サウナ装置から排出される排水を浴室内壁面に沿って排水するようにした事を特徴とする浴室サウナ装置。
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