JP2005150709A - 電子部品用ペーストの乾燥方法、電子部品の製造方法及びペースト乾燥装置 - Google Patents
電子部品用ペーストの乾燥方法、電子部品の製造方法及びペースト乾燥装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 セラミックグリーンシート3上にペースト4を塗布し、乾燥するに際し、セラミックグリーンシート3に接している側の第1のペースト面4aよりも、反対側面である第2のペースト面4bに大きな熱量を与えて乾燥を行う電子部品用ペーストの乾燥方法、並びにセラミックグリーンシート3上に塗布されたペースト4を乾燥するための乾燥炉2と、乾燥炉2内においてセラミックグリーンシート3を支持する支持部材としてのガイドロール5a〜5dと、ペースト4のセラミックグリーンシート3に接している第1のペースト面4aと反対側の第2のペースト面4bに熱風を供給する給気ノズル6とを備える、ペースト乾燥装置1。
【選択図】 図1
Description
○…シートアタックによるバインダー樹脂の偏析が面積割合で5%以上10%未満
△…シートアタックによるバインダー樹脂の偏析が面積割合で10%以上25%未満
×…シートアタックによるバインダー樹脂の偏析が面積割合で25%以上
また、表1の過乾燥の欄の△は、100℃を超えるとグリーンシートの粘着力が低下し、グリーンシートをキャリアフィルムから剥離して積層体へ積み重ねるときに、積層体への圧着が困難になることを示し、○は、このような問題が生じなかったことを示す。
2…キャリアフィルム
3…セラミックグリーンシート
4…ペースト
4a…第1のペースト面
4b…第2のペースト面
5a〜5d…冷却装置を兼ねるガイドロール
6…給気ノズル
7…排気口
21…ペースト乾燥装置
26…給気ノズル
27…排気口
31…ペースト乾燥装置
32…冷却板
Claims (9)
- セラミックグリーンシート上にペーストを塗布する工程と、
前記ペーストを乾燥する工程とを備え、
前記ペーストの乾燥に際し、前記セラミックグリーンシートに接している側の第1のペースト面を冷却することにより、該第1のペースト面に与えられる熱量よりも大きな熱量を第1のペースト面とは反対側の第2のペースト面に与えて乾燥を行うことを特徴とする、電子部品用ペーストの乾燥方法。 - 前記ペーストがセラミックペーストまたは電極ペーストである、請求項1に記載の電子部品用ペーストの乾燥方法。
- 前記冷却に際し、前記セラミックグリーンシートの前記ペーストとの界面の温度が、前記セラミックグリーンシートを構成している樹脂バインダーのガラス転移温度以下となるように冷却が行われる、請求項1に記載の電子部品用ペーストの乾燥方法。
- 前記セラミックグリーンシートの厚みが5μm以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品用ペーストの乾燥方法。
- ペーストの上面側の温度と下面側の温度との温度差を10℃以上にすることで、第1のペースト面よりも第2のペースト面に大きな熱量を与えることを特徴とする、請求項1に記載の電子部品用ペーストの乾燥方法。
- 請求項1に記載の電子部品用ペーストの乾燥方法によりペーストが乾燥される工程を備え、
セラミックグリーンシート上に前記ペーストとして電極ペーストまたは段差解消用セラミックペーストが塗布されており、
前記ペーストが塗布された複数枚のセラミックグリーンシートを積層する積層工程と、
前記積層工程により得られた積層体を焼成し、焼結体を得る工程とをさらに備える、積層セラミック電子部品の製造方法。 - ペーストを乾燥させる装置であって、
セラミックグリーンシート上に塗布されたペーストを乾燥する乾燥炉と、
前記乾燥炉内において前記セラミックグリーンシートを支持しており、かつ端部が前記乾燥炉外に露出または冷却手段が設けられている支持部材と、
前記ペーストのセラミックグリーンシートに接している第1のペースト面とは反対側の第2のペースト面に熱風を供給するノズルとを備えることを特徴とする、ペースト乾燥装置。 - 前記セラミックグリーンシートのペースト塗布面とは反対側の面から前記ペーストの第1のペースト面を冷却する冷却装置がさらに備えられている、請求項7に記載のペースト乾燥装置。
- ペーストを乾燥させる装置であって、
セラミックグリーンシート上に塗布されたペーストを乾燥する乾燥炉と、
前記ペーストのセラミックグリーンシートに接している第1のペースト面とは反対側の第2のペースト面に熱風を供給する第1のノズルと、
前記ペーストの第1のペースト面に第1のノズルより低い温度の風を供給する第2のノズルとを備えることを特徴とする、ペースト乾燥装置。
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